JP3336560B2 - 静電潜像現像装置 - Google Patents

静電潜像現像装置

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JP3336560B2 JP30660096A JP30660096A JP3336560B2 JP 3336560 B2 JP3336560 B2 JP 3336560B2 JP 30660096 A JP30660096 A JP 30660096A JP 30660096 A JP30660096 A JP 30660096A JP 3336560 B2 JP3336560 B2 JP 3336560B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、静電複写機、レー
ザプリンタの如き画像形成機において像担持体に形成さ
れた静電潜像をトナー像に現像するための静電潜像現像
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像形成機において静電潜像を一成分ト
ナーからなる現像剤によってトナー像に現像する形態の
静電潜像現像装置が広く実用に供されている。この種の
静電潜像現像装置は、現像室と攪拌室を備えた現像ハウ
ジングと、該現像室内に配設され現像剤保持域において
周表面に現像剤を保持し該保持した現像剤を現像域に搬
送して静電潜像に施すための現像ローラと、現像室内に
配設され現像剤保持域において該現像ローラの周表面に
現像剤を供給する供給手段としての補給ローラと、該攪
拌室に配設され現像剤供給開口を通して供給された現像
剤を攪拌するとともに攪拌した現像剤を該現像室に送る
攪拌手段と、該現像剤保持域と該現像域との間に位置す
る現像剤規制域において該現像ローラの周表面に作用し
該周表面に保持される現像剤量を規制する現像剤規制手
段とを具備している。
【0003】上記現像剤規制手段は、上記現像ハウジン
グに押さえ板によって挟持され取り付けられる装着部
と、現像ローラの周表面に作用する規制部とを有する薄
板鋼板からなる規制ブレードを備えている。そして、規
制ブレードの装着部がビスやボルト・ナット等の締結手
段によって上記現像ハウジングに締付固定される。
【0004】
【0005】
【発明が解決しようとする課題】而して、上記規制ブレ
ードは、規制部を現像ローラの周表面に圧接せしめる必
要があり、このために規制ブレードを撓ませてその弾性
力によって規制部を現像ローラの周表面に圧接するよう
に構成されている。規制ブレードを撓ませるためには、
装着部と規制部との間の位置に当接し撓みの支点となる
部材が必要となり、規制ブレードを現像ハウジングに直
接装着する構成では現像ハウジングに支点となるエッジ
部が形成される。しかるに、現像ハウジングは一般に合
成樹脂によって形成されるので、エッジ部を精度良く形
成することが困難である。また、合成樹脂は常に支点と
して力が作用していると、磨耗して支点位置が変化し規
制部の現像ローラの周表面への圧接力が変化して、現像
ローラの周表面に形成される現像剤の薄層を所定の厚さ
に維持することができないという問題がある。そこで、
現像ハウジングと規制ブレードの装着部との間に金属材
からなるスペーサを配設し、スペーサのエッジ部を支点
とする方式が採られている。しかしながら、製造コスト
の面からスペーサは一般に鋼板を打ち抜き加工によって
形成するため、エッジ部の加工精度が低く、支点として
必ずしも満足し得るものではない。
【0006】
【0007】本発明は、上記の事実に鑑みてなされたも
ので、その主たる技術的課題は、規制ブレードの撓みの
支点を安価な構成で精度良く製作することができる現像
剤規制手段を備えた静電潜像現像装置を提供することで
ある。
【0008】
【0009】
【課題を解決するための手段】上記主たる技術的課題を
達成するため、本発明によれば、現像ハウジングと、該
現像ハウジング内に配設され現像剤保持域において周表
面に現像剤を保持し該保持した現像剤を現像域に搬送し
て静電潜像に施すための現像ローラと、該現像剤保持域
と該現像域との間に位置する現像剤規制域において該現
像ローラの周表面に保持される現像剤量を規制する現像
剤規制手段とを具備する静電潜像現像装置において、該
現像剤規制手段は、該現像ハウジングに取り付けられる
装着部と、該該現像ローラの周表面に作用する規制部と
を有する薄板鋼板からなる規制ブレードと、該現像ハウ
ジングに形成された溝からなる支点部材取付部に配設さ
れ該規制ブレードにおける該装着部と該規制部との間の
位置に当接し該規制ブレードの撓みの支点となる棒材か
らなる支点部材とを具備した、ことを特徴とする静電潜
像現像装置が提供される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明に従って構成された静電潜像現像装置の一実施形態を
詳細に説明する。なお、図示の実施形態においては、本
発明に従って構成された静電潜像現像装置を画像形成機
としてのプリンタに適用した例が示されている。
【0011】図1には、本発明に従って構成されたプリ
ンタの一実施形態が概略的に示されている。プリンタ2
は、この実施形態においては、ワードプロセッサ等の印
字装置として使用される小型低速のレーザプリンタであ
って、合成樹脂によって成形された機体ハウジング20
を具備している。この機体ハウジング20は、上方が開
放した箱状のハウジング本体21と、該ハウジング本体
21の上部に配設された軸22に旋回自在に装着された
カバー23とを含んでいる。このように構成された機体
ハウジング20の略中央部には、プロセスユニット4が
着脱自在に装着されている。
【0012】プロセスユニット4は、図2に示すよう
に、感光体ユニット40と、該感光体ユニット40に支
持軸5を介して揺動可能に支持された静電潜像現像装置
がユニット化されている現像ユニット50とを備えてい
る。感光体ユニット40は感光体支持手段41を具備し
ており、この感光体支持手段41は前後方向に間隔を置
いて配置された一対の側壁部材411(図2には奥側の
側壁部材のみが示されている)と、該一対の側壁部材4
11の各々下部を連結する連結部材412a、412b
を備えている。なお、連結部材412aと412bは、
互いに対向する内側の面が平行に配設され両者間に後述
する帯電手段を配設する帯電手段装着空間412cを形
成している。この帯電手段装着空間412cは、後述す
る帯電域に対向して位置している。このように構成され
た感光体支持手段41は、合成樹脂によって一体成形さ
れている。感光体支持手段41を構成する一対の側壁部
材411の現像ユニット50側の上端部には、装着穴4
14を備えた支持部413が各々設けられている。この
支持部413に設けられた装着穴414に上記現像ユニ
ット50の後述する現像ハウジングに配設された金属棒
材からなる支持軸5を挿通することにより、感光体ユニ
ット40と現像ユニット50が相互に揺動可能に支持さ
れる。
【0013】上記感光体ユニット40は、周表面に感光
層が形成された感光体ドラム42を具備している。この
感光体ドラム42は回転軸421を備えており、この回
転軸421が上記感光体支持手段41を構成する一対の
側壁部材411に回転自在に支持され、図示しない駆動
手段によって矢印で示す方向、即ち帯電域422、静電
潜像形成域423、現像域424および転写域425を
順次に通るように回転駆動せしめられる。帯電域422
に位置する上記帯電手段装着空間412cには、上記感
光体ドラム42の下側周表面に対向して配設される帯電
手段43が装着されている。帯電手段43は、感光体ド
ラム42と平行に軸方向に沿って配設される帯電器とし
ての帯電用コロナ放電器431と、該帯電用コロナ放電
器を装着保持する合成樹脂からなる帯電器保持部材43
2とからなり、帯電器保持部材432が上記帯電手段装
着空間412cに嵌合し、所定の位置に位置付けられて
いる。また、上記帯電域422と転写域425との間に
感光体ドラム42の周表面に接触する異物回収ブラシ4
4が感光体ドラム42の軸方向に沿って配設されてい
る。この紙粉回収ブラシ44はアクリル繊維等によって
構成され感光体ドラム42の軸方向長さと略同一長さを
有しており、上記帯電器保持部材432と一体成形され
感光体ドラム42の軸方向に沿って配設されたブラシ支
持部材440に装着されている。なお、上記帯電器保持
部材432の上端は上記帯電域422に配設された帯電
用コロナ放電器431と異物回収ブラシ44の間におい
て感光体ドラム42の周表面に近接するように突出して
形成されており、トナー侵入防止壁47を構成してい
る。このトナー侵入防止壁47は、上記感光体ドラム4
2の周表面に付着され異物回収ブラシ44によって紙粉
等の異物とともに除去された残留トナーが異物回収ブラ
シ44に確実に捕捉されずに落下した場合に、上記帯電
用コロナ放電器431上に侵入するのを防止する機能を
有している。この結果、トナー侵入防止壁47によって
その移動が遮られたトナーは、ブラシ支持部材440の
トナー侵入防止壁47付近の水平片部に堆積することに
なる。
【0014】上記感光体支持手段41を構成する一対の
側壁部材411間には、図2において左斜め上方から給
送される転写紙を上記感光体ドラム42の周表面上の転
写域425に向けて案内する転写前案内板対45の一方
を構成する下側案内板451が配設されており、この下
側案内板451は一対の側壁部材411に一体成形され
ている。この下側案内板451の上面には、長手方向
(図2において紙面に垂直な方向)に間隔をおいて複数
個の案内リブ451aが一体成形されている。また、下
側案内板451は、下面にも長手方向(図2において紙
面に垂直な方向)に間隔をおいて複数個の補強リブ45
1bが一体成形されており、この補強リブ451bが上
記支持軸5に当接するように構成されている。従って、
下側案内板451は、その上面に押圧力が作用し撓もう
としても補強リブ451bが支持軸5に当接して撓みの
発生を防止することができる。また、下側案内板451
は、感光体支持手段41を構成する一対の側壁部材41
1における上部を相互に連結する連結部材として機能
し、感光体支持手段41の剛性強度を向上させることが
できる。更に、図示の実施形態においては、下側案内板
451は一対の側壁部材411に一体成形されているの
で、一対の側壁部材411に回転自在に支持される感光
体ドラム42に対する位置関係を高精度に維持すること
ができる。なお、図示の実施形態における下側案内板4
51は、プロセスユニット4の着脱時において感光体ド
ラム42の感光層に対する接触防止部材としても機能す
るとともに、現像ユニット50の後述する現像ローラへ
の触れ防止部材としても機能し、また、後述する現像ロ
ーラの表面からの飛散トナーが転写紙や転写紙の搬送路
に付着することを防止する機能をも併せもっている。
【0015】上記感光体支持手段41を構成する一対の
側壁部材411間には、上記転写域425において転写
された転写紙を後述する定着手段に案内する転写後案内
板46が配設されており、この転写後案内板46は一対
の側壁部材411に一体成形されている。従って、転写
後案内板46は、感光体支持手段41を構成する一対の
側壁部材411を相互に連結する連結部材として機能
し、感光体支持手段41の剛性強度を向上させることが
できる。なお、図示の実施形態における転写後案内板4
6は、プロセスユニット4の着脱時において感光体ドラ
ム42の感光層に対する接触防止部材としても機能する
ことができる。
【0016】次に、静電潜像現像装置としての上記現像
ユニット50について説明する。図示の実施形態におけ
る現像ユニット50は、一成分トナーからなる現像剤が
収容された現像ハウジング51を具備している。この現
像ハウジング51は、底壁511と、該底壁511の前
後端(図2において紙面に垂直な方向の端部)から上方
に立設して形成された前側壁および後側壁512(図2
には後側壁のみが示されている)と、左側壁513とか
らなっており、これらは合成樹脂によって一体成形さ
れ、攪拌室514と現像室515を規定している。現像
ハウジング51を構成する底壁511には、攪拌室51
4と現像室515との間に前後方向(図2において紙面
に垂直な方向)に設けられた仕切り壁516が一体成形
されている。この仕切り壁516の左右両面は、円弧状
の案内面516aおよび516bに形成されている。現
像ハウジング51を構成する前後側壁512間には、現
像室515側上部に配設された連結部材517が設けら
れ、前後側壁512に一体形成されている。なお、現像
ハウジング51を構成する上記後側壁512にはトナー
供給穴518が形成されており、このトナー供給穴51
8にキャップ519が嵌合されている。このように構成
された現像ハウジング51の現像室515側上端部に
は、前後側壁512を貫通して上記支持軸5が配設され
ており、この支持軸5の両端部に上記感光体ユニット4
0の感光体支持手段41を構成する一対の側壁部材41
1の支持部413に設けられた装着穴414を嵌合する
ことにより、感光体ユニット40と現像ユニット50が
相互に揺動可能に支持される。なお、感光体ユニット4
0の感光体支持手段41の下端部と現像ハウジング51
の下端部との間には、前端部および後端部にばね手段で
あるコイルばね52が各々介在されており、該コイルば
ね52によって感光体支持手段41と現像ハウジング5
1は支持軸5を支点として互いに引き寄せるように付勢
されている。なお、現像ハウジング51は、その上方お
よび右方、即ち感光体ユニット40側が開放されてい
る。
【0017】上記現像ハウジング51内には、現像ロー
ラ53と、補給ローラ54と、攪拌手段55および現像
剤規制手段56が配設されている。現像ローラ53は、
現像ハウジング51の現像室515内に配設され、現像
ハウジング51を構成する上記前後側壁512に回転自
在に装着された回転軸531と、この回転軸531の外
周面に固着された中実合成ゴムローラ532とを含んで
いる。回転軸531はステンレス鋼の如き適宜の金属材
料から形成することができる。中実合成ゴムローラ53
2は比較的柔軟で且つ導電性を有する材料、例えばウレ
タンゴムの如き導電性中実合成ゴムによって構成されて
いる。図示の実施形態においては中実合成ゴムローラ5
32の周表面の面粗さ、即ちJISB 0601に規定
されている十点平均粗さRzが5.0〜12.0に設定
されている。また、中実合成ゴムローラ532の体積抵
抗は104 〜109 Ω・cm程度に設定されている。ま
た、中実合成ゴムローラ532のローラ硬度は、図示の
実施形態においてはアスカーC硬度で60〜80に設定
されている。このように構成された現像ローラ53のロ
ーラ532は、現像ハウジング51に形成されている右
側開口を通して露呈せしめられて上記感光体ドラム42
に対向して位置付けられる。そして、現像ローラ53を
構成するローラ532の周表面は、現像域において感光
体ドラム42の周表面に圧接せしめられ、この圧接され
たニップ部においてローラ532の周表面が若干弾性的
に圧縮せしめられている。現像ローラ53の回転軸53
1は、図示しない駆動手段によって矢印で示す方向、即
ちローラ532と上記感光体ドラム42との接触部であ
る現像域において下側から上側に向けて回転駆動せしめ
られる。回転軸531の上記回転によってローラ532
も矢印で示す方向に回転駆動され、該ローラ532の周
表面は現像剤保持域533、現像剤規制域534および
現像域424を順次に移動せしめられる。なお、図示の
実施形態においては、現像ローラ53の回転軸531に
は300Vの定電圧が印加される。
【0018】上記補給ローラ54は、上記現像ハウジン
グ51の現像室515内に上記現像ローラ53と平行に
配設されており、現像ハウジング51を構成する上記前
後側壁512に回転自在に装着された回転軸541と、
この回転軸541の外周面に固着されたローラ542と
を含んでいる。回転軸541は上記現像ローラ53の回
転軸531と同様にステンレス鋼の如き適宜の金属材料
から形成することができる。ローラ542は発泡シリコ
ン或いは発泡ウレタンの如き発泡体から構成されてい
る。ローラ542は現像ローラ53とのニップ部である
現像剤保持域533において現像ローラ53のローラ5
32に圧接せしめられる。補給ローラ54のローラ54
2を構成している発泡体の硬度は、現像ローラ53を構
成するローラ532の硬度よりも相当小さく(例えばア
スカーC硬度で35程度)、ローラ542を現像ローラ
53のローラ532に圧接せしめることによってニップ
領域においてローラ542が0.1〜0.6mm程度弾
性的に圧縮せしめられるのが望ましい。また、ローラ5
42も導電性を有しており、その体積抵抗は102 〜1
6 Ω・cm程度に設定されている。補給ローラ54の
回転軸541は図示しない駆動手段によって矢印で示す
方向、即ちローラ542と上記現像ローラ53のローラ
532とのニップ部である現像剤保持域533において
上側から下側に向けて回転駆動せしめられる。回転軸5
41の上記回転によってローラ542も矢印で示す方向
に回転駆動される。なお、図示の実施形態においては、
補給ローラ54の回転軸541には上記現像ローラ53
への印可電圧より高い450Vの定電圧が印加される。
【0019】上記感光体ドラム42の周速度V1と、現
像ローラ53の周速度V2と、補給ローラ54の周速度
V3とは、V1<V2<V3の関係に設定されている。
なお、図示の実施形態においては、感光体ドラム42の
周速度V1と現像ローラ53の周速度V2との関係は、
1.2V1≦V2≦2.5V1に設定されており、現像
ローラ53の周速度V2と補給ローラ54の周速度V3
との関係は、1.0V2≦V3≦2.0V2に設定され
ている。現像ローラ53の周速度V2が1.2V1以下
になると、感光体ドラム42への現像剤の供給不足とな
り、画像濃度が低下する原因となる。また、現像ローラ
53の周速度V2が1.2V1以下になると、転写後に
感光体ドラム42に付着している不転写現像剤に対する
現像ローラ53の掻き取り作用が低下するため、不転写
現像剤を感光体ドラム42から除去できないために生ず
る所謂オフセット・カブリが発生する原因となる。他
方、現像ローラ53の周速度V2が2.5V1以上にな
ると、現像ローラ53の駆動トルクが増大するととも
に、遠心力による現像剤飛散の原因となる。また、補給
ローラ54の周速度V3が1.0V2以下になると、現
像ローラ53への現像剤の供給不足となり、画像濃度が
低下する原因となる。また、補給ローラ54の周速度V
3が1.0V2以下になると、補給ローラ54による現
像ローラ53周表面の掻き取り作用が弱いため、転写後
に感光体ドラム42に付着している不転写現像剤が現像
ローラ53に付着した場合、この付着現像剤の除去が困
難となり、この付着現像剤は次の現像時に現れる所謂ゴ
ースト現象発生の原因となる。他方、補給ローラ54の
周速度V3が2.0V2以上になると、補給ローラ54
の駆動トルクが増大するとともに、現像剤が補給ローラ
54と現像ローラ53のニップ部の上側に滞留する傾向
が強くなり現像ローラ53への現像剤供給不足の原因と
なる。
【0020】上記現像ハウジング51の攪拌室514に
は、攪拌手段55が配設されている。上記攪拌手段55
は、上記補給ローラ54と平行に配設されており、現像
ハウジング51を構成する上記前後側壁512に回転自
在に装着された回転軸551と、この回転軸551に固
定された攪拌部材552と、該攪拌部材552に装着さ
れた弾性を有する攪拌シート部材553を含んでいる。
攪拌部材552は、合成樹脂によって形成されており、
長手方向(図2において紙面に垂直な方向)に複数個の
開口を備えている。攪拌シート部材553は、可撓弾性
を有する例えばポリエチレンテレフタレート(PET
P)樹脂によって形成されており、攪拌部材552の先
端縁辺に接着剤等によって固着されている。このように
構成された攪拌手段55は、図示しない駆動手段によっ
て図2において矢印で示す方向に連続的に回転駆動せし
められる。
【0021】次に、上記現像剤規制手段56について、
図3をも参照して説明する。現像剤規制手段56は、上
記現像ローラ32を構成するローラ532の周表面に圧
接せしめられる可撓弾性を有する薄板鋼板からなる規制
ブレード561を具備している。規制ブレード561
は、例えば、厚さが0.1〜0.2mm程度のステンレ
ス鋼板またはばね鋼板によって構成されており、現像ロ
ーラ53を構成するローラ532の長さと略同じ長手方
向寸法を有している。規制ブレード561は、装着部5
61aと規制部561bとを有している。この規制ブレ
ード561を構成する規制部561bの表面(現像ロー
ラ32と対向する側)には、ウレタンゴムからなる規制
部材562が装着されている。規制部材562は、図示
の実施形態においては断面が半径1mm程度の半円形を
なし、規制ブレード561の長手方向寸法と略同一長さ
を有しており、平面部が上記規制部561bの表面に接
着剤によって装着されている。規制ブレード561の装
着部561aは、現像ハウジング51を構成する底壁5
11の感光体ユニット40側開放端に設けられたブレー
ド取付部511aに押さえ板563によって挟持され取
り付けられる。規制ブレード561の装着部561aと
押さえ板563との間および装着部561aと現像ハウ
ジング51のブレード取付部511aとの間には、図示
の実施例においては0.2〜0.3mm程度のウレタン
ゴムのシート材からなる弾性部材564、564が各々
配設されている。現像ハウジング51のブレード取付部
511aと規制ブレード561の装着部561aと弾性
部材564、564および押さえ板563には、長手方
向に各々対応した位置に所定の間隔をおいて複数個のビ
ス挿入穴が夫々設けられている。上記各部材に夫々設け
られた複数個のビス挿入穴に現像ハウジング51のブレ
ード取付部511a側から複数個のビス565を各々挿
入し、該ビス565の先端部に形成されたねじ部565
aを押さえ板563に設けられたビス挿入穴に形成され
た雌ねじ563aに螺合することにより、規制ブレード
561の装着部561aが弾性部材564、564を介
在して現像ハウジング51のブレード取付部511aに
押さえ板563によって挟持され締め付け固定される。
このように、規制ブレード561の装着部561aは弾
性部材564、564を介在して現像ハウジング51の
ブレード取付部511aに取り付けられるので、ビス5
65の締め付け力は弾性部材564、564によって分
散される。従って、押さえ板563はその剛性が非常に
高くなくても変形を抑えることができ、ビス565の締
め付け力によって押さえ板563が変形することによる
規制ブレード561の変形を緩和することができる。な
お、図示の実施形態においては、規制ブレード561の
装着部561aの両側に弾性部材564、564を配設
した例を示したが、規制ブレード561の装着部561
aと押さえ板563との間にだけ弾性部材564を配設
した場合でも、両側に弾性部材を配設した場合より僅か
に締め付け力の分散は減少するが、規制ブレード561
の変形を緩和する十分な作用効果を得ることができる。
【0022】上記現像ハウジング51におけるブレード
取付部511aの上側には、支点部材取付け部511b
が前後方向(図2において紙面に垂直な方向)に形成さ
れている。この支点部材取付け部511bは、図示の実
施例においては断面が弧状の溝によって形成されてい
る。該支点部材取付け部511bに支点部材566が配
設されている。支点部材566は、図示の実施例におい
ては例えば2mmの金属の丸棒材によって構成されてお
り、上記規制ブレード561の長手方向寸法と略同一長
さを有している。この支点部材566は上記支点部材取
付け部511bに載置され、上記規制ブレード561の
装着部561aと規制部561bとの間における裏面
(規制部材562を装着した面と反対側の面)に当接す
るように構成されている。なお、支点部材566は規制
ブレード561の当接位置が規制部材562からできる
だけ遠くなるような位置に配設するのが規制ブレード5
61の小型化を達成するために望ましい。このように構
成された現像剤規制手段56は、規制ブレード561が
支点部材566を支点として撓まされ、規制部561b
の表面に装着された規制部材562が現像剤規制域53
4において現像ローラ53を構成するローラ532の周
表面に圧接せしめられる。現像剤規制手段56は以上の
ように構成され、規制ブレード561の撓みの支点とな
る支点部材566が丸棒材によって構成されているの
で、比較的精度の良い支点部を安価に得ることができ
る。なお、図示の実施形態においては、支点部材566
として丸棒材を用いた例を示したが、角棒材を用いても
よい。
【0023】上記現像ハウジング51には、開放された
上部を覆う蓋57が装着されている。蓋57は合成樹脂
によって構成されており、現像ハウジング51を構成す
る前側壁および後側壁512と左側壁513および連結
部材517の上面に接着剤によって固着されている。こ
の蓋57の内面には、上記補給ローラ54と対向する位
置に前後方向(図2において紙面に垂直な方向)に延設
され現像室515側に突出する規制部571が一体成形
されている。なお、規制部571の下端と上記補給ロー
ラ54を構成するローラ542の外周面との間には所定
の間隔が設けられる。図示の実施形態においては、現像
ハウジング51を構成する連結部材517には、シート
状シール部材58が装着されている。このシート状シー
ル部材58は、例えばポリエチレンテレフタレート(P
ETP)樹脂等の可撓弾性を有するシート部材によって
構成されており、上記現像ローラ53を構成するローラ
532の軸方向長さと略同一長さを有している。シート
状シール部材58は、その一端部が上記連結部材517
に接着剤等の固着手段によって固着されており、その他
端部が湾曲されて現像ローラ53を構成するローラ53
2の周表面に弾性的に接触せしめられている。このよう
に構成されたシート状シール部材58は、上記現像剤規
制手段56のブレード561とともに現像ハウジング5
1の感光体ユニット40側開口からの現像剤の飛散を防
止する。
【0024】以上のように構成されたプロセスユニット
4は、図1に示すように、プリンタ2の機体ハウジング
20に着脱可能に装着される。即ち、プリンタ2の機体
ハウジング20を構成するカバー23を軸22回りに図
1において反時計方向に旋回させることにより、機体ハ
ウジング20を構成するハウジング本体21の上方が開
放される。次いでプロセスユニット4を上方からハウジ
ング本体21内に装着する。なお、ハウジング本体21
内には、プロセスユニット4の感光体ユニット40を所
定の位置に載置しうる位置決め手段(図示せず)が設け
られている。プロセスユニット4を機体ハウジング20
のハウジング本体21に装着したら、カバー22を軸2
2回りに図1において時計方向に旋回させることによ
り、その上方が閉じられる。
【0025】図1に示すように、プリンタ2の機体ハウ
ジング20を構成するハウジング本体21の下部には、
レーザユニット24が配設されている。このレーザユニ
ット24は、プリンタ2に接続された例えばワードプロ
セッサからの印字データに対応したレーザ光をプロセス
ユニット4の静電潜像形成域423において上記感光体
ドラム42の感光層に照射し、静電潜像を形成する。ま
た、プリンタ2の機体ハウジング20を構成するハウジ
ング本体21には、上記転写後案内板46の下流側に定
着ローラ対25が配設され、該定着ローラ対25の下流
側には排出ローラ対26が配設されている。更に、排出
ローラ対26の下流側には排紙トレイ27が配設されて
いる。
【0026】プリンタ2の機体ハウジング20を構成す
るカバー23には、図2において左方上部に転写用紙を
載置する給紙トレイ28が配設されている。この給紙ト
レイ28の下流側に給紙ローラ29が配設されており、
該給紙ローラ29は図示しない駆動手段によって図2に
おいて矢印で示す方向に回転駆動せしめられる。この給
紙ローラ29に対向して用紙分離用の摩擦パッド30が
配設されている。また、上記転写域422において感光
体ドラム42と対向して非接触式の転写ローラ31が配
設されている。この転写ローラ31は導電性の発泡ウレ
タンによって形成されており、カバー23に回転自在に
支持されている。転写ローラ31は、その両端部に転写
ローラ31より大きい外径を有する合成樹脂等の絶縁材
からなる図示しないカラーが各々装着され、該カラーが
感光体ドラム42の周表面に接触して配設されており、
従って、転写ローラ31は感光体ドラム42の回転に伴
い滑りつつ従動せしめられる。なお、転写ローラ31の
周表面と感光体ドラム42の周表面との隙間は0.5m
m程度に設定されている。このように構成された転写ロ
ーラ31には、例えば10μAの定電流が印加される。
また、カバー23には、上記転写前案内板対45の他方
を構成する上側案内板452が配設されている。
【0027】図示の実施形態における静電潜像現像装置
を装備したプリンタは以上のように構成されており、以
下その作用について説明する。図示しないワードプロセ
ッサ等から印字指令に基づいて上記各部材が作動を開始
し、帯電用コロナ放電器43によって感光体ドラム42
の表面感光層が特定極性に実質上均一に帯電される。次
に帯電された感光体ドラム42の感光層の表面に、レー
ザユニット24からワードプロセッサ等からの印字デー
タに対応したレーザ光が照射され、静電潜像が形成され
る。このようにして感光体ドラム42の感光層に形成さ
れた静電潜像は、上記現像ユニット50による現像作用
によってトナー像に現像される。なお、現像ユニット5
0の現像作用については、後で詳細に説明する。他方、
給紙トレイ28に載置された転写紙は、給紙ローラ29
と摩擦パッド30との作用により1枚づつ送給される。
そして転写紙は、転写前案内板対45に案内され感光体
ドラム42と転写ローラ31との間に搬送され、その表
面に感光体ドラム42に形成されたトナー像が転写され
る。トナー像が転写された転写紙は、転写後案内板46
に案内されて定着ローラ対25に搬送される。定着ロー
ラ対25によりトナー像が加熱定着された転写紙は、排
出ローラ対26によって排紙トレイ27上に排出され
る。一方、転写域425を通過した感光体ドラム42の
周表面は、上記異物回収ブラシ44を通過するとき、そ
の周表面に付着している紙粉等の異物が異物回収ブラシ
44によって除去される。このとき紙粉等の異物ととも
に感光体ドラム42の周表面に付着している残留トナー
も除去される。この除去された残留トナーが異物回収ブ
ラシ44に確実に捕捉されずに落下する場合がある。こ
の落下したトナーが上記帯電用コロナ放電器431の上
に堆積すると帯電ムラの原因となるが、図示の実施形態
においては上記トナー侵入防止壁47によって落下トナ
ーの上記帯電用コロナ放電器431側への侵入が防止さ
れる。
【0028】次に、上記現像ユニット50の現像作用に
ついて説明する。現像ユニット50の作動開始により、
上記現像ローラ53、補給ローラ54および攪拌手段5
5が図示しない駆動手段によって各々矢印で示す方向に
回転駆動される。攪拌手段55を構成する攪拌部材55
2および攪拌シート部材553が矢印で示す方向に回転
することにより、攪拌室514に収容された現像剤は攪
拌されつつ仕切り壁516を乗り越えて補給ローラ54
の上方から現像室514内に供給される。なお、このと
き、蓋57の内面に形成された規制部571によって、
現像室514内に供給される現像剤の量が過多にならな
いように制限される。このように攪拌手段55によって
供給された現像剤は、補給ローラ54のローラ542上
に乗って現像ローラ53のローラ532との現像剤保持
域533であるニップ部に搬送される。なお、補給ロー
ラ54と現像ローラ53とは上記のようにニップ部であ
る現像剤保持域533において共に上側から下側に同方
向に回転するため、補給ローラ54から現像ローラ53
への現像剤の供給が十分に行われ、現像剤不足を防止す
ることができる。また、補給ローラ54と現像ローラ5
3とは上記のようにニップ部である現像剤保持域533
において同方向に回転するため、大きな駆動力を要する
ことなく確実に駆動することができる。
【0029】上述のようにして、補給ローラ54と現像
ローラ53のニップ部である現像剤保持域533に搬送
された現像剤は、現像ローラ53を構成するローラ53
2の周表面に保持されて現像剤規制域534に向けて搬
送される。このとき、補給ローラ54と現像ローラ53
とが上記のようにニップ部である現像剤保持域533に
おいて共に上側から下側に同方向に回転するため、現像
剤は両者のニップ部を通って現像ローラ53に保持され
て現像剤規制域534および現像域535に搬送される
ので、ニップ部を通過するときに互いに擦られて十分に
帯電され、従って、所謂カブリの発生が防止される。
【0030】現像剤規制域534においては、現像剤規
制手段56を構成するブレード561の表面に装着され
た規制部材562が現像ローラ53のローラ532の周
表面に保持されている現像剤に作用して、ローラ532
の周表面に保持される現像剤を所要量に規制して薄層に
形成せしめる。なお、現像剤規制域534において現像
剤規制手段56のブレード561に装着された規制部材
562よって規制され、現像ハウジング51の底壁51
1上に掻き落とされた現像剤は、補給ローラ54が矢印
で示す方向に回転せしめられているため、留まることな
く仕切り壁516の案内面516bに沿って搬送され
る。
【0031】上述したように、現像剤保持域533にお
いて現像ローラ53を構成するローラ532の周表面に
保持され、現像剤規制域534において現像剤規制手段
56の規制ブレード561に装着された規制部材562
の作用によって薄層に形成せしめられた現像剤は、矢印
方向の回転に伴って現像域424に搬送される。現像域
424においては、感光体ドラム42の周表面に配設さ
れている静電感光体上の静電潜像に現像剤が施されて、
静電潜像がトナー像に現像される。例えば、静電潜像は
+600V程度に帯電せしめられた非画像領域と+12
0V程度に帯電せしめられた画像領域とを有し、画像領
域に現像剤としてのトナーが付着せしめられる(所謂反
転現像)。感光体ドラム42と現像ローラ53は図2に
おいて矢印で示す方向に回転駆動せしめられ、従って、
現像域535において感光体ドラム42の周表面と現像
ローラ53を構成するローラ532の周表面とは共に下
方から上方に同方向に移動せしめられる。ローラ532
の周速度V2と感光体ドラム42の周速度V1とは1.
2V1≦V2≦2.5V1に設定されているので、現像
ローラ53のローラ532によって現像域535に充分
な現像剤が搬送されるとともに、感光体ドラム42の周
表面に対するローラ532の周表面の摺擦作用によって
静電潜像の非画像部に一旦付着した現像剤が適切に剥離
され、従って、適切な現像濃度を有し且つかぶりのない
良好なトナー像を得ることができる。他方、現像ローラ
53を構成するローラ532の周表面に保持されて上記
現像域424を通過した使用後の現像剤が、現像ローラ
53と補給ローラ54とのニップ部で補給ローラ54の
表面に移される。なお、補給ローラ54の周速度は現像
ローラ53の周速度より大きく設定されているので、ニ
ップ部で現像剤を移動させるため、現像域535を通過
する際に現像ローラ53に付着している不転写現像剤の
付着力を弱め、これを回収することができ、従って、現
像ローラ53に付着している不転写現像剤によって生ず
る所謂ゴーストの発生を防止することができる。
【0032】以上、本発明をプリンタに適用した実施形
態に基づいて説明したが、本発明は図示の実施形態に限
定されるものではなく、例えば静電複写機に適用するこ
ともでき、本発明の技術思想の範囲を逸脱することなく
種々の変形あるいは修正が可能である。
【0033】
【発明の効果】本発明による静電潜像現像装置は以上の
ように構成されているので、以下の作用効果を奏する。
【0034】
【0035】即ち、本発明によれば、現像ローラの周表
面に保持される現像剤量を規制する現像剤規制手段は、
現像ハウジングに取り付けられる装着部と現像ローラの
周表面に作用する規制部とを有する薄板鋼板からなる規
制ブレードと、現像ハウジングに形成された溝からなる
支点部材取付部に配設され規制ブレードにおける装着部
と規制部との間の位置に当接し規制ブレードの撓みの支
点となる棒材からなる支点部材とを具備しており、規制
ブレードの撓みの支点となる支点部材が棒材によって構
成されているので、比較的精度の良い支点部を安価に得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従って構成された静電潜像現像装置を
装備した画像形成機の一実施形態を概略的に示す正面
図。
【図2】図1に示す本発明に従って構成された静電潜像
現像装置を装備した画像形成機の断面図。
【図3】図2に示す静電潜像現像装置を構成する現像剤
規制手段の要部斜視図。
【符号の説明】
2:プリンタ 4:プロセスユニット 5:支持軸 20:機体ハウジング 21:ハウジング本体 23:カバー 24:レーザユニット 25:定着ローラ対 26:排出ローラ対 27:排紙トレイ 28:給紙トレイ 29:給紙ローラ 30:摩擦パッド 31:転写ローラ 40:感光体ユニット 41:感光体支持手段 42:感光体ドラム 43:帯電手段 44:異物回収ブラシ 45:転写前案内板対 46:転写後案内板 47:トナー侵入防止壁 50:現像ユニット 51:現像ハウジング 52:コイルばね 53:現像ローラ 54:補給ローラ 55:攪拌手段 56:現像剤規制手段 57:蓋 58:シート状シール部材 431:帯電用コロナ放電器 411:感光体支持手段の側壁部材 412:感光体支持手段の連結部材 422:帯電域 423:静電潜像形成域 424:現像域 425:転写域 470:トナー侵入防止壁 514:攪拌室 515:現像室 517:現像ハウジングの連結部材 533:現像剤保持域 534:現像剤規制域 561:規制ブレード 561a:規制ブレードの装着部 561b:規制ブレードの規制部 562:規制部材 566:支点部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上垣内 寿和 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田 工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平8−137248(JP,A) 特開 平6−3938(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/08 G03G 15/09

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現像ハウジングと、該現像ハウジング内
    に配設され現像剤保持域において周表面に現像剤を保持
    し該保持した現像剤を現像域に搬送して静電潜像に施す
    ための現像ローラと、該現像剤保持域と該現像域との間
    に位置する現像剤規制域において該現像ローラの周表面
    に保持される現像剤量を規制する現像剤規制手段とを具
    備する静電潜像現像装置において、 該現像剤規制手段は、該現像ハウジングに取り付けられ
    る装着部と、該現像ローラの周表面に作用する規制部と
    を有する薄板鋼板からなる規制ブレードと、該現像ハウ
    ジングに形成された溝からなる支点部材取付部に配設さ
    該規制ブレードにおける該装着部と該規制部との間の
    位置に当接し該規制ブレードの撓みの支点となる棒材か
    らなる支点部材とを具備した、 ことを特徴とする静電潜像現像装置。
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