JPH10118003A - 強電解水による内視鏡およびその周辺器具の洗浄方法と強電解水生成装置 - Google Patents

強電解水による内視鏡およびその周辺器具の洗浄方法と強電解水生成装置

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JPH10118003A
JPH10118003A JP8298001A JP29800196A JPH10118003A JP H10118003 A JPH10118003 A JP H10118003A JP 8298001 A JP8298001 A JP 8298001A JP 29800196 A JP29800196 A JP 29800196A JP H10118003 A JPH10118003 A JP H10118003A
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JP
Japan
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water
cathode
cleaning
anode
cleaned
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JP8298001A
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Masakazu Arisaka
政員 有坂
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NIPPON INTEC KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電解陰極水を用いて血液付着物の洗浄を行
う。 【構成】 洗浄後の機器をすすぐ洗浄水液として陰極水
で洗浄した後、陽極水をもって殺菌作用と中和作用を行
う。吐水口を出た夫夫の電解水は陰極水タンク21およ
び陽極水タンク22に保存される。夫夫のタンク内には
夫夫pHおよびORPを測定する測定装置24、25が
設置してある。また、夫夫のタンク21、22には排出
手段となる弁28、29が設けられている。タンク2
1、22に所定量以上の電解水が貯水されているとき、
装置の吐水開放スイッチを押すことにより吐水される
が、この際、陰極水を吐水した後、酸性水を吐水し、排
出手段を解除しない限り陰極水、陽極水を同時に吐出し
ない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、強電解水による内
視鏡やその周辺器具の洗浄方法に関するものであり、更
に詳述すると、繰り返して使用される内視鏡やその周辺
器具を強電解水生成装置で生成した陰極水や陽極水をも
って洗浄するものに関する。
【0002】
【従来の技術】消化器の医療診断や治療において内視鏡
の使用が増加しており、一台の内視鏡やその周辺器具
(以下、機器という)を洗浄して繰り返して使用するこ
とが行われている。このようにして使用された機器は、
体腔内の体液や血液などによって汚染を受ける。とりわ
け、周辺器具としての鉗子は消化器内の早期癌やポリー
プなどの粘膜に損傷を与える病変細胞の切除などに使用
されるため組織片、血液、粘液などが必ず付着する。こ
のような機器は使用の都度洗浄されるが、機器は複雑で
繊細な構造であるため、その洗浄には多大の労力と時間
を要する。しかも、洗浄が不十分で上記汚染物が残存し
たり後の取扱が適切でない場合には、有害な微生物が増
殖する恐れが強く、機器を介して装置感染を起こすこと
もある。
【0003】このような機器の洗浄は必ずしも統一され
て行われてはいない。使用される施設の規模、その取扱
者の能力に帰する問題や洗浄のための報酬が十分に支払
われない施設経営上の問題などがあるが、機器操作者や
管理者は洗浄・消毒に不安を抱きながらも最善の努力を
もって汚染防止に務めている。小規模施設などで行われ
ている手洗い以外に十分な洗浄と殺菌を効率的に行うた
めに、複雑で高価な専用の洗浄装置を用いることも行わ
れているが、今だ完全とはいえない。手洗いや洗浄装置
で行われている一般的な洗浄方法は下記のようなもので
ある。 1.まず、体液や血液などを除去するための洗浄を行
う。この洗浄を十分に行うことにより可及的に汚染を少
なくすることができる。手洗いにおいては、洗浄液に浸
漬した後、強い水圧をもって付着物を飛散する。凝固し
た汚染物はブラッシングなどで除去する。紙、ガーゼな
どで清拭する場合もある。汚染度の高い場合は清拭、水
洗を繰り返す。洗浄装置においては、洗浄タンクを設
け、タンク内に洗浄液を充満し機器を浸漬したり、洗浄
液を噴射したりする。この際、内部管路と接続して洗浄
液を積極的に送る手段がとられる。この洗浄に使用され
る洗浄液は非イオン活性剤やビルダー、プロテアーゼな
どの蛋白質分解酵素、装置の腐食を防ぐ金属イオン封鎖
剤などの薬品を含み普通pHを調整した水溶液としてタ
ンクに保存し反復使用される。洗浄した機器はすすぎが
行われた後除水乾燥する。 2.上記の洗浄が行われた機器を消毒液に浸漬して消毒
する。手洗いにおいては、消毒液に10分以上浸漬す
る。また、洗浄装置においては、洗浄タンクの洗浄液を
抜き自動的に水洗した後、該洗浄タンクに消毒液を入れ
替え機器を浸漬する工程がとられる。このために、洗浄
槽に供給する洗浄液および消毒液を保管するタンクを設
けて、タンク内に貯蔵された消毒液を別に設けたタンク
内の洗浄液と適宜切り替えて洗浄槽に送液して、洗浄工
程、消毒工程、すすぎを行う。このための消毒液として
は2%グルタールアルデヒドの10分間浸漬などが推奨
されているが、グルタールアルデヒドは人体にとっても
刺激性やアレルギ性など有害な物質であり、特にすすぎ
を念入りに行う必要がありこの水洗は煩雑である。
【0004】すすぎ水として用いられる洗浄水液を効果
的に除菌することにより、洗浄槽に収容される機器の再
汚染を防止し、清潔な状態に維持するために水道水など
の洗浄水液を一旦タンク内に収納し、タンク内に設けた
電極に直流電圧を印加して生成した電解陽極水を用いる
ものがある。特開平6−160号公報に開示される内視
鏡用洗浄装置では、洗浄水液タンクに隔膜を隔てて陽電
極と陰電極を設け、夫々の電極間に電圧を印加して洗浄
水液タンク内の洗浄水液を電気分解し、陽電極側に生成
した陽極水を洗浄水液として用い、同時に生成する陰極
水は上記陽極水を排出した際、排水を中和する中和液と
して用いている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】強電解水生成装置で生
成した陽極水には殺菌効果のあることはよく知られてい
る。生成に基づく強電解水を用いて上記のような機器を
殺菌する際、陽極水を殺菌性水として使用し、陰極から
吐出する陰極水はそのまま捨てていた。本発明は陰極か
ら吐出する陰極水が強いアルカリ性を示し、血液付着物
の洗浄に効果のある点に着眼し、蛋白質分解酵素などを
含む洗浄液で洗浄後の機器をすすぐ洗浄水液として陰極
水で洗浄した後、陽極水をもって殺菌作用と中和作用を
しようとするものである。しかもこれらをシステム的に
行うことにより、施設などで好適に使用できる強電解水
による内視鏡およびその周辺器具の洗浄方法と強電解水
生成装置を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の強電
解水による内視鏡およびその周辺器具の洗浄方法は、洗
浄液で洗浄後の機器を強電解水生成装置で生成したpH
11以上で且つORPは−700mV以下の陰極水で洗
浄した後、pH3.0以下で且つORPは1000mV
以上の陽極水で洗浄することを特徴とする。
【0007】本発明の請求項2の強電解水による内視鏡
およびその周辺器具の洗浄方法は、上記陰極水には非イ
オン性界面活性剤が含まれていることを特徴とする。
【0008】本発明の請求項3の強電解水による内視鏡
およびその周辺器具の洗浄方法は、上記陰極水は40〜
50℃の加温がなされていることを特徴とする。
【0009】本発明の請求項4の強電解水による強電解
水生成装置は、原水に塩化アルカリ化合物を混入して原
水の電解度を高めた高電導水を、イオン透過性隔膜で分
域した陰電極を挿入した陰極室と陽電極を挿入した陽極
室との陰陽電極間に直流電圧を印加する電解槽に導入し
て電気分解する装置の陰陽極室吐水口から吐水する夫々
の電極水を一旦タンクに貯めた後排出手段をもって排出
するとき、該排出手段は陰極水を吐水した後酸性水を吐
水する吐水選択手段を持っていることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は本発明に関わる強電解水生
成装置の動作説明図である。本発明の強電解水生成装置
は、原水に所定の食塩などの塩化アルカリ化合物を混合
・調整することにより、電解する原水の電気伝導度がほ
ぼ一定に保持された状態になるように構成されている。
すなわち、水道蛇口などの自在に流量制御される原水供
給管1から供給された原水は圧力弁31および流量制御
弁2を通過してその流量が一定となり電解槽管口部3に
供給される。水圧が低いために、原水の流量が所定量よ
り少ない場合はスイッチ23はオフし、流量制御弁2に
流水されず、電解も行われない構造となっている。この
流量制御弁2と電解槽管口部3との間に食塩を添加する
ための投入口4が開口している。なお、原水の性質によ
っては原水に含まれる有機物や夾雑物を除くため活性炭
などからなるフイルタ5を原水供給管1と流量制御弁2
との間に設けてもよい。
【0011】食塩水保存タンク6に保存される食塩は1
0〜20%程度の水溶液として保存するのがよい。食塩
水保存タンク6と投入口4との管路に食塩水の電導度を
測るセンサ7と食塩水を所定量投入口4に添加する流量
弁8が設けられている。センサ7はタンクに前記食塩水
が存在するときのみ機器を作動させるためと、食塩水の
電気伝導度を計測するためのもので、例えば、相臨んだ
2枚の金属片から構成され、2枚の金属片を通過する食
塩水の伝導度を測ると共に、2枚の金属片の間を食塩水
が通過しないときはタンク6に食塩水がないものとして
自動的に電解を停止すると共に、放置することができ
る。流量弁8はタンク6内の食塩水の量に拘らず一定量
の食塩水を添加するためと、センサ7の測定した伝導度
によって流量を自在に制御できる電磁弁で、同時に非通
電時は閉塞し、通電時のみ所定量の食塩水が流れでるよ
うに開放される。センサ7の信号を受けて制御部9が動
作し流量弁8から原水が定流量ポンプなどをもって所定
濃度になるように食塩水が投入口4に添加される。この
際、原水に混入された食塩水は、例えば、500ppm
の食塩溶液となって電解槽に供給される。このようにし
て、電解槽に供給される食塩水は常に一定の高電導度を
保っている。
【0012】電解槽10はイオン透過性隔膜16で分域
し陰電極17を挿入した陰極室18と陽電極19を挿入
した陽極室20からなり、陰陽電極間に直流電圧を印加
して電解槽10に流入した食塩を含む高電導水を電気分
解する。陰陽電極間に印加する直流電圧は制御部9を介
して適宜調整することができる。すなわち、印加される
直流電圧は上記伝導度と関連され、陰極室から吐水され
る陰極水、および、陽極室から吐水される陽極水は所定
のpHおよびORPになるように夫々の測定器の信号を
受けて制御部9によってその電圧が調整される。なお、
11はドレンコックで、陰陽極室の溜り水を自在に排水
するものである。14および15は陰極室18および陽
極室20の吐水口で、吐水口を出た夫々の電解水は陰極
水タンク21および陽極水タンク22に保存される。な
お、陰極水タンク21には後記する界面活性剤を保存お
よび添加する保存タンク12と添加口13が設けられて
いる。界面活性剤は図示しない撹拌器をもって均一に陰
極水に分散することができる。また、陰極水を一定温度
に加熱するヒータ30およびセンサが設けられている。
【0013】強電解水は開放状態に長時間放置すると次
第に効力が低下する。とりわけ、空気との接触、光の透
過、温度には敏感である。このため、上記タンクは密閉
状態で、しかも遮光できることが望まれる。タンクはそ
の全体が耐酸、耐アルカリ性遮光性部材から形成されて
いる。このようなタンクに保存された強電解水は空気と
の接触、光の透過を可及的に少なくして、強電解水を比
較的安定に保存することを可能とする。夫々のタンク内
には夫々pHおよびORPを測定する測定装置24、2
5が設置してある。上記陰極室18および陽極室20の
吐水口から吐水される強電解水の陰極水は通常pH11
以上で且つORPは−700mV以下、陽極水はpH
3.0以下で且つORPは1000mV以上になってい
るが、上記の条件に満たない水がタンクに保存された場
合、この水はタンク下方部のドレン26、27から自動
的に放流される。これらは制御部9からの開放信号を受
けて開放および閉塞可能である。
【0014】夫々のタンク21、22には排出手段とな
る弁28、29が設けられている。タンク21、22に
所定量以上の電解水が貯水されているとき、装置の吐水
開放スイッチを押すことにより吐水され、矢示A、B方
向に流れる強電解水は手洗いおよび機器の洗浄に使用さ
れる。この際、排出手段の開放操作で排出手段は制御部
9で制御され陰極水を吐水した後、酸性水を吐水し、排
出手段を解除しない限り陰極水、陽極水を同時に吐出す
ることはない。つまり、陰極水を吐出した後は必ず陽極
水を吐出し、陽極水を吐出した後は必ず陰極水を吐出す
る。
【0015】図1において、ヒータ30は陰極水タンク
21に設置されているが、陰極水の加温は機器の洗浄の
際、所定の温度が設定されていればその目的を果たすこ
とができるので、図2に示すように排出手段となる弁2
8の後方に加温装置32として設置してもよい。所定の
温度が恒常的にえられれば加熱方法は電熱、温風、蒸気
など適宜選択することができる。
【0016】機器の洗浄を行う場合には、公知の蛋白質
分解酵素などを含む洗浄液で洗浄後の機器を上記強電解
水生成装置で生成したpH11以上で且つORPは−7
00mV以下の陰極水で洗浄したのち、pH3.0以下
で且つORPは1000mV以上の陽極水で洗浄する。
好適には陰極水はpH11以上で且つORPは−800
0mV以下、陽極水はpH2.7以下で且つORPは1
050mV以上が望ましい。
【0017】機器の洗浄に先立ち、前記した陰極水タン
ク21に界面活性剤を混入することにより血液に対する
陰極水の洗浄効果を増大することができる。陰極水に非
イオン性界面活性剤、例えば、Tween80(ICI
アメリカズ製)を0.05〜0.2%を含ませる。
【0018】図3はテストピース上において、陰極水に
アニオン系界面活性剤を加えた場合の血液の汚れを落す
効果を示すものである。図3において、血液としてヒト
保存液(ヘパリン添加)を使用し、25℃のインクベー
タ内で2時間風乾し粘度を高めたものを固着する。血液
を固着したテストピースを25℃の活性剤を含む水溶液
に吊るし、浸漬後洗浄する。風乾後テストピース表面を
アミドブラック10Bで染色し効果を判定する。図3
(a)は洗浄前のもの、図3(b)は洗浄後のもので各
々活性剤を含まぬものと対照してある。この図によれ
ば、界面活性剤を含まぬものに較べて血液に対する洗浄
効果が増大することがわかる。なお、上記以外に他社の
非イオン性活性剤も使用できる。具体的な市販品および
製造会社としては ノニオン、プロノン 日本油脂 エマルゲン 花王 ノイゲン 第一工業製薬 Triton アメリカ、ローム・アンド・ハース Sterox アメリカ、モンサント化学 などがある。
【0019】陰極水タンク21に上記したヒータ30を
設けて陰極水を加熱することにより、洗浄効果を増大す
ることができる。図3に示したのと同じように、血液と
してヒト保存液(ヘパリン添加)を使用し、25℃のイ
ンクベータ内で2時間風乾し粘度を高めたものを固着す
る。血液を固着したテストピースを活性剤を含む40℃
の溶液に吊るし、浸漬後洗浄する。風乾後テストピース
表面をアミドブラック10Bで染色し効果を判定する。
この結果、発明に関わる装置から吐水した陰極水を40
〜50℃に加温するとき、更に洗浄効果が増大する。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明によれば機器の洗浄
において、洗浄液で洗浄後の機器をすすぐ洗浄水液およ
び血液などを再洗浄する2次洗浄液として、強電解水生
成装置により生成した陰極水をもって洗浄した後、陽極
水をもって洗浄し、体液や血液などを除去すると共に、
殺菌作用と中和作用を行う。この結果、体液や血液など
を除去するための洗浄の効果を増強することができる。
しかもこれらをシステム的に行うことにより、施設など
で好適に使用することができる。
【0021】上記構成の強電解水生成器は部品点数が少
なく、長期に亘って安定して動作するので、装置をメイ
テナンスフリーとして動作させることが可能である。し
かも装置全体をコンパクトに構成することができ、設置
後の維持管理においても、点検修理等が容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に関わる強電解水生成装置の動作説明図
である。
【図2】陰極水の加温機構を示す別な実施例である。
【図3】本発明に関わる強電解水による内視鏡およびそ
の付属機器の洗浄方法における、洗浄効果の確認のた
め、テストピース上において、陰極水に非イオン系界面
活性剤を加えた場合の血液の汚れを落す効果を示す顕微
鏡写真である。
【符号の説明】
2 流量制御弁 4 投入口 6 食塩水保存タンク 7 センサ 8 流量弁 9 制御部 10 電解槽 12 保存タンク 13 添加口 21 陰極水タンク 22 陽極水タンク 26 ドレン 27 ドレン 28 弁 29 弁 30 ヒータ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗浄液で洗浄後の機器を強電解水生成装
    置で生成したpH11以上で且つORPは−700mV
    以下の陰極水で洗浄した後、pH3.0以下で且つOR
    Pは1000mV以上の陽極水で洗浄することを特徴と
    する強電解水による内視鏡およびその周辺器具の洗浄方
    法。
  2. 【請求項2】 上記陰極水には非イオン性界面活性剤が
    含まれていることを特徴とする強電解水による内視鏡お
    よびその周辺器具の洗浄方法。
  3. 【請求項3】 上記陰極水は40〜50℃の加温がなさ
    れていることを特徴とする強電解水による内視鏡および
    その周辺器具の洗浄方法。
  4. 【請求項4】 原水に塩化アルカリ化合物を混入して原
    水の電解度を高めた高電導水を、イオン透過性隔膜で分
    域した陰電極を挿入した陰極室と陽電極を挿入した陽極
    室との陰陽電極間に直流電圧を印加する電解槽に導入し
    て電気分解する装置の陰陽極室吐水口から吐水する夫々
    の電極水を一旦タンクに貯めた後排出手段をもって排出
    するとき、該排出手段は陰極水を吐水した後酸性水を吐
    水する吐水選択手段を持っていることを特徴とする強電
    解水生成装置。
JP8298001A 1996-10-22 1996-10-22 強電解水による内視鏡およびその周辺器具の洗浄方法と強電解水生成装置 Pending JPH10118003A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008032544A1 (fr) * 2006-09-15 2008-03-20 Minoru Kanno Procédé de stérilisation et appareil stérilisateur
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