JP2001121228A - 板材加工機 - Google Patents

板材加工機

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JP2001121228A JP30106799A JP30106799A JP2001121228A JP 2001121228 A JP2001121228 A JP 2001121228A JP 30106799 A JP30106799 A JP 30106799A JP 30106799 A JP30106799 A JP 30106799A JP 2001121228 A JP2001121228 A JP 2001121228A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 板材移動時の上下変動小、静音、傷付き無
し、などのブラシの利点を生かしながら、ブラシの弱点
を解決して、加工済み板材の傾動テーブルからの円滑な
滑り落としを可能とする。 【解決手段】 板材Wを加工時に移動させるテーブル4
の一部を、加工済み板材の排出用シュートとして利用す
る傾動テーブル15とする。傾動テーブル15に、板材
Wを支持するブラシ22を突没自在に設ける。レーザ加
工機に適用する場合は、連動手段35を設けることで、
集塵ダクト28の昇降に連動してブラシ22の突没を行
わせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パンチプレスや
レーザ加工機等の板材加工機に関し、特に、板材を載置
するテーブルの一部に、加工済み板材の排出を行う傾動
テーブルを備えた板材加工機に関する。
【0002】
【従来の技術】パンチプレスやレーザ加工機等の板材加
工機では、テーブル上の板材を前後左右に移動させ、板
材の任意箇所をレーザノズル等の加工部に位置決めして
加工する。テーブル上面には、板材の移動を円滑にする
ために、フリーベアリング等の板材滑り手段が設けられ
る。板材が鏡面板や樹脂板等の場合、フリーベアリング
では板材の下面に傷が付くため、最近では、フリーベア
リングに代えてブラシを用いることが多い。ブラシは、
細かな間隔で設けられるため、板材移動時の上下動の変
動が少なく、その結果、レーザ加工ではレーザノズルと
板材の距離が安定し、良好な切断面が得られ、加工不良
の発生確率が低減できる。そのためレーザ加工機にも適
用されつつある。また、ブラシは、板材を移動させると
きの騒音の発生が小さいことからも好ましい。テーブル
上で切断加工された製品板材の排出については、マグネ
ットパッドを並設したアンローダで搬出するものと、テ
ーブルの一部を傾動テーブルとし、これれをシュートと
して用いて滑り落とすものとがある。小物の製品板材の
場合、吸着パッドでは吸着できないため、傾動テーブル
が必要となる。そのため、レーザ加工機では傾動テーブ
ルを設けることが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】テーブル上に設けるブ
ラシは、テーブル上の板材をワークホルダで把持して強
制移動させるには支障がないが、摺動抵抗が大きいた
め、傾動テーブルに用いた場合、傾動テーブルを傾斜さ
せて製品板材を滑り落とすときに、摺動抵抗によって製
品板材が落下し難いことがある。特に、製品板材が小物
で、孔が多い場合や軽量である場合に滑り落ち難い。ま
た、ブラシは、一般にはポリアミド樹脂製のものが用い
られるが、ポリアミド樹脂は可燃性であるため、レーザ
加工機等のように熱によって切断加工するものでは、熱
の照射部の近傍にブラシがあると、燃える恐れがある。
しかし、ブラシは、上記のような優れた利点が多くある
ため、その採用が望まれる。
【0004】この発明の目的は、板材移動時の上下変動
小、静音、傷付き無し、等のブラシの利点を生かしなが
ら、ブラシの弱点を解決して、加工済み板材の傾動テー
ブルからの円滑な滑り落としを可能とした板材加工機を
提供することである。この発明の他の目的は、レーザ等
の熱により板材を切断するものにおいて、ブラシの熱に
よる損傷を無くすことである。この発明のさらに他の目
的は、ブラシの突没動作用の駆動源や電気的制御系を不
要とし、簡単な構成でブラシの突没を可能とすることで
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の板材加工機
は、板材を摺動自在に載置すると共に、板材を下方に滑
り落とすために傾動自在となった傾動テーブルを部分的
に備えるテーブルと、このテーブル上の板材を加工する
加工部とを備えたものであって、前記傾動テーブルに、
板材を支持するブラシを突没自在に設けたものである。
この板材加工機は、傾動テーブルから前記ブラシを突出
させて板材を支持して前記加工部により加工を行い、傾
動テーブルからブラシを相対的に没入させ、傾動テーブ
ルを傾動させて板材を排出するものとする。この構成に
よると、テーブル上で板材を移動させて板材加工部で加
工するときには、ブラシが傾動テーブルから突出してい
て、板材はブラシで支持されるので、板材移動時の上下
変動が少なく、板材加工部で安定した加工が行え、騒音
の発生や、板材裏面の傷つきの問題も防止される。傾動
テーブルを傾斜させて加工済の板材を排出するときに
は、傾動テーブルからブラシが相対的に没入し、板材は
テーブル上面を滑ることになる。そのため、ブラシによ
る摺動抵抗の増大がなく、板材が傾動テーブル上を円滑
に滑り落ち、排出される。
【0006】この発明において、前記加工部は、レーザ
等の熱により板材を切断する熱切断加工部であっても良
く、その場合に、前記ブラシを耐熱性素材からなるもの
としてもよい。この構成の場合、加工時の熱によってブ
ラシが焼けたり劣化することが防止される。また、この
発明において、前記傾動テーブルの下方に、ドロス等の
排出物を集める集塵ダクトを設け、この集塵ダクトを傾
動テーブルの傾動が可能なように昇降自在とした場合
に、この集塵ダクトの昇降に連動して前記ブラシの傾動
テーブルからの突没を行わせる連動手段を設けても良
い。この構成の場合、傾動テーブルを傾斜させるとき
は、その妨げにならないように集塵ダクトを下降させ
る。ブラシは、連動手段を介し、集塵ダクトの下降に連
動して没入する。そのため、板材の排出時には、必ずブ
ラシが没入する。また、連動手段を設けることで、集塵
ダクトの昇降に連動してブラシを突没させるようにした
ため、ブラシの突没に専用の駆動源が不要であり、また
傾動テーブルの傾動とブラシの突没とのタイミングをと
るための電気的制御系も不要であり、簡単な構成でブラ
シの突没動作が行える。
【0007】
【発明の実施の形態】この発明の一実施形態を図1ない
し図5と共に説明する。図1に平面図で示すように、こ
の板材加工機は、レーザ加工機とパンチプレス機とを複
合させた複合加工機であり、フレーム1の前部に、第1
および第2の加工部P1,P2が前後に並べて設けられ
ている。第1の加工部P1は、レーザ加工を行う熱切断
加工部であり、レーザの照射ヘッド3(図2)で構成さ
れ、図1のようにフレーム1の後方に設置されたレーザ
発振器2にレーザのガイド筒3aで連結されている。第
2の加工部P2は、パンチ加工部であり、パンチ駆動用
のラム(図示せず)が設けられている。ラムで昇降され
るパンチ工具およびこれに対向するダイ工具は、フレー
ム1に設置された上下のタレット(図示せず)に複数搭
載されている。
【0008】加工部P1,P2の周辺およびその前方に
は、板材Wを載せるテーブル4が設けられ、このテーブ
ル4上の板材Wをワークホルダ11で把持して移動させ
る板材送り手段5が設けられている。テーブル4は、主
に固定テーブル4aとスライドテーブル4bとで構成さ
れる。スライドテーブル4bはキャリッジ7と共に、ベ
ッド8のレール9上を前後(Y軸方向)に移動する。キ
ャリッジ7には左右(X軸方向)にクロススライド10
が移動可能に搭載され、このクロススライド10に、テ
ーブル4上の板材Wを把持する複数のワークホルダ11
が左右に並べて取り付けられている。これらキャリッジ
7、クロススライド10、ワークホルダ11、およびそ
れらの駆動手段により、前記の板材送り機構5が構成さ
れる。
【0009】固定テーブル4aのうち、第1の加工部P
1(照射ヘッド3)の直下部近傍を含む一部の領域は、
板材Wを下方に滑り落として排出させるための傾動テー
ブル15とされている。この傾動テーブル15は、傾動
駆動装置によって傾動駆動される。傾動駆動装置は、図
2に示すようにシリンダ装置12が用いられている。傾
動テーブル15は、支軸17回りに、前部が下降するよ
うに傾動可能とされている。すなわち、傾動テーブル1
5は、支持部材14を介して傾動フレーム13上に設置
されており、傾動フレーム13は、フレーム1に突設さ
れた支柱16の上端に支軸17を介して傾動自在に支持
されている。シリンダ装置12は、フレーム1に突設さ
れた別の支柱18に、支軸19を介して上下揺動自在に
支持され、そのピストンロッド12aの先端に、傾動フ
レーム13の前部が連結軸20を介して連結されてい
る。これにより、シリンダ装置12の駆動で、傾動テー
ブル15は図5に鎖線で示す下降位置まで傾動可能であ
る。この傾斜姿勢の傾動テーブル15に対して、その下
方へ続く延長上に固定シュート34が設けられている。
【0010】傾動テーブル15の下方には、図2に示す
ように、傾動テーブル15と平行にブラシ取付体21が
配置されている。このブラシ取付体21は、傾動テーブ
ル15に分散形成された多数のブラシ突没孔15aに突
没自在に挿入される多数のブラシ22を設けた部材であ
って、例えば、板材または枠組体で構成される。ブラシ
22は、ブラシ取付体21に直接に植毛したものであっ
ても、個々のブラシ21を独立したブラシとして構成し
てブラシ取付体21に取付けたものであっても良い。傾
動テーブル15は、照射ヘッド3の直下に集塵用の開口
23を有し、この開口23に下方から挿脱自在に嵌合す
る吸引口部材21aが、ブラシ取付体21に設けられて
いる。吸引口部材21aは、吸引口24を形成した部材
であり、図示の例では、ブラシ取付体21と一体の突部
として形成してある。この吸引口部材21aの上端面に
もブラシ22が設けられている。なお、吸引口部材21
aは、ブラシ取付体21と別体に形成されてブラシ取付
体21に取付られたものであっても良い。ブラシ22
は、傾動テーブル15の他に、テーブル4の全域に分散
して多数設けられている。これらのブラシ22のうち、
少なくとも加工部P1の周辺の所定範囲のもの、例えば
傾動テーブル15の全域のものは、耐熱性素材からな
る。この耐熱性素材としては、例えばメタ系アラミド剛
毛(帝人(株)製)や炭素繊維などが用いられる。
【0011】ブラシ取付体21は、傾動テーブル15に
対して、所定高さだけ相対的に昇降自在なように吊り下
げられている。この吊り下げは、傾動テーブル15の開
口23の周囲に下向きに設けられた複数本のガイドロッ
ド25によって成されている。ガイドロッド25は、ブ
ラシ取付体21に設けられた孔を貫通し、下端に係止頭
部25aを有していて、この係止頭部25aがブラシ取
付体21の下面に係合する位置まで、ブラシ取付体21
は傾動テーブル15に対して下降可能である。この下降
状態で、ブラシ22の上端は傾動テーブル15の上面よ
り若干下方に没入する。ブラシ取付体21と傾動テーブ
ル15との間には、図4に示すように、ガイドロッド2
5に外嵌する筒状のスペーサ26と、ガイドロッド25
の外周のばね部材27とが介挿されている。スペーサ2
6は、ブラシ取付体21の傾動テーブル15に対する上
昇位置を規制する手段であり、このスペーサ26の上下
端に傾動テーブル15およびブラシ取付体21が係合す
る位置まで、ブラシ取付体21の上昇が可能である。こ
の状態で、ブラシ22は、傾動テーブル15の上面から
所定の高さまで突出する。ばね部材27は、ブラシ取付
体21を下降付勢する手段であり、圧縮コイルばねが用
いられている。
【0012】加工部P1における傾動テーブル15の下
方には、吸引口部材21aの下面に上端が突き当たって
その吸引口24に連通する集塵ダクト28が配置されて
いる。この集塵ダクト28は、伸縮可能に構成され、下
端が集塵ボックス30の上面に固定されて集塵ボックス
30内に開口している。集塵ダクト28は、具体的に
は、上部が昇降ダクト部29とされた2重筒構造とされ
ている。
【0013】昇降ダクト部29は、集塵ボックス30に
立設したシリンダ装置31によって昇降させられる。昇
降ダクト部29は、シリンダ装置31で上昇させること
により、その上端で、ブラシ取付体21を図2に示す上
昇位置まで押し上げる。この昇降ダクト29でブラシ取
付21を押し上げるようにした構成と、前記ガイドロッ
ド25と、スペーサ26とにより、集塵ダクト28の昇
降に連動してブラシ22の傾動テーブル15からの突没
を行わせる連動手段35が構成される。
【0014】なお、この実施形態では傾動テーブル15
は、保守の容易のために、図3に平面図で示すように吸
引口部材21aの周辺の部分である矩形部分15bが、
その周囲の部分に対して別部材として構成され、周囲の
部分にボルト等で取付けられているが、この矩形部分1
5bはその周囲の部分と一体に形成しても良い。
【0015】集塵ボクッス30は気密状態にしてあり、
その内部にはスラグ受台車32がレール33上に載架し
て収容されている。集塵ボクッス30には、吸引ブロワ
等を有する真空吸引式の集塵機(図示せず)が接続され
ている。
【0016】上記構成の動作を説明する。図1に示す加
工部P1,P2での加工時を含み、常時は、図2に示す
ように、傾動テーブル15は水平姿勢に維持される。ま
た、集塵ダクト28の上側部分である昇降ダクト29
は、その上端でブラシ取付体21を押し上げている。こ
の状態で、ブラシ取付体21は、図4(A)に示すよう
に、スペーサ26で規制される位置まで押し上げられる
ので、ブラシ取付体21に設けられたブラシ22の上端
が、傾動テーブル15から所定高さ位置まで突出する。
そのため、テーブル4上で板材Wを前後左右に送るとき
に、板材Wはブラシ22上で支持されることになり、上
下位置の変動が少なく、騒音の発生も小さく、板材下面
の傷付きの問題も生じることなく、円滑に送られる。
【0017】集塵ダクト28の上端は、吸引口部材21
aの吸込口24に連通しているので、照射ヘッド3によ
る切断加工で生じたドロス等の排出物は、集塵ダクト2
8を通って集塵ボックス30へと吸引される。また、ブ
ラシ22は、少なくとも照射ヘッド3の直下部付近のも
のは耐熱性素材からなるので、その切断加工の熱により
焼損したり、変質することが回避される。
【0018】加工部P1での切断加工により、ワークホ
ルダ11による把持状態の板材Wから切り離されてテー
ブル4上に残った板材切断片を排出するときは、まず、
傾動テーブル15の傾動の妨げにならないように、昇降
ダクト29をシリンダ装置31の駆動により図5に示す
ように降下させる。これにより、昇降ダクト29による
ブラシ取付体21の押し上げが解除されて、図4(B)
に示すように、ブラシ取付体21がガイドロッド25の
係止頭部25aに係合する下端位置まで降下する。この
ため、ブラシ取付体21に設けられたブラシ22は、傾
動テーブル15のブラシ突没孔15a内に没入する。
【0019】ついでシリンダ装置12の駆動により、図
5に鎖線で示すように傾動テーブル15を、支軸17を
中心にして固定シュート34に一致する角度まで下向き
に傾動させる。これにより板材切断片は、傾動テーブル
15から固定シュート34に自重で滑って落下し、所定
位置に排出される。このとき、傾動テーブル15の上面
にはブラシ22が突出していないので、排出される板材
切断片がブラシ22の摺動抵抗で円滑に落下できなくな
るのが防止される。また、傾動テーブル15のブラシ2
2の突出する各孔15aは、ブラシ22が凹んでいて油
溜まり用のディンプルとして機能し、板材切断片の滑り
落ちをより一層円滑にする。
【0020】なお、前記実施形態では、傾動テーブル1
5に対して、ブラシ22を下降させることにより傾動テ
ーブル15からブラシ22を没入させているが、これに
限らず、ブラシ22に対して、傾動テーブル15を上昇
させることにより傾動テーブル15からブラシ22を没
入させるようにしてもよい。さらに、集塵ダクト28の
上半部を構成する昇降ダクト29の上端にブラシ22を
一体に設け、昇降ダクト29の昇降に伴いブラシ22が
傾動テーブル15の上面に突没自在となるようにしても
よい。また、前記実施形態では、ブラシ22の突没を連
動手段35で行うようにしたが、ブラシ22の突没を専
用の駆動源で行うようにしても良い。
【0021】
【発明の効果】この発明の板材加工機は、板材を摺動自
在に載置すると共に、板材を下方に滑り落とすために傾
動自在となった傾動テーブルを部分的に備えるテーブル
と、このテーブル上の板材を加工する板材加工部とを備
えた板材加工機であって、前記傾動テーブルに、板材を
支持するブラシを突没自在に設け、傾動テーブルから前
記ブラシを突出させて板材を支持して前記加工部により
加工を行い、傾動テーブルからブラシを相対的に没入さ
せ傾動テーブルを傾動させて板材を排出するようにされ
ているため、板材移動時の上下変動小、静音、傷付き無
し、等のブラシの利点を生かしながら、ブラシの弱点を
解決して、加工済み板材の傾動テーブルからの円滑な滑
り落としが可能となる。加工部がレーザ等の熱により板
材を切断する切断加工部である場合に、ブラシを耐熱性
素材からなるものとしたときは、加工時の熱によってブ
ラシが損傷するのを防止できる。また、傾動テーブルの
下方に、ドロス等の排出物を集める集塵ダクトを設け、
集塵ダクトの昇降に連動して前記ブラシの傾動テーブル
からの突没を行わせる連動手段を設けた場合は、ブラシ
の突没動作用の駆動源や電気的制御系が不要で、簡単な
構成でブラシの突没操作が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係る板材加工機の平面
図である。
【図2】同板材加工機の要部縦断面図である。
【図3】同板材加工機における固定テーブルの要部を示
す平面図である。
【図4】同板材加工機における連動手段の動作説明図で
ある。
【図5】同板材加工機における傾動テーブルの動作説明
図である。
【符号の説明】
3…照射ヘッド 4…ワークテーブル 5…固定テーブル 12…シリンダ装置 15…傾動テーブル 21…ブラシ取付体 22…ブラシ 25…ガイドロッド 26…スペーサ 28…集塵ダクト 29…昇降ダクト 31…シリンダ装置 35…連動手段 P1…第1の加工部 P2…第2の加工部 W…板材
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B23K 37/00 B23K 37/00 F

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板材を摺動自在に載置すると共に、板材
    を下方に滑り落とすために傾動自在となった傾動テーブ
    ルを部分的に備えるテーブルと、このテーブル上の板材
    を加工する加工部とを備えた板材加工機であって、前記
    傾動テーブルに、板材を支持するブラシを突没自在に設
    け、傾動テーブルから前記ブラシを突出させて板材を支
    持して前記加工部により加工を行い、傾動テーブルから
    ブラシを相対的に没入させ傾動テーブルを傾動させて板
    材を排出するようにされている板材加工機。
  2. 【請求項2】 前記加工部は、レーザ等の熱により板材
    を切断する熱切断加工部であり、かつ前記ブラシは耐熱
    性素材からなる請求項1記載の板材加工機。
  3. 【請求項3】 前記傾動テーブルの下方に、ドロス等の
    排出物を集める集塵ダクトを設け、この集塵ダクトは傾
    動テーブルの傾動が可能なように昇降自在とし、この集
    塵ダクトの昇降に連動して前記ブラシの傾動テーブルか
    らの突没を行わせる連動手段を設けた請求項2記載の板
    材加工機。
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