JPH10117263A - 複合装置 - Google Patents

複合装置

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JPH10117263A
JPH10117263A JP8267532A JP26753296A JPH10117263A JP H10117263 A JPH10117263 A JP H10117263A JP 8267532 A JP8267532 A JP 8267532A JP 26753296 A JP26753296 A JP 26753296A JP H10117263 A JPH10117263 A JP H10117263A
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JP
Japan
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voice
voice guide
guide
handset
mode
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Application number
JP8267532A
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English (en)
Inventor
Susumu Hagimoto
晋 萩本
Satoshi Eto
聰 江藤
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コピー、ファクシミリおよびプリンタからな
る複合装置に関し、回りの人に迷惑をかけずに音声ガイ
ド機能を利用することができるようにすることを目的と
する。 【解決手段】 音声ガイドの内容を操作者だけに聞き取
らせる音声出力手段を備えるようにした。この音声出力
手段としては、複合装置にあらかじめ備えられているハ
ンドセット4が使用される。オフフック状態で操作者に
より音声ガイドモードに切り替えられた場合には、音声
出力される音声ガイドは、スピーカ3からハンドセット
4へ向けられる。これによって、音声ガイドはハンドセ
ット4から出力されるようになって、外部には漏れるこ
とがなくなり、複合装置の回りにいる人に迷惑をかける
ことなく、複合装置を利用することが可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複合装置に関し、特
にコピー、ファクシミリおよびプリンタから構成され視
覚障害者などの使用に適した複合装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複合装置などにおいては、その操
作の手順などは本体に取り付けられているコントロール
パネルの表示部に表示され、その表示されたガイドに従
って操作するようにしている。また、音声ガイド機能を
有して、操作手順を音声でガイドする方法もある。この
音声ガイドは、複合装置の基本操作を順次音声でガイド
していき、操作者はその音声の指示に従ってコントロー
ルパネルのテンキーなどで入力指示をすることで、ジョ
ブの設定をしていき、最後にスタートボタンを押すこと
で、設定通りにコピーまたはファクシミリ送信をするこ
とができるようにした機能である。これは、複合装置の
操作に慣れていない人、あるいはコントロールパネルの
操作を視覚に頼った操作をすることが難しい弱視者など
の人が複合装置を使用する場合の操作に有用である。
【0003】複合装置に操作を指示するコントロールパ
ネルにおいては、弱視または老眼など視覚の不自由な人
に対してもそれらのボタンが容易に区別することができ
るように、スタートボタンなどの入力ボタンの寸法を大
きくするようにしている。また、操作ガイドを表示する
表示部においても、表示部には一般に液晶表示器を使用
している場合が多いが、この液晶表示器は見る方向によ
って視認性が大きく変化する。このため、液晶表示器に
は、その角度を変えることができるように、角度調節機
構を備え、操作者が最も見やすい角度に液晶表示器を変
えることができるようにしたものもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の複合装
置の音声ガイド機能では、音声ガイドはスピーカを使用
して発音するようにしているため、そのガイドを必要と
している操作者以外の回りの人にも音声ガイドの内容が
聞こえてしまうという問題点があった。
【0005】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、回りの人に迷惑をかけることなく音声ガイド
機能を利用することが可能な複合装置を提供することを
目的とする。
【0006】また、本発明は、弱視や老眼など視覚機能
にハンディを持つ人に対して、コントロールパネルの液
晶表示の見る角度を変更するだけでなく、液晶表示の見
にくさをさらに緩和するようにした複合装置を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明では上記問題を解
決するために、コピー、ファクシミリおよびプリンタか
ら構成され、コピーまたはファクシミリの操作を音声に
てガイドするようにした音声ガイド機能を有する複合装
置において、音声ガイドの内容を操作者だけに聞き取ら
せる音声出力手段を備えたことを特徴とする複合装置が
提供される。
【0008】このような複合装置によれば、音声ガイド
機能が機能する音声ガイドモードにあるとき、音声ガイ
ドは操作者しか聞くことができない音声出力手段から出
力されることになる。このため、音声ガイドの音声は外
部に漏れることがないので、複合装置を操作してもその
回りにいる人に迷惑をかけることがなくなる。
【0009】また、本発明による複合装置では、コント
ロールパネルにて表示ガイドを表示する表示パネルの画
面を白黒反転させる白黒反転表示手段を有するようにし
ている。これにより、コントロールパネルの表示器にお
いて、黒地に白文字の表示をすることができるので、弱
視や老眼など視覚機能にハンディを持つ人には、目が疲
れにくく文字が識別しやすくなり、コントロールパネル
の液晶表示の見にくさが緩和される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本発明の原理的な構成を示
した図である。本発明による複合装置は、音声ガイドデ
ータを保存するROM(読取り専用メモリ)1を有して
おり、その出力は切替装置2の可動接点側に接続され、
その固定接点の一つにはスピーカ3が接続されている。
切替装置2の別の固定接点にはファクシミリの手動モー
ド時に必要なハンドセット4、イヤホン5、および送信
装置6に接続されている。送信装置6は操作者が携帯す
る受信装置7と対で使用される。切替装置2は、その出
力切替制御用の入力端子に切替信号が入力されるよう構
成されている。
【0011】通常は、切替装置2は図示のスピーカ側に
接続されている。ここで、複合装置のコントロールパネ
ルに設けられている音声ガイドボタンを押すことによ
り、操作ガイドは音声ガイドモードに切り替えられる。
すると、ROM1に格納されている音声ガイドデータが
スピーカ3を通じて音声出力され、複合装置のコピーま
たはファクシミリ機能を使用する場合の基本操作がアナ
ウンスされる。
【0012】ここで、通常モードのときに、ハンドセッ
ト4をはずしたオフフック状態のときに、コントロール
パネルの音声ガイドボタンを押すと、操作ガイドは音声
ガイドモードに切り替わるとともに、切替装置2には切
替信号が入力される。すると、切替装置2の出力はハン
ドセット4の側に接続され、音声ガイドはハンドセット
4を通じて出力されることになり、操作手順は操作者の
みに通知されることになる。
【0013】また、複合装置の本体に音声信号を出力す
るジャックを備え、通常モードのときに、そのジャック
にイヤホン5を接続すると、ジャックに設けられたスイ
ッチが作動して音声ガイドモードに切り替わるととも
に、切替装置2に切替信号が入力される。これにより、
音声ガイドはイヤホン5より音声出力され、操作手順は
操作者のみに通知されることになる。
【0014】さらに、複合装置の本体に送信装置6を備
え、通常モードのときに、操作者からの指示によって音
声ガイドモードへの切り替えおよび切替装置2への切替
信号の入力をすることができる。操作者からの指示とし
ては、送信装置6とともに新たに設けたスイッチを操作
者が押すようにする。また、受信装置7の側に遠隔制御
スイッチを設け、そのスイッチを操作者が押すことによ
って出力される信号を本体側で検出することによって、
操作者からの指示とするようにしてもよい。操作者から
の指示によって、音声ガイドモードになると、音声ガイ
ドは送信装置6から出力される。その送信装置6の出力
は操作者が携帯している受信装置7で受信され、操作者
はその受信装置7を通じて音声ガイドを聞くことができ
る。なお、送信装置6から受信装置7へ伝えられる信号
は、電波、超音波、赤外線などのの形態をとることがで
きる。
【0015】図2は複合装置の外観を示す図である。複
合装置は、イメージ入力部10と、イメージ出力部20
とから構成されている。イメージ入力部10は、プラテ
ンガラス11、カバー12、コントロールパネル13お
よびハンドセット14を備えている。プラテンガラス1
1はコピーまたはファクシミリ用の原稿11aを載置す
るためのものである。プラテンガラス11に載置された
原稿11aは図示しないイメージ読み取り装置によって
読み取られ、読み取られた原稿11aのイメージデータ
は、メモリに一時的に格納されて、後にファクシミリ信
号または印刷出力用のイメージ信号に変換される。
【0016】コントロールパネル13は表示面にタッチ
パネルを有する液晶表示器13aおよび操作部13bを
有している。液晶表示器13aはこの複合装置をコピー
またはファクシミリとして使用するときの操作ガイドを
表示したり、各種設定データを表示するのに使用され、
また、タッチパネルを利用して各種設定を入力すること
もできる。操作部13bには、コピー枚数やファクシミ
リ送信先電話番号を入力するためのテンキーや、ファク
シミリ送信先電話番号が登録されるワンタッチダイヤル
ボタンや、コピーまたはファクシミリ送信などを開始さ
せるスタートボタンなど、各種操作ボタンが設けられて
いる。
【0017】ハンドセット14はファクシミリの手動送
受信操作時に使用され、さらには、音声ガイドの操作者
専用の音声出力装置として使用される。音声ガイドモー
ド時にこのハンドセット14を使用すれば、音声ガイド
はスピーカから出力されないので、操作者のみ音声ガイ
ドを聞き取ることができるようになり、回りの人に迷惑
をかけることがない。
【0018】イメージ出力部20は、その上部21に、
イメージ入力部10にて読み取ったイメージデータ、他
のファクシミリ装置から送られたファクシミリデータ、
あるいはパーソナルコンピュータなどから送られた文字
/イメージデータを印刷するプリンタエンジンを内蔵し
ており、下部22には各種サイズの用紙を収容する用紙
トレイが設けられている。
【0019】図3はコントロールパネルの一例を示す図
である。コントロールパネル13は左側に液晶表示器1
3a、右側に操作部13bが配置されている。この操作
部13bには、機能切替ボタン40、テンキー41、音
声ガイド/割り込みボタン42、オールクリアボタン4
3、スタートボタン44、ストップボタン45、ワンタ
ッチダイヤルボタン46、手動受信ボタン47が設けら
れている。
【0020】機能切替ボタン40は、複合装置をコピー
として使用するかファクシミリとして使用するかを切り
替えるためのボタンである。この機能切替ボタン40を
押すたびに、液晶表示器13aは初期メニュー画面、コ
ピーメニュー画面、ファクシミリメニュー画面に切り替
わる。テンキー41はコピー枚数やコピー部数の設定、
ファクシミリ送信先電話番号の入力、ワンタッチダイヤ
ルボタン46への電話番号登録などに使用される。音声
ガイド/割り込みボタン42はジョブの割り込みや、操
作ガイドを液晶表示器13aによる表示ガイドではな
く、音声ガイドにしたい場合に使用される。オールクリ
アボタン43はこのコントロールパネル13を通じて行
った各種設定を初期の設定に戻すときに使用される。ス
タートボタン44は設定終了後にその設定でコピーまた
はファクシミリの機能を開始させるボタンであり、スト
ップボタン45は開始された機能を途中で中止させるボ
タンである。ワンタッチダイヤルボタン46はあらかじ
め登録してある電話番号をボタン一つで呼び出すときに
使用される。手動受信ボタン47はファクシミリの自動
受信モードを手動受信モードに切り替えるときに使用さ
れる。
【0021】次に、このようなコントロールパネル13
を有する複合装置の制御部の構成について説明する。図
4は複合装置の制御部の構成例を示すブロック図であ
る。複合装置の制御部はメインコントローラ61を有
し、このメインコントローラ61の基板にはプロセッサ
やメモリなどの他に、音声ガイドデータ62aが格納さ
れたROM62が搭載されている。また、メインコント
ローラ61には音声ガイドやエラーメッセージなどを音
声出力するスピーカ63が接続されている。
【0022】また、メインコントローラ61は、バス6
0を介してコントロールパネル13、NCU(ネットワ
ーク・コントロール・ユニット)64、音声出力インタ
フェース65が接続されている。コントロールパネル1
3はメインコントローラ61から操作ガイド表示用のイ
メージデータを受けて液晶表示器13aに表示させると
ともに、パネル上の各種ボタンの入力を受け付けてその
情報をメインコントローラ61へ通知する。
【0023】NCU64は複合装置をファクシミリとし
て使用する場合に電話回線をメインコントローラ61へ
接続し、ハンドセット14をオフフックした場合には電
話回線をハンドセット14に接続する。また、ハンドセ
ット14をオフフックした状態でコントロールパネル1
3の音声ガイド/割り込みボタン42を押して音声ガイ
ドモードにした場合には、メインコントローラ61は音
声ガイドのメッセージの音声出力をスピーカ63からハ
ンドセット14へ切り替え、そのメッセージの音声信号
はNCU64を介してハンドセット14へ送られる。
【0024】音声出力インタフェース65は、たとえば
音声ガイドの音声信号を出力するジャックと、このジャ
ックにイヤホン(またはヘッドホン)のプラグを差し込
んだときに動作するスイッチとを有している。イヤホン
のプラグをジャックに差し込むと、スイッチが動作し、
その信号はバス60を介してメインコントローラ61に
送られる。メインコントローラ61は、その信号を検出
すると、コントロールパネル13上の音声ガイド/割り
込みボタン42を押した場合と同様の動作をする。すな
わち、操作ガイドを音声ガイドモードに切り替え、さら
に、音声ガイドのメッセージの音声出力をスピーカ63
から音声出力インタフェース65へ切り替える。これに
より、操作者は音声ガイドをイヤホンを通じて聞くこと
ができるようになる。
【0025】音声出力インタフェース65は、また、ワ
イヤレスの送信装置で構成することもできる。この場
合、操作ガイドを音声ガイドモードに切り替えるための
指示もワイヤレスで行うことができるように構成すると
よい。好ましくは、音声出力インタフェース65は音声
ガイドのメッセージを送信するFM送信機と赤外線の遠
隔制御信号を受光することができるセンサとで構成し、
操作者が携帯する携帯機をFM受信機と遠隔制御ボタン
を押すことによって赤外線の遠隔制御信号を送ることが
できる回路とで構成する。したがって、複合装置の近傍
で、携帯機から遠隔制御ボタンを押すと、その指示は音
声出力インタフェース65のセンサで検出され、メイン
コントローラ61に伝えられる。すると、メインコント
ローラ61は音声ガイドモードに切り替え、音声ガイド
の出力先をスピーカ63から音声出力インタフェース6
5へ切り替える。音声ガイドは、音声出力インタフェー
ス65のFM送信機より送信される。操作者は、携帯機
のFM受信機を通じて音声ガイドを聞くことができる。
【0026】次に、複合装置における音声ガイド機能の
処理手順について説明する。なお、ここでは、音声ガイ
ドはハンドセットを通じて出力する場合を例にして説明
する。
【0027】図5は音声ガイドモード時の処理の流れを
示すフローチャートである。最初に、音声ガイドモード
に入るための指示を行う(ステップS1)。すなわち、
ハンドセットをはずしたオフフックの状態でコントロー
ルパネル13上の音声ガイド/割り込みボタン42を押
すことにより音声ガイドモードに切り替えられる。次い
で、音声ガイドによってコピー機能を選択するかファク
シミリ機能を選択するかの指示があり、操作者はコント
ロールパネル13からそれぞれの機能に対応するボタン
を押すことによって機能選択を行う(ステップS2)。
次に、選択された機能がコピー機能かどうかが判定され
る(ステップS3)。コピー機能が選択された場合に
は、まず、コピー原稿のセット操作がガイドされる(ス
テップS4)。たとえば、プラテンガラスに載せる場合
は、原稿の印字されている面を下側にして置かなければ
ならないし、自動原稿送り装置を使う場合は、印字され
ている面を上にしなければいけないので、その旨を音声
で知らせる。次に、コピー用紙のサイズ選択の操作を音
声で行う(ステップS5)。コピー用紙のサイズの選択
は、そのサイズに対応する数字をテンキーを使用して入
力することにより行われ、何を選んだかは音声によって
確認するようにしている。その次に、コピー部数選択の
操作を音声で行う(ステップS6)。この場合も、部数
に対応する数字をテンキーより入力し、部数の入力が終
わると確認のメッセージが音声で出力される。その次
は、倍率の選択操作が音声によってガイドされる(ステ
ップS7)。この場合も、拡大・縮小しない場合はそれ
に対応する数字を、拡大・縮小する場合にはその倍率に
対応する数字をテンキーで入力する。これで、用紙サイ
ズと部数と拡大・縮小機能の設定が終了し、最終的に全
体として何を設定したかを確認する(ステップS8)。
たとえば、選択された情報を、「A4横サイズに5部、
70%に縮小して片面コピーします。」の如くアナウン
スし、続けてスタートボタンを押す旨をアナウンスす
る。ここで、スタートボタンが押されると、コピーが実
行される(ステップS9)。
【0028】ステップS3において、ファクシミリ機能
が選択された場合には、まず、ファクシミリ原稿のセッ
ト操作がガイドされる(ステップS10)。次いで、送
信先の指定操作が音声でガイドされる(ステップS1
1)。操作者は、コントロールパネル13において、登
録されたワンタッチダイヤルを使用するか、登録された
短縮ダイヤルを使用するか、あるいはテンキーを使って
直接ダイアルするかの3通りの指定方法を選ぶことがで
き、そのいずれかの方法で送信先を指定する。その後、
確認のために操作された情報がアナウンスされ(ステッ
プS12)、最後にファクシミリ送信が実行される(ス
テップS13)。ここで、ハンドセットを置いてオンフ
ックの状態にすることにより、音声ガイドモードは解除
され、通常のモードに切り替えられる。
【0029】なお、操作の途中で、複合装置にトラブル
が発生した場合にも、音声によるエラー通知がなされ、
ハンドセットを通じてエラー内容および対処方法などを
聞くことができる。エラー内容としては、紙づまり、ト
ナー切れ、機械的な故障、および用紙切れなどがあり、
それに対応したエラーメッセージが出力される。
【0030】また、音声ガイドモードのときに、上記の
ようなエラーが発生した場合には、エラーメッセージの
音声出力をハンドセットだけではなく、スピーカからも
同時に行うようにして、操作者のみではなく回りの人に
もエラーが発生したことを通知するようにしてある。
【0031】なお、音声ガイドモードのときは、通常コ
ントロールパネル13の液晶表示器13aを消して、操
作ガイドを音声のみにするが、ここでは、スピーカまた
はハンドセットによる音声ガイドと液晶表示器13aに
よる表示ガイドとを併用することにし、これによって、
弱視者などには見えにくい表示ガイドを音声ガイドで補
うようにすることが可能になる。このとき、液晶表示器
13aの画面表示は通常白地に黒文字で表示されてい
る。特に、弱視や老眼の人にとっては、黒地に白文字で
表示したほうが目を疲れさせず、文字を識別しやすいと
いう効果があると一般に言われている。また、この黒地
に白文字の表示は健常者の中にも見やすいと感じる人も
いる。このため、この複合装置には、コントロールパネ
ル13における液晶表示器13aの表示を白黒反転して
表示する機能を有している。この白黒反転の切り替え
は、コントロールパネル13に設けられた機能切替ボタ
ン40を利用して行われる。
【0032】図6は機能切替ボタンによる表示メニュー
の遷移を示すフローチャートである。最初に、電源を投
入した状態では、コントロールパネル13の液晶表示器
13aには、通常の表示の仕方である、白地に黒文字で
示した初期メニューが表示される(ステップS21)。
ここで、機能切替ボタン40を押すことにより、液晶表
示器13aの画面表示は、白地に黒文字で示したコピー
メニューが表示され(ステップS22)、さらに、機能
切替ボタン40を押すと、液晶表示器13aの画面表示
は、白地に黒文字で示したファクシミリメニューに変更
される(ステップS23)。続いて、機能切替ボタン4
0を押すと、今度は黒地に白文字で示した反転初期メニ
ューが表示される(ステップS24)。また、機能切替
ボタン40を押すと、黒地に白文字で示した反転コピー
メニューに変更され(ステップS25)、さらに、機能
切替ボタン40を押すと、黒地に白文字で示した反転フ
ァクシミリメニューに変更される(ステップS26)。
ここで、さらに、機能切替ボタン40を押すと、ステッ
プS21に戻り、白地に黒文字で示した初期メニューの
表示に戻る。このように、白黒反転させたメニュー表示
もできるようにしたことにより、健常者および視覚不自
由者の両方に対してメニューを平等に識別することがで
きるようになる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、音声ガ
イドの音声出力手段として複合装置に備わっているハン
ドセットをそのまま流用するようにしたので、新たなハ
ードウェアを追加することなく、回りの人に迷惑のかか
らない音声ガイドを提供することができる。しかも、ハ
ンドセットの使用は、普通の電話の操作方法と非常に似
ているので、操作者としてもあまり戸惑うことなしに使
うことができる。また、音声ガイドモードから抜けると
きにも、ハンドセットを置くだけでよく、これも電話の
操作方法と似ている。
【0034】また、コントロールパネルの表示画面を白
黒反転させることができるので、メニューの表示を通常
の白地に黒文字から黒地に白文字の表示に変更すること
ができ、健常者、視覚不自由者のいずれにも見やすく文
字を識別することが可能なメニュー表示にすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理的な構成を示した図である。
【図2】複合装置の外観を示す図である。
【図3】コントロールパネルの一例を示す図である。
【図4】複合装置の制御部の構成例を示すブロック図で
ある。
【図5】音声ガイドモード時の処理の流れを示すフロー
チャートである。
【図6】機能切替ボタンによる表示メニューの遷移を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
1 ROM(読取り専用メモリ) 2 切替装置 3 スピーカ 4 ハンドセット 5 イヤホン 6 送信装置 7 受信装置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コピー、ファクシミリおよびプリンタか
    ら構成され、コピーまたはファクシミリの操作を音声に
    てガイドするようにした音声ガイド機能を有する複合装
    置において、 音声ガイドの内容を操作者だけに聞き取らせる音声出力
    手段を備えたことを特徴とする複合装置。
  2. 【請求項2】 前記音声出力手段はハンドセットとし、
    ハンドセットのオフフック状態でモード切替キーを押す
    ことにより音声ガイドモードに切り替わり、音声ガイド
    はハンドセットを通じて出力されるように構成したこと
    を特徴とする請求項1記載の複合装置。
  3. 【請求項3】 前記音声出力手段はイヤホンとし、イヤ
    ホンを本体に設けられたイヤホンジャックに接続するこ
    とによって音声ガイドモードに切り替わり、音声ガイド
    はイヤホンを通じて出力されるように構成したことを特
    徴とする請求項1記載の複合装置。
  4. 【請求項4】 前記音声出力手段は無線または赤外線に
    よって音声ガイドを送信する送信装置と、操作者により
    携帯され前記送信装置から送信された音声ガイドを受信
    する受信装置とから構成され、音声ガイドモードへの切
    り替えは操作者からの指示によって行うように構成され
    ていることを特徴とする請求項1記載の複合装置。
  5. 【請求項5】 前記コントロールパネルにて表示ガイド
    を表示する表示パネルの画面を白黒反転させる白黒反転
    表示手段を有することを特徴とする請求項1記載の複合
    装置。
  6. 【請求項6】 前記音声ガイドモード時に、エラーが発
    生した場合のエラーメッセージを前記音声出力手段に加
    え、スピーカからも出力させるように構成したことを特
    徴とする請求項1記載の複合装置。
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