JPH04285539A - 被作像体の断層撮影投影データを取得する装置 - Google Patents

被作像体の断層撮影投影データを取得する装置

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JPH04285539A
JPH04285539A JP3323973A JP32397391A JPH04285539A JP H04285539 A JPH04285539 A JP H04285539A JP 3323973 A JP3323973 A JP 3323973A JP 32397391 A JP32397391 A JP 32397391A JP H04285539 A JPH04285539 A JP H04285539A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコンピュータ断層撮影(
CT−computed tomography)シス
テムに関するものであり、更に詳しくは断層撮影投影の
取得の間にイメージング対象が同時に並進されるヘリカ
ル走査CTシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ断層撮影システムでは、規
定された扇状ビーム角度で扇状ビームを形成するように
X線源がコリメーションされる。扇状ビームは「ガント
リ平面」と呼ばれるデカルト座標系のx−y平面内にあ
るように、またガントリ平面の中に方向づけられたX線
検出器アレーに向かってイメージング対象を透過するよ
うに方向付けられる。検出器アレーは複数の検出素子を
配列したものである。各検出素子はX線源からその特定
の検出素子に投影された射線に沿って、透過された放射
線の強度を測定する。透過される放射線の強度はイメー
ジング対象によるその射線に沿ったX線ビームの減衰に
よって左右される。
【0003】扇状ビームの中心および扇状ビームのその
方向は扇状ビーム軸によって明らかにされる。
【0004】X線源および検出器アレーはガントリ平面
内をガントリ上で、イメージング対象の中の回転中心の
まわりに回転することができるので、扇状ビーム軸がイ
メージング対象と交差する角度が変化する。各ガントリ
角度で、各検出素子からの強度信号で構成される投影が
取得される。次に、ガントリが新しい角度に回転され、
このプロセスが繰り返されて多数のガントリ角度に沿っ
て多数の投影が集められることにより断層撮影投影セッ
ト(すなわち一組の投影)が形成される。
【0005】取得された断層撮影投影セットは通常、数
値形式で記憶され、後でコンピュータ処理により、当業
者には知られている再構成アルゴリズムに従ってスライ
ス画像が「再構成」される。扇状ビーム投影の投影セッ
トを扇状ビーム再構成手法によって直接再構成して画像
とすることもできるし、あるいは投影の強度データを平
行ビームに分けて平行ビーム再構成手法に従って再構成
することもできる。再構成された断層撮影画像は通常の
CRT管にディスプレイしてもよいし、あるいはコンピ
ュータ制御のカメラによりフィルム録画に変換してもよ
い。
【0006】代表的なコンピュータ断層撮影検査にはイ
メージング対象の一連の「スライス」の取得が含まれる
。各スライスはガントリ平面に平行であり、スライスの
厚さは検出器アレーの幅、焦点サイズ、コリメーション
、およびシステムの幾何学的形状によって規定される。 情報の第三空間次元を与えるように、x軸およびy軸に
垂直なz軸に沿って相次ぐ各スライスは増分変位される
。z軸に沿った位置の順序でスライス画像を見ることに
より放射線医はこの第三の次元を思い浮かべてもよい。 あるいは、再構成されたスライスの組を構成する数値デ
ータをコンピュータプログラムで編集することにより、
イメージング対象の三次元での陰影をつけた透視表現を
作成してもよい。
【0007】コンピュータ断層撮影法の分解能が増大す
るにつれて、z 次元では付加的なスライスが必要とさ
れる。断層撮影検査の時間と費用は必要なスライス数が
ふえるにつれて増大する。また、より多くのスライスを
取得するために長いスキャン時間が必要になると、断層
撮影再構成の忠実度を維持するためにほぼじっとしてい
なければならない患者の不快感が増す。したがって、ス
ライス列を得るために必要な時間を短縮することにかな
りの関心が集まっている。
【0008】一連のスライスに対するデータを収集する
ために必要な時間は部分的に次の四つの構成要素で決ま
る。すなわち、(a)スキャン速度までガントリを加速
するために必要な時間、(b)完全な断層撮影セットを
得るために必要な時間、(c)ガントリを減速するため
に必要な時間、および(d)次のスライスのためにz軸
で患者を再位置決めするために必要な時間である。スラ
イス列全体を得るために必要な時間の短縮は、これらの
4ステップのいずれかを完了するために必要とされる時
間を短縮することによって達成することができる。
【0009】ガントリの加速および減速に必要な時間(
aおよびc)はガントリとの通信にケーブルでなくスリ
ップリングを使用する断層撮影システムでは避けること
ができる。スリップリングを用いれば、ガントリは連続
的に回転することができ、加速および減速の必要はなく
なる。以後、開示されるCTシステムには連続的な回転
が行えるようにスリップリングまたは同等物を設けるも
のとする。
【0010】断層撮影データセット(b)を取得するた
めに必要な時間は短縮することがもっと難しい。現在の
CTスキャナでは一つのスライスに対する投影セットを
取得するために1秒から2秒のオーダを必要とする。こ
のスキャン時間はガントリをより早い速度で回転させる
ことにより短縮することができる。しかし、一般にガン
トリ速度が早くなると、取得されるデータの信号対雑音
比が回転速度上昇率の平方根だけ小さくなる。これはあ
る程度はX線管の放射出力を増大させることによって克
服できるが、このような装置の電力限界に支配される。
【0011】最後に、患者再位置決め時間(d)の短縮
はガントリの回転と同時にz軸に沿って患者を並進させ
ることによって達成することができる。ガントリの回転
の間のz軸に沿った連続的な患者の並進と投影データの
取得との組み合わせは「ヘリカル走査」と呼ばれ、イメ
ージング対象の上の基準点に対するガントリ上の一点の
見かけの径路を指す。ここで使用するように、「ヘリカ
ル走査」は一般に断層撮影イメージングデータの取得の
間に患者またはイメージング対象の連続的な並進の使用
を指す。また、「一定z軸走査」とは取得期間の間に、
患者またはイメージング対象を並進させずに断層撮影デ
ータセットを取得することを指す。
【0012】走査の間のイメージング対象の連続的な並
進はスキャンとスキャンとの間で患者を再位置決めする
ために通常必要とされる時間の長さをなくすことによっ
て与えられた数のスライスの取得に必要な総走査時間を
短縮する。しかし、ヘリカル走査は取得される断層撮影
投影セットにある誤差を導入する。断層撮影再構成の演
算では、一定z軸スライス平面に沿って断層撮影投影セ
ットが取得されるものと仮定する。ヘリカルスキャン径
路は明らかにこの条件からずれる。z軸方向に対象に著
しい変化があれば、このずれによって、再構成されたス
ライス画像に画像アーチファクトが生じる。画像アーチ
ファクトの厳しさは一般に、イメージング対象の走査さ
れた体積要素と所望のスライス平面のz軸値との間のz
軸差として測定された、投影データの「らせんオフセッ
ト」で決まる。ヘリカル走査から生じる誤差はまとめて
「スキュー」(skew)誤差と呼ばれる。
【0013】ヘリカル走査のスキュー誤差を減らすため
いくつかの方法が使用されてきた。米国特許第4,63
0,202号に開示された第一のアプローチはヘリカル
スキャンのピッチを小さくした後、引き続く360°の
断層撮影投影セットの投影データを平均する。その効果
はz軸に沿った幅が一層大きい検出器アレーを使用する
ことと同等である。ガントリの回転の間の検出器アレー
のz方向の動きはより少なくなる、すなわち走査ピッチ
がより小さくなる。この方法を使うことによりスキュー
誤差が小さくなるが、走査ピッチがより小さいため付加
的な走査時間が必要になるという犠牲が伴う。したがっ
てこの方法では、ヘリカル走査で得られる利点がある程
度、失われる。
【0014】「平均」プロセスの中の引き続く360°
の断層撮影投影セットの最後および最初の重みを変えて
スライス平面に最も近い投影に大きな重みを与えること
により上記アプローチと協力して、断層撮影投影セット
の端のスキュー誤差を小さくすることができる。
【0015】米国特許第4,789,929号に開示さ
れた第二のアプローチも組合わされた引き続く360°
の断層撮影投影セットの投影に重みを適用するが、重み
は与えられたガントリ角度での各投影のらせんオフセッ
トの関数である。720°にわたって内挿するこのアプ
ローチによって一般に、部分的体積アーチファクトが増
大する。部分的体積アーチファクトはイメージング対象
のある体積要素が投影セットのいくつかの投影にだけ寄
与するときに生じる画像アーチファクトである。
【0016】米国特許出願第435,980号に説明さ
れている第三のアプローチは半走査手法を使って各スラ
イスの取得の間の患者台の動きを小さくする。投影デー
タは360°のガントリ回転にわたって取得され、スラ
イス平面に内挿される。ガントリの動きが小さくなるこ
とは台の動きが小さくなることに対応するので、あるヘ
リカル走査アーチファクトが少なくなる。
【0017】
【発明の概要】本発明はイメージング対象の並進ととも
にX線ビームを並進させることによりスキュー誤差を低
減する。詳しく述べると、イメージング対象体のまわり
に対向して配置されたX線発生器およびX線検出器が並
進軸にほぼ垂直なガントリ平面内でイメージング対象の
まわりを回転しているとき、イメージング対象が並進軸
に沿って同時に並進する。X線発生器はイメージング対
象を通してX線ビームを投影し、そして第一の期間の間
、イメージング対象の並進に続いて、並進軸に沿ってビ
ームを掃引する。第二の期間の間、X線発生器はその最
初の位置に戻り、イメージング対象の並進とは逆の第二
の方向に並進軸に沿って動く。X線ビームの掃引はイメ
ージング対象の中の所定の体積要素にX線ビームの中心
を合わせ、第一の期間の間、その体積要素を追従するよ
うなものでよい。X線ビームの移動はコリメータおよび
X線源の一方または両方を動かして行えばよい。
【0018】本発明の一つの目的はイメージング対象お
よびガントリの連続的運動を中断することなくヘリカル
走査で取得される投影データのらせんオフセットを小さ
くすることである。X線ビームの掃引は各投影セットの
取得の間、イメージング対象の事実上の動きを消す役目
を果たす。
【0019】一実施例では、X線発生器に固定X線源お
よび可動コリメータが含まれ、可動コリメータはイメー
ジング対象の動きに応じて迅速に再配置することができ
る。
【0020】したがって、本発明のもう一つの目的はイ
メージング対象の動きとともにX線ビームを掃引する簡
単な手段を提供することである。
【0021】本発明の上記および他の目的および利点は
以下の説明から明らかとなる。説明では付図を参照する
が、付図は本発明の一実施例を図で示したものである。 しかし、このような実施例は必ずしも本発明の全範囲を
表すものではなく、したがって、本発明の範囲の解釈に
当たっては特許請求の範囲を参照しなければならない。
【0022】
【実施例の説明】図1に示すように、「第三世代」のコ
ンピュータ断層撮影(CT)スキャナで使用され得るよ
うなガントリ20にはX線源10が含まれている。X線
源10はコリメータ38によってコリメーションされて
、イメージング対象12を通して検出器アレー14にX
線の扇状ビーム22を投影する。X線源10および検出
器アレー14は回転中心13を中心としてガントリ20
上で回転する。矢印28で示すようなガントリ20の回
転はデカルト座標系のx−y平面と揃ったガントリ平面
60の中にある。
【0023】イメージング対象12は台17の上にのっ
ており、この台17はイメージングプロセスを妨げない
ように放射線に対して半透明である。台17はその上表
面がx−yイメージング平面に垂直なz軸に沿って並進
するように制御することができる。これにより、イメー
ジング対象12がガントリ平面60を横切って動く。
【0024】検出器アレー14はガントリ平面60の中
にまとめられた多数の検出素子16で構成される。検出
素子16は一緒になって、イメージング対象12を通る
X線の減衰透過で生じる投影画像を検出する。
【0025】扇状ビーム22はX線源10の中の焦点2
6から発して、扇状ビーム22の中心にある扇状ビーム
軸23に沿った方向を向いている。扇状ビームの広い面
に沿って測った扇状ビーム角度はイメージング対象12
が張る角度より大きい。したがって、扇状ビーム22の
周辺部にある二つのビーム24はあまり減衰されないで
イメージング対象体外を通過する。これらの周辺ビーム
24は検出器アレー14の中の周辺検出素子18が受け
る。
【0026】図6に示すようにX線源10には、真空ガ
ラスエンベロープの中にあって、熱分散のため陽極シャ
フト25を中心として回転する陽極29の位置が含まれ
ている。陰極(図示しない)からの電子流が陽極29の
面に対して加速されることにより、X線ビーム19が作
成される。陽極29の面は扇状ビーム軸23に対して傾
斜している。したがって、当業者に知られている(図示
しない)集束板による電子ビームの半径方向の変位によ
って、焦点26のz軸変位が生じる。この変位量はX線
制御器62によって制御することができる。
【0027】図2に示すように、イメージング対象12
に対するz軸に沿ったガントリ20の角度位置θが矢印
11によって示されている。イメージング平面60に対
するイメージング対象12のz軸位置は各断層撮影投影
セットの取得の間に絶えず変わる。したがって、矢印1
1はz軸に沿ったイメージング対象12の中のらせんに
沿って移される。らせんのピッチは走査ピッチと呼ばれ
る。取得しているスライスの中心9から扇状ビーム22
を遮断する体積要素7までのz軸距離はその体積要素の
「らせんオフセット」と呼ばれる。本発明では、後述す
るようにヘリカルスキャンの間、z軸に沿って扇状ビー
ム軸23をシフトすることによりらせんオフセットを小
さくすることができる。
【0028】図3に示すように、X線源10(図3には
示されていない)の中の焦点26から射出するコリメー
ションされていないX線19から、一次開口40によっ
て粗扇状ビーム21が形成される。当業者には理解され
るように、電子の高エネルギーを受けてX線放射線を再
送出する回転陽極(図示しない)を通常含む高電圧X線
管によって、コリメーションされないX線19が作成さ
れる。粗扇状ビーム21はコリメータ手段38によって
コリメーションされて扇状ビーム22となる。
【0029】一般的に図3、4(a)および4(b)を
参照して説明すると、コリメータ38はマンドレル(m
andrel)39がその軸に沿って回転できるように
粗扇状ビーム21の中でベアリング42の上に保持され
た円筒形のX線吸収性モリブデンのマンドレル39で構
成される。マンドレルの直径を通って複数の先細りにな
ったスロットが切削され、マンドレル39の長さ方向に
沿って伸びる。スロット41はマンドレルの軸を中心と
した様々の角度で切削されることにより、マンドレル3
9が回転してこのような一つのスロット41が粗扇状ビ
ーム21とそろい、粗扇状ビーム21のいくつかの射線
がスロット41を通過して扇状ビーム22を形成する。
【0030】図4(a)および4(b)に示すように、
先細りになったスロット41は様々の幅になっているの
で、マンドレル39の回転によって扇状ビーム22の幅
は図4(b)に示すような狭い幅(1mm)と図4(a
)に示すような広い幅(10mm)との間で変えること
ができる。スロット41により、扇状ビーム22の寸法
的な正確さと繰返し性が保証される。
【0031】粗扇状ビーム21に対して方向付けされた
とき各スロット41の入口開口43が出口開口45より
広くなるようにスロット41は先細りになっている。出
口開口45は扇状ビーム22の幅を決定する。出口開口
の余計な幅により、マンドレル39の小さな角度回転の
間、出口開口43のどちらのへりも粗扇状ビーム21の
進行を妨げることはない。マンドレル39のこのような
小さな回転を使って、後で詳細に説明するように扇状ビ
ーム22のz軸位置の調整が行われる。
【0032】再び図3を参照して説明すると、位置調整
電動機48がたわみ軸継手50によりマンドレル39の
一端に接続されている。マンドレル39の他端は位置符
号器46に取り付けられ、この位置符号器46により電
動機48でマンドレルの正確な位置決めを行うことがで
きる。マンドレル39の両端の扇状ビーム角度シャッタ
44は扇状ビーム角度を制御する。
【0033】次に図5に示すように、本発明と一緒に使
用するのに適したCTスキャナの制御システムはガント
リに結合された制御モジュール60をそなえている。制
御モジュール60には、電力およびタイミング信号をX
線源10に供給し、本発明のある実施例では焦点26の
位置を制御するX線制御器62、コリメータ38の回転
を制御するコリメータ制御器64、ガントリ20の回転
速度および位置を制御するガントリ電動機制御器66、
ならびに検出器アレー14から投影データを受け、デー
タを後のコンピュータ処理のためディジタルワードに変
換するデータ取得装置68が含まれている。
【0034】ガントリに結合された制御モジュール60
はスリップリング61を介してX線管10、コリメータ
38および検出器14と通信する。限定されたガントリ
回転システムのスリップリングの代わりに、巻取りリー
ルを用いる直接ケーブル布線を使用してもよいことがわ
かる。
【0035】X線制御器62、コリメータ制御器64お
よびガントリ電動機制御器66はコンピュータ70に接
続されている。コンピュータ70はデータジェネラル(
DataGeneral) 社のエクリプス(Ecli
pse) MV/7800Cのような汎用ミニコンピュ
ータであり、また後で詳細に説明するように本発明によ
りガントリ20の回転を扇状ビーム22の位置と同期さ
せるようにプログラミングすることができる。
【0036】データ取得装置68は画像再構成器72に
接続されている。画像再構成器72はサンプリングされ
ディジタル化された信号をデータ取得装置68を介して
検出器アレー14から受けることにより、当業者に知ら
れている方法に従って高速画像再構成を遂行する。画像
再構成器72はバージニア(Virginia)州のス
ターテクノロジーズ(Star Technologi
es) 社で製造されているようなアレープロセッサで
あってもよい。
【0037】z軸に沿った台17の速度および位置は台
駆動電動機制御器74を介してコンピュータ70に伝え
られ、台駆動電動機制御器74を介してコンピュータ7
0によって制御される。コンピュータ70は操作卓76
を介して指令および走査パラメータを受ける。操作卓7
6はほぼCRTディスプレイおよびキーボードであり、
これらにより操作者はスキャンのためのパラメータを入
力することができ、またコンピュータ70からの再構成
された画像および他の情報をディスプレイすることがで
きる。大容量記憶装置78によって、CTイメージング
システムのためのオペレーティングプログラムを記憶す
るとともに、画像データを記憶して操作者が後で参照で
きるようにする手段が得られる。
【0038】次に図6に示すように、扇状ビーム軸23
によって示されるような扇状ビーム22が投影セットの
第一の投影の取得の間にz軸次元でガントリ平面60か
らそれるようにコリメータ38の出口開口45のz軸位
置を調整することができる。ガントリ平面60からの扇
状ビーム軸23のそれの量はスライスの中の位置80に
あって台17の運動でガントリ軸60に向かって動く体
積要素7に扇状ビーム軸23が交差するような量になっ
ている。
【0039】投影セットの取得の間の台17の位置は台
駆動電動機制御器74によって決定される。コリメータ
制御器64によって制御されるコリメータ38はコンピ
ュータ70により台17の位置と整合される。これによ
り、台17とイメージング対象12の運動の間、扇状ビ
ーム軸23は絶えず体積要素7を捕らえるように掃引さ
れる。
【0040】期間T1 の間に各投影セットの投影が取
得されるにつれて、イメージング対象12はイメージン
グ平面60に対してz軸に沿って並進する。これにより
、体積要素は最終的に投影セットの最後の投影で位置8
2に動く。一般に、並進の量はスライスの厚さwに等し
い。
【0041】投影セットの取得完了時に、コリメータ3
8の出口開口45は投影セットの開始時にあった位置に
戻され、期間T2 の間に逆方向に動く。これにより、
扇状ビーム軸23は新しいスライスの新しい体積要素を
捕らえる。ガントリ平面60に対する新しい体積要素の
相対位置80は前の投影セットの取得の開始時の体積要
素7のそれと同じである。どの取得の間でもガントリ平
面60からの扇状ビーム軸23の最大偏差を小さくする
ように、ガントリ平面60に対して位置80および82
を対称に配置することが好ましい。
【0042】投影セットの取得の中間点で、焦点26、
コリメータ38の出口開口45の中心線、扇状ビーム軸
23、および検出器アレー14の照射の中心はガントリ
平面60と完全に一直線に揃えられる。他のすべての時
、これらの種々の点はガントリ平面からそれ得る。コリ
メータ38の出口開口45の中心線の偏差の測定値、扇
状ビーム軸23によって捕らえられる体積要素、および
ガントリ平面からの検出器アレー14の照射の中心はそ
れぞれCz 、Vz 、およびDz と呼ばれる。
【0043】図6に示す最初に述べた実施例では、ガン
トリ平面60に対する焦点26の位置Fz は一定であ
り、零である。
【0044】図10に示すように、投影セットの取得の
第一の期間T1 の間、扇状ビーム軸23が体積要素7
の動きに追従するようにコリメータの変位Cz が増大
する。l2 およびl3 の大きな値およびスライス厚
さwの小さな値に対して、コリメータ変位Cz と体積
要素7の並進軸84に於ける扇状ビーム軸23の変位V
z との間の関係は次式で与えられる。
【0045】       Cz =Vz [l1 /(l1 +l2
 )]                      
  (1)但し、l1 は焦点26とコリメータ38の
出口開口45との間の距離であり、l2 は出口開口4
5と体積要素7の並進軸84との間の距離である。した
がって、第一の期間T1 の間、台駆動電動機制御器7
4を介して決定される台17の位置は上記の式(1)で
与えられるような適当なスケーリング(scaling
 )の後、出口開口45の位置を決定する。
【0046】第一の期間T1 の直後の第二の期間T2
 の間、出口開口45は投影のその取得の開始時の位置
に戻され、第二の投影セットの取得に備える。この期間
T2 はその最大速度でコリメータ38を動かすことに
よってできるだけ小さくすることが好ましい。この帰還
期間T2 の間、投影データは取得されず、X線管への
電流を減らすかまたはX線ビーム19を遮断するような
当業者に知られているいくつかの方法のいずれかに従っ
てX線扇状ビーム22の強度を低減してよい。
【0047】検出器アレー14の表面に対して扇状ビー
ム軸23の変位Dz は次式の比に従って変位Vz よ
り大きくなることがわかる。
【0048】       Dz =Vz [(l1 +l2 +l3
 )/(l1 +l2 )]        (2)但
し、l3 は体積要素7の並進軸84と検出器アレー1
4の露出表面との間の距離である。一般に、検出器アレ
ー14の検出素子16はそれらの照射のz軸位置の関数
として感度の変化を表す。したがって、Dz の変化は
投影の測定値にある変動を導入する。周辺ビーム24お
よび周辺検出素子18を使ってこの変動を補正すること
により、当業者には理解される補償方法に従って感度変
動を補正するための基準が得られる。このような方法の
一つが米国特許第4,559,639号に述べられてい
る。
【0049】図7および11に示されている第二の実施
例では、X線焦点26とコリメータ38の出口開口45
の両方が動かされる。X線焦点26の運動は前に述べた
ように陽極29に電子ビームを再集束することにより、
またはサーボ電動機の制御下でX線源10の物理的並進
によって遂行される。ガントリ平面60からの焦点26
の偏差の測定値はFz と名付ける。図11に示すよう
にこの第二の実施例では、次式のように体積要素の変位
Vz に対して焦点の変位Fz および出口開口45の
変位Cz を制御することにより、検出器アレー14上
の扇状ビーム軸23の交差点は一定(零変位)に維持さ
れる。
【0050】       Fz =Vz [(l1 +l2 +l3
 )/l3 ]                  
(3)    および       Cz =Vz [(l2 +l3 )/l
3 ]                      
  (4)  図14に示すように、走査ピッチと1投
影セットに対する回転との積がほぼスライス厚さwに等
しいものとして、非ヘリカルスキャンで投影データが取
得されるイメージング対象12の中の取得体積86はヘ
リカルスキャンの取得体積のほぼ半分となる。上記二つ
の実施例で説明したような本発明は外側に円錐状にくぼ
んだ、側面に位置する体積88により、非ヘリカル取得
体積86の上の取得体積を拡大する。体積88によって
表される取得体積のこの増加によって、投影データのら
せんオフセットは少し大きくなるが、領域90が追加さ
れて取得体積が事実上2倍になるヘリカル走査で生じる
らせんオフセットよりはずっと小さい。一般に、並進軸
を中心とするイメージング対象12に比べて距離l1 
+l2 が大きければ大きいほど、側面に位置する体積
88は小さくなり、したがってデータのらせんオフセッ
トが小さくなる。
【0051】図14および図8を参照して説明すると、
本発明の第三の実施例では側面に位置する体積88がな
くなり、非ヘリカル走査と同じ取得体積86が生じる。 図12に示すように、コリメータ38の変位Dz およ
び焦点26のFz は体積要素7の変位Vz に等しく
設定される。したがって、扇状ビーム軸23は常にガン
トリ平面60と平行に維持される。
【0052】図9および図13に示す第四の実施例では
、コリメータ38の出口開口45の変位Cz が(零に
等しく)固定され、焦点26の変位Fz は次式に従っ
て調整される。
【0053】       Fz =−Vz (l1 /l2 )  
                         
     (5)  コリメータ38を動かさないで与
えられた体積要素7を追従するのに必要なガントリ平面
60からの扇状ビーム軸23のそれる角度が大きいため
、同じ寸法のCTシステムの場合には、上記の方法に対
する取得体積(図示しない)および検出器アレー上の扇
状ビーム軸23の変位Dz の量は前に述べた方法に対
する同等の量より大きくなる。
【0054】上記各実施例では、並進軸84の上の体積
要素7の近くの体積要素の投影データにはらせんオフセ
ットが殆どない。それと反対に、ガントリ平面60に対
して扇状ビーム軸23の角度で規定されるようなxおよ
びyのより大きな値に対して、体積要素7から除かれた
体積要素と並進軸84のらせんオフセット量は増大する
。このため、イメージング対象12の中の関心のある内
部構造の近くに体積要素7と並進軸84を配置すること
が望ましいことがある。
【0055】並進軸84は普通、ガントリ20の回転中
心13と交差する。台17の高さを調整するだけで、回
転中心13と並進軸84をともにイメージング対象の中
で動かすことができる。代案として、扇状ビーム角度2
3をガントリ回転28の関数として扇状ビーム角度23
を調整することにより、回転中心13とは独立に並進軸
84を動かすことができる。これは上記の各実施例でコ
ンピュータ70が使用するl2 およびl3 の見かけ
の値を次式のようにガントリ角度θの関数として修正す
ることにより容易に遂行される。
【0056】       l2 ′=l2 − cos(θ+α)(
Δ)                       
 (6)      l3 ′=l3 + cos(θ
+α)(Δ)                   
     (7)但し、αは関心のある体積とガントリ
角度θ=0との間の回転中心13に対する角度であり、
△は関心のある体積とガントリ回転中心13との間の距
離であり、l2 ′およびl3 ′は上記の式のl2 
およびl3 としてそれぞれ代入される。
【0057】図6、7および9の実施例の場合、そのま
ま小さくされたらせんオフセット量も投影セット内の投
影の順番の関数として変化する。例えば、関心のある体
積7の開始位置80および終了位置82がガントリ平面
60を中心として対称に変位しているとき、真中の投影
にはらせんオフセットがなく、開始投影と終了投影のら
せんオフセットは最も大きい。このため、開始投影およ
び終了投影がデエンファシスされ、投影セットの真中の
投影がエンファシスされるように投影の重み付けをする
ことが好ましい。このような重み方式は1989年11
月22日に出願された米国特許出願第440,531号
に開示されている。最後に、投影の取得の間に検出器1
4の照明の中心が変化する第一、第二、および第四の実
施例の場合、常に扇状ビーム22全体を受けるように検
出器14が充分に広いことが重要である。
【0058】なお本発明の趣旨と範囲の中にある実施例
の多数の修正および変形は通常程度の当業者には明らか
である。例えば、コリメータは従来のブレード型の設計
のものとすることができる。更に、この方法は検出器ア
レー14が動かず、イメージング対象12を取り囲み得
る、いわゆる「第四世代」のCT機器に適用できること
は明らかである。X線管とコリメータも単一の装置とし
て機械的に並進し、傾け得ることも明らかである。最後
に、相次ぐ投影セットの取得の間、台の動きが一定であ
る必要はなく、例えば、扇状ビーム22が開始位置で自
身を再位置決めする期間T2 の間、遅らせてもよい。 本発明の範囲に入る種々の実施例を公知にするために、
特許請求の範囲を記載してある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に使用し得るX線源およびX線検出器を
含むCTシステムのガントリの概略図である。
【図2】らせん走査についてイメージング対象に対する
ガントリおよびガントリ軸の相対的な配置を示す図1の
イメージング対象の概略図である。分かりやすくするた
め、らせん走査のピッチは誇張して大きく描いてある。
【図3】本発明のコリメータアセンブリの斜視図である
【図4】厚い扇状ビームおよび薄い扇状ビームのそれぞ
れの場合についてマンドレルの配置方向を示す、図3の
コリメータのマンドレルの横断面図である。
【図5】本発明による図3のコリメータおよびX線焦点
に対する制御システムを示すブロック図である。
【図6】わかりやすくするためX線管陽極、コリメータ
および検出器アレーを誇張して大きく描いた、図1のX
軸方向に見たX線扇状ビームの径路の簡略化された横断
面図であり、コリメータの運動だけを必要とするらせん
オフセットを小さくする第一の方法を示す横断面図であ
る。
【図7】コリメータおよびX線焦点の運動を必要とする
らせんオフセットを小さくする第二の方法であって、検
出器の照射される領域の運動を小さくする第二の方法の
、図6と類似した横断面図である。
【図8】コリメータおよびX線焦点の運動を必要とする
らせんオフセットを小さくする第三の方法であって、ス
キュー誤差を更に小さくする第三の方法の、図6と類似
した横断面図である。
【図9】X線の運動だけを必要とするらせんオフセット
を小さくする第四の方法の、図6と類似した横断面図で
ある。
【図10】図6の方法の場合のコリメータ、検出器の照
射領域およびイメージング対象の要素体積のz軸変位を
時間につれて示すグラフである。
【図11】図7の方法の場合のコリメータ、検出器の照
射領域およびイメージング対象の要素体積のz軸変位を
時間につれて示すグラフである。
【図12】図8の方法の場合のコリメータ、検出器の照
射領域およびイメージング対象の要素体積のz軸変位を
時間につれて示すグラフである。
【図13】図9の方法の場合のコリメータ、検出器の照
射領域およびイメージング対象の要素体積のz軸変位を
時間につれて示すグラフである。
【図14】単一スライス厚さ、らせん走査に対する実効
厚さ、および図6−8の方法によりらせんオフセットを
小さくしたらせん走査に対する実効厚さを示す、図1の
X軸方向に見たイメージング対象の誇張された横断面図
である。
【図15】オフセット並進軸に対するl1 ′およびl
2 ′の決定を示す、図1に類似した概略図である。
【符号の説明】
7  体積要素 10  X線源 12  イメージング対象 13  回転中心 14  検出器アレー 22  扇状ビーム 26  焦点 38  コリメータ 43  入口開口 45  出口開口 60  ガントリ平面 84  並進軸 T1   第一の期間 T2   第二の期間

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  イメージング対象の断層撮影投影デー
    タを取得する方法に於いて、並進軸に沿って同時にイメ
    ージング対象の支持と並進を行い、X線発生器からイメ
    ージング対象を通してX線ビームを投射し、第一の期間
    の間、イメージング対象の並進につれて第一の方向に並
    進軸に沿ってビームを掃引することと、第二の期間の間
    、並進軸に沿うがイメージング対象の並進とは逆の第二
    の方向に並進軸に沿ってビームを掃引することとを交互
    に行い、イメージング対象を通過したX線発生器からの
    ビームをX線検出器アレーで受け、X線発生器とX線検
    出器をイメージング対象体の両側に対向して保持し、同
    時に並進軸にほぼ垂直なガントリ平面内で回転中心とイ
    メージング対象のまわりにX線発生器とX線検出器を回
    転させることを特徴とする断層撮影投影データ取得方法
  2. 【請求項2】  第一の期間の間のX線ビームによるイ
    メージング対象のX線照射が第二の期間の間のX線ビー
    ムによるイメージング対象のX線照射より大きい請求項
    1記載の断層撮影投影データ取得方法。
  3. 【請求項3】  第二の期間の間、X線ビームの強度を
    下げる請求項2記載の断層撮影投影データ取得方法。
  4. 【請求項4】  第一の期間の間のX線ビームの掃引が
    並進軸上の所定の体積要素にビームを中心合わせして維
    持するように行われる請求項1記載の断層撮影投影デー
    タ取得方法。
  5. 【請求項5】  X線発生器が固定されたX線源、およ
    び並進軸に沿って動き得る開口をそなえたコリメータを
    含んでいる請求項4記載の断層撮影投影データ取得方法
  6. 【請求項6】  コリメータの開口が次式に従って制御
    され、 Cz =Vz [l1 /(l1 +l2 )]上式で
    、Vz は所定の体積要素とガントリ平面との間の並進
    軸に沿った距離であり、Cz はコリメータの中心とガ
    ントリ平面との間の並進軸に沿った距離であり、l1 
    はX線源とコリメータとの間の距離であり、そしてl2
     はコリメータと並進軸との間の距離である請求項5記
    載の断層撮影投影データ取得方法。
  7. 【請求項7】  コリメータの開口が次式に従って制御
    され、 Cz =Vz [l1 /(l1 +l2 ′)]上式
    で、 l2 ′=l2 − sin(θ+α)(Δ)であり、
    θはガントリ角度であり、Vz は所定の体積要素とガ
    ントリ平面との間の並進軸に沿った距離であり、Cz 
    はコリメータの中心とガントリ平面との間の並進軸に沿
    った距離であり、αは関心のある体積とガントリ角度θ
    =0との間の回転中心に対する角度であり、△は関心の
    ある体積とガントリ回転中心との間の距離であり、l1
     はX線源とコリメータとの間の距離であり、そしてl
    2 はコリメータと並進軸との間の距離である請求項5
    記載の断層撮影投影データ取得方法。
  8. 【請求項8】  X線発生器は、並進軸に沿って動き得
    る焦点をそなえたX線源、および並進軸に沿って動き得
    る開口をそなえたコリメータを含む請求項4記載の断層
    撮影投影データ取得方法。
  9. 【請求項9】  焦点およびコリメータの開口がFz 
    =Vz [(l1 +l2 +l3 )/l3 ]およ
    び Cz =Vz [(l1 +l2 )/l3 ]に従っ
    て制御され、上記式で、Vz は所定の体積要素とガン
    トリ平面との間の並進軸に沿った距離であり、Fz は
    X線源とガントリ平面との間の並進軸に沿った距離であ
    り、Cz はコリメータの中心とガントリ平面との間の
    並進軸に沿った距離であり、l1 はX線源とコリメー
    タとの間の距離であり、l2 はコリメータと並進軸と
    の間の距離であり、そしてl3 は並進軸とX線検出器
    との間の距離である請求項8記載の断層撮影投影データ
    取得方法。
  10. 【請求項10】  焦点およびコリメータの開口がFz
     =Vz [(l1 +l2 ′+l3 ′)/l3 
    ′]および Cz =Vz [(l1 +l2 ′)/l3 ′]に
    従って制御され、上記式で、 l2 ′=l2 − cos(θ+α)(Δ)l3 ′
    =l3 + cos(θ+α)(Δ)であり、θはガン
    トリ角度であり、αは関心のある体積とガントリ角度θ
    =0との間の回転中心に対する角度であり、△は関心の
    ある体積とガントリ回転中心との間の距離であり、Vz
     は所定の体積要素とガントリ平面との間の並進軸に沿
    った距離であり、Fz はX線源とガントリ平面との間
    の並進軸に沿った距離であり、Cz はコリメータの中
    心とガントリ平面との間の並進軸に沿った距離であり、
    l1 はX線源とコリメータとの間の距離であり、l2
     はコリメータと並進軸との間の距離であり、そしてl
    3 は並進軸とX線検出器との間の距離である請求項8
    記載の断層撮影投影データ取得方法。
  11. 【請求項11】  焦点およびコリメータの開口がFz
     =Cz =Vz  に従って制御され、上記式で、Vz は所定の体積要素
    とガントリ平面との間の並進軸に沿った距離であり、F
    z はX線源とガントリ平面との間の並進軸に沿った距
    離であり、そしてCz はコリメータの中心とガントリ
    平面との間の並進軸に沿った距離である請求項8記載の
    断層撮影投影データ取得方法。
  12. 【請求項12】  X線発生器は、並進軸に沿って動き
    得る焦点をそなえたX線源、および固定されたコリメー
    タを含む請求項4記載の断層撮影投影データ取得方法。
  13. 【請求項13】  焦点が次式に従って制御され、Fz
     =−Vz (l1 /l2 ) 上式で、Fz はX線源とガントリ平面との間の並進軸
    に沿った距離であり、Vz は所定の体積要素とガント
    リ平面との間の並進軸に沿った距離であり、l1 はX
    線源とコリメータとの間の距離であり、そしてl2 は
    コリメータと並進軸との間の距離である請求項12記載
    の断層撮影投影データ取得方法。
  14. 【請求項14】  焦点が Fz =−Vz (l1 /l2 ′)に従って制御さ
    れ、上記式で、 l2 ′=l2 − sin(θ+α)(Δ)であり、
    θはガントリ角度であり、αは関心のある体積とガント
    リ角度θ=0との間の回転中心に対する角度であり、△
    は関心のある体積とガントリ回転中心との間の距離であ
    り、Fz はX線源とガントリ平面との間の並進軸に沿
    った距離であり、Vz は所定の体積要素とガントリ平
    面との間の並進軸に沿った距離であり、l1 はX線源
    とコリメータとの間の距離であり、そしてl2 はコリ
    メータと並進軸との間の距離である請求項10記載の断
    層撮影投影データ取得方法。
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