JPH10115821A - 液晶表示部の自動輝度調整装置 - Google Patents

液晶表示部の自動輝度調整装置

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JPH10115821A
JPH10115821A JP27111196A JP27111196A JPH10115821A JP H10115821 A JPH10115821 A JP H10115821A JP 27111196 A JP27111196 A JP 27111196A JP 27111196 A JP27111196 A JP 27111196A JP H10115821 A JPH10115821 A JP H10115821A
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JP
Japan
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lcd
voltage
liquid crystal
crystal display
display unit
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JP27111196A
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English (en)
Inventor
Akihiro Kakimoto
章博 柿本
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PFU Ltd
Original Assignee
PFU Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液晶表示部を有する装置においては、レジュ
ーム状態等の液晶表示部の停止状態からの復帰時には輝
度が低く非常に見にくいものである。液晶表示部の停止
状態からの復帰時に一定輝度の装置に見えるようにす
る、液晶表示部の自動輝度調整装置を提供する。 【解決手段】 液晶表示部の駆動電圧レベル情報である
テーブルを格納する記憶部と、前記テーブル内容に従い
電圧制御を行う電圧制御部と、記憶部内のテーブルを読
込み液晶表示部の停止状態からの復帰時に電圧制御部へ
電圧制御を指示するCPUとを備えて、液晶表示部の駆
動電圧の定常状態までの電圧変化を決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、液晶表示部の停
止状態からの復帰時における液晶表示部の自動輝度調整
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】液晶表示部の濃度は、メカ式のボリュー
ムを用いたものが一般に知られている。これは、メカ式
のボリュームを操作して、液晶表示部への駆動電圧を変
化させて液晶表示部の輝度を変化させるものである。ま
た、液晶表示部の温度が上がらないと輝度が低いもので
ある。
【0003】ここで、この発明にかかる次の用語につい
て、その定義を示して明確にする。
【0004】一時停止:CPUは動作中で、液晶表示部
(以下、LCDと称す)は動作していない状態とする。
なお、以下においては、「レジューム状態」という。
【0005】本体部電源停止:CPUも含めて、装置が
動作していない状態とする。
【0006】液晶表示部の停止状態:レジューム状態と
本体部電源停止とを含む。
【0007】図18は従来技術の説明図を示すものであ
る。同図(a)において、LCD58を表示駆動するた
めのLCD電圧供給部57は、抵抗値を手動により変化
させて供給する駆動電圧を変化させるボリューム59を
介してLCD58に所定の電圧を供給している。
【0008】LCD58を有する例えば、パソコン装置
においては、電源の投入した直後の状態では、輝度が低
く非常に見にくいものである。レジューム状態でLCD
58がOFFになっている状態から、LCD58がON
になった場合が顕著に表れる。これは、LCD装置の液
晶駆動回路の特性によるものである。
【0009】LCDの停止状態からの復帰時に一定輝度
の装置に見えるようにするには、ボリューム59を手動
で操作してLCD58駆動電圧を変化させることで対処
していた。なお、同図(b)は、LCD58の停止状態
からの復帰時において、ボリューム59を操作しないで
LCD駆動電圧の定常状態までの電圧変化をさせずに固
定とした例を示し、同図(c)は、LCD58の停止状
態からの復帰時において、ボリューム59を操作してL
CD駆動電圧の定常状態までの電圧変化をさせた例をそ
れぞれ示す。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】前記のごとく、従来の
技術による液晶表示部を有する装置、および液晶表示部
の輝度調整装置では次のような問題点がある。
【0011】1)LCDを有する例えば、パソコン装置
においては、電源の投入した直後の状態では、輝度が低
く非常に見にくいものである。レジューム状態でLCD
がOFFになっている状態から、LCD58がONにな
った場合が顕著に見られる。
【0012】2)LCDの停止状態からの復帰時に一定
輝度の装置に見えるようにするには、ボリュームを手動
で操作してLCD駆動電圧を変化させる必要がある。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記の問題点を解決する
ために、この発明では次のような手段を取る。
【0014】1)LCD駆動電圧レベル情報を予め備
え、LCDの停止状態からの復帰時には前記のLCD駆
動電圧レベル情報に従ってLCD駆動電圧の定常状態ま
での電圧変化を決定する。
【0015】これにより、LCDの停止状態からの復帰
時において、自動的にLCDへの供給電圧を変化させて
輝度が低下することがないように、LCD装置の液晶駆
動回路の特性を補い、見やすいLCDを提供する。
【0016】
【発明の実施の形態】この発明は、次に示したような実
施の形態をとる。
【0017】1)図1に示すごとく、LCD8の駆動電
圧レベル情報であるテーブルを格納する記憶部1と、前
記テーブル内容に従い電圧制御を行う電圧制御部3と、
記憶部1内のテーブルを読込みLCD8の停止状態から
の復帰時に電圧制御部3へ電圧制御を指示するCPU2
とを備えて、LCD8の駆動電圧の定常状態までの電圧
変化を決定する。
【0018】これにより、予め設定した所定値に従っ
て、LCDの停止状態からの復帰時において、自動的に
LCDへの供給電圧が変化して輝度が低下することがな
いので、見やすいLCDを提供する。
【0019】2)図5に示すごとく、レジューム状態の
時間を監視するタイマ10を備えて、レジューム状態の
時間に対応してLCD8の駆動電圧の定常状態までの電
圧変化を決定する。
【0020】これにより、レジューム状態が長い程、L
CDの停止状態からの復帰時の電圧を高くし、また、定
常状態までの電圧勾配を小さくするように電圧制御を行
うことで、レジューム状態に対応した最適な電圧値およ
び電圧変化勾配を設定する。従って、LCDのレジュー
ム状態からの復帰時において、自動的にLCDへの供給
電圧が変化して輝度が低下することがないので、見やす
いLCDを提供する。
【0021】3)図5に示すごとく、本体部電源停止時
にタイマ10を駆動させる補助電源11を備えて、本体
部電源停止時間に対応してLCD8の駆動電圧の定常状
態までの電圧変化を決定する。
【0022】これにより、本体部電源停止時間が長い
程、LCDの停止状態からの復帰時の電圧を高くし、ま
た定常状態までの電圧勾配を小さくするように電圧制御
を行うことで、本体部電源停止時間に対応した最適な電
圧値および電圧変化勾配を設定する。従って、LCDの
本体部電源停止状態からの復帰時において、自動的にL
CDへの供給電圧が変化して輝度が低下することがない
ので、見やすいLCDを提供する。
【0023】4)図10に示すごとく、LCD8近傍の
温度を検出する温度センサ12を備えて、温度センサ1
2が検出した温度値に対応してLCD8の駆動電圧の定
常状態までの電圧変化を決定する。
【0024】これにより、LCD近傍の温度が低い程、
LCDの停止状態からの復帰時の電圧を高くし、また定
常状態までの電圧勾配を小さくするように電圧制御を行
うことで、LCD近傍の温度に対応した最適な電圧値お
よび電圧変化勾配を設定する。従って、LCDのレジュ
ーム状態からの復帰時、およびLCDの本体部電源停止
状態からの復帰時において、自動的にLCDへの供給電
圧が変化して輝度が低下することがないので、見やすい
LCDを提供する。
【0025】5)図14に示すごとく、レジューム状態
の時間を監視するタイマ10と、LCD8近傍の温度を
検出する温度センサ12とを備えて、レジューム状態の
時間と温度センサ12が検出した温度値とに対応してL
CD8の駆動電圧の定常状態までの電圧変化を決定す
る。
【0026】これにより、レジューム状態が長くLCD
近傍の温度が低い程、LCDの停止状態からの復帰時の
電圧を高くし、また定常状態までの電圧勾配を小さくす
るように電圧制御を行うことで、レジューム状態とLC
D近傍の温度とに対応した最適な電圧値および電圧変化
勾配を設定する。従って、LCDのレジューム状態から
の復帰時において、自動的にLCDへの供給電圧が変化
して輝度が低下することがないので、見やすいLCDを
提供する。
【0027】6)図14に示すごとく、本体部電源停止
時にタイマ10を駆動させる補助電源11と、LCD8
近傍の温度を検出する温度センサ12とを備えて、本体
部電源停止時間と温度センセ12が検出した温度値とに
対応してLCDの駆動電圧の定常状態までの電圧変化を
決定する。
【0028】これにより、本体部電源停止時間が長く、
LCD近傍の温度が低い程、LCDの停止状態からの復
帰時の電圧を高くし、また定常状態までの電圧勾配を小
さくするように電圧制御を行うことで、本体部電源停止
時間とLCD近傍の温度とに対応した最適な電圧値およ
び電圧変化勾配を設定する。従って、LCDの本体部電
源停止状態からの復帰時において、自動的にLCDへの
供給電圧が変化して輝度が低下することがないので、見
やすいLCDを提供する。
【0029】
【実施例】この発明による代表的な実施例を図1ないし
図17によって説明する。
【0030】図1は本発明の構成図を示す。
【0031】同図において、1は記憶部であり、LCD
8の駆動電圧レベル情報であるテーブルを格納してい
る。3は電圧制御部であり、前記記憶部1が格納してい
るテーブル内容に従いLCD電圧供給部7からLCD8
へ供給される電圧を制御する。2はCPUであり、記憶
部1内のテーブルを読込みLCD8の停止状態からの復
帰時には電圧制御部3へ電圧制御の指示を行う。この構
成により、LCD8駆動電圧の定常状態までの電圧値を
決定するものである。なお、同図において、(A)はL
CD電圧供給部7の電圧値を示し、(B)はLCD8に
供給される電圧値をそれぞれ示すものである。
【0032】図2は本発明のテーブルを示す図である。
【0033】同図において、記憶部1が格納しているL
CD8の駆動電圧レベル情報であるテーブルを示すもの
である。テーブルはLCD電源供給部7からLCD8へ
供給される電圧を制御するために、各ステップと、LC
D8に供給される電圧値(B)のLCD電源供給部7の
電圧値(A)に対する電圧の倍率と、LCDに供給する
時間とで構成されている。ステップ(n+1)はLCD
8駆動電圧の定常状態の電圧値を示し、ステップ1ない
しステップnはLCD8の停止状態からの復帰時におけ
るLCD8駆動電圧の定常状態に至るまでの電圧変化を
決定する情報である。
【0034】図3は本発明のLCD駆動電圧の説明図を
示す。
【0035】同図(a)はテーブルに従って、LCDの
停止状態からの復帰時において、LCD8の駆動電圧の
定常状態までの決定された電圧変化を示すものである。
これにより、自動的にLCD供給電圧が変化して輝度が
低下することがない。同図(b)は同図(a)の詳細を
示すものであり、前記の図2で示したテーブルに従っ
て、LCD8の駆動電圧の定常状態までの決定された電
圧変化のレベルを示すものである。
【0036】図4は本発明のフローチャートを示す。
【0037】ステップS01において、CPU2は記憶
部1内のテーブルを読み込む。
【0038】ステップS02において、LCD8がON
になり、LCD8は停止状態から復帰する。
【0039】ステップS03において、LCDの停止状
態からの復帰時において、電圧制御部3はテーブル内容
に従い電圧制御を実行する。そして、処理を終了する。
【0040】図5は本発明の実施例における構成図(そ
の1)を示す。なお、以下において、図1と同じ箇所に
は同一の符号を付してあり、詳細な説明は省略する。
【0041】同図において、10はタイマであり、レジ
ューム状態の時間または、本体部電源停止時間を計時す
る。11は補助電源であり、本体部電源停止時にタイマ
10を駆動させる。なお、電圧制御部3はLCD8の駆
動電圧をテーブルの駆動電圧レベル情報に応じて可変さ
せるための電子ボリューム5を備え、アンプ4を介して
LCD8に駆動電圧を供給する。
【0042】図6は本発明の実施例におけるテーブルを
示す図(その1)である。
【0043】同図(a)は、レジューム状態の時間およ
び本体部電源停止時間を計時するタイマ10のタイマ値
に応じてLCD8の駆動電圧レベル情報である各種のテ
ーブルを指定するテーブル(ア)を示すものである。同
図(b)は、前記の図2で示したテーブルと同様の構成
をしており、各種のテーブル(ロ)、(ハ)、(ニ)・
・・は、タイマ値に応じて電圧の倍率と時間とを設定す
る。
【0044】図7は本発明の実施例におけるLCD駆動
電圧の説明図(その1)を示す。
【0045】同図(a)はタイマ値が大きい場合を示す
ものであり、レジューム状態の時間が長い程、あるいは
本体部電源停止時間が長い程、駆動電圧を高くするよう
にする。同図(b)はタイマ値が小さい場合を示すもの
であり、レジューム状態の時間が短い程、あるいは本体
部電源停止時間が短い程、駆動電圧を同図(a)に比較
して低くするようにする。従って、LCDの停止時間に
応じて最適な電圧値および定常電圧までの電圧勾配を設
定するので、LCDの停止状態からの復帰時において、
自動的にLCDへの供給電圧が変化して輝度が低下する
ことがないので、見やすいLCDを提供する。
【0046】図8は本発明の実施例におけるフローチャ
ート(その1)を示す。
【0047】同図において、レジューム状態に対応して
LCDの駆動電圧の定常状態までの電圧変化を決定する
フローを示す。
【0048】ステップS11において、スイッチの押
下、または自動スタート命令等によってレジューム状態
をスタートする。
【0049】ステップS12において、LCD8がOF
Fになる。
【0050】ステップS13において、タイマ10をス
タートさせる。
【0051】ステップS14において、スイッチの押
下、または自動ストップ命令等によってレジューム状態
をストップする。
【0052】ステップS15において、タイマ10をス
トップする。
【0053】ステップS16において、CPU2はタイ
マ値を読み込む。
【0054】ステップS17において、CPU2は記憶
部1に格納されたテーブル(ア)に従い、タイマ値に対
応したテーブルを読み込む。
【0055】ステップS18において、LCD8がON
になる。
【0056】ステップS19において、電圧制御部3は
CPU2が読み込んだテーブルの内容に従い電圧制御を
実行する。そして、処理を終了する。
【0057】図9は本発明の実施例におけるフローチャ
ート(その2)を示す。
【0058】同図において、本体部電源停止時間に対応
してLCDの駆動電圧の定常状態までの電圧変化を決定
するフローを示す。なお、ステップS27ないしステッ
プS30は前述の図8におけるステップS16ないしス
テップS19と同じで有り、説明を省略する。
【0059】ステップS21において、スイッチの押下
等により、本体部の電源OFF命令を発する。
【0060】ステップS22において、LCD8がOF
Fになる。
【0061】ステップS23において、タイマ10をス
タートさせる。
【0062】ステップS24において、補助電源11で
サポートされていない本体部の電源がOFFになる。
【0063】ステップS25において、スイッチの押下
等により、本体部の電源ON命令を発する。
【0064】ステップS26において、タイマ10をス
トップする。
【0065】図10は本発明の実施例における構成図
(その2)を示す。
【0066】同図において、12は温度センサであり、
LCD8近傍の温度を検出する。
【0067】図11は本発明の実施例におけるテーブル
を示す図(その2)である。
【0068】同図(a)は、温度センサ12が検出した
LCD8近傍の温度値に応じてLCD8の駆動電圧レベ
ル情報である各種のテーブルを指定するテーブル(イ)
を示すものである。同図(b)は、前記の図2で示した
テーブルと同様の構成をしており、各種のテーブル
(ホ)、(ヘ)、(ト)、(チ)・・は、検出した温度
値に応じて電圧の倍率と時間とを設定する。
【0069】図12は本発明の実施例におけるLCD駆
動電圧の説明図(その2)を示す。
【0070】同図(a)は検出した温度値が低い場合を
示すものであり、LCD8近傍の温度が低い程、駆動電
圧を高くするようにする。同図(b)は検出した温度値
が高い場合を示すものであり、LCD8近傍の温度が高
い程、駆動電圧を同図(a)に比較して低くするように
する。従って、LCDの温度に応じて最適な電圧値およ
び定常電圧までの電圧勾配を設定するので、LCDの停
止状態からの復帰時において、自動的にLCDへの供給
電圧が変化して輝度が低下することがないので、見やす
いLCDを提供する。
【0071】図13は本発明の実施例におけるフローチ
ャート(その3)を示す。
【0072】同図において、LCDの温度に対応してL
CDの駆動電圧の定常状態までの電圧変化を決定するフ
ローを示す。
【0073】ステップS41において、温度センサ12
はLCD8近傍の温度を検出する。
【0074】ステップS42において、CPU2は温度
センサ12が検出した温度値を読み込む。
【0075】ステップS43において、CPU2は記憶
部1に格納されたテーブル(イ)に従い、検出した温度
値に対応したテーブルを読み込む。
【0076】ステップS44において、LCD8がON
になる。
【0077】ステップS45において、電圧制御部3は
CPU2が読み込んだテーブルの内容に従い電圧制御を
実行する。そして、処理を終了する。
【0078】図14は本発明の実施例における構成図
(その3)を示す。
【0079】同図において、前述の図5で示した構成に
図10で示した温度センサ12を付加したものである。
【0080】図15は本発明の実施例におけるテーブル
を示す図(その3)である。
【0081】同図(a)は、レジューム状態の時間およ
び本体部電源停止時間を計時するタイマ10のタイマ値
と、温度センサ12が検出したLCD8近傍の温度値と
に応じてLCD8の駆動電圧レベル情報である各種のテ
ーブルを指定するテーブル(ウ)を示すものである。同
図(b)は、前記の図2で示したテーブルと同様の構成
をしており、各種のテーブル(リ)、(ヌ)、(ル)、
(ヲ)、(ワ)・・は、タイマ値と温度値とに応じて電
圧の倍率と時間とを設定する。
【0082】図16は本発明の実施例におけるフローチ
ャート(その4)を示す。
【0083】同図において、レジューム状態の時間とL
CDの温度とに対応してLCDの駆動電圧の定常状態ま
での電圧変化を決定するフローを示す。なお、ステップ
S51ないしステップS55は前述の図8におけるステ
ップS11ないしステップS15と同じで有り、説明を
省略する。
【0084】ステップS56において、温度センサ12
はLCD8近傍の温度を検出する。
【0085】ステップS57において、CPU2はタイ
マ値と温度センサ12が検出した温度値とを読み込む。
【0086】ステップS58において、CPU2は記憶
部1に格納されたテーブル(ウ)に従い、タイマ値と温
度値に対応したテーブルを読み込む。
【0087】ステップS59において、LCD8がON
になる。
【0088】ステップS60において、電圧制御部3は
CPU2が読み込んだテーブルの内容に従い電圧制御を
実行する。そして、処理を終了する。
【0089】図17は本発明の実施例におけるフローチ
ャート(その5)を示す。
【0090】同図において、本体部電源停止時間とLC
Dの温度とに対応してLCDの駆動電圧の定常状態まで
の電圧変化を決定するフローを示す。
【0091】なお、ステップS71ないしステップS7
6は前述の図9におけるステップS21ないしステップ
S26と同じで有り、さらに、ステップS77ないしス
テップS81は前述の図16におけるステップS56な
いしステップS60と同じで有り、説明を省略する。
【0092】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、次
に示すような効果がある。
【0093】1)LCDの駆動電圧レベル情報であるテ
ーブルを格納する記憶部と、前記テーブル内容に従い電
圧制御を行う電圧制御部と、記憶部内のテーブルを読込
みLCDの停止状態からの復帰時に電圧制御部へ電圧制
御を指示するCPUとを備えて、LCDの駆動電圧の定
常状態までの電圧変化を決定する。
【0094】これにより、予め設定した所定値に従っ
て、LCDの停止状態からの復帰時において自動的にL
CDへの供給電圧が変化して輝度が低下することがない
ので、見やすいLCDを提供できる。
【0095】2)レジューム状態の時間を監視するタイ
マを備えて、レジューム状態の時間に対応してLCDの
駆動電圧の定常状態までの電圧変化を決定する。
【0096】これにより、レジューム状態が長い程、L
CDの停止状態からの復帰時の電圧を高くし、また定常
状態までの電圧勾配を小さくするように電圧制御を行う
ことで、レジューム状態に対応した最適な電圧値および
電圧変化勾配を設定できる。従って、LCDのレジュー
ム状態からの復帰時において、自動的にLCDへの供給
電圧が変化して輝度が低下することがないので、見やす
いLCDを提供できる。
【0097】3)本体部電源停止時にタイマを駆動させ
る補助電源を備えて、本体部電源停止時間に対応してL
CDの駆動電圧の定常状態までの電圧変化を決定する。
【0098】これにより、本体部電源停止時間が長い
程、LCDの停止状態からの復帰時の電圧を高くし、ま
た定常状態までの電圧勾配を小さくするように電圧制御
を行うことで、本体部電源停止時間に対応した最適な電
圧値および電圧変化勾配を設定できる。従って、LCD
の本体部電源停止状態からの復帰時において、自動的に
LCDへの供給電圧が変化して輝度が低下することがな
いので、見やすいLCDを提供できる。
【0099】4)LCD近傍の温度を検出する温度セン
サを備えて、温度に対応してLCDの駆動電圧の定常状
態までの電圧変化を決定する。
【0100】これにより、LCD近傍の温度が低い程、
LCDの停止状態からの復帰時の電圧を高くし、また定
常状態までの電圧勾配を小さくするように電圧制御を行
うことで、LCDの温度に対応した最適な電圧値および
電圧変化勾配を設定できる。従って、LCDのレジュー
ム状態からの復帰時、およびLCDの本体部電源停止状
態からの復帰時において、自動的にLCDへの供給電圧
が変化して輝度が低下することがないので、見やすいL
CDを提供できる。なお、装置の周囲温度が低い時や高
い時に特に有効である。
【0101】5)レジューム状態の時間を監視するタイ
マと、LCD近傍の温度を検出する温度センサとを備え
て、レジューム状態の時間と温度とに対応してLCDの
駆動電圧の定常状態までの電圧変化を決定する。
【0102】これにより、レジューム状態が長くLCD
近傍の温度が低い程、LCDの停止状態からの復帰時の
電圧を高くし、また定常状態までの電圧勾配を小さくす
るように電圧制御を行うことで、レジューム状態とLC
Dの温度とに対応した最適な電圧値および電圧変化勾配
を設定できる。従って、LCDのレジューム状態からの
復帰時において、自動的にLCDへの供給電圧が変化し
て輝度が低下することがないので、見やすいLCDを提
供できる。
【0103】6)本体部電源停止時にタイマを駆動させ
る補助電源と、LCD近傍の温度を検出する温度センサ
とを備えて、本体部電源停止時間と温度とに対応してL
CDの駆動電圧の定常状態までの電圧変化を決定する。
【0104】これにより、本体部電源停止時間が長くL
CD近傍の温度が低い程、LCDの停止状態からの復帰
時の電圧を高くし、また定常状態までの電圧勾配を小さ
くするように電圧制御を行うことで、本体部電源停止時
間とLCDの温度とに対応した最適な電圧値および電圧
変化勾配を設定できる。従って、LCDの本体部電源停
止状態からの復帰時において、自動的にLCDへの供給
電圧が変化して輝度が低下することがないので、見やす
いLCDを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成図である。
【図2】本発明のテーブルを示す図である。
【図3】本発明のLCD駆動電圧の説明図である。
【図4】本発明のフローチャートである。
【図5】本発明の実施例における構成図(その1)であ
る。
【図6】本発明の実施例におけるテーブルを示す図(そ
の1)である。
【図7】本発明の実施例におけるLCD駆動電圧の説明
図(その1)である。
【図8】本発明の実施例におけるフローチャート(その
1)である。
【図9】本発明の実施例におけるフローチャート(その
2)である。
【図10】本発明の実施例における構成図(その2)で
ある。
【図11】本発明の実施例におけるテーブルを示す図
(その2)である。
【図12】本発明の実施例におけるLCD駆動電圧の説
明図(その2)である。
【図13】本発明の実施例におけるフローチャート(そ
の3)である。
【図14】本発明の実施例における構成図(その3)で
ある。
【図15】本発明の実施例におけるテーブルを示す図
(その3)である。
【図16】本発明の実施例におけるフローチャート(そ
の4)である。
【図17】本発明の実施例におけるフローチャート(そ
の5)である。
【図18】従来技術の説明図である。
【符号の説明】 1:記憶部 2:CPU 3:電圧制御部 4:アンプ 5:電子ボリューム 10:タイマ 11:補助電源 12:温度センサ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】液晶表示部の駆動電圧レベル情報であるテ
    ーブルを格納する記憶部(1)と、前記テーブル内容に
    従い電圧制御を行う電圧制御部(3)と、記憶部(1)
    内のテーブルを読込み液晶表示部の停止状態からの復帰
    時に電圧制御部(3)へ電圧制御を指示するCPU
    (2)とを備えて、液晶表示部の駆動電圧の定常状態ま
    での電圧変化を決定する、ことを特徴とする液晶表示部
    の自動輝度調整装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、一時停止時間を監視す
    るタイマ(10)を備えて、一時停止時間に対応して液
    晶表示部の駆動電圧の定常状態までの電圧変化を決定す
    る、ことを特徴とする液晶表示部の自動輝度調整装置。
  3. 【請求項3】請求項1において、本体部電源停止時にタ
    イマ(10)を駆動させる補助電源(11)を備えて、
    本体部電源停止時間に対応して液晶表示部の駆動電圧の
    定常状態までの電圧変化を決定する、ことを特徴とする
    液晶表示部の自動輝度調整装置。
  4. 【請求項4】請求項1において、液晶表示部近傍の温度
    を検出する温度センサ(12)を備えて、前記温度セン
    サ(12)が検出した温度値に対応して液晶表示部の駆
    動電圧の定常状態までの電圧変化を決定する、ことを特
    徴とする液晶表示部の自動輝度調整装置。
  5. 【請求項5】請求項1において、一時停止時間を監視す
    るタイマ(10)と、液晶表示部近傍の温度を検出する
    温度センサ(12)とを備えて、一時停止時間と前記温
    度センサ(12)が検出した温度値とに対応して液晶表
    示部の駆動電圧の定常状態までの電圧変化を決定する、
    ことを特徴とする液晶表示部の自動輝度調整装置。
  6. 【請求項6】請求項1において、本体部電源停止時にタ
    イマ(10)を駆動させる補助電源(11)と、液晶表
    示部近傍の温度を検出する温度センサ(12)とを備え
    て、本体部電源停止時間と前記温度センサ(12)が検
    出した温度値とに対応して液晶表示部の駆動電圧の定常
    状態までの電圧変化を決定する、ことを特徴とする液晶
    表示部の自動輝度調整装置。
JP27111196A 1996-10-14 1996-10-14 液晶表示部の自動輝度調整装置 Pending JPH10115821A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100373426C (zh) * 2004-10-11 2008-03-05 友达光电股份有限公司 适于微机电光学装置的驱动电压调整装置、方法及显示器
JP2008276028A (ja) * 2007-05-02 2008-11-13 Sanyo Electric Co Ltd バックライトを有する画像表示装置
JP2010049186A (ja) * 2008-08-25 2010-03-04 Yazaki Corp 表示制御装置

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