JPH10116468A - 再生システムおよび再生装置 - Google Patents

再生システムおよび再生装置

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JPH10116468A
JPH10116468A JP28749796A JP28749796A JPH10116468A JP H10116468 A JPH10116468 A JP H10116468A JP 28749796 A JP28749796 A JP 28749796A JP 28749796 A JP28749796 A JP 28749796A JP H10116468 A JPH10116468 A JP H10116468A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 CDテキスト対応の再生装置と、CDテキス
ト非対応の再生装置とからなる再生システムにおいて、
CDテキスト非対応の再生装置でCDテキストフォーマ
ットのCDを再生した場合に、テキスト情報の表示を可
能とする。 【解決手段】 CDのTOCのR〜Wチャンネルのサブ
コードとして、CDの付加的なテキスト情報が記録され
ている。このCDテキストに再生装置41が対応する。
再生装置41は、カスタムファイルメモリにユーザが作
成したテキスト情報およびCDテキストのテキスト情報
の一部を記憶する。再生装置42は、CDテキストに非
対応であるが、再生装置41と通信を行い、カスタムフ
ァイルメモリを共有し、カスタムファイルメモリに記憶
されているディスクを再生した場合では、テキスト情報
を表示することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、オーディオデー
タ、ビジュアルデータ等の主たるディジタルデータに付
属してサブコードが記録されている記録媒体例えばディ
ジタルオーディオ用CD(コンパクトディスク)の再生
装置および複数の再生装置からなる再生システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】オーディオ情報が記録されたCDを再生
するCD再生装置において、使用上の便宜を図るため、
ディスク再生情報に基づく各種表示がなされている。周
知のものとして、後述のQチャンネルサブコードにモー
ド1として記録されているプログラム番号いわゆるトラ
ック番号や各トラック番号に割り当てられた時間情報を
再生して表示することがなされている。
【0003】さらに、最近、リードインエリアに記録さ
れたサブコードのR〜Wチャンネルを使用してCD上
に、そのCDと関連した文字情報を記録することが提案
されている。これは、CDテキストと称される。CDテ
キストのフォーマットは、提案されたばかりであり、C
D再生装置として、CDテキストに対応しているものは
今後、開発あるいは商品化されようとしている。CDテ
キストに対応したCD装置が将来的に開発され、商品化
された時に、当然のことながら、CDテキストに非対応
のCD再生装置も併存することになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】複数の再生装置が結合
された再生システム、例えば車載用のオーディオシステ
ムの場合では、CDテキスト対応のCD再生装置と、C
Dテキスト非対応のCD再生装置とが共通の制御装置に
よって結合されることが考えられる。このような再生シ
ステムにおいて、選択的に使用するCD再生装置によっ
て、CDテキストデータの表示が可能であったり、不可
能であることは、ユーザにとって不快であり、装置の故
障と勘違いするおそれもある。
【0005】従って、この発明の目的は、CDテキスト
に非対応の装置によって、CDテキストフォーマットの
CDを再生した場合でも、CDテキストデータの再生を
可能とする再生システムおよび再生装置を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
を達成するために、少なくとも二つ以上の再生装置を備
えた再生システムにおいて、再生装置の少なくとも一つ
は、装着された記録媒体の管理領域を再生する再生手段
と、再生手段にて再生した管理領域データから記録媒体
に固有の識別情報を抽出する抽出手段と、装着された記
録媒体に記録された文字情報が既に記憶手段に記憶済み
か否かを抽出手段にて抽出した識別情報に基づいて判別
する判別手段と、判別手段で装着された記録媒体に記録
された文字情報が記憶手段に記憶済みの場合、再生手段
での管理情報の読み取りを中止し、判別手段で装着され
た記録媒体に記録された文字情報が記憶手段に記憶済み
でないと判断された場合、再生手段での管理情報の読み
取りを継続して、管理領域データから記録媒体固有の文
字情報を抽出して記憶手段に記録媒体固有の識別情報と
対応付けをして記憶する制御手段とを備えることを特徴
とする再生システムである。
【0007】また、この発明は、装着された記録媒体に
記録されている文字情報が記録媒体固有の識別情報と対
応付けられて記憶手段に記憶済みか否かを判別し、判別
の結果が記憶手段に未記憶の場合、記録媒体からの文字
情報の読み取りを継続して、記憶手段に記録媒体固有の
識別情報と対応付けして記憶する再生装置である。
【0008】複数の再生装置で構成された再生システム
において、記録媒体に記録されている文字情報を記録媒
体に固有の識別情報と対応付けして記憶手段に記憶する
ようになされる。複数の再生装置の間で、記憶手段を共
有するので、CDテキストのような文字情報記録方式に
非対応の装置で、記録媒体を再生した場合でも、文字情
報の表示が可能とできる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係る再生システ
ムおよび再生装置の一実施例について、図面を参照しな
がら説明する。一実施例では、記録媒体としてCDを使
用しているが、これに限らず、他の種類の光ディスク
(例えばDVD(ディジタル・ビデオ・ディスク)、磁
気テープ、光テープ、半導体メモリ等に対してもこの発
明を適用することができる。また、記録媒体に記録され
ている情報は、オーディオデータに限らず、ビデオデー
タ等であっても良い。
【0010】この発明の理解を容易とするために、オー
ディオ再生用のCDのデータ構成について説明する。C
Dは、図1に示すように、CD101は中央に孔102
を有し、その内周から外周に向かって、TOC(table
Of contents) データが記録されたプログラム管理領域
である、リードイン(lead in )領域103と、プログ
ラムデータが記録されたプログラム領域104と、プロ
グラム終了領域、いわゆるリードアウト(lead out)領
域105とが形成されている。オーディオ情報を記録し
たオーディオ再生用CDにおいては、プログラム領域1
04にオーディオデータが記録され、このオーディオデ
ータの時間情報等がリードイン領域103で管理され
る。また、CD再生装置によるプログラム領域104内
のオーディオデータの読み出しが終了して、リードアウ
ト領域105にピックアップが到達したときに、CD再
生装置がCDの再生動作を終了する。
【0011】CDには、メインデータとしてのオーディ
オデータの他にサブコードが記録されている。以下、サ
ブコードのPチャンネルおよびQチャンネルのデータに
ついて説明する。CDに記録されるオーディオ信号は、
1サンプルあるいは1ワードが16ビットで、44.1
kHzのサンプリング周波数でサンプリングされる。こ
のサンプリングされたデータは、1サンプルあるいは1
ワード16ビットが上位8ビットと下位8ビットに分割
されてそれぞれシンボルとされ、このシンボル単位で誤
り訂正符号化処理やインターリーブ処理が施され、オー
ディオデータの24シンボル毎に1つのフレームにまと
められる。1フレームは、ステレオ左右チャンネルの各
6サンプル分に相当する。
【0012】EFM変調により、各シンボルの8ビット
が14ビットへ変換される。EFM変調後の1フレーム
のデータ構造を図2に示す。1フレーム135は、24
チャンネルビットの同期パターンデータ領域131と、
14チャンネルビットのサブコード領域132と、12
シンボルのプログラムデータD1からD12を含むプロ
グラムデータ領域133と、4シンボルのパリティデー
タP1からP4から成るパリティデータ領域134と、
別のプログラムデータ領域133およびパリティデータ
領域134とからなる。また、各領域、あるいはデータ
部分を接続するために、各部分に対して3チャンネルビ
ットの結合ビットが配される。従って、1フレーム13
5は、合計588チャンネルビットのデータを含む。
【0013】さらに、98個のフレームを集めて、この
フレーム135の各領域およびデータ部分が縦方向に連
続するように並べ換えたものを図3に示す。この図3に
示される98フレームの周期は、サブコードが完結する
単位であって、サブコードフレームと称される。このサ
ブコードフレームは、フレーム同期パターン部136
と、サブコード部137と、データおよびパリティ部1
38とから成る。なお、この1サブコードフレームは、
CDの再生時間の1/75秒に相当する。
【0014】ここで、PチャンネルおよびQチャンネル
のデータを含むサブコードデータは、図3中のサブコー
ド部137に記録されているデータである。また、この
サブコード部137のサブコードフレームのデータの構
成の詳細を図4に示す。先頭のフレームF01、フレー
ムF02は、サブコードフレームの同期パターンS0、
S1である。この同期パターンは、フレーム同期パター
ンと同様に、EFM変調方式(eight to fourteen modu
lation: EFM)のアウトオブルール(out ofrule )
のパターンである。さらに、1シンボルの8ビットの各
ビットは、それぞれサブコードのPチャンネルからWチ
ャンネルを構成する。例えば、Pチャンネルは、S0、
S1のそれぞれ一部と、P01からP96とで構成され
る。
【0015】サブコードのPチャンネルは、プログラム
の有無に対応した情報を有し、Qチャンネルには、CD
上の絶対時間情報、各プログラムの時間情報、プログラ
ム番号(トラック番号とも称される)、楽章番号(イン
デックスとも称される)等の情報が含まれる。従って、
Qチャンネルに含まれる情報によって、プログラムの頭
だし等の再生動作の制御が可能であり、また、Qチャン
ネルの情報を表示することによって、演奏中のプログラ
ムが光ディスク上の何番目のプログラムであるのか、演
奏の経過時間や始めからの絶対時間等を視覚的に確認で
きる。
【0016】さらに、サブコードのRチャンネルからW
チャンネルまでの6チャンネル分のデータは、例えば静
止画や、曲の歌詞の表示等に用いることが可能である。
このようなRチャンネルからWチャンネルを用いた再生
装置は、CD−グラフィックスと呼ばれ、既に知られて
いる。さらに、最近では、リードイン領域のR〜Wチャ
ンネルを使用して、CDに付加的な文字情報を記録する
方式(CDテキスト)が提案されている。このCDテキ
ストの場合、6500字程度の文字情報を記録すること
が可能とされ、また、CDの付加文字情報としては、8
00文字以下であるとし、8カ国の言語に対応できるよ
うにされている。
【0017】図5Aは、CD上に記録されているデータ
を示す。図1についても説明したように、内周側から順
にリードイン領域103に記録されているTOCデー
タ、プログラム領域104に記録されているプログラム
No.1〜 No.n、リードアウトエリア105のデータが
記録されている。
【0018】既存のCDに記録されているTOCデータ
は、図5Bに示すように、サブコードのQチャンネルを
使用している。サブコードは、98ビットを1フレーム
とするデータ構造を有している。この98ビット中の7
2ビットがデータである。TOCデータの場合では、図
5Bに示すフォーマットを有している。
【0019】プログラム数が6の場合では、TOC中の
データ構造は、図6に示すものとされる。POINTが
00〜99の場合では、PMIN、PSEC、PFRA
MEが各プログラムのスタートアドレス(絶対時間)を
示す。POINTがA0の場合では、PMINがディス
クの最初のプログラムのプログラム番号を示し、PSE
C、PFRAMEが00とされる。POINTがA1の
場合では、PMINが最後のプログラムのプログラム番
号を示し、PSEC、PFRAMEが00とされる。P
OINTがA2の場合では、PMIN、PSEC、PF
RAMEがリードアウトが開始するアドレスを示す。そ
して、これらの内容は、図6に示すように、3回ずつ繰
り返される。さらに、リードイン領域に繰り返して記録
される。このようなTOCデータは、CDの装着時に再
生装置により読み取られ、装置内部のメモリに記憶され
る。
【0020】図7は、この発明の一実施例におけるTO
Cデータの構成を示すものである。既存のCDの場合で
は、上述したように、Qチャンネルのサブコードの1フ
レーム内の72ビットのデータを使用して、総プログラ
ム(曲)数と、各プログラムの記録位置とが管理され
る。より具体的には、00〜99までの値をとりうるプ
ログラム番号と各プログラムに対応する開始アドレス
(絶対時間)と、最初のプログラム番号と、最後のプロ
グラム番号と、リードアウトが始まるアドレスとが記録
されている。このQチャンネルのサブコードに加えて、
図7に示すようなRチャンネル〜Wチャンネルで構成さ
れるデータがTOCデータとして記録されている。
【0021】R〜Wチャンネルからなるデータの先頭の
2フレームは、同期パターンS0、S1である。残りの
96フレームには、それぞれが6ビットのシンボルが9
6シンボル含まれる。この96シンボルが24シンボル
ずつに4分割される。この24シンボルを1パックと称
し、4パックを1パケットと称する。
【0022】各パックの先頭位置にそのパックに記録さ
れる情報の記録モードを設定するモード情報と、テキス
ト情報の種類を示す識別情報を有するID1とその他の
識別情報を有するIDコード(ID2、ID3およびI
D4)を含む計24ビットのIDコードが記録されるI
D領域1が配置される。このID領域1の後に、8ビッ
ト単位で主データに付随するテキスト情報が記録される
テキスト領域2が配される。さらに、各パックに、誤り
検出符号として、巡回符号(CRC:cyclic redundanc
y code)による誤り検出を行うための16ビットのデー
タが記録されるCRC領域3が配される。
【0023】この発明によるR乃至Wチャンネルのサブ
コードの説明に先立ち、既存のグラフィック情報をCD
へ記録する際のデータフォーマットについて説明する。
図8Aは、図4に示したサブコード部137の構造を模
式的に示す図である。サブコードは、8ビットで形成さ
れ、このサブコードを形成するビット群は、P、Q、
R、S、T、U、V、Wの8チャンネルに分割されてい
る。また、サブコード部137は、P乃至Wチャンネル
から構成されるフレームが98フレーム集めたものであ
る。
【0024】最初の2フレームS0、S1は、同期パタ
ーンであり、第3番目のフレームから第98番目のフレ
ームまでは、Pチャンネルのデータのみから成るサブコ
ードPと呼ばれるブロック12、Qチャンネルのデータ
のみから成るサブコードQと呼ばれるブロック13、R
乃至Wチャンネルのデータのみから成るブロック11が
含まれている。
【0025】画像情報をサブコードとして記録し再生す
る方式においては、図8Bに示すように、R乃至Wチャ
ンネルの6ビットで1シンボルを形成し、データ最小単
位を0〜23の24個のシンボルで形成されるパックと
している。すなわち、ブロック11が4個のパックに分
割される。パックを形成する24シンボルの内、最初の
シンボル(以下シンボル0という)は、MSB(most s
ignificant bit)側から3桁がモードを示し、LSB
(least significant bit )側から3桁がアイテムを示
す。このモードおよびアイテムを示すシンボル0に続く
シンボル1は、命令の種類を示すインストラクションで
ある。インストラクションに続くシンボル3およびシン
ボル4は、誤り訂正符号であるパリティQである。この
パリティQに続くシンボル4からシンボル19までの各
シンボルは、データフィールドを形成し、色情報等を含
む。データフィールドに続くシンボル20からシンボル
23までの各シンボルはパック内の情報を保護するため
の誤り訂正符号であるパリティPである。
【0026】モードには、ゼロモード、ライングラフィ
ックスモード、TVグラフィックスモードおよびユーザ
モードの4種類のモードが存在する。ゼロモードは、例
えば表示画面に対して何らの操作も行わないモードであ
る。すなわち、画像をそのままにしておきたいときのた
めのモードであり、パック内のデータは全て0である。
ライングラフィックスモードは、例えばプレーヤの前面
に液晶ディスプレイ等を設けてプログラムの説明文等を
表示するためのモードである。
【0027】また、画像処理命令としては、例えば画面
全体をある色でぬりつぶす命令、画面状の1フォントに
2種類の色を使用して絵を描く命令、画面全体を縦方向
又は横方向に移動させる命令等がある。通常、CDグラ
フィックスでは、文字データを表示する場合、データフ
ィールドは、ドットデータとして扱われ、例えば‘A’
というキャラクタは、図8Cに示すように、6×12の
ドットのぬりつぶしで表現できる。
【0028】上述したように、グラフィックス情報をサ
ブコード中に挿入する既存の方法(CDグラフィック
ス)では、R乃至Wチャンネルのデータを処理するため
には、専用の処理回路が必要であり、また、パリティP
およびパリティQを用いた誤り訂正方法が複雑なので、
処理回路は複雑である。そのため、既存の方法は、R乃
至Wチャンネルのサブコードを利用して単にテキスト情
報を記録し再生する用途では不適当であった。
【0029】そこで、この発明の一実施例では、R乃至
Wチャンネルを利用してテキスト情報を記録し、再生す
る場合、より簡単な処理回路で実現できる、CDテキス
トフォーマットを採用するものである。図9Aは、図7
で示したデータフォーマットをシリアルデータとして示
した図である。図9Aに示すように、先頭から32ビッ
トのデータ(図9Aでは、24ビットのみ示す)をバイ
ト毎のデータに区切り、これらのバイトを識別用のID
1、ID2、ID3、ID4に対して割り付け、ID領
域1を形成する。その後のテキスト領域2もバイト単位
のデータに区切られる。このようなバイト単位の処理に
よって、Qチャンネルの信号の処理方法で処理すること
が可能になり、簡単な処理回路の構成とできる。
【0030】また、図8Aに示したデータフォーマット
では、パリティPおよびパリティQを用いた誤り訂正符
号が用いられているのに対して、CDテキストのデータ
フォーマットでは、CRCによる誤り検出符号を用いて
誤りを検出するのにとどめ、誤りが検出されると再度デ
ータを読み出すようにしている。このため、データは、
TOC内で、パック毎に例えば4重書きされ、さらに、
一連のデータ列がパケット単位で繰り返し記録されてい
る。このような多重記録によって、誤り訂正のための複
雑な回路を省略することができる。
【0031】なお、パック単位の多重書きは、4重書き
に限らないし、また、多重書きの単位もパック単位に限
らず、例えばパケット単位、あるいは数パケットを周期
としてこの周期単位で多重書きしてもよい。
【0032】また、ID領域1の先頭のID1は、図9
Bに示すように、従来の1シンボルより2ビット多い8
ビットで扱うことになる。さらに、既存のR乃至Wチャ
ンネルのサブコードを復号化する機能を有するCD再生
装置に装着してもこの再生装置が誤動作を起こさないよ
うに、MSBから3ビットは、上述のモードと同様のデ
ータを書き込み、且つこの3ビットで示されるモードと
しては未定義のコード例えばモード4(“100”)を
割り付ける。こうすることで、既存の再生装置に装着し
ても認識不可能なモードが検出されるだけなので、再生
装置は動作を停止するだけであり誤動作するおそれがな
い。また、未定義のモードは、モード4の他に、モード
5およびモード6があり、モード4の代わりにこれらの
モードを用いることもできる。
【0033】また、ID1によりモード4が指示される
この発明の一実施例では、パック内のデータフォーマッ
トは、図10に示すように、8ビット(1バイト)毎に
区切られたID1、ID2、ID3、ID4と、テキス
トバイトtext1〜text12と、12ビットのCRCコー
ドとを含むものである。
【0034】ID1は、8ビットの構造を有し、ID1
とパックで扱われるデータの内容が図11に示すように
規定されている。ID1は、上述したように、モード4
を上位側のビットで指示するために、(8×h)(hは
16進数を意味し、×が下位側の4ビットの値を意味す
る)。
【0035】ID1は、text1以降に続く文字列の内容
を示している。(80h)はアルバム名/プログラム
名、(81h)は演奏者/指揮者/オーケストラ名、
(82h)は作詩者、(83h)は作曲者、(84h)
は編曲者、(85h)はメッセージ、(86h)はdi
scID、(87h)は検索用キーワード、(88h)
はTOC、(89h)は2ndTOC、(8ah)はユ
ーザ、(8bh)は歌詞、(8ch)は歌詞2、(8d
H)は予約、(8eh)は予約、(8fh)はサイズで
ある。
【0036】ID2は、パックのtext位置から書かれて
いる文字列がどのトラックに所属するかを示すものであ
る。図12に示すように、ID2には、1から99まで
のトラックナンバが記録される。トラックナンバは1か
ら99であるので、これ以外の数値「0」や「100」
(64h)以上は特別な意味を持つ。「00」はディス
ク全体を代表することを意味する。MSBは常に0とさ
れて、1は拡張用のフラグとなる。
【0037】ID3はブロックに付された連続番号であ
る。図13に示すように、ブロック内の連続番号は、0
0から255(0からFFh)までである。ID3=0
は、常にID1=80hの先頭パックであり、以降80
が終了すれば、81、82とに戻って繰り返される。付
加情報により無いID1は次のID1に置き換えられる
が、必ず小さい番号順に記録される。
【0038】ID4は、現パックの文字コードと、その
文字列の文字位置を示している。図14に示すように、
最初の4ビットはキャラクタコードで、「0000」は
ASCIIコード、「0001」、「0010」、「0
011」、「0100」は、ISO規格に準拠の885
9−1(a) 、8859−1(b) 、8859−1(c) 、8
859−1(d) コード、「0101」は予約、「011
0」はJISカナコード、「0111」はMS−JIS
コードであることを示している。なお、「1000」以
降は予約されている。LSBの4ビットは、現パックの
text1の文字が何文字目かを示している。「0000」
が最初の文字、「0001」が2番目の文字、「001
0」が3番目の文字、以下、「0011」、「010
0」、・・・は、4番目、5番目、・・・の文字であ
る。
【0039】図15は、(ID1=80h)のパックの
構成例を示すものである。(ID1=80h)は、アル
バム名と最大99曲の全プログラム名を記録するために
用いられる。各々の文字情報の最後の文字は必ずヌル
(00h)で終端される。次のプログラム名はそのヌル
の続きに、連続して書かれていく。図16Aから図16
Dは、アルバムタイトルが「BEATLESスペース
(図中ではSPと表されている)THEスペースBES
T」、第1曲目の曲名が「LOVEスペースMEスペー
スDO」、第2曲目の曲名が「THEスペースWAV
E」、第3曲目の曲名が「PLEASEスペースHEL
P」が記録されている例を示す。
【0040】図16Aに示すように、アルバムタイトル
を示すので、ID1には、(80h)が記録され、ID
2には、アルバムタイトルがディスク全体を示すので、
(00h)が記録されている。さらに、ID3には、1
番目のパックを意味する(00h)が記録され、ID4
には、ASCIIコードを意味し、且つ前のパックで表
示済みの文字数0である(00h)が記録されている。
text1 からtext12には、“BEATLESスペースTH
Eスペース”で示される12文字が入り、このパックに
入りきれない文字、すなわち、“BESTスペースLO
VE”の9文字は2番目のパックに入る。
【0041】図16Bに2番目のパックの内容を示す。
ID1には、アルバムタイトルを示すので、(80h)
が記録され、ID2には、アルバムタイトルがディスク
全体を示すので、(00h)が記録されている。さら
に、ID3には、2番目のパックを意味する(01h)
が記録され、ID4には、ASCIIコードを意味し、
且つ前のパックで表示済みの文字数12の16進表示の
(0Ch)が記録されている。text1 からtext12には、
“BESTスペースLOVE”で示される9文字が入る
とともに、アルバムタイトルの終端を示すヌルコード
と、1曲目のプログラム名である“LOVEスペースM
E”の7文字がパック2に入り、入りきれない“スペー
スDO”の3文字は、3番目のパックに入る。
【0042】同様に、図16Cに3番目のパックの内容
を示す。ID1には、プログラム名を示すので、(80
h)が記録され、ID2には、パック3に記録される先
頭文字は1曲目のもであることを示す(00h)が記録
されている。さらに、ID3には、3番目のパックを意
味する(02h)が記録され、ID4には、ASCII
コードを意味し、且つ前の2番目のパックで表示済み
の、1曲目のタイトル文字数7文字の16進表示の(0
7h)が記録されている。text1 からtext12には、“ス
ペースDO”で示される3文字が入るとともに、1曲目
のタイトルの終端を示すヌルコードと、2曲目のプログ
ラム名である“THEスペースWAVE”の8文字がパ
ック3に入る。
【0043】同様に、図16Dに4番目のパックの内容
を示す。ID1には、プログラム名を示すので、(80
h)が記録され、ID2には、パック4に記録される先
頭文字は3曲目のもであることを示す(03h)が記録
されている。さらに、ID3には、4番目のパックを意
味する(03h)が記録され、ID4には、ASCII
コードを意味し、且つ前の3番目のパックで表示済みの
タイトル文字数がないので、16進表示の(00h)が
記録されている。text1 からtext12には、“PLEAS
EスペースHELP”で示される11文字が入るととも
に、1曲目のタイトルの終端を示すヌルコードが記録さ
れる。
【0044】図17は、(ID1=81h)のパックの
構成例を示すものである。(ID1=81h)は、演奏
者/指揮者/オーケストラ名等、アルバム名や各プログ
ラム名に対応する人物名を記録するのに用いられる。図
18Aから図18Cに示すように、各々の名前は、上述
の図16Aから図16Dに説明したのと同様に、ヌル
(00h)で終端とされた後、次々と連続して書かれて
いく。図18Aから図18Cは、アルバムを代表する演
奏者が「MICHEALスペースJACKSON」、1
曲目の演奏者が「JANETスペースJACKSO
N」、2曲目の演奏者が「M.JACK・・・」である
場合の例である。
【0045】図19は、(ID=85h)のパックの構
成例を示すものである。(ID=85h)は、アルバム
名や各プログラム名を記録するのと同じ要領で、各プロ
グラム毎のメッセージを記録するのに用いられる。図2
0Aから図20Dに示すように、メッセージはヌル(0
0h)で終端された後、次々と連続して書かれていく。
ID2は、1から63まではメッセージに同期するトラ
ックナンバを意味し、それ以外の数値は夫々特別な意味
をもつ。
【0046】「00」はアルバムを代表するメッセージ
になる。「70」から「7f」は、例外的に特性の国の
言葉でメッセージを記録した場合に用いられる。「7
0」はドイツ語、「71」はフランス語、「72」はス
ペイン語、「73」はイタリア語、「74」はオランダ
語、「75」はロシア語、「78」は中国語、「79」
は日本語、「7A」は韓国語等である。図20A、図2
0B、図20Cに示すように、ディスクに「Thank
スペースYouスペースVeryスペースmuchスペ
ースPleaseスペースEnjoy!」というメッセ
ージが記録されている例を示す。図20Dには、15曲
目に「SeeスペースYouスペースBye」というメ
ッセージがある場合を示している。この15曲目は、
(ID2=0Fh)を復号することで判別できる。
【0047】図21は、(ID1=86h)のパックの
構成例である。(ID1=1)はディスクIDを示して
おり、ここには、IDコードの他に、発売元の名前やP
OS(Point Of Sale) コード、発売年等を記録するよ
うにしても良い。
【0048】図22は、(ID1=87h)のパックの
構成例である。(ID1=87h)は検索用キーワード
で、検索IDは2バイトのジャンルコードとディスク全
体を代表する人物名ないしキーワードで決められる。こ
こで表現できないジャンルコードの場合には、text3以
降で/文字列/で捕捉することが可能である。図23A
から図23Cに示すように、ジャンルコード「00」
「17」、ジャンル捕捉文字列「JapaneseRo
ck’80」、検索用キーワードが「Y.Ozaki」
の場合を示している。
【0049】図24Aおよび図24Bは、(ID1=8
8h)のパックの構成例である。(ID2=00h)の
場合の構成を図24Aに示す。(ID1=88h)はT
OC(Table Of Contents )で、通常のTOC情報をR
からWの情報を記録するために設けられている。(ID
2=01h〜63h)の場合の構成を図24Bに示す。
【0050】図25は、(ID1=89h)のパックの
構成例である。(ID1=89h)が2ndTOCで、
通常のTOCの中で表せない特殊な部分をポイントする
ために設けられている。この例では、2ndTOCは、
所謂サビの部分のような曲の中で最も印象深い部分(ジ
ャンル情報)を示すのに利用されている。text1は優先
度を示し、(00h)が最優先、(01h)が次とな
り、(FFh)が最低となる。text2は、ポイントの総
数を示し、1ディスクについて3ポイント程度が推奨さ
れる。text3〜text6は予約されている。text7、text
8、text9によりダイジェストのスタートアドレスが指
示され、その後の3個のテキストバイトtext10、text
11、text12により、ダイジェストのエンドアドレス
が指示される。このアドレスは、例えばCD上の絶対時
間情報であり、テキストバイトの各バイトによって、分
(00〜74の値)、秒(00〜59の値)、フレーム
(00〜74の値)の各桁の数字が記録される。
【0051】図26Aに示すように、ID1には、ダイ
ジェストのためのパックを示す(89h)が記録され、
ID2には、ダイジェスト再生が指定されているプログ
ラム番号として(01h)が記録されている。さらに、
ID3には、連番を示す番号として例えば(11h)が
記録され、ID4には、現在のブロック番号として(0
0h)が記録されている。
【0052】text1 には、優先番号として(02h)が
記録され、ダイジェストポイントが指定されているプロ
グラムの中での優先度を示す。text2 には、1つのディ
スク中に設定されているダイジェストポイントが記録さ
れており、この場合では、(10h)が記録され、3箇
所が設定されていることを示す。text3 から、text6
は、予約されており、text7 から、text9 には、ダイジ
ェストポイントの起点アドレスとして1分2秒10フレ
ームが記録されている。text10から、text12には、ダイ
ジェストポイントの終点アドレスとして1分43秒20
フレームが記録されている。
【0053】次のパックを図26Bに示す。ID1に
は、ダイジェストのためのパックを示す(89h)が記
録され、ID2には、ダイジェスト再生が指定されてい
るプログラム番号として(02h)が記録されている。
さらに、ID3には、連番を示す番号として例えば(1
2h)が記録され、ID4には、現在のブロック番号と
して(01h)が記録されている。
【0054】text1 には、優先番号として(01h)が
記録され、ダイジェストポイントが指定されているプロ
グラムの中で2番目の優先度であることを示す。text2
には、1つのディスク中に設定されているダイジェスト
ポイントが記録されており、この場合では、(10h)
が記録され、3箇所が設定されていることを示す。text
3 から、text6 は、予約されており、text7 から、text
9 には、ダイジェストポイントの起点アドレスとして1
0分2秒20フレームが記録されている。text10から、
text12には、ダイジェストポイントの終点アドレスとし
て10分20秒10フレームが記録されている。
【0055】次に第3のパックを図26Cに示す。ID
1には、ダイジェストのためのパックを示す(89h)
が記録され、ID2には、ダイジェスト再生が指定され
ているプログラム番号として(03h)が記録されてい
る。さらに、ID3には、連番を示す番号として例えば
(13h)が記録され、ID4には、現在のブロック番
号として(02h)が記録されている。
【0056】text1 には、優先番号として(00h)が
記録され、ダイジェストポイントが指定されているプロ
グラムの中で優先度が一番高いことを示す。text2 に
は、1つのディスク中に設定されているダイジェストポ
イントが記録されており、この場合では、(10h)が
記録され、3箇所が設定されていることを示す。text3
から、text6 は、予約されており、text7 から、text9
には、ダイジェストポイントの起点アドレスとして12
分50秒40フレームが記録されている。text10から、
text12には、ダイジェストポイントの終点アドレスとし
て13分10秒20フレームが記録されている。
【0057】なお、上記起点アドレスおよび終点アドレ
スは、絶対時間であり、ディスクのプログラムの起点か
らの絶対番地である。
【0058】図27Aおよび図27Bは、(ID1=8
fh)のパックの構成例である。(ID1=8fh)は
サイズを示すもので、サイズは1ブロックにおける各項
目のパックの構成数をまとめたものであり、図27Aお
よび図27Bの2パックにより構成される。
【0059】上述したように、この発明に係る記録媒体
例えばCDは、主データ(オーディオデータ)に付随し
て、TOC領域に記録されるサブコードのR乃至Wチャ
ンネルに対応する6ビットで構成されるシンボルの24
シンボル分を1パックとし、4パック分を1パケットと
して、パケット単位でデータが構成され、各パックの先
頭位置にそのパックで記録される情報の記録モードを設
定するモード情報が記録されるとともに、各パックに書
き込まれた情報が8ビット単位で識別情報と、テキスト
情報またはダイジェスト情報が記録されたものである。
【0060】この発明の一実施例のシステム全体の構成
を図28に示す。図28において、41が第1の再生装
置、42が第2の再生装置、43が切換装置、44が制
御装置である。制御装置44にオーディオ出力用のスピ
ーカ45が接続されている。再生装置41と切換装置4
3とがバス46を介して接続され、再生装置42と切換
装置43とがバス47を介して接続され、切換装置43
と制御装置44とがバス48を介して接続されている。
【0061】この一実施例では、再生装置41がCDテ
キストフォーマットのCDを再生することが可能なもの
であり(すなわち、CDテキスト対応のCD再生装置で
あり)、一方、再生装置42は、CDテキストフォーマ
ットのCDを再生できないものである(すなわち、CD
テキスト非対応のCD再生装置である)。さらに、再生
装置41は、再生するCDとそれぞれ対応してユーザが
テキストデータ(例えば8バイトのテキストデータ)を
登録することが可能な機能を有している。この登録され
たテキストデータをカスタムファイルと称する。
【0062】より具体的な例としては、車載のオーディ
オシステムにおいて、再生装置41、再生装置42が単
一のCDのプレーヤ、またはCDチェンジャーであり、
制御装置44がユーザが操作できるとともに、これらを
制御するコントローラである。但し、この発明は、3台
以上の再生装置を含むシステムに対しても適用可能であ
る。
【0063】再生装置41、再生装置42、切換装置4
3および制御装置44には、それぞれマイクロコンピュ
ータが含まれている。バス46、47、48は、これら
のマイクロコンピュータの通信に必要なクロック、デー
タと、オーディオ信号(アナログまたはディジタルの形
態)の伝送のために設けられている。
【0064】図29は、切換装置43とバスの構成を示
す。バスは、リセット信号ライン、クロック信号ライ
ン、バスオン信号ライン、データライン、およびオーデ
ィオ信号ラインからなる。切換装置43内の1チップマ
イクロコンピュータ49は、リセット信号ライン、クロ
ック信号ライン、バスオン信号ライン、データラインを
介してなされるマイクロコンピュータ同士の通信のモニ
タを行い、また、スイッチ回路50を制御して、制御装
置44に接続されるオーディオラインを切り換える。
【0065】リセット信号は、電源接続時等で、再生装
置41および42のそれぞれのマイクロコンピュータを
リセットするための信号であり、制御装置44から出力
される。バスオン信号は、通信の開始時(具体的には、
制御装置44において、何からかの再生機能が選択され
た時)に制御装置44から再生装置に対して出力される
信号である。
【0066】通信は、クロック、データを使用した同期
式通信であり、シリアルデータが伝送される。クロック
信号は、制御装置44から基本的に供給される。バスオ
ン信号がハイレベルとなり次第、通信が開始されるが、
通信管理は、全て制御装置44が行う。データラインが
ローレベルの時に、制御装置44から再生装置41また
は42の方向でコマンドが送信され、データラインがハ
イレベルの時に、再生装置41または42から制御装置
44の方向に通信がなされる。
【0067】データラインを介して伝送されるデータ
は、アドレス、オペレーション、パリティ、エラーから
構成される。アドレスは、2バイト、オペレーション
は、2〜11バイト、パリティバイトおよびエラーバイ
トは、それぞれ1バイトで構成される。データの送り
先、送り元は、アドレスによって区別される。1個のデ
ータは、6〜15バイト長である。
【0068】制御装置44の一例を図30に示す。図3
0において、51が制御装置44内に備えられているメ
インのマイクロコンピュータである。マイクロコンピュ
ータ51は、上述したように、バス48を介して再生装
置41、42、切換装置43のそれぞれのマイクロコン
ピュータと通信を行うことが可能とされている。図30
では、バス48のオーディオ信号のラインを48aで示
し、それ以外のラインを48bで示す。
【0069】マイクロコンピュータ51に対して表示用
ドライバ52を介して表示装置53が接続されている。
表示装置53は、例えば液晶表示装置である。表示装置
53は、制御装置44の外部に接続されたテレビジョン
モニタ等の表示デバイスであっても良い。マイクロコン
ピュータ51には、操作部54からの操作信号が与えら
れる。操作部54は、CDを再生するためのキー、プロ
グラムの選択、サーチのためのキー、カスタムファイル
を登録するためのキー、カスタムファイル、CDテキス
ト等を選択して表示するためのキー等を含んでいる。
【0070】さらに、制御装置44には、テープデッ
キ、チューナ、MD(ミニディスク)プレーヤ等の他の
オーディオソース55が含まれている。切換装置43で
選択され、制御装置44に対して入力される再生装置4
1または42からのオーディオ信号と、他のオーディオ
ソース55からのオーディオ信号とがスイッチ回路56
で選択され、ボリューム・トーンコントロール部57に
供給される。操作部54をユーザが操作することによっ
てマイクロコンピュータ51から出力されるコントロー
ル信号によって、スイッチ回路56およびボリューム・
トーンコントロール部57が制御される。ボリューム・
トーンコントロール部57に対してオーディオ出力アン
プ58を介してスピーカ45が接続される。
【0071】CDテキストおよびカスタムファイルに対
応する再生装置41の一例を図31に示す。図31にお
いて、61が再生されるCDである。再生装置41とし
ては、単一のCDを再生するプレーヤに限らず、オート
チェンジャ機能により、選択された1枚のCDを再生す
る構成も可能である。CD61は、スピンドルモータ6
3により回転駆動され、光学ピックアップ62により記
録内容が読み出される。
【0072】この光学ピックアップ62からの信号は、
RFアンプ64に供給される。RFアンプ64は、RF
信号の処理回路の機能を有し、RF信号の2値化、トラ
ッキングエラー信号TE、フォーカスエラー信号FEの
生成等の処理を行う。これらのエラー信号TE、FEが
サーボ信号処理回路65に供給される。サーボ信号処理
回路65によって、フォーカスコントロールおよびトラ
ッキングコントロールの処理がなされる。光学ピックア
ップ62内のフォーカスアクチュエータおよびトラッキ
ングアクチュエータがドライブ回路66および67を介
された信号によってドライブされる。図示しないが、ピ
ックアップ62をディスク径方向に送る装置もサーボ信
号処理回路65によって制御される。サーボ信号処理回
路65には、コントローラ(1チップCPU)70から
の制御コマンドを受け取るインターフェースが設けられ
ている。
【0073】RFアンプ64からの2値化された再生信
号がPLL68、EFM復調回路69およびタイミング
生成回路71に供給される。PLL68は、再生信号と
同期したクロックを生成する。EFM復調回路69から
のディジタルオーディオ信号は、D/A変換器72でア
ナログのオーディオ信号に変換されて、オーディオ信号
ライン46aに取り出される。タイミング生成回路71
の出力信号がCLVプロセッサ73に供給される。CL
Vプロセッサ73によってスピンドルモータ63がCL
V駆動される。
【0074】また、図31に示すCD再生装置は、EF
M復調回路69で分離されたサブコードがサブコードプ
ロセッサ74に供給される。サブコードプロセッサ74
では、サブコードのエラー検出等の処理がなされ、サブ
コードのQチャンネル、R〜Wチャンネルとが分離され
て出力される。サブコードQが1チップマイクロコンピ
ュータで構成されたコントローラ70に供給され、R〜
WがCDテキストデコーダ75に供給される。70a
は、コントローラ70の内部のRAMを示す。
【0075】CDテキストデコーダ75は、R〜Wチャ
ンネルのサブコードを復号する。CDテキストデコーダ
75には、小容量のRAMを有しており、コントローラ
70の要求に応じてデータを出力する。出力されたCD
テキストデータは、コントローラ70において、システ
ムにとって必要なデータが選択され、CDテキストメモ
リ76に格納される。CDテキストメモリ76は、例え
ばSRAMで構成される。
【0076】コントローラ70は、サーボ信号処理回路
65にコマンドを出してサーボ系および復号の制御を行
う。さらに、コントローラ70と関連してカスタムファ
イルデータを格納するためのカスタムファイルメモリ7
7が設けられている。カスタムファイルメモリ77は、
例えば不揮発性メモリの構成とされている。そして、制
御装置44とバス46bを介して通信を行う。コントロ
ーラ70は、制御装置44からのコントロールコマンド
に応じて再生装置41の動作状態を制御し、制御装置4
4に対してCDテキストデータおよびカスタムファイル
データを送信する。
【0077】カスタムファイルデータは、再生装置41
が再生するCDと1対1に付けられたテキストデータで
あり、通常ディスク名などを記録する。この一実施例で
は、カスタムファイルメモリ77に概念的に図32に示
すようにカスタムファイルデータが格納されている。す
なわち、再生するCDに固有の識別情報としてのTOC
データ(例えば総プログラム数およびディスクの総時
間)と8バイトのカスタムファイルデータとが一緒に記
憶されている。カスタムファイルデータのバイト数は、
拡張可能である。ディスクの総プログラム数および総時
間は、前述したTOCデータ(図6参照)中のQチャン
ネルのデータによって示されている。
【0078】カスタムファイルメモリ77は、不揮発性
メモリであるために、再生装置の電源がオフとされて
も、その記憶内容が保存される。カスタムファイルデー
タは、制御装置44において、ユーザが操作部54を操
作することによって登録される。カスタムファイルデー
タは、一例として、最大で10枚のCDまで登録可能と
されている。カスタムファイルの登録済みのCDを再生
した場合には、総プログラム数および総時間に関する照
合が行われ、ディスクの識別が行われる。なお、コント
ローラ70内のRAM70aおよびCDテキストメモリ
76の記憶内容は、電源がオフ、CDマガジンを取り外
すと、消去される。
【0079】この発明の一実施例では、このようにユー
ザが作成したカスタムファイルに限らず、CDテキスト
データの一部をカスタムファイルメモリ77に格納可能
としている。後述するように、再生装置41がCDテキ
ストフォーマットのCDを再生した場合で、そのCDに
ついてのカスタムファイルの登録がない場合では、例え
ばCDテキストデータ中のディスクタイトルがカスタム
ファイルデータとして記憶される。
【0080】上述のこの発明の一実施例において、シス
テムが接続された際、あるいはシステムが何らかの理由
によりリセットされた際に、図33のフローチャートに
イニシャルリンクの処理がなされる。図33において、
制御装置44が行う処理が左側に示され、再生装置4
1、42が行う処理が右側に示されている。イニシャル
リンクの処理が開始すると、ステップS1において制御
装置44が制御されている装置を調べ、装置番号の割り
付けを行い、装置番号を送信する。再生装置側は、この
装置番号を受信する。
【0081】次に、ステップS3において再生装置は、
それが対応している機能を示すデータを制御装置44に
対して送信する。再生装置41の場合では、カスタムフ
ァイルに対応している機能を示すデータとCDテキスト
に対応している機能を示すデータを送信する。制御装置
44は、このデータを受信することによって、カスタム
ファイル対応の再生装置の番号を記憶し、また、CDテ
キスト対応の再生装置の番号を記憶し、さらに、カスタ
ムファイル対応の再生装置の装置番号を送信する(ステ
ップS4)。再生装置は、カスタムファイル対応の再生
装置の装置番号を受信する(ステップS5)。
【0082】次のステップS6において、制御装置44
は、表示装置53の対応言語をCDテキスト対応の再生
装置へ送信する。CDテキストフォーマットでは、8カ
国の言語が許容されている。CDテキスト対応の再生装
置は、対応言語のデータを受信し、このデータに基づい
て記憶するCDテキストデータの言語を決定する(ステ
ップS7)。以上でイニシャルリンクの処理が終了す
る。イニシャルリンクの処理によって、再生装置41、
42は、それぞれ自身に割り付けられた装置番号、カス
タムファイル対応装置の装置番号、並びに対応すべきC
Dテキストデータを知ることが可能となる。
【0083】イニシャルリンクの処理の後に、CDを再
生する直前の処理がTOCデータの読み込みとカスタム
ファイルデータの取込みである。カスタムファイルおよ
びCDテキストに対応する再生装置41の処理を図34
に示す。再生すべきCDを装着した場合、あるいはチェ
ンジャーにおいて、再生すべきディスクを選択した場合
に、ステップS11で示すTOCデータの読み込みが開
始される。
【0084】読み込まれたTOCデータの総プログラム
数および総時間のデータがカスタムファイルメモリ77
に存在するかどうかが照合される(ステップS12)。
この一実施例では、再生装置41の一つのみがカスタム
ファイルに対応した装置であるが、若し、再生装置41
の他にカスタムファイルに対応した再生装置がシステム
に含まれる場合では、全ての装置に関して照合がなされ
る。ステップS13において、データが照合されたかど
うかが決定される。
【0085】照合された場合、すなわち、読み込まれた
TOCデータがカスタムファイルに存在している場合で
は、処理がステップS14に移る。このステップS14
において、カスタムファイルデータ(登録済みのTOC
データおよびテキストデータ)がカスタムファイルメモ
リ77からコントローラ70のRAM70aに記憶され
る。そして、ステップS15において、データR〜Wの
読み込みが中止される。この読み込みの中止は、処理の
迅速化のためになされる。既存のCDでも、99曲が記
録されている場合では、約4秒間を読出しに必要とする
ので、R〜Wチャンネルの読み込みを中止することによ
る処理の迅速化の効果が大きい。
【0086】ステップS13において、データが照合さ
れなかった場合、ステップS16において、CDテキス
トフォーマットのCDかどうかが決定される。これは、
サブコードR〜W中のID1〜ID4に基づいて決定さ
れる。ステップS16において、CDテキストフォーマ
ットではないと判断されると、処理は終了される(ステ
ップS19)。なお、図34では、省略しているが、通
常のディスク再生のために必要なサブコードQの読み込
みがなされる。
【0087】ステップS16でCDテキストのフォーマ
ットのディスクであると決定された場合では、処理がス
テップS17に移る。再生装置41は、カスタムファイ
ルおよびCDテキストの両方に対応しているので、ステ
ップS17では、TOCデータのR〜Wを使用したCD
テキストデータがCDテキストメモリ76に記憶され
る。これと共に、CDテキストデータの一部のデータ
(CD全体に対するディスクタイトル)がカスタムファ
イルメモリ77にTOCデータと対応付けられて記憶さ
れる。次のステップS18において、CDテキスト中の
ディスクタイトルからなるカスタムファイルデータがコ
ントローラ70のRAM70aに記憶される。
【0088】このように、再生装置41では、再生しよ
うとするCDがカスタムファイルとして登録されている
か、またはCDテキストフォーマットの場合に、コント
ローラ70のRAM70aにカスタムファイルデータ
(例えばディスクタイトル)が記憶される。そして、こ
のCDが再生される際に、制御装置44にオーディオ信
号と共に表示データとして転送され、制御装置44の表
示装置53により表示される。
【0089】カスタムファイルおよびCDテキストに対
応しない再生装置42の処理を図35に示す。再生すべ
きCDを装着した場合、あるいはチェンジャーにおい
て、再生すべきディスクを選択した場合に、ステップS
21で示すTOCデータの読み込みが開始される。
【0090】読み込まれたTOCデータ(ディスク固有
の識別情報である、総プログラム数および総時間のデー
タ)が再生装置41のカスタムファイルメモリ77に存
在するかどうかが照合される(ステップS22)。すな
わち、再生装置42は、再生装置41と通信を行い、カ
スタムファイルメモリ77に再生しようとするCDのT
OCデータが存在しているかどうかが調べられる。
【0091】カスタムファイルが既に登録されているC
D、あるいは再生装置41により再生済みのCDテキス
トフォーマットのCDを再生装置42が再生する時で
は、照合の結果が肯定となり、処理がステップS24に
移る。このステップS24において、カスタムファイル
データ(登録済みのTOCデータおよびテキストデー
タ)がカスタムファイルメモリ77からバスを介して再
生装置42のコントローラ内のRAMに記憶される。そ
して、ステップS25において、処理の迅速化のため
に、データR〜Wの読み込みが中止される。
【0092】ステップS23において、データが照合さ
れなかった場合、処理は終了される(ステップS2
6)。なお、図35では、省略しているが、通常のディ
スク再生のために必要なサブコードQの読み込みはなさ
れる。そして、カスタムファイルデータを記憶した場
合、このCDが再生される際に、制御装置44にオーデ
ィオ信号と共に表示データとしてカスタムファイルデー
タが転送され、制御装置44の表示装置53により表示
される。
【0093】この発明の一実施例では、再生装置41お
よび42間のコンピュータ通信を可能とすることによっ
て、再生装置41のカスタムファイルメモリ77を再生
装置42と共有している。しかしながら、再生装置41
のCDテキストメモリ76を再生装置42が共有するこ
とも可能である。その場合では、再生装置41がカスタ
ムファイルに対応した装置である必要はない。
【0094】さらに、カスタムファイルメモリ、CDテ
キストメモリ等の複数の再生装置間で共有されるテキス
ト用のメモリは、切換装置43あるいは制御装置44内
に設けることも可能である。
【0095】また、上述した実施例では、CDのTOC
がプログラム管理領域であるが、媒体が例えばテープの
場合では、プログラム管理領域がテープの始端部分に記
録されるように、記録媒体に応じたプログラム管理領域
が設けられる。さらに、この発明は、CD等の再生専用
の記録媒体に限らず、記録も可能な記録媒体、再生専用
領域と記録可能領域との両者を有する記録媒体に対して
も適用することができる。
【0096】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、ある記録フォーマット例えばCDテキストに対応し
た再生装置と、これに非対応の再生装置との両者からな
る再生システムにおいて、非対応の再生装置によって、
CDテキストフォーマットのCDを再生した場合でも、
ディスクタイトル等の文字情報を表示することができ
る。従って、ユーザが故障と勘違いすることを防止する
ことができる。また、記憶装置(例えばカスタムファイ
ルメモリ)を照合した時に、データが照合されると、サ
ブコード(R〜Wチャンネル)の読み込みを中止するの
で、処理の迅速化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を適用することができる従来の音楽再
生用CDの領域を示す略線図である。
【図2】1フレームのデータを示す略線図である。
【図3】サブコードフレーム全体のデータ構造を説明す
る略線図である。
【図4】サブコード信号の全チャンネルのデータを示す
略線図である。
【図5】CDの全体のデータ構成およびTOCデータの
構成を示す略線図である。
【図6】従来のCDのリードイン領域に記録されている
TOCデータの構成を示す略線図である。
【図7】サブコード信号の全チャンネルのデータを示す
略線図である。
【図8】サブコードのデータフォーマットを全体的に示
す略線図である。
【図9】CDテキストのデータフォーマットの1パック
および1シンボルを示す略線図である。
【図10】この発明の一実施例のデータフォーマットの
割り付けを示す略線図である。
【図11】ID1で示されるデータの内容を示す図であ
る。
【図12】ID2で示されるデータの内容を示す図であ
る。
【図13】ID3で示されるデータの内容を示す図であ
る。
【図14】ID4で示されるデータの内容を示す図であ
る。
【図15】曲名IDのデータの内容を示す図である。
【図16】曲名IDのデータの説明に用いる図である。
【図17】演奏者IDのデータの説明に用いる図であ
る。
【図18】演奏者IDのデータの説明に用いる図であ
る。
【図19】メッセージIDのデータの説明に用いる図で
ある。
【図20】メッセージIDのデータの説明に用いる図で
ある。
【図21】ディスクIDのデータの説明に用いる図であ
る。
【図22】検索IDのデータの説明に用いる図である。
【図23】検索IDのデータの説明に用いる図である。
【図24】TOCデータの説明に用いる図である。
【図25】2ndTOCのデータの説明に用いる図であ
る。
【図26】2ndTOCのデータの説明に用いる図であ
る。
【図27】サイズパックのデータの説明に用いる図であ
る。
【図28】この発明による再生システムの一実施例の構
成を示すブロック図である。
【図29】この発明の一実施例における切換装置の構成
を示すブロック図である。
【図30】この発明の一実施例における制御装置の構成
を示すブロック図である。
【図31】この発明の一実施例における再生装置の構成
を示すブロック図である。
【図32】この発明の一実施例における再生装置に設け
られたカスタムファイルメモリの記憶内容を概念的に示
す略線図である。
【図33】この発明による再生システムの一実施例のイ
ニシャルリンクの処理を説明するためのフローチャート
である。
【図34】この発明による再生システムの一実施例の再
生装置のTOCデータの読み込みとメモリへの格納の処
理を説明するためのフローチャートである。
【図35】この発明による再生システムの一実施例の再
生装置のTOCデータの読み込みとメモリへの格納の処
理を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1・・・ID領域,2・・・テキスト領域,3・・・C
RC領域,4・・・パック,5・・・パケット,41・
・・CDテキストおよびカスタムファイルに対応した再
生装置,42・・・CDテキストおよびカスタムファイ
ルに非対応の再生装置,43・・・切換装置,44・・
・制御装置,53・・・表示装置,54・・・操作部,
62・・・光学ピックアップ,74・・・サブコードプ
ロセッサ,75・・・CDテキストデコーダ,76・・
・CDテキストメモリ,77・・・カスタムファイルメ
モリ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも二つ以上の再生装置を備えた
    再生システムにおいて、 上記再生装置の少なくとも一つは、 装着された記録媒体の管理領域を再生する再生手段と、 上記再生手段にて再生した管理領域データから上記記録
    媒体に固有の識別情報を抽出する抽出手段と、 装着された記録媒体に記録された文字情報が既に記憶手
    段に記憶済みか否かを上記抽出手段にて抽出した識別情
    報に基づいて判別する判別手段と、 上記判別手段で装着された記録媒体に記録された文字情
    報が記憶手段に記憶済みの場合、再生手段での管理情報
    の読み取りを中止し、 上記判別手段で装着された記録媒体に記録された文字情
    報が記憶手段に記憶済みでないと判断された場合、再生
    手段での管理情報の読み取りを継続して、管理領域デー
    タから記録媒体固有の文字情報を抽出して上記記憶手段
    に記録媒体固有の識別情報と対応付けをして記憶する制
    御手段とを備えることを特徴とする再生システム。
  2. 【請求項2】 装着された記録媒体に記録されている文
    字情報が記録媒体固有の識別情報と対応付けられて記憶
    手段に記憶済みか否かを判別し、 上記判別の結果が記憶手段に未記憶の場合、記録媒体か
    らの文字情報の読み取りを継続して、上記記憶手段に記
    録媒体固有の識別情報と対応付けして記憶するととも
    に、上記判別の結果が上記記憶手段に記憶済みの場合、
    文字情報の読み取りを中止することを特徴とする再生装
    置。
  3. 【請求項3】 装着された記録媒体に記録されている文
    字情報が記録媒体固有の識別情報と対応付けられて記憶
    手段に記憶済みか否かを判別し、 上記判別の結果が記憶手段に未記憶の場合、記録媒体か
    らの文字情報の読み取りを継続して、上記記憶手段に記
    録媒体固有の識別情報と対応付けして記憶することを特
    徴とする再生装置。
  4. 【請求項4】 請求項1において、 複数の再生装置からの再生信号が選択的に供給される制
    御装置をさらに有し、上記制御装置に文字情報の表示手
    段が設けられていることを特徴とする再生システム。
  5. 【請求項5】 請求項1において、 上記記録媒体に固有の識別情報が記録されている総プロ
    グラム数であることを特徴とする再生システム。
  6. 【請求項6】 請求項1において、 上記記録媒体に固有の識別情報が記録されているプログ
    ラムの総時間であることを特徴とする再生システム。
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