JPH10118058A - X線ct装置 - Google Patents
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- JPH10118058A JPH10118058A JP8280880A JP28088096A JPH10118058A JP H10118058 A JPH10118058 A JP H10118058A JP 8280880 A JP8280880 A JP 8280880A JP 28088096 A JP28088096 A JP 28088096A JP H10118058 A JPH10118058 A JP H10118058A
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- 238000003384 imaging method Methods 0.000 claims description 9
- 238000012937 correction Methods 0.000 abstract description 13
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 abstract description 10
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B6/00—Apparatus or devices for radiation diagnosis; Apparatus or devices for radiation diagnosis combined with radiation therapy equipment
- A61B6/02—Arrangements for diagnosis sequentially in different planes; Stereoscopic radiation diagnosis
- A61B6/03—Computed tomography [CT]
- A61B6/032—Transmission computed tomography [CT]
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N23/00—Investigating or analysing materials by the use of wave or particle radiation, e.g. X-rays or neutrons, not covered by groups G01N3/00 – G01N17/00, G01N21/00 or G01N22/00
- G01N23/02—Investigating or analysing materials by the use of wave or particle radiation, e.g. X-rays or neutrons, not covered by groups G01N3/00 – G01N17/00, G01N21/00 or G01N22/00 by transmitting the radiation through the material
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- A61B6/4447—Tiltable gantries
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 チルト計測時、X線管内のガタにより、X線
ビームのシフト補正が正常に動作せず、X線ビームのシ
フトによりスライス像に顕著なリングアーチファクトが
現れてしまう課題がある。 【解決手段】 本発明は、予めチルト角度θに対するX
線ビーム位置シフト量を測定し、シフト量f(θ)を予
測計算部7内のメモリに記憶しておく。計測開始時にチ
ルト角度θから対応するシフト量f(θ)の値を読み出
し、駆動制御装置8でX線管球1の位置制御を行いX線
ビーム位置のシフト補正を行う。シフト補正後に得られ
るX線ビームを用いて計測されたデータを画像再構成し
てリングアーチファクトを低減したスライス像を得る。
ビームのシフト補正が正常に動作せず、X線ビームのシ
フトによりスライス像に顕著なリングアーチファクトが
現れてしまう課題がある。 【解決手段】 本発明は、予めチルト角度θに対するX
線ビーム位置シフト量を測定し、シフト量f(θ)を予
測計算部7内のメモリに記憶しておく。計測開始時にチ
ルト角度θから対応するシフト量f(θ)の値を読み出
し、駆動制御装置8でX線管球1の位置制御を行いX線
ビーム位置のシフト補正を行う。シフト補正後に得られ
るX線ビームを用いて計測されたデータを画像再構成し
てリングアーチファクトを低減したスライス像を得る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、X線スキャナのチ
ルト角の変更機構を持つX線CT装置に関する。
ルト角の変更機構を持つX線CT装置に関する。
【0002】
【従来の技術】X線ファンビーム位置のエラーを補正す
る従来例には、特開平4−227238号がある。この
従来例は、X線管の焦点スポットの位置の誤配列から生
ずる、検出器機構におけるX線ファンビーム位置のエラ
ーの、補正を行うものである。第1の具体例では、X線
管の焦点スポットの誤配列に伴うX線ファンビームの照
射領域の移動(スライス幅方向での移動)を、Z軸(ス
ライス幅方向に設定した座標系をZ軸と定義)片寄り検
出器によって検出し、その片寄りをなくすようにコリメ
ータの位置制御を行う。第2の具体例では、X線の焦点
スポットの機械的偏向あるいは熱的ドリフトを予測モデ
ルを使って計算し、この計算で得たX線管のスポット位
置変動分を正すべくコリメータの位置制御を行う。X線
管の焦点スポットの変動分を訂正することで、エラーを
なくすことができる。
る従来例には、特開平4−227238号がある。この
従来例は、X線管の焦点スポットの位置の誤配列から生
ずる、検出器機構におけるX線ファンビーム位置のエラ
ーの、補正を行うものである。第1の具体例では、X線
管の焦点スポットの誤配列に伴うX線ファンビームの照
射領域の移動(スライス幅方向での移動)を、Z軸(ス
ライス幅方向に設定した座標系をZ軸と定義)片寄り検
出器によって検出し、その片寄りをなくすようにコリメ
ータの位置制御を行う。第2の具体例では、X線の焦点
スポットの機械的偏向あるいは熱的ドリフトを予測モデ
ルを使って計算し、この計算で得たX線管のスポット位
置変動分を正すべくコリメータの位置制御を行う。X線
管の焦点スポットの変動分を訂正することで、エラーを
なくすことができる。
【0003】上記予測モデルには、熱力学/幾何学モデ
ル、機械応力モデルとの2つがあり、前者が熱的ドリフ
トによるX線管の焦点スポットの変動分、後者がX線ス
キャナの回転速度及び傾斜角度の関数である経験的に決
定または分析されたX線管の焦点スポットの変動分であ
る。
ル、機械応力モデルとの2つがあり、前者が熱的ドリフ
トによるX線管の焦点スポットの変動分、後者がX線ス
キャナの回転速度及び傾斜角度の関数である経験的に決
定または分析されたX線管の焦点スポットの変動分であ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来例での機械応
力モデルでは、X線スキャナの回転速度及び傾斜角度の
関数である経験的に決定または分析されたX線管の焦点
スポットの変動分を得ることにしているが、実際上、正
確なモデルの作成は困難であるとの問題がある。例え
ば、X線源であるX線管の回転陽極の支持部にガタ(遊
び)がある場合、これも数式化モデルとして表現するこ
とは容易ではない。また、チルト角制御(即ち、X線ス
キャナを前傾したり、後傾したりする角度制御のこと)
を行う場合、前傾状態から正立状態に戻した時と、後傾
状態から正立状態に戻した時とで、正立状態でX線ファ
ンビーム位置が一致しないような事例があるがこうした
ことを考慮しての数式化モデルは考慮されていない。更
に、X線スキャナのチルト角制御を行った場合、重力や
遠心力の影響が考えられるが、こうした重力や遠心力の
影響が考慮はされていない。こうした問題点のため、リ
ングアーチファクトがスライス像に顕現する恐れがあっ
た。
力モデルでは、X線スキャナの回転速度及び傾斜角度の
関数である経験的に決定または分析されたX線管の焦点
スポットの変動分を得ることにしているが、実際上、正
確なモデルの作成は困難であるとの問題がある。例え
ば、X線源であるX線管の回転陽極の支持部にガタ(遊
び)がある場合、これも数式化モデルとして表現するこ
とは容易ではない。また、チルト角制御(即ち、X線ス
キャナを前傾したり、後傾したりする角度制御のこと)
を行う場合、前傾状態から正立状態に戻した時と、後傾
状態から正立状態に戻した時とで、正立状態でX線ファ
ンビーム位置が一致しないような事例があるがこうした
ことを考慮しての数式化モデルは考慮されていない。更
に、X線スキャナのチルト角制御を行った場合、重力や
遠心力の影響が考えられるが、こうした重力や遠心力の
影響が考慮はされていない。こうした問題点のため、リ
ングアーチファクトがスライス像に顕現する恐れがあっ
た。
【0005】本発明の目的は、こうした現実に生ずるX
線ファンビーム位置の変動を確実に補正可能にするX線
CT装置を提供するものである。
線ファンビーム位置の変動を確実に補正可能にするX線
CT装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、X線源・この
X線源からのX線をファンビーム化するコリメータ・X
線源及びコリメータに被検体計測空間を介して対向配置
された多チャンネルX線検出器・を持つX線スキャナを
備え、X線スキャナのチルト角を変更可能なX線CT装
置において、各チルト角に対するファンビーム位置変化
量を格納するメモリと、X線スキャナを測定チルト角に
設定する手段と、設定されたチルト角に対応するファン
ビーム変化量を上記メモリから読み出し、ファンビーム
位置を基準ファンビーム位置になるようにX線管の位置
制御を行う手段と、この基準ファンビーム位置にした後
でX線CT計測又は撮影を行う手段と、より成るX線C
T装置を開示する。
X線源からのX線をファンビーム化するコリメータ・X
線源及びコリメータに被検体計測空間を介して対向配置
された多チャンネルX線検出器・を持つX線スキャナを
備え、X線スキャナのチルト角を変更可能なX線CT装
置において、各チルト角に対するファンビーム位置変化
量を格納するメモリと、X線スキャナを測定チルト角に
設定する手段と、設定されたチルト角に対応するファン
ビーム変化量を上記メモリから読み出し、ファンビーム
位置を基準ファンビーム位置になるようにX線管の位置
制御を行う手段と、この基準ファンビーム位置にした後
でX線CT計測又は撮影を行う手段と、より成るX線C
T装置を開示する。
【0007】更に本発明は、X線源・このX線源からの
X線をファンビーム化するコリメータ・X線源及びコリ
メータに被検体計測空間を介して対向配置された多チャ
ンネルX線検出器・を持つX線スキャナを備え、X線ス
キャナのチルト角を変更可能なX線CT装置において、
各チルト角に対するファンビーム位置変化量を格納する
メモリと、X線スキャナを測定チルト角に設定する手段
と、設定されたチルト角に対応するファンビーム変化量
を上記メモリから読み出し、ファンビーム位置を基準フ
ァンビーム位置になるようにコリメータの位置制御を行
う手段と、この基準ファンビーム位置にした後でX線C
T計測又は撮影を行う手段と、より成るX線CT装置を
開示する。
X線をファンビーム化するコリメータ・X線源及びコリ
メータに被検体計測空間を介して対向配置された多チャ
ンネルX線検出器・を持つX線スキャナを備え、X線ス
キャナのチルト角を変更可能なX線CT装置において、
各チルト角に対するファンビーム位置変化量を格納する
メモリと、X線スキャナを測定チルト角に設定する手段
と、設定されたチルト角に対応するファンビーム変化量
を上記メモリから読み出し、ファンビーム位置を基準フ
ァンビーム位置になるようにコリメータの位置制御を行
う手段と、この基準ファンビーム位置にした後でX線C
T計測又は撮影を行う手段と、より成るX線CT装置を
開示する。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の、X線源位置制
御を行うX線CT装置の実施の一形態を示す図である。
X線源であるX線管球1は、内部に回転陽極1a、フィ
ラメント1bを持ち、駆動機構6によって実線矢印又は
点線矢印方向に位置移動できるようになっている。この
実線矢印又は点線の矢印方向とは、スライス幅方向であ
り、ファンビームのビーム平面に沿う方向ではない。こ
こで、スライス幅方向とファンビームのビーム平面とは
互いに直交する。
御を行うX線CT装置の実施の一形態を示す図である。
X線源であるX線管球1は、内部に回転陽極1a、フィ
ラメント1bを持ち、駆動機構6によって実線矢印又は
点線矢印方向に位置移動できるようになっている。この
実線矢印又は点線の矢印方向とは、スライス幅方向であ
り、ファンビームのビーム平面に沿う方向ではない。こ
こで、スライス幅方向とファンビームのビーム平面とは
互いに直交する。
【0009】コリメータ3は、ファンビーム化するため
のコリメータである。多チャンネル検出器5はX線管球
1と計測空間を挟んで互いに対向配置されており、且つ
この対向配置した状態で、計測空間の囲りを回転する。
X線管球1、コリメータ3、多チャンネル検出器5は、
X線スキャナと称する回転部材中に装着されている。
のコリメータである。多チャンネル検出器5はX線管球
1と計測空間を挟んで互いに対向配置されており、且つ
この対向配置した状態で、計測空間の囲りを回転する。
X線管球1、コリメータ3、多チャンネル検出器5は、
X線スキャナと称する回転部材中に装着されている。
【0010】図1で、多チャンネル検出器5は、1チャ
ンネル分を示し、紙面の奥行き方向に多チャンネル化さ
れている。左右の端部5a、5bが不感帯領域、中央5
cが感応領域である。図1において、検出器の中央位置
P0が基準ファンビーム位置である。かかるP0に対し
て、右又は左にX線ビームのスライス幅4の中心が移動
する現象を、ファンビーム位置の右又は左のシフトと定
義する。右又は左へのシフトがあることは望ましくない
ため、シフトがあるか否かを検出し、シフトが有ればそ
のシフト分だけX線管球1を位置制御し、絶えずX線ビ
ーム2のスライス幅4の中心が、基準ファンビーム位置
P0になるようにする。
ンネル分を示し、紙面の奥行き方向に多チャンネル化さ
れている。左右の端部5a、5bが不感帯領域、中央5
cが感応領域である。図1において、検出器の中央位置
P0が基準ファンビーム位置である。かかるP0に対し
て、右又は左にX線ビームのスライス幅4の中心が移動
する現象を、ファンビーム位置の右又は左のシフトと定
義する。右又は左へのシフトがあることは望ましくない
ため、シフトがあるか否かを検出し、シフトが有ればそ
のシフト分だけX線管球1を位置制御し、絶えずX線ビ
ーム2のスライス幅4の中心が、基準ファンビーム位置
P0になるようにする。
【0011】駆動機構6を制御するための手段が、予測
計算部7、駆動制御装置8である。予測計算部7は、チ
ルト角θ−X線ファンビーム位置のシフト量f(θ)と
の計測値を格納するメモリを持つ。この計測は、事前に
行う。即ち、CT計測や撮影に先立ち、X線スキャナの
チルト角θを種々変更させて、その都度X線ファンビー
ム位置シフト量F(θ)を計測する。図2は、前傾チル
トした状態から正立状態(0゜)に戻した時のθ=30
゜→20゜→10゜→0゜の各角度での計測シフト量f
(θ)、及び後傾チルトした状態から正立状態(0゜)
に戻した時のθ=−30゜→−20゜→−10゜→0゜
の各角度での計測シフト量f(θ)を示す。こうしたチ
ルト角θとシフト量f(θ)との計測データを関連づけ
て上記メモリに記憶しておく。尚、θ=0゜では前傾か
ら正立と後傾から正立へのシフト量に約0.1mmの差
分がある。
計算部7、駆動制御装置8である。予測計算部7は、チ
ルト角θ−X線ファンビーム位置のシフト量f(θ)と
の計測値を格納するメモリを持つ。この計測は、事前に
行う。即ち、CT計測や撮影に先立ち、X線スキャナの
チルト角θを種々変更させて、その都度X線ファンビー
ム位置シフト量F(θ)を計測する。図2は、前傾チル
トした状態から正立状態(0゜)に戻した時のθ=30
゜→20゜→10゜→0゜の各角度での計測シフト量f
(θ)、及び後傾チルトした状態から正立状態(0゜)
に戻した時のθ=−30゜→−20゜→−10゜→0゜
の各角度での計測シフト量f(θ)を示す。こうしたチ
ルト角θとシフト量f(θ)との計測データを関連づけ
て上記メモリに記憶しておく。尚、θ=0゜では前傾か
ら正立と後傾から正立へのシフト量に約0.1mmの差
分がある。
【0012】チルト角θの設定は、連続的又は上記10
゜単位よりも細かい離散角な値で行われる。そのため、
予測計算部7は、このメモリの内容を読み出して近似関
数で、その他のチルト角θでのシフト量を算出する。図
2には、その近似関数の例として、f1(θ)、f
2(θ)、f3(θ)を示してある。f1(θ)は、前傾
から正立させる場合の近似関数、f2(θ)は、後傾か
ら正立させる場合の近似関数、f3(θ)は、前傾と後
傾とのシフト量の不連続性を連続化するための近似関数
を示す。いずれも、計測シフト量f(θ)を結ぶ曲線で
近似した。
゜単位よりも細かい離散角な値で行われる。そのため、
予測計算部7は、このメモリの内容を読み出して近似関
数で、その他のチルト角θでのシフト量を算出する。図
2には、その近似関数の例として、f1(θ)、f
2(θ)、f3(θ)を示してある。f1(θ)は、前傾
から正立させる場合の近似関数、f2(θ)は、後傾か
ら正立させる場合の近似関数、f3(θ)は、前傾と後
傾とのシフト量の不連続性を連続化するための近似関数
を示す。いずれも、計測シフト量f(θ)を結ぶ曲線で
近似した。
【0013】こうした近似関数も、CT計測や撮影に先
立ち算出しておき上記メモリに格納しておく。そして、
CT計測や撮影に際して、チルト角θをどうするかが決
定され、この決定したチルト角θ0になるようにX線ス
キャナの傾斜制御がなされる。併せて、チルト角θ0を
予測計算部7に入力し、算出してあるX線ファンビーム
シフト量f(θ0)をメモリから読み出す。駆動制御装
置8は、シフト量f(θ0)を入力し、その時のファン
ビーム位置f(θ0)が基準ファンビーム位置P0になる
ように、駆動機構6を制御する。
立ち算出しておき上記メモリに格納しておく。そして、
CT計測や撮影に際して、チルト角θをどうするかが決
定され、この決定したチルト角θ0になるようにX線ス
キャナの傾斜制御がなされる。併せて、チルト角θ0を
予測計算部7に入力し、算出してあるX線ファンビーム
シフト量f(θ0)をメモリから読み出す。駆動制御装
置8は、シフト量f(θ0)を入力し、その時のファン
ビーム位置f(θ0)が基準ファンビーム位置P0になる
ように、駆動機構6を制御する。
【0014】図2のチルト角θに対するX線ファンビー
ム位置(シフト量)f(θ)を求めるための計測系を図
3に示す。多チャンネル検出器5のシフト量計測のため
のチャンネル素子のファンビーム入力側に、遮蔽端部1
2Aが中央基準位置P0になるように位置決めされたX
線遮蔽板12を設けておく。チャンネル素子の感応領域
には、シフトなしであればスライス幅の半分に相当のX
線入力があるが、左シフトであればその量は小さくな
り、右シフトであればその量は大きくなる。従って、チ
ャンネル素子の出力量の大きさでシフト量及びその方向
がわかる。かくして、X線管球1の焦点位置がa→bに
移動すると、X線ビームも2a→2bへとシフトし、ス
ライス中心位置もそれに応じてシフトする。シフトが生
ずると、X線遮蔽板12で遮蔽されるX線量もそれに応
じて変化する。そこで、この検出素子の出力Dを監視す
ることで、シフト量を検出できることになる。
ム位置(シフト量)f(θ)を求めるための計測系を図
3に示す。多チャンネル検出器5のシフト量計測のため
のチャンネル素子のファンビーム入力側に、遮蔽端部1
2Aが中央基準位置P0になるように位置決めされたX
線遮蔽板12を設けておく。チャンネル素子の感応領域
には、シフトなしであればスライス幅の半分に相当のX
線入力があるが、左シフトであればその量は小さくな
り、右シフトであればその量は大きくなる。従って、チ
ャンネル素子の出力量の大きさでシフト量及びその方向
がわかる。かくして、X線管球1の焦点位置がa→bに
移動すると、X線ビームも2a→2bへとシフトし、ス
ライス中心位置もそれに応じてシフトする。シフトが生
ずると、X線遮蔽板12で遮蔽されるX線量もそれに応
じて変化する。そこで、この検出素子の出力Dを監視す
ることで、シフト量を検出できることになる。
【0015】図4には、検出素子の出力値DとX線ビー
ム位置Pとの関係(検量線16)を示す。事前にこの関
係を求めておくことで、出力値に対応するX線ビーム位
置を算出することができる。図4で、D(a)が基準位
置P0であるとすれば、P(a)−P(b)が本来のシ
フト量f(θ)である。このシフト量をなくするように
X線管球1の位置制御をはかる。
ム位置Pとの関係(検量線16)を示す。事前にこの関
係を求めておくことで、出力値に対応するX線ビーム位
置を算出することができる。図4で、D(a)が基準位
置P0であるとすれば、P(a)−P(b)が本来のシ
フト量f(θ)である。このシフト量をなくするように
X線管球1の位置制御をはかる。
【0016】図4はあるチルト角での例であり、これを
前傾及び後傾について10゜づつ傾斜角度を変え、合計
8回、図3の測定系を用いて測定する。測定の手順は以
下の通り、正立状態に向かうような手順とする。 θ=−30゜→−20゜→−10゜→0゜、 θ=+30゜→+20゜→+10゜→0゜ かくして測定した結果が図2に示す○印のプロット点で
ある。
前傾及び後傾について10゜づつ傾斜角度を変え、合計
8回、図3の測定系を用いて測定する。測定の手順は以
下の通り、正立状態に向かうような手順とする。 θ=−30゜→−20゜→−10゜→0゜、 θ=+30゜→+20゜→+10゜→0゜ かくして測定した結果が図2に示す○印のプロット点で
ある。
【0017】次に、2つの近似の仕方について説明す
る。 (1)ガタによる不連続性を考慮し、チルトが前傾/後
傾の場合と別々に最小自乗法で2次関数(または3次以
上)に近似する。図2のグラフの実線はこうして求めた
f1(t)、f2(t)、f3(t)を示す。予測計算に
おいて、不連続接点であるθ=0゜の場合は、以下のよ
うにチルト角度の履歴を元に場合分けを行う。 (a)前傾状態からθ=0゜にした場合、前傾側の近似
関数f1(θ)にθ=0゜を入力する。 (b)後傾状態からθ=0゜にした場合、後傾側の近似
関数f2(θ)にθ=0゜を入力する。 (c)正立状態を保持していた場合、X線ビームのシフ
トを無しとする。 (2)ガタによる不連続部を含め、3次以上の関数f3
(θ)で近似する。この場合、(1)のような場合分け
は不要である。しかし、ガタが大きい場合は不連続部に
おいて精度が低くなる。
る。 (1)ガタによる不連続性を考慮し、チルトが前傾/後
傾の場合と別々に最小自乗法で2次関数(または3次以
上)に近似する。図2のグラフの実線はこうして求めた
f1(t)、f2(t)、f3(t)を示す。予測計算に
おいて、不連続接点であるθ=0゜の場合は、以下のよ
うにチルト角度の履歴を元に場合分けを行う。 (a)前傾状態からθ=0゜にした場合、前傾側の近似
関数f1(θ)にθ=0゜を入力する。 (b)後傾状態からθ=0゜にした場合、後傾側の近似
関数f2(θ)にθ=0゜を入力する。 (c)正立状態を保持していた場合、X線ビームのシフ
トを無しとする。 (2)ガタによる不連続部を含め、3次以上の関数f3
(θ)で近似する。この場合、(1)のような場合分け
は不要である。しかし、ガタが大きい場合は不連続部に
おいて精度が低くなる。
【0018】X線管球1の位置制御の仕方について説明
する。 (1)、X線ビーム位置P及びシフト量f(θ)は、あ
くまでX線検出器上での量であり、厳格にはX線管球1
の位置そのものではない。そこで、より厳密な位置制御
をはかるには、X線ビームのシフト量f(θ)とX線管
球1の位置f′(θ)との対応関係を事前に求めてメモ
リを制御装置8内に設けておき、このメモリの出力を利
用してX線管球1の位置を制御し、ビーム中心位置が基
準位置P0になるようにする。尚、シフト量とX線管球
1の位置とが直線的な関係で有れば、単にその傾斜量を
乗算すればよい(45゜の直線であれば校正不要)。又
は図4のX線ビーム位置PをX線管球の位置Qに置換し
て検量線16を新たに定める。 (2)、上記(1)はオープン制御の例であるが、クロ
ーズ制御即ち、フィードバック制御により基準位置P0
になるようにX線管球1を制御するやり方がある。これ
には、図3の測定系を利用し、出力値Dが基準位置P0
での出力値D0になるように、出力値Dを駆動制御装置
8に負帰還すればよい。
する。 (1)、X線ビーム位置P及びシフト量f(θ)は、あ
くまでX線検出器上での量であり、厳格にはX線管球1
の位置そのものではない。そこで、より厳密な位置制御
をはかるには、X線ビームのシフト量f(θ)とX線管
球1の位置f′(θ)との対応関係を事前に求めてメモ
リを制御装置8内に設けておき、このメモリの出力を利
用してX線管球1の位置を制御し、ビーム中心位置が基
準位置P0になるようにする。尚、シフト量とX線管球
1の位置とが直線的な関係で有れば、単にその傾斜量を
乗算すればよい(45゜の直線であれば校正不要)。又
は図4のX線ビーム位置PをX線管球の位置Qに置換し
て検量線16を新たに定める。 (2)、上記(1)はオープン制御の例であるが、クロ
ーズ制御即ち、フィードバック制御により基準位置P0
になるようにX線管球1を制御するやり方がある。これ
には、図3の測定系を利用し、出力値Dが基準位置P0
での出力値D0になるように、出力値Dを駆動制御装置
8に負帰還すればよい。
【0019】図5は、X線管球ではなく、コリメータ位
置制御の実施の形態を示す。コリメータ3をスライス方
向に位置制御する駆動機構19を設けておく。更に、こ
の駆動機構19を制御する駆動制御装置20を設けてお
く。但し、前述の例ではシフト量の検出は検出素子5で
行い、これをX線管球位置のシフト量として扱っていた
のに対し、図5での、位置制御は、X線管球1と検出素
子5との間にあるコリメータ3で行うため、コリメータ
位置に換算する位置校正が必要である。そこで、関数f
(θ)(近似関数f1(θ)〜f3(θ)を含む。又は
f′(θ)を含む)に対して、次式で校正値g(θ)を
求める。 g(θ)=f(θ)・(A/B) ここで、Aは、検出素子5とコリメータ3との距離、B
は検出素子5とX線管球の焦点1c間の距離である。駆
動制御装置20(又は計算部9)内で上記校正計算を行
い、この校正値g(θ)によって駆動機構19を制御
し、シフト量をなくして基準位置P0になるように制御
を行う。
置制御の実施の形態を示す。コリメータ3をスライス方
向に位置制御する駆動機構19を設けておく。更に、こ
の駆動機構19を制御する駆動制御装置20を設けてお
く。但し、前述の例ではシフト量の検出は検出素子5で
行い、これをX線管球位置のシフト量として扱っていた
のに対し、図5での、位置制御は、X線管球1と検出素
子5との間にあるコリメータ3で行うため、コリメータ
位置に換算する位置校正が必要である。そこで、関数f
(θ)(近似関数f1(θ)〜f3(θ)を含む。又は
f′(θ)を含む)に対して、次式で校正値g(θ)を
求める。 g(θ)=f(θ)・(A/B) ここで、Aは、検出素子5とコリメータ3との距離、B
は検出素子5とX線管球の焦点1c間の距離である。駆
動制御装置20(又は計算部9)内で上記校正計算を行
い、この校正値g(θ)によって駆動機構19を制御
し、シフト量をなくして基準位置P0になるように制御
を行う。
【0020】尚、駆動機構6、19はスライス幅方向の
移動をはかるとしたが、このスライス幅方向に直交する
方向(2軸それぞれ)にも移動駆動をはかれるようにし
ておくことで、ビーム位置の補正も、スライス幅方向以
外への移動制御も、可能となる。また、シフト検査を図
3のX線遮蔽板12を用いて行ったが、特開平4−22
7238号と同様なもの、又コリメータ3の構造も特開
平4−227238号と同様なものでもよい。更に、チ
ルト角以外に、X線スキャナの回転速度の大小によって
もシフトが生ずることがある。こうした場合、回転速度
をパラメータとしてシフト量を計測しておき、同様のシ
フト補正を行うことができる。また、チルト角と回転速
度との2つをパラメータとして統一したシフト量を求め
ておけば、処理は簡単となる。
移動をはかるとしたが、このスライス幅方向に直交する
方向(2軸それぞれ)にも移動駆動をはかれるようにし
ておくことで、ビーム位置の補正も、スライス幅方向以
外への移動制御も、可能となる。また、シフト検査を図
3のX線遮蔽板12を用いて行ったが、特開平4−22
7238号と同様なもの、又コリメータ3の構造も特開
平4−227238号と同様なものでもよい。更に、チ
ルト角以外に、X線スキャナの回転速度の大小によって
もシフトが生ずることがある。こうした場合、回転速度
をパラメータとしてシフト量を計測しておき、同様のシ
フト補正を行うことができる。また、チルト角と回転速
度との2つをパラメータとして統一したシフト量を求め
ておけば、処理は簡単となる。
【0021】
【発明の効果】本発明により、チルト計測時のX線ビー
ム位置のシフトは補正され、スライス像に顕現するリン
グアーチファクトを低減もしくは消去することができる
という効果を奏する。また、個々のX線CT装置ごとに
近似関数f(θ)を求めることから、X線管に内在する
ガタのばらつきを気にすることなくX線管を用いること
が可能となる。
ム位置のシフトは補正され、スライス像に顕現するリン
グアーチファクトを低減もしくは消去することができる
という効果を奏する。また、個々のX線CT装置ごとに
近似関数f(θ)を求めることから、X線管に内在する
ガタのばらつきを気にすることなくX線管を用いること
が可能となる。
【図1】本発明のX線CT装置の実施の一形態を示す図
である。
である。
【図2】X線スキャナのチルト角とX線ビームシフト量
との測定結果を示す図である。
との測定結果を示す図である。
【図3】X線ビームシフトを検出するための図である。
【図4】X線検出素子とX線ビーム位置との測定結果を
示す図である。
示す図である。
【図5】本発明のX線CT装置の実施の他の形態を示す
図である。
図である。
1 X線管球 1a 回転陽極 2 X線ビーム 3 コリメータ 4 スライス幅 5 多チャンネル検出器 6 駆動機構 7 移動量予測計算部 8 駆動制御装置
【手続補正書】
【提出日】平成9年5月19日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、X線源・この
X線源からのX線をファンビーム化するコリメータ・X
線源及びコリメータに被検体計測空間を介して対向配置
された多チャンネルX線検出器・を持つX線スキャナを
備え、X線スキャナのチルト角を変更可能なX線CT装
置において、各チルト角に対するファンビーム位置変化
量を格納するメモリと、X線スキャナを所定チルト角に
設定する手段と、設定されたチルト角に対応するファン
ビーム変化量を上記メモリから読み出し、ファンビーム
位置を基準ファンビーム位置になるようにX線管の位置
制御を行う手段と、この基準ファンビーム位置にした後
でX線CT計測又は撮影を行う手段と、より成るX線C
T装置を開示する。
X線源からのX線をファンビーム化するコリメータ・X
線源及びコリメータに被検体計測空間を介して対向配置
された多チャンネルX線検出器・を持つX線スキャナを
備え、X線スキャナのチルト角を変更可能なX線CT装
置において、各チルト角に対するファンビーム位置変化
量を格納するメモリと、X線スキャナを所定チルト角に
設定する手段と、設定されたチルト角に対応するファン
ビーム変化量を上記メモリから読み出し、ファンビーム
位置を基準ファンビーム位置になるようにX線管の位置
制御を行う手段と、この基準ファンビーム位置にした後
でX線CT計測又は撮影を行う手段と、より成るX線C
T装置を開示する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】更に本発明は、X線源・このX線源からの
X線をファンビーム化するコリメータ・X線源及びコリ
メータに被検体計測空間を介して対向配置された多チャ
ンネルX線検出器・を持つX線スキャナを備え、X線ス
キャナの回転速度を変更可能なX線CT装置において、
各回転速度に対するファンビーム位置変化量を格納する
メモリと、X線スキャナを所定回転速度に設定する手段
と、設定された回転速度に対応するファンビーム変化量
を上記メモリから読み出し、ファンビーム位置を基準フ
ァンビーム位置になるようにコリメータの位置制御を行
う手段と、この基準ファンビーム位置にした後でX線C
T計測又は撮影を行う手段と、より成るX線CT装置を
開示する。
X線をファンビーム化するコリメータ・X線源及びコリ
メータに被検体計測空間を介して対向配置された多チャ
ンネルX線検出器・を持つX線スキャナを備え、X線ス
キャナの回転速度を変更可能なX線CT装置において、
各回転速度に対するファンビーム位置変化量を格納する
メモリと、X線スキャナを所定回転速度に設定する手段
と、設定された回転速度に対応するファンビーム変化量
を上記メモリから読み出し、ファンビーム位置を基準フ
ァンビーム位置になるようにコリメータの位置制御を行
う手段と、この基準ファンビーム位置にした後でX線C
T計測又は撮影を行う手段と、より成るX線CT装置を
開示する。
Claims (2)
- 【請求項1】 X線源・このX線源からのX線をファン
ビーム化するコリメータ・X線源及びコリメータに被検
体計測空間を介して対向配置された多チャンネルX線検
出器・を持つX線スキャナを備え、 X線スキャナのチルト角を変更可能なX線CT装置にお
いて、 各チルト角に対するファンビーム位置変化量を格納する
メモリと、 X線スキャナを測定チルト角に設定する手段と、 設定されたチルト角に対応するファンビーム変化量を上
記メモリから読み出し、ファンビーム位置を基準ファン
ビーム位置になるようにX線管の位置制御を行う手段
と、 この基準ファンビーム位置にした後でX線CT計測又は
撮影を行う手段と、 より成るX線CT装置。 - 【請求項2】 X線源・このX線源からのX線をファン
ビーム化するコリメータ・X線源及びコリメータに被検
体計測空間を介して対向配置された多チャンネルX線検
出器・を持つX線スキャナを備え、 X線スキャナのチルト角を変更可能なX線CT装置にお
いて、 各チルト角に対するファンビーム位置変化量を格納する
メモリと、 X線スキャナを測定チルト角に設定する手段と、 設定されたチルト角に対応するファンビーム変化量を上
記メモリから読み出し、ファンビーム位置を基準ファン
ビーム位置になるようにコリメータの位置制御を行う手
段と、 この基準ファンビーム位置にした後でX線CT計測又は
撮影を行う手段と、 より成るX線CT装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8280880A JPH10118058A (ja) | 1996-10-23 | 1996-10-23 | X線ct装置 |
US08/956,153 US5949843A (en) | 1996-10-23 | 1997-10-22 | X-ray tomography apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8280880A JPH10118058A (ja) | 1996-10-23 | 1996-10-23 | X線ct装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10118058A true JPH10118058A (ja) | 1998-05-12 |
Family
ID=17631242
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8280880A Pending JPH10118058A (ja) | 1996-10-23 | 1996-10-23 | X線ct装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5949843A (ja) |
JP (1) | JPH10118058A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6322248B1 (en) | 2000-01-03 | 2001-11-27 | Ge Yokogawa Medical Systems, Limited | X-ray impinging position alignment method and x-ray tomographic imaging method and apparatus |
JP2003000585A (ja) * | 2001-06-11 | 2003-01-07 | Ge Medical Systems Global Technology Co Llc | X線ctシステム及びその制御方法並びに記憶媒体 |
JP2007167388A (ja) * | 2005-12-22 | 2007-07-05 | Hitachi Medical Corp | X線ct装置 |
JP2008023039A (ja) * | 2006-07-20 | 2008-02-07 | Hitachi Medical Corp | X線ct装置 |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3942142B2 (ja) * | 2000-12-15 | 2007-07-11 | ジーイー・メディカル・システムズ・グローバル・テクノロジー・カンパニー・エルエルシー | 放射線断層撮影装置およびその方法 |
JP3847101B2 (ja) * | 2001-05-22 | 2006-11-15 | ジーイー・メディカル・システムズ・グローバル・テクノロジー・カンパニー・エルエルシー | X線ct装置及び方法 |
JP3947372B2 (ja) * | 2001-07-25 | 2007-07-18 | ジーイー・メディカル・システムズ・グローバル・テクノロジー・カンパニー・エルエルシー | X線ctシステムにおけるアパーチャの位置調整機構およびガントリ装置ならびにその制御方法 |
JP4088058B2 (ja) * | 2001-10-18 | 2008-05-21 | 株式会社東芝 | X線コンピュータ断層撮影装置 |
US7286639B2 (en) * | 2003-12-12 | 2007-10-23 | Ge Medical Systems Global Technology Company, Llc | Focal spot sensing device and method in an imaging system |
CN102014755B (zh) * | 2008-05-01 | 2013-02-13 | 皇家飞利浦电子股份有限公司 | 辐射源和/或探测器定位系统 |
CN101987020B (zh) * | 2009-08-04 | 2014-09-17 | Ge医疗系统环球技术有限公司 | 倾斜图像扫描方法和重建方法及装置 |
CN106651981B (zh) * | 2016-12-07 | 2020-08-25 | 深圳先进技术研究院 | 一种环形伪影修正的方法及装置 |
US11779296B2 (en) * | 2020-03-20 | 2023-10-10 | Canon Medical Systems Corporation | Photon counting detector based edge reference detector design and calibration method for small pixelated photon counting CT apparatus |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4991189A (en) * | 1990-04-16 | 1991-02-05 | General Electric Company | Collimation apparatus for x-ray beam correction |
US5668846A (en) * | 1996-10-18 | 1997-09-16 | General Electric Company | Methods and apparatus for scanning an object and displaying an image in a computed tomography system |
-
1996
- 1996-10-23 JP JP8280880A patent/JPH10118058A/ja active Pending
-
1997
- 1997-10-22 US US08/956,153 patent/US5949843A/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6322248B1 (en) | 2000-01-03 | 2001-11-27 | Ge Yokogawa Medical Systems, Limited | X-ray impinging position alignment method and x-ray tomographic imaging method and apparatus |
JP2003000585A (ja) * | 2001-06-11 | 2003-01-07 | Ge Medical Systems Global Technology Co Llc | X線ctシステム及びその制御方法並びに記憶媒体 |
JP2007167388A (ja) * | 2005-12-22 | 2007-07-05 | Hitachi Medical Corp | X線ct装置 |
JP2008023039A (ja) * | 2006-07-20 | 2008-02-07 | Hitachi Medical Corp | X線ct装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5949843A (en) | 1999-09-07 |
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