JPH10118880A - ブラシテーブルシューター装置 - Google Patents

ブラシテーブルシューター装置

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JPH10118880A
JPH10118880A JP28388996A JP28388996A JPH10118880A JP H10118880 A JPH10118880 A JP H10118880A JP 28388996 A JP28388996 A JP 28388996A JP 28388996 A JP28388996 A JP 28388996A JP H10118880 A JPH10118880 A JP H10118880A
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JP
Japan
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brush
base
shooter
tilting
tilting mechanism
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP28388996A
Other languages
English (en)
Inventor
Masataka Kashiro
政孝 鍛代
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Amada Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH10118880A publication Critical patent/JPH10118880A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レーザー加工機、レーザーパンチ複合機等、
各種加工機のワーク排出時において、ブラシ使用時にお
けるワークの引っかかりなどの不都合を解消するブラシ
テーブルシューター装置の提供。 【解決手段】 各種加工機のブラシテーブルシューター
装置5であって、シューターベース9の第1可傾機構と
シューターベース9を基盤としてブラシベース7を傾斜
させる第2可傾機構とを備え、シューターベース9とブ
ラシベース7は共に水平の状態を維持しながらブラシベ
ース7に植設されたブラシ8の先端にワーク6を載置
し、レーザー加工等の加工が行われ、加工終了後第1可
傾機構と第2可傾機構とが連動して作用し、ワークを排
出することができる可傾排出機構を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はレーザー加工機、
レーザーパンチ複合機など各種加工機のブラシテーブル
シューター装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来知られるレーザー加工機、パンチプ
レス機、レーザーパンチ複合機等各種加工機のワーク支
持装置、或はワーク排出装置には、例えば特開昭62−
292293号の公報がある。この公報に開示されてい
る技術内容は、剣山ピンの上にワークを載せ、加工時に
加工ヘッドの直下に位置したワーク支持部分を回転移動
させ、前記ワークに剣山ピンが接触しないように制御す
る制御装置を備える。
【0003】また実開昭60−181285号の公報に
示される技術内容は、加工テーブル上にスライド具(フ
リーベア)と、ずれ防止具(電磁石)を組み合わせ、各
々回転自在に配設し、加工時には電磁石を用いた、ずれ
防止具が配置され、ワーク及びスクラップ排出時には、
フリーベアを用いたスライド具を備える。
【0004】更にまた、実開昭60−24491公報に
知られる技術内容は、突起物を有する加工テーブルの一
側部に昇降自在の昇降テーブルを設け、昇降テーブルの
下方に、昇降テーブルが下降した時に、この昇降テーブ
ルの上面に載置されたワークを傾斜する傾斜手段を設
け、更にこの側方に傾斜に従って滑動したワークを搬送
する搬送手段を備える。
【0005】上述の公知例の他に、更に加工テーブルの
上面にブラシを植えつけ、ワーク下面の損傷を防止する
ようにした装置も知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この種の従来装置は、
構造が複雑で高価であったり、或はブラシを使用したも
のでは、ブラシ等に引っかかってトラブルが発生し、自
動運転の妨げとなっている。
【0007】この発明は、これらの課題を解決するため
に成されたもので、構造が簡単で比較的安価に製作する
ことが可能で、ワーク排出時に第1可傾機構とシュータ
ーベースを基盤とする第2可傾機構とが連動して作用す
ることにより、ワークはブラシ等に引っかかることなく
排出され、自動運転を支障なく長時間継続することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、下記構成を
備えることにより上記課題を解決できるものである。
【0009】(1)ブラシを植設したブラシベースとブ
ラシベースを配設するシューターベースとを備え、前記
シューターベースを傾斜させるための第1可傾機構と、
前記シューターベースを基盤としてブラシベースを傾斜
させる第2可傾機構とを設け、両可傾機構により、水平
状態のシューターベースとブラシベースを傾斜させて、
ブラシベースに植設されたブラシの先端に載置されるワ
ークを排出することができるようにしたことを特徴とす
るブラシテーブルシューター装置。
【0010】(2)第1可傾機構は、シューターベース
の一側部に上下動且つ回動自在の支軸を設け、この支軸
はシュータースタンドの長穴に挿設すると共に、シュー
ターベースの下部中心付近に、第1シリンダーに組み込
まれたピストンと連結した昇降桿を、回動自在に軸支し
て成ることを特徴とする前項(1)記載のブラシテーブ
ルシューター装置。
【0011】(3)第2可傾機構は、箱状のシューター
ベースを基盤としてこのシューターベースの内側上面と
ブラシベース間に第2シリンダーとピストンロッドとを
介装させ前記シュータベース内側上面の一側部に第2シ
リンダーの下部を軸支し、ブラシベースの側面に前記ピ
ストンロッドの先端を回動自在に軸支させ、更にブラシ
ベースの端部に前記ブラシベースの回動傾斜を可能にす
るための支点となる支軸を設けて成ることを特徴とする
前項(1)記載のブラシテーブルシューター装置。
【0012】(4)第1可傾機構と第2可傾機構とが連
動することを特徴とする前項(1)記載のブラシテーブ
ルシューター装置。
【0013】
【作用】シューターベース及びブラシベース共に水平の
状態でブラシベースに植設されたブラシの先端にワーク
が載置され、ワークはブラシ上に浮き上がった状態でレ
ーザー加工等の加工作業が行われ、加工終了後第1シリ
ンダーに組み込まれた昇降桿が下降し、シュータースタ
ンドに挿設された支軸を支点としてシューターベースが
回動傾斜を始めると同時に、連動して第2シリンダーに
組み込まれたピストンロッドが突き出る方向に作動を始
めブラシベースは前記ブラシベースの端部に設けられた
支軸を支点として回動傾斜を開始し、ワークを載置した
ブラシベースは最終的に最大傾斜角(垂直)付近まで傾
斜し、従ってワークはブラシ等に引っかかることなくス
ムーズに排出することが出来る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下にこの発明の一実施の形態を
説明する。
【0015】図1はレーザー加工機、レーザーパンチ複
合機など各種加工機の全体斜視図、図2は同平面図、図
3は要部切欠正面図、図4は要部構成断面図、図5は動
作説明図である。
【0016】図面について説明すれば、1はレーザー加
工機、レーザーパンチ複合機等各種の加工機であって、
駆動部及び制御部2と加工ヘッド3a及び加工ヘッド収
納部3、ワーク6を移動させるためのワークテーブル
4、及びブラシテーブルシューター装置5を備える。
【0017】ワークテーブル4上を運ばれたワーク6
は、ブラシベース7に植設されたブラシ8の先端に載置
される。
【0018】シューターベース9とブラシベース7は夫
々第1及び第2可傾機構(A)、(B)を持ち、第1可
傾機構(A)は、シューターベース9の一側部に回動自
在の支軸15がシュータースタンド17に設けられた長
穴16に挿設され、且つシューターベース9の下部中心
付近に第1シリンダー21に組み込まれた昇降桿19が
回動自在に軸支18され、且つ昇降桿19は第1シリン
ダー21に組み込まれたピストン20に連結されてい
る。
【0019】更に第2可傾機構(B)は、箱状のシュー
ターベース9を基盤として、前記シューターベース9の
一側部内側上面に第2シリンダー12の下部が回動自在
に軸支11され、更にピストンロッド13の先端はブラ
シベース7が傾斜可能となるように前記ブラシベース7
の側面に回動自在に軸支14され、更にまたブラシベー
ス7の端部に前記ブラシベース7が回動傾斜するための
支点となる支軸10が設けられている。
【0020】なお、昇降桿19に回動自在に軸支された
シューターベース9側連結部には、シューターベース9
の傾斜と昇降桿19の昇降作用を円滑に行わせるため
に、例えば摺動可能の微調整機構を設けることができ
る。
【0021】叙上の構成に基づいて作用を説明する。
【0022】レーザー加工機、レーザーパンチ複合機等
の加工機1のワークテーブル4上をパスライン22に沿
って移送されてきたワーク6は加工ヘッド収納部3に収
納された加工ヘッド3aの真下で停止し、ブラシテーブ
ルシューター装置5内のブラシベース7に植設されたブ
ラシ8の先端に載置される(図3、図4参照)。
【0023】ワーク6は、このブラシ8の先端に載置さ
れた状態で、レーザー加工等の必要な加工が行われる。
【0024】加工終了後は、第1可傾機構(A)の第1
シリンダー21に組み込まれたピストン20が下降し同
時にピストン20に連結された昇降桿19も下降を始
め、シューターベース9の一側部に配設された支軸15
は回動しながらシュータースタンド17に設けられた長
穴16の下端に達するまで下降して、シューターベース
9とブラシベース7の下降動作が終了し、ワーク6を載
置したブラシ8の先端は前記ワーク6を載置した状態で
パスライン22の下方位置まで下がり、更に第1シリン
ダー21に組み込まれたピストン20の下降に従って前
記ピストン20に連結された昇降桿19も下降し、次に
シューターベース9とブラシベース7は回動傾斜を始
め、ピストン20が第1シリンダー21の下限付近で停
止すると共に、第2可傾機構(B)は、シューターベー
ス9を基盤として前記シューターベース9の一側部内側
上面に回動自在の支軸11を持つ第2シリンダー12に
組み込まれたピストンロッド13が突き出る方向に動作
を始め、同時にブラシベース7は前記ブラシベース7の
端部に設けられた回動自在の支軸10を支点に回動傾斜
を始め、続いてブラシベース7は最大傾斜角(垂直)付
近まで傾斜し、ワーク6はブラシ8に引っかかることな
くスムーズに排出される(図5参照)。
【0025】排出動作が終わると昇降桿19はピストン
20の上昇により、シューターベース9は前記シュータ
ーベース9の一側部に設けられた支軸15を支点として
回動しながら水平の状態に戻ると共に、シューターベー
ス9を基盤とするブラシベース8は第2シリンダー12
に組み込まれたピストンロッド13が前記シリンダー1
2内に引っ込むための復帰動作を始め、前記ピストンロ
ッド13が第2シリンダー12内に完全に復帰した状態
に達して、ブラシベース7も水平の状態に戻り、ブラシ
8の先端はパスライン22の下方位置に至る。
【0026】なお更にシューターベース9の一側部に配
設された支軸15がシュータースタンド17に設けられ
た長穴16の上端に達するまで、シューターベース9及
びブラシベース7は水平の状態を維持しながら上昇し、
ブラシベース7に植設されたブラシ8の先端がパスライ
ン22の上方に浮き出た状態で元の水平状態に復帰され
る。
【0027】以上で一工程が終了し、以下次のワーク6
も同様にこの工程が繰り返し行われ継続される。
【0028】なお、シリンダーに供給される作動用流体
としては、空気や油などを使用することは勿論である。
【0029】
【発明の効果】この発明は、以上説明した通り、ワーク
をブラシの先端に載置し加工することによりワーク下面
の損傷を防ぐと共に、ワーク排出時には、第1可傾機構
と第2可傾機構とが連動して作用しブラシベースが最大
傾斜角(垂直)付近まで傾斜することにより、ワークが
ブラシに引っかかって排出が不能となる虞がなく、従っ
て自動運転を妨げることが無いのでレーザー加工機、レ
ーザーパンチ複合機等、この種の加工機に、安価で且つ
優れた機能を付加して、生産性を向上することが出来
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例の形態を示す全体斜視図
【図2】 この発明の一実施例の形態を示す全体平面図
【図3】 この発明の一実施例の形態を示す要部切欠正
面図
【図4】 要部の可傾排出機構を示す構成断面図
【図5】 要部の可傾排出機構の動作説明図
【符号の説明】
1 レーザー加工機、レーザーパンチ複合機等の加工機 2 駆動部及び制御部 3 加工ヘッド収納部 3a 加工ヘッド 4 ワークテーブル 5 ブラシテーブルシューター装置 6 ワーク 7 ブラシベース 8 ブラシ 9 シューターベース 12 第2シリンダー 13 ピストンロッド 16 長穴 17 シュータースタンド 19 昇降桿 20 ピストン 21 第1シリンダー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レーザー加工機、レーザーパンチ複合機な
    ど各種加工機のブラシテーブルシューター装置であっ
    て、ブラシを植設したブラシベースとブラシベースを配
    設するシューターベースとを備え、前記シューターベー
    スを傾斜させるための第1可傾機構と、前記シューター
    ベースを基盤としてブラシベースを傾斜させる第2可傾
    機構とを設け、両可傾機構により、水平状態のシュータ
    ーベースとブラシベースを傾斜させて、ブラシベースに
    植設されたブラシの先端に載置されるワークを排出する
    ことができるようにしたことを特徴とするブラシテーブ
    ルシューター装置。
  2. 【請求項2】 第1可傾機構は、シューターベースの一
    側部に上下動且つ回動自在の支軸を設け、この支軸はシ
    ュータースタンドの長穴に挿設すると共に、シューター
    ベースの下部中心付近に、第1シリンダーに組み込まれ
    たピストンと連結した昇降桿を、回動自在に軸支して成
    ることを特徴とする請求項1記載のブラシテーブルシュ
    ーター装置。
  3. 【請求項3】 第2可傾機構は、箱状のシューターベー
    スを基盤としてこのシューターベースの内側上面とブラ
    シベース間に第2シリンダーとピストンロッドとを介装
    させ前記シューターベースの内側上面の一側部に第2シ
    リンダーの下部を軸支し、ブラシベースの側面に前記ピ
    ストンロッドの先端を回動自在に軸支させ、更にブラシ
    ベースの端部に前記ブラシベースの回動傾斜を可能にす
    るための支点となる支軸を設けて成ることを特徴とする
    請求項1記載のブラシテーブルシューター装置。
  4. 【請求項4】 第1可傾機構と第2可傾機構とが連動す
    ることを特徴とする請求項1記載のブラシテーブルシュ
    ーター装置。
JP28388996A 1996-10-25 1996-10-25 ブラシテーブルシューター装置 Withdrawn JPH10118880A (ja)

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JPH10118880A true JPH10118880A (ja) 1998-05-12

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JP28388996A Withdrawn JPH10118880A (ja) 1996-10-25 1996-10-25 ブラシテーブルシューター装置

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JP (1) JPH10118880A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013056352A (ja) * 2011-09-08 2013-03-28 Toyota Motor East Japan Inc スクラップシュート及びこのスクラップシュートを備えたプレス型

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013056352A (ja) * 2011-09-08 2013-03-28 Toyota Motor East Japan Inc スクラップシュート及びこのスクラップシュートを備えたプレス型

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Date Code Title Description
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Effective date: 20040106