JPH1031171A - 偏向走査装置 - Google Patents

偏向走査装置

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JPH1031171A
JPH1031171A JP8205193A JP20519396A JPH1031171A JP H1031171 A JPH1031171 A JP H1031171A JP 8205193 A JP8205193 A JP 8205193A JP 20519396 A JP20519396 A JP 20519396A JP H1031171 A JPH1031171 A JP H1031171A
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polygon mirror
housing
rotating polygon
elastomer
opening
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Kenichi Tomita
健一 冨田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コントローラのケーブルを接続するためのふ
た部材等の穴から光学箱に外気が侵入するのを防ぐ。 【解決手段】 回転多面鏡3のモータ3aの回路基板3
bは、コネクタ13とケーブル13aによって外部のコ
ントローラ7に接続される。光学箱8のふた部材9は、
コネクタ13を突出させる穴9aを有し、穴9aのまわ
りに一体成形されたエラストマ16がコネクタ13に密
着して、回転多面鏡3の反射面を汚染する外気の侵入を
防ぐように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はレーザプリンタやレ
ーザファクシミリ等の画像形成装置に用いられる偏向走
査装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】レーザプリンタやレーザファクシミリ等
の画像形成装置に用いられる偏向走査装置は、図7に示
すように、半導体レーザ101から発生されたレーザ光
をコリメータレンズ102aによって平行し、アパーチ
ャ102bによってビーム形状を整えたうえで、シリン
ドリカルレンズ102cによって線状の光束に集光し、
回転多面鏡103によってその回転軸に沿った方向(以
下、「Z軸方向」という。)に垂直な所定の方向(以
下、「Y軸方向」という。)に偏向走査し、結像レンズ
系104を経て回転ドラム105上の感光体に結像させ
る。感光体に結像する光束は、回転多面鏡103の回転
によるY軸方向の主走査と、回転ドラム105の回転に
よるZ軸方向の副走査に伴って静電潜像を形成する。
【0003】回転多面鏡103の走査光L0 は、その走
査面(XY平面)のY軸方向の一端においてBDミラー
106によって前記走査面の下方へ分離され、集光レン
ズ106aを経てBDセンサ107に導入され、図示し
ないコントローラにおいて走査開始信号に交換されて半
導体レーザ101に送信される。半導体レーザ101は
走査開始信号を受信したうえで書き込み変調を開始す
る。
【0004】結像レンズ系104は、球面レンズ104
aとトーリックレンズ104bからなり、回転多面鏡1
03によって等角速度で走査される走査光L0 を、回転
ドラム105上においてY軸方向に等走度で走査する走
査光に変換するいわゆるfθ機能を有する。
【0005】半導体レーザ101、シリンドリカルレン
ズ102c、回転多面鏡103、結像レンズ系104、
BDミラー106およびBDセンサ107等は図示しな
い光学箱の側壁や底壁に取り付けられる。回転ドラム1
05は光学箱の外側に配設されており、光学箱の側壁に
は、走査光L0 を光学箱から回転ドラム105に向かっ
て取り出すための窓が設けられている。また、光学箱の
上部開口はふた部材によって閉塞される。
【0006】回転多面鏡103のモータ103a(制御
部)や半導体レーザ101の回路基板は、BDセンサ1
07とともに、図示しないケーブル(電気束線)によっ
て前記コントローラに接続される。これらのケーブル
は、光学箱やふた部材に形成された穴や切欠部を通って
光学箱の内部から引き出される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の技術によれば、前述のように、光学箱やふた部材に設
けられた穴や切欠部等の開口部を通って、回転多面鏡の
制御部やBDセンサをコントローラに接続するためのケ
ーブルを引き出すように構成されているため、上記開口
部から光学箱の内部に外気が吸引され、外気中の塵埃が
回転多面鏡の反射面を汚染する等のトラブルを生じる。
【0008】また、光学箱にふた部材を取り付けたと
き、ふた部材の反り等のために光学箱とふた部材の間に
空隙が生じると、ここから外気が侵入して回転多面鏡の
反射面等が汚染されたり、外部の静電気に対するシール
ドが不充分となって回転多面鏡の制御部やBDセンサ等
の電気性能が損なわれるおそれもある。
【0009】このように、電気接続用のケーブル等を配
設するための開口部等から光学箱内に流入する外気は一
般的に微量ではあるが、偏向走査装置の高速化のために
回転多面鏡の回転数を増加させると回転多面鏡の回転に
よる吸引力が増大し、わずかな開口や空隙から多量の外
気が吸引され、回転多面鏡の反射面が急速に汚染され
る。その結果、回転多面鏡の反射面を清浄化したり回転
多面鏡を交換する頻度が増えてメンテナンスのコストが
著しく上昇する。また、外気中の静電気が光学箱に侵入
して回転多面鏡の回転性能等を劣化させるおそれもあ
り、このようなトラブルが、偏向走査装置の高性能化の
大きな障害となっている。
【0010】本発明は、上記従来の技術の有する未解決
の課題に鑑みてなされたものであり、回転多面鏡の駆動
部やBDセンサ等をコントローラに接続する電気接続手
段を配備するために設けられたふた部材の開口部等から
外気が侵入して回転多面鏡を汚染する等のトラブルを防
ぎ、高性能で高速化に適しており、しかもメンテナンス
のコストの低い偏向走査装置を提供することを目的とす
るものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の偏向走査装置は、駆動手段によって回転
する回転多面鏡と、これを収容する収容手段と、前記回
転多面鏡の走査光を感光体に結像させる結像手段と、前
記駆動手段を制御する制御手段と、前記収容手段に設け
られた開口部を通って前記駆動手段を前記制御手段に接
続する電気接続手段を有し、前記収容手段の前記開口部
に、前記電気接続手段に弾力的に密着するエラストマが
一体成形されていることを特徴とする。
【0012】駆動手段によって回転する回転多面鏡と、
これを収容する収容手段と、前記回転多面鏡の走査光を
感光体に結像させる結像手段と、前記駆動手段を制御す
る制御手段と、前記収容手段に設けられた開口部を通っ
て前記駆動手段を前記制御手段に接続する電気接続手段
を有し、該電気接続手段に、前記収容手段の前記開口部
の周縁に弾力的に密着するエラストマが一体的に設けら
れていてもよい。
【0013】また、駆動手段によって回転する回転多面
鏡と、これを収容する収容手段と、前記回転多面鏡の走
査光を感光体に結像させる結像手段と、前記走査光の一
部分を走査開始信号として検知するBDセンサと、該B
Dセンサの出力に基づいて前記走査光の光源を制御する
制御手段と、前記収容手段に設けられた開口部を通って
前記BDセンサを前記制御手段に接続する電気接続手段
を有し、前記収容手段の前記開口部に、前記電気接続手
段に弾力的に密着するエラストマが一体成形されている
ことを特徴とするものでもよい。
【0014】駆動手段によって回転する回転多面鏡と、
これを収容する収容手段と、前記回転多面鏡の走査光を
感光体に結像させる結像手段と、前記走査光の一部分を
走査開始信号として検知するBDセンサと、該BDセン
サの出力に基づいて前記走査光の光源を制御する制御手
段と、前記収容手段に設けられた開口部を通って前記B
Dセンサを前記制御手段に接続する電気接続手段を有
し、該電気接続手段に、前記収容手段の前記開口部の周
縁に弾力的に密着するエラストマが一体的に設けられて
いてもよい。
【0015】また、駆動手段によって回転する回転多面
鏡と、これを収容する光学箱と、前記回転多面鏡の走査
光を感光体に結像させる結像手段と、前記光学箱の開口
部を閉塞するふた部材を有し、前記光学箱の前記開口部
に、前記ふた部材に弾力的に密着するエラストマが一体
成形されていることを特徴とするものでもよい。
【0016】駆動手段によって回転する回転多面鏡と、
これを収容する収容手段と、前記回転多面鏡の走査光を
感光体に結像させる結像レンズを有し、前記収容手段
に、前記結像レンズに弾力的に密着するエラストマが一
体成形されていることを特徴とするものでもよい。
【0017】駆動手段によって回転する回転多面鏡と、
これを収容する収容手段と、該収容手段の内部で前記回
転多面鏡を包囲するカバー部材と、前記回転多面鏡の走
査光を感光体に結像させる結像手段を有し、前記カバー
部材の開口部に、前記駆動手段の基部に弾力的に密着す
るエラストマが一体成形されていることを特徴とするも
のでもよい。
【0018】
【作用】回転多面鏡のモータ等の駆動手段をコントロー
ラ等の制御手段に接続するケーブルやコネクタ等の電気
接続手段は、光学箱やふた部材等の収容手段に設けられ
た開口部を通って引き出される。該開口部と前記コネク
タ等の間に空隙があるとそこから外気が侵入して回転多
面鏡の反射面が汚染されるおそれがあるため、前記コネ
クタ等に弾力的に密着するエラストマを前記ふた部材等
の開口部に一体成形する。
【0019】これによって、ふた部材等の開口部から外
気が侵入するのを防ぎ、外気による回転多面鏡の汚染を
回避する。
【0020】回転多面鏡の走査光の一部分を走査開始信
号として検知するBDセンサとコントローラ等の制御手
段とを接続する電気接続手段のために光学箱やふた部材
等の収容手段に設けられた開口部についても、上記と同
様のエラストマを一体成形すれば、外気の侵入を防ぐこ
とができる。
【0021】また、ふた部材に弾力的に密着するエラス
トマを光学箱の開口部に一体成形すれば、光学箱とふた
部材の間から外気が侵入するのを防ぐとともに、外部の
静電気に対するシールドを強化して偏向走査装置の電気
性能を向上させることができる。
【0022】また、駆動手段によって回転する回転多面
鏡と、これを収容する収容手段と、前記回転多面鏡の走
査光を感光体に結像させる結像レンズを有し、前記収容
手段に、前記結像レンズに弾力的に密着するエラストマ
が一体成形されていることを特徴とする偏向走査装置で
あれば、収容手段の内部空間を結像レンズによって2つ
の空間部に分割し、回転多面鏡を収容する空間部を密閉
することで、回転多面鏡の反射面の汚染をより一層確実
に回避できる。
【0023】駆動手段によって回転する回転多面鏡と、
これを収容する収容手段と、該収容手段の内部で前記回
転多面鏡を包囲するカバー部材と、前記回転多面鏡の走
査光を感光体に結像させる結像手段を有し、前記カバー
部材の開口部に、前記駆動手段の基部に弾力的に密着す
るエラストマが一体成形されていることを特徴とする偏
向走査装置であれば、収容手段の内部で回転多面鏡のま
わりの雰囲気を密封することで、外気による回転多面鏡
の反射面の汚染を確実に回避できる。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。
【0025】図1は第1実施例による偏向走査装置を示
すもので、(a)はその全体をふた部材9の一部分を破
断した状態で示す模式平面図、(b)は主要部のみを示
す部分断面図である。光源である半導体レーザ1から発
生されたレーザ光L1 はシリンドリカルレンズ2によっ
て線状の光束に集光され、回転多面鏡3によってY軸方
向(主走査方向)に偏向走査され、結像手段である結像
レンズ系4と折り返しミラー5を経て図示しない回転ド
ラム上の感光体に結像する。感光体に結像する光束は、
回転多面鏡3の回転による主走査と、回転ドラムの回転
による副走査に伴って静電潜像を形成する。
【0026】回転多面鏡3の走査光は、その走査面の一
端に達したものがBDミラー6aによって反射され、集
光レンズ6bを経てBDセンサ6cに導入され、制御手
段であるコントローラ7において走査開始信号に変換さ
れて半導体レーザ1に送信される。半導体レーザ1は走
査開始信号を受信したうえで書き込み変調を開始する。
【0027】半導体レーザ1やシリンドリカルレンズ
2、回転多面鏡3、結像レンズ系4、BDミラー6a、
BDセンサ6c等は偏向走査装置の本体フレームと一体
である合成樹脂製の光学箱8の側壁や底壁に取り付けら
れる。回転ドラムは光学箱8の外側に配設されており、
光学箱8の底壁には走査光を光学箱8から回転ドラムに
向かって取り出すための窓が設けられている。また、光
学箱8の上部開口は、光学箱8とともに収容手段を構成
するふた部材9によって閉塞され、ふた部材9はその周
縁部において光学箱8にビス止めされる。
【0028】結像レンズ系4は、それぞれ結像レンズで
ある球面レンズ4aとトーリックレンズ4bからなり、
回転多面鏡3によって等角速度で走査される走査光L1
を回転ドラム上においてY軸方向に等走度で走査する走
査光に変換するいわゆるfθ機能を有する。
【0029】また、偏向走査装置の本体フレームに対す
る光学箱8のX軸方向の位置決めと回転角度θは、その
外側の支持部に設けられたガイド穴8a、8bに係合す
る位置決めピン10a、10bによって行なわれ、位置
決めを完了したうえで、ビス11、12によって光学箱
8を本体フレームに固定する。
【0030】回転多面鏡3の駆動手段であるモータ3a
の基部である回路基板3bは、その一端に、後述するケ
ーブル13aおよびそのコネクタ13bとともに電気接
続手段を構成するコネクタ13(図1の(b)参照)を
有し、ケーブル13aによってコントローラ7に電気接
続される。同様に、BDセンサ6cも電気接続手段であ
るコネクタ14を有し、ケーブル14aによってコント
ローラ7に電気接続され、半導体レーザ1の回路基板1
aもコネクタ15を有し、ケーブル15aによってコン
トローラ7に電気接続される。
【0031】半導体レーザ1のコネクタ15は光学箱8
の外側に配設されるが、回転多面鏡3のモータ3aのコ
ネクタ13とBDセンサ6cのコネクタ14は光学箱8
の内部に配設され、ケーブル13a、14aに対する接
続部のみがふた部材9の上へ露出する。
【0032】すなわち、回転多面鏡3のコネクタ13
は、その頂部がふた部材9の開口部である穴9aを貫通
して外部へ露出しており、これに、ケーブル13aのコ
ネクタ13bが接続される。
【0033】ふた部材9の穴9aと回転多面鏡3のコネ
クタ13の間に空隙があると、ここから外気が侵入し、
外気中の塵埃によって回転多面鏡3の反射面が汚染され
る。そこで、ふた部材9の穴9aのまわりに、コネクタ
13の外径より小径の穴16aを有するエラストマ(常
温でゴム状の弾性を有する物資)16を設ける。エラス
トマ16は、ふた部材9と一体成形されたもので、ふた
部材9を光学箱8に装着したときに、ふた部材9の穴9
aから露出するコネクタ13のまわりにエラストマ16
が弾力的に密着して、穴9aとコネクタ13の間の空隙
を塞ぐように構成されている。
【0034】エラストマ16の穴16aの寸法は、コネ
クタ13の外形寸法より長さ方向および幅方向に1〜2
mm程度小さく設定するのが望ましい。
【0035】このように、ふた部材9の穴9aと回転多
面鏡13のコネクタ13の間が、エラストマ16によっ
て完全に密封されるため、ふた部材9の穴9aから光学
箱8の内部に外気が侵入することなく、外気による回転
多面鏡3の汚染を効果的に防ぐことができる。
【0036】BDセンサ6cのコネクタ14を露出させ
るふた部材9の穴のまわりにも、外気の侵入を防ぐため
に同様のエラストマが一体成形されている。
【0037】なお、回転多面鏡3のコネクタ13の頂部
にエラストマ16が密着するように構成する替わりに、
図2に示すようにケーブル23のコネクタ23bを回転
多面鏡3のコネクタ13に接続したときに、ふた部材2
9と一体成形されたエラストマ26がケーブル23のコ
ネクタ23bに密着するように構成してもよいし、ある
いは、図3に示すように、エラストマ36をケーブル3
3のコネクタ33bと一体的に設けておき、ケーブル3
3のコネクタ33bを回転多面鏡3のコネクタ13に接
続したときにエラストマ36がふた部材39の穴39a
の周縁に密着するように構成してもよい。なお、エラス
トマ36は円錐状に拡がる下半部を有し、ふた部材39
に密着したときにエラストマ36の下半部が弾性変形し
て両者の角度αが1〜10°程度になるように製作され
る。これは、エラストマ36の弾性によってケーブル3
3のコネクタ33bが抜け落ちるのを防ぐためである。
【0038】図4は第2実施例による偏向走査装置を示
す模式断面図であって、これは、光学箱48の開口部で
ある側壁上端にエラストマ46を一体成形したもので、
ふた部材49を光学箱48にビス止めしたときに、エラ
ストマ46が圧縮され、ふた部材49に弾力的に密着す
ることで光学箱48との間を密封するように構成されて
いる。
【0039】回転多面鏡3、結像レンズ系4、折り返し
ミラー5等については第1実施例と同様であるので同一
符号で表わし説明は省略する。
【0040】ふた部材49に反り等があっても、光学箱
48との間に空隙が発生することなく、外気中の塵埃や
静電気の侵入を効果的に防ぐことができる。
【0041】また、図5に示すように、ふた部材59に
回転多面鏡3のまわりを包囲するカバー部材であるリブ
59aを一体的に設けるとともに、該リブ59aの先端
にエラストマ56を一体成形してもよい。エラストマ5
6は回転多面鏡3の回路基板3bに弾力的に密着して、
回転多面鏡3のまわりの雰囲気を光学箱58の残りの空
間部から遮断する。なお、リブ59aには、回転多面鏡
3の走査光を取り出すための窓59bが設けられ、窓5
9bにはガラス板59cがはめ込まれている。
【0042】このように、光学箱58の内部で回転多面
鏡3のまわりの雰囲気を密封することで、外気による回
転多面鏡3の反射面の汚染を効果的に防止する。
【0043】あるいは、図6に示すように、ふた部材6
9から結像レンズ64に向かって突出するエラストマ6
6を設けて、光学箱68にふた部材69をビス止めした
ときに、エラストマ66が弾性変形して結像レンズ64
に密着するように構成してもよい。すなわち、回転多面
鏡3のまわりの雰囲気を結像レンズ64とエラストマ6
6によって密封することで、外気による回転多面鏡3の
反射面の汚染を防ぐことができる。
【0044】
【発明の効果】本発明は上述のように構成されているの
で、以下に記載するような効果を奏する。
【0045】回転多面鏡の駆動部やBDセンサ等をコン
トローラに接続する電気接続手段を配備するために設け
られたふた部材の開口部等から外気が侵入して回転多面
鏡を汚染する等のトラブルを防ぐ。これによって、高性
能で高速化に適しており、しかもメンテナンスのコスト
の低い偏向走査装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例による偏向走査装置を示すもので、
(a)はその全体を示す模式平面図、(b)は主要部の
みを示す部分断面図である。
【図2】第1実施例の第1の変形例の主要部を示す部分
断面図である。
【図3】第1実施例の第2の変形例の主要部を示す部分
模式断面図である。
【図4】第2実施例による偏向走査装置を示す模式断面
図である。
【図5】第2実施例の第1の変形例の主要部を示す部分
断面図である。
【図6】第2実施例の第2の変形例の主要部を示す部分
断面図である。
【図7】一従来例を説明する模式図である。
【符号の説明】
3 回転多面鏡 4 結像レンズ系 7 コントローラ 8,48,58,68 光学箱 9,29,39,49,59,69 ふた部材 13,14,15,13b,23b,33b コネク
タ 13a,14a,15a,23a,33a ケーブル 16,26,36,46,56,66 エラストマ 64 結像レンズ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動手段によって回転する回転多面鏡
    と、これを収容する収容手段と、前記回転多面鏡の走査
    光を感光体に結像させる結像手段と、前記駆動手段を制
    御する制御手段と、前記収容手段に設けられた開口部を
    通って前記駆動手段を前記制御手段に接続する電気接続
    手段を有し、前記収容手段の前記開口部に、前記電気接
    続手段に弾力的に密着するエラストマが一体成形されて
    いることを特徴とする偏向走査装置。
  2. 【請求項2】 駆動手段によって回転する回転多面鏡
    と、これを収容する収容手段と、前記回転多面鏡の走査
    光を感光体に結像させる結像手段と、前記駆動手段を制
    御する制御手段と、前記収容手段に設けられた開口部を
    通って前記駆動手段を前記制御手段に接続する電気接続
    手段を有し、該電気接続手段に、前記収容手段の前記開
    口部の周縁に弾力的に密着するエラストマが一体的に設
    けられていることを特徴とする偏向走査装置。
  3. 【請求項3】 駆動手段によって回転する回転多面鏡
    と、これを収容する収容手段と、前記回転多面鏡の走査
    光を感光体に結像させる結像手段と、前記走査光の一部
    分を走査開始信号として検知するBDセンサと、該BD
    センサの出力に基づいて前記走査光の光源を制御する制
    御手段と、前記収容手段に設けられた開口部を通って前
    記BDセンサを前記制御手段に接続する電気接続手段を
    有し、前記収容手段の前記開口部に、前記電気接続手段
    に弾力的に密着するエラストマが一体成形されているこ
    とを特徴とする偏向走査装置。
  4. 【請求項4】 駆動手段によって回転する回転多面鏡
    と、これを収容する収容手段と、前記回転多面鏡の走査
    光を感光体に結像させる結像手段と、前記走査光の一部
    分を走査開始信号として検知するBDセンサと、該BD
    センサの出力に基づいて前記走査光の光源を制御する制
    御手段と、前記収容手段に設けられた開口部を通って前
    記BDセンサを前記制御手段に接続する電気接続手段を
    有し、該電気接続手段に、前記収容手段の前記開口部の
    周縁に弾力的に密着するエラストマが一体的に設けられ
    ていることを特徴とする偏向走査装置。
  5. 【請求項5】 駆動手段によって回転する回転多面鏡
    と、これを収容する光学箱と、前記回転多面鏡の走査光
    を感光体に結像させる結像手段と、前記光学箱の開口部
    を閉塞するふた部材を有し、前記光学箱の前記開口部
    に、前記ふた部材に弾力的に密着するエラストマが一体
    成形されていることを特徴とする偏向走査装置。
  6. 【請求項6】 駆動手段によって回転する回転多面鏡
    と、これを収容する収容手段と、前記回転多面鏡の走査
    光を感光体に結像させる結像レンズを有し、前記収容手
    段に、前記結像レンズに弾力的に密着するエラストマが
    一体成形されていることを特徴とする偏向走査装置。
  7. 【請求項7】 駆動手段によって回転する回転多面鏡
    と、これを収容する収容手段と、該収容手段の内部で前
    記回転多面鏡を包囲するカバー部材と、前記回転多面鏡
    の走査光を感光体に結像させる結像手段を有し、前記カ
    バー部材の開口部に、前記駆動手段の基部に弾力的に密
    着するエラストマが一体成形されていることを特徴とす
    る偏向走査装置。
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