JPH10120010A - 注出用栓 - Google Patents

注出用栓

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JPH10120010A
JPH10120010A JP8279290A JP27929096A JPH10120010A JP H10120010 A JPH10120010 A JP H10120010A JP 8279290 A JP8279290 A JP 8279290A JP 27929096 A JP27929096 A JP 27929096A JP H10120010 A JPH10120010 A JP H10120010A
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JP
Japan
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top plate
prevention valve
connector
wall
sliding contact
Prior art date
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Pending
Application number
JP8279290A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiro Taguchi
晃宏 田口
Hideki Miyazawa
秀木 宮沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】部品点数が少なく組み立て容易な注出用栓を提
供すること。 【解決手段】ダストキャップ1と栓本体2と逆流防止バ
ルブ4からなり、栓本体は弧状に突出してダイヤフラム
の動きをする天板21、天板の外周下方に順次垂下壁2
2、第2垂下壁23、係止壁24が、上方に立上壁25
が設けられ、天板21は中央部上方に突出部26を、下
方に逆流防止バルブ4を固定する環状筒部27を、周囲
に注出孔28を有し、垂下壁22は下方に逆流防止バル
ブの外周が摺接するための摺接面29を有し、係止壁は
内側に係止部30を有し、逆流防止バルブは中央上方
に、環状筒部に嵌入させ栓全体の天板に固定させるため
の棒状部41を有し、逆流防止バルブの外周縁は上面が
外方に向けて下方に傾斜する摺接面42を有し、該摺接
面42が栓本体の垂下壁の設けられた摺接面29と密接
されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、注出口付き袋の注
出口に取り付ける注出用栓に関する。
【0002】
【従来の技術】ディスペンサー用バッグインボックスに
用いられる注出口付き袋に取り付ける注出用栓として
は、例えば、実開平3−120449号公報に開示され
た考案をはじめとして多数の発明、考案が開示されてい
る。
【0003】実開平3−120449号公報に開示され
た考案は、図3に示すように、ダストキャップ(12
0)、栓本体(130)、ダイヤフラムバルブ(15
0)、逆流防止バルブ(160)、およびバルブシート
(170)からなり、前記栓本体は、天板(131)、
該天板の外周上方に立上壁(132)、かつ下方に中間
および下端に係止部(133、134)を有する垂下壁
(135)、および外側下方に係止壁(136)を具備
し、前記天板(131)は、中央にプランジャー取付穴
(137)、該プランジャー取付穴の周囲に注出孔(1
38)、該注出孔の外周下方に突起部(139)をそれ
ぞれ有し、前記天板のプランジャー取付穴(137)に
はプランジャー(140)が挿入され、前記本体垂下壁
下端の係止部(134)にバルブシート(170)が係
止し、かつ天板の突起部(139)より外側に注出孔
(151)を有するダイヤフラムバルブ(150)を周
辺部が垂下壁(135)の中間の係止部(133)に係
止し、かつ上面が天板の突起部(139)と密接させ、
かつ下端がバルブシート(170)と密接する形状の逆
流防止バルブ(160)をバルブシートに密接させ、し
かも前記ダイヤフラムバルブ(150)と逆流防止バル
ブ(160)間にスプリング(165)を介在させた注
出用栓(A)である。
【0004】以上のような構成からなるので、注出前は
確実な密封状態を保つことができる。また注出時にダス
トキャップを外し、コネクター(図示せず)を接続する
だけで注出することができる。さらに注出停止時には、
逆流防止バルブとバルブシートが密接状態となり、コネ
クター以降に残った液体と袋内の液体は遮断状態となっ
てコネクター以降に残留している液体により、袋内の無
菌状態の液体が汚染される恐れがない。また袋内の液体
を注出終了後、新しい袋の注出口に今まで使用していた
コネクターをそのまま取り付けても、コネクター以降に
残留している液体が、袋内に逆流して汚染することが防
止できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような利点を有す
る注出用栓であるが、部品点数が多く組み立てが複雑で
あるという問題点を有していた。
【0006】本発明は、注出用栓に関する上記のような
問題点を解決するためになされたもので、部品点数を少
なくして組み立て容易な注出用栓を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、ダストキャッ
プと、栓本体と、逆流防止バルブとからなり、前記栓本
体は弧状に突出してダイヤフラムの働きをする天板、該
天板の外周下方に順次垂下壁、第2垂下壁、係止壁が、
かつ、上方に立上壁がそれぞれ設けられ、前記弧状に突
出した天板は、中央部上方に突出部を、また、下方に前
記逆流防止バルブを固定するための環状筒部を、さらに
周囲に注出孔をそれぞれ有し、前記垂下壁は、その下方
に逆流防止バルブの外周が摺接するための摺接面を有
し、前記係止壁は、その内側に係止部を有し、前記逆流
防止バルブは、中央上方に前記環状筒部に嵌入させ、栓
本体の天板に固定させるための棒状部を有し、また、逆
流防止バルブの外周縁は、上面が外方に向けて下方に傾
斜する摺接面を有し、該摺接面が、栓本体の垂下壁に設
けられた摺接面と密接されていることを特徴とする注出
用栓である。
【0008】本発明の注出用栓は、ダストキャップと、
栓本体と、逆流防止バルブとから成っているので、部品
点数が少なく組み立てが容易である。注出前は、栓本体
の垂下壁の摺接面と逆流防止バルブの外周縁の摺接面が
密接しているので、密封状態が保たれる。袋内の液体を
注出するためにダストキャップを外し、コネクターを栓
本体に挿入すると、栓本体の天板中央部に設けた突出部
と天板に固定された逆流防止バルブが押し下げられ、逆
流防止バルブの摺接面は栓本体の垂下壁の摺接面から離
れる。この状態で吸引すると、液体は注出孔からコネク
ターを通って注出される。つぎに注出を停止すると、降
伏状態にあった天板は復元されて中央部が上昇し、逆流
防止バルブの摺接面が栓本体の垂下壁の摺接面に密接し
てコネクター以降に残った液体と袋内の液体とは遮断状
態となる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下図面に従い本発明を詳細に説
明する。本発明の注出用栓Aは、図1(a)、(b)に
示すように注出口付き袋Bの注出口Cの上端に取り付け
て使用するもので、ダストキャップ1、栓本体2、逆流
防止バルブ4から成る。
【0010】栓本体2には、中央が弧状に突出してダイ
ヤフラムバルブの役割を果たす天板21と、天板の外周
下方に順次垂下壁22と、第2垂下壁23と、係止壁2
4が順次設けられている。また天板の外周上方には立上
壁25が設けられている。
【0011】中央が弧状に突出した天板21は、中央部
上方に突出部26が、下方に逆流防止バルブ4を固定す
るための環状筒部27が、周辺に注出孔28がそれぞれ
設けられている。
【0012】垂下壁22の内周壁の下方には、外方に行
くに従い傾斜する摺接面29が設けられ、係止壁24の
内側には係止部30が設けられている。
【0013】逆流防止バルブ4は、中央上方に環状筒部
27に嵌入させ、栓本体の天板21に固定させるための
棒状部41が設けられている。逆流防止バルブの外周縁
には上面が外方に向けて下方に傾斜する摺接面42が設
けられている。そして、逆流防止バルブの外周縁に設け
られた摺接面42と、栓本体の垂下壁に設けられた摺接
面29とは互いに密接している。このことにより密封状
態が維持される。
【0014】つぎに、液体を注出するには、図2に示す
ようにダストキャップ1をはずし、栓本体2にコネクタ
ーDを接続する。このコネクターDは、チューブ(図示
せず)によりポンプ(図示せず)に接続されている。コ
ネクターDを接続することにより、天板が突出部26か
ら押し下げられ、弧状の天板は降伏状態になると共に、
天板に固定された逆流防止バルブ4も押し下げられ、垂
下壁の摺接面29と、逆流防止バルブの摺接面42とが
離れて間隙43を生じる。この状態でポンプを作動させ
吸引すると、袋内の液体は間隙43と注出孔28を通っ
て液体が注出される。
【0015】そして注出を停止させるには、コネクター
Dを栓本体2から外す。すると、降伏していたダイヤフ
ラムの働きをする天板21が上昇して元の状態に戻る。
同時に環状筒部に嵌着していた逆流防止バルブ4も天板
21と連動して上昇し、逆流防止バルブ4の摺接面42
は栓本体2の摺接面29に密接して間隙43は塞がる。
こうして液体の注出が停止され、密封状態が維持され
る。
【0016】
【発明の効果】上記のように本発明は、以上の構成から
なるので、部品点数が少なくすみ組み立て、分解が容易
に行えるという効果を奏する。また、注出前は確実な密
封状態を保つことができ、また、注出時にダストキャッ
プを外し、コネクターを接続するだけで注出することが
でき、さらに注出停止時には、栓本体と逆流防止バルブ
とが密接状態となり、コネクター以降に残った液体と袋
内の液体は遮断状態となり、コネクター以降に残留して
いる液体により、袋内の無菌状態の液体が汚染される恐
れがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の注出用栓を取り付けた注出口付
き袋の一例を示す断面図である。 (b)同注出用栓の一例を示す断面図である。
【図2】図1(a)の注出口付き袋から液体を注出する
時の状態を示す要部説明図である。
【図3】従来の注出用栓を示す断面図である。
【符号の説明】
1‥‥ダストキャップ 2‥‥栓本体 4‥‥逆流防止バルブ 21‥‥天板 22‥‥垂下壁 23‥‥第2垂下壁 24‥‥係止壁 25‥‥立上壁 26‥‥突出部 27‥‥環状筒部 28‥‥注出孔 29、42‥‥摺接面 30‥‥係止部 41‥‥棒状部 43‥‥間隙 120‥‥ダストキャップ 130‥‥栓本体 131‥‥天板 132‥‥立上壁 133、134‥‥係止部 135‥‥垂下壁 136‥‥係止壁 137‥‥プランジャー取付穴 138、151‥‥注出孔 139‥‥突起部 140‥‥プランジャー 150‥‥ダイヤフラムバルブ 160‥‥逆流防止バルブ 165‥‥スプリング 170‥‥バルブシート A‥‥注出用栓 B‥‥注出口付き袋 C‥‥注出口 D‥‥コネクター

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ダストキャップと、栓本体と、逆流防止バ
    ルブとからなり、 前記栓本体は弧状に突出してダイヤフラムの働きをする
    天板、該天板の外周下方に順次垂下壁、第2垂下壁、係
    止壁が、かつ、上方に立上壁がそれぞれ設けられ、 前記弧状に突出した天板は、中央部上方に突出部を、ま
    た、下方に前記逆流防止バルブを固定するための環状筒
    部を、さらに周囲に注出孔をそれぞれ有し、 前記垂下壁は、その下方に逆流防止バルブの外周が摺接
    するための摺接面を有し、 前記係止壁は、その内側に係止部を有し、 前記逆流防止バルブは、中央上方に前記環状筒部に嵌入
    させ、栓本体の天板に固定させるための棒状部を有し、
    また、逆流防止バルブの外周縁は、上面が外方に向けて
    下方に傾斜する摺接面を有し、 該摺接面が、栓本体の垂下壁に設けられた摺接面と密接
    されていることを特徴とする注出用栓。
JP8279290A 1996-10-22 1996-10-22 注出用栓 Pending JPH10120010A (ja)

Priority Applications (1)

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JP8279290A JPH10120010A (ja) 1996-10-22 1996-10-22 注出用栓

Applications Claiming Priority (1)

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JP8279290A JPH10120010A (ja) 1996-10-22 1996-10-22 注出用栓

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10120010A true JPH10120010A (ja) 1998-05-12

Family

ID=17609115

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8279290A Pending JPH10120010A (ja) 1996-10-22 1996-10-22 注出用栓

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110696705A (zh) * 2019-11-12 2020-01-17 浦江县恒川信息科技有限公司 一种通用料口连接结构及拆装方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110696705A (zh) * 2019-11-12 2020-01-17 浦江县恒川信息科技有限公司 一种通用料口连接结构及拆装方法
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