JPH10119354A - 偏向走査装置 - Google Patents
偏向走査装置Info
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- JPH10119354A JPH10119354A JP29445196A JP29445196A JPH10119354A JP H10119354 A JPH10119354 A JP H10119354A JP 29445196 A JP29445196 A JP 29445196A JP 29445196 A JP29445196 A JP 29445196A JP H10119354 A JPH10119354 A JP H10119354A
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Abstract
接触れないように構成して画像劣化やレーザー光源の破
壊を防止する。 【構成】 半導体レーザー光源35を圧入したレーザー
基板33をレーザー基台30にビスにより固定し、コリ
メータレンズ31の鏡筒32に嵌合して、半導体レーザ
ーユニット22として組立調整した後に、レーザー基台
30をレーザー取付孔36に位置決め嵌合させ、ビス3
7により光学箱21に固定する。このようにして、レー
ザー基台30及びレーザー基板33を光学箱21の外側
壁部の保護壁28で囲むことにより、周囲から直接に衝
撃力が付加されることがなくなり、またレーザー基台3
0を光学箱21の保護壁28で囲まれたレーザー基板3
3の奥側に配置することにより、蓋部材39が直接レー
ザー基台30に接触することがなくなる。
Description
リンタやレーザーファクシミリに用いられる偏向走査装
置に関するものである。
7は図6のX−X線に沿った断面図、図8は図6のY方
向から見た側面図である。装置本体の光学箱1に配置し
た半導体レーザーユニット2の前方には、シリンドリカ
ルレンズ3、駆動モータ4に連結されたポリゴンミラー
5が配列され、ポリゴンミラー5の反射方向には、走査
レンズ6、感光体ドラム7が配列されている。また、駆
動モータ5の出力は電気接続用ケーブル8により図示し
ない本体の制御基板に接続されている。
ト2を装着するレーザー取付面9が設けられ、レーザー
取付面9には取付孔10が穿孔されている。この取付孔
10には、コリメータレンズ11を固定した鏡筒12の
部分を貫通させてレーザー基台13が嵌合され、位置決
めされた後にビス14により光学箱1に固定されてい
る。
15がビス16によって固定されており、レーザー基板
15には半導体レーザー光源17が圧入されて保持され
ている。そして、レーザー基板15と図示しない本体制
御基板とは電気接続用ケーブル18により接続されてお
り、また光学箱1には内部を密閉するための金属材料又
は合成樹脂材料等により形成された蓋部材19が被着さ
れている。
ーザー光は、シリンドリカルレンズ3により高速で回転
しているポリゴンミラー5の面上に線状に集光し、ポリ
ゴンミラー5に偏向されて走査レンズ6を通って感光体
ドラム7上に結像する。
来例の偏向走査装置では、半導体レーザーユニット2の
レーザー基台13が、光学箱1の外側壁部のレーザー取
付面9にビス14により上下2個所で固定されているた
めに、レーザー基板15の周囲に衝撃力が加えられた場
合には、図8に示すようにレーザー基板15の左端に加
えられた衝撃力Fは、その位置がレーザー基台13の取
付中心から距離Lだけ離れているために、モーメント力
MがM=F・Lとなってレーザー基台13に作用し、こ
れによってレーザー基台13の取付位置が変化し、感光
体ドラム7に対する照射位置が狂って画像が劣化すると
いう問題が発生する。
程途中に静電気により帯電し、これを光学箱1に取り付
ける際に誤って金属材料のレーザー基台13に接触させ
ると、数kV〜数10kVの電圧が印加されてレーザー
光源が破壊されることがあり、従って予め蓋部材19の
静電気を除去する工程を組立途中に設ける必要が生ず
る。また、蓋部材19が金属材料で形成されている場合
でも、組立作業者の人体アースが不完全な場合には、上
述と同様に帯電した人体から蓋部材19を通して、レー
ザー基台13に数kV〜数10kVの電圧が印加される
という問題が発生する。
レーザー基板及びレーザー基台を周囲から直接触れない
ように構成して、画像劣化やレーザー光源の破壊を防止
する偏向走査装置を提供することにある。
に本発明に係る偏向走査装置は、装置本体の光学箱の外
側壁部に固定した半導体レーザーユニットから出射した
レーザー光を、駆動モータに取り付けたポリゴンミラー
により偏向し、走査レンズで結像して感光体ドラム上に
走査する偏向走査装置において、前記光学箱の外側壁部
に前記半導体レーザーユニットのレーザー基台及びレー
ザー基板の周囲を囲む凹部形状の保護壁を設け、該保護
壁に囲まれた壁面をレーザー取付面とし、該取付面に位
置決め用の取付孔を設けたことを特徴とする。
例に基づいて詳細に説明する。図1は第1の実施例の平
面図、図2は断面図、図3は側面図を示し、光学箱21
内の半導体レーザーユニット22の前方には、シリンド
リカルレンズ23、駆動モータ24により高速回転する
ポリゴンミラー25が配列され、ポリゴンミラー25の
反射方向には走査レンズ26が配置されている。そし
て、駆動モータ24の出力は電気接続ケーブル27によ
り図示しない本体の制御基板に接続されている。
学箱21の外側壁部には、上下左右に枠状の保護壁28
が設けられ、この保護壁28に囲まれた壁面がレーザー
取付面29とされている。半導体レーザーユニット22
においては、レーザー基台30がコリメータレンズ31
を固定した鏡筒32に嵌合され、レーザー基台30には
レーザー基板33がビス34により固定され、レーザー
基板33には半導体レーザー光源35が圧入されて保持
されている。
6が穿孔されており、レーザー取付孔36には鏡筒32
部分を貫通させてレーザー基台30が嵌合され、位置決
めした後にビス37により光学箱21に固定されてい
る。そして、レーザー基板33は図示しない本体制御基
板に電気接続ケーブル38により接続されており、また
光学箱21には内部を密閉するための蓋部材39が設け
られている。
35をレーザー基板33に圧入し、レーザー基板33は
レーザー基台30にビス34により固定して、コリメー
タレンズ31を固定した鏡筒32に嵌合する。このよう
にして、半導体レーザーユニット22として組立調整し
た後に、レーザー基台30をレーザー取付孔36に位置
決め嵌合し、ビス37により光学箱21に固定する。
ー基板33を光学箱21のレーザー取付面29を保護壁
30で囲むことにより、周囲から直接衝撃力が付加され
ることがなくなり、またレーザー基台30を光学箱21
の凹部でレーザー基板33の奥側に配置することによ
り、蓋部材39が直接レーザー基台30に接触すること
がなくなる。
部に保護壁28を設けているが、必ずしも全周に設ける
必要はなく、例えば図4に示すように外部の衝撃力が大
きい回転モーメントを生じさせる部分にのみ、保護壁2
8を設けるようにしてもよい。
系の構成は第1の実施例と同様なので説明は省略する。
この第2の実施例の光学箱41には、レーザー取付面4
2とレーザー基台30及びレーザー基板33を囲むため
の保護壁43とが設けられ、保護壁43は光学箱41の
外側壁部に枠状とされている。また、光学箱41の下面
から基板搭載部44が延設され、基板搭載部44に中継
基板45が設置されており、中継基板45は保護壁43
の一部を貫通して接続ケーブル38によりレーザー基板
33と接続されている。更に、中継基板45には駆動モ
ータ24の出力が電気接続ケーブル27により中継され
ており、中継基板45からの出力は電気接続ケーブル4
6により図示しない本体制御基板に接続されている。
ー基板33は光学箱41に設けた保護壁43に囲まれて
いるので、第1の実施例と同様の効果を有し、更に中継
基板45をレーザー基板33とは別に構成したことによ
り、レーザー基板33の基板寸法を小さくすることがで
き、光学箱41の凹部の形状をより小型化することがで
きる。
査装置は、レーザー基板及びレーザー基台の周囲に保護
壁を設けることにより、レーザー基板の周囲に直接衝撃
力が加わることがないので、レーザー光の照射位置がず
れることにより生ずる画像劣化を防止することができ
る。また、金属材料で形成したレーザー基台に、帯電し
た蓋部材が直接接触することがなくなるので、レーザー
光源の破壊を防止することができる。従って、組立作業
者は組立マニュアルによる厳密な作業から開放され、作
業が容易になって組立によるストレスが軽減され、また
材質の制限から開放されるので設計の自由度が向上し、
更に静電気の除電作業が削減できてコストダウンにな
る。
Claims (2)
- 【請求項1】 装置本体の光学箱の外側壁部に固定した
半導体レーザーユニットから出射したレーザー光を、駆
動モータに取り付けたポリゴンミラーにより偏向し、走
査レンズで結像して感光体ドラム上に走査する偏向走査
装置において、前記光学箱の外側壁部に前記半導体レー
ザーユニットのレーザー基台及びレーザー基板の周囲を
囲む凹部形状の保護壁を設け、該保護壁に囲まれた壁面
をレーザー取付面とし、該取付面に位置決め用の取付孔
を設けたことを特徴とする偏向走査装置。 - 【請求項2】 前記光学箱は合成樹脂材料で形成した請
求項1に記載の偏向走査装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29445196A JP3530690B2 (ja) | 1996-10-16 | 1996-10-16 | 偏向走査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29445196A JP3530690B2 (ja) | 1996-10-16 | 1996-10-16 | 偏向走査装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10119354A true JPH10119354A (ja) | 1998-05-12 |
JP3530690B2 JP3530690B2 (ja) | 2004-05-24 |
Family
ID=17807959
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29445196A Expired - Fee Related JP3530690B2 (ja) | 1996-10-16 | 1996-10-16 | 偏向走査装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3530690B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009265503A (ja) * | 2008-04-28 | 2009-11-12 | Canon Inc | 光学走査装置 |
JP2013231755A (ja) * | 2012-04-27 | 2013-11-14 | Canon Inc | 光源装置および光走査装置 |
-
1996
- 1996-10-16 JP JP29445196A patent/JP3530690B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2009265503A (ja) * | 2008-04-28 | 2009-11-12 | Canon Inc | 光学走査装置 |
JP2013231755A (ja) * | 2012-04-27 | 2013-11-14 | Canon Inc | 光源装置および光走査装置 |
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JP3530690B2 (ja) | 2004-05-24 |
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