JPH10116053A - ディスプレイ装置 - Google Patents

ディスプレイ装置

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JPH10116053A
JPH10116053A JP8270869A JP27086996A JPH10116053A JP H10116053 A JPH10116053 A JP H10116053A JP 8270869 A JP8270869 A JP 8270869A JP 27086996 A JP27086996 A JP 27086996A JP H10116053 A JPH10116053 A JP H10116053A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1フィールドを輝度の相対比が異なる複数の
サブフィールドに分割し、各サブフィールドの状態を、
表示・非表示することで階調を表現するディスプレイ装
置において、動画の偽輪郭を低減するディスプレイ装置
を得る。 【解決手段】 ディスプレイ装置は、2のべき乗ではな
い輝度の相対比をもつサブフィールドを少なくとも1つ
以上含み、かつ、輝度の相対比が大きいサブフィールド
の時間的な並びを、輝度の大きい順または小さい順にな
るようにした表示シーケンスを用いて、ある階調におい
て輝度の相対比が大きいサブフィールドS1の状態が表
示で、S1より1つ大きい輝度の相対比をもつサブフィ
ールドS2の状態が非表示であり、その1つ上の階調に
おいてS2の状態が表示であるような桁上がりが発生する
場合は、S1の状態が非表示になる複数の系列を画面上
切換えて表示するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、プラズマ・ディ
スプレイ(PDP:plasma display panel)装置やディ
ジタルマイクロミラーデバイス(DMD)等のディスプ
レイ装置に係り、詳細には、1フィールドを複数のサブ
フィールドに分割して階調を表現するディスプレイ装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】プラズマ・ディスプレイ装置は、平板デ
ィスプレイの中でも最も大型化しやすく、応答速度、色
再現性などの基本性能もすぐれているため、壁掛けテレ
ビ実現の最有力候補として期待されている。
【0003】このプラズマ・ディスプレイ装置は、1フ
ィールドの時間を複数のサブフィールドに分割し、各サ
ブフィールド毎に表示(発光)する時間の相対比を1対
2対4対8…というように、2のべき乗ずつ変えてお
き、画素毎に各サブフィールドを発光させるかさせない
かの組み合わせで階調表示を行っている。
【0004】図20に、ある画素に着目した場合の、1
フィールドの発光シーケンスの例を示す。図は、1フィ
ールドを8つのサブフィールドSF0からSF7に分割
した例である。各サブフィールドの発光時間の相対比
は、1:2:4:8:16:32:64:128になっ
ており、これらの発光、非発光の組み合わせにより25
6の階調表示能力がある。
【0005】例えば、127という階調を表示する場合
には、SF0からSF6を発光させ、SF7は非発光に
する。人間の目は、時間方向の積分効果により1フィー
ルド以内の発光の点滅には反応しないため、SF0から
SF6の発光が人間の目により積分され、あたかも12
7という階調が表示されたかのように知覚される。
【0006】このディスプレイ装置に映像信号を表示す
る場合には、まず、映像信号を8ビットのディジタル信
号に変換し、最下位ビットb0をSF0に、その上のビッ
トb1をSF2に、さらにその上のビットb3をSF3に、
…最上位ビットb7をSF7に割り当てることで行う。
【0007】図21は、従来のディスプレイ装置の階調
表示方法を実現する構成例であり、1は映像信号を入力
する入力端子、2は同期信号を入力する入力端子、3は
入力端子1に入力された映像信号をディジタル信号に変
換するA/D変換部、4はディジタル化された映像信号
を、2フレーム分記憶するフレームメモリ部、5はフレ
ームメモリ部4及び後述の制御部6の出力信号によりプ
ラズマディスプレイパネル(以下、PDPと記す)を駆
動する駆動部、6は同期信号を基準として、A/D変換
部3、フレームメモリ部4及び駆動部5を制御する制御
部、7はPDPである。
【0008】次に動作について説明する。入力端子1よ
り入力された映像信号は、A/D変換部3で8ビットの
ディジタル信号に変換され、フレームメモリ部4で2フ
レーム分記憶される。フレームメモリ部4は、2つのフ
レームメモリを持っており、入力された信号は、1フレ
ーム毎に1フレーム目のメモリと2フレーム目のメモリ
に交互に書込まれる。
【0009】次に、図20に示すSF0のアドレス期間
に、制御部6によりフレームメモリ部4が制御され、ビ
ットb0のデータがフレームメモリ部4から読み出され
る。この場合、フレームメモリ部4は2フレーム分ある
うちの書込み動作が行われていない方から読み出され
る。読み出されたデータは駆動部5を通してPDP7に
書込まれる。AC型PDPの場合には、パネルにメモリ
効果があるため、書き込まれたデータは、全画面のデー
タが順次PDP7に書込まれる間保持される。次の維持
放電期間に、制御部6が駆動部5を制御することで、ビ
ットb0のデータが書込まれた画素のみPDP7は発光を
行う。
【0010】次のSF1のアドレス期間には、ビットb1
のデータがフレームメモリ部4から読み出され、駆動部
5を経由してPDP7に供給される。次の維持放電期間
には、SF0の2倍の時間発光を行う。
【0011】以下、SF2からSF7も同様に、対応す
るビットb2からb7がアドレス期間にフレームメモリ部4
から読み出され、駆動部5を経由してPDP7に供給さ
れ、維持放電期間にSF0のそれぞれ4倍から128倍
の時間の発光を行う。
【0012】以上のような構成で階調表示を行うディス
プレイ装置では、水平方向に滑らかに変化するような平
坦な画像が、画面上を水平方向に移動する場合、画像が
静止していた場合には見えなかった縦縞状の帯(以下、
動画の偽輪郭と記す)が知覚される。同様に、垂直方向
に滑らかに変化するような平坦な画像が、画面上を垂直
方向に移動しても知覚される。この現象を図22及び図
23を用いて説明する。
【0013】図22は、水平方向に滑らかに変化する画
像、すなわち、階調が127から128に変化する画像
が、2画素/フィールドのスピードで左方向に移動して
いる状態を示している。
【0014】階調127の部分は、SF0からSF6ま
での7つのサブフィールドが発光しており、階調128
の部分は、SF7のみが発光している。このような画像
を人間が見た場合、視線は、おおよそR0からR2で示す破
線上を移動することになり、破線R0より左側に対応する
網膜上の位置は階調127を、破線R2より右側に対応す
る網膜上の位置は階調128を知覚することになる。し
かし、破線R1に対応する網膜上の位置の知覚量は、ほぼ
0となり、これが偽輪郭として知覚される。図23は網
膜位置と明るさの知覚量の関係を示した図である。
【0015】この現象は、上述のようにSF0からSF
6の7つが発光する階調(127)から、SF7のみが
発光している階調(128)へ変化するような画像、つ
まり下位ビットから最上位ビットへ桁上がりしたり、そ
の逆に最上位ビットから下位ビットへ桁下がりするよう
な画像が、移動する場合に知覚されやすい。これは、以
下の2点に起因している。
【0016】近接階調間で、フィールド内の発光の時
間重心変動が大きい。すなわち、階調127は発光部分
がフィールド内の前方に集中しており、階調128は、
後方に集中している。
【0017】近接階調間で、非発光状態から発光状
態、及び、発光状態から非発光状態に変化する発光の変
化量が大きい。すなわち、127が発光から非発光に変
化し、128が非発光から発光に変化している。
【0018】図24は、例えば特開平4―211294
号公報に開示された従来のディスプレイ装置の階調表示
方法を示した図である。すなわち、最上位ビットb7に対
応するサブフィールドをSF7−1とSF7−2に均等
分割し、発光時間領域を1フィールドの最初と最後の位
置に割り当てたものである。
【0019】このような発光シーケンスを用いることに
よって偽輪郭の知覚量を低減することができる。この様
子を図25及び図26を用いて説明する。
【0020】図25は、図22と同様に階調が127か
ら128に変化する画像が、2画素/フィールドのスピ
ードで左方向に移動している状態を示している。階調1
27の部分は、SF0からSF6までの7つのサブフィ
ールドが発光しており、階調128の部分は、SF7−
1とSF7−2が発光している。
【0021】このような画像を人間が見た場合、視線
は、おおよそR0からR3で示す破線上を移動することにな
り、破線R0より左側に対応する網膜上の位置は階調12
7を、破線R3より右側に対応する網膜上の位置は階調1
28を知覚することになる。また、破線R1に対応する網
膜上の位置は約191、R2の位置では約64が知覚され
る。図26に網膜位置と明るさの知覚量の関係を示す。
前述の例より改善されていることがわかる。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来のディスプレイ装置は以上のように構成されているの
で、図20及び図21に示す前述の例より改善されては
いるものの、実際の画像では、この程度では不十分であ
る。
【0023】これは、近接階調間の発光の時間重心変動
は小さくなっているが、近接階調間の発光・非発光の変
化量が前述の例と同様に大きいため、改善効果が少ない
ことによるものである。
【0024】このように、従来のディスプレイ装置は、
上述のように、滑らかに変化するような平坦な画像が、
画面上を移動する場合、画像が静止していた場合には見
えなかった偽輪郭が知覚されるという問題点があった。
【0025】この発明は以上のような問題点を解決する
ためになされたもので、動画像における偽輪郭を低減し
た階調表示を行うことができるディスプレイ装置を提供
することを目的とする。
【0026】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のディス
プレイ装置は、1フィールドを輝度の相対比が異なる複
数のサブフィールドに分割し、各サブフィールドの状態
を、表示、非表示することで階調を表現するディスプレ
イ装置において、2のべき乗ではない輝度の相対比をも
つサブフィールドを少なくとも1つ以上含み、輝度の相
対比が大きいサブフィールドの時間的な並びを、輝度の
大きい順、または、小さい順になるようにし、かつ、n
(n≧0)階調において輝度の相対比が大きいサブフィ
ールドS1の状態が表示で、該サブフィールドS1より
1つ大きい輝度の相対比をもつサブフィールドS2の状
態が非表示であり、n+1階調において、サブフィール
ドS2の状態が表示であるような桁上がりが発生する場
合は、n+1階調においてサブフィールドS1の状態が
非表示になるように階調表現したことを特徴とするもの
である。
【0027】請求項2に記載のディスプレイ装置は、輝
度の相対比が大きいサブフィールドへ桁上がりする階調
が異なる複数の系列を備え、該複数の系列を切り換えて
用いることを特徴とするものである。
【0028】請求項3に記載のディスプレイ装置は、輝
度の相対比が大きいサブフィールドへ桁上がりする階調
が異なる2つの系列A及び系列Bを備え、系列A及び系
列Bを、画面上水平方向h(h≧1)画素毎、垂直方向
v(v≧1)画素毎に切り換えることを特徴とするもの
である。
【0029】請求項4に記載のディスプレイ装置は、系
列Bの輝度の相対比が最大ではないが大きいサブフィー
ルドS3への桁上がりする階調と、サブフィールドS3
より1つ大きいサブフィールドS4へ桁上がりする階調
との間で系列Aが該サブフィールドS3へ桁上がりする
ようにし、系列Bの輝度の相対比が最大のサブフィール
ドS5へ桁上がりする階調と、最大の階調との間で系列
Aが該サブフィールドS5へ桁上がりするようにしたこ
とを特徴とするものである。
【0030】請求項5に記載のディスプレイ装置は、表
示すべき映像信号に、画面上水平方向H(H≧1)画素
毎、垂直方向V(V≧1)画素毎に、異なるオフセット
レベルを重畳させたことを特徴とするものである。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面を参照して、
この発明を具体的に説明する。
【0032】実施の形態1.図1はこの発明の実施の形
態1に係るディスプレイ装置の構成を示すブロック図で
あり、ディスプレイ装置の階調表示方法を実現するもの
である。なお、実施の形態1であるディスプレイ装置の
説明にあたり前記図21に示すディスプレイ装置と同一
構成部分には同一符号を付している。
【0033】図において、1は映像信号を入力する入力
端子、2は同期信号を入力する入力端子、3は入力端子
1に入力された映像信号をディジタル信号に変換するA
/D変換部、8はA/D変換部3の出力をコード変換す
るコード変換部、4はコード変換部8の出力信号を、2
フレーム分記憶するフレームメモリ部、5はフレームメ
モリ部4及び後述の制御部6の出力信号によりPDP7
を駆動する駆動部、6は同期信号を基準として、A/D
変換部3、フレームメモリ部4及び駆動部5を制御する
制御部、7はPDPである。
【0034】以下、上述のように構成されたディスプレ
イ装置の動作を説明する。
【0035】図2は上記ディスプレイ装置の階調表示方
法における1フィールド期間の発光シーケンスを示す図
である。図のシーケンスは、1フィールドを9個のサブ
フィールドSF0からSF8に分割した例である。
【0036】各サブフィールドの発光時間の相対比は、
SF0からSF8の順に、1:2:4:8:16:3
2:48:64:80になっており、これらの発光、非
発光の組み合わせにより256の階調表示能力がある。
【0037】入力端子1より入力された映像信号は、A
/D変換部3で8ビットのディジタル信号(b0からb7)
に変換され、さらにコード変換部8により9ビットのデ
ィジタルデータ(bb0からbb8)に変換される。変換され
た9ビットのディジタルデータは、フレームメモリ部4
で2フレーム分記憶される。フレームメモリ部4は、2
つのフレームメモリを持っており、入力された信号は、
1フレーム毎に1フレーム目のメモリと2フレーム目の
メモリに交互に書込まれる。
【0038】次に、図2に示すSF0のアドレス期間
に、制御部6によりフレームメモリ部4が制御され、ビ
ットbb0のデータがフレームメモリ部4から読み出され
る。この場合、フレームメモリ部4は2フレーム分ある
うちの書込み動作が行われていない方から読み出され
る。
【0039】読み出されたデータは、駆動部5を通して
PDP7に書込まれる。AC型PDPの場合には、パネ
ルにメモリ効果があるため、書きこまれたデータは、全
画面のデータが順次PDP7に書込まれる間保持され
る。次の維持放電期間に、制御部6が駆動部5を制御す
ることで、ビットbb0のデータが書込まれた画素のみP
DP7は発光を行う。
【0040】次のSF1のアドレス期間には、bb1のデ
ータがフレームメモリ部4から読み出され、駆動部5を
経由してPDP7に供給される。さらに次の維持放電期
間には、SF0の2倍の時間発光を行う。
【0041】以下、SF2からSF8も同様に、対応す
るビットbb2からbb8がアドレス期間にフレームメモリ部
4から読み出され、駆動部5を経由してPDP7に供給
され、維持放電期間にSF0のそれぞれ、4倍、8倍、
16倍、32倍、48倍、64倍、80倍の時間発光を
行う。
【0042】次にコード変換部8について詳細に説明す
る。
【0043】A/D変換部3で変換されたディジタルデ
ータの各ビットb0からb7までの重みは、一般に2のべき
乗の比をもつ。すなわち、1:2:4:8:16:3
2:64:128である。従来例の発光シーケンスのよ
うに各サブフィールドSF0からSF7までの輝度の相
対比が、この比とまったく同じ場合は、ディジタルデー
タの各ビットb0からb7までを、SF0からSF7にその
まま対応させればよい。つまり、b0が1の画素は、SF
0を発光させ、b1が1の画素はSF1を発光させるよう
にすればよい。
【0044】ところが、図2に示すように、各サブフィ
ールドSF0からSF8までの相対輝度比が、1:2:
4:8:16:32:48:64:80のように2のべ
き乗ではない相対比(この例では48、80)を含む場
合は、A/D変換部3で変換されたディジタルデータb0
〜b7を、各ビットの重みが、1:2:4:8:16:3
2:48:64:80のディジタルデータbb0〜bb8に変
換しなければならない。
【0045】例えば、A/D変換部3で変換されたディ
ジタルデータが、階調64の場合、(b7,b6,b5,b4,b3,b
2,b1,b0)=(0,1,0,0,0,0,0,0)であり、(bb7,bb6,bb
5,bb4,bb3,bb2,bb1,bb0)=(0,0,1,0,1,0,0,0,0)に変
換する。また、階調128の場合、(b7,b6,b5,b4,b3,b
2,b1,b0)=(1,0,0,0,0,0,0,0)であり、(bb7,bb6,bb
5,bb4,bb3,bb2,bb1,bb0)=(0,1,1,0,1,0,0,0,0)に変
換する。
【0046】階調0から255まで、このような一連の
変換を行うのが、コード変換部8である。
【0047】ところで、8ビットのディジタルデータに
おいて、通常の2のべき乗のコードでは、1つの階調を
表現するのに、1つのコードしか存在しない。つまり、
階調64を表現するコードは、(b7,b6,b5,b4,b3,b2,b
1,b0)=(0,1,0,0,0,0,0,0)のみであり、階調128
を表現するコードは、(b7,b6,b5,b4,b3,b2,b1,b0)=
(1,0,0,0,0,0,0,0)のみであり、これ以外の表現方法
は存在しない。
【0048】ところが、もう1ビット付加し、2のべき
乗からずらした重みを持つビットを含んだコード、bb8
からbb0を用いれば、1つの階調を表現するのに複数の
コードが存在することになる。例えば、階調64を表現
するコードは、(bb7,bb6,bb5,bb4,bb3,bb2,bb1,bb0)
=(0,0,1,0,1,0,0,0,0)と、(0,1,0,0,0,0,0,0,0)の
2個存在し、階調128を表現するコードは、(bb7,bb
6,bb5,bb4,bb3,bb2,bb1,bb0)=(0,1,1,0,1,0,0,0,0)
と、(1,0,1,0,0,0,0,0,0)と、(1,0,0,1,1,0,0,0,0)
の3個存在する。
【0049】したがって、コード変換部8は、ある階調
を表現するのに、複数のコードが存在する場合は、適当
な1つのコードを選択している。階調0から最大の階調
(この例では255)まで各階調毎に適当な1つのコー
ドを選択したものを、以下「系列」という。
【0050】図3は上記1つの系列を示す図であり、図
中、ハッチング部分に示す領域は、表示状態の1を示
し、ハッチング部分でない領域は非表示状態の0を示し
ている。また、各ビットの重みがわかりやすいように、
重みを列の横幅の長さで示している。また、4以下の重
みを持つビットは、変換していないので省略している。
この系列は、以下に述べる規則に従って構成されてい
る。
【0051】すなわち、n階調(0≦n≦254)にお
いて比較的大きい重み(図3の場合、32)以上の重み
をもつビットbbxが1で、bbxよりも1つ大きい重みをも
つビットbbyが0で、n+1階調においてbbyが1である
ようなビットの桁上がりが発生する階調においては、n
+1階調のbbxを0にする。以下、この規則を「桁上が
りの規則」と呼ぶ。
【0052】ここで、比較的小さい重みを持つビットに
ついては、動画の偽輪郭発生に影響を与えないため、こ
の桁上がりの規則に従う必要はない。
【0053】以上のような構成で階調表示を行う本実施
の形態に係るディスプレイ装置では、動画の偽輪郭の知
覚量を低減する効果がある。この現象を図4及び図5を
用いて説明する。
【0054】図4は、水平方向に滑らかに変化する画
像、すなわち、階調が175から176に変化する画像
が、2画素/フィールドのスピードで左方向に移動して
いる状態を示す図である。
【0055】階調175の部分は、一番大きい輝度の相
対比をもつサブフィールドが非表示であり、階調176
の部分は、表示状態である、いわゆる最上位ビットへの
桁上がりの状態を示している。このような画像を人間が
見た場合、視線は、おおよそR0からR4で示す破線上を移
動することになり、破線R0より左側に対応する網膜上の
位置は階調175を、破線R4より右側に対応する網膜上
の位置は階調176を知覚することになる。その間のR
1、R2、R3に対応する網膜上の位置の知覚量は、網膜位
置と明るさの知覚量の関係を示す図5の通りであり、明
らかに従来例に比較して低減されている。
【0056】これは、輝度の相対比を2のべき乗からず
らした48、80のサブフィールドを含み、サブフィー
ルドの並びを小さい順(または、大きい順でもよい)に
し、上述の桁上がりの規則に従った系列を用いたことに
より、以下の改善が行われたことによる。
【0057】近接階調間で、フィールド内の発光の時
間重心変動が比較的小さい。
【0058】近接階調間で、発光・非発光の変化量が
比較的小さい。例えば、階調175と階調176との間
では、1、2、4、8、64の合計79が発光から非発
光へ変化し、80が非発光から発光へ変化している。
【0059】以上説明したように、実施の形態1に係る
ディスプレイ装置は、2のべき乗ではない輝度の相対比
をもつサブフィールドを少なくとも1つ以上含み、か
つ、輝度の相対比が大きいサブフィールドの時間的な並
びを、輝度の大きい順、または、小さい順になるように
し、かつ、上述の桁上がりの規則に従うように構成した
ので、近接階調間で、フィールド内の発光の時間重心変
動が比較的小さくなり、また、隣接階調間で、発光・非
発光の変化量も比較的少なくなり、動画の偽輪郭の知覚
量を低減することができる。
【0060】ところで、上記系列が上述の桁上がりの規
則に従わない場合は、偽輪郭低減効果が少なくなる。例
えば、図6は、この規則に従わない系列を示している。
【0061】すなわち、n階調(0≦n≦254)にお
いて比較的大きい重み(図6の場合32)以上の重みを
もつビットbbxが1で、bbxよりも1つ大きい重みをもつ
ビットbbyが0で、n+1階調においてbbyが1であるよ
うなビットの桁上がりが発生する階調においては、n+
1階調のbbxを1にしている。
【0062】この系列を用いた階調表示を行うディスプ
レイ装置における動画の偽輪郭の状態を図7及び図8を
用いて説明する。
【0063】図7は階調が143から144に変化する
画像が、2画素/フィールドのスピードで左方向に移動
している状態を示している。
【0064】階調143の部分は、一番大きい輝度の相
対比をもつサブフィールドが非表示であり、階調144
の部分は、表示状態である、いわゆる最上位ビットへの
桁上がりの状態を示している。このような画像を人間が
見た場合、視線は、おおよそR0からR5で示す破線上を移
動することになり、破線R0より左側に対応する網膜上の
位置は階調143を、破線R5より右側に対応する網膜上
の位置は階調144を知覚することになる。その間のR
1、R2、R3、R4に対応する網膜上の位置の知覚量は、図
8で示す通りであり、明らかに前記の桁上がりの規則に
そった系列を用いた例に比較して低減効果が少ないこと
を示している。
【0065】これは、前述の例に比較して、近接階調間
での発光の時間重心変動が大きくなったためである。
【0066】実施の形態2.前記実施の形態1では、1
つの系列を用いた場合について示したが、2つの系列を
用いることによってさらに動画の偽輪郭の知覚量を低減
することが可能である。
【0067】図9はこの発明の実施の形態2に係るディ
スプレイ装置の構成を示すブロック図であり、ディスプ
レイ装置の階調表示方法を実現するものである。なお、
実施の形態2であるディスプレイ装置の説明にあたり前
記図1に示すディスプレイ装置と同一構成部分には同一
符号を付して重複部分の説明を省略する。
【0068】図において、1は映像信号を入力する入力
端子、2は同期信号を入力する入力端子、3は入力端子
1に入力された映像信号をディジタル信号に変換するA
/D変換部、9はA/D変換部3の出力を2つの系列の
うちの一方の系列に基づいてコード変換するコード変換
部A、10はA/D変換部3の出力を2つの系列のうち
の他方の系列に基づいてコード変換するコード変換部
B、11は後述する制御部12の出力信号によって、コ
ード変換部A9、コード変換部B10のいずれかを選択
して出力するコード変換選択部、4はコード変換選択部
11の出力信号を、2フレーム分記憶するフレームメモ
リ部、5はフレームメモリ部4及び後述の制御部12の
出力信号によりPDP7を駆動する駆動部、7はPD
P、12は同期信号を基準として、A/D変換部3、コ
ード変換選択部11、フレームメモリ部4及び駆動部5
を制御する制御部である。
【0069】以下、上述のように構成されたディスプレ
イ装置の動作について、実施の形態1とは異なる部分を
説明する。
【0070】コード変換部A9は、前記実施の形態1の
コード変換部8と同様に、例えば前記図3のような系列
(系列A)に基づいてA/D変換部3の出力信号をコー
ド変換する。一方、コード変換部B10は、前述の桁上
がりの規則に従い、系列Aとは上位ビットへの桁上がり
の階調が異なる系列Bに基づいて、コード変換を行う。
【0071】そしてコード変換選択部11では、2つの
コード変換部9と10からの出力信号を水平方向にh画
素毎(h≧1)、垂直方向にv画素毎(v≧1)に切換え
ている。これ以外の動作は実施の形態1と同様である。
【0072】図10は実施の形態1で述べた図4と同じ
画像・階調における系列Bの表示状態を示す図である。
【0073】系列Bは、前述のように上位ビットへの桁
上がりの階調が系列Aとは異なるので、階調175と階
調176の間では一番大きい輝度の相対比を持つサブフ
ィールドとその1つ下のサブフィールドの表示状態は変
化せず、表示状態の変化は下位のサブフィールドにとど
まっている。したがって、このような画像を人間が見た
場合、視線はおおよそR0からR2で示す破線上を移動する
ことになり、R0,R1,R2に対応する網膜上の位置における
偽輪郭の知覚量は系列Aに比べて、図11に示す通り少
ない。
【0074】ここで、特に2つの系列Aと系列Bを図1
3に示すように水平方向に1画素毎、垂直方向に1画素
毎など比較的狭い画素間隔で切換えて使用する場合、人
間の視覚の空間方向の積分効果により、系列Aと系列B
のそれぞれの系列で知覚される動画の偽輪郭が図12の
ように平均化される。これを前記図5と比較すれば、明
らかに単一の系列を使用した場合よりも動画の偽輪郭が
低減されていることがわかる。
【0075】実施の形態3.実施の形態3は、桁上がり
の階調が2つの系列間で特別な関係になるようにするこ
とによって、さらに動画の偽輪郭の知覚量を低減するよ
うにしたものである。
【0076】図14は、系列A、系列Bを示す図であ
る。
【0077】図14に示すように系列A、系列Bの桁上
がりの階調を設定すると、より効果的に動画の偽輪郭を
低減することができる。すなわち、系列Bのビットの重
みが最大ではないが比較的大きい重み(この例では48
または64)を持つビットbbxへ桁上がりする階調と、b
bxより1つ大きいビットbbyへ桁上がりする階調との中
間の階調で系列Aがbbxへ桁上がりし、系列Bのビット
の重みが最大(この例では80)のビットbbzへ桁上が
りする階調と、最大の階調(この例では255)との間
で系列Aがbbzへ桁上がりするようにする。
【0078】このようにすると、系列Aにおいて動画の
偽輪郭が発生する階調と、系列Bにおいて動画の偽輪郭
が発生する階調をできるだけ離すことができるので、一
方の系列において動画の偽輪郭の発生するところで、他
方の系列の動画の偽輪郭の発生をできるだけ抑えること
ができ、より効果的に動画の偽輪郭を低減することがで
きる。
【0079】実施の形態4.前記実施の形態2、実施の
形態3では、2つの系列A、系列Bを用いた場合につい
て説明したが、2つに限る必要はなく、3つ以上の系列
を用いた場合も、実施の形態2、実施の形態3で述べた
ものと同様の効果が得られる。
【0080】図15はこの発明の実施の形態4に係るデ
ィスプレイ装置の構成を示すブロック図であり、ディス
プレイ装置の階調表示方法を実現するものである。な
お、実施の形態4であるディスプレイ装置の説明にあた
り前記図9に示すディスプレイ装置と同一構成部分には
同一符号を付して重複部分の説明を省略する。
【0081】図において、1は映像信号を入力する入力
端子、2は同期信号を入力する入力端子、3は入力端子
1に入力された映像信号をディジタル信号に変換するA
/D変換部、13はA/D変換部3の出力を複数の系列
に対応してコード変換するコード変換部A1〜ANからな
るコード変換部、14は後述する制御部15の出力信号
によって、コード変換部A1〜ANのいずれか1つを選択
して出力するコード変換選択部、4はコード変換選択部
14の出力信号を、2フレーム分記憶するフレームメモ
リ部、5はフレームメモリ部4及び後述の制御部15の
出力信号によりPDP7を駆動する駆動部、7はPD
P、15は同期信号を基準として、A/D変換部3、コ
ード変換選択部13、フレームメモリ部4及び駆動部5
を制御する制御部である。
【0082】以上の構成において、階調表示方法を実現
するには、桁上がりの異なる複数の系列に対応するコー
ド変換部13を使用し、コード変換部13からの出力信
号をコード変換選択部14によって切換えるようにすれ
ばよい。
【0083】このようにして、系列A1〜ANのいずれか
1つを選択して用いれば、ある系列において動画の偽輪
郭の発生するところで、他の系列の動画の偽輪郭の発生
を抑えることができ、より効果的に動画の偽輪郭を低減
することができる。
【0084】実施の形態5.上記実施の形態1〜実施の
形態4では、発光シーケンスを1、2、4、8、16、
32、48、64、80の場合を示したが、これに限る
ことはなく、2のべき乗ではない輝度の相対比をもつサ
ブフィールドを少なくとも1つ以上含み、かつ、前述の
桁上がりの規則に従った系列を用いることによっても、
同様な動画の偽輪郭の低減効果を得ることができる。
【0085】実施の形態6.また、映像信号に対して、
画面上水平方向H画素毎(H≧1)、垂直方向V画素毎
(V≧1)に、異なるオフセットレベルを重畳させるこ
とによっても、実施の形態2、3で述べたものと同様な
動画の偽輪郭を低減する効果が得られる。
【0086】図16はこの発明の実施の形態6に係るデ
ィスプレイ装置の構成を示すブロック図であり、ディス
プレイ装置の階調表示方法を実現するものである。な
お、実施の形態2であるディスプレイ装置の説明にあた
り前記図1に示すディスプレイ装置と同一構成部分には
同一符号を付して重複部分の説明を省略する。
【0087】図において、1は映像信号を入力する入力
端子、2は同期信号を入力する入力端子、3は入力端子
1に入力された映像信号をディジタル信号に変換するA
/D変換部、16はA/D変換部3の出力信号に、画面
上水平方向H画素毎、垂直方向V画素毎に、異なるオフ
セットレベルを重畳させるオフセットレベル重畳部、8
はオフセットレベル重畳部16の出力をコード変換する
コード変換部、4はコード変換選択部8の出力信号を、
2フレーム分記憶するフレームメモリ部、5はフレーム
メモリ部4及び後述の制御部17の出力信号によりPD
P7を駆動する駆動部、7はPDP、17は同期信号を
基準として、A/D変換部3、オフセットレベル重畳部
16、フレームメモリ部4及び駆動部5を制御する制御
部である。
【0088】すなわち、実施の形態6では、A/D変換
部3とコード変換部8の間にオフセットレベル重畳部1
6を設けた構成となっている。
【0089】図17は上記オフセットレベル重畳部16
の構成を示すブロック図である。
【0090】図において、18は所定のオフセットレベ
ルを発生するオフセットレベル発生部、19はディジタ
ル映像信号に発生したオフセットレベルを加算する加算
部、20はディジタル映像信号から発生したオフセット
レベルを減算する減算部、21は制御部17の出力信号
によって、加算部19、減算部20のいずれかを選択し
て出力する映像信号選択部である。
【0091】以下、上記オフセットレベル重畳部16の
動作について図17を用いて詳細に説明する。
【0092】オフセットレベル重畳部16は、A/D変
換部3によってディジタル信号に変換された映像信号に
対して、オフセットレベル発生部18によって生成した
一定値のオフセットレベルを、加算部19と減算部20
によって加減算する。
【0093】映像信号選択部21は、オフセットレベル
を加減算された映像信号を、水平方向H画素毎、垂直方
向V画素毎に切換えてコード変換部8に出力する。以降
の動作は実施の形態1と同様である。
【0094】上記のように、映像信号に一定値のオフセ
ットレベルが重畳されたとき、動画の偽輪郭の知覚量の
低減効果が得られる理由について以下に述べる。
【0095】図18は、オフセットレベルを±16と
し、重畳されるオフセットレベルの正負の符号を水平方
向1画素毎、垂直方向1画素毎、さらにフィールド毎に
切換えた場合のオフセットレベルと画面との関係を示す
図である。
【0096】コード変換部8に実施の形態1で示した系
列Aを用いるとき、オフセットレベル重畳部16とコー
ド変換部8によって、映像信号は見かけ上、図19のよ
うな2つの系列A+,A-が用いられたときと同様に変換
される(系列A+は系列Aにオフセットレベル+16を
重畳したもの、系列A-は系列Aにオフセットレベル−
16を重畳したものである)。このとき2つの系列A+,
A-は、実施の形態2で述べたものと同様な桁上がりの
関係を持っている。
【0097】このような関係を持つ2系列では、桁上が
りの階調がそれぞれ異なるために、系列A+で動画の偽
輪郭が発生する階調では系列A-の動画の偽輪郭の発生
は非常に少なくなり、逆に系列A-で動画の偽輪郭が発
生する階調では系列A+の動画の偽輪郭の発生は非常に
少なくなる。これを画面上切換えて表示すると、人間の
視覚の空間方向の積分効果により動画の偽輪郭の知覚量
が平均化され、実施の形態2で述べたものと同様な偽輪
郭の低減効果を得ることが可能となる。
【0098】一方、重畳されたオフセットレベルについ
ても人間の視覚特性の空間方向・時間方向の積分効果に
より平均化され知覚されない。
【0099】以上の説明では特にコード変換部8に1つ
の系列を用いたが、これに限らず、実施の形態2〜実施
の形態4で示したように複数の系列を用いてもよい。
【0100】さらに、以上の説明では発光シーケンス
が、1、2、4、8、16、32、48、64、80の
場合を示したが、これに限ることはなく実施の形態5の
発光シーケンスを用いてもよい。
【0101】なお、上記各実施の形態では、ディスプレ
イ装置としてプラズマ・ディスプレイ装置を用いている
が、1フィールドを複数のサブフィールドに分割して階
調を表現するディスプレイ装置であればどのような装置
に適用できることは言うまでもない。
【0102】また、上記ディスプレイ装置を構成する例
えばコード変換部、フレームメモリ部、オフセットレベ
ル重畳部等の種類、接続状態などは前述した実施の形態
に限られないことは言うまでもない。
【0103】
【発明の効果】請求項1に記載のディスプレイ装置で
は、2のべき乗ではない輝度の相対比をもつサブフィー
ルドを少なくとも1つ以上含み、輝度の相対比が大きい
サブフィールドの時間的な並びを、輝度の大きい順、ま
たは、小さい順になるようにし、かつ、n(n≧0)階
調において輝度の相対比が大きいサブフィールドS1の
状態が表示で、該サブフィールドS1より1つ大きい輝
度の相対比をもつサブフィールドS2の状態が非表示で
あり、n+1階調において、サブフィールドS2の状態
が表示であるような桁上がりが発生する場合は、n+1
階調においてサブフィールドS1の状態が非表示になる
ように階調表現するように構成したので、近接階調間
で、フィールド内の発光の時間重心変動が比較的小さく
なり、また、隣接階調間で、発光・非発光の変化量も比
較的少なくなり、動画の偽輪郭の知覚量を低減すること
ができる効果がある。
【0104】請求項2に記載のディスプレイ装置は、輝
度の相対比が大きいサブフィールドへ桁上がりする階調
が異なる複数の系列を備え、該複数の系列を切り換えて
用いるように構成したので、ある系列で動画の偽輪郭が
発生するときに他の系列では発生を少なくし、また該複
数の系列を画面上切換えることで、動画の偽輪郭を人間
の視覚の空間方向の積分効果によって平均化させ、さら
に低減する効果がある。
【0105】請求項3に記載のディスプレイ装置は、輝
度の相対比が大きいサブフィールドへ桁上がりする階調
が異なる2つの系列A及び系列Bを備え、系列A及び系
列Bを、画面上水平方向h(h≧1)画素毎、垂直方向
v(v≧1)画素毎に切り換えるように構成したので、
一方の系列で動画の偽輪郭が発生するときに他方の系列
では発生を抑え、動画の偽輪郭を低減する効果がある。
【0106】請求項4に記載のディスプレイ装置は、系
列Bの輝度の相対比が最大ではないが大きいサブフィー
ルドS3への桁上がりする階調と、サブフィールドS3
より1つ大きいサブフィールドS4へ桁上がりする階調
との間で系列Aが該サブフィールドS3へ桁上がりする
ようにし、系列Bの輝度の相対比が最大のサブフィール
ドS5へ桁上がりする階調と、最大の階調との間で系列
Aが該サブフィールドS5へ桁上がりするように構成し
たので、一方の系列で動画の偽輪郭が発生するときに他
方の系列では発生をできるだけ抑え、動画の偽輪郭を低
減する効果がある。
【0107】請求項5に記載のディスプレイ装置は、表
示すべき映像信号に、画面上水平方向H(H≧1)画素
毎、垂直方向V(V≧1)画素毎に、異なるオフセット
レベルを重畳させるように構成したので、一方のオフセ
ットレベルが重畳された画素において動画の偽輪郭が発
生するときに、他方のオフセットレベルが重畳された画
素において発生しないようにし、また、2つのオフセッ
トレベルを、水平方向h画素毎(h≧1)、垂直方向v
画素毎(v≧1)に切換えることで、動画の偽輪郭を人
間の視覚の空間方向の積分効果によって平均化させ、低
減する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1であるディスプレイ
装置の構成を示す図である。
【図2】 この発明の実施の形態1であるディスプレイ
装置を説明するための発光シーケンスを示す図である。
【図3】 この発明の実施の形態1で説明した「桁上が
りの規則」に従う系列の例を示す図である。
【図4】 図3の系列を用いた場合における動画の偽輪
郭の現象を説明するための図である。
【図5】 図3の系列を用いた場合における動画の偽輪
郭の低減効果を説明するための図である。
【図6】 この発明の実施の形態1で説明した「桁上が
りの規則」に従わない系列の例を示す図である。
【図7】 図6の系列を用いた場合における動画の偽輪
郭の現象を説明するための図である。
【図8】 図6の系列を用いた場合における動画の偽輪
郭の知覚量を説明するための図である。
【図9】 この発明の実施の形態2であるディスプレイ
装置の構成を示す図である。
【図10】 この発明の実施の形態2であるディスプレ
イ装置における系列Bを用いた場合における動画の偽輪
郭の現象を説明するための図である。
【図11】 この発明の実施の形態2であるディスプレ
イ装置における系列Bを用いた場合における動画の偽輪
郭の知覚量を説明するための図である。
【図12】 この発明の実施の形態2であるディスプレ
イ装置における系列A、Bを用いた場合における動画の
偽輪郭の低減効果を説明するための図である。
【図13】 この発明の実施の形態2であるディスプレ
イ装置における系列A、Bの画面上での切換え方を示す
図である。
【図14】 この発明の実施の形態3であるディスプレ
イ装置に従う2つの系列A、Bの例を示す図である。
【図15】 この発明の実施の形態4であるディスプレ
イ装置の構成を示す図である。
【図16】 この発明の実施の形態6であるディスプレ
イ装置の構成を示す図である。
【図17】 図16におけるオフセットレベル重畳部の
構成を示すブロック図である。
【図18】 実施の形態6であるディスプレイ装置のオ
フセットレベル±16の画面上での切り替え方を説明す
るための図である。
【図19】 図18の例を用いた場合の見かけ上の2つ
の系列A+、A-を示す図である。
【図20】 従来のディスプレイ装置を説明するための
発光シーケンスを示す図である。
【図21】 従来のディスプレイ装置の構成を示す図で
ある。
【図22】 従来のディスプレイ装置を用いた場合にお
ける動画の偽輪郭の現象を説明するための図である。
【図23】 従来のディスプレイ装置を用いた場合にお
ける動画の偽輪郭の知覚量を説明するための図である。
【図24】 従来のディスプレイ装置を説明するための
発光シーケンスを示す図である。
【図25】 従来のディスプレイ装置を用いた場合にお
ける動画の偽輪郭の現象を説明するための図である。
【図26】 従来のディスプレイ装置を用いた場合にお
ける動画の偽輪郭の知覚量を説明するための図である。
【符号の説明】
1 映像信号入力端子、 2 同期信号入力端子、 3
A/D変換部、 4フレームメモリ部、 5 駆動
部、 6,12,15,17 制御部、 7PDP、
8,9,10,13 コード変換部、 11,14 コ
ード変換選択部、 16 オフセットレベル重畳部、
18 オフセットレベル発生部、 19 加算部、 2
0 減算部、 21 映像信号選択部。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1フィールドを輝度の相対比が異なる複
    数のサブフィールドに分割し、各サブフィールドの状態
    を、表示、非表示することで階調を表現するディスプレ
    イ装置において、 2のべき乗ではない輝度の相対比をもつサブフィールド
    を少なくとも1つ以上含み、 輝度の相対比が大きいサブフィールドの時間的な並び
    を、輝度の大きい順、または、小さい順になるように
    し、 かつ、n(n≧0)階調において輝度の相対比が大きい
    サブフィールドS1の状態が表示で、該サブフィールド
    S1より1つ大きい輝度の相対比をもつサブフィールド
    S2の状態が非表示であり、 n+1階調において、前記サブフィールドS2の状態が
    表示であるような桁上がりが発生する場合は、n+1階
    調において前記サブフィールドS1の状態が非表示にな
    るように階調表現したことを特徴とするディスプレイ装
    置。
  2. 【請求項2】 前記輝度の相対比が大きいサブフィール
    ドへ桁上がりする階調が異なる複数の系列を備え、 該複数の系列を切り換えて用いることを特徴とする請求
    項1記載のディスプレイ装置。
  3. 【請求項3】 前記輝度の相対比が大きいサブフィール
    ドへ桁上がりする階調が異なる2つの系列A及び系列B
    を備え、 前記系列A及び系列Bを、画面上水平方向h(h≧1)
    画素毎、垂直方向v(v≧1)画素毎に切り換えること
    を特徴とする請求項1に記載のディスプレイ装置。
  4. 【請求項4】 前記系列Bの輝度の相対比が最大ではな
    いが大きいサブフィールドS3への桁上がりする階調
    と、前記サブフィールドS3より1つ大きいサブフィー
    ルドS4へ桁上がりする階調との間で前記系列Aが該サ
    ブフィールドS3へ桁上がりするようにし、 前記系列Bの輝度の相対比が最大のサブフィールドS5
    へ桁上がりする階調と、最大の階調との間で前記系列A
    が該サブフィールドS5へ桁上がりするようにしたこと
    を特徴とする請求項3に記載のディスプレイ装置。
  5. 【請求項5】 表示すべき映像信号に、画面上水平方向
    H(H≧1)画素毎、垂直方向V(V≧1)画素毎に、
    異なるオフセットレベルを重畳させたことを特徴とする
    請求項1、2、3又は4の何れかに記載のディスプレイ
    装置。
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