JP3408067B2 - 偏向走査装置 - Google Patents

偏向走査装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザープリン
タ、複写機、レーザーファクシミリ等の情報記録装置に
使用され、レーザーユニットからのレーザー光を偏向器
により偏向走査し、結像レンズと折返しミラーを介して
感光体に結像する偏向走査装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の偏向走査装置は図3の
平面図、図4の断面図に示すように、光学箱1の所定位
置にはレーザーユニット2が取り付けられており、この
レーザーユニット2から出射されたレーザー光の進行方
向には、シリンドリカルレンズ3と偏向器4とが配置さ
れている。偏向器4には回転多面鏡5が備えられてお
り、この回転多面鏡5により偏向走査されたレーザー光
の進行方向には、結像レンズ6と折返しミラー7が配置
され、折返しミラー7で折り返された方向の光学箱1の
外部には回転ドラム8が配置されている。
【0003】光学箱1の底壁には、折返しミラー7によ
り折返されたレーザー光を回転ドラム8に通過させる小
開口1aが穿設され、折返しミラー7は小開口1aの両
端部の小面積部1b、1cに図示しない板ばねにより固
定されている。そして、光学箱1の大開口1dはカバー
9によって覆われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述した
従来例では、光学箱1に小開口1aが設けられているの
で、光学箱1の小開口1aの後部1eは、小面積部1
b、1cにより支持されている。小面積部1b、1cは
強度が十分でないため、偏向器4が作動した際に後部1
dが容易に振動する場合が多い。このため、折返しミラ
ー7も振動し、回転ドラム8の感光体に良好な静電潜像
を形成することが不可能になるという問題が発生する。
【0005】本発明の目的は、上述した問題点を解消
し、良好な静電潜像を形成し得る偏向走査装置を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ための本発明に係る偏向走査装置は、光学箱にはレーザ
ー光を出射するレーザーユニットと、該レーザーユニッ
トから出射されたレーザー光を偏向走査する偏向器と、
該偏向器により偏向されたレーザー光を光学箱の外部の
感光体に結像する結像レンズと、該結像レンズを透過し
たレーザー光を前記光学箱に設けた小開口へ向けて折り
返す折返しミラーとを配置し、前記光学箱の大開口を蓋
部材により覆った偏向走査装置において、前記小開口と
大開口部を連通したことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明を図1、図2に図示の実施
例に基づいて詳細に説明する。図1は実施例のカバーを
外した状態の平面図、図2はカバーを被せた状態の断面
図であり、光学箱21の所定位置にはレーザー光を出射
するレーザーユニット22が取り付けられている。レー
ザーユニット22から出射されたレーザー光の進行方向
には、レーザー光を線状光に変換するシリンドリカルレ
ンズ23と、回転多面鏡24を備えシリンドリカルレン
ズ23からのレーザー光を偏向走査する偏向器25とが
配置されている。
【0008】偏向器25の回転多面鏡24により偏向走
査されたレーザー光の進行方向には、レーザー光を光学
箱21の外部に設置した回転ドラム26の感光体上に結
像させる結像レンズ27と、結像レンズ27からのレー
ザー光を回転ドラム26へ向けて折り返す折返しミラー
28とが配置されている。また、回転多面鏡24により
偏向されたレーザー光の一部を反射する光検出ミラー2
9が、結像レンズ27の一端部の後方に配置され、光検
出ミラー29からのレーザー光を検出する光検出センサ
30が結像レンズ27の他端部の後方に配置されてい
る。そして、光学箱21には例えば合成樹脂製のカバー
31が被せられている。
【0009】ここで、折返しミラー28の後方の光学箱
21の側壁は開口32とされ、光学箱21の底壁には、
折返しミラー28からのレーザー光を通過させる切欠き
33が、開口32に連通するように形成されている。折
返しミラー28は切欠き33の両端の小面積部21a、
21bに図示しない板ばね等により固定されている。そ
して、カバー31には開口32の少なくとも一部を覆う
垂直部31aが設けられている。
【0010】このような構成により、レーザーユニット
22から出射されたレーザー光は、シリンドリカルレン
ズ23により線状光とされて回転多面鏡24に入射す
る。レーザー光は偏向器25の作動で回転する回転多面
鏡24により偏向走査され、結像レンズ27により収束
され、折返しミラー28により折り返される。このレー
ザー光は切欠き33を通過して、回転ドラム26の感光
体に入射し、感光体には静電潜像が形成される。このと
き、回転多面鏡24により偏向されたレーザー光の一部
は、光検出ミラー29により反射され、光検出センサ3
0により検出され、走査開始用信号に変換される。この
信号に基づいてレーザーユニット22の半導体レーザー
光源が制御される。
【0011】本実施例では、折返しミラー28の近傍の
光学箱21に開口32と切欠き33が設けられているの
で、折返しミラー28の後部は空間となる。本実施例の
光学箱21をガラス含有率35%のポリカーポネイト樹
脂又はABS樹脂により形成し、矢印方向Aの共振周波
数をFEM解析したところ、共振周波数は400Hzであ
った。一方、従来の形状の光学箱1の共振周波数は33
0Hzであった。
【0012】このことは、実施例の光学箱21の小面積
部21a、21bの剛性が向上したことになり、折返し
ミラー28を支持する小面積部21a、21bの強度が
不足することはない。従って、偏向器25の振動により
小面積部21a、21bが振動することが減少し、折返
しミラー28の振動が減少し、回転ドラム28に良好な
静電潜像を形成することが可能になる。また、カバー3
1の垂直部31aで開口32を覆ったので、開口32か
ら塵埃が光学箱21の内部に侵入することを防止し、折
返しミラー28が露出することを防止できる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る偏向走
査装置は、光学箱の小開口と大開口を通過した光学箱の
折返しミラーを支持する部分の振動が減少し、偏向器の
振動によって折返しミラーが振動することを防止するこ
とができ、感光体に良好な静電潜像を形成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】カバーを外した状態の実施例の平面図である。
【図2】カバーを被せた状態の断面図である。
【図3】カバーを外した状態の従来例の平面図である。
【図4】カバーを被せた状態の従来例の断面図である。
【符号の説明】
21 光学箱 22 レーザーユニット 24 回転多面鏡 25 偏向器 26 回転ドラム 28 折返しミラー 31 カバー 31a 垂直部 32 開口 33 切欠き

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学箱にはレーザー光を出射するレーザ
    ーユニットと、該レーザーユニットから出射されたレー
    ザー光を偏向走査する偏向器と、該偏向器により偏向さ
    れたレーザー光を光学箱の外部の感光体に結像する結像
    レンズと、該結像レンズを透過したレーザー光を前記光
    学箱に設けた小開口へ向けて折り返す折返しミラーとを
    配置し、前記光学箱の大開口を蓋部材により覆った偏向
    走査装置において、前記小開口と大開口部を連通したこ
    とを特徴とする偏向走査装置。
  2. 【請求項2】 前記蓋部材には前記小開口と大開口部の
    連通部の少なくとも一部を覆う部分を設けた請求項1に
    記載の偏向走査装置。
  3. 【請求項3】 前記蓋部材を合成樹脂材料により形成し
    た請求項1又は2に記載の偏向走査装置。
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