JPH10116318A - 文字認識装置 - Google Patents

文字認識装置

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JPH10116318A
JPH10116318A JP8272088A JP27208896A JPH10116318A JP H10116318 A JPH10116318 A JP H10116318A JP 8272088 A JP8272088 A JP 8272088A JP 27208896 A JP27208896 A JP 27208896A JP H10116318 A JPH10116318 A JP H10116318A
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JP
Japan
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character
input
stroke
stroke data
character recognition
Prior art date
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Pending
Application number
JP8272088A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiko Yoshiyama
盛子 吉山
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
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Publication of JPH10116318A publication Critical patent/JPH10116318A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 誤って入力されたストロークだけを消去する
ことができるようにして、使用者による文字入力の負担
を軽減できる文字認識装置を提供することである。 【解決手段】 使用者が誤ったストロークを入力してし
まった場合は、ストロークデータ消去部40で誤ったス
トロークを消去し、消去されたストロークを正しく入力
し直した後、その正しいストロークデータを文字認識部
50に送って文字認識を行い、認識された文字を液晶タ
ブレット10に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ペンを用いて手書
きで文字を入力すると、その文字を認識して文字コード
に変換することができる文字認識装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、手書き文字の認識の手法として知
られたオンライン方式では、ペン等を使って入力された
文字を構成する1つの線(以下、ストロークと呼ぶ)を
認識単位とし、ストロークの時系列を用いて認識を行う
ようにしている。通常、1ストロークは、ペンがタブレ
ットに接触してから離れるまでの連続した1つの線であ
る。
【0003】例えば、ペンを用いて、図1(a)のよう
に「月」という文字が入力されたとき、オンライン方式
では、図1(b)のように4つのストロークの時系列を
用いて文字認識を行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の文字認識装置では、使用者がストローク
を誤って入力してしまった場合、誤ったストロークだけ
を消去する機能がないので、それまで入力したストロー
クを全て消去して最初から入力し直さなければならなか
った。
【0005】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、誤って入力されたストロークだ
けを消去することができるようにして、使用者による文
字入力の負担を軽減できる文字認識装置を提供すること
を目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の請求項1に記載の文字認識装置は、手書き
で文字を入力する手書き文字入力手段と、前記手書き文
字入力手段によって入力された文字を認識して文字コー
ドに変換する文字認識手段と、前記文字認識手段によっ
て認識された文字を表示する表示手段とを備えたものを
対象として、特に、前記手書き文字入力手段によって入
力された文字のストロークデータを記憶するストローク
データ記憶手段と、前記ストロークデータ記憶手段に記
憶された任意のストロークデータを消去するストローク
データ消去手段とを備えたことを特徴としている。
【0007】前記の構成を有する本発明の文字認識装置
によれば、使用者が手書き文字入力手段によって文字を
入力すると、その文字のストロークの時系列が文字認識
手段に入力される。その入力途中で、誤ったストローク
を入力してしまった場合は、使用者がストローク消去手
段によって誤ったストロークを消去する。そして、消去
されたストロークを正しく入力し直した後、ストローク
の時系列が文字認識手段に入力され、文字認識手段が前
記入力された文字を認識して文字コードに変換する一
方、認識された文字が表示手段に表示される。
【0008】また、請求項2に記載の文字認識装置は、
前記ストロークデータ消去手段が、文字の入力途中にお
いて直前に入力されたストロークデータを消去するよう
に構成されている。従って、直前に誤って入力したスト
ロークデータのみを直ちに消去することができ、入力済
みの正常なストロークデータまでも消去してしまうこと
がないので、文字入力操作を効率的に進めることができ
る。
【0009】さらに、請求項3に記載の文字入力装置
は、使用者による操作に基づいて、前記ストロークデー
タ消去手段を稼働させる消去指示手段をさらに備えてい
る。従って、使用者が前記消去指示手段を操作しない限
り前記ストロークデータ消去手段が稼働することはない
ので、直前に入力したストロークデータの誤りを使用者
が充分に確認した上で消去することができ、文字入力操
作を一層正確、かつ効率的に進めることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0011】本実施の形態の文字認識装置の概略的構成
を示すブロック図を図2に示す。同図に示すように、本
発明の手書き文字入力手段及び表示手段を構成する入出
力一体型の液晶タブレット10にデータの転送等の制御
を行う制御部20が接続されている。制御部20は、入
力されたストロークデータを記憶するストロークデータ
記憶手段としてのストロークデータ記憶部30と、前記
ストロークデータ記憶部30に記憶されたストロークデ
ータを消去するストロークデータ消去手段であるストロ
ークデータ消去部40とを備えている。また、制御部2
0には、ストロークデータに基づいて文字の認識を行う
文字認識手段である文字認識部50が接続され、文字認
識部50には、文字認識の時に参照する文字認識辞書6
0が接続されている。
【0012】図3には前記液晶タブレット10の表示画
面の構成が示されている。その液晶タブレット10の表
示画面には、文字の追加、削除等の編集作業を行った
り、文章を作成するための文章表示領域100と、文字
認識結果の認識候補を表示する認識候補表示領域110
と、ペンによって文字入力が行われ、その入力文字の軌
跡を表示する文字入力領域120と、文字認識の開始を
指示する認識開始ボタン130と、文字入力領域120
をクリアして文字入力をやり直すための入力取り消しボ
タン140と、文字入力途中において直前のストローク
だけを消去する指示を出すための消去指示手段としての
ストローク消去ボタン150とが設けられる。
【0013】以上のように構成された文字認識装置の作
用について以下に説明する。
【0014】先ず、使用者が、ペンを用いてそのペンを
液晶タブレット10の画面に押し当てながら文字を入力
すると、入力された文字のストロークデータがストロー
クデータ記憶部30に転送される。使用者からストロー
ク消去を行う指示が与えられると、ストロークデータ消
去部40が、指定されたストロークデータをストローク
データ記憶部30から消去し、同時に、液晶タブレット
に表示された入力文字のストロークデータの軌跡の再表
示を行う。使用者がストロークを入力し直して文字を入
力すると、最終的に入力されたストロークデータがスト
ロークデータ記憶部30に記憶される。そして、文字認
識部50が、ストロークデータ記憶部30に記憶された
ストロークデータを基にして、文字認識辞書60を参照
しながら文字認識を行い、認識された文字を制御部20
に転送する。そして、制御部20は認識された文字を液
晶タブレット10に表示する。
【0015】次に、使用者がペンを用いて「月」という
文字を入力した場合の具体例について説明する。
【0016】使用者がペンを用いて文字入力領域120
に「月」という文字を入力し、認識開始ボタン130を
ペンでタッチすると、文字認識を行い、認識候補を認識
候補表示領域110に表示する。同時に認識候補の第1
位の候補を文章表示領域100に表示する。図3では第
1位の候補が正解の候補なので、そのまま次の文字の入
力をすれば、「月」の候補が確定される。もし、第1位
の候補が正解でなければ、認識候補表示領域110の中
から所望の候補を探し、ペンでタッチすることにより、
文書表示領域100に所望の候補を表示することができ
る。
【0017】次に「日」という文字を入力するのに、誤
って図3に示されるように「月」と入力してしまった場
合の動作を図5のフローチャートを用いて説明する。
【0018】先ず、ステップ1(以下、S1と略称す
る。他のステップも同様)で、使用者が、ペンを用いて
文字入力領域120に文字を入力する。S2で入力され
た文字のストロークデータを記憶し、S3で認識開始ボ
タン130、または入力取り消しボタン130、または
ストローク消去ボタン150が押されるのを待つ。
【0019】そして、S4で認識開始ボタン130が押
されたか否かを調べ、押されていなければ(S4、N
o)、S5で入力取り消しボタン140が押されたか否
かを調べる。入力取り消しボタン140が押されれば
(S5、Yes)、S6で、文字入力領域120をクリ
アし、S1に戻る。一方、入力取り消しボタン140が
押されない場合(S5、No)、S7でストローク消去
ボタン150が押されたか否かを調べ、押されれば(S
7、Yes)、S8で、文字入力領域120に入力され
た文字の内で、ストローク消去ボタン150が押される
直前に入力されたストロークを1つだけ消去してS1に
戻る。押されなければ(S7、No)、S4に戻る。
【0020】そして、S4で認識開始ボタン130が押
されれば(S4、Yes)、S9で文字認識部50が文
字認識辞書60を参照しながら文字認識を行い、認識が
終わると、S10で、認識候補を認識候補表示領域11
0に表示すると共に、その第1位の候補を文章表示領域
100に表示する。
【0021】ところで、使用者が「日」という文字を入
力するのに、誤って「月」と入力してしまった場合、S
7でストローク消去ボタン150を押下する。すると、
このストローク消去ボタン150が押される直前のスト
ローク(つまり第4画目の横棒)が文字入力領域120
から消去される。使用者は続けて正しく入力し直し、正
しく「日」が入った時点で認識開始ボタン130を押せ
ば「日」が認識候補表示領域110に表示される。図4
(a)は、使用者が文字入力領域120に誤って「月」
と入力してしまった後で、誤って入力された第4画目の
ストロークを消去した状態が示されている。また、図4
(b)は、使用者が第4画目を正しく入力し直して、正
しく「日」と入力された状態を示している。
【0022】本発明は、以上に説明した実施の形態の文
字認識装置に限定されるものではなく、その要旨を逸脱
しない範囲で任意に変更することが可能である。
【0023】即ち、例えば、前記実施の形態では液晶タ
ブレット10にストローク消去ボタン150を設け、そ
のボタン150が押されたらその直前のストロークを一
つ消去する例を説明したが、使用者が任意のストローク
を消去できるように、文字入力領域の任意の場所をペン
で触れることでその点が属するストロークを消去するよ
うにしてもよい。また、ストロークを消去することを指
示するストローク消去ボタン150を液晶タブレット1
0に設けたが、文字を入力するためのペンにストローク
消去ボタンを設け、そのペンを液晶タブレット10に電
気的に接続し、そのペン側でストローク消去の指示をす
ることが可能に構成してもよい。
【0024】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明の請求項1に記載の文字認識装置によれば、使用者
が文字を誤って入力してしまった場合、全部を消去する
のではなく、間違って入力したストロークだけ消去する
ことができるので、使用者による文字入力の負担を軽減
することができ、使い勝手のよい文字認識装置を提供す
ることができる。
【0025】また、請求項2に記載の文字認識装置によ
れば、ストロークデータ消去手段は、文字の入力途中に
おいて直前に入力されたストロークデータを消去するよ
うに構成されているので、直前に誤って入力したストロ
ークデータのみを直ちに消去することができ、入力済み
の正常なストロークデータまでも消去してしまうことが
ないので、文字入力操作を効率的に進めることができ
る。
【0026】さらに、請求項3に記載の文字入力装置に
よれば、使用者による操作に基づいて、前記ストローク
データ消去手段を稼働させる消去指示手段をさらに備え
たので、使用者が前記消去指示手段を操作しない限り前
記ストロークデータ消去手段が稼働することはないの
で、入力したストロークデータの誤りを使用者が充分に
確認した上で消去することができ、文字入力操作を一層
正確、かつ効率的に進めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】手書き入力した文字を示す図であり、(a)は
文字入力の軌跡を示す図、(b)は入力したときのスト
ロークの時系列を示す図である。
【図2】本実施の形態の文字認識装置の電気的制御構成
を示すブロック図である。
【図3】液晶タブレットの画面の配置構成を示す図であ
る。
【図4】手書き入力した文字の表示例を示す図であり、
(a)はストロークが消去された状態を示す図、(b)
はストロークを入力し直した状態を示す図である。
【図5】文字認識の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 液晶タブレット 20 制御部 30 ストロークデータ記憶部 40 ストロークデータ消去部 50 文字認識部 150 ストローク消去ボタン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 手書きで文字を入力する手書き文字入力
    手段と、前記手書き文字入力手段によって入力された文
    字を認識して文字コードに変換する文字認識手段と、前
    記文字認識手段によって認識された文字を表示する表示
    手段とを備えた文字認識装置において、 前記手書き文字入力手段によって入力された文字のスト
    ロークデータを記憶するストロークデータ記憶手段と、 前記ストロークデータ記憶手段に記憶された任意のスト
    ロークデータを消去するストロークデータ消去手段とを
    備えたことを特徴とする文字認識装置。
  2. 【請求項2】 前記ストロークデータ消去手段は、文字
    の入力途中において直前に入力されたストロークデータ
    を消去することを特徴とする請求項1に記載の文字認識
    装置。
  3. 【請求項3】 使用者による操作に基づいて、前記スト
    ロークデータ消去手段を稼働させる消去指示手段を備え
    たことを特徴とする請求項1もしくは2に記載の文字認
    識装置。
JP8272088A 1996-10-15 1996-10-15 文字認識装置 Pending JPH10116318A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8272088A JPH10116318A (ja) 1996-10-15 1996-10-15 文字認識装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8272088A JPH10116318A (ja) 1996-10-15 1996-10-15 文字認識装置

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Publication Number Publication Date
JPH10116318A true JPH10116318A (ja) 1998-05-06

Family

ID=17508924

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8272088A Pending JPH10116318A (ja) 1996-10-15 1996-10-15 文字認識装置

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JP (1) JPH10116318A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011065623A (ja) * 2009-08-21 2011-03-31 Sharp Corp 情報検索装置、情報検索装置の制御方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011065623A (ja) * 2009-08-21 2011-03-31 Sharp Corp 情報検索装置、情報検索装置の制御方法

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