JP2008131188A - 画像処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】高齢者や障害者などのユーザの利便性を更に向上させることができる画像処理装置を提供する。
【解決手段】画像処理装置1は、操作部8を介して、複数の表示画面のうちいずれかの表示画面を選択する操作入力を受け付けた場合、当該選択された表示画面を表す表示画面データを記憶媒体10から読み出して、当該選択された表示画面を表示部9に出力する。また、画像処理装置1は、ICタグ130と無線通信を行い、ICタグ130に記憶されたユーザのIDを取得すると、当該IDと、当該ユーザによって選択された表示画面の画面番号と、当該表示画面の使用頻度とを対応付けて記憶媒体10に記憶させる。そして、画像処理装置1は、ユーザのIDを取得した場合、ユーザの操作に応じて、当該ユーザのIDと対応付けられている表示画面のうち使用頻度の高い表示画面を表示部9に出力する。
【選択図】 図1
【解決手段】画像処理装置1は、操作部8を介して、複数の表示画面のうちいずれかの表示画面を選択する操作入力を受け付けた場合、当該選択された表示画面を表す表示画面データを記憶媒体10から読み出して、当該選択された表示画面を表示部9に出力する。また、画像処理装置1は、ICタグ130と無線通信を行い、ICタグ130に記憶されたユーザのIDを取得すると、当該IDと、当該ユーザによって選択された表示画面の画面番号と、当該表示画面の使用頻度とを対応付けて記憶媒体10に記憶させる。そして、画像処理装置1は、ユーザのIDを取得した場合、ユーザの操作に応じて、当該ユーザのIDと対応付けられている表示画面のうち使用頻度の高い表示画面を表示部9に出力する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、コピー機能や、FAX(Facsimile)通信機能、プリント機能などにより、画像を紙に出力する画像処理装置に関するものであり、特に、画像の出力の際に出力条件を設定するための表示画面の利用に関する。
従来より、画像処理装置を使用するユーザの利便性を向上させるために、画像処理装置において頻繁に設定する出力条件に関する設定情報を画像処理装置内やICカードに記憶させて、当該ICカードに記憶された設定情報を用いる技術がある。具体的には、ユーザが画像処理装置を使用する際に当該設定情報をICカードから自動的に呼び出して、ユーザが頻繁に設定する出力条件の設定内容を表示させたり、当該出力条件を自動的に設定したりする。画像処理装置において設定される出力条件とは、例えば、用紙のサイズや、出力するときに画像を拡大や縮小する際の倍率や、両面印刷や、その他各種モードなどである。また、特許文献1には、複数の異なる画像処理装置において、いずれの装置においても利用可能な設定情報を持ち運び可能な記憶媒体に記憶させて、ユーザの所望の画像処理装置において当該設定情報を呼び出す技術が記載されている。このような技術においては、各画像処理装置において設定する出力条件を画像処理装置毎に設定する必要を無くすことができる。このため、出力条件の設定に関するユーザの手間を削減し、ユーザの作業を効率化することができる。
しかしながら、従来の技術においては、画像処理装置を使用するユーザのうち高齢者及び障害者に対しての利便性が考慮されているわけではないため、高齢者や障害者にとっては使い勝手が悪い恐れがある。このため、高齢者や障害者などのユーザにとっても使い勝手の良い画像処理装置が望まれていた。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、高齢者や障害者などのユーザの利便性を更に向上させることができる画像処理装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1にかかる発明は、画像処理装置であって、ユーザからの操作入力を受け付ける操作入力受付手段と、画像の出力に関する各種出力条件の設定を行うための画面であって、表示態様の異なる複数の表示画面を各々表す表示画面データを記憶する記憶手段と、前記複数の表示画面のうちいずれかの表示画面を選択する操作入力を前記操作入力受付手段が受け付けた場合、当該選択された表示画面を表す表示画面データを前記記憶手段から読み出して、当該選択された表示画面を表示手段に出力する制御手段とを備えることを特徴とする。
また、請求項2にかかる発明は、請求項1にかかる発明において、前記記憶手段は、前記複数の表示画面のうち所定の表示画面において行う各種出力条件の設定の手順を案内する旨の音声を表す音声データを記憶し、前記制御手段は、前記所定の表示画面を選択する操作入力を前記操作入力受付手段が受け付けた場合、当該選択された表示画面を表す表示画面データを前記記憶手段から読み出して、当該表示画面を表示手段に出力すると共に、前記記憶手段に記憶された音声データを読み出して、当該音声データを音声出力手段に出力することを特徴とする。
また、請求項3にかかる発明は、請求項1にかかる発明において、ユーザに付与された識別情報を記憶する携帯記憶媒体と無線通信を行い、当該携帯記憶媒体に記憶された識別情報を読み出す通信手段と、前記複数の表示画面のうちいずれかの表示画面を選択する操作入力を前記操作入力受付手段が受け付けた場合、当該選択された表示画面の使用頻度を算出して、当該使用頻度を当該表示画面及び前記通信手段が前記携帯記憶媒体から読み出した識別情報に対応付けて前記記憶手段に記憶させる使用頻度算出手段とを備えることを特徴とする。
また、請求項4にかかる発明は、請求項3にかかる発明において、前記制御手段は、前記通信手段が前記携帯記憶媒体から識別情報を読み出した場合、前記記憶手段に記憶された当該識別情報に対応付けられた各表示画面の使用頻度に基づいて、前記複数の表示画面の中から表示画面を選択して、当該選択した表示画面を前記表示手段に出力するか否かを問い合わせるメッセージを前記表示手段に出力させ、当該メッセージに肯定的に応答する操作入力を前記操作入力受付手段が受け付けた場合、当該表示画面を表す表示画面データを前記記憶手段から読み出し、当該選択した表示画面を表示手段に出力することを特徴とする。
また、請求項5にかかる発明は、請求項1にかかる発明において、前記携帯記憶媒体には、前記ユーザの属性を表す属性情報が記憶され、前記通信手段は、前記携帯記憶媒体と無線通信を行い、当該携帯記憶媒体に記憶された属性情報を読み出し、前記制御手段は、前記通信手段が前記携帯記憶媒体から前記属性情報を読み出した場合、当該属性情報に基づいて、前記複数の表示画面の中から表示対象の表示画面を選択して、当該選択した表示画面を表す表示画面データを前記記憶手段から読み出し、当該選択した表示画面を表示手段に出力することを特徴とする。
本発明によれば、表示態様の異なる複数の様々な表示画面の中から所望の表示画面をユーザが選択可能であることにより、画像処理装置の操作に不慣れな高齢者や障害者などのユーザにとっても使い易いユーザインターフェイスを提供可能である。従って、ユーザの利便性を向上させることができる。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる画像処理装置の最良な実施の形態を詳細に説明する。
(1)構成
まず、本発明の第1の実施の形態にかかる画像処理装置1の内部構成について説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態にかかる画像処理装置1の内部構成を示すブロック図である。本図に示すように画像処理装置1は、システム制御部2と、システムメモリ3と、パラメータメモリ4と、時計回路5と、画像読取部6と、書き込み部7と、操作部8と、表示部9と、記憶媒体10と、ネットワーク通信部15と、FAX通信部14と、音声出力部11と、これらを接続する内部バス16とから構成され、コピー機能及びFAX通信機能を実現させる。更に、画像処理装置1は、システム制御部2と接続され、ICタグ130と通信を行うリーダ/ライタ13を備える。
まず、本発明の第1の実施の形態にかかる画像処理装置1の内部構成について説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態にかかる画像処理装置1の内部構成を示すブロック図である。本図に示すように画像処理装置1は、システム制御部2と、システムメモリ3と、パラメータメモリ4と、時計回路5と、画像読取部6と、書き込み部7と、操作部8と、表示部9と、記憶媒体10と、ネットワーク通信部15と、FAX通信部14と、音声出力部11と、これらを接続する内部バス16とから構成され、コピー機能及びFAX通信機能を実現させる。更に、画像処理装置1は、システム制御部2と接続され、ICタグ130と通信を行うリーダ/ライタ13を備える。
システム制御部2は、CPU(Central Processing Unit)などから構成され、画像処理装置1全体を制御する。システムメモリ3は、システム制御部2が画像処理装置1全体を制御するための各種制御プログラムや各種データを記憶する。パラメータメモリ4は、画像処理装置1に固有の各種情報を記憶する。時計回路5は、時刻を計時し、一定時間を計るためのタイマーとして機能する。画像読取部6は、スキャナなどで構成され、図示しない読み取り台にセットされた原稿の画像を所定の解像度で読み取る。書き込み部7は、画像読取部6が読み取った画像を所定の解像度で出力する。
操作部8は、ユーザが各種指示を入力するための各種の操作キーなどから構成される。表示部9は、各種の情報を表示する表示装置である。尚、表示部9と操作部8と一体的に形成し、タッチパネルなどの操作入力一体型表示装置として構成するようにしても良い。
リーダ/ライタ13は、制御部13Aと、変復調回路部13Bと、アンテナ部13Cとから構成される。リーダ/ライタ13は、通信可能な距離範囲にあるICタグ130と通信を行い、ICタグ130に記憶された情報を読み出したり、ICタグ130に情報を書き込んだりする。制御部13Aは、システム制御部2の制御の下、リーダ/ライタ13全体を制御する。具体的には、制御部13Aは、システム制御部2と通信を行い、変復調回路部13Bに情報を供給したり、変復調回路部13Bから供給された情報を変換して、システム制御部2に供給したりする。変復調回路部13Bは、制御部13Aから供給された情報を変調してアンテナ部13Cに供給したり、アンテナ部13Cから供給された情報を復調して制御部13Aに供給したりする。アンテナ部13Cは、ICタグ130に一定の周波数の電波を送信して、変復調回路部13Bから供給された情報をICタグ130に送信したり、ICタグ130から送信された一定の周波数の電波を受信して、ICタグ130から供給された情報を変復調回路部13Bに供給したりする。
記憶媒体10は、情報を記憶可能な不揮発性の記憶媒体であり、例えば、電子基板のメモリやハードディスク、SDメモリカード等であり、利用対象のユーザのIDや、各種表示画面を表す表示画面データや、当該表示画面データを管理するための表示画面管理情報や、各表示画面の使用履歴を示す履歴情報などを記憶する。また、記憶媒体10は、コピー処理時に用いる各種データや、FAX通信において通信される各種データなども記憶する。
各種表示画面には、例えば、コピー機能を使用する場合、高機能対応画面、シンプル表示画面、拡大表示画面、単色表示画面、音声ガイダンス画面などがある。尚、以降の説明では、説明の便宜上、コピー機能に係る表示画面についてのみ説明する。
高機能対応画面とは、例えば、両面印刷、画像の集約、画像の変倍、ソート、印刷後のステプラー、パンチ等の各種出力条件を設定可能な画面である。尚、本実施の形態においては、当該高機能対応画面を、デフォルトとして出力させるデフォルト表示画面とする。シンプル表示画面とは、例えば、前述の高機能対応画面において設定可能であるステプラー、パンチ以外の出力条件を設定可能な画面である。図2は、高機能対応画面の画面例を示す図であり、図3は、シンプル表示画面の画面例を示す図である。また、拡大表示画面とは、前述のシンプル表示画面において出力する文字等を拡大して出力される画面である。単色表示画面とは、画像処理装置1の表示機がカラー表示可能である場合に、表示色を単色とする画面である。音声ガイダンス画面とは、当該画面において行う各種出力条件の設定の手順を案内する旨の音声の出力と共に出力される表示画面である。
図4は、表示画面データを管理するための表示画面管理情報のデータ構成を示す図である。表示画面管理情報においては、各表示画面データに対して一意に割り当てられた画面番号と、画面名と、セキュリティフラグとが各々対応付けられている。セキュリティフラグとは、記憶媒体10に予め記憶されている表示画面データをユーザが削除可能か否かを示す情報である。その値が「0」であれば、削除可能であることを示し、その値が「1」であれば、削除不可能であることを示す。尚、各表示画面に対応するセキュリティフラグの設定は、ユーザが操作部8を操作することにより、変更可能であるように構成しても良い。
図5は、表示画面の使用履歴を表す履歴情報のデータ構成を示す図である。履歴情報においては、ユーザのID毎に、使用された表示画面の表示画面番号(使用画面番号)と、その使用頻度とが対応付けられて記憶される。
ネットワーク通信部15は、LAN伝送制御部15Aと、トランシーバ15Bとから構成され、これらを介して、LAN150との間で信号の送受信を行う。FAX通信部14は、ファクシミリ信号の冗長性を抑圧する手段をもつグループ3ファクシミリであり、メイン制御LSI14Aと、メモリ14Bと、モデム14Cと、NCU14Dと、これらを接続するローカルバス14Eとから構成される。メイン制御LSI14Aは、FAX通信部14全体を制御したり、FAX通信を制御したりする。メモリ14Bは、メイン制御LSI14AがFAX通信部14全体を制御したりFAX通信を制御したりするための各種制御プログラムや、各種データを記憶する。モデム14Cは、FAX通信において、通信手順に係る信号を送受信するための低速モデム(V.21モデム)、および、画像を表す画像情報を主に送受信するための高速モデム機能(V.17モデム、V.34モデム、V.29モデム、V.27terモデムなど)を備えている。NCU14Dは、網制御装置であり、グループ3ファクシミリを電話回線(例えば、アナログ公衆網PSTN)140に接続するためのものであり、メイン制御LSI14Aの制御の下、自動発着信機能、および、相手端末から送出されるプッシュボタン信号(DTMF信号)の検出機能を実現させる。電源部12は、商用AC(Alternating Current)電源からDC(Direct Current)電源を生成し、これを画像処理装置1の各部に供給する。
音声出力部11は、音声データや電子音を記憶する音メモリ(図示せず)を有し、システム制御部2の制御の下、当該音メモリに記憶された音声データや電子音を出力する。音メモリには、具体的には、上述の音声ガイダンス画面において行う各種出力条件の設定の手順を案内する旨の音声を表す音声データが、当該音声ガイダンス画面の画面番号と対応付けられて記憶されている。
<ICタグの構成>
次に、ICタグ130の構成について説明する。ICタグ130は、プラスチック等の基板にアンテナパターンが形成され、ICチップ(いずれも図示せず)が配設されて構成される。ICチップには、容量素子とメモリとが内蔵される。このICチップに内蔵された容量素子とアンテナパターンとにより共振回路が形成される。共振回路は、画像処理装置1のリーダ/ライタ13から一定の周波数の電波を受信すると、ICチップに内蔵されるメモリに記憶されている情報をリーダ/ライタ13に送信したり、リーダ/ライタ13から受信した情報を当該メモリに記憶したりする。
次に、ICタグ130の構成について説明する。ICタグ130は、プラスチック等の基板にアンテナパターンが形成され、ICチップ(いずれも図示せず)が配設されて構成される。ICチップには、容量素子とメモリとが内蔵される。このICチップに内蔵された容量素子とアンテナパターンとにより共振回路が形成される。共振回路は、画像処理装置1のリーダ/ライタ13から一定の周波数の電波を受信すると、ICチップに内蔵されるメモリに記憶されている情報をリーダ/ライタ13に送信したり、リーダ/ライタ13から受信した情報を当該メモリに記憶したりする。
ここで、ICタグのメモリに記憶される情報について説明する。図6は、ICタグのメモリに記憶される情報のデータ構成を示す図である。ICタグのメモリには、ユーザに付与されたID(識別情報)や、表示画面情報が記憶されている。また、ICタグのメモリには、ユーザの属性を示す属性情報として、ユーザの障害を示す障害者情報や、高齢者であることを示す高齢者情報が記憶されうる。障害者情報には、例えば、「視覚障害1」、視覚障害のうち「全盲」、「聴覚障害」などがある。また、表示画面情報としては、例えば、ユーザが使用した表示画面の画面番号が記憶される。また、表示画面情報としては、表示画面そのものを表す表示画面データが記憶されるように構成しても良い。
次に、本実施の形態にかかる画像処理装置1の機能的構成について説明する。画像処理装置1は、操作部8を介して、複数の表示画面のうちいずれかの表示画面を選択する操作入力を受け付けた場合、当該選択された表示画面を表す表示画面データを記憶媒体10から読み出して、当該選択された表示画面を表示部9に出力する。
また、画像処理装置1は、ICタグ130と無線通信を行い、ICタグ130に記憶されたユーザのIDを取得すると、当該IDと、当該ユーザによって選択された表示画面の画面番号と、当該表示画面の使用頻度とを対応付けて記憶媒体10に記憶させる。そして、画像処理装置1は、ユーザのIDを取得した場合、ユーザの操作部8における操作に応じて、当該ユーザのIDと対応付けられている表示画面のうち使用頻度の高い表示画面を表示部9に出力する。
また、画像処理装置1は、ユーザの操作部8における操作に応じて、新たな表示画面データを記憶媒体10に記憶させたり、既に記憶されている表示画面データを記憶媒体10から削除させたりする。
(2)動作
次に、本実施の形態にかかる画像処理装置1の行う表示画面の切替処理の手順について説明する。図7は、画像処理装置1の行う表示画面の切替処理の手順を示すフローチャートである。
次に、本実施の形態にかかる画像処理装置1の行う表示画面の切替処理の手順について説明する。図7は、画像処理装置1の行う表示画面の切替処理の手順を示すフローチャートである。
(2−1)表示画面切り替え処理
画像処理装置1のシステム制御部2は、電源が投入されると起動し、デフォルト表示画面(ここでは、高機能対応画面である)を表示部9に出力する(ステップS1)。そして、ユーザが操作部8を操作して、表示画面を切り替える操作入力を行った場合(ステップS2:YES)、システム制御部2は、当該操作入力を受け付けると、ユーザが使用可能な表示画面の画面名をリスト化した選択対象リストを表示部9に出力する(ステップS3)。選択対象リストに示される画面名は、例えば、高機能対応画面、シンプル設定画面、拡大表示画面、単色表示画面、音声ガイダ画像処理装置ンス画面などの画面名である。そして、一定時間が経過する前に、ユーザが操作部8を操作して、当該選択対象リストにおいて出力された表示画面の画面名のうち1つを選択する操作入力を行った場合(ステップS4:YES)、システム制御部2は、当該操作入力を受け付けると、選択された画面名に対応する表示画面データを記憶媒体10から読み出し、これを用いて、当該表示画面を表示部9に出力する(ステップS5)。ユーザは、当該表示画面において、操作部8を操作することにより、各種出力条件を設定して画像処理装置1にコピー処理を指示することができる。
画像処理装置1のシステム制御部2は、電源が投入されると起動し、デフォルト表示画面(ここでは、高機能対応画面である)を表示部9に出力する(ステップS1)。そして、ユーザが操作部8を操作して、表示画面を切り替える操作入力を行った場合(ステップS2:YES)、システム制御部2は、当該操作入力を受け付けると、ユーザが使用可能な表示画面の画面名をリスト化した選択対象リストを表示部9に出力する(ステップS3)。選択対象リストに示される画面名は、例えば、高機能対応画面、シンプル設定画面、拡大表示画面、単色表示画面、音声ガイダ画像処理装置ンス画面などの画面名である。そして、一定時間が経過する前に、ユーザが操作部8を操作して、当該選択対象リストにおいて出力された表示画面の画面名のうち1つを選択する操作入力を行った場合(ステップS4:YES)、システム制御部2は、当該操作入力を受け付けると、選択された画面名に対応する表示画面データを記憶媒体10から読み出し、これを用いて、当該表示画面を表示部9に出力する(ステップS5)。ユーザは、当該表示画面において、操作部8を操作することにより、各種出力条件を設定して画像処理装置1にコピー処理を指示することができる。
また、ステップS5で音声ガイダンス画面が選択された場合、システム制御部2は、音声ガイダンス画面を表示部9に出力すると共に、当該音声ガイダンス画面の画面番号に対応して音声メモリに記憶されている音声データによって表される音声を音声出力部11に出力する。従って、ユーザは、音声を聞きながら、当該表示画面において各種出力条件を設定して画像処理装置1にコピー処理を指示することができる。
尚、一定時間を経過しても表示リストにおいて出力されている表示画面が選択されない場合(ステップS6:YES)、システム制御部2は、デフォルト表示画面を表示部9に出力する(ステップS7)。
以上のような構成によれば、ユーザの所望の表示画面を表示部9に出力することにより、ユーザの操作性をより向上させることができる。
尚、ICタグ130に記憶された情報を用いて、表示画面を自動的に切り替えるように構成しても良い。図8は、ICタグ130に記憶された情報を用いて、表示画面を自動的に切り替える処理の手順を示すフローチャートである。例えば、ユーザが、ICタグ130とリーダ/ライタ13とが通信可能な範囲にICタグ130を画像処理装置1に近づけると、画像処理装置1のリーダ/ライタ13は、ICタグ130と通信を開始し、ICタグ130に記憶された情報を読み出し、これをシステム制御部2に供給する。システム制御部2は、リーダ/ライタ13から供給された情報を取得すると(ステップS20:YES)、当該情報を解析し(ステップS21)、解析結果に応じた表示画面を表示部9に出力する。具体的には、例えば、当該情報に高齢者情報が含まれている場合、システム制御部2は、拡大表示画面を表示部9に出力する(ステップS22)。また、リーダ/ライタ13から供給された情報に、障害者情報として、例えば、「視覚障害1」を示す情報が含まれている場合、音声ガイダンス画面を表示部9に出力する。
また、リーダ/ライタ13から供給された情報に表示画面情報が含まれる場合、システム制御部2は、当該表示画面情報によって特定される表示画面を表示部9に出力するように構成しても良い。解析結果に応じて表示対象の表示画面が複数ある場合、それらの表示画面の画面名をリスト化した選択対象リストを表示部9に出力するように構成しても良い。
また、音声ガイダンス画面のみならず、上述の各表示画面の出力と共に、各表示画面における操作を補助するための音声を出力する音声出力機能を実現させるように構成しても良い。具体的には、音声出力部11には、音声ガイダンス画面に対応した音声データのみならず、上述の各表示画面において行う各種出力条件の設定の手順を案内する旨の音声を表す音声データを各表示画面の画面番号と対応付けて各々記憶させる。そして、システム制御部2は、ユーザによって選択された表示画面を表示部9に出力するとともに、ユーザが操作部8を操作して、音声の出力を指示する操作入力を行うと、当該表示画面の画面番号に対応する音声データによって表される音声を音声出力部11に出力する。そして、当該音声出力時には、当該表示画面において、ユーザが操作部8を操作する際、例えば、操作部8の操作キーを所定時間以上押下することにより、各種出力条件の設定を確定するよう制御する。
また、例えば、リーダ/ライタ13から供給された情報に、障害者情報として「全盲」を示す情報が含まれている場合にのみ、システム制御部2は、表示画面を切り替えるのではなく、上述の音声出力機能を実現させるように構成しても良い。
このような構成によれば、障害者や高齢者などのユーザにとっても画像処理装置1を操作し易くなり、誤操作を低減することができる。従って、本実施の形態においては、視覚障害者などのユーザにとっても使い易いユーザインターフェイスを提供可能であり、ユーザの利便性を向上させることができる。
(2−2)履歴情報処理
次に、表示部9に出力した表示画面の使用履歴を示す履歴情報を更新又は生成する処理について説明する。図9は、履歴情報を更新又は生成する処理の手順を示すフローチャートである。システム制御部2は、ステップS5の処理後、ユーザのIDを取得済か否かを判定する(ステップS10)。当該判定結果が否定的である場合(ステップS10:NO)、システム制御部2は、ユーザのIDの入力を要求するメッセージを表示部9に出力する(ステップS11)。そして、ユーザが、ICタグ130とリーダ/ライタ13とが通信可能な範囲にICタグ130を画像処理装置1に近づけると、画像処理装置1のリーダ/ライタ13は、ICタグ130と通信を行い、ICタグ130に記憶されたIDを読み出し、これをシステム制御部2に供給する。システム制御部2は、リーダ/ライタ13から供給されたユーザのIDを取得すると、次いで、当該IDが利用対象となるユーザのIDとして記憶媒体10に記憶されているか否かを判定する(ステップS12)。当該判定結果が肯定的である場合(ステップS12:YES)、システム制御部2は、当該IDを認証し、次いで、当該IDに対応付けられて記憶媒体10に記憶されている履歴情報を参照して、履歴情報を更新又は生成する(ステップS13)。具体的には、ステップS5で表示部9に出力した表示画面の画面番号が当該IDと既に対応付けられている場合、システム制御部2は、当該ID及び当該画面番号に対応する使用頻度の値を1つインクリメントし、当該画面番号が当該IDと対応付けられていない場合、当該画面番号を当該IDに対応付けて記憶媒体10に記憶させると共に、当該ID及び当該画面番号に対応する使用頻度の値を「1」にする。そして、システム制御部2は、ユーザからの操作入力を待機する待機状態となる。ステップS12の判定結果が否定的である場合(ステップS12:NO)も同様に、待機状態となる。
次に、表示部9に出力した表示画面の使用履歴を示す履歴情報を更新又は生成する処理について説明する。図9は、履歴情報を更新又は生成する処理の手順を示すフローチャートである。システム制御部2は、ステップS5の処理後、ユーザのIDを取得済か否かを判定する(ステップS10)。当該判定結果が否定的である場合(ステップS10:NO)、システム制御部2は、ユーザのIDの入力を要求するメッセージを表示部9に出力する(ステップS11)。そして、ユーザが、ICタグ130とリーダ/ライタ13とが通信可能な範囲にICタグ130を画像処理装置1に近づけると、画像処理装置1のリーダ/ライタ13は、ICタグ130と通信を行い、ICタグ130に記憶されたIDを読み出し、これをシステム制御部2に供給する。システム制御部2は、リーダ/ライタ13から供給されたユーザのIDを取得すると、次いで、当該IDが利用対象となるユーザのIDとして記憶媒体10に記憶されているか否かを判定する(ステップS12)。当該判定結果が肯定的である場合(ステップS12:YES)、システム制御部2は、当該IDを認証し、次いで、当該IDに対応付けられて記憶媒体10に記憶されている履歴情報を参照して、履歴情報を更新又は生成する(ステップS13)。具体的には、ステップS5で表示部9に出力した表示画面の画面番号が当該IDと既に対応付けられている場合、システム制御部2は、当該ID及び当該画面番号に対応する使用頻度の値を1つインクリメントし、当該画面番号が当該IDと対応付けられていない場合、当該画面番号を当該IDに対応付けて記憶媒体10に記憶させると共に、当該ID及び当該画面番号に対応する使用頻度の値を「1」にする。そして、システム制御部2は、ユーザからの操作入力を待機する待機状態となる。ステップS12の判定結果が否定的である場合(ステップS12:NO)も同様に、待機状態となる。
(2−3)表示画面登録処理
次に、表示画面を表す表示画面データを記憶媒体10に登録する処理について説明する。図10は、表示画面を表す表示画面データを記憶媒体10に登録する処理の手順を示すフローチャートである。
次に、表示画面を表す表示画面データを記憶媒体10に登録する処理について説明する。図10は、表示画面を表す表示画面データを記憶媒体10に登録する処理の手順を示すフローチャートである。
上述したように、表示部9に出力する対象の表示画面をステップS4でユーザが選択した場合、システム制御部2は、当該表示画面を表示部9に出力する。そして、当該表示画面において、ユーザが操作部8を操作して、各種出力条件を設定して、コピー処理を指示する操作入力を行った場合、システム制御部2は、当該操作入力を受け付け、当該操作入力に従ったコピー処理を行う(ステップS30)。そして、コピー処理の完了後(ステップS31:YES)、ユーザが操作部8を操作して、現在の表示画面を保存する操作入力を行った場合(ステップS32:YES)、システム制御部2は、当該操作入力を受け付けると、上述のステップS10〜S12の処理を行い、ユーザのIDを取得して、当該IDを認証するか否かを判定する。当該IDを認証する場合(ステップS12:YES)、システム制御部2は、当該表示画面の保存を確認するメッセージを表示部9に出力する。そして、当該メッセージに応答して、ユーザが操作部8を操作して、当該表示画面の保存を承認する操作入力を行った場合(ステップS33:YES)、システム制御部2は、当該操作入力を受け付け、当該表示画面を表す表示画面データを記憶媒体10に記憶させる(ステップS34)。また、ユーザが操作部8を操作して当該表示画面の保存をキャンセルする操作入力を行った場合(ステップS35:YES)、又は、一定時間内に表示画面の保存を指示する操作入力或いは表示画面の保存をキャンセルする操作入力も行われない場合(ステップS36:YES)、システム制御部2は、ユーザからの操作入力を待機する待機状態となる。
以上のようして、ユーザは、自身の使用した表示画面を画像処理装置1に登録することができることにより、次回に当該画像処理装置1を利用する際に、当該登録した表示画面を使用すれば、より簡単に当該画像処理装置1を操作することができる。このため、ユーザの利便性を向上させることができる。
(2−4)表示画面削除処理
次に、記憶媒体10に記憶された表示画面データを削除する処理について説明する。図11は、記憶媒体10に記憶された表示画面データを削除する処理の手順を示すフローチャートである。
次に、記憶媒体10に記憶された表示画面データを削除する処理について説明する。図11は、記憶媒体10に記憶された表示画面データを削除する処理の手順を示すフローチャートである。
画像処理装置1が待機状態であるとき、ユーザが、操作部8を操作して、表示画面を削除する操作を行った場合、システム制御部2は、当該操作入力を受け付けると、記憶媒体10に記憶された表示画面データを参照して、削除可能な表示画面、即ち、セキュリティフラグ「0」が対応付けられた表示画面を検索し、当該表示画面の画面名を示す削除対象リストを表示部9に出力する(ステップS40)。ユーザが、操作部8を操作して、削除対象リストの中から削除対象の表示画面を選択する操作入力を行った場合(ステップS41:YES)、システム制御部2は、当該操作入力を受け付けると、次いで、上述のステップS10〜S12と同様にして、ユーザのIDを取得して、当該IDを認証するか否かを判定する。当該IDを認証する場合(ステップS12:YES)、システム制御部2は、当該表示画面の削除を確認するメッセージを表示部9に出力する(ステップS42)。そして、当該メッセージに応答して、ユーザが操作部8を操作して削除を承認する操作入力を行った場合(ステップS43:YES)、システム制御部2は、当該操作入力を受け付け、当該表示画面を表す表示画面データを記憶媒体10から削除する(ステップS44)。その後、システム制御部2は、削除可能な表示画面の画面名を示す削除対象リストを表示部9に再度出力する(ステップS45)。そして、一定時間内にユーザからの操作入力がない場合(ステップS46:YES)、システム制御部2は、デフォルト表示画面を表示部9に出力し(ステップS47)、待機状態となる。また、ステップS41で、削除対象の表示画面が選択されなかった場合(ステップS41:NO)、または、ステップS12で、IDを認証しない場合(ステップS12:NO)、ステップS43で、削除を承認する操作入力がなかった場合(ステップS43:NO)も同様にして、システム制御部2は、デフォルト表示画面を表示部9に出力し、待機状態となる。
以上のような構成によれば、削除可能な表示画面データのみ、ユーザの意思に応じて、記憶媒体10から削除することができる。このため、ユーザの利便性を考慮しつつ、記憶媒体10のメモリ容量を抑えることができる。
(2−5)履歴情報を用いた表示画面の切り替え処理
次に、履歴情報を用いて表示画面を切り替える処理の手順について説明する。図12は、履歴情報を用いて表示画面を切り替える処理の手順を示すフローチャートである。
次に、履歴情報を用いて表示画面を切り替える処理の手順について説明する。図12は、履歴情報を用いて表示画面を切り替える処理の手順を示すフローチャートである。
システム制御部2は、待機状態であるとき、上述と同様にしてICタグ130に記憶されたユーザのIDを取得すると(ステップS50)、上述のステップS12と同様にして、当該IDを認証するか否かを判定する。当該判別結果が肯定的である場合(ステップS12:YES)、システム制御部2は、当該IDに対応するユーザの表示画面の使用履歴を示す履歴情報を記憶媒体10から読み出す(ステップS51)。そして、システム制御部2は、当該履歴情報を参照して、使用頻度の一番高い表示画面を検索し、当該使用頻度の一番高い表示画面に切り替えるか否かを問い合わせるメッセージを表示部9に出力する(ステップS52)。ユーザが、当該メッセージに応答して、使用頻度の一番高い表示画面に表示を切り替える操作入力を行った場合(ステップS53:YES)、システム制御部2は、当該操作入力を受け付け、当該表示画面を表示部9に出力する(ステップS54)。また、ステップS52でメッセージの出力後、一定時間内にユーザからの操作入力がなかった場合は、システム制御部2は、次いで、デフォルト表示画面を出力するか、又は、使用頻度が2番目に高い表示画面に切り替えるかを問い合わせるメッセージを表示部9に出力する(ステップS55)。ユーザが、当該メッセージに応答して、使用頻度が2番目に高い表示画面に表示を切り替える操作入力を行った場合(ステップS56:YES)、システム制御部2は、当該操作入力を受け付け、記憶媒体10から読み出した履歴情報において使用頻度が2番目に高い表示画面を検索して、当該表示画面を表示部9に出力する(ステップS57)。また、ステップS56でメッセージの表示後、使用頻度が2番目に高い表示画面に表示を切り替える操作入力がなかった場合、又は、ステップS12でIDを認証しない場合(ステップS12:NO)、システム制御部2は、デフォルト表示画面を表示部9に出力して(ステップS58)、待機状態となる。
以上のような構成によれば、ユーザの使用頻度の高い表示画面に切り替えることで、ユーザにとって使い勝手の良いユーザインターフェイスを提供することができる。このため、ユーザの利便性をより向上させることができる。即ち、本実施の形態においては、ユーザの手を煩わせることなく、各ユーザがそれぞれ慣れ親しんだ表示画面を出力することができ、ユーザの利便性を向上させることができる。
尚、ステップS52では、表示部9には、上述のメッセージではなく、使用頻度の高い表示画面の画面名を示す使用履歴リストを出力し、当該使用履歴リストの中から、表示を切り替える対象の表示画面をユーザに選択させるように構成しても良い。
(3)変形例
また、上述した各実施の形態に限定されるものではなく、以下に例示するような種々の変形が可能である。
また、上述した各実施の形態に限定されるものではなく、以下に例示するような種々の変形が可能である。
<変形例1>
本実施形態の画像処理装置1のシステム制御部2が実行する各種制御プログラムを、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記憶媒体に記録して提供するように構成しても良い。また、当該各種制御プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。
本実施形態の画像処理装置1のシステム制御部2が実行する各種制御プログラムを、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記憶媒体に記録して提供するように構成しても良い。また、当該各種制御プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。
<変形例2>
上述の実施の形態においては、画像処理装置1は、コピー機能及びFAX通信機能を実現させるものとし、コピー機能に係る表示画面を切り替える場合について説明した。しかし、本実施の形態においては、これに限らず、FAX通信機能においても上述と同様にして、表示画面を切り替えるように構成しても良い。また、画像処理装置1は、プリンタ機能を備えるように構成しても良く、プリンタ機能においても上述と同様にして、表示画面を切り替えるように構成しても良い。また、画像処理装置1は、コピー機能、FAX通信機能及びプリンタ機能のうちいずれか1つを実現させるものであっても良いし、画像処理可能な情報処理装置であっても良い。また、表示画面は、上述のものに限らず、表示画面のレイアウトは様々なものであっても良いし、表示画面において設定可能な出力条件の組み合わせは様々であっても良い。
上述の実施の形態においては、画像処理装置1は、コピー機能及びFAX通信機能を実現させるものとし、コピー機能に係る表示画面を切り替える場合について説明した。しかし、本実施の形態においては、これに限らず、FAX通信機能においても上述と同様にして、表示画面を切り替えるように構成しても良い。また、画像処理装置1は、プリンタ機能を備えるように構成しても良く、プリンタ機能においても上述と同様にして、表示画面を切り替えるように構成しても良い。また、画像処理装置1は、コピー機能、FAX通信機能及びプリンタ機能のうちいずれか1つを実現させるものであっても良いし、画像処理可能な情報処理装置であっても良い。また、表示画面は、上述のものに限らず、表示画面のレイアウトは様々なものであっても良いし、表示画面において設定可能な出力条件の組み合わせは様々であっても良い。
また、上述の実施の形態においては、画像処理装置1は、操作部8、表示部9及び音声出力部11を備える構成とした。しかし、画像処理装置1は、これらを備えるのではなく、これらと有線又は無線により接続される構成であっても良い。
<変形例3>
上述の実施形態においては、表示画面に関する履歴情報を記憶媒体10に記憶させるように構成したが、各ユーザのICタグ130に履歴情報を各々記憶させるように構成しても良い。
上述の実施形態においては、表示画面に関する履歴情報を記憶媒体10に記憶させるように構成したが、各ユーザのICタグ130に履歴情報を各々記憶させるように構成しても良い。
<変形例4>
また、上述の実施形態においては、システム制御部2が、ユーザのIDをICタグ130から取得するように構成したが、ユーザが操作部8を操作することにより入力されたIDを取得するように構成しても良い。
また、上述の実施形態においては、システム制御部2が、ユーザのIDをICタグ130から取得するように構成したが、ユーザが操作部8を操作することにより入力されたIDを取得するように構成しても良い。
<変形例5>
また、ユーザが選択して、ステップS5で表示部9に出力した表示画面に関する情報を記憶媒体10ではなく、ICタグ130に記憶させるように構成しても良い。具体的には、ユーザが、ICタグ130とリーダ/ライタ13とが通信可能な範囲にICタグ130を画像処理装置1に近づけて、操作部8を操作して、ICタグ130への情報の書き込みを指示する操作入力を行った場合、システム制御部2は、当該操作入力を受け付けると、ステップS5でユーザが選択した表示画面に関する情報として、当該表示画面を表す表示画面データや、又は、当該表示画面を特定するための上述の画面番号を、リーダ/ライタ13を介してICタグ130に書き込む。又は、ユーザが、ICタグ130とリーダ/ライタ13とが通信可能な範囲にICタグ130を画像処理装置1に近づけると、操作部8を介したユーザからの操作入力がなくても、システム制御部2は、当該情報をICタグ130に書き込むようにしても良い。
また、ユーザが選択して、ステップS5で表示部9に出力した表示画面に関する情報を記憶媒体10ではなく、ICタグ130に記憶させるように構成しても良い。具体的には、ユーザが、ICタグ130とリーダ/ライタ13とが通信可能な範囲にICタグ130を画像処理装置1に近づけて、操作部8を操作して、ICタグ130への情報の書き込みを指示する操作入力を行った場合、システム制御部2は、当該操作入力を受け付けると、ステップS5でユーザが選択した表示画面に関する情報として、当該表示画面を表す表示画面データや、又は、当該表示画面を特定するための上述の画面番号を、リーダ/ライタ13を介してICタグ130に書き込む。又は、ユーザが、ICタグ130とリーダ/ライタ13とが通信可能な範囲にICタグ130を画像処理装置1に近づけると、操作部8を介したユーザからの操作入力がなくても、システム制御部2は、当該情報をICタグ130に書き込むようにしても良い。
<変形例6>
本実施の形態においては、ICタグ130に記憶される表示画面情報としては、使用頻度の高い表示画面の画面情報のみを記憶させるようにしても良い。また、表示画面情報と共に、当該表示画面の使用履歴を示す履歴情報も記憶させるように構成しても良い。また、履歴情報及び障害者情報を共にICタグ130に記憶させる場合は、いずれの情報を優先させて表示画面を表示部9に出力するかを予め設定しておけば良い。
本実施の形態においては、ICタグ130に記憶される表示画面情報としては、使用頻度の高い表示画面の画面情報のみを記憶させるようにしても良い。また、表示画面情報と共に、当該表示画面の使用履歴を示す履歴情報も記憶させるように構成しても良い。また、履歴情報及び障害者情報を共にICタグ130に記憶させる場合は、いずれの情報を優先させて表示画面を表示部9に出力するかを予め設定しておけば良い。
<変形例7>
ユーザが複数の障害を有している場合、当該ユーザのIDに対応して、複数の障害者情報がICタグ130のメモリに記憶されるように構成しても良い。また、複数の障害者情報や、上述の高齢者情報の組み合わせによって、システム制御部2が、ユーザにとって最適な表示画面を自動的に選択するように構成しても良い。具体的には、複数の障害者情報や高齢者情報との組み合わせに対し、表示画面データを各々対応付けて記憶媒体10に記憶させておく。システム制御部2は、ICタグ130に記憶された障害者情報や高齢者情報を取得すると、これらの組み合わせに対応付けられて記憶されている表示画面データを記憶媒体10の中から選択して、当該表示画面データによって表される表示画面を表示部9に出力する。
ユーザが複数の障害を有している場合、当該ユーザのIDに対応して、複数の障害者情報がICタグ130のメモリに記憶されるように構成しても良い。また、複数の障害者情報や、上述の高齢者情報の組み合わせによって、システム制御部2が、ユーザにとって最適な表示画面を自動的に選択するように構成しても良い。具体的には、複数の障害者情報や高齢者情報との組み合わせに対し、表示画面データを各々対応付けて記憶媒体10に記憶させておく。システム制御部2は、ICタグ130に記憶された障害者情報や高齢者情報を取得すると、これらの組み合わせに対応付けられて記憶されている表示画面データを記憶媒体10の中から選択して、当該表示画面データによって表される表示画面を表示部9に出力する。
以上のように、本発明にかかる画像処理装置は、画像の出力の際に出力条件を設定するための表示画面を利用する技術に用いて好適である。
1 画像処理装置
2 システム制御部(操作入力受付手段、制御手段、使用頻度算出手段)
3 システムメモリ
4 パラメータメモリ
5 時計回路
6 画像読取部
7 書き込み部
8 操作部
9 表示部
10 記憶媒体(記憶手段)
11 音声出力部
12 電源部
13 リーダ/ライタ(通信手段)
14 FAX通信部
15 ネットワーク通信部
130 ICタグ(携帯記憶媒体)
2 システム制御部(操作入力受付手段、制御手段、使用頻度算出手段)
3 システムメモリ
4 パラメータメモリ
5 時計回路
6 画像読取部
7 書き込み部
8 操作部
9 表示部
10 記憶媒体(記憶手段)
11 音声出力部
12 電源部
13 リーダ/ライタ(通信手段)
14 FAX通信部
15 ネットワーク通信部
130 ICタグ(携帯記憶媒体)
Claims (5)
- ユーザからの操作入力を受け付ける操作入力受付手段と、
画像の出力に関する各種出力条件の設定を行うための画面であって、表示態様の異なる複数の表示画面を各々表す表示画面データを記憶する記憶手段と、
前記複数の表示画面のうちいずれかの表示画面を選択する操作入力を前記操作入力受付手段が受け付けた場合、当該選択された表示画面を表す表示画面データを前記記憶手段から読み出して、当該選択された表示画面を表示手段に出力する制御手段とを備える
ことを特徴とする画像処理装置。 - 前記記憶手段は、前記複数の表示画面のうち所定の表示画面において行う各種出力条件の設定の手順を案内する旨の音声を表す音声データを記憶し、
前記制御手段は、前記所定の表示画面を選択する操作入力を前記操作入力受付手段が受け付けた場合、当該選択された表示画面を表す表示画面データを前記記憶手段から読み出して、当該表示画面を表示手段に出力すると共に、前記記憶手段に記憶された音声データを読み出して、当該音声データを音声出力手段に出力する
ことを特徴とする請求項1に記載される画像処理装置。 - ユーザに付与された識別情報を記憶する携帯記憶媒体と無線通信を行い、当該携帯記憶媒体に記憶された識別情報を読み出す通信手段と、
前記複数の表示画面のうちいずれかの表示画面を選択する操作入力を前記操作入力受付手段が受け付けた場合、当該選択された表示画面の使用頻度を算出して、当該使用頻度を当該表示画面及び前記通信手段が前記携帯記憶媒体から読み出した識別情報に対応付けて前記記憶手段に記憶させる使用頻度算出手段とを備える
ことを特徴とする請求項1に記載される画像処理装置。 - 前記制御手段は、前記通信手段が前記携帯記憶媒体から識別情報を読み出した場合、前記記憶手段に記憶された当該識別情報に対応付けられた各表示画面の使用頻度に基づいて、前記複数の表示画面の中から表示画面を選択して、当該選択した表示画面を前記表示手段に出力するか否かを問い合わせるメッセージを前記表示手段に出力し、当該メッセージに肯定的に応答する操作入力を前記操作入力受付手段が受け付けた場合、当該表示画面を表す表示画面データを前記記憶手段から読み出し、当該選択した表示画面を表示手段に出力する
ことを特徴とする請求項3に記載される画像処理装置。 - 前記携帯記憶媒体には、前記ユーザの属性を表す属性情報が記憶され、
前記通信手段は、前記携帯記憶媒体と無線通信を行い、当該携帯記憶媒体に記憶された属性情報を読み出し、
前記制御手段は、前記通信手段が前記携帯記憶媒体から前記属性情報を読み出した場合、当該属性情報に基づいて、前記複数の表示画面の中から表示対象の表示画面を選択して、当該選択した表示画面を表す表示画面データを前記記憶手段から読み出し、当該選択した表示画面を表示手段に出力する
ことを特徴とする請求項1に記載される画像処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006311769A JP2008131188A (ja) | 2006-11-17 | 2006-11-17 | 画像処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006311769A JP2008131188A (ja) | 2006-11-17 | 2006-11-17 | 画像処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2008131188A true JP2008131188A (ja) | 2008-06-05 |
Family
ID=39556636
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006311769A Pending JP2008131188A (ja) | 2006-11-17 | 2006-11-17 | 画像処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008131188A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009302921A (ja) * | 2008-06-13 | 2009-12-24 | Kyocera Mita Corp | 表示制御プログラム、表示制御装置、及び画像形成システム |
JP2009302920A (ja) * | 2008-06-13 | 2009-12-24 | Kyocera Mita Corp | 画像形成システム |
JP2010267032A (ja) * | 2009-05-13 | 2010-11-25 | Canon Inc | Web環境で動作するシステム及びその制御方法 |
US9001374B2 (en) | 2008-06-13 | 2015-04-07 | Kyocera Mita Corporation | Image forming apparatus and display control device |
-
2006
- 2006-11-17 JP JP2006311769A patent/JP2008131188A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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