JPH10119150A - Dm製造方法及び装置 - Google Patents

Dm製造方法及び装置

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JPH10119150A
JPH10119150A JP8301127A JP30112796A JPH10119150A JP H10119150 A JPH10119150 A JP H10119150A JP 8301127 A JP8301127 A JP 8301127A JP 30112796 A JP30112796 A JP 30112796A JP H10119150 A JPH10119150 A JP H10119150A
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JP
Japan
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envelope
short side
film
flap
glue
Prior art date
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Pending
Application number
JP8301127A
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English (en)
Inventor
Eiji Mitsunabe
英治 三鍋
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JITSUPU KK
Original Assignee
JITSUPU KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 〔課題〕 完全な封筒形式のDMを確実に低コストで
製造する。 〔解決手段〕 ロールしたフィルムを引き出し、中央を
折って短辺が上、長辺が下の二枚重ねにするとともに、
短辺の上端辺りの表面に糊をライン状に塗布する他、一
定間隔ごとに切断・溶着して封筒にする製袋装置と、封
筒の口を開けて丁合した封入物を挿入する封入装置と、
短辺から突出した長辺の部分をフラップとして短辺側に
折り返し、フラップと短辺とを糊付けする封緘装置と
を、フィルムの流れに沿って順次配置したことを特徴と
するDM製造装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フィルムを封筒に
製袋し、この封筒に所定の封入物を封入すると同時に封
緘してDMとするDM製造方法及び装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】DMの製造は、従来、以下の二通りの方
法で行っていた。その一は、予め製袋した封筒に手作業
で封入物を封入する方法であり、その二は、封筒素材で
あるフィルムと封入物を平行に移送しながら、封入物を
包み込むようにフィルムを折って封筒に成形し、糊や熱
溶着によって封緘する方法であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、一の方法で
は、人手を要してコストが嵩む上、封入物の欠落や不揃
いが生ずるといった問題がある。又、二の方法では、単
に封入物を包み込んだ袋というものしか製造できず、所
謂、封筒という態様のものとは程遠い感じのものであっ
た。本発明は、このような欠点を解消するものであり、
封筒成形と封入物の封入、封緘を一つの移送ラインで行
うようにしたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】以上の課題の下、本発明
は、ロールしたフィルムを引き出し、中央を折って短辺
が上、長辺が下の二枚重ねにするとともに、短辺の上端
辺りの表面に糊をライン状に塗布する他、一定間隔ごと
に切断・溶着して封筒にする製袋操作と、封筒の口を開
けて丁合した封入物を挿入する封入操作と、短辺から突
出した長辺の部分をフラップとして短辺側に折り返し、
フラップと短辺とを糊付けする封緘操作とを、フィルム
の流れに沿って順次行うことを特徴とするDM製造方法
を提供する。
【0005】又、本発明は、ロールしたフィルムを引き
出し、中央を折って短辺が上、長辺が下の二枚重ねにす
るとともに、短辺の上端辺りの表面に糊をライン状に塗
布する他、一定間隔ごとに切断・溶着して封筒にする製
袋装置と、封筒の口を開けて丁合した封入物を挿入する
封入装置と、短辺から突出した長辺の部分をフラップと
して短辺側に折り返し、フラップと短辺とを糊付けする
封緘装置とを、フィルムの流れに沿って順次配置したこ
とを特徴とするDM製造装置を提供する。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本発明の一例を示すDM製
造装置の配置図であるが、このDM製造装置は、合成樹
脂製のフィルムを素材としてこれを封筒に成形する製袋
装置10と、この封筒に封入物を挿入する封入装置12
と、封入した封筒を糊付けして封緘する封緘装置14と
から構成される。
【0007】図2は製袋装置10の側面図であるが、こ
こで用いられるフィルム16は、厚さ40〜50ミクロ
ンのO.P.P、C.P.P、ポリ乳酸延伸フィルム等
を採択し、これをロールに巻いた状態でセットしてお
く。このフィルム16を上下一対の引出しローラ20等
によって正面視三角形をした三角板18を通過するよう
に引き出す。従って、フィルム16は引出しに伴って三
角板18の頂点で二枚に折られるが、このとき、二枚の
幅は短辺16aと長辺16bになるようにする。
【0008】以上のようにして引き出したフィルム16
の、その短辺16aの上端付近に糊22を塗布する。糊
22はホットメルト糊を使用し、これを貯留した溶解装
置からホース等で導き(図示書略)、糊注出ノズル24
から注出する。このようにすることで、短辺16aの上
端辺りには糊がライン状に塗着される。この場合、糊注
出ノズル24の孔を複数設け、糊22のラインが幅約1
0mmの複数条になるように設定するのが好ましい。
【0009】図3は製袋装置10の正面図であるが、以
上のようにして長辺16bが下、短辺16aが上の二枚
重ねで、しかも、短辺16aの表面に糊22がライン状
に塗着されたフィルム16は、押し切り式のカッター2
6によって切断される。この場合、カッター26にはヒ
ータが組み込まれており、切断面は溶着されて口を閉じ
る(切断面は熱溶着される)。
【0010】ところで、カッター26に送られるフィル
ム16は、間欠運動をする送りローラ28によって後述
する封筒となる長さだけ送られて停止するように設定さ
れている。このため、連続運動をする引出しローラ20
との間に上下が可能なダンシングローラ30を設けて両
運動の調整を図っている。尚、カッター26はフィルム
16の送りが停止したときに作動するようになってお
り、フィルム16の切断・溶着が確実に行われる。
【0011】カッター26で両端を切断・溶着された二
枚重ねのフィルム16は三方が口を閉じた封筒32を構
成することになる。本例の封筒32は開口部が奥行きよ
り広い洋封筒形式のものであり、そのサイズは、幅(長
さ)が150〜235mmの範囲、奥行きが100〜1
20mmの範囲、長辺16bの短辺16aからの突出長
(これがフラップ16cとなる)が30〜40mmの範
囲で設定可能である。これに伴い、フィルム16には各
封筒32に納まる印刷事項等を切断部の無印刷部分を挟
んで繰り返し印刷しておくことになる。
【0012】以上のようにしてフィルム16が切断され
て封筒32となったものは移送ベルト34によって次の
封入装置12へと送られる。尚、この移送ベルト34は
間欠運動するものでも、連続運動するものでよいが、次
の封入、封緘操作が容易なように、各封筒32間には一
定の隙間があくようにそのスピードを調整しておく。
【0013】図4は封入装置12の即面図であるが、以
上の封筒32に後述する丁合装置で丁合された封入物3
6を封入する。具体的には、封筒32の短辺16a及び
長辺16bの表面を吸引空気が流れる吸盤・吸口38に
よって吸引することで、その口を開いておき、これに丁
合された封入物36をプッシャー40で押し込むのであ
る。吸盤・吸口38を当てる箇所及びその数は適当でよ
いが、少なくとも、フラップ16cには当てがって良好
な口開きができるようにする。
【0014】図5は封緘装置14の横断面図であるが、
以上のようにして封入物36が封入された封筒32は封
緘(糊付け)される。この封緘の仕方は種々あるが、本
例では、ガイド42によるものを示した。即ち、ガイド
42を搬送ベルト34上に設けておき、封筒32が移送
されると、このガイド42によってフラップ16cが上
方へ折り返されるようにしたものである。折り返された
フラップ16cは、搬送ベルト34と直角にスライドす
るプレス44によって一気に糊付けされる。プレス44
がフラップ16cを端の方に押しながら押圧すること
で、皺等が寄らない綺麗な糊付けができる。
【0015】図6は封緘装置14に続く排出装置46の
正面図であるが、封緘装置14等の搬送ベルト34の次
に排出ベルト48を設けておき、封緘された封筒32は
この排出ベルト48で排出させる。尚、排出ベルト48
の終端にはストッパ50を設けておき、次々に排出され
る封筒32はこのストッパ50の前方で堆積した状態に
なるようにしておき、取出しが容易なようにしておく。
【0016】図7は丁合装置52の横断面図であるが、
この丁合装置52は、一定間隔でスラット54が取り付
けられた丁合コンベア56を回動させるものであり、こ
の上に各封入物36をストックした複数のストッカ58
を並設しておき、各ストッカ58から各々の封入物36
をスイングアーム60で引き出してスラット54の前に
落として行くものである。この場合、丁合コンベア56
は搬送ベルト34等とは逆の方向に回動させて行く。搬
送ベルト30等と前後重複して設置できるようにして設
置スペースを小さくするためである。
【0017】図8は以上のようにして封入物36を挿入
して封緘した封筒32の斜視図であるが、排出ベルト4
8で排出されるときには、このようにDMが完成された
ものとなって出て来る。このDMは各対象者に郵送され
ることになるが、DMを受け取った者は、フラップ16
cの端を持って引き剥がせば、糊が剥がれて開封でき
る。
【0018】この場合、開封を容易にするため、フラッ
プ16cの端、即ち、長辺16bの折り返し部の両端又
は一端にわずかに切り込み62を入れることもあるが、
この切り込み62もこの製造装置で形成することができ
る。即ち、フィルム16が三角板18を通過した辺りで
相当箇所にカッターやロールを用いて入れてもよいし、
カッターに細工してこれと同時に入れることもできる。
【0019】以上、本発明の一例について説明したが、
本発明は、これらに限定されるものではなく、種々改変
された形態をとるのは言うまでもない。例えば、フィル
ムを引き出す途中の三角板から糊注出ノズルまでの間
に、封筒の内部に空気の出入りを良くして封入物の封入
を容易にするためのピンホールをあけたり、折り目の部
分を熱圧接して折り目をはっきりと付ける操作を行うこ
とがある(図示省略)。
【0020】更に、封筒の形式は洋封筒であると説明し
たが、そのサイズは前記したものに限らず、種々のサイ
ズのものが可能であるのは勿論であるし、奥行きの長い
和封筒であってもこの方法は可能である。
【0021】
【発明の効果】以上、本発明によれば、封筒形成(製
袋)、内容物の封入、封緘を一つのラインで自動的にで
きる。この場合、封筒を形成してその後に封入物を封入
するものであるから、製袋操作が確実であるとともに、
完全に封筒形式のものが製造できる。又、各種の装置を
効率良く配したので、全体の設置スペースがコンパクト
である。これらのことより、美麗なDMを低コストで製
造できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一例を示すDM製造装置の配置図であ
る。
【図2】本発明の一例を示す製袋装置の側面図である。
【図3】本発明の一例を示す製袋装置の正面図である。
【図4】本発明の一例を示す封入装置の側面図である。
【図5】本発明の一例を示す封緘装置の側面図である。
【図6】本発明の一例を示す排出装置の正面図である。
【図7】本発明の一例を示す丁合装置の側面図である。
【図8】本発明の一例を示すDMの斜視図である。
【符号の説明】
10 製袋装置 12 封入装置 14 封緘装置 16 フィルム 16a短辺 16b長辺 16cフラップ 22 糊

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロールしたフィルムを引き出し、中央を
    折って短辺が上、長辺が下の二枚重ねにするとともに、
    短辺の上端辺りの表面に糊をライン状に塗布する他、一
    定間隔ごとに切断・溶着して封筒にする製袋操作と、封
    筒の口を開けて丁合した封入物を挿入する封入操作と、
    短辺から突出した長辺の部分をフラップとして短辺側に
    折り返し、フラップと短辺とを糊付けする封緘操作と
    を、フィルムの流れに沿って順次行うことを特徴とする
    DM製造方法。
  2. 【請求項2】 ロールしたフィルムを引き出し、中央を
    折って短辺が上、長辺が下の二枚重ねにするとともに、
    短辺の上端辺りの表面に糊をライン状に塗布する他、一
    定間隔ごとに切断・溶着して封筒にする製袋装置と、封
    筒の口を開けて丁合した封入物を挿入する封入装置と、
    短辺から突出した長辺の部分をフラップとして短辺側に
    折り返し、フラップと短辺とを糊付けする封緘装置と
    を、フィルムの流れに沿って順次配置したことを特徴と
    するDM製造装置。
  3. 【請求項3】 糊がホットメルト糊であり、短辺の表面
    に複数条で塗布される請求項1又は2記載のDM製造方
    法及び装置。
JP8301127A 1996-10-24 1996-10-24 Dm製造方法及び装置 Pending JPH10119150A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007077720A1 (ja) * 2005-12-28 2007-07-12 Gunze Limited 封筒詰め装置

Cited By (4)

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