JPH1011690A - ハンディターミナル装置 - Google Patents

ハンディターミナル装置

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JPH1011690A
JPH1011690A JP16302096A JP16302096A JPH1011690A JP H1011690 A JPH1011690 A JP H1011690A JP 16302096 A JP16302096 A JP 16302096A JP 16302096 A JP16302096 A JP 16302096A JP H1011690 A JPH1011690 A JP H1011690A
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JP
Japan
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transmission station
transmission
handy terminal
station
terminal device
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JP16302096A
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English (en)
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Makoto Takahashi
誠 高橋
Koichi Itagaki
孝一 板垣
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 同じハンディターミナルで複数の伝送ステー
ションそれぞれに接続して機器の操作ができるようにす
る。 【解決手段】 このハンディターミナルは、プラント設
備の各種機器を操作しようとする時、目的の機器の接続
されている伝送ステーション2iにハンディターミナル装
置3を接続することにより、ハンディターミナルが接続
された伝送ステーションのID記号を識別し、この識別
された伝送ステーションに対応して、その伝送ステーシ
ョンで操作すべき機器の操作画面を自動生成する。した
がって共通のハンディターミナルで、いずれの伝送ステ
ーションに接続してもその伝送ステーションに対応した
操作画面を生成して操作でき、1台のハンディターミナ
ル3で多数の伝送ステーション21,22,23,…それぞれに
接続してそれぞれの伝送ステーションに操作が割当てら
れている機器の操作が自在に行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種プラント制御
システムで、プロセスLANに設置されている複数の伝
送ステーションそれぞれに接続し、受け持ちのプロセス
機器の操作を行うハンディターミナル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、各種プラント制御システムで、プ
ロセスLANに設置されている複数の伝送ステーション
それぞれに接続し、そのプラント制御システムの中で使
用される操作用品を画面に表示して各種の機器を操作す
るハンディターミナル装置は、自装置を接続して操作す
る各伝送ステーションごとにそれ専用の操作用品画面情
報をメモリに書き込み、対応する伝送ステーションに対
してそれ専用のハンディターミナル装置を接続して機器
の操作を行うようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来のハンディターミナル装置では、伝送ステーション
とそれに接続すべきハンディターミナル装置とが一対一
の関係に設定されていたために、ハンディターミナル装
置の1つが故障した場合に他の伝送ステーションに接続
するために用意されているハンディターミナル装置を流
用することができず、バックアップ操作が困難である問
題点があった。またあらかじめバックアップ用にハンデ
ィターミナル装置を用意しようとすれば、伝送ステーシ
ョンごとにそれ専用のハンディターミナル装置を用意し
なければならず、不経済である問題点があった。
【0004】本発明はこのような従来の問題点に鑑みて
なされたもので、伝送ステーションごとに専用のハンデ
ィターミナル装置を用意しなくても、共通する1台のハ
ンディターミナル装置でそれを接続する伝送ステーショ
ンに応じた操作用品画面を自動的に生成、表示して機器
を操作することができるハンディターミナル装置を提供
することを目的とする。
【0005】本発明はまた、プロセスLANの1つの伝
送ステーションがダウンした場合でも他のバックアップ
可能な伝送ステーションに当該ハンディターミナル装置
を接続することによってダウンした伝送ステーションに
操作が割り当てられている機器に対する操作ができるハ
ンディターミナル装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明のハンデ
ィターミナル装置は、複数の伝送ステーションそれぞれ
に接続された機器を操作するための操作用品の図形情報
及び前記伝送ステーションごとにそれに接続されている
機器に対応する操作用品の組み合わせ情報を記憶するメ
モリと、自装置が接続されている前記伝送ステーション
のID記号を識別するステーションID識別部と、前記
ステーションID識別部が識別した伝送ステーションに
対応して、前記メモリにアクセスして該当する操作用品
の組み合わせ情報とその操作用品の図形情報とを呼出し
て操作画面を生成する操作画面作成部とを備えたもので
ある。
【0007】この請求項1の発明のハンディターミナル
装置では、プラント設備の各種機器を操作しようとする
時、目的の機器の接続されている伝送ステーションにハ
ンディターミナル装置を接続することにより、ステーシ
ョンID識別部が自装置の接続されている伝送ステーシ
ョンのID記号を識別し、この識別された伝送ステーシ
ョンに対応して、操作画面作成部がメモリにアクセスし
て該当する操作用品の組み合わせ情報とその操作用品の
図形情報とを呼出して操作画面を生成する。
【0008】したがって共通のハンディターミナル装置
で、いずれの伝送ステーションに接続してもその伝送ス
テーションに対応した操作画面を自動的に生成して操作
できるようになり、伝送ステーションごとにそれ専用の
ハンディターミナル装置を用意しなくて、1台のハンデ
ィターミナル装置で多数の伝送ステーションそれぞれに
接続してそれぞれの伝送ステーションに操作が割り当て
られた機器の操作が自在に行えるようになる。
【0009】請求項2の発明は、請求項1のハンディタ
ーミナル装置において、前記メモリが前記複数の伝送ス
テーションにおける相互にバックアップが可能な伝送ス
テーションの組み合わせ情報を記憶し、前記操作画面作
成部が自装置の接続されている伝送ステーションから他
の伝送ステーションのダウン情報を受けた時に前記伝送
ステーションの組み合わせ情報にアクセスして自装置の
接続されている伝送ステーションがそのダウンした伝送
ステーションのバックアップが可能な伝送ステーション
である時、そのダウンした伝送ステーションに成りすま
す機能を有するものである。
【0010】この請求項2の発明のハンディターミナル
装置では、いずれかの伝送ステーションがダウンした場
合、他のバックアップ可能な伝送ステーションに当該ハ
ンディターミナル装置を接続することにより、操作画面
作成部が自装置の接続されている伝送ステーションから
他の伝送ステーションのダウン情報を受けた時に伝送ス
テーションの組み合わせ情報にアクセスして、自装置の
接続されている伝送ステーションがダウンした伝送ステ
ーションのバックアップが可能な伝送ステーションであ
ると判断し、そのダウンした伝送ステーションに成りす
ます。
【0011】したがって、いずれかの伝送ステーション
がダウンしても他のバックアップ可能な伝送ステーショ
ンにこのハンディターミナル装置を接続してダウンした
伝送ステーションの接続されている機器の操作を行うこ
とができるようになる。
【0012】請求項3の発明は、請求項1又は2のハン
ディターミナル装置において、前記メモリに記憶する複
数の伝送ステーションそれぞれに接続された機器を操作
するための操作用品の図形情報及び前記伝送ステーショ
ンごとにそれに接続されている機器に対応する操作用品
の組み合わせ情報を、センタから前記伝送ステーション
を通じてダウンロードするダウンロード手段を備えたも
のである。
【0013】この請求項3の発明のハンディターミナル
装置では、ダウンロード手段がメモリに記憶すべき複数
の伝送ステーションそれぞれに接続された機器を操作す
るための操作用品の図形情報と伝送ステーションごとに
それに接続されている機器に対応する操作用品の組み合
わせ情報とを親機からダウンロードしてメモリに記憶さ
せて現場に持っていけば、いずれの伝送ステーションに
接続してもメモリに記憶された情報に基づいて自装置の
接続されている伝送ステーションに対応した操作画面を
作成し、機器の操作ができるようになる。
【0014】したがって、同じハンディターミナル装置
によって異なるプラント設備の種々の機器の操作を行う
ことが可能となり、ハンディターミナル装置の汎用性が
さらに向上する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて詳説する。図1は本発明の第1の実施の形態の
ハンディターミナル装置の機能構成を示しており、プロ
セスLAN1に設置されている多数の伝送ステーション
(STN)2i(以下、ステーションIDを識別する場
合、i=1,2,3,…を付して区別する)に接続する
ハンディターミナル装置3は、データ信号の入出力を行
う入出力処理部(I/O)4、このハンディターミナル
装置を用いるプラント設備の全体、あるいは大規模なプ
ラント設備ではメモリ容量に応じて適当に分割した1つ
のパートに属する複数の伝送ステーションそれぞれに接
続されている機器の操作用品情報と、各伝送ステーショ
ンごとに表示すべき操作画面情報と、その他、制御プロ
グラム情報などを記憶するメモリ5と、操作のためのキ
ーボード及びタッチパネルのようなポインティングデバ
イスで構成される操作部6と、操作画面を表示する表示
部7と、入出力処理部4を通じて伝送ステーション2i
から入力されるデータをメモリ5に保存し、またメモリ
5に格納されているデータに基づき、接続されている伝
送ステーション2iに対応した操作画面を作成して表示
部7に表示させ、さらに操作部6による操作入力を受け
付けて必要な演算処理を行い、また入出力処理部4を通
じて伝送ステーション2iにデータ信号を出力する制御
演算処理部8から構成されている。
【0016】このような構成のハンディターミナル装置
3は、図2に示すようにスキャン伝送方式を採用したプ
ロセスLAN1に接続されている各伝送ステーション2
1,22,…,2i,…のいずれにも接続して使用する
ことができるが、その一つの伝送ステーション2iに接
続して使用する場合の動作について、図4のフローチャ
ートに基づいて説明する。
【0017】このハンディターミナル装置3を現場に携
行するのに先立ってホストコンピュータから入出力処理
部4を通じてメモリ5に必要なデータをダウンロードさ
せる(ステップS1)。このメモリ5にダウンロードす
るデータは図3に示すようなもので、このハンディター
ミナル装置3を使用するプラント設備の各種機器を操作
するのに必要な操作用品1〜操作用品nの図形データD
1と、これらの操作用品1〜操作用品nを種々組み合わ
せて構成される操作画面1〜操作画面mのデータD2
と、伝送ステーション21,22,…,2i,…ごとに
用いる操作画面の組み合わせデータD3から成る。
【0018】こうして必要なデータをメモリ5にダウン
ロードした後、このハンディターミナル装置3をプラン
ト設備の現場に携行し、伝送ステーション21,22,
…,2i,…のいずれかに接続する(ステップS2)。
いま、伝送ステーション2iに接続したとすれば、入出
力処理部4を通じて制御演算処理部8が伝送ステーショ
ン2iを識別するステーションID番号を取り込み、接
続された伝送ステーション2iを特定する(ステップS
3)。
【0019】接続された伝送ステーション2iを特定す
ると、次に、その伝送ステーション2iで使用する操作
画面をデータD3から読み出し、このデータD3に登録
されている操作画面を操作画面データD2から呼出し、
これを接続ステーション用操作画面として用意する。例
えば、図3では、操作画面1は操作用品1〜操作用品3
から構成され、操作画面mは操作用品n−3〜操作用品
n−1から構成され、伝送ステーション21に対応して
操作画面1と操作画面2が用意され、伝送ステーション
2rに対しては操作画面m−1と操作画面mが用意され
ることを示している。
【0020】こうしてある伝送ステーション2iにハン
ディターミナル装置3を接続し、その伝送ステーション
2i用の操作画面が準備されると、その操作画面を表示
部7に表示する(ステップS4)。ここで複数の操作画
面が準備される場合には、それらの複数の操作画面の間
で切換表示ができるようにしている。
【0021】接続された伝送ステーション2iに対応す
る操作画面が表示部7に表示されると、制御演算処理部
8は操作画面に表示されている操作用品の状態情報を伝
送ステーション2iから入出力処理部4を通じて読込
み、対応する操作用品の表示画面上の位置の近く表示さ
せる(ステップS5)。
【0022】また表示部7に表示されている操作用品に
対して操作部6でオン/オフ操作、アップ/ダウン操作
その他の所定の操作を行うと、制御演算処理部8はその
操作信号を入出力処理部4を通じて伝送ステーション2
iに送り出し、プロセスLAN1を通じて該当する機器
に伝送し、操作を行う(ステップS6)。
【0023】1つの伝送ステーションに対してその伝送
ステーションに対応した操作画面を表示して必要な操作
が完了すると、その伝送ステーションから接続を外して
他の伝送ステーションに移動することになる(ステップ
S7,S8)。
【0024】1つの伝送ステーション2iに対して接続
して使用したハンディターミナル装置3を他の伝送ステ
ーションに接続すれば、同じようにして接続された伝送
ステーションのID番号を識別してその伝送ステーショ
ンに対応した別の操作画面を用意して表示部7に表示さ
せ、あたらに接続された伝送ステーションに関連する機
器の操作状態を操作画面上に表示し、また操作部6で行
った操作情報を伝送ステーション、プロセスLANを通
じて該当する機器に伝送して操作する。
【0025】こうして、この実施の形態のハンディター
ミナル装置では、ホストコンピュータから監視制御対象
となるプラント設備の全体の操作画面情報をダウンロー
ドしてメモリ5に保存すれば、後はこのプラント設備に
設置されているプロセスLAN1に用意されているいず
れの伝送ステーションに接続しても自動的にその伝送ス
テーションのID番号を識別してその伝送ステーション
に必要な操作画面を生成して表示部7に表示し、操作部
6によって操作できるようになり、多数の伝送ステーシ
ョンが備わっているプラント設備に対しても、極端にい
えば、1台のハンディターミナル装置によって各機器の
操作が可能となる。
【0026】またホストコンピュータからこれから用い
ようとするプラント設備のハンディターミナル装置用の
情報をダウンロードしてメモリに保存できるようにして
いるため、別のプラント設備のホストコンピュータに同
じようにそのプラント設備のハンディターミナル装置用
の情報を用意させておけば、それをダウンロードして利
用することもでき、1種類のハンディターミナル装置を
多様なプラント設備で利用することができるようにな
り、量産によりハンディターミナル装置のコストの低廉
化を図ることができる。
【0027】次に、本発明の第2の実施の形態につい
て、図5及び図6に基づいて説明する。第2の実施の形
態のハンディターミナル装置の特徴は、伝送ステーショ
ンの1つがダウンした場合に、他の伝送ステーションに
ハンディターミナル装置を接続することによってダウン
した伝送ステーションに成りすまさせ、ダウンした伝送
ステーションと同じ働きをさせるようにした点にある。
【0028】ハンディターミナル装置の内部構成は図1
に示した第1の実施の形態のものと同様であるが、図6
に示すように、メモリ5が保存する情報には第1の実施
の形態と同様にプラント設備の全体の操作用品情報D1
と、操作画面とそれに表示する操作用品との組み合わせ
情報D2と、各伝送ステーションごとに表示すべき操作
画面情報D3に加えて、どの伝送ステーションによって
どの伝送ステーションをバックアップすることができる
のかを示すステーション間バックアップ情報D4があ
る。
【0029】また制御演算処理部8は、操作部6からバ
ックアップモードの指令を受けた時に、接続されている
伝送ステーションのコモンメモリからダウンした伝送ス
テーションを特定し、メモリ5に保存されているバック
アップステーション情報を参照して自ステーションでダ
ウンした伝送ステーションのバックアップができるか判
断し、バックアップ可能と判断した時に、現在接続され
ている伝送ステーションのID番号をダウンしたステー
ションのID番号に書き換えてダウンした伝送ステーシ
ョンに成りすまし、操作が行えるようにするバックアッ
プ処理機能を備えている。
【0030】そこでいま、図5に示すように伝送ステー
ション22(STN2)にハンディターミナル装置を接
続したところ、これがダウンしていたとし、これに代え
てそのバックアップが可能な伝送ステーション24(S
TN4)に接続したハンディターミナル装置3によって
伝送ステーション22に成りすまして伝送ステーション
22に関連する機器の操作を行う場合の動作を、図7の
フローチャートに基づいて説明する。
【0031】ハンディターミナル装置3を伝送ステーシ
ョン24に接続したところで操作部6によってバックア
ップモードに切り換える指令を入力すると、制御演算処
理部8は自装置をバックアップモードに切り換える(ス
テップS11)。
【0032】そして入出力処理部4に伝送ステーション
24のコモンメモリにアクセスさせて各伝送ステーショ
ンの状態情報を読み出させ、これに基づいてダウンした
伝送ステーションがあるかないか判定し(ステップS1
2)、ダウンした伝送ステーションがあれば(ここでは
伝送ステーション22がダウンしているとする)その伝
送ステーション22が現在接続されている伝送ステーシ
ョン24によってバックアップ可能であるかどうか、メ
モリ5に保存されているステーション間バックアップ情
報D4に基づいて判定する(ステップS13)。
【0033】ここで現在接続している伝送ステーション
24によってダウンした伝送ステーション22のバック
アップが可能であると判断すれば、現在接続している伝
送ステーション24のID番号をダウンした伝送ステー
ション22のID番号に一時的に書き換えてダウンした
伝送ステーション22に成りすまさせる(ステップS1
4)。
【0034】こうして伝送ステーション24をダウンし
た伝送ステーション22に成りすまさせた後は、第1の
実施の形態と同様に、ダウンした伝送ステーション22
で使用する操作画面をデータD3から読み出し、このデ
ータD3に登録されている操作画面を操作画面データD
2から呼出して操作画面とし、表示部7に表示する(ス
テップS15)。
【0035】ダウンした伝送ステーション22に対応す
る操作画面が表示部7に表示されると、制御演算処理部
8は操作画面に表示されている操作用品の状態情報を、
現在接続している伝送ステーション24のコモンメモリ
に登録されているダウンした伝送ステーション22に対
応する機器の操作情報を入出力処理部4を通じて読込
み、対応する操作用品の表示画面上の位置の近くに表示
させる(ステップS16)。なおここで、プロセスLA
N1がスキャン伝送方式であるとき、各伝送ステーショ
ンのコモンメモリに接続されているすべての伝送ステー
ションの情報がステーションごとに登録されていて、い
ずれの伝送ステーションでも読み出すことができるので
ある。
【0036】また表示部7に表示されている操作用品に
対して操作部6でオン/オフ操作、アップ/ダウン操作
その他の所定の操作を行うと、制御演算処理部8はその
操作信号を入出力処理部4を通じて現在接続している伝
送ステーション24に送り出し、プロセスLAN1を通
じて該当する機器に伝送し、操作を行う(ステップS1
7)。
【0037】必要な操作が完了すると(ステップS1
8)、バックアップモードを解除するために伝送ステー
ション24の本来のID番号に戻し、本来の伝送ステー
ション24に復帰させ、バックアップモードを終了する
(ステップS19)。
【0038】同じようにして、図5の例では伝送ステー
ション21と伝送ステーション23との間でも相互にバ
ックアップ動作することができる。
【0039】なお、上記の実施の形態ではホストコンピ
ュータからプラント設備に関連する操作用品をダウンロ
ードするようにしたが、このような構成にすれば、それ
ぞれのプラント設備に必要な操作用品をホストコンピュ
ータからダウンロードすることによって異なったプラン
ト設備に同じハンディターミナル装置を利用することも
でき、ハンディターミナル装置の量産が可能となってコ
ストの低廉化が可能となる。
【0040】また上記の実施の形態では1つのプラント
設備の全体の操作用品をメモリに保存するようにした
が、メモリ容量を小さくする必要があれば、プラント設
備をいくつかの複数の部分に分けて、それぞれのパート
に応じた操作用品をメモリに登録する構成とすることも
でき、これによっても分割されたパートに設置されてい
る多数の伝送ステーションに対して共通のハンディター
ミナル装置を用いることができ、従来のように伝送ステ
ーションごとに異なったハンディターミナル装置を接続
する必要がなく、保守性、操作性に優れたものとなる。
【0041】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明によれば、
プラント設備の各種機器を操作しようとする時、目的の
機器の接続されている伝送ステーションにハンディター
ミナル装置を接続することにより、ステーションID識
別部が接続された伝送ステーションのID記号を識別
し、この識別された伝送ステーションに対応して、操作
画面作成部がメモリにアクセスして該当する操作用品の
組み合わせ情報とその操作用品の図形情報を呼出して操
作画面を生成するようにしたので、共通のハンディター
ミナル装置で、いずれの伝送ステーションに接続しても
その伝送ステーションに対応した操作画面を自動的に生
成して操作でき、伝送ステーションごとにそれ専用のハ
ンディターミナル装置を用意しなくても、1台のハンデ
ィターミナル装置で多数の伝送ステーションそれぞれに
接続してそれぞれの伝送ステーションに操作が割り当て
られた機器の操作を自在に行え、操作性、保守性が向上
し、また量産によるコスト低下も図ることができる。
【0042】請求項2の発明によれば、いずれかの伝送
ステーションがダウンした場合、他のバックアップ可能
な伝送ステーションにハンディターミナル装置を接続す
ることにより、操作画面作成部が自装置の接続されてい
る伝送ステーションから他の伝送ステーションのダウン
情報を受けた時に伝送ステーションの組み合わせ情報に
アクセスして自装置の接続されている伝送ステーション
がダウンした伝送ステーションのバックアップが可能な
伝送ステーションであると判断してそのダウンした伝送
ステーションに成りすますようにしたので、いずれかの
伝送ステーションがダウンしても他のバックアップ可能
な伝送ステーションにこのハンディターミナル装置を接
続してダウンした伝送ステーションの接続されている機
器の操作を行うことができ、操作性、保守性がいっそう
向上する。
【0043】請求項3の発明によれば、ダウンロード手
段がメモリに記憶すべき複数の伝送ステーションそれぞ
れに接続された機器を操作するための操作用品の図形情
報と伝送ステーションごとにそれに接続されている機器
に対応する操作用品の組み合わせ情報とを親機からダウ
ンロードしてメモリに記憶させるようにしたので、ダウ
ンロードする情報によって、同じハンディターミナル装
置でも異なるプラント設備の種々の機器の操作を行うこ
とが可能となり、ハンディターミナル装置の汎用性がさ
らに向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の機能構成を示すブ
ロック図。
【図2】上記の実施の形態のハンディターミナル装置を
伝送ステーションに接続した状態を示すブロック図。
【図3】上記の実施の形態におけるメモリの内容を示す
説明図。
【図4】上記の実施の形態の動作を示すフローチャー
ト。
【図5】本発明の第2の実施の形態のハンディターミナ
ル装置を伝送ステーションに接続した状態を示すブロッ
ク図。
【図6】上記の実施の形態におけるメモリの内容を示す
説明図。
【図7】上記の実施の形態の動作を示すフローチャー
ト。
【符号の説明】
1 プロセスLAN 21,22,…,2i,… 伝送ステーション 3 ハンディターミナル装置 4 入出力処理部 5 メモリ 6 操作部 7 表示部 8 制御演算処理部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の伝送ステーションそれぞれに接続
    された機器を操作するための操作用品の図形情報及び前
    記伝送ステーションごとにそれに接続されている機器に
    対応する操作用品の組み合わせ情報を記憶するメモリ
    と、 自装置が接続されている前記伝送ステーションのID記
    号を識別するステーションID識別部と、 前記ステーションID識別部が識別した伝送ステーショ
    ンに対応して、前記メモリにアクセスして該当する操作
    用品の組み合わせ情報とその操作用品の図形情報とを呼
    出して操作画面を生成する操作画面作成部とを備えて成
    るハンディターミナル装置。
  2. 【請求項2】 前記メモリは、前記複数の伝送ステーシ
    ョンにおける相互にバックアップが可能な伝送ステーシ
    ョンの組み合わせ情報を記憶し、 前記操作画面作成部は、自装置が接続されている伝送ス
    テーションから他の伝送ステーションのダウン情報を受
    けた時に前記伝送ステーションの組み合わせ情報にアク
    セスして自装置が接続されている伝送ステーションがそ
    のダウンした伝送ステーションのバックアップが可能な
    伝送ステーションである時、そのダウンした伝送ステー
    ションに成りすます機能を有して成ることを特徴とする
    請求項1記載のハンディターミナル装置。
  3. 【請求項3】 前記メモリに記憶する複数の伝送ステー
    ションそれぞれに接続された機器を操作するための操作
    用品の図形情報及び前記伝送ステーションごとのそれら
    に接続されている機器に対応する操作用品の組み合わせ
    情報を、親機からダウンロードするダウンロード手段を
    備えて成る請求項1又は2記載のハンディターミナル装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006294012A (ja) * 2005-03-15 2006-10-26 Omron Corp プログラマブル・コントローラ・システム
JP2010108219A (ja) * 2008-10-30 2010-05-13 Digital Electronics Corp 制御システム、通信中継装置および携帯型プログラマブル表示器

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