JP2004240078A - 操作入力装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】視覚障害者でも入力操作を簡単、迅速且つ確実に行える操作入力装置を提供する。
【解決手段】複数の貫通孔31が点字配列状に形成された上下動可能なキー本体30と、キー本体30の各貫通孔31に対応してそれぞれ配置され、各対応の貫通孔31からキー本体30の表側に出没自在に突出する複数のピン40と、複数のピン40を貫通孔31から出没するように駆動するソレノイド41及び駆動回路42と、表示する点字に応じて必要なピン40を貫通孔31から突出させるようにソレノイド41及び駆動回路42を制御する制御部43とを備え、更にキー本体30を押下したことを検出する押下検出回路を備える。制御部43は、押下検出回路によりキー本体30の押下が検出されたときにキー入力が行われたと判定する。
【選択図】 図4
【解決手段】複数の貫通孔31が点字配列状に形成された上下動可能なキー本体30と、キー本体30の各貫通孔31に対応してそれぞれ配置され、各対応の貫通孔31からキー本体30の表側に出没自在に突出する複数のピン40と、複数のピン40を貫通孔31から出没するように駆動するソレノイド41及び駆動回路42と、表示する点字に応じて必要なピン40を貫通孔31から突出させるようにソレノイド41及び駆動回路42を制御する制御部43とを備え、更にキー本体30を押下したことを検出する押下検出回路を備える。制御部43は、押下検出回路によりキー本体30の押下が検出されたときにキー入力が行われたと判定する。
【選択図】 図4
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ファクシミリ装置、コピー装置、それらの複合機、自動券売機、或いはパーソナルコンピュータや携帯情報端末を始めとする各種電子機器等に搭載される操作入力装置に関し、詳細には視覚障害者でも使い易い操作入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、パーソナルコンピュータや携帯電話機等の電子機器が広く普及しており、視覚障害者でも、そのような各種電子機器を利用できるような工夫が施されている。
【0003】
例えば、携帯電話機では、キーボード(キー)に点字による数字、文字及び記号を表示し、点字による入力操作をキーボードから行うようにするとともに、入力情報をスピーカにより音声出力する技術がある(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
一方、点字配列状に配置した複数のピンを、表示する文字に対応して貫通孔かつ出没させる触覚ディスプレイを備え、この触覚ディスプレイの近傍に入力用の各種キーを配した点字生成装置もある(例えば、特許文献2参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開平5−102909号公報
【0006】
【特許文献2】
特開平10−20769号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記特許文献1記載の技術では、各キーボードに付いている点字は、各キーボードに固有のものであり、各キーボードにおいて点字内容が変化するものではない。各キーボードに点字を固定する場合、多くの情報を表示するには多数のキーボードや多くのスペースを要する。
【0008】
上記特許文献2記載の技術では、ピンが表示内容に応じて出没するので、限られた表示スペースでも多くの情報を表示できる。しかしながら、入力は触覚ディスプレイ近傍のキーで行うため、指で触覚ディスプレイに表示された点字を読み取ってから少し離れたキーを操作するときに、視覚障害者の熟練度によってはキーの位置を探る必要があり、押すキーを間違えたり、入力に手間取り易い。特に不慣れな視覚障害者の場合は尚更である。
【0009】
この発明は、そのような問題点に着目してなされたものであって、視覚障害者でも入力操作を簡単、迅速且つ確実に行える操作入力装置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、この発明の請求項1記載の操作入力装置は、複数の貫通孔が点字配列状に形成されたキー本体と、このキー本体の各貫通孔に対応してそれぞれ配置され、各対応の貫通孔からキー本体の表側に出没自在に突出する複数のピンと、この複数のピンを貫通孔から出没するように駆動するピン駆動部と、表示する点字に応じて必要なピンを貫通孔から突出させるようにピン駆動部を制御する制御部とを備えたものであって、キー本体の貫通孔から突出するピンによる点字表示位置と入力時に押下するキー入力位置とが、略同じ位置又は同じ位置であることを特徴とする。
【0011】
この装置では、ピンによる点字表示位置とキー入力位置とが略同じ位置又は同じ位置であるので、すなわち点字表示位置とキー入力位置が特許文献2記載のような従来技術に比して離れていないので、点字表示位置の点字を指で読み取ってから必要に応じて直ぐに入力操作を行うことができる。
【0012】
また、請求項2記載の操作入力装置は、複数の貫通孔が点字配列状に形成された上下動可能なキー本体と、このキー本体の各貫通孔に対応してそれぞれ配置され、各対応の貫通孔からキー本体の表側に出没自在に突出する複数のピンと、この複数のピンを貫通孔から出没するように駆動するピン駆動部と、表示する点字に応じて必要なピンを貫通孔から突出させるようにピン駆動部を制御する制御部とを備えたものであって、キー本体を押下したことを検出する押下検出部を備え、制御部は、押下検出部によりキー本体の押下が検出されたときにキー入力が行われたと判定することを特徴とする。
【0013】
この装置では、上下動可能なキー本体を押下することによりキー入力を行うので、キー本体の貫通孔から突出するピンで表示された点字を指で読み取ってから、そのままキー本体を押せばよい。
【0014】
更に、請求項3記載の操作入力装置は、複数の貫通孔が点字配列状に形成されたキー本体と、このキー本体の各貫通孔に対応してそれぞれ配置され、各対応の貫通孔からキー本体の表側に出没自在に突出する押下可能な複数のピンと、この複数のピンを貫通孔から出没するように駆動するピン駆動部と、表示する点字に応じて必要なピンを貫通孔から突出させるようにピン駆動部を制御する制御部とを備えたものであって、キー本体の貫通孔から突出したピンを押下したことを検出する押下検出部を備え、制御部は、押下検出部によりピンの押下が検出されたときにキー入力が行われたと判定することを特徴とする。
【0015】
この装置では、キー本体の貫通孔から突出するピンそのものを押下することによりキー入力を行うので、ピンで表示された点字を指で読み取ってから、そのピンを押下すればよい。この場合、キー入力時に必要な押圧力を、点字を読み取るときに指で加えられる力よりも大きくしておくことで、読み取り時の誤入力を防止できる。
【0016】
更にまた、キー本体の貫通孔から突出するピンで表示される内容が変化したときにその旨を音で知らせる報知手段(ブザー、スピーカ等)を備えることで、視覚障害者は点字内容が更新されたことを簡単に且つ早く知ることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、実施の形態により、この発明を更に詳細に説明する。
【0018】
その実施形態に係る操作入力装置を備えた複合機の構成の一例を示すブロック図を図1に示す。この複合機は、コピー装置とファクシミリ装置を兼用するものである。
【0019】
図1において、主制御部としてのCPU(中央処理装置)1は、当該複合機を構成する各部を統括制御する機能を有する。
【0020】
このCPU1には、NCU(網制御回路:Network Control Unit)2、MODEM3、ROM4、RAM5、画像メモリ6、表示部7、操作部8、画像読み取り部9、画像記録部10、CODEC(符号化・復号器:Coder and Decoder )11、LAN I/F12がバス13を介して接続されている。
【0021】
NCU2は、CPU1により制御されて、通信回線である電話回線網(PSTN)14との接続を制御するとともに、通信相手の電話番号(FAX番号を含む)に応じたダイヤルパルスを送出する機能及び着信を検出する機能を有する。MODEM3は、ITU(国際電気通信連合)−T勧告T.30、T.8に従ったファクシミリ伝送制御手順に基づいて、V.17、V.27ter、V.29等に従った送信データの変調及び受信データの復調を行う。具体的には本来はデジタル信号である送信データをアナログの音声信号に変調してNCU2を介して電話回線網14に送出し、また逆に電話回線網14からNCU2を介して受信したアナログの音声信号をデジタル信号に復調する。
【0022】
ROM4は、この複合機全体の動作を制御するためのプログラム等を記憶する。RAM5は、CPU1による制御に必要なデータ及び制御動作時に一時記憶が必要なデータ等を記憶する。画像メモリ6は、画像読み取り部9で読み取った画像データを圧縮状態で記憶し、また外部から電話回線網14とMODEM3を介して受信した画像データも圧縮状態で記憶する。
【0023】
表示部7は、例えば液晶表示装置(LCD)で構成され、アイコン、キーボタン、データの送受信に必要なメッセージ内容、ワンタッチ登録モードでの登録操作方法、ワンタッチ登録画面等の他、操作部8の操作により入力された電話番号やFAX番号等を表示する。この表示部7としては、CRTディスプレイやLCD(液晶表示装置)が用いられる。
【0024】
操作部8は、電話番号やFAX番号を入力するためのテンキー、相手先の電話番号やFAX番号をワンタッチで呼び出すワンタッチキー、相手先の電話番号やFAX番号を短縮登録する登録キー、FAXやコピーの開始等を指示するスタートキー、FAXモード・コピーモード・スキャナモード等の複数の動作モードについてのモード切替えを行うための動作モード切替キー等を有する。また、操作部8は、後述するように、操作入力装置の一部として、点字表示と入力を兼ねる複数(ここでは3つ)のソフトキー21a,21b,21cを有する(図2参照)。勿論、ソフトキーは3つである必要はなく、表示点字数等に応じて適宜増減すればよい。
【0025】
画像読み取り部9は、FAX送信するとき又はコピーするときに、原稿の画像データを光学的に走査して読み取る。画像記録部10は、電子写真方式のプリンタよりなり、受信画像データやコピー動作において画像読み取り部9で読み取った原稿の画像データを記録紙上に記録する。
【0026】
CODEC11は、読み取った画像データを送信又は記憶するためにMH、MR、MMR方式等により符号化(エンコード)し、受信画像データを画像記録部10により記録するために復号(デコード)する。LAN I/F12は、PC(パーソナルコンピュータ)、その他のLAN(ローカルエリアネットワーク)15を構成する外部機器と接続され、ここを介して外部機器とのデータ授受を行う。
【0027】
このように構成した複合機における操作部8のソフトキー21a,21b,21cについて説明する。図2に示すように、ソフトキー21a,21b,21cは、表示部7(画面)の下側に隣接して配置され、画面の下部に表示された選択肢(図2では、〔○○○〕,〔はい〕,〔いいえ〕の3つ)に対応している。各ソフトキー21a,21b,21cは、それぞれ複数文字を点字で表現できるようになっており、表示部7の表示文字が対応のソフトキーにも同じように点字で表示される。従って、視覚障害者が例えば選択肢〔はい〕を入力する場合は、ソフトキー21bに表れた点字〔はい〕を読み取ったら、そのソフトキー21bをそのまま押せばよい。
【0028】
次に、ソフトキー21a,21b,21cを有する操作入力装置の構造の一例について説明する。操作入力装置は、図3(キー本体の斜視図)、図4(概略構成図)及び図5(ブロック図)に示すように、複数の貫通孔31が点字配列状に形成された上下動可能なキー本体30と、このキー本体30の各貫通孔31に対応してそれぞれ配置され、各対応の貫通孔31からキー本体30の表側に出没自在に突出する複数のピン40と、この複数のピン40を貫通孔31から出没するように駆動するピン駆動部としてのソレノイド41及び駆動回路42と、表示する点字に応じて必要なピン40を貫通孔31から突出させるようにソレノイド41及び駆動回路42を制御する制御部43とを備える。
【0029】
なお、ピン40(貫通孔31)は、点字の規格に則しており、6本のピンの出没の組合せによって1文字分の点字を表示するように配列されている。
【0030】
また、操作入力装置は、キー本体30を押下したことを検出する押下検出回路(押下検出部)45を備え、制御部43は、押下検出回路45によりキー本体30の押下が検出されたときにキー入力が行われたと判定する。但し、この制御部43の機能は、前記主制御部1が担ってもよい。
【0031】
この操作入力装置では、表示部7に例えば選択肢として表示される文字と同じ文字が点字で表示される。すなわち、制御部43は表示部7の表示文字に応じて必要なピン40に係る駆動回路42に駆動指令を出力し、これを受けて駆動回路42はソレノイド41を励磁し、ピン40がキー本体30の貫通孔31からキー本体30の表側に突出する。
【0032】
視覚障害者は、そのピン40で表示された点字を指で読み取り、キー入力するためのソフトキーを確認する。この例では、キー本体30の押下によりキー入力が行われるので、視覚障害者は点字表示がなされているソフトキーのキー本体30をそのまま押せばよい。
【0033】
例えば図2で〔はい〕を入力する場合、対応のソフトキー21bに〔はい〕の点字が表示されるので、点字を読み取ってから直ぐに当該ソフトキー21bのキー本体30を押せばよい。このとき、図6に示すように、キー本体30の点字部分(点字表示位置)ではなく、点字部分以外の部分、例えば点字部分L1とL2との間の部分を指Fで押下する。これにより、視覚障害者はキー入力を簡単、迅速且つ確実に行うことができる。
【0034】
キー本体30が押下されると、それが押下検出回路45により検出され、押下検出信号が制御部43に入力される。これを受けて、制御部43は〔はい〕の入力が行われたと判定する。
【0035】
更に、操作入力装置の構造の別例について図7のブロック図を参照して説明する。この操作入力装置では、キー本体30の貫通孔31から突出するピン40を押下可能であり、駆動回路42が貫通孔31から突出したピン40を押下したことを検出する押下検出部として逆起電力検出回路42aを有する。制御部43は、逆起電力検出回路42aによりピン40の押下が検出されたときにキー入力が行われたと判定する。勿論、前記したように、突出したピン40の押下に必要な力は、点字の読み取りで加わる押圧力よりも充分に大きな力であり、それによりピン40に触っているときに誤ってピン40を押下してしまう不具合を防止できる。
【0036】
制御部43からの駆動指令により駆動回路42がソレノイド41を励磁し、ピン40がキー本体30の貫通孔31から突出した状態で、視覚障害者がキー入力のためにピン40を押下すると、当該ピン40に係る駆動回路42に逆起電力が生じるので、この逆起電力が逆起電力検出回路42aで検出され、ピン押下信号が制御部43に取り込まれる。
【0037】
この操作入力装置によると、点字を表示するピン40そのものの押下によりキー入力が行われるので、視覚障害者は点字表示がなされているソフトキーのピン40をそのまま押せばよい。このため、視覚障害者はキー入力を簡単、迅速且つ確実に行うことができる。
【0038】
なお、ソフトキー21a,21b,21cにおける点字による表示内容は、表示部7の表示内容に連動して更新されるが、更新時にブザーを鳴らしたり、スピーカから音声メッセージを出力したりして、視覚障害者に表示内容が変わったことを知らせてもよい。但し、ブザーで警告音を鳴らす場合、識別し易いように他の例えばエラー時の音とは異なる音にする。音で更新を報知する方が、一々点字を辿って情報を確認する場合よりも更新したことを早く視覚障害者に知らせることができる。
【0039】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1〜3記載の発明によれば、点字を指で読み取ってから必要に応じて直ぐに入力操作を行えるので、視覚障害者でも入力操作を簡単、迅速且つ確実に行うことができる。
【0040】
また、請求項4記載の発明によれば、視覚障害者は点字内容が更新されたことを簡単に且つ早く知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係る操作入力装置を備えた複合機(コピー装置とファクシミリ装置を兼用するもの)の構成の一例を示すブロック図である。
【図2】同複合機における表示部及び操作部のソフトキーを示す図である。
【図3】同操作部の操作入力装置におけるソフトキーのキー本体の斜視図である。
【図4】同操作部の操作入力装置の構成の一例を示す概略図である。
【図5】同操作部の操作入力装置の構成の一例を示すブロック図である。
【図6】同操作部の操作入力装置の構成の一例において、ソフトキーのキー本体を押下してキー入力するときの様子を示す図である。
【図7】同操作部の操作入力装置の構成の別例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 CPU(主制御部)
7 表示部
8 操作部
21(a〜b) ソフトキー
30 キー本体
31 貫通孔
40 ピン
41 ソレノイド(ピン駆動部)
42 駆動回路(ピン駆動部)
42a 逆起電力検出回路(押下検出部)
43 制御部
45 押下検出回路(押下検出部)
【発明の属する技術分野】
この発明は、ファクシミリ装置、コピー装置、それらの複合機、自動券売機、或いはパーソナルコンピュータや携帯情報端末を始めとする各種電子機器等に搭載される操作入力装置に関し、詳細には視覚障害者でも使い易い操作入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、パーソナルコンピュータや携帯電話機等の電子機器が広く普及しており、視覚障害者でも、そのような各種電子機器を利用できるような工夫が施されている。
【0003】
例えば、携帯電話機では、キーボード(キー)に点字による数字、文字及び記号を表示し、点字による入力操作をキーボードから行うようにするとともに、入力情報をスピーカにより音声出力する技術がある(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
一方、点字配列状に配置した複数のピンを、表示する文字に対応して貫通孔かつ出没させる触覚ディスプレイを備え、この触覚ディスプレイの近傍に入力用の各種キーを配した点字生成装置もある(例えば、特許文献2参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開平5−102909号公報
【0006】
【特許文献2】
特開平10−20769号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記特許文献1記載の技術では、各キーボードに付いている点字は、各キーボードに固有のものであり、各キーボードにおいて点字内容が変化するものではない。各キーボードに点字を固定する場合、多くの情報を表示するには多数のキーボードや多くのスペースを要する。
【0008】
上記特許文献2記載の技術では、ピンが表示内容に応じて出没するので、限られた表示スペースでも多くの情報を表示できる。しかしながら、入力は触覚ディスプレイ近傍のキーで行うため、指で触覚ディスプレイに表示された点字を読み取ってから少し離れたキーを操作するときに、視覚障害者の熟練度によってはキーの位置を探る必要があり、押すキーを間違えたり、入力に手間取り易い。特に不慣れな視覚障害者の場合は尚更である。
【0009】
この発明は、そのような問題点に着目してなされたものであって、視覚障害者でも入力操作を簡単、迅速且つ確実に行える操作入力装置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、この発明の請求項1記載の操作入力装置は、複数の貫通孔が点字配列状に形成されたキー本体と、このキー本体の各貫通孔に対応してそれぞれ配置され、各対応の貫通孔からキー本体の表側に出没自在に突出する複数のピンと、この複数のピンを貫通孔から出没するように駆動するピン駆動部と、表示する点字に応じて必要なピンを貫通孔から突出させるようにピン駆動部を制御する制御部とを備えたものであって、キー本体の貫通孔から突出するピンによる点字表示位置と入力時に押下するキー入力位置とが、略同じ位置又は同じ位置であることを特徴とする。
【0011】
この装置では、ピンによる点字表示位置とキー入力位置とが略同じ位置又は同じ位置であるので、すなわち点字表示位置とキー入力位置が特許文献2記載のような従来技術に比して離れていないので、点字表示位置の点字を指で読み取ってから必要に応じて直ぐに入力操作を行うことができる。
【0012】
また、請求項2記載の操作入力装置は、複数の貫通孔が点字配列状に形成された上下動可能なキー本体と、このキー本体の各貫通孔に対応してそれぞれ配置され、各対応の貫通孔からキー本体の表側に出没自在に突出する複数のピンと、この複数のピンを貫通孔から出没するように駆動するピン駆動部と、表示する点字に応じて必要なピンを貫通孔から突出させるようにピン駆動部を制御する制御部とを備えたものであって、キー本体を押下したことを検出する押下検出部を備え、制御部は、押下検出部によりキー本体の押下が検出されたときにキー入力が行われたと判定することを特徴とする。
【0013】
この装置では、上下動可能なキー本体を押下することによりキー入力を行うので、キー本体の貫通孔から突出するピンで表示された点字を指で読み取ってから、そのままキー本体を押せばよい。
【0014】
更に、請求項3記載の操作入力装置は、複数の貫通孔が点字配列状に形成されたキー本体と、このキー本体の各貫通孔に対応してそれぞれ配置され、各対応の貫通孔からキー本体の表側に出没自在に突出する押下可能な複数のピンと、この複数のピンを貫通孔から出没するように駆動するピン駆動部と、表示する点字に応じて必要なピンを貫通孔から突出させるようにピン駆動部を制御する制御部とを備えたものであって、キー本体の貫通孔から突出したピンを押下したことを検出する押下検出部を備え、制御部は、押下検出部によりピンの押下が検出されたときにキー入力が行われたと判定することを特徴とする。
【0015】
この装置では、キー本体の貫通孔から突出するピンそのものを押下することによりキー入力を行うので、ピンで表示された点字を指で読み取ってから、そのピンを押下すればよい。この場合、キー入力時に必要な押圧力を、点字を読み取るときに指で加えられる力よりも大きくしておくことで、読み取り時の誤入力を防止できる。
【0016】
更にまた、キー本体の貫通孔から突出するピンで表示される内容が変化したときにその旨を音で知らせる報知手段(ブザー、スピーカ等)を備えることで、視覚障害者は点字内容が更新されたことを簡単に且つ早く知ることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、実施の形態により、この発明を更に詳細に説明する。
【0018】
その実施形態に係る操作入力装置を備えた複合機の構成の一例を示すブロック図を図1に示す。この複合機は、コピー装置とファクシミリ装置を兼用するものである。
【0019】
図1において、主制御部としてのCPU(中央処理装置)1は、当該複合機を構成する各部を統括制御する機能を有する。
【0020】
このCPU1には、NCU(網制御回路:Network Control Unit)2、MODEM3、ROM4、RAM5、画像メモリ6、表示部7、操作部8、画像読み取り部9、画像記録部10、CODEC(符号化・復号器:Coder and Decoder )11、LAN I/F12がバス13を介して接続されている。
【0021】
NCU2は、CPU1により制御されて、通信回線である電話回線網(PSTN)14との接続を制御するとともに、通信相手の電話番号(FAX番号を含む)に応じたダイヤルパルスを送出する機能及び着信を検出する機能を有する。MODEM3は、ITU(国際電気通信連合)−T勧告T.30、T.8に従ったファクシミリ伝送制御手順に基づいて、V.17、V.27ter、V.29等に従った送信データの変調及び受信データの復調を行う。具体的には本来はデジタル信号である送信データをアナログの音声信号に変調してNCU2を介して電話回線網14に送出し、また逆に電話回線網14からNCU2を介して受信したアナログの音声信号をデジタル信号に復調する。
【0022】
ROM4は、この複合機全体の動作を制御するためのプログラム等を記憶する。RAM5は、CPU1による制御に必要なデータ及び制御動作時に一時記憶が必要なデータ等を記憶する。画像メモリ6は、画像読み取り部9で読み取った画像データを圧縮状態で記憶し、また外部から電話回線網14とMODEM3を介して受信した画像データも圧縮状態で記憶する。
【0023】
表示部7は、例えば液晶表示装置(LCD)で構成され、アイコン、キーボタン、データの送受信に必要なメッセージ内容、ワンタッチ登録モードでの登録操作方法、ワンタッチ登録画面等の他、操作部8の操作により入力された電話番号やFAX番号等を表示する。この表示部7としては、CRTディスプレイやLCD(液晶表示装置)が用いられる。
【0024】
操作部8は、電話番号やFAX番号を入力するためのテンキー、相手先の電話番号やFAX番号をワンタッチで呼び出すワンタッチキー、相手先の電話番号やFAX番号を短縮登録する登録キー、FAXやコピーの開始等を指示するスタートキー、FAXモード・コピーモード・スキャナモード等の複数の動作モードについてのモード切替えを行うための動作モード切替キー等を有する。また、操作部8は、後述するように、操作入力装置の一部として、点字表示と入力を兼ねる複数(ここでは3つ)のソフトキー21a,21b,21cを有する(図2参照)。勿論、ソフトキーは3つである必要はなく、表示点字数等に応じて適宜増減すればよい。
【0025】
画像読み取り部9は、FAX送信するとき又はコピーするときに、原稿の画像データを光学的に走査して読み取る。画像記録部10は、電子写真方式のプリンタよりなり、受信画像データやコピー動作において画像読み取り部9で読み取った原稿の画像データを記録紙上に記録する。
【0026】
CODEC11は、読み取った画像データを送信又は記憶するためにMH、MR、MMR方式等により符号化(エンコード)し、受信画像データを画像記録部10により記録するために復号(デコード)する。LAN I/F12は、PC(パーソナルコンピュータ)、その他のLAN(ローカルエリアネットワーク)15を構成する外部機器と接続され、ここを介して外部機器とのデータ授受を行う。
【0027】
このように構成した複合機における操作部8のソフトキー21a,21b,21cについて説明する。図2に示すように、ソフトキー21a,21b,21cは、表示部7(画面)の下側に隣接して配置され、画面の下部に表示された選択肢(図2では、〔○○○〕,〔はい〕,〔いいえ〕の3つ)に対応している。各ソフトキー21a,21b,21cは、それぞれ複数文字を点字で表現できるようになっており、表示部7の表示文字が対応のソフトキーにも同じように点字で表示される。従って、視覚障害者が例えば選択肢〔はい〕を入力する場合は、ソフトキー21bに表れた点字〔はい〕を読み取ったら、そのソフトキー21bをそのまま押せばよい。
【0028】
次に、ソフトキー21a,21b,21cを有する操作入力装置の構造の一例について説明する。操作入力装置は、図3(キー本体の斜視図)、図4(概略構成図)及び図5(ブロック図)に示すように、複数の貫通孔31が点字配列状に形成された上下動可能なキー本体30と、このキー本体30の各貫通孔31に対応してそれぞれ配置され、各対応の貫通孔31からキー本体30の表側に出没自在に突出する複数のピン40と、この複数のピン40を貫通孔31から出没するように駆動するピン駆動部としてのソレノイド41及び駆動回路42と、表示する点字に応じて必要なピン40を貫通孔31から突出させるようにソレノイド41及び駆動回路42を制御する制御部43とを備える。
【0029】
なお、ピン40(貫通孔31)は、点字の規格に則しており、6本のピンの出没の組合せによって1文字分の点字を表示するように配列されている。
【0030】
また、操作入力装置は、キー本体30を押下したことを検出する押下検出回路(押下検出部)45を備え、制御部43は、押下検出回路45によりキー本体30の押下が検出されたときにキー入力が行われたと判定する。但し、この制御部43の機能は、前記主制御部1が担ってもよい。
【0031】
この操作入力装置では、表示部7に例えば選択肢として表示される文字と同じ文字が点字で表示される。すなわち、制御部43は表示部7の表示文字に応じて必要なピン40に係る駆動回路42に駆動指令を出力し、これを受けて駆動回路42はソレノイド41を励磁し、ピン40がキー本体30の貫通孔31からキー本体30の表側に突出する。
【0032】
視覚障害者は、そのピン40で表示された点字を指で読み取り、キー入力するためのソフトキーを確認する。この例では、キー本体30の押下によりキー入力が行われるので、視覚障害者は点字表示がなされているソフトキーのキー本体30をそのまま押せばよい。
【0033】
例えば図2で〔はい〕を入力する場合、対応のソフトキー21bに〔はい〕の点字が表示されるので、点字を読み取ってから直ぐに当該ソフトキー21bのキー本体30を押せばよい。このとき、図6に示すように、キー本体30の点字部分(点字表示位置)ではなく、点字部分以外の部分、例えば点字部分L1とL2との間の部分を指Fで押下する。これにより、視覚障害者はキー入力を簡単、迅速且つ確実に行うことができる。
【0034】
キー本体30が押下されると、それが押下検出回路45により検出され、押下検出信号が制御部43に入力される。これを受けて、制御部43は〔はい〕の入力が行われたと判定する。
【0035】
更に、操作入力装置の構造の別例について図7のブロック図を参照して説明する。この操作入力装置では、キー本体30の貫通孔31から突出するピン40を押下可能であり、駆動回路42が貫通孔31から突出したピン40を押下したことを検出する押下検出部として逆起電力検出回路42aを有する。制御部43は、逆起電力検出回路42aによりピン40の押下が検出されたときにキー入力が行われたと判定する。勿論、前記したように、突出したピン40の押下に必要な力は、点字の読み取りで加わる押圧力よりも充分に大きな力であり、それによりピン40に触っているときに誤ってピン40を押下してしまう不具合を防止できる。
【0036】
制御部43からの駆動指令により駆動回路42がソレノイド41を励磁し、ピン40がキー本体30の貫通孔31から突出した状態で、視覚障害者がキー入力のためにピン40を押下すると、当該ピン40に係る駆動回路42に逆起電力が生じるので、この逆起電力が逆起電力検出回路42aで検出され、ピン押下信号が制御部43に取り込まれる。
【0037】
この操作入力装置によると、点字を表示するピン40そのものの押下によりキー入力が行われるので、視覚障害者は点字表示がなされているソフトキーのピン40をそのまま押せばよい。このため、視覚障害者はキー入力を簡単、迅速且つ確実に行うことができる。
【0038】
なお、ソフトキー21a,21b,21cにおける点字による表示内容は、表示部7の表示内容に連動して更新されるが、更新時にブザーを鳴らしたり、スピーカから音声メッセージを出力したりして、視覚障害者に表示内容が変わったことを知らせてもよい。但し、ブザーで警告音を鳴らす場合、識別し易いように他の例えばエラー時の音とは異なる音にする。音で更新を報知する方が、一々点字を辿って情報を確認する場合よりも更新したことを早く視覚障害者に知らせることができる。
【0039】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1〜3記載の発明によれば、点字を指で読み取ってから必要に応じて直ぐに入力操作を行えるので、視覚障害者でも入力操作を簡単、迅速且つ確実に行うことができる。
【0040】
また、請求項4記載の発明によれば、視覚障害者は点字内容が更新されたことを簡単に且つ早く知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係る操作入力装置を備えた複合機(コピー装置とファクシミリ装置を兼用するもの)の構成の一例を示すブロック図である。
【図2】同複合機における表示部及び操作部のソフトキーを示す図である。
【図3】同操作部の操作入力装置におけるソフトキーのキー本体の斜視図である。
【図4】同操作部の操作入力装置の構成の一例を示す概略図である。
【図5】同操作部の操作入力装置の構成の一例を示すブロック図である。
【図6】同操作部の操作入力装置の構成の一例において、ソフトキーのキー本体を押下してキー入力するときの様子を示す図である。
【図7】同操作部の操作入力装置の構成の別例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 CPU(主制御部)
7 表示部
8 操作部
21(a〜b) ソフトキー
30 キー本体
31 貫通孔
40 ピン
41 ソレノイド(ピン駆動部)
42 駆動回路(ピン駆動部)
42a 逆起電力検出回路(押下検出部)
43 制御部
45 押下検出回路(押下検出部)
Claims (4)
- 複数の貫通孔が点字配列状に形成されたキー本体と、このキー本体の各貫通孔に対応してそれぞれ配置され、各対応の貫通孔からキー本体の表側に出没自在に突出する複数のピンと、この複数のピンを貫通孔から出没するように駆動するピン駆動部と、表示する点字に応じて必要なピンを貫通孔から突出させるようにピン駆動部を制御する制御部とを備えた操作入力装置であって、
キー本体の貫通孔から突出するピンによる点字表示位置と入力時に押下するキー入力位置とが、略同じ位置又は同じ位置であることを特徴とする操作入力装置。 - 複数の貫通孔が点字配列状に形成された上下動可能なキー本体と、このキー本体の各貫通孔に対応してそれぞれ配置され、各対応の貫通孔からキー本体の表側に出没自在に突出する複数のピンと、この複数のピンを貫通孔から出没するように駆動するピン駆動部と、表示する点字に応じて必要なピンを貫通孔から突出させるようにピン駆動部を制御する制御部とを備えた操作入力装置であって、
キー本体を押下したことを検出する押下検出部を備え、制御部は、押下検出部によりキー本体の押下が検出されたときにキー入力が行われたと判定することを特徴とする操作入力装置。 - 複数の貫通孔が点字配列状に形成されたキー本体と、このキー本体の各貫通孔に対応してそれぞれ配置され、各対応の貫通孔からキー本体の表側に出没自在に突出する押下可能な複数のピンと、この複数のピンを貫通孔から出没するように駆動するピン駆動部と、表示する点字に応じて必要なピンを貫通孔から突出させるようにピン駆動部を制御する制御部とを備えた操作入力装置であって、
キー本体の貫通孔から突出したピンを押下したことを検出する押下検出部を備え、制御部は、押下検出部によりピンの押下が検出されたときにキー入力が行われたと判定することを特徴とする操作入力装置。 - 前記キー本体の貫通孔から突出するピンで表示される内容が変化したときにその旨を音で知らせる報知手段を備えることを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3記載の操作入力装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003027790A JP2004240078A (ja) | 2003-02-05 | 2003-02-05 | 操作入力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2004240078A true JP2004240078A (ja) | 2004-08-26 |
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Family Applications (1)
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JP (1) | JP2004240078A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2006244436A (ja) * | 2005-03-03 | 2006-09-14 | Nippon Ekorojii Kk | 通信端末装置 |
-
2003
- 2003-02-05 JP JP2003027790A patent/JP2004240078A/ja active Pending
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