JP2001259626A - 浴槽水浄化装置 - Google Patents

浴槽水浄化装置

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JP2001259626A
JP2001259626A JP2000078332A JP2000078332A JP2001259626A JP 2001259626 A JP2001259626 A JP 2001259626A JP 2000078332 A JP2000078332 A JP 2000078332A JP 2000078332 A JP2000078332 A JP 2000078332A JP 2001259626 A JP2001259626 A JP 2001259626A
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Shigeru Ando
茂 安藤
Masahiro Tokida
昌広 常田
Koji Oshima
功治 大島
Kenji Sakamoto
健二 坂元
Chikayoshi Endo
慎良 遠藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来浴槽水の浄化を行う装置として、特公平6
−40859には銀イオンを用いた浴槽水の殺菌機能を
有する殺菌機能付風呂装置について記載されている。ま
た、特開平11−267640には超音波により浴槽水
を殺菌する方法が記載がされている。しかしいずれも、
ある程度の配管の汚れ付着防止効果はあっても、汚れの
付着を十分に防止することはできなかった。また、循環
路の洗浄の方法としては、薬剤を用いて循環流路の洗浄
を行う方法も提案されている。しかし、薬剤を用いた循
環流路の洗浄方法も、薬剤の補充が必要であることや浴
槽水全体に薬剤を添加ために薬剤が多量に必要となる等
の問題があった。 【解決手段】 上記課題を解決するため、本浴槽水浄化
装置本体から浴槽へ流れる浴槽水を再び前記浴槽水浄化
装置本体へ戻すバイパス管および流路切換弁を設け、浴
槽水が前記浴槽水浄化装置本体を循環可能な構成とし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浴槽水の浄化を行
う装置に関し、装置内部の循環流路に付着する汚れを効
果的に除去または防止することが可能な浴槽水の浄化装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術として、特公平6−40859
には銀イオンを用いた浴槽水の殺菌機能を有する殺菌機
能付風呂装置について記載されている。また、浴槽水の
浄化を行う装置では特開平11−267640に超音波
により浴槽水を殺菌する方法が記載がされている。ま
た、循環路の洗浄の方法としては、薬剤を用いて循環流
路の洗浄を行う方法も提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記特公平6−
40859に記載された銀イオンを用いた浴槽水の殺菌
と特開平11−267640に記載された超音波による
浴槽水の殺菌のいずれの方法においても、長年にわたり
浴槽および浴槽水の浄化装置を使用していると、浴槽水
の循環流路に汚れが付着してくる問題があった。これは
循環流路である配管等に付着した垢等の汚れ成分に加
え、そこに微生物が繁殖した結果スライム状になった、
いわゆる「湯どろ」と呼ばれるものである。この「湯ど
ろ」は配管の内部に付着し、清掃しにくいため発生する
ものであり、時折一部が剥離して浴槽に流出することで
浴槽水を汚すばかりか、時として配管や熱交換器などを
目詰まりさせてしまうこともあった。前記従来技術では
いずれも、ある程度の配管の汚れ付着防止効果はあって
も、汚れの付着を十分に防止することはできなかった。
さらに、薬剤を用いた循環流路の洗浄方法も、薬剤の補
充が必要であることや浴槽水全体に薬剤を添加ために薬
剤が多量に必要となる等の問題があった。
【0004】本発明は上記問題を解決するためになされ
たもので、装置内部循環流路に付着する汚れを、短時間
で効果的に除去または防止することが可能で、かつメン
テナンスも容易な浴槽水の浄化装置を提供するものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段および作用・効果】上記課
題を解決するためになされた請求項1記載の発明は、超
音波照射装置から成る浄化部と、ポンプと、浴槽水を該
浄化部へ導入しさらに浴槽へもどす循環流路と、前記循
環流路に銀イオンを添加する銀イオン添加装置とを有す
る浴槽水浄化装置において、前記循環流路から前記吐出
管へ流れる浴槽水を再び前記浴槽水浄化装置本体へ戻す
バイパス管および流路切換弁を設け、浴槽水が前記浴槽
水浄化装置本体を循環可能な構成としたことを特徴とす
る浴槽水浄化装置である。
【0006】本発明によれば、浴槽水を浴槽を介して循
環させずに装置内のみで循環することが可能となり、よ
り少ない水量でかつ短時間に循環流路の洗浄を行うこと
が可能であり、かつメンテナンスも容易で衛生的な浴槽
水浄化装置を提供することが可能となる。
【0007】また、請求項2記載の発明は、前記バイパ
ス管の流路切換弁を動作させ、前記浴槽水浄化装置本体
内で浴槽水を循環させるとともに、前記浄化部の超音波
照射装置から超音波を放射し、循環流路の洗浄を行うこ
とを特徴とする。
【0008】本発明によれば、浄化部の超音波照射装置
から放射される超音波により生成するラジカルにより循
環流路の洗浄をより効果的に行うことが可能となる。さ
らに、バイパスを経由して浴槽水浄化装置内で水を循環
するため、より少ない水量でかつ短時間に循環流路の洗
浄を行うことが可能である。
【0009】また、請求項3記載の発明は、前記バイパ
ス管の流路切換弁を動作させ、前記浴槽水浄化装置本体
内で浴槽水を循環させるとともに、前記銀イオン添加装
置から銀イオンを添加し、循環流路の洗浄を行うことを
特徴とする。
【0010】本発明によれば、循環流路に前記銀イオン
添加装置から銀イオンを添加することで、銀イオンが配
管等の内壁に付着し、循環流路の殺菌洗浄または菌の繁
殖の抑制をより効果的に行うことが可能となる。また、
銀イオンの濃度によっては浴槽壁に銀が付着し黒ずむこ
とがあるが、本発明ではバイパスを経由して浴槽水浄化
装置内で水を循環するため、浴槽壁の黒ずみを気にせ
ず、濃度を高めた銀イオン水を用いることができ、より
いっそう循環流路の殺菌洗浄または菌の繁殖の抑制の効
果を向上できる。さらに、バイパスを経由して浴槽水浄
化装置内で水を循環するため、より少ない水量でかつ短
時間に循環流路の洗浄を行うことが可能である。
【0011】また、請求項4記載の発明は、前記循環流
路につながり不要な水を排水するための排水管を備え、
前記バイパス管の流路切換弁を動作させ、前記浴槽水浄
化装置本体内で水を所定時間循環させ前記排水管より排
水した後、再度浴槽水を浴槽水浄化装置本体内で循環さ
せるとともに、前記浄化部の超音波照射装置から超音波
を放射、または前記銀イオン添加装置から銀イオンを添
加、のいづれかの手段または両方の手段を利用し循環流
路の洗浄を行うことを特徴とする。
【0012】本発明によれば、循環流路内で水を所定時
間循環、排水することにより循環流路内の汚れ成分を一
旦除去し、その後超音波照射によるラジカルまたは銀イ
オンを作用させることで前記ラジカル、銀イオンを、循
環流路内の細菌に対してより効率的に作用させることが
可能となった。
【0013】また、請求項5記載の発明は、前記循環流
路の洗浄を行う洗浄スイッチを設け、該洗浄スイッチを
押すことにより循環流路洗浄を開始することを特徴とす
る。
【0014】本発明によれば、利用者が望むタイミング
でいつでも循環流路の洗浄を行うことが可能となった。
【0015】また、請求項6記載の発明は、前回の循環
流路洗浄からの時間に基づいて循環流路洗浄を開始する
タイミングを決定することを特徴とする。
【0016】本発明によれば、定期的な循環流路の洗浄
を利用者自身が行わなくても、装置が自動的に管理し実
施することが可能となり、常に清潔な状態で利用者が利
用することが可能となる。
【0017】また、請求項7記載の発明は、浴槽水を循
環し浄化する時と、前記循環流路内を水を循環させ循環
流路の洗浄を行う時とで、異なる制御条件に基づき銀イ
オンの添加濃度を制御することを特徴とする。
【0018】本発明によれば、浴槽水に銀イオンを添加
し浴槽水の殺菌・浄化を行う場合と、循環流路内の水に
銀イオンを添加し循環流路の洗浄を行う場合とでは元の
水質が異なる。したがって、予めそれぞれの水質に基づ
く、銀イオン生成濃度の制御データを用意しておき、異
なる制御方法に基づき銀イオンを添加することにより、
浴槽水の殺菌・浄化用と循環流路の洗浄用とでそれぞれ
最適な銀イオン濃度を添加することが可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を、添
付図面により詳細に説明する。図1は、本発明の浴槽水
浄化装置および周辺機器の構成例を示す図である。1は
本発明の浴槽水浄化装置、2は浄化部,3はポンプ、4
は銀イオン添加装置、5は循環流路、6、7は流路切換
弁、8はバイパス管、9はコントローラ、10は接続
線、11は吸引管、12は吐水管、13は吸引部、14
は排水管、100は浴槽、101は浴槽水である。
【0020】以上のように構成された浴槽水浄化装置の
運転状態について次に説明する。人が入浴することによ
り汚れが混入した浴槽水は、図示されないスイッチを使
用者が押すこともしくは装置が自動的に判断し循環モー
ドに入り、ポンプ3により浴槽水が循環を開始し、吸引
部13内のフィルタにより有機物が除去されるとともに
浄化部2の超音波照射により生成するラジカルの作用お
よび銀イオン添加装置から混入された銀イオンの作用に
より浴槽水の浄化、殺菌が行われる。しかし長期間にわ
たって浴槽や浴槽水浄化装置を使用すると次第に装置内
の循環流路に汚れが付着してくるため、所定期間毎に循
環流路5の洗浄を行う必要が生じる。循環流路の洗浄
は、装置が自動的に、または利用者が望む時にスイッチ
を選択することにより開始される。まず、ポンプ3を動
作させ浴槽水101を循環流路5を通して循環させ、流
量が所定量に達したところで、流路切換弁6、7を切換
え、バイパス管8を経由して装置内で循環を行う。ここ
で、浄化部2の超音波照射装置から超音波を水中に照射
し、それにより発生するラジカルを利用し、循環流路5
内壁の殺菌、洗浄を行った後、排水管14から汚水を排
水し、再度浴槽水を導入しすすぎを行い循環流路の洗浄
を終了する。この際、循環流路5内を循環する浴槽水を
所定時間循環させた後、排水管14から一旦排水し、再
度浴槽水を導入後超音波を照射する方がより望ましい。
その場合、一度流水で循環流路内の洗浄を行えるため流
水の効果で汚れを除去でき、超音波により生成するラジ
カルをより効率的に細菌へ作用させることができる。こ
こで循環流路内を通水させる方法として、通常の通水パ
ターンとは異なる通水パターンで通水することで、洗浄
効率をあげることも可能である。この通常の通水パター
ンとは異なる通水パターンとは、例えば流量が時間的に
変動する脈流、泡を多量に含有させる、流量をあげる、
等の方法を用いることができる。
【0021】浄化部2における超音波放射による循環流
路浄化のメカニズムについては詳細は不明ではあるが、
以下のように考えている。強力な超音波を水中に照射す
ると、水中に圧力変化が伝播するが、極めて短時間に極
めて大きな圧力の低下および上昇が発生する。圧力の低
下時には急激な圧力低下により水および溶存気体が気化
し、キャビテーションと呼ばれる微少な気泡が発生す
る。この気泡は次に圧力が上昇した際、断熱圧縮により
局所的な高温状態となる。この際の温度は数千度から一
万度と言われており、この微少な高温のスポット周辺で
種々のラジカルが発生し、このラジカルが循環の内壁に
作用することにより殺菌および有機物分解し、浴槽水お
よび配管の内壁等に付着する汚れを浄化すると考えられ
る。
【0022】銀イオンの殺菌効果は古くから知られてお
り、循環流路5の洗浄時に銀イオンを添加し殺菌するこ
とも可能である。通常殺菌効果のある銀濃度は0.04
ppm以上と言われているが濃度が高すぎると、浴槽壁
に銀が付着し黒ずむことがあるが、本発明では浴槽水浄
化装置内で循環するため黒ずみを気にせず、例えば数1
00ppb程度に高めた銀イオン水を用いることができ
る。さらに、バイパス管8を経由して浴槽水浄化装置内
で水を循環するため、より少ない水量でかつ短時間に循
環流路の洗浄を行うことが可能となった。
【0023】超音波により発生するラジカルは活性が高
く有機物分解能力、殺菌能力ともに大きいが、寿命が短
い欠点が有り、超音波の照射を停止すると効果が低下し
てしまう。逆に銀イオンは殺菌効果のみであるが残留性
があるため長時間殺菌効果を持続させることができる。
したがって、超音波により発生するラジカルと銀イオン
の両方の効果により循環流路5の洗浄を行うのが望まし
い。この場合、超音波照射装置(浄化部)2と銀イオン
添加装置4を同時に動作させても良いし、片方ずつ交互
に動作させるようにしても良い。
【0024】図2は、本発明の浴槽水浄化装置の第二の
実施の形態を示す図であり、熱交換器を有し給湯機能を
有する浴槽水浄化装置である。30は熱交換器、31は
水道水導入管、32は流路切換弁、33は吸引側にフィ
ルタ機能を有するアダプタである。以上のように構成さ
れた浴槽水浄化装置について以下に説明を行う。図示さ
れていないお湯張りスイッチを押すことにより熱交換器
30、流路切換弁32を通して浴槽100へお湯が導入
される。次に、図示されていない循環モードスイッチを
押す等により循環モードに入ると、ポンプ3が動作し浴
槽水2を吸引し銀イオン添加装置4、浄化部2を通り、
浴槽水は循環路5を経て浴槽1へ還流し、アダプタ33
のフィルタ機能により有機物が除去されるとともに浄化
部2の超音波照射により生成するラジカルの作用または
銀イオン添加装置から混入された銀イオンの作用により
浴槽水の浄化、殺菌が行われる。
【0025】しかし長期間にわたって浴槽や浴槽水浄化
装置を使用すると次第に装置内の循環流路に汚れが付着
してくるため、所定期間毎に循環流路5の洗浄を行う必
要が生じる。循環流路5を洗浄する手順としては、第一
の実施の形態と同様であるが、洗浄水として浴槽水でな
く水道水を利用することもできる。循環流路を洗浄する
モードに入ると、流路切換弁32が水道水を循環流路5
へ導入する側に開き、さらに流路切換弁6、7が循環流
路の循環側に動作することにより水道水は浄化部2、バ
イパス8、ポンプ3、銀イオン添加装置4へと導入さ
れ、循環流路5内を循環し始める。このとき流路切換弁
32を通して汚水が水道水導入管31へ逆流しないよ
う、流路切換弁32の制御または逆止弁等による構成が
必要である。循環流路5内に水道水を導入後、図1の実
施例と同様に浄化部2の超音波照射装置から照射される
超音波により発生するラジカル、銀イオン添加装置4か
ら生成される銀イオンのどちらか一方または両方を利用
し、循環流路5内壁の殺菌、洗浄を行う。また、図1の
実施例と同様に、循環流路5内を循環する水を所定時間
循環させた後、一旦排水し、再度水道水を導入後超音波
を照射または銀イオンを添加することも可能である。
【0026】流路切換弁6,7とバイパス8を設けたこ
とにより、浴槽を介さずに循環流路5内を循環可能な構
成としたことにより、長期間入浴せず装置を使用しない
場合においても、水道水を導入し循環流路5の洗浄がで
可能であり、また必要な水量も数Lから数10L程度と
少量である。
【0027】循環流路を洗浄するモードに入る方法とし
て、使用者がスイッチを押す等により選択し行う方法
と、装置側で自動的に判断して行う方法がある。自動的
に循環流路の洗浄を行う方法として、前回洗浄してから
の時間を保持し、その時間が所定値を超えたか否かによ
り判断することができる。前回洗浄してからの時間と
は、前回洗浄時の洗浄開始時間を起点としても洗浄終了
時間を起点としてもどちらでも構わない。また、濁度と
循環路の管壁の汚れ付着速度は相関があるため、濁度セ
ンサを有する場合には濁度の履歴を保持しておけば、単
に前回洗浄してからの時間だけでなく濁度の履歴も考慮
して洗浄を行うタイミングの決定を行うことができる。
【0028】銀イオン添加装置4の銀イオン生成手段と
しては、例えば銀電極を用いた電気分解による方法を用
いることができる。これは、例えばプラス電極に銀、マ
イナス電極に銀または白金等を用い、直流電流を流すこ
とによりプラス電極の銀が電気分解されて銀イオンとし
て液体中に溶けるものである。このとける量は電流値と
通電時間より算出されるが、実際には効率が100%で
はなく液中のイオンの量、種類、汚れ成分の量、種類に
より変化する。浴槽水に銀イオンを添加し浴槽水の殺菌
・浄化を行う場合と、循環流路内の水に銀イオンを添加
し循環流路の洗浄を行う場合とでは元の水質が異なる。
したがって、予めそれぞれの水質に基づく、銀イオン生
成濃度の制御データを用意しておき、異なる制御方法に
基づき銀イオンを添加することが望ましい。それによ
り、浴槽水の殺菌・浄化用と循環流路の洗浄用とでそれ
ぞれ最適な銀イオン濃度を添加することが可能となる。
またより好ましい方法として、電気分解時の電流値と電
圧値から算出される電気伝導度を、制御条件の一つとし
て用いることも可能である。
【0029】また次のように循環流路の洗浄だけでなく
循環流路に防汚効果を与えることも可能である。銀イオ
ンは配管に付着後も効果が持続するため、数日毎等の短
い間隔で銀イオンを添加し循環流路の洗浄を行えば、循
環流路の配管等の内壁に銀イオンが付着することにより
細菌の増殖を防止することができ、結果的に循環流路に
防汚効果を与えることができる。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、配管の内部汚れの付着
を効果的に除去または防止することが可能であるととも
に、薬剤を用いないことにより、メンテナンスの必要の
ない浴槽水の浄化装置を提供することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第一の実施形態を示す図
【図2】 本発明の第二の実施形態を示す図
【符号の説明】
1…浴槽水浄化装置 2…浄化部 3…ポンプ 4…銀イオン添加装置 5…循環流路 6…流路切換弁 7…流路切換弁 8…バイパス管 9…コントローラ 10…接続線 11…吸引管 12…吐水管 13…吸引部 14…排水管 30…熱交換器 31…水道水導入管 32…流路切換弁 33…アダプタ 100…浴槽 101…浴槽水
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61L 2/02 A61L 2/02 A 2/16 2/16 A C02F 1/50 520 C02F 1/50 520L 531 531E 560 560C (72)発明者 坂元 健二 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)発明者 遠藤 慎良 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 Fターム(参考) 4C058 AA20 BB06 BB07 DD07 EE26 JJ05 KK07 4C094 AA01 BB15 DD14 EE33 GG17 4D037 AA09 AB01 AB03 BA26 BB01 CA02 CA16

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 超音波照射装置から成る浄化部と、ポン
    プと、浴槽水を該浄化部へ導入しさらに浴槽へもどす循
    環流路と、前記循環流路に銀イオンを添加する銀イオン
    添加装置とを有する浴槽水浄化装置において、前記循環
    流路から前記吐出管へ流れる浴槽水を再び前記浴槽水浄
    化装置本体へ戻すバイパス管および流路切換弁を設け、
    浴槽水が前記浴槽水浄化装置本体内を循環可能な構成と
    したことを特徴とする浴槽水浄化装置
  2. 【請求項2】 前記バイパス管の流路切換弁を動作さ
    せ、前記浴槽水浄化装置本体内で浴槽水を循環させると
    ともに、前記浄化部の超音波照射装置から超音波を放射
    し、循環流路の洗浄を行うことを特徴とする請求項1に
    記載の浴槽水浄化装置
  3. 【請求項3】 前記バイパス管の流路切換弁を動作さ
    せ、前記浴槽水浄化装置本体内で浴槽水を循環させると
    ともに、前記銀イオン添加装置から銀イオンを添加し、
    循環流路の洗浄を行うことを特徴とする請求項1乃至請
    求項2に記載の浴槽水浄化装置
  4. 【請求項4】 前記浴槽水浄化装置は前記循環流路につ
    ながり不要な水を排水するための排水管を備え、前記バ
    イパス管の流路切換弁を動作させ、前記浴槽水浄化装置
    本体内で水を所定時間循環させ前記排水管より排水した
    後、再度浴槽水を浴槽水浄化装置本体内で循環させると
    ともに、前記浄化部の超音波照射装置から超音波を放
    射、または前記銀イオン添加装置から銀イオンを添加、
    のいづれかの手段または両方の手段を利用し循環流路の
    洗浄を行うことを特徴とする請求項1に記載の浴槽水浄
    化装置
  5. 【請求項5】 前記循環流路の洗浄を行う洗浄スイッチ
    を設け、該洗浄スイッチを押すことにより循環流路洗浄
    を開始することを特徴とする請求項2乃至請求項4に記
    載の浴槽水浄化装置
  6. 【請求項6】 前回の循環流路洗浄からの時間に基づい
    て循環流路洗浄を開始するタイミングを決定することを
    特徴とする請求項2乃至請求項4に記載の浴槽水浄化装
  7. 【請求項7】浴槽水を循環し浄化する時と、前記循環流
    路内を水を循環させ循環流路の洗浄を行う時とで、異な
    る制御条件に基づき銀イオンの添加濃度を制御すること
    を特徴とする請求項3乃至請求項6に記載の浴槽水浄化
    装置
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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