JPH10116015A - 画像形成機およびそれに適用するプロセスユニット - Google Patents
画像形成機およびそれに適用するプロセスユニットInfo
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Abstract
た熱が滞ることなく効果的に冷却することができる画像
形成機を提供する。 【解決手段】 回転自在に配設され感光体ドラムと、感
光体ドラムの周表面を特定極性に帯電する帯電器と、感
光体ドラムの周表面に形成された静電潜像をトナー像に
現像する現像装置と、感光体ドラムの周表面に形成され
たトナー像を転写紙に転写する転写手段と、転写手段に
よって転写紙に転写されたトナー像を加熱定着する定着
手段と、定着手段の周囲に冷却風を送る冷却ファンとを
具備する画像形成機であって、転写手段によってトナー
像が転写された転写紙を定着手段に案内する長手方向に
複数個の開口を備えた案内板を具備している。
Description
ザプリンタの如き感光体ドラムの感光層に形成された静
電潜像をトナー像に現像し、このトナー像を転写紙に転
写する画像形成機およびそれに適用するプロセスユニッ
トに関する。
され帯電域、静電潜像形成域、現像域および転写域を順
次に通る感光体ドラムと、帯電域に配設され該感光体ド
ラムの周表面を特定極性に帯電する帯電器と、現像域に
配設され静電潜像形成域において感光体ドラムの周表面
に形成された静電潜像をトナー像に現像する現像装置
と、転写域に配設され感光体ドラムの周表面に形成され
たトナー像を転写紙に転写する転写手段とを具備してい
る。そして、転写手段より転写紙搬送方向下流側に上記
転写手段によって転写紙に転写されたトナー像を加熱定
着する定着手段が配設されている。この定着手段からの
放熱により周囲が加熱されるのを防止するために冷却用
のファンによって冷却風を定着手段の周囲に流すように
構成されている。
と定着手段の間には転写手段によってトナー像が転写さ
れた転写紙を定着手段に案内する案内板が配設されてお
り、この案内板の下側に定着手段から放熱された熱が滞
って、過熱の原因となる。
ので、その主たる技術的課題は、転写後案内板の下側に
定着手段から放熱された熱が滞ることなく効果的に冷却
することができる画像形成機および画像形成機のプロセ
スユニットを提供することである。
達成するため、本発明によれば、回転自在に配設された
感光体ドラムと、該感光体ドラムの周表面を特定極性に
帯電する帯電器と、該感光体ドラムの周表面に形成され
た静電潜像をトナー像に現像する現像装置と、該感光体
ドラムの周表面に形成されたトナー像を転写紙に転写す
る転写手段と、該転写手段によって転写紙に転写された
トナー像を加熱定着する定着手段と、該定着手段の周囲
に冷却風を送る冷却ファンとを具備する画像形成機にお
いて、該転写手段によってトナー像が転写された転写紙
を該定着手段に案内する長手方向に複数個の開口を備え
た案内板を具備した、ことを特徴とする画像形成機が提
供される。
れた感光体ドラムと、該感光体ドラムの周表面を特定極
性に帯電する帯電器と、該感光体ドラムの周表面に形成
された静電潜像をトナー像に現像する現像装置と、該感
光体ドラムの周表面に形成されたトナー像を転写紙に転
写する転写手段と、該転写手段によって転写紙に転写さ
れたトナー像を加熱定着するための加熱ローラと該加熱
ローラの上側に接触して配設された加圧ローラを有する
定着手段と、該定着手段の周囲に冷却風を送る冷却ファ
ンとを具備する画像形成機において、該転写手段を構成
する該加圧ローラは、該加熱ローラの軸線を通る鉛直線
より転写紙搬送方向下流側で該加熱ローラに接触して配
設されており、該転写手段と該定着手段の間には該転写
手段によってトナー像が転写された転写紙を該定着手段
に案内する案内板が該加熱ローラの上方まで延びて配設
されており、該案内板には長手方向に複数個の開口が設
けられている、ことを特徴とする画像形成機が提供され
る。
れた帯電域、静電潜像形成域、現像域および転写域を順
次に通る感光体ドラムと、該帯電域に配設され該感光体
ドラムの周表面を特定極性に帯電する帯電器と、該現像
域に配設され静電潜像形成域において該感光体ドラムの
周表面に形成された静電潜像をトナー像に現像する現像
装置とをユニット化し、定着手段および該定着手段の周
囲に冷却風を送る冷却ファン配設した機体ハウジングに
着脱可能に構成した画像形成機のプロセスユニットにお
いて、該転写域にてトナー像が転写された転写紙を該定
着手段に案内する長手方向に複数個の開口を備えた案内
板を具備した、ことを特徴とする画像形成機のプロセス
ユニットが提供される。
明に従って構成された画像形成機の一実施形態を詳細に
説明する。なお、図示の実施形態においては、本発明に
従って構成された画像形成機としてプリンタを例に説明
する。
ンタの一実施形態が概略的に示されている。プリンタ2
は、この実施形態においては、ワードプロセッサ等の印
字装置として使用される小型低速のレーザプリンタであ
って、合成樹脂によって成形された機体ハウジング20
を具備している。この機体ハウジング20は、上方が開
放した箱状のハウジング本体21と、該ハウジング本体
21の上部に配設された軸22に旋回自在に装着された
カバー23とを含んでいる。このように構成された機体
ハウジング20内の中央部には、プロセスユニット4が
着脱自在に装着されている。
に、感光体ユニット40と、該感光体ユニット40に支
持軸5を介して揺動可能に支持された現像ユニット50
とを備えている。感光体ユニット40は感光体支持手段
41を具備しており、この感光体支持手段41は前後方
向に間隔を置いて配置された一対の側壁部材411(図
2には奥側の側壁部材のみが示されている)と、該一対
の側壁部材411の各々下部を連結する連結部材412
a、412bを備えている。なお、連結部材412aと
412bは、互いに対向する内側の面が平行に配設され
両者間に後述する帯電手段を配設する帯電手段装着空間
412cを形成している。この帯電手段装着空間412
cは、後述する帯電域に対向して位置している。このよ
うに構成された感光体支持手段41は、合成樹脂によっ
て一体成形されている。感光体支持手段41を構成する
一対の側壁部材411の現像ユニット50側の上端部に
は、装着穴414を備えた支持部413が各々設けられ
ている。この支持部413に設けられた装着穴414に
上記現像ユニット50の後述する現像ハウジングに配設
された金属棒材からなる支持軸5を挿通することによ
り、感光体ユニット40と現像ユニット50が相互に揺
動可能に支持される。
層が形成された感光体ドラム42を具備している。この
感光体ドラム42は回転軸421を備えており、この回
転軸421が上記感光体支持手段41を構成する一対の
側壁部材411に回転自在に支持され、図示しない駆動
手段によって矢印で示す方向、即ち帯電域422、静電
潜像形成域423、現像域424および転写域425を
順次に通るように回転駆動せしめられる。帯電域422
に位置する上記帯電手段装着空間412cには、上記感
光体ドラム42の下側周表面に対向して配設される帯電
手段43が装着されている。帯電手段43は、感光体ド
ラム42と平行に軸方向に沿って配設される帯電器とし
ての帯電用コロナ放電器431と、該帯電用コロナ放電
器を装着保持する合成樹脂からなる帯電器保持部材43
2とからなり、帯電器保持部材432が上記帯電手段装
着空間412cに嵌合し、所定の位置に位置付けられて
いる。また、上記帯電域422と転写域425との間に
感光体ドラム42の周表面に接触する異物回収ブラシ4
4が感光体ドラム42の軸方向に沿って配設されてい
る。この紙粉回収ブラシ44はアクリル繊維等によって
構成され感光体ドラム42の軸方向長さと略同一長さを
有しており、上記帯電器保持部材432と一体成形され
感光体ドラム42の軸方向に沿って配設されたブラシ支
持部材440に装着されている。なお、上記帯電器保持
部材432の上端は上記帯電域422に配設された帯電
用コロナ放電器431と異物回収ブラシ44の間におい
て感光体ドラム42の周表面に近接するように突出して
形成されており、トナー侵入防止壁47を構成してい
る。このトナー侵入防止壁47は、上記感光体ドラム4
2の周表面に付着され異物回収ブラシ44によって紙粉
等の異物とともに除去された残留トナーが異物回収ブラ
シ44に確実に捕捉されずに落下した場合に、上記帯電
用コロナ放電器431上に侵入するのを防止する機能を
有している。
側壁部材411間には、図2において左斜め上方から給
送される転写紙を上記感光体ドラム42の周表面上の転
写域425に向けて案内する転写前案内板対45の一方
を構成する下側案内板451が配設されており、この下
側案内板451は一対の側壁部材411に一体成形され
ている。この下側案内板451の上面には、図3に示す
ように長手方向(図2において紙面に垂直な方向)に間
隔をおいて複数個の案内リブ451aが一体成形されて
いる。また、下側案内板451は、下面にも長手方向
(図2において紙面に垂直な方向)に間隔をおいて複数
個の補強リブ451bが一体成形されており、この補強
リブ451bが上記支持軸5に当接するように構成され
ている。従って、下側案内板451は、その上面に押圧
力が作用し撓もうとしても補強リブ451bが支持軸5
に当接して撓みの発生を防止することができる。また、
下側案内板451は、感光体支持手段41を構成する一
対の側壁部材411における上部を相互に連結する連結
部材として機能し、感光体支持手段41の剛性強度を向
上させることができる。更に、図示の実施形態において
は、下側案内板451は一対の側壁部材411に一体成
形されているので、一対の側壁部材411に回転自在に
支持される感光体ドラム42に対する位置関係を高精度
に維持することができる。なお、図示の実施形態におけ
る下側案内板451は、プロセスユニット4の着脱時に
おいて感光体ドラム42の感光層に対する接触防止部材
としても機能するとともに、現像ユニット50の後述す
る現像ローラへの触れ防止部材としても機能し、また、
後述する現像ローラの表面からの飛散トナーが転写紙や
転写紙の搬送路に付着することを防止する機能をも併せ
もっている。
側壁部材411間には、上記転写域425においてトナ
ー像が転写された転写紙を後述する定着手段に案内する
案内板46が配設されており、この案内板46は一対の
側壁部材411に一体成形されている。従って、案内板
46は、感光体支持手段41を構成する一対の側壁部材
411を相互に連結する連結部材として機能し、感光体
支持手段41の剛性強度を向上させることができる。な
お、図示の実施形態における案内板46は、下面が転写
紙案内面として機能する転写紙案内部461と、該転写
紙案内部461の上面に略垂直に形成され長手方向全長
に渡って設けられた補強部462とからなっている。転
写紙案内部461には、図3に示すように長手方向(図
2において紙面に垂直な方向)に複数個の開口463が
設けられており、この複数個の開口463は転写紙搬送
方向下流側端が転写紙案内部461の転写紙搬送方向下
流側端に達して開放されている。案内板46を構成する
転写紙案内部461に設けられた複数個の開口463
は、後述する定着手段からの放熱により暖められた熱気
を逃がす作用をする。また、複数個の開口463は、転
写紙搬送方向下流側端が開放して開口縁が存在しないの
で、転写紙案内部461の下面によって案内される転写
紙の先端が開口縁に引っ掛かることがなく、転写紙を円
滑に案内することができる。従って、転写紙の先端が開
口縁に引っ掛かることによる紙詰まり(ジャム)の発生
を未然に防止することができる。
手段に案内する案内板46の他の実施形態について、図
5を参照して説明する。図示の実施形態においては、案
内板46を構成する転写紙案内部461の上面に長手方
向に間隔を置いて複数個のリブ464が設けられてい
る。この複数個のリブ464は開口463の間に設けら
れ、上記補強部462から転写紙搬送方向下流側端に渡
って三角形状に形成されている。このように、案内板4
6を構成する転写紙案内部461の上面に複数個のリブ
464を設けたので、上記のように複数個の開口463
を設けることによる転写紙案内部461の剛性の低下を
補うことができる。従って、転写紙案内部461の剛性
を確保することができるので、転写紙の案内精度が確保
されるとともに、熱による変形が防止される。
ユニット50について説明する。図示の実施形態におけ
る現像ユニット50は、一成分トナーからなる現像剤が
収容された現像ハウジング51を具備している。この現
像ハウジング51は、底壁511と、該底壁511の前
後端(図2において紙面に垂直な方向の端部)から上方
に立設して形成された前側壁および後側壁512(図2
には後側壁のみが示されている)と、左側壁513とか
らなっており、これらは合成樹脂によって一体成形さ
れ、攪拌室514と現像室515を規定している。現像
ハウジング51を構成する底壁511には、攪拌室51
4と現像室515との間に前後方向(図2において紙面
に垂直な方向)に設けられた仕切り壁516が一体成形
されている。この仕切り壁516の左右両面は、円弧状
の案内面516aおよび516bに形成されている。現
像ハウジング51を構成する前後側壁512間には、現
像室515側上部に配設された連結部材517が設けら
れ、前後側壁512に一体形成されている。なお、現像
ハウジング51を構成する上記後側壁512にはトナー
供給穴518が形成されており、このトナー供給穴51
8にキャップ519が嵌合されている。このように構成
された現像ハウジング51の現像室515側上端部に
は、前後側壁512を貫通して上記支持軸5が配設され
ており、この支持軸5の両端部に上記感光体ユニット4
0の感光体支持手段41を構成する一対の側壁部材41
1の支持部413に設けられた装着穴414を嵌合する
ことにより、感光体ユニット40と現像ユニット50が
相互に揺動可能に支持される。なお、感光体ユニット4
0の感光体支持手段41の下端部と現像ハウジング51
の下端部との間には、前端部および後端部にばね手段で
あるコイルばね52が各々介在されており、該コイルば
ね52によって感光体支持手段41と現像ハウジング5
1は支持軸5を支点として互いに引き寄せるように付勢
されている。なお、現像ハウジング51は、その上方お
よび右方、即ち感光体ユニット40側が開放されてい
る。
ラ53と、補給ローラ54と、攪拌手段55および現像
剤規制手段56が配設されている。現像ローラ53は、
現像ハウジング51の現像室515内に配設され、現像
ハウジング51を構成する上記前後側壁512に回転自
在に装着された回転軸531と、この回転軸531の外
周面に固着された中実合成ゴムローラ532とを含んで
いる。回転軸531はステンレス鋼の如き適宜の金属材
料から形成することができる。中実合成ゴムローラ53
2は比較的柔軟で且つ導電性を有する材料、例えばウレ
タンゴムの如き導電性中実合成ゴムによって構成されて
いる。図示の実施形態においては中実合成ゴムローラ5
32の周表面の面粗さ、即ちJISB 0601に規定
されている十点平均粗さRzが5.0〜12.0に設定
されている。また、中実合成ゴムローラ532の体積抵
抗は104 〜109 Ω・cm程度に設定されている。ま
た、中実合成ゴムローラ532のローラ硬度は、図示の
実施形態においてはアスカーC硬度で60〜80に設定
されている。このように構成された現像ローラ53のロ
ーラ532は、現像ハウジング51に形成されている右
側開口を通して露呈せしめられて上記感光体ドラム42
に対向して位置付けられる。そして、現像ローラ53を
構成するローラ532の周表面は、現像域において感光
体ドラム42の周表面に圧接せしめられ、この圧接され
たニップ部においてローラ532の周表面が若干弾性的
に圧縮せしめられている。現像ローラ53の回転軸53
1は、図示しない駆動手段によって矢印で示す方向、即
ちローラ532と上記感光体ドラム42との接触部であ
る現像域において下側から上側に向けて回転駆動せしめ
られる。回転軸531の上記回転によってローラ532
も矢印で示す方向に回転駆動され、該ローラ532の周
表面は現像剤保持域533、現像剤規制域534および
現像域424を順次に移動せしめられる。なお、図示の
実施形態においては、現像ローラ53の回転軸531に
は300Vの定電圧が印加される。
グ51の現像室515内に上記現像ローラ53と平行に
配設されており、現像ハウジング51を構成する上記前
後側壁512に回転自在に装着された回転軸541と、
この回転軸541の外周面に固着されたローラ542と
を含んでいる。回転軸541は上記現像ローラ53の回
転軸531と同様にステンレス鋼の如き適宜の金属材料
から形成することができる。ローラ542は発泡シリコ
ン或いは発泡ウレタンの如き発泡体から構成されてい
る。ローラ542は現像ローラ53とのニップ部である
現像剤保持域533において現像ローラ53のローラ5
32に圧接せしめられる。補給ローラ54のローラ54
2を構成している発泡体の硬度は、現像ローラ53を構
成するローラ532の硬度よりも相当小さく(例えばア
スカーC硬度で35程度)、ローラ542を現像ローラ
53のローラ532に圧接せしめることによってニップ
領域においてローラ542が0.1〜0.6mm程度弾
性的に圧縮せしめられるのが望ましい。また、ローラ5
42も導電性を有しており、その体積抵抗は102 〜1
06 Ω・cm程度に設定されている。補給ローラ54の
回転軸541は図示しない駆動手段によって矢印で示す
方向、即ちローラ542と上記現像ローラ53のローラ
532とのニップ部である現像剤保持域533において
上側から下側に向けて回転駆動せしめられる。回転軸5
41の上記回転によってローラ542も矢印で示す方向
に回転駆動される。なお、図示の実施形態においては、
補給ローラ54の回転軸541には上記現像ローラ53
への印可電圧より高い450Vの定電圧が印加される。
像ローラ53の周速度V2と、補給ローラ54の周速度
V3とは、V1<V2<V3の関係に設定されている。
なお、図示の実施形態においては、感光体ドラム42の
周速度V1と現像ローラ53の周速度V2との関係は、
1.2V1≦V2≦2.5V1に設定されており、現像
ローラ53の周速度V2と補給ローラ54の周速度V3
との関係は、1.0V2≦V3≦2.0V2に設定され
ている。現像ローラ53の周速度V2が1.2V1以下
になると、感光体ドラム42への現像剤の供給不足とな
り、画像濃度が低下する原因となる。また、現像ローラ
53の周速度V2が1.2V1以下になると、転写後に
感光体ドラム42に付着している不転写現像剤に対する
現像ローラ53の掻き取り作用が低下するため、不転写
現像剤を感光体ドラム42から除去できないために生ず
る所謂オフセット・カブリが発生する原因となる。他
方、現像ローラ53の周速度V2が2.5V1以上にな
ると、現像ローラ53の駆動トルクが増大するととも
に、遠心力による現像剤飛散の原因となる。また、補給
ローラ54の周速度V3が1.0V2以下になると、現
像ローラ53への現像剤の供給不足となり、画像濃度が
低下する原因となる。また、補給ローラ54の周速度V
3が1.0V2以下になると、補給ローラ54による現
像ローラ53周表面の掻き取り作用が弱いため、転写後
に感光体ドラム42に付着している不転写現像剤が現像
ローラ53に付着した場合、この付着現像剤の除去が困
難となり、この付着現像剤は次の現像時に現れる所謂ゴ
ースト現象発生の原因となる。他方、補給ローラ54の
周速度V3が2.0V2以上になると、補給ローラ54
の駆動トルクが増大するとともに、現像剤が補給ローラ
54と現像ローラ53のニップ部の上側に滞留する傾向
が強くなり現像ローラ53への現像剤供給不足の原因と
なる。
は、攪拌手段55が配設されている。上記攪拌手段55
は、上記補給ローラ54と平行に配設されており、現像
ハウジング51を構成する上記前後側壁512に回転自
在に装着された回転軸551と、この回転軸551に固
定された攪拌部材552と、該攪拌部材552に装着さ
れた弾性を有する攪拌シート部材553を含んでいる。
攪拌部材552は、合成樹脂によって形成されており、
長手方向(図2において紙面に垂直な方向)に複数個の
開口を備えている。攪拌シート部材553は、可撓弾性
を有する例えばポリエチレンテレフタレート(PET
P)樹脂によって形成されており、攪拌部材552の先
端縁辺に接着剤等によって固着されている。このように
構成された攪拌手段55は、図示しない駆動手段によっ
て図2において矢印で示す方向に連続的に回転駆動せし
められる。
ラ32を構成するローラ532の周表面に圧接せしめら
れる可撓弾性を有するブレード561を具備している。
ブレード561は、例えば、厚さが0.1〜0.2mm
程度のステンレス鋼板またはばね鋼板によって構成され
ており、現像ローラ53を構成するローラ532の長さ
と略同じ長手方向寸法を有している。ブレード561
は、その基端部が現像ハウジング51を構成する底壁5
11の感光体ユニット40側開放端に設けられたブレー
ド取付部511aに装着される。即ち、ブレード561
の基端部は、ブレード取付部511aと押さえ板562
によって挟持されビス563によって固定される。ブレ
ード561の先端部は屈曲形成されており、この屈曲部
が現像剤規制域534において現像ローラ53を構成す
るローラ532の周表面に圧接せしめられるように構成
されている。
上部を覆う蓋57が装着されている。蓋57は合成樹脂
によって構成されており、現像ハウジング51を構成す
る前側壁および後側壁512と左側壁513および連結
部材517の上面に接着剤によって固着されている。こ
の蓋57の内面には、上記補給ローラ54と対向する位
置に前後方向(図2において紙面に垂直な方向)に延設
され現像室515側に突出する規制部571が一体成形
されている。なお、規制部571の下端と上記補給ロー
ラ54を構成するローラ542の外周面との間には所定
の間隔が設けられる。図示の実施形態においては、現像
ハウジング51を構成する連結部材517には、シート
状シール部材58が装着されている。このシート状シー
ル部材58は、例えばポリエチレンテレフタレート(P
ETP)樹脂等の可撓弾性を有するシート部材によって
構成されており、上記現像ローラ53を構成するローラ
532の軸方向長さと略同一長さを有している。シート
状シール部材58は、その一端部が上記連結部材517
に接着剤等の固着手段によって固着されており、その他
端部が湾曲されて現像ローラ53を構成するローラ53
2の周表面に弾性的に接触せしめられている。このよう
に構成されたシート状シール部材58は、上記現像剤規
制手段56のブレード561とともに現像ハウジング5
1の感光体ユニット40側開口からの現像剤の飛散を防
止する。
4は、図1に示すように、プリンタ2の機体ハウジング
20に着脱可能に装着される。即ち、プリンタ2の機体
ハウジング20を構成するカバー23を軸22回りに図
1において反時計方向に旋回させることにより、機体ハ
ウジング20を構成するハウジング本体21の上方が開
放される。次いでプロセスユニット4を上方からハウジ
ング本体21内に装着する。なお、ハウジング本体21
内には、プロセスユニット4の感光体ユニット40を所
定の位置に載置しうる位置決め手段(図示せず)が設け
られている。プロセスユニット4を機体ハウジング20
のハウジング本体21に装着したら、カバー22を軸2
2回りに図1において時計方向に旋回させることによ
り、その上方が閉じられる。
ジング20を構成するハウジング本体21の下部には、
レーザユニット24が配設されている。このレーザユニ
ット24は、プリンタ2に接続された例えばワードプロ
セッサからの印字データに対応したレーザ光をプロセス
ユニット4の静電潜像形成域423において上記感光体
ドラム42の感光層に照射し、静電潜像を形成する。
構成するハウジング本体21には、上記案内板46の下
流側に定着手段を構成する定着ローラ対25が配設され
ている。この定着ローラ対25は、加熱手段を内蔵した
加熱ローラ251と、該加熱ローラ251の周表面に接
触して配設された加圧ローラ252とからなっている。
加圧ローラ252は、図1に示すように加熱ローラ25
1の軸線を通る鉛直線より転写紙搬送方向下流側で加熱
ローラ251に接触して配設されており、従って、加熱
ローラ251の上方には空間が形成される。そして、上
記案内板46が加熱ローラ251の上方に形成された空
間まで延びて配設されている。このように、図示の実施
形態においては、加圧ローラ252が加熱ローラ251
の軸線を通る鉛直線より転写紙搬送方向下流側に配設さ
れ、案内板46が加熱ローラ251の上方に形成された
空間まで延びて配設されているので、加熱ローラ251
の上方に形成された空間が案内板46の配置スペースと
して利用でき、画像形成機の前後方向(図1において左
右方向)寸法を小型化することができる。一方、案内板
46を加熱ローラ251の上方まで延びて配設すると、
加熱ローラ251からの放熱によって暖められた熱気が
加熱ローラ251と案内板46との間に滞留する傾向に
あるが、図示の実施形態においては案内板46を構成す
る転写紙案内部461には複数個の開口463が設けら
れているので、上記熱気を円滑に逃がすことができる。
ーラ対26が配設されており、更に、排出ローラ対26
の下流側には排紙トレイ27が配設されている。なお、
図示の実施形態においては、図4に示すようにハウジン
グ本体21の手前側における上記定着ローラ対25の側
方に(図4において右側)、冷却ファン33が配設され
ている。この冷却ファン33は、定着ローラ対25の手
前側より奥側に向けて冷却風を送り、定着ローラ対25
の周囲を冷却する。
るカバー23には、図2において左方上部に転写用紙を
載置する給紙トレイ28が配設されている。この給紙ト
レイ28の下流側に給紙ローラ29が配設されており、
該給紙ローラ29は図示しない駆動手段によって図2に
おいて矢印で示す方向に回転駆動せしめられる。この給
紙ローラ29に対向して用紙分離用の摩擦パッド30が
配設されている。また、上記転写域422において感光
体ドラム42と対向して非接触式の転写ローラ31が配
設されている。この転写ローラ31は導電性の発泡ウレ
タンによって形成されており、カバー23に回転自在に
支持されている。転写ローラ31は、その両端部に転写
ローラ31より大きい外径を有する合成樹脂等の絶縁材
からなる図示しないカラーが各々装着され、該カラーが
感光体ドラム42の周表面に接触して配設されており、
従って、転写ローラ31は感光体ドラム42の回転に伴
い滑りつつ従動せしめられる。なお、転写ローラ31の
周表面と感光体ドラム42の周表面との隙間は0.5m
m程度に設定されている。このように構成された転写ロ
ーラ31には、例えば10μAの定電流が印加される。
また、カバー23には、上記転写前案内板対45の他方
を構成する上側案内板452が配設されている。
のように構成されており、以下その作用について説明す
る。図示しないワードプロセッサ等から印字指令に基づ
いて上記各部材が作動を開始し、帯電用コロナ放電器4
3によって感光体ドラム42の表面感光層が特定極性に
実質上均一に帯電される。次に帯電された感光体ドラム
42の感光層の表面に、レーザユニット24からワード
プロセッサ等からの印字データに対応したレーザ光が照
射され、静電潜像が形成される。このようにして感光体
ドラム42の感光層に形成された静電潜像は、上記現像
ユニット50による現像作用によってトナー像に現像さ
れる。なお、現像ユニット50の現像作用については、
後で詳細に説明する。他方、給紙トレイ28に載置され
た転写紙は、給紙ローラ29と摩擦パッド30との作用
により1枚づつ送給される。そして転写紙は、転写前案
内板対45に案内され感光体ドラム42と転写ローラ3
1との間に搬送され、その表面に感光体ドラム42に形
成されたトナー像が転写される。
6に案内されて定着ローラ対25に搬送される。定着ロ
ーラ対25によりトナー像が加熱定着された転写紙は、
排出ローラ対26によって排紙トレイ27上に排出され
る。上記のように転写紙に転写されたトナー像を加熱定
着するための加熱ローラ251から放熱された熱は、冷
却ファン33からの冷却風に奪われてハウジング本体2
1の奥側に設けられた通気口から放出される。なお、上
記のように冷却ファン33から冷却風を送って加熱ロー
ラ251から周囲に放熱される熱を奪ってハウジング本
体21外に放出することにより、加熱ローラ251の周
囲に配設された部品の過熱を防いでいるが、冷却ファン
33が相当大きな能力を有していないと、加熱ローラ2
51の上方に配設された案内板46の下側にこもった熱
を上記冷却風によって必ずしも十分に奪い去ることがで
きない。しかるに、本発明によれば、案内板46を構成
する転写紙案内部461には幅方向に複数個の開口46
1が設けられているので、案内板46の下側にこもった
熱は複数個の開口461を通して上方に逃げ、上記冷却
風に奪われてハウジング本体21外に放出されるため、
転写後案内板46の下側も効果的に冷却することができ
る。この結果、図示の実施形態のように感光体ドラムと
定着手段が近接して配置される構成のものにおいても、
感光体ドラムの温度上方による感光体の特性の劣化、ド
ラム表面へのトナーの融着を防止することができる。ま
た、ハウジングや案内板等が熱変形してしまい、位置精
度が維持できなくなったり、転写紙が引っ掛かるという
事態の発生を未然に防止することができる。また、上記
複数個の開口463は、転写紙搬送方向下流側端が開放
して開口縁が存在しないので、転写紙案内部461の下
面によって案内される転写紙の先端が開口縁に引っ掛か
ることがなく、転写紙を円滑に案内することができる。
従って、転写紙の先端が開口縁に引っ掛かることによる
紙詰まり(ジャム)の発生を未然に防止することができ
る。
ム42の周表面は、上記異物回収ブラシ44を通過する
とき、その周表面に付着している紙粉等の異物が異物回
収ブラシ44によって除去される。このとき紙粉等の異
物とともに感光体ドラム42の周表面に付着している残
留トナーも除去される。この除去された残留トナーが異
物回収ブラシ44に確実に捕捉されずに落下する場合が
ある。この落下したトナーが上記帯電用コロナ放電器4
31の上に堆積すると帯電ムラの原因となるが、図示の
実施形態においては上記トナー侵入防止壁47によって
落下トナーの上記帯電用コロナ放電器431側への侵入
が防止される。
ついて説明する。現像ユニット50の作動開始により、
上記現像ローラ53、補給ローラ54および攪拌手段5
5が図示しない駆動手段によって各々矢印で示す方向に
回転駆動される。攪拌手段55を構成する攪拌部材55
2および攪拌シート部材553が矢印で示す方向に回転
することにより、攪拌室514に収容された現像剤は攪
拌されつつ仕切り壁516を乗り越えて補給ローラ54
の上方から現像室514内に供給される。なお、このと
き、蓋57の内面に形成された規制部571によって、
現像室514内に供給される現像剤の量が過多にならな
いように制限される。このように攪拌手段55によって
供給された現像剤は、補給ローラ54のローラ542上
に乗って現像ローラ53のローラ532との現像剤保持
域533であるニップ部に搬送される。なお、補給ロー
ラ54と現像ローラ53とは上記のようにニップ部であ
る現像剤保持域533において共に上側から下側に同方
向に回転するため、補給ローラ54から現像ローラ53
への現像剤の供給が十分に行われ、現像剤不足を防止す
ることができる。また、補給ローラ54と現像ローラ5
3とは上記のようにニップ部である現像剤保持域533
において同方向に回転するため、大きな駆動力を要する
ことなく確実に駆動することができる。
ローラ53のニップ部である現像剤保持域533に搬送
された現像剤は、現像ローラ53を構成するローラ53
2の周表面に保持されて現像剤規制域534に向けて搬
送される。このとき、補給ローラ54と現像ローラ53
とが上記のようにニップ部である現像剤保持域533に
おいて共に上側から下側に同方向に回転するため、現像
剤は両者のニップ部を通って現像ローラ53に保持され
て現像剤規制域534および現像域424に搬送される
ので、ニップ部を通過するときに互いに擦られて十分に
帯電され、従って、所謂カブリの発生が防止される。
制手段56のブレード561が現像ローラ53のローラ
532の周表面に保持されている現像剤に作用して、ロ
ーラ532の周表面に保持される現像剤を所要量に規制
して薄層に形成せしめる。なお、現像剤規制域534に
おいて現像剤規制手段56のブレード561よって規制
され、現像ハウジング51の底壁511上に掻き落とさ
れた現像剤は、補給ローラ54が矢印で示す方向に回転
せしめられているため、留まることなく仕切り壁516
の案内面516bに沿って搬送される。
いて現像ローラ53を構成するローラ532の周表面に
保持され、現像剤規制域534において現像剤規制手段
56のブレード561の作用によって薄層に形成せしめ
られた現像剤は、矢印方向の回転に伴って現像域424
に搬送される。現像域424においては、感光体ドラム
42の周表面に配設されている静電感光体上の静電潜像
に現像剤が施されて、静電潜像がトナー像に現像され
る。例えば、静電潜像は+600V程度に帯電せしめら
れた非画像領域と+120V程度に帯電せしめられた画
像領域とを有し、画像領域に現像剤としてのトナーが付
着せしめられる(所謂反転現像)。感光体ドラム42と
現像ローラ53は図2において矢印で示す方向に回転駆
動せしめられ、従って、現像域424において感光体ド
ラム42の周表面と現像ローラ53を構成するローラ5
32の周表面とは共に下方から上方に同方向に移動せし
められる。ローラ532の周速度V2と感光体ドラム4
2の周速度V1とは1.2V1≦V2≦2.5V1に設
定されているので、現像ローラ53のローラ532によ
って現像域424に充分な現像剤が搬送されるととも
に、感光体ドラム42の周表面に対するローラ532の
周表面の摺擦作用によって静電潜像の非画像部に一旦付
着した現像剤が適切に剥離され、従って、適切な現像濃
度を有し且つかぶりのない良好なトナー像を得ることが
できる。他方、現像ローラ53を構成するローラ532
の周表面に保持されて上記現像域424を通過した使用
後の現像剤が、現像ローラ53と補給ローラ54とのニ
ップ部で補給ローラ54の表面に移される。なお、補給
ローラ54の周速度は現像ローラ53の周速度より大き
く設定されているので、ニップ部で現像剤を移動させる
ため、現像域424を通過する際に現像ローラ53に付
着している不転写現像剤の付着力を弱め、これを回収す
ることができ、従って、現像ローラ53に付着している
不転写現像剤によって生ずる所謂ゴーストの発生を防止
することができる。
態に基づいて説明したが、本発明は図示の実施形態に限
定されるものではなく、例えば静電複写機に適用するこ
ともでき、本発明の技術思想の範囲を逸脱することなく
種々の変形あるいは修正が可能である。
機のプロセスユニットは以上のように構成されているの
で、以下の作用効果を奏する。
れた転写紙を定着手段に案内する転写後案内板に、その
長手方向に複数個の開口を設けたので、転写後案内板の
下側にこもった熱は複数個の開口を通して上方に逃げ、
冷却ファンによって送られた冷却風に奪われて機外に放
出されるため、転写後案内板の下側も効果的に冷却する
ことができる。
形態を概略的に示す正面図。
ユニットの断面図。
ユニットの要部斜視図。
ユニットの他の実施形態の要部斜視図。
Claims (9)
- 【請求項1】 回転自在に配設された感光体ドラムと、
該感光体ドラムの周表面を特定極性に帯電する帯電器
と、該感光体ドラムの周表面に形成された静電潜像をト
ナー像に現像する現像装置と、該感光体ドラムの周表面
に形成されたトナー像を転写紙に転写する転写手段と、
該転写手段によって転写紙に転写されたトナー像を加熱
定着する定着手段と、該定着手段の周囲に冷却風を送る
冷却ファンとを具備する画像形成機において、 該転写手段によってトナー像が転写された転写紙を該定
着手段に案内する長手方向に複数個の開口を備えた案内
板を具備した、 ことを特徴とする画像形成機。 - 【請求項2】 該案内板に設けられた複数個の開口は、
転写紙搬送方向下流側端が該案内板の転写紙搬送方向下
流側端に達して開放されている、請求項1記載の画像形
成機。 - 【請求項3】 該案内板は、長手方向に間隔を置いて設
けられた複数個のリブを備えている、請求項2記載の画
像形成機。 - 【請求項4】 回転自在に配設された感光体ドラムと、
該感光体ドラムの周表面を特定極性に帯電する帯電器
と、該感光体ドラムの周表面に形成された静電潜像をト
ナー像に現像する現像装置と、該感光体ドラムの周表面
に形成されたトナー像を転写紙に転写する転写手段と、
該転写手段によって転写紙に転写されたトナー像を加熱
定着するための加熱ローラと該加熱ローラの上側に接触
して配設された加圧ローラを有する定着手段と、該定着
手段の周囲に冷却風を送る冷却ファンとを具備する画像
形成機において、 該転写手段を構成する該加圧ローラは、該加熱ローラの
軸線を通る鉛直線より転写紙搬送方向下流側で該加熱ロ
ーラに接触して配設されており、 該転写手段と該定着手段の間には該転写手段によってト
ナー像が転写された転写紙を該定着手段に案内する案内
板が該加熱ローラの上方まで延びて配設されており、該
案内板には長手方向に複数個の開口が設けられている、 ことを特徴とする画像形成機。 - 【請求項5】 該案内板に設けられた複数個の開口は、
転写紙搬送方向下流側端が該案内板の転写紙搬送方向下
流側端に達して開放されている、請求項4記載の画像形
成機。 - 【請求項6】 該案内板は、長手方向に間隔を置いて設
けられた複数個のリブを備えている、請求項5記載の画
像形成機。 - 【請求項7】 回転自在に配設された帯電域、静電潜像
形成域、現像域および転写域を順次に通る感光体ドラム
と、該帯電域に配設され該感光体ドラムの周表面を特定
極性に帯電する帯電器と、該現像域に配設され静電潜像
形成域において該感光体ドラムの周表面に形成された静
電潜像をトナー像に現像する現像装置とをユニット化
し、定着手段および該定着手段の周囲に冷却風を送る冷
却ファン配設した機体ハウジングに着脱可能に構成した
画像形成機のプロセスユニットにおいて、 該転写域にてトナー像が転写された転写紙を該定着手段
に案内する長手方向に複数個の開口を備えた案内板を具
備した、 ことを特徴とする画像形成機のプロセスユニット。 - 【請求項8】 該案内板に設けられた複数個の開口は、
転写紙搬送方向下流側端が該案内板の転写紙搬送方向下
流側端に達して開放されている、請求項7記載の画像形
成機のプロセスユニット。 - 【請求項9】 該案内板は、長手方向に間隔を置いて設
けられた複数個のリブを備えている、請求項8記載の画
像形成機のプロセスユニット。
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