JP6433118B2 - 光学走査装置及びそれを有する画像形成装置 - Google Patents

光学走査装置及びそれを有する画像形成装置

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Description

本発明は、レーザ光を偏向走査する光学走査装置、及びそれを備える複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に関する。
光学走査装置は、ポリゴンミラー等の偏向面(反射面)を備える偏向手段や、その他レンズやミラー等の光学部材を有し、偏向手段や光学部材を介して感光体等の被走査面上にレーザ光を結像し、偏向面を動かすことでレーザ光により被走査面上を走査する。
これら偏向手段やその他の光学部材は、ハウジングの内部に収容され、ハウジング外の空気に晒されて汚れないようになっている。
ここで、偏向手段へ信号を伝達して駆動するために、ハウジングにハウジング内外を連通する貫通口を設け、その貫通口を介して信号を伝達するハーネス(電線)を偏向手段に接続する構成がある。ハウジングに貫通口を設けると、その貫通口からハウジング内部にハウジング外の塵埃等で汚れた空気が流入し、偏向手段やその他の光学部材が汚れ、被走査面上に適切にレーザ光を結像させることができなくなる可能性があった。特に、偏向手段の偏向面はハウジング内部で動いており、より多くの空気とぶつかるため、汚れやすい。
そこで、特許文献1では、貫通口を覆う弾性部材をハウジングの内部に装着することにより、貫通口からハウジング内部へ外気が流入するのを防ぐ構成としている。また、特許文献2では、貫通口を覆う弾性部材を蓋の外面の装着部に装着することにより、貫通口からハウジング内部へ外気が流入するのを防ぐ構成としている。
特開平11−133336 特開平10−119356
しかしながら、特許文献1の構成では、弾性部材をハウジングの内部に取り付ける構成のため、ハウジングを構成する光学箱(筐体)に蓋を取り付ける前に、弾性部材を取り付ける必要がある。このため、光学箱に蓋を取り付けた後にハーネスを接続するような組立工程で組み立てることが難しく、組立性に関しては改良の余地がある。
一方で、特許文献2の構成では、光学箱に蓋が取り付けられた後でも、弾性部材をハウジングに取り付け可能ではあるが、装置の輸送時の振動や、落下時の衝撃により、弾性部材がハウジングから外れてしまう虞がある。
そこで、本発明は、光学箱に蓋が取り付けられた後でも、弾性部材をハウジングに取り付け可能で、且つ、弾性部材がハウジングから外れることを抑制することを目的とする。
そこで本発明では、光を偏向する偏向手段と、内部に前記偏向手段を収容する筐体及び前記筐体に取り付けられて前記筐体の内部を覆う蓋を備えたハウジングと、を有し、前記ハウジングには、前記ハウジングの内部と外部とを連通する貫通口と、前記蓋が筐体に取り付けられた状態で前記貫通口を覆う弾性部材を装着可能な装着部と、が設けられた光学走査装置において、前記ハウジングには、前記弾性部材の装着方向から見て前記装着部に装着された前記弾性部材の一部を覆い、前記弾性部材が前記装着部から前記装着方向の逆方向に移動することを規制する規制部が設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、光学箱に蓋が取り付けられた後でも、弾性部材をハウジングに取り付け可能で、且つ、弾性部材がハウジングから外れることを抑制することができる。
光学走査装置の概略斜視図 光学走査装置の概略斜視図 光学走査装置の概略斜視図 光学走査装置の変形例の部分斜視図 光学走査装置の変形例の部分斜視図 光学走査装置の部分斜視図 光学走査装置の部分斜視図 光学走査装置の部分斜視図 光学走査装置の部分斜視図 光学走査装置の部分斜視図 画像形成装置の概略断面図
<第1実施形態>
[画像形成装置]
画像形成装置の構成及び動作の概略を説明する。図11は光学走査装置3を具備した画像形成装置の概略断面図である。
本実施形態の画像形成装置は電子写真方式のレーザビームプリンタである。図11に示すように、感光ドラム1の周囲に帯電ローラ2、光学走査装置3、現像装置4、クリーニング装置5が配置されている。
記録媒体Pへの画像形成動作は以下のように行われる。まず感光ドラム1を回転させながら、帯電電圧を印加された帯電手段(帯電ローラ)2によって感光ドラム1の表面を一様に帯電する。次に、帯電された感光ドラム1の表面に光学走査装置3により画像情報に基づくレーザ光を照射し、感光ドラム1上でレーザ光による走査を行い被走査体としての感光ドラム1に静電潜像を形成する。次に、その潜像を現像手段4によってトナーを帯電付着させることで、潜像に対応したトナー像を形成する。感光ドラム1と転写ローラ7とで形成したニップ部が形成されており、感光ドラム1の回転によりトナー像がニップ部へ移動するのに同期して搬送ローラ6により記録媒体Pがニップ部へ搬送し。転写ローラ7へ転写電圧を印加することにより、ニップ部で感光ドラム1上のトナー像を記録媒体P上へ転写する。トナー像が転写された記録媒体Pは定着器8に搬送され、加熱、及び加圧によりトナー像が定着し、その後排出部9へと排出される。なお、記録媒体Pへトナー像を転写した後に感光ドラム1上に残留したトナーはクリーニング手段5によって除去される。
[光学走査装置]
次に前記光学走査装置3の全体構成について図1を用いて説明する。図1は光学走査装置の概略斜視図である。図1で光学箱50から蓋57が取り外された状態を示している。
光学走査装置3は、光学部材である、半導体レーザ(光源)41、複合レンズ44、開口絞り50a、複数の反射面(偏向面)Fを備える回転多面鏡(偏向手段)45、BDセンサ44、走査レンズ47、及び、走査ミラー48を有する。これら光学部材は、樹脂成型された光学箱(筐体)50に固定された後、光学箱50に蓋57を取り付けることにより光学箱50と蓋57により閉じられた空間(光学箱50の内部)に収容される。光学箱50及び蓋57は、光学走査装置3のハウジングを構成する部材である。
半導体レーザ41はレーザホルダ42に保持され、光学箱50に圧入され、光学箱50の内部に組み込まれている。光学箱50の外側には半導体レーザ41を駆動するレーザ基板43が取り付けられ、レーザ基板43に半導体レーザ41が半田付けされている。
レーザ光による偏向走査は以下のようにして行われる。まず、半導体レーザ41は画像情報に応じて変調されたレーザ光L1を出射する。レーザ光L1は、複合レンズ44の44a部を透過して開口絞り50aを通過した後、回転多面鏡45の反射面Fに入射し、副走査方向に対して線状に結像する。開口絞り50aはレーザ光L1の光束を制限している。回転多面鏡45はモータ部45aを備え、このモータ部45aによって反射面Fを回転させることで、反射面Fによりレーザ光L1が反射される方向を連続的に変化させる(偏向)。反射面Fによって偏向されたレーザ光は走査レンズ47を透過し、走査ミラー48で反射され、感光ドラム1の表面上に結像する。走査レンズ47は所謂fθ特性を有するレンズであり、反射面Fにより偏向されたレーザ光のスポットを感光ドラム1の表面上で等速に移動させ、走査を行う。レーザ光のスポットの移動方向(走査方向)は感光ドラム1の回転軸に平行な方向であり、感光ドラム1を回転させ(副走査)ながら、回転多面鏡45を駆動し続け連続的に走査を行う(主走査)ことにより、感光ドラム1の表面に2次元の潜像を形成する。
レーザ駆動基板43にはBDセンサ49が実装され、回転多面鏡45の反射面Fによって図でL2に示す方向に反射され、複合レンズ44の44b部を透過し集光されたレーザ光を受光し、水平同期信号を出力する。主走査方向に関して感光ドラム1の表面上の所望の領域に潜像を形成できるよう、この水平同期信号に基づいてレーザ光の発光タイミングを制御する。
回転多面鏡45には、ハーネス(電線)52(図11参照)の一端に設けられた不図示のコネクタ部を接続するためのコネクタ(接続部)45bが設けられている。図11に示すように、ハーネス52の他端は、画像形成装置100に設けられた制御部(出力部)10に接続されており、モータ部45aを駆動する為の信号を制御部10から出力し、ハーネス52を介してモータ部45aへ伝送する。
蓋57には、蓋57を貫通する貫通口59が、コネクタ45bに対向する位置に設けられ、ハウジングの内部と外部とを連通する。このため、図2に示すように光学箱50に蓋57を取り付け、蓋57で光学箱50の内部を覆った状態でも、光学走査装置3の外部からコネクタ45bの配置された部分を露出させている。このため、光学箱50に蓋57を取り付けられた状態で、ハーネス52をハウジング内へ挿入し、ハーネス52の端部に設けられたハーネス側のコネクタ部(不図示)をコネクタ45bに接続することができる。なおハーネス52は、複数の電線が束になった束線でもよいし、1本の電線でもよい。
このように、ハウジングの内部と外部とを連通する貫通口59を設けた場合、その貫通口59からハウジング内部へ塵埃が流入しやすい。塵埃が光学走査装置3内部に流入すると、上述した光学部品を汚してしまう可能性がある。特に、回転多面鏡45の反射面Fはハウジング内部で移動(回転)し、より多くの空気とぶつかるため、空気に塵埃が混じっていると汚れやすい。また、通常は回転多面鏡45の反射面Fの近傍にコネクタ45bがあり、貫通口59も反射面Fの近くに設けられることをから、反射面Fはより汚れやすい。
[防塵構成]
そこで、ハーネス52が貫通口59を貫通しつつ、貫通口59を塞ぐことができるよう、貫通口59を覆う弾性部材53を装着方向(図1のZ方向)で蓋57に取り付ける。蓋57には、弾性部材53を装着可能な装着部58と、装着部58に取り付けられた弾性部材53が蓋57から外れることを防止するための規制部54(54a、54b、54c、54d)が設けられている。規制部54は弾性部材53の装着方向(図1のZ方向)から見て、装着された弾性部材53の一部を覆い、弾性部材53が装着方向の逆方向(図1のZ方向の逆方向)に移動することを規制し、弾性部材53が装着部58から外れることを規制する。
装着部58はハウジングの内側に向かって凹である凹部形状であり、装着部58の底面部に貫通口59が設けられている。
図1の矢印X、Yの方向に関して、装着部58の凹部形状の寸法は、弾性部材53のそれよりも若干小さい寸法である。また図1の矢印Zの方向に関して、装着部58の凹部形状の底面から規制部54の下面までの寸法も、弾性部材53のそれよりも若干小さい寸法である。従って、弾性部材53を装着部58に装着した状態で、弾性部材53は矢印X、Y、Zの方向にそれぞれが圧縮された状態となる。また、装着部58の寸法は、ハーネス52の接続工程において、作業者また作業機械がハーネス52をコネクタ45bに接続する作業を行うことを妨げない寸法である。
弾性部材53はゴムやウレタン等の発泡材であり、ハーネス52の通り道を形成する切込部53aが設けられている。弾性部材53の切込部53aにより分かれた部分を第1弾性部53b、第2弾性部53cとすると、第1弾性部53bと第2弾性部53cの間にハーネス52が挟まれることになる。
弾性部材53の組み付け手順について説明する。まず、蓋57が光学箱50に取り付けられた状態で、貫通口59を介してハーネス52をコネクタ45bに接続する。その後、弾性部材53の切込部53aに、ハーネス52を挟み込みながら、弾性部材53を規制部54の下に潜り込ませるようにして装着部58に装着する。
図3は弾性部材53が装着された状態の光学走査装置3の斜視図である。このように、蓋57の装着部58に弾性部材53を装着することにより、ハウジング外部から内部への塵埃の流入を抑えることができる。また、規制部54を設けたことにより、光学走査装置3の輸送時の振動や、落下時の衝撃により、装着部58に装着された弾性部材53が蓋57から外れてしまうことを防止することができる。
また、弾性部材53が正しく蓋57に装着された状態では、規制部54を視認することができる為、規制部54を目視確認することで弾性部材53が正しく蓋57に装着されているかどうかを容易に確認することができる。
また、切込部53aを設けたことにより、切込部53a分離された第1弾性部53b、第2弾性部53cが装着時等に捩じれたりして装着部58から浮きやすい。このため、第1弾性部53bを規制部54b、第2弾性部53cを規制部54aでそれぞれ規制することで、第1弾性部53b、第2弾性部53cの装着部58からの浮きを防止することができる。
また、規制部54は、蓋57と一体的に樹脂成型されている。規制部54を成型する金型の離間方向は、回転多面鏡の回転軸方向と平行な図1の矢印Zの方向である。このため、Z方向から見て規制部54と重なる位置はアンダーカットになる。そこで、装着部58の底面の規制部54とオーバーラップした位置には穴(開口)55を設けている。これにより、Z方向に離間する金型だけで蓋57に規制部54を成型することができる。なお、穴55を設けても弾性部材53でその穴55を塞ぐことができるため、良好な防塵性能を保つことができる。また、Z方向に離間する金型により蓋57及び装着部58を成型できるよう、装着部58はZ方向に凹形状であり、Z方向に平行な装着方向で弾性部材53を装着部58に装着できる形状である。
本実施形態では、装着部58の四隅に規制部54を設けているが、規制部54を設ける位置や個数はこれに限られない。例えば互いに対向する規制部54aと規制部54cのみを設けてもよい。また、図4、図5に示す変形例のように構成してもよい。変形例では規制部54の位置が上述した構成とは異なる。図4は、ハーネス52、及び弾性部材53が取り付けられていない状態、図5はハーネス52、及び弾性部材53が取り付けられた状態をそれぞれ示す。この変形例の構成では、切込部53aが規制部54aの下に潜り込むため、弾性部材53の第1弾性部53b、第2弾性部53cが捩じれて浮いてしまうことをより効果的に抑制することができる。
また、弾性部材53の形状は立方体形状に限るものではなく、装着部58の形状も凹形状に限られない。例えば、蓋57の上面に蓋57の本体部分から突出したリブの囲いを装着部58として設け、その中に弾性部材53を装着してもよい。
また、蓋57が光学箱50に取り付けられた状態で弾性部材53をハウジングへ取り付け可能な構成であれば、装着部58を蓋57に設けつつ、規制部54を光学箱50に設けてもよい。
以上説明したように、本実施形態では、蓋57の装着部58に弾性部材53を装着することにより、ハウジング外部から内部への塵埃の流入を抑えることができる。
また、蓋57に設けられた装着部58はハウジング外部から露出している為、蓋57を光学箱58に取り付けた状態で、装着部58に弾性部材53を装着することができる。このため、光学箱50に光学部材を固定して蓋57を光学箱50に取り付けた後、光学走査装置3を画像形成装置100に固定し、制御部10とコネクタ45bとをハーネス52で接続し弾性部材53を取り付けるような組立工程で画像形成装置100を組み立て可能である。このため、ハーネス52をコネクタ45aに接続する際に、蓋57を光学箱50から一旦取り外したり、又は、ハーネス52をコネクタ45aに接続するまで蓋57を光学箱50に取り外しておいたりする必要がなく、組立性を良好にできる。
更に、規制部54を設けたことにより、光学走査装置3の輸送時の振動や、落下時の衝撃により、装着部58に装着された弾性部材53が蓋57から外れてしまうことを防止することができる。
このように、本実施形態によれば、蓋が光学箱に取り付けられた状態で弾性部材をハウジングへ取り付け可能で、且つ、弾性部材がハウジングから外れることを抑制することができる。
<第2実施形態>
次に第2実施形態について説明する。第1実施形態と同様の部分については同様の符号を付して説明は省略する。
図6、図7は光学走査装置3の蓋57の装着部58付近の斜視図であり、図6は弾性部材53を装着していない状態、図7は弾性部材53を装着した状態である。
本実施形態では、規制部54にハーネス52を保持可能な保持部60を設けている。切込部53aの両側の第1弾性部53bと第2弾性部53cとに挟まれたハーネス52を、保持部60で保持することによって、ハーネス52の位置を規制して切込部53aが開いてしまうことを防ぐことができる。つまり、切込部53aの延びる方向(矢印A方向)の延長線上に保持部60を設け、ハーネス52の保持部60に保持された部分が切込部53aの矢印A方向の延長線上に配置されるようにしている。これにより、ハーネス52を矢印A方向に引き出し、保持することができる。仮に、切込方向と直角方向(矢印B)にハーネス52を引き出すと、ハーネス52に押されて切込部53aが開いてしまい、弾性部材53で貫通口59を覆えない虞がある。また、ハーネス52が複数の束線を含む場合、保持部60でハーネス52を1つに束ねて保持することができる。
このように、本実施形態によれば第1実施形態と同様の効果を得ることができる。つまり、蓋が光学箱に取り付けられた状態で弾性部材をハウジングへ取り付け可能で、且つ、弾性部材がハウジングから外れることを抑制することができる。
また、本実施形態によれば、規制部54に保持部60を設けてハーネス52の位置を安定させ、ハーネス52により切込部53aが開くことを防いでいる。その結果、防塵性能の悪化を防ぎ、ひいては画像品質悪化を防ぐことができる。
<第3実施形態>
次に第3実施形態について説明する。第1実施形態と同様の部分については同様の符号を付して説明は省略する。
第1実施形態では、貫通口59及び装着部58を蓋57に設けたのに対し、本実施形態では、貫通口59及び装着部58を光学箱50に設けた。
図8、図9は光学走査装置3の光学箱50の装着部58付近の斜視図であり、図8は弾性部材53を及び蓋57を装着していない状態、図9は弾性部材53を装着した状態である。回転多面鏡45のコネクタ45bは、ライトアングルタイプで、光学箱50の側壁に設けた貫通口を通して、ハーネス52を接続する。ハーネス52をコネクタ45aに接続した後、弾性部材53を光学箱50に設けた装着部58に装着する。弾性部材53の装着方向は回転多面鏡45の回転軸方向に直交する方向である。弾性部材53を装着する際、切込部53aにハーネス52を挟み込みながら、規制部54 の下に潜り込ませる構成である。光学箱50と一体成型で規制部54を設ける場合は、金型構造上アンダーカットにならないよう、穴55を設ける必要がある。
本実施形態の変形例として、図10に示すように、装着部58を光学箱50に、規制部54を蓋57に設けてもよい。この変形例の構成であれば、規制部54を成型するために必要だった穴55を設ける必要が無いため、光学箱50を成型する金型の構造をより簡易なものとすることができる。
また、第2実施形態で説明したような、保持部60を規制部54に設けてもよい。
本実施形態によれば、光学箱50に装着部58を設けることによって、コネクタ75がライトアングルタイプの場合でも、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。つまり、蓋が光学箱に取り付けられた状態で弾性部材をハウジングへ取り付け可能で、且つ、弾性部材がハウジングから外れることを抑制することができる。
3 光学走査装置
45 回転多面鏡
45a モータ部
45b コネクタ
50 光学箱
52 ハーネス
53 弾性部材
53a 切込部
54 規制部
55 穴
57 蓋
58 装着部
59 貫通口
60 保持部

Claims (14)

  1. 光を偏向する偏向手段と、内部に前記偏向手段を収容する筐体及び前記筐体に取り付けられて前記筐体の内部を覆う蓋を備えたハウジングと、を有し、前記ハウジングには、前記ハウジングの内部と外部とを連通する貫通口と、前記蓋が筐体に取り付けられた状態で前記貫通口を覆う弾性部材を装着可能な装着部と、が設けられた光学走査装置において、前記ハウジングには、前記弾性部材の装着方向から見て前記装着部に装着された前記弾性部材の一部を覆いかつ前記弾性部材が前記装着部から前記装着方向の逆方向に移動することを規制する規制部が設けられ、
    前記装着部と前記規制部とは、前記蓋に設けられていることを特徴とする光学走査装置。
  2. 光を偏向する偏向手段と、内部に前記偏向手段を収容する筐体及び前記筐体に取り付けられて前記筐体の内部を覆う蓋を備えたハウジングと、を有し、前記ハウジングには、前記ハウジングの内部と外部とを連通する貫通口と、前記蓋が筐体に取り付けられた状態で前記貫通口を覆う弾性部材を装着可能な装着部と、が設けられた光学走査装置において、前記ハウジングには、前記弾性部材の装着方向から見て前記装着部に装着された前記弾性部材の一部を覆いかつ前記弾性部材が前記装着部から前記装着方向の逆方向に移動することを規制する規制部が設けられ、
    前記装着部は、前記筐体に設けられ、前記規制部は、前記蓋に設けられていることを特徴とする光学走査装置。
  3. 前記蓋には、前記装着方向で前記規制部と対向する位置に前記装着部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の光学走査装置。
  4. 前記偏向手段は回転多面鏡であり、前記装着方向は前記回転多面鏡の回転軸方向と平行であることを特徴とする請求項1又は2に記載に光学走査装置。
  5. 光を偏向する偏向手段と、内部に前記偏向手段を収容する筐体及び前記筐体に取り付けられて前記筐体の内部を覆う蓋を備えたハウジングと、を有し、前記ハウジングには、前記ハウジングの内部と外部とを連通する貫通口と、前記蓋が筐体に取り付けられた状態で前記貫通口を覆う弾性部材を装着可能な装着部と、が設けられた光学走査装置において、前記ハウジングには、前記弾性部材の装着方向から見て前記装着部に装着された前記弾性部材の一部を覆いかつ前記弾性部材が前記装着部から前記装着方向の逆方向に移動することを規制する規制部が設けられ、
    前記装着部と前記規制部とは、前記筐体に設けられていることを特徴とする光学走査装置。
  6. 前記筐体には、前記装着方向で前記規制部と対向する位置に前記装着部が設けられていることを特徴とする請求項5に記載の光学走査装置。
  7. 前記偏向手段は回転多面鏡であり、前記装着方向は前記回転多面鏡の回転軸方向と直交する方向であることを特徴とする請求項5又は6に記載に光学走査装置。
  8. 前記貫通口に対向する位置に接続部を有し、前記接続部に前記貫通口を貫通した電線が接続されることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の光学走査装置。
  9. 前記弾性部材には切込部が設けられ、前記切込部により前記弾性部材は前記切込部の両側で第1弾性部と第2弾性部とに分かれ、前記第1弾性部と前記第2弾性部との間に前記電線が挟まれることを特徴とする請求項8に記載の光学走査装置。
  10. 前記規制部は、前記第1弾性部と前記第2弾性部との間に挟まれた前記電線を保持可能な保持部を備えることを特徴とする請求項9に記載の光学走査装置。
  11. 前記装着方向から見て、前記保持部は前記切込部の延長線上に設けられ、前記電線の前記保持部に保持された部分は前記切込部の延長線上に沿って配置されることを特徴とする請求項10に記載の光学走査装置。
  12. 前記弾性部材の装着方向から見て、前記規制部は前記第1弾性部と前記第2弾性部を覆うことを特徴とする請求項9から11のいずれか一項に記載の光学走査装置。
  13. 請求項8から12のいずれか一項に記載の光学走査装置と、前記電線と、前記電線を介して前記光学走査装置へ信号を出力する出力部と、を有する画像形成装置。
  14. 前記出力部は、前記偏向手段を駆動するための信号を出力することを特徴とする請求項13に記載の画像形成装置。
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