JPH10119343A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH10119343A
JPH10119343A JP8272779A JP27277996A JPH10119343A JP H10119343 A JPH10119343 A JP H10119343A JP 8272779 A JP8272779 A JP 8272779A JP 27277996 A JP27277996 A JP 27277996A JP H10119343 A JPH10119343 A JP H10119343A
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栄一 木戸
Toshitaka Yui
勇飛 油井
Shigeyuki Wakata
茂之 若田
Toshihide Ogoshi
俊秀 大越
Satoru Murakami
哲 村上
Takahiro Kawakami
隆宏 川上
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K15/00Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers
    • G06K15/02Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers using printers
    • G06K15/12Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers using printers by photographic printing, e.g. by laser printers
    • G06K15/128Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers using printers by photographic printing, e.g. by laser printers generating or processing printable items, e.g. characters

Abstract

(57)【要約】 【課題】 入力画像データをの1画素を単純にN倍に分
割処理してもジャギー等を解消できず、画像端部の状況
を確認し、記録する画素の大きさ等の変更を行うための
回路構成が複雑になる。 【解決手段】 変換前の入力される画像データ
(“A”)に対して、各画素に対してN=3分割処理す
る。この場合、記録画素(黒画素)に対して3分割処理
されたデータに対して、3分割されの両端部のデータを
記録画素して処理(“B”)する。これにより、1ドッ
トを形成する場合の濃度変化を解消でき、例えば傾斜す
る部分のドット間隔を実質的に狭くでき、ジャギー等を
解消することができる、見やすい再生画像を得ることが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式等を
利用した画像形成装置、例えば複写機、プリンタ、ファ
クシミリ等の画像形成装置における画像の解像度を変換
する方法、特に実質的に解像度を向上することができ、
これにより再生された画像を非常に見やすくする技術に
関する。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置、特に電子写真方式を利用
した画像形成装置によれば、記録媒体である感光体表面
に画像に応じた光による像を照射することで、均一帯電
された感光体表面に光照射された部分の電荷が放電され
ることで、残留電荷に応じた静電潜像が形成される。そ
の静電潜像は、着色剤でるトナーにて顕像化されてトナ
ー像となり、該トナー像が適宜搬送されてくるシート等
の転写材等に転写している。この転写材は、その上部に
担持されたトナー像を、転写材上に永久像として保持さ
せるために、定着装置を経由し、画像形成装置より排出
される。
【0003】上記感光体に画像に応じた光像を照射する
ための手段としては、例えば半導体レーザ等を用いて、
該半導体レーザを上記画像情報に応じて発光駆動制御す
ることで、画像に応じた光ビームによる像を感光体表面
に照射するようにしている。そのため、画像情報に応じ
た光ビームによる光像は、選択画素の集まりによるもの
となる。
【0004】このような構成においては、入力される画
像情報において水平及び垂直といた単純な画像再生には
問題ない。しかし、斜めの線等の画像を再生する場合に
おいては、画素間隔等や、ギザギザ(ジャギー)が形成
され再生画像が見苦しいものとなる。そのため、従来で
は、ジャギー等を解消するために、例えば画像端部が傾
斜しているか否か等を検出し、傾斜しているような画像
の場合に画素を補完したり、その画素の形状を変更する
などして、見た目でのジャギー等を解消し、実質的に解
像度を向上できるようにしている。
【0005】例えば、米国特許第5,005,139号
明細書には、入力された画像の端部や、傾斜や曲線部で
あるか否かを検出し、その検出部分における記録画素の
ドットの大きさを変化や、追加、あるいは削除といった
処理を行うことにより、画像端部や傾斜部のジャギー等
を解消するようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の上述した米国特
許明細書の記載技術によれば、イメージ画像や文字画像
等の画像情報におけるエッジ部分や曲線(斜線等を含め
て)部分の検出を行い、その検出部分の上下左右におけ
る周辺画素の配列構成を認識し、その配列構成に応じて
画像の釣り合いを判断し、その検出部分の記録画素の大
きさ、形状を変更させることによって画像端部等のジャ
ギーを解消し、画像のスムージングを行うこから、再生
された画像は高解像度処理を行ったものと実質同一の画
質状態となり、非常に見やすい再生画像を得ることがで
きる。
【0007】しかし、上述の米国特許明細書記載の技術
によれば、画像のエッジ部分や曲線部分を検出する手
段、さらに記録対象となる注目画素のその周辺画素の配
列状態を参照するための複数の記憶部(複数のレジスタ
等)、その記憶部に記憶された周辺画素の状況がどのよ
うなものかを認識するために、多数の周辺画素の状況を
予め記憶しておく基準パターンの記憶部等が必要とな
り、回路構成が非常に複雑になる。同時に、多数の基準
パターンとを比較するための処理時間を含め、画像のエ
ッジ部分等を認識するための処理時間が長くなり、高速
処理が不可能となる。
【0008】さらに、上述したように記録対象となる注
目画素の上下左右の周辺の状況を認識するために、一旦
入力画像情報を記憶する記憶部及び基準パターンを多数
記憶しておく記憶部等、容量の大きな記憶部を必要とす
ため、上述した複雑な回路構成と同時にコスト高とな
る。
【0009】また、単純に画像情報の各画素を所定の倍
率で分割するものが提案されている。このような場合に
おいては、画素を分割してもジャギー等を解消すること
はできず、分割した画素のなかから黒画素や、白画素を
決定する場合において、上述しように注目画素の左右及
び上下方向の状況を把握して決定している。そのため、
回路構成が複雑になる。
【0010】本願発明は、記録画素の周辺の状況を知る
ことなく、非常に簡単な回路構成により、再生画像を実
質高解像度処理を行ったものと同等の画質を得ることが
できる画像形成装置を提供することを目的とする。
【0011】また、本発明の目的は、記録対象の注目画
素に対して単純に左右の関係を認識することで、高解像
度処理を可能とする一方、画像の細りや、画像の劣化を
防止することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の上述の目的を達
成するための画像形成装置は、入力された画像情報に応
じて選択的に光ビームを照射することにより、記録媒体
上に上記画像情報に応じた画像を再生するための画像形
成装置において、上記画像情報の少なくとも記録対象と
なる注目の画素が黒画素の場合、画像解像度をN倍(N
=3以上の整数)に分割変換する解像度変換手段と、上
記解像度変換手段により上記記録画素をN倍に分割変換
したN分割画素の少なくとも両端部の画素を黒画素とし
て光ビームを照射する手段とを備えたことを特徴とす
る。このような構成においては、単に記録対象となる画
素が、黒画素の場合、N分割、例えば3分割した時、そ
の両端の分割画素を黒画素して処理するようにするだけ
で、1画素を形成するドット状態を改良できる。例え
ば、図1において変換後の記録対象となる黒画素におい
ては、3倍に分割された分割パターンが出力され、この
状態で再生される。
【0013】この処理は、光ビームの主走査方向にのみ
画像情報の各画素の画像解像度をN倍(N=3以上の整
数)に変換するだけでよく、例えば図13(a)に示す
矢印の間隔が、(b)に示すように実質短縮されるよう
に黒画素が形成されるため、斜めの線等が見やすくな
る。
【0014】また、本発明の目的を達成するための画像
形成装置は、入力された画像情報を所定画素数単位で順
次シフト記憶する第1記憶手段と、上記第1記憶手段に
記憶された画像情報のパターンを特定するために、予め
複数の基準パターンを記憶した第2記憶手段と、上記第
1記憶手段の画像情報と第2記憶手段に記憶されている
画像情報と基準パターンとを比較して、上記第1記憶手
段の画像情報のパターンを特定する比較回路と、記録対
象となる注目画素に対し画像分解度をN倍(N=以上の
整数)にした複数の分割パターン例を記憶し、上記比較
回路の比較結果に応じて上記第1記憶手段に対応する分
割パターンを特定して出力する出力手段と、上記出力手
段より出力された分割パターン情報に応じてビーム露光
するビーム制御手段とを備え、上記出力手段は、上記第
1記憶手段に記憶された画像情報において、記録対象の
注目の画素が黒画素であって、該注目の黒画素の一方に
2個以上の黒画素が隣接し、且つ記録画素の他方に2個
以上の白画素が隣接する場合、当該分割画素の少なくと
も中央部の画素を黒画素とした分割パターンを出力する
ようにしたことを特徴とする。
【0015】この構成によれば、例えば図6(b)に示
す基準パターンと、第1記憶手段に記憶された画像情報
との一致が見られた場合、図7に示すように記録対象の
注目画素が黒画素の場合において、“B”に示すように
3倍に分割された中央部が黒画素となる分割パターンが
出力され、これが再現されることになる。
【0016】また上記出力手段が、上記第1記録手段に
記憶された画像情報において、記録対象の注目の画素が
白画素であって、該白画素の一方に2個以上の黒画素が
隣接し、且つ記録画素の他方に2個以上の白画素が隣接
する場合、当該分割画素の少なくとも、右端から複数個
の画素を黒画素とした分割パターンを出力する。つま
り、図6(a)に示す基準パターンと第1記憶手段に記
憶された画像情報とが一致すれば、図8に示すように注
目の画素が白画素であっても、“B”に示すような3倍
に分割した時に2つを黒画素した分割パターンが出力さ
れ再生されることになる。
【0017】以上のように、単純がパターン比較でよ
く、記憶部の容量が非常に少なくなる一方、その比較時
間も短縮できるため処理速度を高速化できる。
【0018】上述した画像形成装置の構成において、上
記注目の画素の分割パターンの処理について、オペレー
タの分割指示に応じて実行されるようにすれば、例えば
図7又は図8の(a)〜(c)に示すように、何れか一
つを選択指示することができ、必要に応じて選択でき
る。
【0019】さらに、本発明による目的を達成する上述
した構成の画像形成装置において、上記出力手段が、上
記第1記憶手段に記憶された画像情報において、記録対
象の注目の画素が黒画素であって、該黒画素の一方に1
個以上の黒画素が隣接し、且つ該黒画素の他方に1個以
上の白画素と2個の黒画素が隣接する場合、当該分割画
素のうち中央の記録画素のみ黒画素とした分割パター
ン、若しくは上記記録対象の注目画素の黒画素、及び上
記白画素に隣接する黒画素の2つの黒画素における当該
分割画素のうち少なくとも、中央部の画素のみ黒画素と
した分割パターンを出力するようにしておけば、例えば
図9に示す画像の場合、図10に示す“B”のように、
3倍の分割画素パターンが出力され再生されることか
ら、黒画素に囲まれた白画素の細りや、抜け等が解消さ
れる。
【0020】これとは逆に、上記出力手段が、上記第1
記憶手段に記憶された画像情報において、記録対象の注
目の画素が黒画素であって、該黒画素の一方に2個以上
の白画素が隣接し、且つ該黒画素の他方に2個以上の白
画素が隣接する場合、当該分割画素を全てを黒画素とし
た分割パターンを出力するようにしておけば、図11の
画像の場合、図12の“B”に示すように図べてが黒と
なる分割画素パターンが出力される。そのため、黒画素
の周囲が全て白画素といった場合に、黒画素の抜けや細
りを効果的に解消できる。
【0021】
【発明の実施の形態】図1は本発明による第1の実施の
形態による画像形成を行った状態を示すもので、特に記
録画素における分割記録の態様を説明するための図であ
る。また図2は、本発明における分割記録による光エネ
ルギーの分布状態と、従来による光エネルギーの分布状
態を示す特性図であり、図3は画像形成装置の一例であ
る小型レーザプリンタの全体構成を示す断面図である。
【0022】まず、この図3を参照してに画像形成装置
の構造を説明する。画像形成装置、つまりレーザプリン
タは、給紙部101、画像形成部102、レーザ走査部
103、及び定着装置104を有している。給紙部10
1はプリンタ内部にある画像形成部102にシート10
5を搬送する。
【0023】上記画像形成部102は、記録媒体である
ドラム形状の感光体121表面にレーザ走査部103に
よって照射された光像に応じて形成した静電潜像にトナ
ーを付着させて顕像化する現像装置124を有し、感光
体上に形成されたトナー像を搬送されたシート105す
る手段を備えている。
【0024】定着装置104は、上記画像形成部102
にてシート上に形成された未定着のトナー像を、シート
105上に永久像として定着させるもので、画像形成部
102より送られてくるシート105を搬送しながら定
着する。その後、シート105は、搬送ローラ106及
び107によりプリンタ外部に排出される。即ち、シー
ト105は図中の太線で示される矢印Aの経路を辿る。
【0025】給紙部101に装着されたシート105
は、プリント命令を受け、給紙ローラ112、用紙分離
摩擦板113、加圧バネ114の作用により、一枚ずつ
給紙され、プリンタ内部に給送される。送り込まれたシ
ート105がシート検知アクチエータ115を倒すと、
シート検知光学センサ116はその情報に基づいた電気
信号を出力し、画像印刷の開始を指示する。
【0026】シート検知アクチエータ115の動作によ
り起動される後に詳述する制御回路117は、入力され
る画像情報に基づいて処理した信号を、レーザ走査部1
03のレーザダイオード発光ユニット131に送り、発
光ダイオードの点灯/非点灯を制御する。
【0027】走査ミラー132は、走査ミラーモータ1
33により高速かつ定速に回転する。即ち、レーザ光1
34は、後述する感光体121の軸方向に走査すること
になる。レーザダイオード発光ユニット131から照射
されたレーザ光134は、反射ミラー135、136、
137を介して、画像形成部102を構成する感光体1
21に照射される。このとき、レーザ光134は、上記
制御回路117からの点灯/非点灯の情報を基に、感光
体121上に選択的に露光する。
【0028】従って、上記レーザ光134より、予め帯
電部材123により帯電された感光体表面電荷を選択的
に放電させ、感光体121上に静電潜像が形成される。
一方、現像に供されるトナーは、現像装置124におけ
る現像ユニット150に蓄積されている。現像ユニット
150内で適度な攪拌の摩擦により電荷付与されたトナ
ーは、現像ローラ151表面の付着する。そして、現像
ローラ151に与えられた現像バイアス電圧及び感光体
表面電位の作り出す電界の作用により、上述した感光体
1表面に形成された静電潜像は、トナーが付着され、現
像される。
【0029】従って、前記給紙部101より画像形成部
102に搬送されたシート105は、感光体121と転
写ローラ122とに挟まれ送られる。そして、転写ロー
ラ122に印加された転写電圧の与える電界の作用によ
り、感光体121上のトナー像は電気的に吸引され、シ
ート105に転写される。このとき、感光体121上の
トナー像は、転写ローラ122によりシート105に転
写されると共に、未転写トナーは、不要トナーとなって
クリーニングユニット126により感光体121表面よ
り除去され、次の画像形成に備えられる。
【0030】その後、シート105は定着装置104に
搬送される。そこで、加圧ローラ141及び百数十度に
保たれたヒートローラ142により適度な温度と加圧力
とが与えられる。そして、トナーは溶解しシート105
に定着され安定した画像となり、この定着後のシート1
05は、搬送ローラ106、107により搬送され機外
に排出される。
【0031】次に、上述したレーザダイオード発光ユニ
ット131、つまり半導体レーザを画像情報に応じて発
光駆動制御するための制御回路117について、図4の
ブロック図を参照にして説明する。つまり、図4は、図
示されていないホストコンピュータからの画像情報(デ
ータ)を受信し、画像処理およびプリンタ(画像形成部
102)の制御を行う制御回路117のブロック図であ
る。
【0032】図4において、200は、ホストコンピュ
ータとプリンタを接続する双方向インターフェイスであ
るセントロインターフェイス、201はインターフェイ
ス200のプロトコルをコントロールするプロトコルコ
ントローラ、202はホストからのコマンドデータをプ
リンタ部(画像形成部102)へと送るか、またはプリ
ンタ部からのステータスデータをホストへと送りため
に、それらの情報を一時的にデータバスを通して記憶す
るめのレジスタであって、必要に応じて出力することが
できる。
【0033】また、203はホストからのダイレクトコ
マンド、画像形成開始(PRINTSTART)や記憶
内容のリセット(RAM RESET)信号等をラッチ
して各部にコントロール信号として送るラッチ/デコー
ダである。
【0034】204はホストコンピュータからの画像再
生するための画像情報であるプリントデータおよびプリ
ンタ部からのステータスをそれぞれ指定のブロック又は
ホストコンピュータに送信するまで一時的に格納する第
1の双方向バッファ、205はホストコンピュータから
送信されたデータに含まれるクロックデータなどを検出
して取り除きDRAMに送信する第2の双方向バッフ
ァ、206はデータを一時的に格納する第3の双方向バ
ッファである。
【0035】そして、207は画像形成部にて再生する
上述したプリントデータを格納するFIFOで構成され
るDRAM、208はDRAM207及びビデオデータ
コントローラ210等のレジスタへのアクセス、リー
ド、ライトを制御するDRAMコントローラ、209は
DRAM207を制御するためのDRAMアドレスカウ
ンター、210はDRAM207から送られてきた圧縮
データを共の再生画像データ(プリントデータ)に解凍
(復元)し、また画像形成部102の動作タイミングに
同期させデータを画像形成部102に転送するビデオデ
ータコントローラ、211はホストコンピュータから画
像形成装置本体にデータを転送し、プリンタからホスト
コンピュータにステータスを転送するレーザプリンタコ
ントローラである。
【0036】そして、212は本発明におけるホストコ
ンピュータから受信した再生画像のプリントデータを3
倍の解像度に変換し、再生画像データを予め定められた
パターンに置換する解像度変換回路である。
【0037】また、213は画像形成部102の制御を
行うPCU(Process ControlUnit)である。
【0038】以上の構成において、ホストコンピュータ
から送信されたプリントデータ(再生するための画像情
報/画像データ)はセントロインターフェイス200を
介して画像形成装置(レーザプリンタ)内部に取込まれ
る。プリントデータは一旦双方向バッファ204に記憶
され、第2の双方向バッファ205に転送されると送信
されてきたデータに含まれるクロックデータなどが検出
され取り除かれ、DRAM207に格納される。格納さ
れたプリントデータはビデオデータコントローラ210
の指令により第3の双方向バッファ206を介してビデ
オデータコントローラ210に転送され、圧縮データの
解凍および、画像形成部102の動作タイミングに同期
させデータを後記する解像度変換回路212を介して、
PCU(画像形成部102)に転送され、記録動作が行
われる。
【0039】また、図5は上述した本発明における解像
度変換回路212の詳細を示すブロック図である。この
図において、220はホストコンピュータから転送され
た例えば600dpiのプリントデータ、特に上述した
図4における制御回路117にて処理された再生画像デ
ータを1ビット単位に順次シフト記憶する5ビットまた
は6ビットで構成されるシフトレジスタである。
【0040】このシフトレジスタ220は、図では5ビ
ット構成として示しており、この中のビットデータが記
録対象となる注目画素として順次処理が行われる。本発
明においては、その記録対象となる注目画素において、
3分割し3倍の解像度に変換するようにしている。
【0041】221はシフトレジスタ220に記憶され
ているビットデータと比較するため予め複数の組み合わ
せかなるビットデータを記憶してなる基準パターンを記
憶してなる比較パターン記憶部、222はシフトレジス
タ220のビットデータと比較パターン記憶部の基準パ
ターンと上記シルトレジスタ220に記憶された画像情
報とを比較する比較回路、223は比較回路222から
の一致した基準パターン、つまりシルトレジスタ220
に記憶された画像情報を受け、本発明においてはシフト
レジスタ220の注目画素を3倍の解像度(1800d
pi)に変換した所定の分割パターンを出力するように
予め複数の分割パターンを記憶してなるパターン出力部
である。
【0042】上記比較回路222は、シフトレジスタ2
20に記憶されたビットデータ(画像情報)と比較パタ
ーン記憶部221に記憶された複数の基準パターンとを
比較し、一致するパターンがあれば、切換信号を送出
し、その一致パターンに対応した1800dpiに変換
された分割パターンを出力するためにパターン出力部2
23へと、その情報を送る。そして、パターン出力部2
23は、それぞれの基準パターンに対応した3分割され
た分割パターンデータを記憶し、比較回路222の一致
パターンを受けて、その分割パターンを出力する。
【0043】そして、224はホストコンピュータから
送られてきた例えば600dpiのプリントデータと、
1800dpiに対応する3倍クロックと、出力パター
ン222のプリントデータと、比較回路223から出力
される切換信号とを入力し、切換信号と共に出力パター
ン223から出力されるプリントデータが転送される
と、そのプリントデータを出力し、切換信号が検出でき
ない場合は、画像信号を3倍クロックに基づいて所定の
パターンに変換し出力する切換回路である。
【0044】225はレーザー発光ユニット131など
から構成されるレーザ露光装置であり、切換回路224
からのプリントデータに応じて半導体レーザをON/O
FF駆動する。
【0045】そこで、VIDEOデータコントローラ2
10から解像度変換回路212に600dpiのデータ
が転送されると、そのプリントデータは転送された順に
シフトレジスタ220に一時記憶されていく。記憶され
たシフトレジスタ220のデータは、比較回路222が
画像や文字の端部または、特定のビット配列から所定の
1ビットを注目画素と認識し、その注目画素の上位(M
SB)および、下位(LSB)のビット配置から、比較
パターン記憶部221に記憶された複数の基準パターン
と一致するパターンを比較回路222にて検索する。
【0046】比較回路222に入力されている選択信号
は、ホストコンピュータから受信するステータス信号に
含まれ、オペレータの指示により後記する文字や画像の
スムージング処理および、1ドットの強調処理の有無ま
たは、処理の方法を指定するものである。
【0047】選択信号により、文字や画像のスムージン
グ処理および、1ドットの強調処理の有および、処理の
方法が指定され、シフトレジスタ220のビットデータ
と比較パターン221との一致データを検索すると、切
換信号をアクティブにすると共に、その検索データと選
択信号に指定された指定条件に基づいてパターン出力部
2223ら1800dpiの所定のプリントデータを出
力する。
【0048】また、選択信号により、文字や画像のスム
ージング処理および、1ドットの強調処理の無しまた
は、シフトレジスタ220のビットデータと比較パター
ン記憶部222との検索により一致データが検索できな
い場合は、切換え信号はNonアクティブであるため、
切換回路224は画像信号と3倍クロックにより600
dpiの1ドット分の記録画素(例えば黒画素)に対
し、1ドットに対応する黒、白、黒画素に変換出力し、
実質的に1800dpiの画像データを得るようにして
いる。
【0049】切換回路224は比較回路222から出力
される切換信号に基づきパターン出力部223からのプ
リントデータまたは、切換回路224により画像信号と
3倍クロック基づき所定のプリントパターンを出力させ
るかを切換えることによって、オペレータの要望に応じ
た記録再生を選択可能にしている。
【0050】(第1の実施形態)次に、上述した回路構
成における各処理をより理解するために、以下に画像形
成装置であるプリンタ本体に入力される再生するための
画像データを実際に変換し、出力されるパターンについ
て順次説明する。
【0051】図1は、特にホストコンピュータから入力
された画像情報に対して、レーザビームの主走査方向に
3倍(N=3)の解像度に変換する事例を示しており、
解像度変換の基本動作を説明する図面である。そこで、
図1(a)における“A”は、例えば600dpiでホ
ストコンピュータから入力された画像情報であり、本発
明による変換前の画像情報である。
【0052】そして、図1(a)の“B”は、ホストコ
ンピュータから入力された画像データの記録(ここでは
黒画素)を、図5に示す比較回路222によって、主走
査方向に1800dpiに変換されたもので、記録対象
となる注目画素(1画素)が黒画素の場合、それを3分
割し、実質1800dpiの画像信号として示してい
る。特に1ドットの黒画素においては、変換後には黒、
白、黒と両端部のドットを黒画素とし、中央画素は白画
素として変換出力された分割パターンを示している。
【0053】また、図1(b)の“A”は、上述した図
1(a)の“A”と同様であって、例えば600dpi
でホストコンピュータから入力された変換前の画像情報
を示している。そして図1(b)の“B”は、ホストコ
ンピュータから入力された画像データにおいて、記録画
素だけでなく、非記録画素を含めた全画素において、図
5で示す比較回路222を介して、主走査方向に180
0dpiに変換されたもので、記録画素については3分
割された1800dpiの画像データとしてないり、こ
れは黒、白、黒と両端部のドットを記録画素(黒)と
し、中央画素は非記録画素(白)として変換し、さらに
非印字画素(白)についても3分割された1800dp
iの画像データとなり、3分割されたすべてにおいて
白、白、白となる分割パターンとなる。
【0054】図1(a)に示した記録においては、ホス
トコンピュータから入力された画像情報の記録画素
(黒)に限り変換を行うため、高速な変換が可能であ
る。特に、比較回路222等による比較を見ることな
く、記録画素(例えば黒画素)については、すべてにお
いて3分割した出力を、パターン出力部223より出力
するようにしている。そのため、シフトレジスタ220
の注目画素が、記録画素(黒)である場合において、パ
ターン出力部223より出力処理するため、その処理速
度を上げることができる。
【0055】また、図1(b)に示した記録において
は、実際の記録状態では図1(a)と全く同一である
が、ホストコンピュータから入力された画像データの全
てを同一条件で変換するため、クロック等の切換制御を
行う必要がなく処理が簡単となる。
【0056】なお、該実施形態においては、記録対象の
画素(例えば黒)によるレーザビームの光エネルギー分
布を図2に示しており、記録対象の1画素に対応する分
布状態を示している。そこで、クロックAにおいて半導
体レーザが駆動される場合の光エネルギー分布に比べ
て、クロックBにて半導体レーザが駆動される場合の光
エネルギー分布の中央部が多少小さくなる。しかしなが
ら、1画素の記録を行う場合、全体的に均一な分布状態
となり、トナーが付着する状態においてはほぼ同一とな
り、均一な濃度の画素を得ることができる。この点、従
来のようなAに示す光エネルギー分布であれば、中央部
の濃度が高く、その周辺において淡い状態でトナーが付
着し、1画素がボケた状態で再現されることになる。図
において、一点鎖線はトナーが付着する領域を示すもの
で、それより上の領域においてトナーが付着することに
なる。
【0057】この図2からも理解できるうに、1画素
を、例えば3分割することで、再現される1記録画素の
濃度を全体で均一にできるため、1画素(1ドット)の
ボケ等を無くし鮮明な1画素を再現できる。
【0058】また、図13においては文字「Z」による
再現結果を示すものである。特に図13(a)は、従来
による例えば600dpiにおける画像データにおい
て、そのままのに再生した記録結果を示している。
【0059】これに対し図13(b)は、上述した本発
明による第1の実施形態において再現した記録結果を示
してる。ここで、本発明による記録結果においては、中
央部に小さいドットが形成されるように示しているが、
これは、図2に示す光エネルギー分布において中央を示
したもので、端部ではさらに中央部が低下することにな
る。そのため中央部は一部がトナーが付着する領域とな
り、その状態を模式した図である。
【0060】図13(a)においては、文字「Z」の斜
線部においては、矢印にて示すたように記録画素(ドッ
ト)間隔が広くなる。これに対し、本発明によれば、図
13(b)に示すように、その間隔が実質狭められた状
態となる。そのため、再生画像としては非常に見やすく
なる。
【0061】(第2の実施形態)次に図6及び図7乃至
図9において、第2の実施形態について説明する。この
実施形態は、上述した第1の実施形態において、記録対
象となる画素(黒又は白)において、すべてにおいて3
分割し、その分割した両端部の分割画素を記録するよう
に半導体レーザを駆動制御している。
【0062】これに対し、この第2の実施形態において
は、記録する周辺、特に記録対象となる注目画素に隣接
する左右(ライン方向/レーザを走査する主走査方向)
における画素の状況に応じて3分割される分割パターン
画素状態を制御し、ジャギー等を効果的に解消し、スム
ージング処理を行うものである。特に、記録画像の変換
の状態を確認し、イメージ画像や文字の特に右端部や左
端部において、本発明による処理を行うようにしてい
る。
【0063】図6は、比較パターン記憶部221に記憶
されている基準パターンの例を示すものである。図中ア
〜カはレーザビームの主走査方向、I及びIIは副走査方
向を示す。図6(a)においては、行方向Iのイ及びウ
に対応する部分が黒画素を示し、エ、オ及びカ、または
それ以降に非記録画素(白ドット)となる基準パターン
を示し、行方向IIについては、ア、イ及びウが非記録画
素を、エ及びオが記録画素(黒ドット)を示した基準パ
ターンを示している。
【0064】また、図6(b)の、行方向Iに示すよう
にア、イ及びウが記録画素、エ及びオまたは、それ以降
が非記録画素となる基準パターン、行方向IIに示すア及
びイは非記録画素、ウ、エ及びオが記録画素となる基準
パターンを示している。
【0065】図6の各基準パターンは、特に上段のライ
ン(行方向I)において、右側に画像(黒画素)の端部
が存在する場合の基準パターンを示し下段のライン(行
方向II)において、左側に画像(黒画素)の端部が存在
する場合を示している。
【0066】そこで、図7において、上記図6における
状態での変換状態を具体的に順次説明していく。該図7
において、“A”は第1の実施形態において説明した通
り、それぞれホストコンピュータから入力された600
dpiの変換前の画像情報を示す。図中右側が最初に入
力され最上位ドットMSD(Most SignificationDo
t)、左側が最後にに入力され最下位ドットLSD(Le
ast Signification Dot)、“注”と記したビット
は注目画素として説明を行う。
【0067】図7(a)において記録対象となる注にて
示した注目画素のMSD側には、2ドット以上の非記録
画素(白画素)、注目画素のLSD側には最低2ドット
に対応する記録画素(黒画素)が存在する。この状態は
図6(b)に示した行Iと同一の基準パターンである。
この画像情報が図5に示すシフトレジスタ220に入力
されると、比較回路222は比較パターン記憶部223
に記憶された基準パターンとシフトレジスタ220の内
容と、同一のパターンを検索する。その検索により、同
一パターンが認識されると比較回路222は、一致した
検索パターンをパターン出力部223へと送り、該パタ
ーン出力部223から以下に説明する3分割された分割
パターンの画素データを出力される。
【0068】つまり、上述したように図7(a)の
“A”に示すパターン状態においては、注目画素、特に
記録画素の右側には非記録画素が連続し、右端部である
ことを認識する。そのため、比較回路222によって、
検索パターンに従って“B”に示す分割パターンデータ
をパターン出力部223から出力する。特に600dp
iの画像情報に対し、黒画素の場合、第1の実施形態に
おいて黒、白、黒の分割パターンデータを、切換回路2
24より出力するが、比較回路222での基準パターン
との一致検索により、白、黒、白の分割パターンデータ
に変換さ、パターン出力部223より出力される。
【0069】図7(a)の“C”には変換回路によって
変換された画像データの状態を示している。特に、記録
するための画像データのシフトレジスタ220に記憶さ
れたパターンが、図6(b)のI行で示す基準パターン
に一致した場合においては、上段のような出力を行う。
また、図7(a)の“C”における下段は、図6(b)
のII行における画像情報、例えば図7(a)“C”の下
段の画像情報に対し、第1の実施形態において変換した
状態を示している。
【0070】そして、図7(a)の“D”は、第8図C
の記録結果を擬似的に示した模式図であり、3分割され
た状態での記録を1画素の記録として図示している。注
目画素については、3分割された中央のみの分割記録画
素として示している。
【0071】以上のように、図6(b)の行方向I、列
方向ウの画像端部(右端部)のドットが変換され、レー
ザ露光装置225に出力し、記録されることによって、
図形、文字等の端部のジャギーを防止することができ、
画像端部が平滑化(スムージング)される。
【0072】また、図7(b)においては、ホストコン
ピュータから入力された600dpiの画像情報
(“A”のデータ)に対し、左端部の黒画素の変換状態
を示すものである。特に該図において注目画素である黒
画素のMSD側には2ドット以上の記録画素(黒画素)
が連続して存在し、注目画素のLSD側には最低2ドッ
トの非記録画素(白画素)が存在している。この内容が
シフトレジスタ220に記憶されると、図6(b)のII
で示す行(ライン)の基準パターンと同一であり、比較
回路222から、この一致パターンがパターン出力部2
23へと送られる。この状態において、注目画素である
左端部の黒画素に応じて3分割した分割パターンデータ
が上記パターン出力部223より出力される。この場
合、図7(b)の“C”に示すように3分割パターンデ
ータとしては、中央部のみ記録を行う画素となる。
【0073】図7(b)の“C”は変換回路によって変
換された画像データの記録状態を示すものであって、
“D”は記録結果、特に3分割された画像データを1画
素として擬似的に示している。特に図7(b)の“C”
において、上段のラインにおいては、第1の実施形態に
おいて説明したように変換処理され、下段のラインにお
いては左端部、図6(b)に示す行方向II、列方向ウの
画像端部の記録画素が変換され、その他の記録画素につ
いては第1の実施形態において説明した変換処理が行わ
れてた状態を示す。この変換された記録画素データがレ
ーザ露光装置225に出力し、記録されることによっ
て、図形、文字等の端部のジャギーを防止することがで
き、画像端部が平滑化される。
【0074】さらに、図7(c)は、先に説明した図7
(a)及び(b)の双方を組合わせたものである。これ
が、右端部及び左端部の記録画素(黒画素)について、
パターン出力部223より変換処理された分割画像デー
タが出力される状態を示している。
【0075】そこで、図5で示した選択信号の選択によ
って、図7(a)および(b)の変換処理を組合わせる
ことによって、より効果的に図形、文字等の画像端部の
ジャギーを防止することができ、画像端部が平滑化され
る。
【0076】上記選択信号は、オペレータにおいて指示
されるものである。つまり、画像の右端部のスムージン
グ処理を行うか、左端部のスムージング処理を行うか、
両方を同時に行うかを選択可能にしており、オペレータ
が任意の処理を選択する。これにより、図7(a)乃至
(c)の何れかか選択指示され、これが選択信号とし
て、比較回路222に入力される。これにより、比較回
路222は、それぞれの選択信号に応じて基準パターン
と、比較パターン記憶部221に記憶された基準パター
ンとの一致検索を行うようにしている。
【0077】一方、上述の説明においては、図6(b)
に示す基準パターンとの比較における変換処理について
説明したが、図6(a)に示す基準パターンとの比較結
果において変換処理する例を図8(a)乃至(c)に基
づいて説明する。
【0078】図8(a)乃至(c)においては、図7と
同様にオペレータにて指示した選択状態に応じて処理形
態を示すものであって、記録対象となる注目画素の右端
部の状態、左端部の状態、双方を組み合わせた状態を示
している。また、図8の“A”はそれぞれホストコンピ
ュータから入力された600dpiの画像情報を示し、
“B”は注目画素に対して変換処理を行った状態を示
し、“C”は画像データに応じて変換処理を行った状態
及び記録を行った状態を示し、“D”は変換処理された
データに従って記録を行った状態を模式したものであ
る。
【0079】そこで、図8(a)において“A”のよう
にホストコンピュータから入力された600dpiの画
像情報に対し記録対象となる白画素である注目画素のM
SD側には2ドット以上の白画素が存在し、注目画素の
LSD側には最低2ドットの黒画素が存在する。この状
態において、図6(a)の行方向Iの基準パターンと同
一となる。このパターンが図5に示すシフトレジスタ2
20に記憶された時に、比較回路222は一致出力を行
う。これにより、一致した基準パターンをパターン出力
部223へと送り、該パターン出力部223より図8
(a)の“B”で示す分割パターンデータを出力する。
この出力状態において、図8(a)の“C”に示すよう
に、注目画素である白画素データについては、3分割さ
れた最初を白(非記録)、黒、黒といった変換された記
録データとなる分割パターンデータが出力される。
【0080】なお、図8(a)においては、次のライン
における右端部の記録画素(黒)については、変換処理
を行う選択指示を受けておらず、第1の実施形態にて説
明したように記録画素においてはすべてにおいて、3分
割された両端を記録する黒画素として分割パターンデー
タが出力される。
【0081】つまり、比較回路222にて基準パターン
と一致するものがなければ、記録画素については、黒、
白、黒の1800dpiに切換回路224を介して変換
されるが、比較回路222にて一致処理が行われること
で、その注目画素、特に白画素について白、黒、黒に変
換処理される。このようにることで、図形(イメー
ジ)、文字等の特に右端部のジャギーを防止することが
でき、画像端部が平滑化される。
【0082】次に図8(b)においては、図8(a)と
は逆であり、左端部のジャギー等を無くす処理である。
そこで、“A”に示すようにホストコンピュータから入
力された600dpiの画像情報に対し、注目画素(白
画素)のMSD側には2ドット以上の黒画素が存在し、
注目画素のLSD側には最低2ドットの白画素が存在す
る状態を示している。
【0083】そのため、この画像情報が図5のシフトレ
ジスタ220に記憶された状態において、比較回路22
2は比較パターン記憶部221に記憶された基準パター
ンとを比較し、同一のパターンを検索する。この一致パ
ターンはパターン出力部223へと送られ、該パターン
出力部223より3分割された記録データとなる3分割
パターンデータを出力する。出力される記録データは、
図8(b)の“B”に示す通りであり、白、黒、黒とい
ったように変換処理される。
【0084】上記比較回路222にて一致検索がなけれ
ば、記録画素については黒、白、黒といった1800d
piに変換されたデータで出力処理される。この場合、
切換回路224にて比較回路222にて切換信号が出力
されない時に、上述した切換回路224より黒、白、黒
の変換データが出力処理される。しかし、比較回路22
2にて図8(b)の“A”に示す画像データにて一致検
索がなされると、上述したような処理が施され、パター
ン出力部223にて白、黒、黒に変換処理されることに
なる。
【0085】よって、図8(b)において、比較回路2
22での一致検索、不一致で、“C”に示す変換処理さ
れたデータが出力され、それに応じて記録再生が行われ
る。そのため、“C”に示す変換処理されたデータに従
った記録を行うことで、図形、文字等の左端部における
ジャギーを防止することができ、画像端部の平滑化が行
える。
【0086】また、図8(c)は、図8(a)および
(b)双方を組合わせたものである。つまり、画像の左
右の端部において変換処理を行った状態を示している。
この図8(a)乃至(c)においては、先に説明したよ
うにオペレータにて選択指示された選択信号に応じて何
れかの処理が実行される。これによりオペレータが所望
する再生画像を得ることがでいき、より効果的に図形、
文字等の画像端部のジャギーを防止することができ、画
像端部が平滑化されることになる。
【0087】(第3の実施形態)以上の第2の実施形態
においては、端部の画像、特に黒画素と白画素の変化状
態において、その端部のジャギーを解消するための変換
処理である。そのため、画像の傾斜線や面等のジャギー
を解消する場合において効果的である。
【0088】この第3の実施形態においては、上述した
ジャギーとは別に再生画像の細りや抜け等を解消する場
合についてものである。
【0089】例えば、図9に示す画像情報に応じてを再
生する場合、非記録画素(白画素)が抜けたり、あるい
は細りすぎて認識不可能になる場合がある。図9(a)
においては、白画素の周囲を黒画素を覆う状態におい
て、中心の白画素が黒画素の再生による抜けることがな
る。つまり、黒べた状態となり、白画素の存在を認識不
可能になる。また、図9(b)においては、白画素によ
る直線が形成された画像を示し、その白画素による直線
が細るか、抜けにより認識不可能になることがある。
【0090】このような状態を解消するために、上述し
た第1及び第2の実施形態による変換処理を行うように
することで、画像データに対して、忠実な再生画像を得
ることが変換処理について説明する。
【0091】そこで、図10において、図9に示す画像
データに対する本発明による変換処理の事例を示してい
る。特に黒画素(記録画素)に囲まれた白画素(非記録
画素)に対して行われる変換処理を示す。図において、
“A”はそれぞれホストコンピュータから入力された6
00dpiの画像情報である。
【0092】図10(a)の、“A”に示すようにホス
トコンピュータから入力された600dpiの画像情報
に対し、左端部の記録画素となる注目画素のMSD側に
は1ドット以上の黒画素、注目画素のLSDには1つの
白画素に続き、白画素のLSD側に最低2ドットの黒画
素が存在する状態において、上記注目画素に対して変換
処理が行われる。この注目画素以外の黒画素においては
第1の実施形態において説明した変換処理が行われるこ
とになる。
【0093】上記図10(a)の“A”に示す画像情報
がシフトレジスタ220に記憶されると、比較回路22
2は比較パターン記憶部221に記憶された基準パター
ンとを比較する。この場合、基準パターンとしては、図
9(b)に示す1ライン(行方向)が上記比較パターン
記憶部221に記憶されている。そのため、比較回路2
22は、シルトレジスタ220の記憶内容と一致する基
準パターンを検索し、検索結果において同一パターンを
検索する。その検索により、同一パターンが認識される
と比較回路222は、その検索パターンをパターン出力
部223へと送り、該パターン出力部223より3分割
された記録データ(分割パターンデータ)を出力する。
この出力状態は、図10(a)の“B”に示す通りであ
り、白、黒、白の分割パターンを出力する。
【0094】そして、注目画素以外の黒画素について
は、黒、白、黒といった3分割処理された記録データが
順次出力され、その状態を“C”に示す。この出力によ
り記録処理が行われ、特に“D”に示すような擬似的に
示した記録形態で再生記録される。
【0095】この図面からでも理解できるように、黒画
素に囲まれた白画素により形成される線や、ドットの細
りを防止でき、白画素の抜けを解消できる。特に黒画素
で構成される注目画素のドットが変換処理され、レーザ
露光装置225に出力し、記録されることによって、白
画素が鮮明に記録できるこにより、白ライン、ハーフト
ーン等を鮮明に再現することが可能になる。
【0096】図10(b)はホストコンピュータから入
力された600dpiの画像情報に対し(“A”)、そ
の注目画素が左端部、特に白画素に対して左の記録画素
(黒画素)としたものである。黒画素となる注目画素の
MSD側1つの白画素と、その白画素のMSD側に最低
2ドットの黒画素と、注目画素のLSD側には1ドット
以上の黒画素が存在する場合である。これは、図10
(a)の場合と同様であり、注目画素を変えている。
【0097】この場合においては、図10(a)にて説
明した通り、比較回路222にて基準パターンと、シフ
トレジスタ220に一時的に記憶された内容との比較検
索が行われ、一致した検索パターンがパターン出力部2
23に送られ、“B”に示すような3分割された記録デ
ータ、つまり白、黒、白の分割パターンが出力される。
そして、図10(b)の“C”に示すように注目画素の
黒画素の部分が、白、黒、白の分割パターンとして出力
される。そして、他の黒画素については基準パターンと
の一致検索がなされず、第1の実施形態において説明し
たように変換処理が行われ、黒、白、黒の3分間された
パターン出力が行われ、記録に供される。
【0098】よって、図10(b)においても、実際の
記録状態を“D”の擬似的に示したように、黒画素に囲
まれた白画素の細りを防止できる。特に白画素に接する
黒画素で構成される注目画素の変換処理されたデータ
を、レーザ露光装置225に出力し、記録されることに
よって、白画素の抜けが生じることなく、鮮明に記録で
きるこにより、白ライン(行方向のもの)、ハーフトー
ンを鮮明に記録することが可能となる。
【0099】図10(c)は、図10(a)および
(b)の双方を組合わせたものである。この例において
も、黒画素に囲まれた白画素の細りを防止し、白画素が
鮮明に記録できるこにより、白ライン、ハーフトーンを
鮮明に記録できる。
【0100】なお、図10の(a)乃至(c)は、先に
説明したようにオペレータにて選択指示する場合におい
て処理されることになる。つまり、図9に示す画像デー
タの再現を行う場合、白ライン、白画素において、右又
は左、あるいはその両方の何れかを指示することで、上
述した図10(a)乃至(c)の何れかの処理が行われ
ることになる。
【0101】一方、図9とは全く逆の場合の画像データ
が存在する状態を図11に示す。これは、黒画素が抜け
たり、あるいは細りすぎて認識不可能になる場合があ
る。図11(a)においては、黒画素の周囲を白画素が
囲む状態において、中心の黒画素を再生する時に抜ける
ことがある。つまり、白べた状態となり、黒画素の存在
を認識不可能になる。そのため、ハーフトーン等の再現
性が非常に悪くなる。また、図11(b)においては、
記録画素の直線が形成された画像を示し、その黒画素に
よる直線が細るか、抜けにより認識不可能になることが
ある。
【0102】上述の画像データに対して、基準パターン
である白、白、黒、白、白となる内容が比較パターン記
憶部221に記憶されている。そして、図12の“A”
に示すようにホストコンピュータから入力された600
dpiの画像情報、シルトレジスタ220に記憶される
時に、比較回路222は、基準パターンの一致検索を行
うことになる。
【0103】特に、図12において記録画素(黒画素)
である注目画素に対して、MSD側には2ドット以上の
白画素、注目画素のLSD側には2ドット以上の白画素
が存在する。そのため、その状態では、罫線あるいはハ
ーフトーンで用いられる場合の画像となる。このような
画像データが上述したようにシフトレジスタ220に入
力されると、比較回路222から同一のパターンを検索
する。その検索により、一致パターンをパターン出力部
223に送り、パターン出力部223から、図12
“B”に示すような全てが黒となる3分割パターンデー
タが出力される。
【0104】この場合、第1の実施形態において説明し
た変換処理を行う場合、図12における注目画素(黒画
素)については、600dpiの画像データに対して、
黒、白、黒の1800dpiに対応する変換処理が行わ
れるが、比較回路222にて基準パターンとの一致検索
が確認されると、黒、黒、黒に変換処理されることにな
る。このことから、白画素に囲まれた黒画素の細りを防
止し、記録されることによって、黒画素が鮮明に記録で
きるこにより、罫線、ハーフトーンを鮮明に再現するこ
とが可能になる。
【0105】以上のように各実施形態を説明したよう
に、本発明おいては、注目画素に対し、それが黒画素で
あれば、第1の実施形態においては、3分割変換処理
し、3分割画素の両端部を黒画素して再生するようにし
ており、また注目画素において予め決められた基準パタ
ーンとの比較において一致するような場合には、基準パ
ターンに応じた3分割された記録データ(分割パターン
データ)を出力し、再生を行うようにしている。これ
は、特にレーザビームによる主走査方向にいて3分割処
理される。しかし、副走査方向においては3分割処理さ
れることはない。そのため、全体としての構成は、単に
半導体レーザを駆動するクロックとしては、3分割され
た信号を得るものを追加し、また単純な比較、及び基準
パターン等を記憶すればよく、その回路構成が非常に簡
単となり、記憶部の記憶容量が膨大になることはない。
【0106】また、本発明の実施形態におていは、3分
割処理する事例を説明したが、それ以上の分割処理を行
うことも可能となる。例えば、4分割処理する場合に
は、少なくとも両端を記録画素データとして出力し、中
央の2個については少なくとも一つを記録画素して処理
するように選択操作できりょうにしてもよい。また、5
分割処理の場合には、両端部と中央部を記録画素となる
ようなパターン出力を行うこともできる。
【0107】
【発明の効果】本発明による画像形成装置において、入
力されて画像情報に対して、複雑な構成及び制御を用い
ることなく傾斜する部分のドット間隔を実質小さくし、
実質的に解像度を向上できジャギー等を解消できる。
【0108】また、本発明においてはN分割(N=3以
上)処理する場合、光ビームの走査方向にのみであり、
実質的な解像度の変換のためにクロックをN倍にするの
みで、記憶部の削減等、不要な構成を削除することが可
能である。
【0109】また、入力された画像情報を所定画素数を
特定の分割パターンに置換することによって、画像端部
のジャギーを防止することが可能である。
【0110】さらに、入力された画像情報を所定画素数
を特定の分割パターンに置換することによって、独立し
た白または黒の抜けや細りを防止しでき、罫線や中間調
の再現性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による入力される画像情報(データ)に
対してN(=3)分割処理された出力形態を示す第1の
実施形態を説明する図である。
【図2】図1における処理による光エネルギーの分布状
態を示す特性図である。
【図3】本発明にかかる画像形成装置の一例を示すレー
ザプリンタの全体構成を示す断面図である。
【図4】図3における画像形成装置の画像形成部を制御
するための制御回路構成を示すブロック図である。
【図5】図4における本発明の解像度変換処理を行う変
換処理回路の詳細を示すブロック図である。
【図6】本発明の第2の実施形態を説明するためのもの
で、図5に示す変換処理回路における比較パターン記憶
部に記憶される基準パターンの各種例を示すパターン図
5である。
【図7】図6における基準パターンとの一致検索による
変換処理される形態を示すもので、入力画像データ、変
換処理データ、記録状態、及び記録処理の状態を模式的
に示した図である。
【図8】図6における基準パターンとの一致検索による
変換処理される形態を示すもので、入力画像データ、変
換処理データ、記録状態、及び記録処理の状態を模式的
に示した図7とは別の事例を示した図である。
【図9】本発明の第3の実施形態を説明するためのもの
で、図5に示す変換処理回路における比較パターン記憶
部に記憶される基準パターンの他の例等を説明するため
の画像データを示す図である。
【図10】図9にて示した基準パターンとの一致検索に
より変換処理される形態を示すもので、入力画像デー
タ、変換処理データ、記憶状態、及び記憶処理の状態を
模式的に示した図である。
【図11】図9の逆のパターンを示す画像データを示す
図である。
【図12】図11に示した基準パターンとの一致検索に
より変換処理される形態を示すもので、入力画像データ
及び変換処理データを示した図である。
【図13】本発明による第1の実施形態と従来の処理に
よる文字「Z」を再生した状態を示し、(a)は従来の
処理による再生画像を示す図であり、(b)は本発明の
処理による再生画像を示す図である。
【符号の説明】
101 給紙部 102 画像形成部 103 レーザ走査部 105 シート 117 制御回路(制御手段) 121 感光体 122 転写ローラ 123 帯電部材 124 現像装置 125 クリーニング装置 207 DRAM(画像データ記憶部) 208 DRAMコントローラ 210 VIDOデータコントローラ 211 レーザプリンタコントローラ 212 解像度変換回路(変換手段) 213 PCU(画像形成部の制御ユニット) 220 シフトレジスタ(第1記憶手段) 221 比較パターン記憶部(第2記憶手段) 222 比較回路 223 パターン出力部(出力手段) 224 切換回路(出力手段) 225 レーザ露光装置
フロントページの続き (72)発明者 大越 俊秀 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 村上 哲 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 川上 隆宏 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された画像情報に応じて選択的に光
    ビームを照射することにより、記録媒体上に上記画像情
    報に応じた画像を再生するための画像形成装置におい
    て、 上記画像情報の少なくとも記録対象となる注目の画素が
    黒画素の場合、画像解像度をN倍(N=3以上の整数)
    に分割変換する解像度変換手段と、 上記解像度変換手段により上記記録画素をN倍に分割変
    換したN分割画素の少なくとも両端部の画素を黒画素と
    して光ビームを照射する手段とを備えたことを特徴とす
    る画像形成装置。
  2. 【請求項2】 上記解像度変換手段は、光ビームの主走
    査方向にのみ画像情報の各画素の画像解像度をN倍(N
    =3以上の整数)に変換する請求項1記載の画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】 入力された画像情報を所定画素数単位で
    順次シフト記憶する第1記憶手段と、 上記第1記憶手段に記憶された画像情報のパターンを特
    定するために、予め複数の基準パターンを記憶した第2
    記憶手段と、 上記第1記憶手段の画像情報と第2記憶手段に記憶され
    ている画像情報と基準パターンとを比較して、上記第1
    記憶手段の画像情報のパターンを特定する比較回路と、 記録対象となる注目画素に対し画像分解度をN倍(N=
    以上の整数)にした複数の分割パターン例を記憶し、上
    記比較回路の比較結果に応じて上記第1記憶手段に対応
    する分割パターンを特定して出力する出力手段と、 上記出力手段より出力された分割パターン情報に応じて
    ビーム露光するビーム制御手段とを備え、 上記出力手段は、上記第1記憶手段に記憶された画像情
    報において、記録対象の注目の画素が黒画素であって、
    該注目の黒画素の一方に2個以上の黒画素が隣接し、且
    つ記録画素の他方に2個以上の白画素が隣接する場合、
    当該分割画素の少なくとも中央部の画素を黒画素とした
    分割パターンを出力するようにしたことを特徴とする画
    像形成装置。
  4. 【請求項4】 上記出力手段は、上記第1記録手段に記
    憶された画像情報において、記録対象の注目の画素が白
    画素であって、該白画素の一方に2個以上の黒画素が隣
    接し、且つ記録画素の他方に2個以上の白画素が隣接す
    る場合、当該分割画素の少なくとも、右端から複数個の
    画素を黒画素とした分割パターンを出力するようにした
    ことを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 上記注目の画素の分割パターンの処理
    は、オペレータの分割指示に応じて実行される請求項3
    または請求項4記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 上記出力手段は、上記第1記憶手段に記
    憶された画像情報において、記録対象の注目の画素が黒
    画素であって、該黒画素の一方に1個以上の黒画素が隣
    接し、且つ該黒画素の他方に1個以上の白画素と2個の
    黒画素が隣接する場合、当該分割画素のうち中央の記録
    画素のみ黒画素とした分割パターン、若しくは上記記録
    対象の注目画素の黒画素、及び上記白画素に隣接する黒
    画素の2つの黒画素における当該分割画素のうち少なく
    とも、中央部の画素のみ黒画素とした分割パターンを出
    力するようにしたことを特徴とする請求項3記載の画像
    形成装置。
  7. 【請求項7】 上記出力手段は、上記第1記憶手段に記
    憶された画像情報において、記録対象の注目の画素が黒
    画素であって、該黒画素の一方に2個以上の白画素が隣
    接し、且つ該黒画素の他方に2個以上の白画素が隣接す
    る場合、当該分割画素を全てを黒画素とした分割パター
    ンを出力するようにしたことを特徴とする請求項3記載
    の画像形成装置。
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