JPH082110Y2 - 注出用栓 - Google Patents

注出用栓

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JPH082110Y2
JPH082110Y2 JP3074490U JP3074490U JPH082110Y2 JP H082110 Y2 JPH082110 Y2 JP H082110Y2 JP 3074490 U JP3074490 U JP 3074490U JP 3074490 U JP3074490 U JP 3074490U JP H082110 Y2 JPH082110 Y2 JP H082110Y2
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JP
Japan
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pouring
dust cap
valve seat
liquid
diaphragm valve
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直己 小谷
晃宏 田口
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Toppan Inc
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、注出口付袋の注出口に取りつける注出用栓
に関するものである。
〈従来の技術〉 ディスペンサー用バックインボックスに用いられる注
出用付袋に取り付ける注出用栓Aは、第4図に示すよう
にダストキャップ1、栓本体2、プランジャー3、およ
びダイヤフラムバルブ4からなり、前記栓本体2は、天
板10、該天板10の外周上方に立上壁5、外周下方に下端
が内側に弯曲した係止部6を有する垂下壁7、また外側
下方に係止壁8を具備し、かつ、前記天板10は、中央に
プランジャー取付穴10A、該プランジャー取付穴10Aの周
囲に注出孔10B、さらに該注出孔10Bの外周下方に突起部
10Cが設けられている。
そして、ダストキャップ1は、栓本体2の立上壁5の
上端に嵌合係止され、プランジャー3は、天板10の厚さ
より長く、該天板10のプランジャー取付穴10Aに移動可
能に取付けられ、かつ、ダイヤフラムバルブ4は、天板
10の注出孔10Bより外側に注出孔4Bを有し、周辺部が垂
下壁7の係止部6により係止され、かつ上面が天板10の
突起部10Cに密接した状態となっている。
この注出用栓Aは、同図に示すように液体を充填後、
注出口付袋Bの注出口Cの上端に係止壁8により嵌合状
態で取りつけられる。
保存、輸送時は、同図の状態で保持されるから、液体
が外部に洩れることがなく、密接状態が維持される。
そして、液体を注出する時は、第5図に示すようにダ
ストキャップ1を外し、栓本体2にコネクターDを接続
する。このコネクターDは、チューブEによりポンプ
(図示せず)に接続されている。
このコネクターDを接続することにより、プランジャ
ー3が押し下げられ、ダイヤフラムバルブ4の上面と天
板10の突起部10Cとが離れ、連通状態となる。
この状態でポンプにより吸引すると液体がバッグ→栓
本体→コネクター→チューブと流れ、ディスペンサーに
より注出される。
注出を停止してもバッグとコネクターとは連通状態と
なったままであるため、バッグに無菌充填された液体
が、コネクター以降に残留した液体により汚染される危
険があった。また、バッグ内に液体を注出終了し、新し
いバッグの注出口に今まで使用していたコネクターをそ
のまま取り付けると、コネクター以降に残留している液
体がそのままバッグ内に逆流し、汚染してしまう危険が
あった。
このように、予じめバッグに液体を無菌充填しても、
その取扱いにより、液体の無菌性が損なわれ、長期保存
が困難であり、特に酸性、高糖度の流体でなく、中性食
品のように汚染される液体においては、十分注意を要す
るものである。
〈考案が解決しようとする課題〉 本考案は、以上の点に鑑み、注出を停止してもコネク
ター以降に残留している液体の影響をなくし、バック内
の液体が汚染される恐れを解消した注出用栓を提供する
ことを目的とする。
〈課題を解決するための手段〉 本考案は、ダストキャップ、栓本体、ダイヤフラムバ
ルブ、およびバルブシートからなり、前記ダストキャッ
プは、中央下方に延びるロッドを有し、また栓本体は、
中央に前記ダストキャップのロッドの挿入孔、該挿入孔
の外周に注出孔を有する天板、該天板の外周上方に立上
壁、かつ下端に係止部を有する垂下端、および外側下方
に係止壁を具備し、さらにバルブシートは、上端外側お
よび内側中間に係止部を有し、かつ下端が内方に屈曲
し、その先端に突起部を有し、該バルブシートの突起部
より外側に注出孔を有するダイヤフラムバルブの外端
を、前記バルブシートの内側中間の係止部に係止し、ダ
ストキャップのロッドにより上方から押え、ダイヤフラ
ムバルブの下面とバルブシートの突起部とを密接したこ
とを特徴とした注出用栓である。
〈作用〉 注出前は、栓本体の天板の注出孔に挿入したダストキ
ャップのロッドによりダイヤフラムバルブの上面を押圧
した状態となるので、ダイヤフラムバルブの注出孔の内
面とバルブシートの突起部とが密接した状態となるの
で、輸送時の振動等の影響下でも、外気と遮断した密封
状態が保たれる。
次に、バッグ内の液体を注出するには、ダストキャッ
プを外すことにより、ダイヤフラムバルブの上面からの
押圧状態は開放され、注出可能な状態となる。
この状態でコネクターを栓本体に挿入し、吸引するこ
とにより、ダイヤフラムバルブがたわみ、バルブシート
の突起部から離れ、バッグ内の液体が注出される。
そして、液体の注出を停止すると、ダイヤフラムバル
ブ自身の反発力によって、ダイヤフラムバルブが下降に
押圧され、ダイヤフラムバルブの下面とバルブシートの
突起部とが再び密接した状態となり、コネクター以降に
残った液体とバッグ内の液体とは遮断状態となる。
〈実施例〉 以下図面に従い本考案の実施例について説明する。
本考案の注出用栓は、第1図に示すように注出口付袋
Bの注出口Cの上端を取付けて使用するもので、ダスト
キャップ20、栓本体30、ダイヤフラムバルブ40、および
バルブシート50からなる。
ここで、ダストキャップ20は、中央下方に延びるロッ
ド21を有し、また栓本体30は、中央に前記ダストキャッ
プ20のロッド21を挿入する挿入孔31、該挿入孔31の外周
に注出孔32を有する天板33、該天板33の外周上方に立上
壁34、かつ下端に係止部35を有する垂下壁36、および外
側下方に係止部37を具備している。
一方、バルブシート50は、円筒状で栓本体30の垂下壁
36の係止部35に係止させる上端外側に係止部51、および
内側中間にもダイヤフラムバルブ40を係止するための係
止部52を有し、かつ、下端内方に屈曲し、その先端に突
起部53を有する構造でまたダイヤフラムバルブ40は、前
記バルブシート50の突起部53より外側に注出孔41を有す
る。
そして、バルブシート50の係止部51を栓本体30の垂下
壁36の係止部35に係止させ、かつ、ダイヤフラムバルブ
40の外端を、バルブシートの係止部52に係止させる。こ
の状態でダストキャップ20のロッド21を栓本体30のロッ
ド挿入孔31を挿入し、嵌合させることにより、ロッド21
の先端でダイヤフラムバルブ40を下方に押圧し、ダイヤ
フラムバルブ40の下面とバルブシート50の突起部51とを
密接させた注出用栓である。
次に、液体を注出するには、第2図に示すようにダス
トキャップ20を外すことにより、ダイヤフラムバルブ40
の押圧状態が開放され注出可能な状態となる。
この状態で栓本体30にコネクターDを接続する。この
コネクターDは、チューブEによりポンプ(図示せず)
に接続されている。
このコネクターDを接続することにより、バッグ内の
液体はダイヤフラムバルブ40の注出孔41および栓全体30
の注出孔32を経由して注出される。
そして、注出終了後、注出を停止すると第3図に示す
ように、ダイヤフラムルブの反発力によって、ダイヤフ
ラムバルブ40が押圧され、ダイヤフラムバルブ40の下面
が、バルブシート50の突起部53に密接し、コネクター以
降に残った液体とバッグ内の液体とは遮断状態となる。
〈考案の効果〉 本考案は、以上の構成からなるので、注出前は確実な
密封状態を保つことができ、また注出時にダストキャッ
プを外し、コネクターを接続するだけで注出することが
でき、さらに注出停止時には、逆流防止バルブとバルブ
シートが密接状態となり、コネクター以降に残った液体
とバッグ内の液体は遮断状態となり、コネクター以降に
残留している液体により、バッグ内の無菌状態の液体が
汚染される恐れがない。
また、バッグ内の液体を注出終了後、新しいバッグの
注出口に今まで使用していたコネクターをそのまま取り
つけても、コネクター以降に残留している液体が、バッ
グ内に逆流して汚染することが防止できる。
このように無菌状態で充填された液体が、使用中にお
いて汚染される恐れがなく、長期保存が困難とされてい
る中性食品の充填包装後の長期使用が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の注出用栓を取りつけた注出口付袋の
一例を示す断面図、第2図は第1図の注出口付袋から液
体を注出する時の状態を示す断面図、第3図は注出を停
止した時の状態を示す断面図、第4図は、従来の注出用
栓を示す断面図、および第5図は、第4図の注出用栓の
注出状態を示す断面図である。 20…ダストキャップ、30…栓本体 31…挿入孔、32、41…注出孔 33…天板、34…立上壁 35、37、51、52…係止部、36…垂下壁 40…ダイヤフラムバルブ、50…バルブシート 53…突起部、A…注出用栓 B…注出口付袋、C…注出口 D…コネクター

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ダストキャップ、栓本体、ダイヤフラムバ
    ルブ、およびバルブシートからなり、前記ダストキャッ
    プは、中央下方に延びるロッドを有し、また栓本体は、
    中央に前記ダストキャップのロッドの挿入孔、該挿入孔
    の外周に注出孔を有する天板、該天板の外周上方に立上
    壁、かつ下端に係止部を有する垂下壁、および外側下方
    に係止壁を具備し、さらにバルブシートは、上端外側お
    よび内側中間に係止部を有し、かつ下端が内方に屈曲
    し、その先端に突起部を有し、該バルブシートの突起部
    より外側に注出孔を有するダイヤフラムバルブの外端を
    前記バルブシートの内側中間の係止部に係止し、ダスト
    キャップのロッドにより上方から押え、ダイヤフルムバ
    ルブの下面とバルブシートの突起部とを密接したことを
    特徴とした注出用栓。
JP3074490U 1990-03-26 1990-03-26 注出用栓 Expired - Fee Related JPH082110Y2 (ja)

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JP3074490U JPH082110Y2 (ja) 1990-03-26 1990-03-26 注出用栓

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JP3074490U JPH082110Y2 (ja) 1990-03-26 1990-03-26 注出用栓

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Publication Number Publication Date
JPH0445244U JPH0445244U (ja) 1992-04-16
JPH082110Y2 true JPH082110Y2 (ja) 1996-01-24

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5823735B2 (ja) * 2011-05-27 2015-11-25 押尾産業株式会社 注出口具

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JPH0445244U (ja) 1992-04-16

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