JPH06315083A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH06315083A
JPH06315083A JP5104726A JP10472693A JPH06315083A JP H06315083 A JPH06315083 A JP H06315083A JP 5104726 A JP5104726 A JP 5104726A JP 10472693 A JP10472693 A JP 10472693A JP H06315083 A JPH06315083 A JP H06315083A
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JP
Japan
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image
data
image data
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dot
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Application number
JP5104726A
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English (en)
Inventor
Akiyoshi Hamada
明佳 濱田
Nobuo Kanai
伸夫 金井
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光学な手段を用いることなく、簡単に数種類
の解像度を切り換えることが可能な画像形成装置を提供
することを目的としている。 【構成】 低解像度モードと、低解像度のN倍の高い解
像度を有する高解像度モードとの切り換えが可能な画像
形成装置であって、低解像度モード又は高解像度モード
を指定するモード指定手段206と、高解像度モード時
の処理に必要な所定容量の画像メモリ20と、高解像度
モードが指定された場合には、画像データを前記画像メ
モリ20にビットパターンで展開し、展開した画像デー
タをライン単位で1ドット毎に読み出す一方、低解像度
モードが指定された場合には、画像データを前記画像メ
モリ20の1/N2 の容量部分に展開し、展開した同一
ラインの1ドットの画像データをN回ずつ、更に、同一
ラインの画像データをN回ずつ読み出す画像データ書込
み読出手段200と、読み出された画像データに基づき
作像する作像手段3とを備えたことを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザビームプリンタ
等で使用される電子写真方式の画像形成装置に関し、特
に、画像メモリに画像データを展開する機能を持った画
像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】レーザビームプリンタでは、画像メモリ
に展開した画像データに従い、レーザビームを一定電位
に帯電した感光体表面に照射し、多数ドットからなる静
電潜像を感光体表面に形成した後、これにトナーを供給
してトナー像を形成し、更に、このトナー像を用紙に転
写して定着させることにより、画像形成を行っている。
【0003】また、レーザビームプリンタを使用する場
合には、解像度(1インチ当たりのドット数DPIで表
現される印字密度でもって評価される)と印字スピード
(スループットの問題として取り扱われる)について考
慮する必要がある。例えば、解像度を2倍にすれば情報
処理量が4倍になるため、処理量が増えた分だけ印字ス
ピードは遅くなる。従って、解像度の方を印字スピード
より優先させるか、或いは印字スピードの方を解像度よ
り優先させるかは、ユーザの選択に任されている。
【0004】一方、レーザビームプリンタ等における解
像度の変更方法として、次のような方法が考案されてい
る。例えば、特開昭59−117372によれば、ドッ
トピッチと画像形成ドット数を選択して切り換えできる
ものとしており、この切り換えに応じて、レーザビーム
を発生させるための電力、レーザビームの照射時間間
隔、レーザビーム径、回転多面鏡の回転速度、感光体ド
ラムの回転速度等の制御を行うようになっている。
【0005】また、特開昭59−221165によれ
ば、感光体ドラム上に形成する静電潜像のドット密度を
変更できるものとしており、そのために、レーザビーム
の周波数、即ち、レーザ輝度変調信号の周波数や、回転
多面鏡の回転速度を変更するようになっている。また、
特開昭60−7263によれば、レーザビームのパルス
幅変調を行う際に、そのパルス幅に応じてパルスの立ち
上がり時間を制御し、ドット間隔を調整するようになっ
ている。
【0006】また、特開昭60−182868によれ
ば、光変調偏向器によって1本のレーザビームを複数本
のレーザビームに分割すると共に、該光変調偏向器に印
加する偏向信号の周波数をドット密度に対応させてお
り、ドット密度に従って、分割後のレーザビームの何れ
かを選択して使用するようになっている。また、特開平
2−206566によれば、回転多面鏡の各面において
検出した印字開始信号を分周して得たクロックと、解像
度切り換え信号に基づいて作成したビデオクロックとを
選択することにより、解像度の切り換えを行うようにな
っている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た方法によって解像度を変更する場合には、どうしても
レーザビームに関する光学系や、システムスピード、そ
の他画像形成プロセスに関する諸条件の変更が必要とな
る。そして、このような変更を行った場合には、従来よ
り、解像度の切り換え直後において画像形成が不安定に
なるという問題があった。例えば、回転多面鏡の回転数
を大幅に変更した場合、回転数のジッタ性能や立ち上が
り時間を仕様値内に収めることは大変難しく、その結果
として、画像形成を極めて不安定にしてしまう。
【0008】また、解像度を切り換えるために、ビーム
系の切り換え回路や光学部品、或いは、レーザビーム出
力切り換えのための高圧トランス等の特別な部品を設け
なければならず、光学系の大型化と、相当額のコストア
ップを招くことは避けられない。更に、変更する解像度
についても、例えば、300DPIと400DPIの間
で切り換えを行おうとした場合、夫々の解像度に対応し
たビーム径の仕様値は公差の範囲内でオーパラップして
いるため、上述した方法によって比較的簡単に変更する
ことが可能であるが、300DPIと600DPIの間
で切り換えを行おうとした場合には、対応するビーム径
が全く異なっていることから、少なくとも一方の解像度
に対しては画質の劣化を避けることができず、信頼性を
低下させてしまう。
【0009】本発明は、かかる現状に鑑みてなされたも
のであり、光学的手段を用いることなく、簡単に数種類
の解像度を切り換えることが可能な画像形成装置を提供
することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、低解像度モードと、低解像度のN倍の高
い解像度を有する高解像度モードとの切り換えが可能な
画像形成装置であって、低解像度モード又は高解像度モ
ードを指定するモード指定手段と、高解像度モード時の
処理に必要な所定容量の画像メモリと、高解像度モード
が指定された場合には、画像データを前記画像メモリに
ビットパターンで展開し、展開した画像データをライン
単位で1ドット毎に読み出す一方、低解像度モードが指
定された場合には、画像データを前記画像メモリの1/
2 の容量部分に展開し、展開した同一ラインの1ドッ
トの画像データをN回ずつ、更に、同一ラインのデータ
をN回ずつ読み出す画像データ書込み読出手段と、読み
出された画像データに基づき作像する作像手段とを備え
たことを特徴としている。
【0011】
【作用】上記構成によれば、本発明にかかる画像形成装
置は、低解像度モードと、低解像度のN倍の高い解像度
を有する高解像度モードとの切り換えが可能となってい
る。そして、これらの解像度モードは、モード指定手段
によって指定される。また、画像形成を行うにあたって
は、画像データを一旦、画像メモリに展開した後、展開
した画像データを画像メモリから読み出し、読み出した
画像データに基づき作像が行われるようになっている。
【0012】ここで、画像メモリは、高解像度モード時
の処理に必要な所定の記憶容量を持っている。そして、
画像データ書込み読出手段によって、画像データの画像
メモリへの展開と、展開した画像データの画像メモリか
らの読み出しが行われる。その場合、高解像度モード時
には、画像データは、画像メモリにビットパターンで展
開され、低解像度モード時には、画像メモリの1/N2
の容量部分に展開される。また、高解像度モード時に
は、画像データは、ライン単位で1ドット毎に読み出さ
れ、低解像度モード時には、同一ラインの1ドットの画
像データがN回ずつ、更に、同一ラインの画像データが
N回ずつ読み出される。続いて、読み出された画像デー
タに基づき、作像手段よって作像が行われる。
【0013】このようにして、作像手段の作像条件や、
画像形成システムにおけるコントロール条件等を変更す
ることなく、解像度を簡単に変更することが可能とな
る。
【0014】
【実施例】以下、本発明にかかる画像形成装置の一実施
例を図面に従って具体的に説明する。図1は、本発明に
かかる画像形成装置を使用した光プリンタにおける、画
像形成を行うための機器配列を示す斜視図である。この
光プリンタでは、ホストコンピュータ1からの制御信号
や制御データが、イメージ制御回路2に入力されるよう
になっている。そして、イメージ制御回路2では、用紙
Pにプリントアウトするために必要なイメージ情報(画
像データ)をビットパターンの形で画像メモリ20に展
開する(なお、この画像メモリ20における画像データ
の展開については、図3において詳述する)。
【0015】ホストコンピュータ1からイメージ制御回
路2に対して、プリント開始信号が入力されると、レー
ザ駆動回路3がレーザダイオード4を駆動して、レーザ
光が強制発光される。このレーザ光は、コリメータレン
ズ5によって平行光に変換され、シリンドリカルレンズ
6によってビーム整形され、回転多面鏡であるポリゴン
ミラー7のミラー面70に入射される。ここで、ポリゴ
ンミラー7は、ポリゴンモータ71によって矢印A方向
に回転駆動されるようになっており、ミラー面70に入
射されたレーザ光は、所定の角度内において、その反射
方向を変えてfθレンズ8に入射される。その結果、f
θレンズ8を透過したレーザ光は、感光体ドラム9の表
面を、その長手方向にスキャンして照射する(なお、図
中、レーザ光の走査線を破線で示している)。
【0016】また、感光体ドラム9の側方部であって、
レーザ光の走査線上には、SOSセンサ10が設けられ
ており、レーザ光の感光体ドラム9の外方部分への照射
が検知される。即ち、このSOSセンサ10にレーザ光
が入射された場合には、その入射のタイミングでSOS
信号が発生するようになっている。発生したSOS信号
は、波形整形回路11でその波形を整形されて、イメー
ジ制御回路2に入力される。そこで、イメージ制御回路
2では、画像メモリ20に格納してある画像データに応
じてレーザ駆動回路3をオンオフ制御し、レーザダイオ
ード4からレーザ光が強制発光される。このようにし
て、レーザ光の感光体ドラム9に対する照射スキャンが
制御されるようになっている。
【0017】一方、感光体ドラム9は、ドラム駆動モー
タ90によって矢印B方向に回転駆動され、帯電器91
によって、その表面が所定の電位に帯電された後、レー
ザ光の照射を受けるようになっている。この結果、感光
体ドラム9の表面には、静電潜像が形成される。更に、
この静電潜像に対し、現像器92によってトナーが供給
され、現像が行われる。続いて、感光体ドラム9の表面
に接触するように矢印C方向に供給されてくる用紙Pに
対し、その裏面側に配された転写チャージャ93によっ
て、現像されたトナーの転写が行われる。また、トナー
が転写された用紙Pは、更に、図示しない定着器によっ
てトナーが定着されてプリンタ外へ排出される。また、
転写を終えた感光体ドラム9は、クリーナ94によっ
て、その表面の残留トナーが除去された後、再び次順の
画像形成のために、帯電器91によって帯電が行われ
る。
【0018】図2は、図1に示すイメージ制御回路2及
びその周辺回路の構成を示すブロック図である。このイ
メージ制御回路2(図中、破線で囲む内部の構成をと
る)は、CPU200と、画像メモリ20と、デコーダ
203と、入出力インタフェース204とから構成され
ている。CPU200には、入出力インタフェース20
4を介して、ホストコンピュータ1からの画像データが
入力されるようになっており、更に、画像データはデー
タバス201を介して画像メモリ20に書込まれ、画像
メモリ20からは、デコーダ203が決定したアドレス
に従って、アドレスバス202を介して読み出されるよ
うになっている。
【0019】また、ホストコンピュータ1からの制御デ
ータが入出力インタフェース204を介してレーザ駆動
回路3に入力されて、レーザダイオード4が駆動される
ようになっている。同じく、ホストコンピュータ1から
の制御データが入出力インタフェース204を介して現
像バイアス設定回路、帯電電位設定回路、システムスピ
ード、感光体ドラム回転スピード、ポリゴンモータスピ
ード(スキャンスピード)の各制御回路205に入力さ
れて、各回路の制御が行われるようになっている。
【0020】また、入出力インタフェース204には、
波形整形回路11からのSOS信号と、解像度切り換え
スイッチ206からの切り換え信号とが入力され、これ
らの入力信号に従い、ホストコンピュータ1によって、
ドラム駆動モータ90とポリゴンモータ71が制御され
るようになっている。この場合、解像度切り換えスイッ
チ206によって解像度が切り換えられた時、各回路2
05で設定される電位やスピードについては、全く変え
る必要がないようになっている。
【0021】図3は、図1に示す画像メモリ20上に展
開された、A4サイズ1ページ分のプリントイメージを
示す模式図である。この光プリンタでは、600DPI
(高解像度の場合)と300DPI(低解像度の場合)
の2つの解像度の切り換えが可能となっている。そし
て、(a)は、600DPIの場合のフォントデータ
「ABCDEFG」の展開例を、(b)は300DPI
の場合の同フォントデータ「ABCDEFG」の展開例
を夫々示している。
【0022】また、図中、右側方部分には、原稿読み取
りの主走査方向(左から右方向に進む)と、副走査方向
(上から下方向へ進む)を示しており、これがフォント
データを展開する画像メモリ20の記憶領域における水
平方向と垂直方向に対応している。そして、展開する画
像データのアドレスを、(X,Y)として取り扱い、即
ち、この画像メモリ20は、1画素1ビットのビットマ
ップメモリを構成しており、Xはその行アドレス(コラ
ムアドレス)を、Yはその列アドレス(ロウアドレス)
を夫々示している。ここでは、X=1〜2Lとし、Y=
1〜2Nとしており、結局、この画像メモリ20の記憶
容量としては、2L×2Nビットとなっている。
【0023】画像メモリ20に対する画像データの展開
(即ち、画像データの書込み)は、具体的には、次のよ
うにして行われる。(a)では、「A〜G」の48×4
8ドットの各フォントデータがそのまま、画像メモリ2
0上の領域2L×2Nの所定位置にビットパターンとし
て展開されている。これに対し、(b)では、同「A〜
G」の48×48ドットの各フォントデータが画像メモ
リ20上の領域L×Nの所定位置に2ドット毎に、即
ち、24×24ドットのフォントデータとして展開され
ている。従って、(b)については、フォントデータを
展開する領域が(a)の領域の1/22 となっている。
【0024】また、上記のように画像メモリ20に展開
した画像データの読み出しは、具体的には次のようにし
て行われる。(a)の場合には、第1ラインのアドレス
(1,1)→(1,2)→・・・→(1,2N)の順
で、1ドット毎にデータが読み出され、続いて、第2ラ
インのアドレス(2,1)→(2,2)・・・→(2,
2N)の順で、1ドット毎にデータが読み出され、同様
に、各ライン毎に順々に、そして、1ドット毎にデータ
が読み出されて、最後に第2Lラインのアドレス(2
L,1)→(2L,2)→・・・→(2L,2L)の順
で、1ドット毎にデータが読み出される。このようにし
て、1ページ分の画像データを全て読み出した後に、読
み出した画像データに従って、画像形成のためのレーザ
光が発光される。
【0025】これに対し、(b)の場合には、第1ライ
ンについての読み出しとして、アドレス(1,1)→
(1,1)→(1,2)→(1,2)→・・・→(1,
N)→(1,N)の順で、1ドット毎のデータが2回ず
つ読み出された後,第2ラインについての読み出しとし
て、再度、同アドレス(1,1)→(1,1)→(1,
2)→(1,2)→・・・→(1,N)→(1,N)の
順で、1ドット毎のデータが2回ずつ読み出される。次
に、第3ラインについての読み出しとして、アドレス
(2,1)→(2,1)→(2,2)→(2,2)→・
・・→(2,N)→(2,N)の順で、1ドット毎のデ
ータが2回ずつ読み出された後、第4ラインの読み出し
として、再度、同アドレス(2,1)→(2,1)→
(2,2)→(2,2)→・・・→(2,N)→(2,
N)の順で、1ドット毎のデータが2回ずつ読み出され
る。以後、同様にして、順々に各ライン毎に1ドット毎
のデータが読み出されて、第2L−1ラインについての
読み出しとして、アドレス(L,1)→(L,1)→
(L,2)→(L,2)→・・・→(L,N)→(L,
N)の順で、1ドット毎のデータが2回ずつ読み出され
た後、第2Lラインについての読み出しとして、再度、
同アドレス(L,1)→(L,1)→(L,2)→
(L,2)→・・・→(L,N)→(L,N)の順で、
1ドット毎のデータが2回ずつ読み出される。このよう
にして、同アドレスのデータが4回読み出されることに
よって、画像メモリ20上の領域2L×2N(1ページ
分の領域)の所定位置に、解像度が(a)の場合の1/
2となるように展開した場合と同様の出力が行われるこ
とになる。そして、読み出された画像データに従って、
画像形成のためのレーザ光が発光される。
【0026】以上のように、画像データの画像メモリ2
0への展開と、展開された該画像データの読み出しを制
御することによって、600DPIと300DPIの両
解像度を相互に切り換える場合に、レーザ光のビーム径
やパワー、システムスピードやその他のエンジン条件等
を全く変更することなく、画像形成を行えるようにな
る。
【0027】図4は、図2に示すイメージ制御回路2に
おけるCPU200のデータ処理ルーチンである。先
ず、画像データの入力があるか否かの確認を行い(S4
1)、データ入力が無い場合(S41においてNoの場
合)には、ステップS45の処理に移行する。画像デー
タの入力がある場合(S41においてYesの場合)に
は、解像度切り換えスイッチ206によって設定されて
いる現在の解像度を確認して(S42)、解像度が30
0DPIに設定されている場合には、先述した300D
PIのルールに従って画像メモリ20にデータを展開す
る(S43)。また、解像度が600DPIに設定され
ている場合には、先述した600DPIのルールに従っ
て画像メモリ20にデータを展開する(S44)。
【0028】次に、画像データを展開した画像メモリ2
0上のデータアドレスを見て、夫々の解像度に応じた画
像データの展開が完了したか否かの確認を行う(S4
5)。そして、データ展開が完了した場合(S45にお
いてYesの場合)には、解像度を確認して(S4
6)、解像度が300DPIの場合には、300DPI
のルールに従って画像メモリ20から画像データを出力
する(S47。なお、図6のフローチャートにその詳細
を示す)。また、解像度が600DPIの場合には、6
00DPIのルールに従って画像メモリ20から画像デ
ータを出力する(S48。なお、図5のフローチャート
にその詳細を示す)。
【0029】図5は、解像度が600DPIの場合につ
いての画像メモリ20からのデータ出力処理ルーチンで
ある。ここで、(X、Y)は、画像メモリ20から出力
される画像データの(行、列)アドレスを示している。
また、初期設定は(1、1)とし、1ページ分の画像デ
ータの出力が終了すると、再び(1、1)にセットされ
るものとしている。先ず、X>2L、即ち、該当ページ
についての画像データの出力が終了したか否かの確認を
行う(S51)。そして、終了している場合(S51に
おいてYesの場合)には、データアドレスをX=1、
Y=1にセットする(S52)。該当ページについての
画像データの出力が終了していない場合(S51におい
てNoの場合)には、出力すべき画像データのアドレス
(X、Y)をセットして、データを出力する(S5
3)。
【0030】次に、Y=2N、即ち、該当列についての
画像データの出力が終了したか否かの確認を行い(S5
4)、終了した場合(S54においてYesの場合)に
は、列アドレスをY=1とし、行アドレスを一つ進めて
X=X+1にセットする(S55)。また、該当列につ
いての画像データの出力が終了していない場合(S54
においてNoの場合)には、列アドレスを一つ進めてY
=Y+1にセットする(S56)。
【0031】図6は、解像度が300DPIの場合につ
いての画像メモリ20からのデータ出力処理ルーチンで
ある。先ず、X>L、即ち、該当ページの所定領域への
画像データの出力が終了したか否かの確認を行う(S6
1)。そして、終了している場合(S61においてYe
sの場合)には、データアドレスをX=1、Y=1にセ
ットする(S62)。該当領域への画像データの出力が
終了していない場合(S61においてNoの場合)に
は、出力すべき画像データのアドレス(X、Y)をセッ
トして、データを出力する(S63)。引続き、再度、
出力すべき画像データのアドレス(X、Y)をセットし
て、データを出力する(S64)。即ち、ステップS6
3とS64を実行することによって、同じアドレスの画
像データが2回出力されることになる。
【0032】次に、Y=N、即ち、該当列についての画
像データの出力が終了したか否かの確認を行う(S6
5)。そして、該当列についての画像データの出力が終
了していない場合(S65においてNoの場合)には、
列アドレスを一つ進めてY=Y+1にセットする(S6
6)。また、終了した場合(S65においてYesの場
合)には、列アドレスをY=1とし(S67)、更に、
行出力を終了したのが、該当行についての1回目の出力
であるか(即ち、K=0)、或いは2回目の出力である
か(即ち、K=1)否かの判別を行う(S68)。そし
て、1回目の出力である場合(S68においてYesの
場合)には、K=1とし(S69)、2回目の出力であ
る場合(S68においてNoの場合)には、K=0とし
て、行アドレスを一つ進め、X=X+1にセットして
(S70)、リターンする。
【0033】
【発明の効果】以上の本発明によれば、解像度を変更す
るために、レーザビームに関する光学系や、システムス
ピード、その他画像形成プロセスに関する条件等を変更
する必要がなくなる。このため、従来のように、解像度
を切り換えた直後において、画像形成が不安定になると
いう不具合がなくなり、信頼性を低下させるおそれは全
くなくなる。また、解像度を切り換えるために、ビーム
系の切り換え回路や光学部品、また、レーザビーム出力
を切り換えるための高圧トランス等の特別な部品を設け
る必要がなくなる。
【0034】このように、本発明にかかる画像形成装置
を使用すれば、光学系の大型化やコストアップを招くこ
となく、しかも、画像品質を損なうことなく、簡単に数
種類の解像度を得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる画像形成装置を使用した光プリ
ンタにおける、画像形成を行うための機器配列を示す斜
視図である。
【図2】図1に示すイメージ制御回路2及びその周辺回
路の構成を示すブロック図である。
【図3】図2に示す画像メモリ上に展開された、A4サ
イズ1ページ分のプリントイメージを示す模式図であ
る。
【図4】図2に示すイメージ制御回路2におけるCPU
200のデータ処理ルーチンである。
【図5】解像度が600DPIの場合についての画像メ
モリ20からのデータ出力処理ルーチンである。
【図6】解像度が300DPIの場合についての画像メ
モリ20からのデータ出力処理ルーチンである。
【符号の説明】
1 ホストコンピュータ 2 イメージ制御回路 3 レーザ駆動回路 4 レーザダイオード 20 画像メモリ 200 CPU 201 データバス 202 アドレスバス 203 デコーダ 204 入出力インタフェース 206 解像度切り換えスイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 低解像度モードと、低解像度のN倍の高
    い解像度を有する高解像度モードとの切り換えが可能な
    画像形成装置であって、 低解像度モード又は高解像度モードを指定するモード指
    定手段と、 高解像度モード時の処理に必要な所定容量の画像メモリ
    と、 高解像度モードが指定された場合には、画像データを前
    記画像メモリにビットパターンで展開し、展開した画像
    データをライン単位で1ドット毎に読み出す一方、低解
    像度モードが指定された場合には、画像データを前記画
    像メモリの1/N2 の容量部分に展開し、展開した同一
    ラインの1ドットの画像データをN回ずつ、更に、同一
    ラインの画像データをN回ずつ読み出す画像データ書込
    み読出手段と、 読み出された画像データに基づき作像する作像手段とを
    備えたことを特徴とする画像形成装置。
JP5104726A 1993-04-30 1993-04-30 画像形成装置 Pending JPH06315083A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5104726A JPH06315083A (ja) 1993-04-30 1993-04-30 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5104726A JPH06315083A (ja) 1993-04-30 1993-04-30 画像形成装置

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JPH06315083A true JPH06315083A (ja) 1994-11-08

Family

ID=14388507

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JP5104726A Pending JPH06315083A (ja) 1993-04-30 1993-04-30 画像形成装置

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JP (1) JPH06315083A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9460482B2 (en) 2013-10-02 2016-10-04 Samsung Electronics Co., Ltd. System on chip including configurable image processing pipeline and system including the same

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