JPH1011757A - 記録媒体記録装置および記録媒体記録方法 - Google Patents

記録媒体記録装置および記録媒体記録方法

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JPH1011757A
JPH1011757A JP16704096A JP16704096A JPH1011757A JP H1011757 A JPH1011757 A JP H1011757A JP 16704096 A JP16704096 A JP 16704096A JP 16704096 A JP16704096 A JP 16704096A JP H1011757 A JPH1011757 A JP H1011757A
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JP
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signal
recording medium
recording
light beam
intensity
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JP16704096A
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Susumu Chiaki
進 千秋
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ディスクにデータを記録する際に、光ディ
スクに予め記録されているADIPまたはATIP情報
を正確に再生する。 【解決手段】 光ディスクにスペースを形成する期間に
“1”の状態となるサンプリングタイミング信号(D)
を記録データ(A)から生成し、このサンプリングタイ
ミング信号に同期して反射光(C)からラディアルプッ
シュプル信号を抽出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体記録装置
および記録媒体記録方法に関し、特に、光ビームにより
マークとスペースとを記録媒体に形成し、情報を記録す
る記録媒体記録装置および記録媒体記録方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来において、記録可能な光ディスクに
は、情報を1回だけ記録することが可能な「追記型光デ
ィスク」と、何回でも記録することが可能な「書き換え
型光ディスク」があった。
【0003】追記型光ディスクは、光記録膜に不可逆的
な変化を生じさせ、情報を記録する。このような追記型
光ディスクには、例えば、有機色素が熱により蒸発する
ことを利用した色素系の光ディスクや、異なる金属の層
が熱により合金になることを利用した合金方式の光ディ
スクなどがある。
【0004】書き換え型光ディスクは、光記録膜に可逆
的な変化を生じさせ、情報を記録する。このような書き
換え型光ディスクには、例えば、熱により金属がアモル
ファス(非晶質)または結晶質に変化することを利用し
た相変化方式の光ディスクや、光磁気効果を利用したM
O(Magneto Optic)ディスクなどがある。
【0005】図12は、前述の追記型光ディスクである
CD−R(Compact Disk Recordable)に情報を記録ま
たは再生する、CD−Rディスク記録再生装置の構成例
を示すブロック図である。
【0006】この図において、光ディスク(CD−R)
1には、シアニンなどの有機色素膜が形成されており、
レーザビームの熱により膜の一部が昇華し、ピットが形
成されることにより情報が記録される。
【0007】図13は、光ディスク1の断面図を示して
いる。この図に示すように、光ディスク1には、プリグ
ルーブ42とランド43とが予め形成されている。これ
らプリグルーブ42は、再生開始地点を基準とするアド
レス値(または、再生開始地点からの時間)に応じてウ
ォブリング(蛇行)されているので、ウォブリングに対
応する信号(以下、ウォブリング信号と略記する)を、
レーザスポットからの反射光より抽出することにより、
現在光ビームが照射されている領域のアドレス(また
は、時間)を取得することができる。また、ウォブリン
グ信号は、後述するように、スピンドルサーボの制御に
も使用されている。
【0008】スピンドルモータ3は、サーボ制御部4に
よって制御され、光ディスク1を所定の角速度で回転す
るようになされている。対物レンズ5は、光ピックアッ
プ6に内蔵されている図示せぬ半導体レーザから射出さ
れるレーザビームを、光ディスク1の所定の領域に収束
するようになされている。光ピックアップ6は、レーザ
ビームを射出するとともに、光ディスク1から反射され
た反射光から、再生信号(記録された情報)と、ラディ
アルプッシュプル(Radial Push Pull)信号を抽出し、
これらをRF信号としてRFアンプ8に出力する。
【0009】なお、光ピックアップ6は、サーボ制御部
4に制御され、図示せぬトラッキングサーボモータによ
り、対物レンズ5を光ディスク1の半径方向に移送す
る。更に、送りモータ7は、同じくサーボ制御部7に制
御され、対物レンズ5と光ピックアップ6とを光ディス
ク1の半径方向に移送するようになされている。
【0010】RFアンプ8は、光ピックアップ6から出
力されたRF信号を所定のゲインで増幅し、信号処理部
10に出力する。信号処理部10は、RFアンプ8から
出力されたRF信号に対してEFM(Eight to Fourtee
n Modulation)復調を施すとともに、CIRC(Cross
Interleaved Reed-Solomon Code)を用いたエラー訂正
を施す。また、信号処理部10は、内蔵されているラデ
ィアルプッシュプル信号検出部20により、RF信号か
らラディアルプッシュプル信号を抽出する。抽出された
ラディアルプッシュプル信号からは、その高周波成分で
あるウォブリング信号が抽出され、アドレスデーコーダ
9に供給されてアドレスが検出されるとともに、その低
周波成分からトラッキングサーボ信号が生成され、サー
ボ制御部4に供給される。また、信号処理部10は、ウ
ォブリング信号からスピンドルサーボ信号を生成し、サ
ーボ制御部4に出力するようになされている。
【0011】システムコントローラ11は、装置の各部
を制御するとともに、信号処理部10から供給されるス
ピンドルサーボ信号とトラッキングサーボ信号に応じて
サーボ制御部4を制御し、トラッキングやスピンドルモ
ータ3の制御を行う。
【0012】メモリコントローラ12は、記録再生デー
タのバッファとして用いられているRAM13からデー
タを読み出したり、または書き込んだりする際の制御を
行うようになされている。
【0013】A/D変換器15は、オーディオデータを
ディジタルデータに変換し、メモリコントローラ12に
供給する。また、D/A変換器14は、メモリコントロ
ーラ12から出力されるディジタルデータをアナログデ
ータに変換し、出力するようになされている。
【0014】表示部17は、曲番号やトラック番号など
の各種情報を表示するようになされている。また、入力
部18は操作者が所定の入力を行う際に操作される。
【0015】レーザパワー制御部19は、光ピックアッ
プ6に内蔵されている図示せぬ半導体レーザから射出さ
れるレーザビームのパワー(強度)を制御するようにな
されている。
【0016】次に、以上の例の記録時の動作について説
明する。
【0017】A/D変換器15に入力されたオーディオ
データは、A/D変換された後、メモリコントローラ1
2に出力される。メモリコントローラ12は、RAM1
3に情報を書き込むとともに、光ディスク1にデータを
記録するスピードに合わせて、書き込まれたデータを読
み出し、信号処理部10に供給する。
【0018】信号処理部10は、メモリコントローラ1
2から供給されたデータに対してCIRC処理とEFM
処理を施し、得られたデータ(記録データ)を、レーザ
パワー制御部19に出力する。レーザパワー制御部19
は、信号処理部10から出力された記録データに応じ
て、光ピックアップ6に内蔵されている半導体レーザを
制御し、レーザビームを射出させる。即ち、記録データ
が“1”の状態である場合は、レーザビームを射出さ
せ、また、記録データが“0”の状態である場合には、
レーザビームの射出を停止させる。半導体レーザから射
出されたレーザビームは、対物レンズ5により光ディス
ク1の所定の領域に収束される。
【0019】光ディスク1の有機色素は、レーザビーム
が照射されるとその部分の温度が上昇する。そして、温
度が昇華点に達すると昇華が始まり、昇華した部分には
ピット(マーク)が形成されることになる。また、レー
ザビームが照射されない部分は、有機色素がそのまま残
るので、その部分はスペースとなる。
【0020】このように、記録データに応じてレーザビ
ームの強度を変化させ、光ディスク1にピット(マー
ク)とスペースを形成することにより、情報を記録する
ことができる。
【0021】ところで、記録データを光ディスク1に書
き込む場合、データが所定の領域に書き込まれるよう
に、レーザビームを照射する位置を制御する必要があ
る。
【0022】前述のように、光ディスク1には、アドレ
スがADIP(Address In Pre-groove)として記録さ
れたプリグルーブ42が予め形成されているので、この
情報を用いることにより、現在書き込みを行っている領
域のアドレスを検出することができる。
【0023】なお、光ディスク1に時間情報が記録され
ている場合は、ADIPの代わりにATIP(Absolute
Time In Pre-groove)が記録されており、この情報を
読み出すことにより、現在書き込みを行っている領域の
位置を時間情報として検出することができる。
【0024】図14は、光ディスク1にデータを記録す
る際に、アドレス情報を光ディスク1から読み出す(サ
ンプリングする)タイミングを示すタイミング図であ
る。この図に示すように、記録データ(図14(A))
は、記録しようとするデータに応じて、“0”または
“1”の状態とされる。そして、この記録データの状態
に応じて、レーザパワー制御部19が図示せぬ半導体レ
ーザにレーザビームを照射させる。その結果、記録デー
タ(図14(A))と同様のタイミングでレーザビーム
が射出されることになる。
【0025】光ピックアップ6から対物レンズ5を介し
て光ディスク1に照射されたレーザビームの一部は、有
機色素膜の温度を上昇させることに消費される。また、
残りのレーザビームは、光ディスク1の有機色素膜や図
示せぬ保護膜により反射され、反射光(図14(B))
として、光ピックアップ6に再度入射される。
【0026】光ピックアップ6に入射される反射光は、
図14(B)に示すような強度変化を示す。即ち、レー
ザビームの照射が開始される時刻t1においては、照射
されたレーザビームの多くが反射される。そして、マー
クが形成され始めると(有機色素が昇華し始めると)、
反射光は所定の強度に落ち着く(図14(B)の時刻t
2)。そして、ピットが形成されている期間(図14
(B)の時刻t2乃至t3)には、反射光は一定の強度
を維持することになる。
【0027】そこで、従来のCD−R記録再生装置で
は、反射光の強度が一定である時刻t2乃至t3の期間
において“1”の状態となるサンプリング信号(図14
(C))を生成し、この信号に同期して反射光をサンプ
リングするようになされていた。
【0028】なお、このようなサンプリング処理は、信
号処理部10のラディアルプッシュプル信号検出部20
において実施される。信号処理部10は、サンプリング
されたラディアルプッシュプル信号から、アドレス、ス
ピンドルサーボ信号、およびトラッキングサーボ信号を
生成する。
【0029】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、反射光
のレベルが一定となる時刻t2は、種々の条件により変
化し、一定とはなりにくい。例えば、温度変化により半
導体レーザの発信波長が変化した場合は、レーザビーム
が持つエネルギーが増減することになるので、それにと
もなって時刻t2が前後することになる。このような場
合、ラディアルプッシュプル信号をサンプルするタイミ
ングの設定が困難であるという課題があった。
【0030】また、有機色素膜の厚さが場所によって一
定でない場合には、昇華が開始されるまでに必要な時間
が場所によって変化するので、時刻t2が変化するとと
もに、反射光の強度が変動することになる。従って、反
射光からウォブリング信号が安定して抽出できないとい
う課題があった。
【0031】また、書き換え型光ディスク1に情報を記
録する場合は、古い情報の上に新しい情報を上書きする
ような事態が生ずる。その場合、レーザビームが現在照
射されている領域の状態(以前記録されていた情報の状
態)により、反射光の強度が変化することになる。即
ち、レーザビームが照射されている領域が、以前にマー
クであったかスペースであったかにより、反射光のレベ
ルが変化することになる。その結果、前述した場合と同
様に、安定したラディアルプッシュプル信号が抽出でき
ないという課題があった。
【0032】更に、マークの長さにより情報を記録する
マーク長記録を行う場合では、正確な長さのマークを形
成するために、レーザビームを所定の周期で断続して光
ディスクに照射するようになされていた。
【0033】このようなパルス状のレーザビームを用い
て記録を行う場合、図14(B)に示す時刻t2乃至t
3の期間中の反射光のレベルが一定とはならず、その結
果、前述の場合と同様にウォブリング信号を安定して抽
出することができないという課題があった。
【0034】本発明は、以上のような状況に鑑みてなさ
れたものであり、光ディスクに情報を記録する際に、光
ディスクに予め記録されている情報を正確に読み出すこ
とを可能とするものである。
【0035】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の記録媒
体記録装置は、トラックにマークを形成する期間以外の
所定の期間に、記録媒体に対して所定の強度の光ビーム
を照射する光ビーム照射手段と、光ビーム照射手段によ
って照射された光ビームの反射光から所定の情報を読み
出す読み出し手段とを備えることを特徴とする。
【0036】請求項6に記載の記録媒体記録方法は、ト
ラックにマークを形成する期間以外の所定の期間に、記
録媒体に対して所定の強度の光ビームを照射する光ビー
ム照射ステップと、光ビーム照射ステップにおいて照射
された光ビームの反射光から所定の情報を読み出す読み
出しステップとを備えることを特徴とする。
【0037】請求項1に記載の記録媒体記録装置におい
ては、トラックにマークを形成する期間以外の所定の期
間に、記録媒体に対して所定の強度の光ビームを光ビー
ム照射手段が照射し、光ビーム照射手段によって照射さ
れた光ビームの反射光から所定の情報を読み出し手段が
読み出す。例えば、光ビーム照射手段により、マークを
形成する場合よりも強度の小さい光ビームをスペースを
形成する際に照射し、反射光に含まれているラディアル
プッシュプル信号を所定のタイミングで読み出し手段が
読み出す。
【0038】請求項6に記載の記録媒体記録方法におい
ては、トラックにマークを形成する期間以外の所定の期
間に、記録媒体に対して所定の強度の光ビームを照射ス
テップが照射し、光ビーム照射ステップにおいて照射さ
れた光ビームの反射光から所定の情報を読み出しステッ
プが読み出す。例えば、光ビーム照射ステップにより、
マークを形成する場合よりも強度の小さい光ビームをス
ペースを形成する際に照射し、反射光に含まれているラ
ディアルプッシュプル信号を所定のタイミングで読み出
しステップが読み出す。
【0039】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施例の構成
を示すブロック図である。なお、この図において、図1
2と同一の部分には同一の符号が付してあるので、その
説明は適宜省略する。
【0040】本実施例では、信号処理部10(読み出し
手段、読み出しステップ)に内蔵されているラディアル
プッシュプル信号検出部50(読み出し手段、読み出し
ステップ)が、図2に示す構成とされている。また、光
ディスク1は、相変化方式とされている。なお、その他
の構成は、図12に示す場合と同様である。
【0041】図2は、信号処理部10に内蔵されている
ラディアルプッシュプル信号検出部50の詳細な構成の
一例を示すブロック図である。
【0042】図2に示す受光部60は、光ピックアップ
6(光ビーム照射手段、光ビーム照射ステップ)に内蔵
されている。また、受光部60(変換手段、変換ステッ
プ)は、光ディスク1の半径方向(トラックに垂直な方
向)に2分割された受光素子60a,60bにより構成
され、光ディスク1からの反射光を電気信号に変換す
る。アンプ61,62は、受光素子60a,60bの出
力信号を所定のゲインで増幅する。演算回路63は、ア
ンプ61の出力信号からアンプ62の出力信号を減算
し、演算結果を除算回路65に出力する。また、演算回
路64は、アンプ61の出力信号とアンプ62の出力信
号を加算し、除算回路65に出力する。
【0043】除算回路65は、演算回路63の出力信号
を演算回路64の出力信号で除算し、得られた結果をサ
ンプルアンドホールド(以下、S/Hと略記する)回路
66に出力する。S/H回路66は、サンプリングタイ
ミング発生部67(検出手段)の発生するサンプリング
タイミング信号に同期して、除算回路65の出力信号を
サンプリングする。そして、S/H回路66によりサン
プリングされた信号は、ウォブリング信号として、図1
に示す信号処理部10に出力される。
【0044】図3は、図2に示すサンプリングタイミン
グ発生部67の詳細な構成の一例を示すブロック図であ
る。サンプリングタイミング発生部67は、この図に示
すように、フリップフロップ80乃至86、ゲート信号
生成部87、インバータ88、アンド(論理積)素子8
9,90、および遅延部91,92により構成されてい
る。なお、フリップフロップ86はSR(Set Reset)
フリップフロップであり、その他のフリップフロップ
は、D(Delay)フリップフロップとされている。
【0045】なお、ゲート信号生成部87の構成の一例
を図4に示す。ゲート信号生成部87は、インバータ1
01,102およびアンド素子103,104により構
成されている。
【0046】先ず、図5に示すタイミングチャートを参
照して、図3と図4に示す実施例の動作について説明す
る。
【0047】図3に示すフリップフロップ80に入力さ
れた記録データ(図5(B))は、フリップフロップ8
0乃至83で1チャンネルクロック(図5(A))ずつ
遅延され、フリップフロップ80乃至83出力信号(図
5(C)乃至(F))となる。
【0048】フリップフロップ80乃至83から出力さ
れた信号は、図4に示すゲート信号生成部87に入力さ
れる。ゲート信号生成部87に入力された信号のうち、
フリップフロップ81,82の出力信号は、インバータ
101,102によりそれぞれ反転される。アンド素子
103は、フリップフロップ80の出力とインバータ1
01の出力の論理積を演算し、演算結果(図5(H))
をフリップフロップ85に出力する。また、アンド素子
104は、インバータ102とフリップフロップ83の
出力信号の論理積を演算し、演算結果(図5(G))を
フリップフロップ84に出力する。
【0049】図3に示すフリップフロップ84,85の
クロック端子には、インバータ88により反転されたチ
ャンネルクロック信号(図5(A))が入力されてい
る。従って、フリップフロップ84,85は、チャンネ
ルクロック(図5(A))が立ち下がるタイミングで、
ゲート生成部87の出力信号をサンプリングすることに
なる。その結果、フリップフロップ84,85は、図5
(I),(J)に示す出力信号をそれぞれ出力する。
【0050】フリップフロップ84,85から出力され
た信号は、アンド素子89,90にそれぞれ入力され、
チャンネルクロック信号との間で論理積が演算され、図
5(K),(L)に示す出力信号をそれぞれ生成する。
アンド素子89,90の出力信号は、遅延部91,92
に入力され、それぞれ、τ1,τ2だけ遅延が施され、
図5(M),(N)に示すような信号となる。
【0051】遅延部91,92の出力信号は、それぞ
れ、フリップフロップ86のセット(S)端子とリセッ
ト(R)端子に入力されており、その結果、遅延部91
の出力信号が立ち上がるタイミングでフリップフロップ
86の出力信号が“1”の状態となり、また、遅延部9
2の出力信号が立ち上がるタイミングで同出力信号が
“0”の状態となる。その結果、図5(O)に示すフリ
ップフロップ86出力信号(サンプリング信号)が生成
される。
【0052】なお、このサンプリング信号(図5
(O))は、図2に示すS/H回路66に供給される。
【0053】次に、図2に示す実施例の動作について説
明する。
【0054】図13に示すレーザスポットから反射され
た反射光のうち、トラックの内周側からの反射光は受光
素子60aに入射され、一方、トラックの外周側からの
反射光は受光素子60bに入射される。そして、これら
の反射光は、受光素子60a,60bにより電気信号に
それぞれ変換され、アンプ61,62に出力される。ア
ンプ61,62は、受光素子60a,60bの出力を所
定のゲインでそれぞれ増幅し、演算回路63,64に出
力する。演算回路63は、アンプ61の出力信号からア
ンプ62の出力信号を減算し、その結果を除算回路65
に出力する。また、演算回路64は、アンプ61,62
の出力信号を加算し、その結果を除算回路65に出力す
る。
【0055】除算回路65は、演算回路63の出力信号
を演算回路64の出力信号で除算し、その結果をS/H
回路66に出力する。S/H回路66は、サンプリング
信号(図5(O))が立ち上がるタイミングで除算回路
65の出力信号をサンプリングする。
【0056】即ち、受光素子60a,60bの出力信号
をそれぞれ、a,bとし、また、簡略化のため、アンプ
61,62のゲインを0(即ち、入力信号=出力信号)
であるとすると、演算回路63,64の出力は、それぞ
れ(a−b),(a+b)となる。また、除算回路65
の出力は、(a−b)/(a+b)となり、a,b双方
の信号レベルが同時に変動した場合でも出力される信号
が一定となる。即ち、信号に対して規格化が施される。
【0057】図6は、記録データとサンプリングタイミ
ング信号の関係を示すタイミングチャートである。図6
(A)に示す記録データが“1”の状態になるよりも時
間τ10だけ前に、レーザパワー制御部19(光ビーム
照射手段、光ビーム照射ステップ)により、記録用レー
ザビーム(図6(B))の強度が“Ph”の状態とされ
る。なお、記録用レーザビームは、この図に示すよう
に、光ディスク1にマークを形成する場合の強度“P
h”、または、スペースを形成する場合の強度“Pl”
の何れかになるようにレーザパワー制御部19により制
御されている。また、スペースを形成する場合のレーザ
ビームの強度“Pl”は、光ディスク1に記録されてい
るデータを読み出す際の再生用レーザビームの強度“P
r”よりも大きくなるように設定されている。
【0058】時刻t10において、レーザビームの強度
が“Ph”の状態とされると、光ディスク1の光記録膜
は、熱によりアモルファス状態に変化する。即ち、アモ
ルファスマークが形成される。そして、時刻t11乃至
t12では、光記録膜が吸収する熱量を正確に制御する
ため、レーザビームの強度が周期的に“Ph”または
“Pl”の何れかの状態とされる。
【0059】時刻t12乃至t14の期間は、レーザビ
ームの強度は“Pl”の状態とされる。この期間に照射
される強度“Pl”のレーザビームは、光記録膜を結晶
化させるので、クリスタル(結晶)スペースが形成され
る。
【0060】記録用レーザビーム(図6(B))を照射
した場合の光ディスク1からの反射光(図6(C))
は、受光部60に入射され、受光素子60a,bにより
電気信号に変換され、前述の規格化演算が施された後、
S/H回路66に出力される。S/H回路66は、サン
プリングタイミング信号(図6(D))が立ち上がるタ
イミング(時刻t13)で除算回路65の出力信号をサ
ンプリングし、ラディアルプッシュプル信号として、図
1に示す信号処理部10に出力する。
【0061】信号処理部10は、前述のラディアルプッ
シュプル信号の高周波成分であるウォブリング信号をア
ドレスデコーダ9に供給し、アドレスを検出させる。ま
た、スピンドルモータ3を制御するためのスピンドルサ
ーボ信号をウォブリング信号より生成し、サーボ制御部
4に供給する。更に、信号処理部10は、ラディアルプ
ッシュプル信号の低周波成分からトラッキングサーボ信
号を生成し、サーボ制御部4に供給する。
【0062】なお、サンプリングタイミング信号の立ち
上がりのタイミングは、遅延部91,92の遅延時間τ
1,τ2により変更可能である。また、以上の実施例で
は、時刻t13のタイミングでサンプリング信号が立ち
上がるようにしたが、図6(D)に点線で示すようなタ
イミングとしてもよい。
【0063】以上の実施例によれば、反射光のレベルが
安定であるクリスタルスペースの形成期間にラディアル
プッシュプル信号を抽出し、このラディアルプッシュプ
ル信号からアドレス、スピンドルサーボ信号、および、
トラッキングサーボ信号を生成するようにしたので、ア
ドレスを正確に検出することができる。また、レベル変
動の少ないスピンドルサーボ信号と、トラッキングサー
ボ信号により、スピンドルモータ3の回転と、トラッキ
ングを正確に制御することができるので、読み取り誤差
の発生を抑制することができる。
【0064】なお、クリスタルスペースの形成期間にお
いても、光記録膜の不均一性などに起因して、反射光の
レベルが変動することが考えられるが、以上の実施例で
は、受光素子60a,60bの出力信号を演算回路6
3,64および除算回路65により前述のように規格化
するようにしたので、このようなレベル変動に対して
も、安定にウォブリング信号を検出することができる。
【0065】図7は、ラディアルプッシュプル信号検出
部の他の構成の一例を示すブロック図である。この図に
おいて、図2における場合と同一の部分には、同一の符
号が付してあるので、その説明は適宜省略する。
【0066】この実施例では、A/D変換器200とレ
ジスタ201が新たに追加されている。その他の部分は
図2に示す場合と同様である。以下に、この実施例の動
作について簡単に説明する。
【0067】光ディスク1からの反射光は、受光部60
の受光素子60a,60bにより電気信号に変換され、
アンプ61,62で所定のゲインで増幅された後、演算
回路63,64により前述する演算がなされたのち、除
算回路65により規格化が施される。そして、除算回路
65から出力された信号は、A/D変換器200に出力
される。A/D変換器200には、チャンネルクロック
信号(図5(A))が供給されており、チャンネルクロ
ック信号が立ち上がるタイミングで除算回路65の出力
信号がA/D変換され、レジスタ201に出力される。
【0068】レジスタ201は、サンプリングタイミン
グ発生部67から出力されるサンプリングタイミング信
号が立ち上がるタイミングで、A/D変換器200の出
力データ(ディジタルデータ)をラッチし、サンプリン
グタイミング信号が再度立ち上がるまで、サンプリング
したデータを保持する。保持されたデータは、信号処理
部10に出力される。
【0069】信号処理部10は、ディジタル化されたラ
ディアルプッシュプル信号からアドレス、スピンドルサ
ーボ信号、トラッキングサーボ信号などを生成する。
【0070】以上のような実施例によれば、ディジタル
化されたラディアルプッシュプル信号を得ることができ
るので、信号処理部10においてラディアルプッシュプ
ル信号をA/D変換する必要がなくなる。
【0071】図8は、ラディアルプッシュプル信号検出
部の更に他の構成の一例を示すブロック図である。この
図において、図7における場合と同一の部分には、同一
の符号が付してあるので、その説明は適宜省略する。こ
の実施例では、A/D変換器200の出力信号が直接信
号処理部10に出力されるようになされている。また、
サンプリングタイミング発生部67の出力がA/D変換
器200のクロック端子に入力されている。その他の構
成は、図7における場合と同様である。以下に、この実
施例の動作を簡単に説明する。
【0072】除算回路65からの出力信号は、サンプリ
ングタイミング発生部67の出力するサンプリングタイ
ミング信号が立ち上がるタイミングでA/D変換器20
0によりA/D変換される。そして、得られたディジタ
ルデータは、図1に示す信号処理部10にラディアルプ
ッシュプル信号として出力され、前述したように、この
ラディアルプッシュプル信号からアドレス値、スピンド
ルサーボ信号、および、トラッキングサーボ信号などが
生成される。
【0073】以上の実施例によれば、A/D変換器20
0は、サンプリングタイミング信号の周期でA/D変換
を実行するので、図7の実施例の場合に比べて変換速度
の遅いA/D変換器200を使用することができる。
【0074】図9は、ラディアルプッシュプル信号検出
部の更に他の構成の一例を示すブロック図である。この
図において、図7における場合と同一の部分には、同一
の符号が付してあるので、その説明は適宜省略する。こ
の実施例では、演算回路63,64にA/D変換器22
0,221がそれぞれ直接接続されている。また、A/
D変換器220,221にはレジスタ222,223が
それぞれ接続されており、これらのレジスタ222,2
23の出力は、除算回路224に入力されている。な
お、その他の構成は、図7に示す場合と同様である。以
下に、この実施例の動作について簡単に説明する。
【0075】演算回路63,64から出力された信号
は、A/D変換器220,221にそれぞれ入力され
る。A/D変換器220,221は、チャンネルクロッ
ク信号が立ち上がるタイミングで、入力される信号をA
/D変換し、得られたディジタルデータをレジスタ22
2,223に供給する。レジスタ222,223は、サ
ンプリングタイミング発生部67から出力されるサンプ
リングタイミング信号が立ち上がるタイミングで、入力
されたディジタルデータをラッチし、サンプリングタイ
ミング信号が再度立ち上がるまで、ラッチしたデータを
保持する。
【0076】除算回路224は、レジスタ222,22
3によりラッチされたディジタルデータを入力し、レジ
スタ222からのデータをレジスタ223からのデータ
で除算し、演算結果を図1に示す信号処理部10に出力
する。信号処理部10では、既述の場合と同様の処理が
行われ、アドレス、スピンドルサーボ信号、トラッキン
グ信号が生成される。
【0077】このような実施例によれば、除算回路22
4をディジタル素子により構成することができるので、
精度の高い回路を構成することが困難なアナログ式の除
算回路を省略することができる。また、ディジタル素子
は集積化が容易であるため、回路のサイズを小型化する
ことが可能となる。
【0078】図10は、ラディアルプッシュプル信号検
出部の更に他の構成の一例を示すブロック図である。こ
の図において、図9における場合と同一の部分には、同
一の符号が付してあるので、その説明は適宜省略する。
この実施例では、A/D変換器220,221のクロッ
ク信号入力端子に、サンプリングタイミング発生部67
から出力されるサンプリングタイミング信号が供給され
ている。また、A/D変換器220,221の出力は、
除算回路230に直接入力されている。なお、その他の
構成は、図9に示す場合と同様である。以下に、この実
施例の動作について簡単に説明する。
【0079】演算回路63,64から出力された信号
は、A/D変換器220,221に出力される。A/D
変換器220,221は、サンプリングタイミング発生
部67から出力されるサンプリングタイミング信号が立
ち上がるタイミングで、演算63,64から出力される
信号をそれぞれA/D変換する。
【0080】A/D変換器220,221より出力され
るディジタルデータは、除算回路230に供給される。
除算回路230は、A/D変換器220の出力データを
A/D変換器221の出力データで除算し、演算結果を
図1に示す信号処理部10に出力する。信号処理部10
では、既述の場合と同様の処理が行われ、アドレス、ス
ピンドルサーボ信号、トラッキングサーボ信号が生成さ
れる。
【0081】以上の実施例によれば、A/D変換器22
0,221は、サンプリングタイミング信号の周期でA
/D変換を実行するので、処理速度の遅いA/D変換器
を使用することができる。また、除算回路230はA/
D変換されたディジタルデータを処理するようにしたの
で、既述の場合と同様に、集積化により回路のサイズを
小型化することができる。
【0082】以上の実施例では、書き換え型である相変
化方式の光ディスク1を使用した。しかしながら、例え
ば、追記型である色素系の光ディスク1を使用する場合
にも、本発明を適用することが可能である。
【0083】追記型の光ディスクでは、従来例において
既述したように、スペース形成期間にはレーザビームの
照射が停止されている。しかしながら、この期間に、再
生用のレーザビーム(強度がPrであるレーザビーム)
を照射することにより、安定した反射光を得ることがで
きる。
【0084】即ち、図1に示す実施例において、スペー
スを形成する際は、レーザパワー制御部19により、強
度が“Pr”である再生用のレーザビームを光ピックア
ップ6に照射させるようにする。
【0085】図11は、追記型である色素系光ディスク
1を使用した場合の記録データとサンプリングタイミン
グ信号の関係を示している。図1に示すレーザパワー制
御部19は、記録データ(図11(A))が“1”の状
態である場合は、光ピックアップ6に、強度が“Pw”
である記録用のレーザビームを照射させ、また、記録デ
ータが“0”の状態である場合は、強度が“Pr”であ
る再生用のレーザビームを照射させる。
【0086】そして、図3に示すサンプリングタイミン
グ発生部67より出力されるサンプリングタイミング信
号(図11(D))が立ち上がるタイミング(時刻t3
2)で、反射光(図11(C))から抽出されたラディ
アルプッシュプル信号をサンプリングし、信号処理装置
10に供給する。
【0087】これにより、書き換え型である光ディスク
ではPl、追記型光ディスクではPrと、レーザパワー
を変更するだけで、同一の回路構成によりこれらの異な
る光ディスクに情報を記録することが可能となる。
【0088】また、本実施例では、サンプリングタイミ
ング信号は時刻t32のタイミングで立ち上がり、t3
4のタイミングで立ち下がるようにしたが、図11
(D)に点線で図示するタイミングとしてもよい。
【0089】以上の実施例では、色素系と相変化方式の
光ディスク1を用いる場合について説明したが、本発明
は、これらに限定されるものではないことは言うまでも
ない。例えば、MOディスクなどに対しても、本発明を
適用することが可能である。
【0090】また、以上の実施例では、光ディスク1に
音声情報のみを記録するようにしたが、本発明は音声の
みに限定されるものではなく、例えば、映像やコンピュ
ータデータなどを記録するようにできることは勿論であ
る。
【0091】
【発明の効果】請求項1に記載の記録媒体記録装置およ
び請求項6に記載の記録媒体記録方法によれば、トラッ
クにマークを形成する期間以外の所定の期間に、記録媒
体に対して所定の強度の光ビームを照射し、光ビーム照
射ステップにおいて照射された光ビームの反射光から所
定の情報を読み出すようにしたので、記録媒体のトラッ
クをウォブリングすることにより予め記録されている情
報を正確に読み出すことが可能となる。従って、データ
を正確な位置に書き込むことが可能となるとともに、各
種サーボを確実に動作させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】図1に示すラディアルプッシュプル信号検出部
50の詳細な構成例を示すブロック図である。
【図3】図2に示すサンプリングタイミング発生部67
の詳細な構成例を示すブロック図である。
【図4】図3に示すゲート信号生成部87の詳細な構成
例を示すブロック図である。
【図5】図3に示すブロック図の主要な部分の信号を示
すタイミング図である。
【図6】図1に示すブロック図において、光ディスク1
に照射されるレーザビームと光ディスク1からの反射光
の関係を示す図である。
【図7】図1に示すラディアルプッシュプル信号検出部
50の他の詳細な構成例を示すブロック図である。
【図8】図1に示すラディアルプッシュプル信号検出部
50の更に他の詳細な構成例を示すブロック図である。
【図9】図1に示すラディアルプッシュプル信号検出部
50の更に他の詳細な構成例を示すブロック図である。
【図10】図1に示すラディアルプッシュプル信号検出
部50の更に他の詳細な構成例を示すブロック図であ
る。
【図11】本発明を追記型の光ディスク1に情報を記録
する場合に適用したときの、各種信号の関係を示すタイ
ミング図である。
【図12】従来の光ディスク記録再生装置の構成例を示
すブロック図である。
【図13】図12に示す光ディスク1の断面図である。
【図14】図12に示すブロック図の主要部分の信号の
関係を示すタイミング図である。
【符号の説明】
1 光ディスク, 4 サーボ制御部, 6 光ピック
アップ(光ビーム照射手段、光ビーム照射ステップ),
10 信号処理部(読み出し手段、読み出しステッ
プ),19 レーザパワー制御部(光ビーム照射手段、
光ビーム照射ステップ), 50 ラディアルプッシュ
プル信号検出部(読み出し手段、読み出しステップ),
67 サンプリングタイミング発生部, 87 ゲート
信号生成部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の情報に対応してウォブリングされ
    ているトラックが予め形成されている記録媒体にデータ
    を記録する記録媒体記録装置において、 前記トラックにマークを形成する期間以外の所定の期間
    に、前記記録媒体に対して所定の強度の光ビームを照射
    する光ビーム照射手段と、 前記光ビーム照射手段によって照射された前記光ビーム
    の反射光から前記所定の情報を読み出す読み出し手段と
    を備えることを特徴とする記録媒体記録装置。
  2. 【請求項2】 前記記録媒体は、書き換え型の記録媒体
    であり、 前記所定の期間は、前記記録媒体に対してスペースを形
    成する期間であり、 前記所定の強度は、前記記録媒体にスペースを形成する
    際に照射される光ビームの強度であることを特徴とする
    請求項1に記載の記録媒体記録装置。
  3. 【請求項3】 前記記録媒体は、追記型の記録媒体であ
    り、 前記所定の強度は、前記記録媒体のトラックに記録され
    ている前記データを読み出す際に照射される光ビームの
    強度であることを特徴とする請求項1に記載の記録媒体
    記録装置。
  4. 【請求項4】 前記所定の情報は、サーボ用または位置
    検出用の情報であることを特徴とする請求項1に記載の
    記録媒体記録装置。
  5. 【請求項5】 前記読み出し手段は、前記トラックに垂
    直な方向に2分割された受光素子により前記反射光を電
    気信号に変換する変換手段を備え、 前記受光素子より出力される電気信号をそれぞれa,b
    とするとき、 (a−b)/(a+b) で表される変換により得られる信号から、前記所定の情
    報を読み出すことを特徴とする請求項1に記載の記録媒
    体記録装置。
  6. 【請求項6】 所定の情報に対応してウォブリングされ
    ているトラックが予め形成されている記録媒体にデータ
    を記録する記録媒体記録方法において、 前記トラックにマークを形成する期間以外の所定の期間
    に、前記記録媒体に対して所定の強度の光ビームを照射
    する光ビーム照射ステップと、 前記光ビーム照射ステップにおいて照射された前記光ビ
    ームの反射光から前記所定の情報を読み出す読み出しス
    テップとを備えることを特徴とする記録媒体記録方法。
JP16704096A 1996-06-27 1996-06-27 記録媒体記録装置および記録媒体記録方法 Withdrawn JPH1011757A (ja)

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JP16704096A JPH1011757A (ja) 1996-06-27 1996-06-27 記録媒体記録装置および記録媒体記録方法

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6834031B2 (en) 2001-04-27 2004-12-21 Shinano Kenshi Kabushiki Kaisha Method of sampling wobble components and disk drive unit executing the method
JP2006190384A (ja) * 2005-01-05 2006-07-20 Nec Electronics Corp サンプルホールドパルス信号生成回路及び情報記録/再生装置
JP2011018418A (ja) * 2009-07-10 2011-01-27 Hitachi Ltd 光ディスク装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6834031B2 (en) 2001-04-27 2004-12-21 Shinano Kenshi Kabushiki Kaisha Method of sampling wobble components and disk drive unit executing the method
JP2006190384A (ja) * 2005-01-05 2006-07-20 Nec Electronics Corp サンプルホールドパルス信号生成回路及び情報記録/再生装置
JP2011018418A (ja) * 2009-07-10 2011-01-27 Hitachi Ltd 光ディスク装置

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