JPH10115206A - カムシャフトとバルブ間の力の流れを遮断する構成 - Google Patents
カムシャフトとバルブ間の力の流れを遮断する構成Info
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- JPH10115206A JPH10115206A JP9180951A JP18095197A JPH10115206A JP H10115206 A JPH10115206 A JP H10115206A JP 9180951 A JP9180951 A JP 9180951A JP 18095197 A JP18095197 A JP 18095197A JP H10115206 A JPH10115206 A JP H10115206A
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01L—CYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
- F01L13/00—Modifications of valve-gear to facilitate reversing, braking, starting, changing compression ratio, or other specific operations
- F01L13/0005—Deactivating valves
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01L—CYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
- F01L1/00—Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear
- F01L1/12—Transmitting gear between valve drive and valve
- F01L1/18—Rocking arms or levers
- F01L1/185—Overhead end-pivot rocking arms
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Valve Device For Special Equipments (AREA)
- Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 高いレベルの動作信頼性と構成の単純さを持
ちながらコンパクトな構造になっている構成を提供す
る。 【解決手段】 特に内燃ピストン・エンジンのバルブ・
ギヤにおけるカムシャフト(6)とバルブ(4)間の力
の流れを遮断する構成であって、カム(8)をもつカム
シャフト(6)と、エンジン・ケーシングに取り付けら
れかつカムによって揺動させられる揺動レバー(12)
と、バルブを作動させる作動部材(16)と、揺動レバ
ーに取り付けられかつ作動装置(40、42、46、4
8)によって第1位置および第2位置に移動させられる
可動結合部材(24)であって、第1位置では結合部材
がバルブを作動させるために揺動レバーと作動要素間を
固定的に結合し、第2位置ではバルブの作動を遮断する
ように作動部材が揺動レバーに対して移動しうる結合部
材とを備えている構成は、作動部材(16)が、揺動レ
バー(12)に取り付けられかつ揺動レバー上を相対的
に移動しうるように案内されることを特徴とするもので
ある。
ちながらコンパクトな構造になっている構成を提供す
る。 【解決手段】 特に内燃ピストン・エンジンのバルブ・
ギヤにおけるカムシャフト(6)とバルブ(4)間の力
の流れを遮断する構成であって、カム(8)をもつカム
シャフト(6)と、エンジン・ケーシングに取り付けら
れかつカムによって揺動させられる揺動レバー(12)
と、バルブを作動させる作動部材(16)と、揺動レバ
ーに取り付けられかつ作動装置(40、42、46、4
8)によって第1位置および第2位置に移動させられる
可動結合部材(24)であって、第1位置では結合部材
がバルブを作動させるために揺動レバーと作動要素間を
固定的に結合し、第2位置ではバルブの作動を遮断する
ように作動部材が揺動レバーに対して移動しうる結合部
材とを備えている構成は、作動部材(16)が、揺動レ
バー(12)に取り付けられかつ揺動レバー上を相対的
に移動しうるように案内されることを特徴とするもので
ある。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、カムシャフトと
バルブ間の力の流れを遮断する構成、詳しくは、カムを
もつカムシャフトと、エンジン・ケーシングに取り付け
られかつカムによって揺動させられる揺動レバーと、バ
ルブを作動させる作動部材と、揺動レバーに取り付けら
れかつ作動装置によって第1位置および第2位置に移動
させられる可動結合部材であって、第1位置では結合部
材がバルブを作動させるために揺動レバーと作動要素間
を固定的に結合し、第2位置ではバルブの作動を遮断す
るように作動部材が揺動レバーに対して移動しうる結合
部材とを備えている構成に関する。
バルブ間の力の流れを遮断する構成、詳しくは、カムを
もつカムシャフトと、エンジン・ケーシングに取り付け
られかつカムによって揺動させられる揺動レバーと、バ
ルブを作動させる作動部材と、揺動レバーに取り付けら
れかつ作動装置によって第1位置および第2位置に移動
させられる可動結合部材であって、第1位置では結合部
材がバルブを作動させるために揺動レバーと作動要素間
を固定的に結合し、第2位置ではバルブの作動を遮断す
るように作動部材が揺動レバーに対して移動しうる結合
部材とを備えている構成に関する。
【0002】
【従来の技術】内燃ピストン・エンジンの燃料消費を削
減する方法、特に、自家用自動車に使われている実行可
能な方法には、シリンダを個別に一時的に作動させない
ようにし、以て、残りのシリンダを部分負荷の範囲で平
均圧力を上げて作動させ、これによって固有消費を低レ
ベルにする方法がある。シリンダを作動させないように
するには、これへの燃料供給を遮断する必要があるのみ
ならず、それに対応するシリンダを通る吸入流も遮断し
たほうがよいのである。このため、少なくともそれに対
応するシリンダの吸入バルブを止める方が都合がよい。
減する方法、特に、自家用自動車に使われている実行可
能な方法には、シリンダを個別に一時的に作動させない
ようにし、以て、残りのシリンダを部分負荷の範囲で平
均圧力を上げて作動させ、これによって固有消費を低レ
ベルにする方法がある。シリンダを作動させないように
するには、これへの燃料供給を遮断する必要があるのみ
ならず、それに対応するシリンダを通る吸入流も遮断し
たほうがよいのである。このため、少なくともそれに対
応するシリンダの吸入バルブを止める方が都合がよい。
【0003】前述の一般的な構成はWO 95/021
16に述べられている。この公知の構成においては、揺
動レバーが全体として2つの部分からなる構造になって
おり、この第1部分が1本のカムシャフトまたは複数の
カムシャフトで駆動され、そして、この第1部分と同軸
に取り付けられ、バルブを駆動するための第2部分がそ
の第1部分にピンによって結合されることができ、この
ピンが、第1部分の中で直線上に滑動可能に案内され、
揺動レバーのこの第2部分と、例えば油圧で働く作動装
置によって、係合あるいは係合を解くことができる。こ
の公知の構成の特徴は、2つの部分になった作動部材が
同軸に取り付けられているため、この構成が比較的嵩張
るということである。
16に述べられている。この公知の構成においては、揺
動レバーが全体として2つの部分からなる構造になって
おり、この第1部分が1本のカムシャフトまたは複数の
カムシャフトで駆動され、そして、この第1部分と同軸
に取り付けられ、バルブを駆動するための第2部分がそ
の第1部分にピンによって結合されることができ、この
ピンが、第1部分の中で直線上に滑動可能に案内され、
揺動レバーのこの第2部分と、例えば油圧で働く作動装
置によって、係合あるいは係合を解くことができる。こ
の公知の構成の特徴は、2つの部分になった作動部材が
同軸に取り付けられているため、この構成が比較的嵩張
るということである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明の目的は、特
に、内燃ピストン・エンジンのバルブ・ギヤにおけるカ
ムシャフトとバルブとの間の力の流れを遮断する構成で
あって、高いレベルの動作信頼性と構成の単純さを持ち
ながらコンパクトな構造になっている構成を提供するこ
とである。
に、内燃ピストン・エンジンのバルブ・ギヤにおけるカ
ムシャフトとバルブとの間の力の流れを遮断する構成で
あって、高いレベルの動作信頼性と構成の単純さを持ち
ながらコンパクトな構造になっている構成を提供するこ
とである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的は、作動部材
が、揺動レバーに取り付けられかつ揺動レバー上を相対
的に移動しうるように案内されることを特徴とする構成
によって達成される。
が、揺動レバーに取り付けられかつ揺動レバー上を相対
的に移動しうるように案内されることを特徴とする構成
によって達成される。
【0006】この発明では、作動部材が揺動レバーに直
接取り付けられており、この揺動レバーに対してその上
で移動可能に取り付けられているので、この構成を非常
にコンパクトな構造にすることができ、この構成によっ
て、揺動レバー(プル・レバーまたは揺動アーム)を含
んでいる通常のバルブ・ギヤに比べて微々たるスペース
しか余計なスペースはとらない。
接取り付けられており、この揺動レバーに対してその上
で移動可能に取り付けられているので、この構成を非常
にコンパクトな構造にすることができ、この構成によっ
て、揺動レバー(プル・レバーまたは揺動アーム)を含
んでいる通常のバルブ・ギヤに比べて微々たるスペース
しか余計なスペースはとらない。
【0007】結合部材が、結合軸であり、結合軸は、揺
動レバーに回転可能に取り付けられかつ作動要素と係合
する領域に断面を有しており、第1位置において、揺動
レバー上で直線運動のために案内される作動部材の周面
に設けられた開口に断面が係合し、第2位置において、
その係合から解除されることによって、表面領域に関し
て低圧力を含む単純な機構が提供され、ひいては高レベ
ルの耐久性が与られる。
動レバーに回転可能に取り付けられかつ作動要素と係合
する領域に断面を有しており、第1位置において、揺動
レバー上で直線運動のために案内される作動部材の周面
に設けられた開口に断面が係合し、第2位置において、
その係合から解除されることによって、表面領域に関し
て低圧力を含む単純な機構が提供され、ひいては高レベ
ルの耐久性が与られる。
【0008】第1位置において、結合軸の部分的円筒面
におけるバルブを向いた端部領域が、開口の対応する表
面に対して押し付けられていることによって、結合軸と
作動部材間の表面接触を確実なものにする。
におけるバルブを向いた端部領域が、開口の対応する表
面に対して押し付けられていることによって、結合軸と
作動部材間の表面接触を確実なものにする。
【0009】揺動レバーが、カムに対して接触させられ
るように絶え間なく付勢され、結合部材を第1位置に絶
え間なく付勢する付勢手段があり、作動装置が、その作
動に基づいて、付勢手段の力に打ち勝って結合部材を第
2位置に付勢していることによって、作動部材と揺動レ
バー間の結合あるいは結合の解除がバルブの休止位置あ
るいは閉鎖位置以外で行われ、これによって、とくに高
レベルの動作信頼性を有するのである。設計された構成
は、更に、結合部材に対して作動装置が失敗しても、バ
ルブの作動がカムシャフトによって高い信頼性で確実に
行われるようになっている。
るように絶え間なく付勢され、結合部材を第1位置に絶
え間なく付勢する付勢手段があり、作動装置が、その作
動に基づいて、付勢手段の力に打ち勝って結合部材を第
2位置に付勢していることによって、作動部材と揺動レ
バー間の結合あるいは結合の解除がバルブの休止位置あ
るいは閉鎖位置以外で行われ、これによって、とくに高
レベルの動作信頼性を有するのである。設計された構成
は、更に、結合部材に対して作動装置が失敗しても、バ
ルブの作動がカムシャフトによって高い信頼性で確実に
行われるようになっている。
【0010】作動部材が、バルブが閉じている状態で、
バルブとカムシャフトの円筒形基部円の間に支持されて
いる油圧式バルブ隙間補償要素であることによって、バ
ルブ隙間補償要素は、余分なスペースを要しないでこの
構成と一体化される。
バルブとカムシャフトの円筒形基部円の間に支持されて
いる油圧式バルブ隙間補償要素であることによって、バ
ルブ隙間補償要素は、余分なスペースを要しないでこの
構成と一体化される。
【0011】結合部材を形成する結合軸がカムシャフト
および揺動レバーの揺動軸と実質的に平行に取り付けら
れ、カムに追従する少なくとも1つのローラが結合軸に
取り付けられていることによって、この発明による構成
が特にコンパクトになる特色がある。
および揺動レバーの揺動軸と実質的に平行に取り付けら
れ、カムに追従する少なくとも1つのローラが結合軸に
取り付けられていることによって、この発明による構成
が特にコンパクトになる特色がある。
【0012】結合部材を形成する結合軸が、ブッシュに
取り付けられており、ブッシュは、カムシャフトおよび
揺動レバーの揺動軸に実質的に平行に揺動レバーに設け
られかつカムと共同する少なくとも1つのローラを支持
していることによって、結合軸が明確に回転できるよう
になる。
取り付けられており、ブッシュは、カムシャフトおよび
揺動レバーの揺動軸に実質的に平行に揺動レバーに設け
られかつカムと共同する少なくとも1つのローラを支持
していることによって、結合軸が明確に回転できるよう
になる。
【0013】揺動レバーが、複数の作動要素を含んでお
り、これらの作動要素は、揺動レバーの中で案内されか
つそれぞれが対応するバルブと共同しており、作動要素
の結合のために共通の結合軸が揺動レバーに備えられて
いることと、カムシャフトのカムのそれぞれ関連するカ
ムと共同する複数のローラが備えられていることとによ
って、2つ以上の流入変化バルブを持つシリンダに特に
適合した構成が提供される。
り、これらの作動要素は、揺動レバーの中で案内されか
つそれぞれが対応するバルブと共同しており、作動要素
の結合のために共通の結合軸が揺動レバーに備えられて
いることと、カムシャフトのカムのそれぞれ関連するカ
ムと共同する複数のローラが備えられていることとによ
って、2つ以上の流入変化バルブを持つシリンダに特に
適合した構成が提供される。
【0014】エンジンのケーシングに対して固定された
関係にある取付領域において、揺動レバーがその縦軸方
向にのびた縦方向スロットを有していることと、エンジ
ンのケーシングに対して固定された関係で揺動レバーを
取り付けた揺動レバーの取り付け領域が、少なくとも2
つのローラ、結合軸および少なくとも2つの作動部材を
含む作動領域に2つのアームによって結合され、アーム
の断面が、アームが取付軸に直交する小さい慣性モーメ
ントとなるようになされていることとによって、揺動レ
バー上に設けられ、それぞれ補助されているカムに追従
する複数のローラがあるときに、許容誤差が補償され、
この発明による構成が明確な様式で動作するようにな
る。
関係にある取付領域において、揺動レバーがその縦軸方
向にのびた縦方向スロットを有していることと、エンジ
ンのケーシングに対して固定された関係で揺動レバーを
取り付けた揺動レバーの取り付け領域が、少なくとも2
つのローラ、結合軸および少なくとも2つの作動部材を
含む作動領域に2つのアームによって結合され、アーム
の断面が、アームが取付軸に直交する小さい慣性モーメ
ントとなるようになされていることとによって、揺動レ
バー上に設けられ、それぞれ補助されているカムに追従
する複数のローラがあるときに、許容誤差が補償され、
この発明による構成が明確な様式で動作するようにな
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以降、この発明の実施の形態を図
面を参照しながら例示のために更に詳細に説明する。
面を参照しながら例示のために更に詳細に説明する。
【0016】図1を参照すると、この発明による構成
は、戻しばね2および図示されたバルブステムを備えた
バルブ4と、少なくとも1個のカム8および少なくとも
1つの円筒型基部円形部10を持つカムシャフト6と、
エンジン・ケーシング対して固定状に軸14上に取り付
けられている揺動レバー12とを含んでいる。揺動レバ
ー12の、軸14から離れている端部領域に適合するよ
うにバルブ隙間補償要素16があり、これは、それ自体
設計の配置および構造に関する限り既知であり、例え
ば、油圧で作動する。
は、戻しばね2および図示されたバルブステムを備えた
バルブ4と、少なくとも1個のカム8および少なくとも
1つの円筒型基部円形部10を持つカムシャフト6と、
エンジン・ケーシング対して固定状に軸14上に取り付
けられている揺動レバー12とを含んでいる。揺動レバ
ー12の、軸14から離れている端部領域に適合するよ
うにバルブ隙間補償要素16があり、これは、それ自体
設計の配置および構造に関する限り既知であり、例え
ば、油圧で作動する。
【0017】揺動レバー12は、図1に示しているよう
に揺動運動のために戻しばね17によって反時計方向に
付勢されている。
に揺動運動のために戻しばね17によって反時計方向に
付勢されている。
【0018】バルブ隙間補償要素16は、揺動レバー1
2の貫通穴20に適合させられたスリーブ18と、スラ
スト部材またはタペット22とからなっている。スラス
ト部材22は球形の端面をバルブ4のステムに押し付け
ている。
2の貫通穴20に適合させられたスリーブ18と、スラ
スト部材またはタペット22とからなっている。スラス
ト部材22は球形の端面をバルブ4のステムに押し付け
ている。
【0019】揺動レバー12に軸14の軸と実質的に平
行に結合軸24が取り付けられ、この軸は、以下に説明
する作動装置によってある角度範囲で回転運動につれて
往復することができかつスリーブ18と揺動レバー12
間の結合または結合解除をさせる。オイル供給路25が
結合軸24に設けられている。スリーブ18の領域にお
いては、結合軸24は、完全な円形円筒形断面にはなっ
ておらず、26で示しているような部分的に円形の円筒
断面を持っており、図示している例では、ほぼ半円形の
断面になっている。スリーブ18の外側面に、結合軸2
4の部分的円形円筒形断面に対応して、その断面が結合
軸24のそこへ延びている断面にほぼ対応する切欠のよ
うな開口28が設けられている。
行に結合軸24が取り付けられ、この軸は、以下に説明
する作動装置によってある角度範囲で回転運動につれて
往復することができかつスリーブ18と揺動レバー12
間の結合または結合解除をさせる。オイル供給路25が
結合軸24に設けられている。スリーブ18の領域にお
いては、結合軸24は、完全な円形円筒形断面にはなっ
ておらず、26で示しているような部分的に円形の円筒
断面を持っており、図示している例では、ほぼ半円形の
断面になっている。スリーブ18の外側面に、結合軸2
4の部分的円形円筒形断面に対応して、その断面が結合
軸24のそこへ延びている断面にほぼ対応する切欠のよ
うな開口28が設けられている。
【0020】図示しているその位置で、結合軸24とス
リーブ18間でロックし、固く係合しており、従って、
揺動レバー12とバルブ4間は強制ロック結合し、この
結合は、揺動レバーが時計方向に揺動するとバルブ4を
開くのである。
リーブ18間でロックし、固く係合しており、従って、
揺動レバー12とバルブ4間は強制ロック結合し、この
結合は、揺動レバーが時計方向に揺動するとバルブ4を
開くのである。
【0021】スリーブ18と揺動レバー12間の結合条
件は、結合軸24が図示している位置から断面26が開
口28から開放されるように時計方向に回転すると解除
しうる。
件は、結合軸24が図示している位置から断面26が開
口28から開放されるように時計方向に回転すると解除
しうる。
【0022】結合軸24に取り付けられるローラ30が
カム8によって揺動レバー12を作動させるために設け
られている。
カム8によって揺動レバー12を作動させるために設け
られている。
【0023】次に、図1に示している揺動レバー12の
平面図を示す第2図を参照する。
平面図を示す第2図を参照する。
【0024】軸14に取り付けられている揺動レバー1
2は、バルブ隙間補償要素16のスリーブ18を案内す
る穴20を持つ3本のアーム32を持っている。所与の
相においてカムシャフトの対応する円筒型基部円形部1
0(図1)または基部円形面に対して押し付けられるス
リーブ18の球形端面が、図2においては四角形で示さ
れている。図1において28で示されているような開口
が対応するスリーブ18の周面全体に延在しかつスリー
ブ18が対応する穴20の中で回転することが可能であ
れば、それら球形の端面は、また、回転対称になってい
てもよい。
2は、バルブ隙間補償要素16のスリーブ18を案内す
る穴20を持つ3本のアーム32を持っている。所与の
相においてカムシャフトの対応する円筒型基部円形部1
0(図1)または基部円形面に対して押し付けられるス
リーブ18の球形端面が、図2においては四角形で示さ
れている。図1において28で示されているような開口
が対応するスリーブ18の周面全体に延在しかつスリー
ブ18が対応する穴20の中で回転することが可能であ
れば、それら球形の端面は、また、回転対称になってい
てもよい。
【0025】3本のアーム32の総てを通って、結合軸
24が延伸しており、以て、3個のスリーブ18が揺動
レバーに同時に結合したり結合解除したりするようにな
されている。アーム32の間は開口のままになってお
り、開口にはローラ30が配されており、これらのロー
ラは、結合軸24に取り付けられかつ揺動レバー12を
作動させるために、カムシャフト6の上に支持されてい
るカム8と共同する。結合軸24を作動させるために、
作動装置36が作動揺動レバー12の端部領域に一体的
に組み込まれているが、その端部領域は図2の左側にあ
る。作動装置36の構造は図3を参照しながら後で説明
する。
24が延伸しており、以て、3個のスリーブ18が揺動
レバーに同時に結合したり結合解除したりするようにな
されている。アーム32の間は開口のままになってお
り、開口にはローラ30が配されており、これらのロー
ラは、結合軸24に取り付けられかつ揺動レバー12を
作動させるために、カムシャフト6の上に支持されてい
るカム8と共同する。結合軸24を作動させるために、
作動装置36が作動揺動レバー12の端部領域に一体的
に組み込まれているが、その端部領域は図2の左側にあ
る。作動装置36の構造は図3を参照しながら後で説明
する。
【0026】結合軸24は、レバー40に回転しないよ
うに結合されており、レバーは、揺動レバー12に設け
られた穴44にピン42によって突き出ている。ピン4
2は、2本のピストンまたはプランジャ部品46および
48の間の穴44に保持されており、これらのプランジ
ャ部品は、ばね50および52によって相互に引き付け
合って中央の釣り合い位置にあり、この位置で、結合軸
24の回転位置が図1に示している係合条件を構成して
いる。結合軸24が回転して係合解除条件になるために
は、ピストンあるいはプランジャ部品48の下の空間あ
るいは室に油圧を与え、以て、ばね50の力に打ち勝
ち、結合軸24が時計方向に回転して係合解除の条件な
るようにする。油圧がない状態では、結合軸24は自動
的に係合条件に戻されるのである。
うに結合されており、レバーは、揺動レバー12に設け
られた穴44にピン42によって突き出ている。ピン4
2は、2本のピストンまたはプランジャ部品46および
48の間の穴44に保持されており、これらのプランジ
ャ部品は、ばね50および52によって相互に引き付け
合って中央の釣り合い位置にあり、この位置で、結合軸
24の回転位置が図1に示している係合条件を構成して
いる。結合軸24が回転して係合解除条件になるために
は、ピストンあるいはプランジャ部品48の下の空間あ
るいは室に油圧を与え、以て、ばね50の力に打ち勝
ち、結合軸24が時計方向に回転して係合解除の条件な
るようにする。油圧がない状態では、結合軸24は自動
的に係合条件に戻されるのである。
【0027】説明した構成(特に図3を参照)の動作モ
ードは以下のようになる。
ードは以下のようになる。
【0028】バルブ4が閉じている条件では、ローラ3
0がカム8の基部円形部分に対して押し付けられ、どの
ようなバルブの隙間もスラスト部材22の球形端面がバ
ルブ4のステムの端部に押し付けられているために補償
されており、この場合、結合軸24は、例えば、係合す
る条件にある。カムシャフト6が回転すると、揺動レバ
ー12はローラ30とカム8を噛み合いによって揺動さ
せられ、この場合、結合軸24とスリーブ18間のロッ
ク係合の力でバルブ4はカムシャフト6の位置に対応し
て作動する。
0がカム8の基部円形部分に対して押し付けられ、どの
ようなバルブの隙間もスラスト部材22の球形端面がバ
ルブ4のステムの端部に押し付けられているために補償
されており、この場合、結合軸24は、例えば、係合す
る条件にある。カムシャフト6が回転すると、揺動レバ
ー12はローラ30とカム8を噛み合いによって揺動さ
せられ、この場合、結合軸24とスリーブ18間のロッ
ク係合の力でバルブ4はカムシャフト6の位置に対応し
て作動する。
【0029】バルブ4を止めるには、ピストンあるいは
プランジャ部品48に油圧を掛けて結合軸24が時計方
向に回転するように付勢される。結合軸24と開口28
との間の摩擦が十分に少なくなると、言い換えれば、例
えばバルブ4が完全に閉まる直前に、開口28から結合
軸24が回転し、以て、スリーブ18と揺動レバー12
との間の係合が外れかつバルブ隙間補償要素16が揺動
レバー12に対して移動しうるようになる。揺動レバー
12のそれぞれの位置に関係なくバルブ隙間補償要素1
6は、バルブ4と、カムシャフト6の円形基部円または
基部面10間の接触を保持する。バルブ4は止められ
る。
プランジャ部品48に油圧を掛けて結合軸24が時計方
向に回転するように付勢される。結合軸24と開口28
との間の摩擦が十分に少なくなると、言い換えれば、例
えばバルブ4が完全に閉まる直前に、開口28から結合
軸24が回転し、以て、スリーブ18と揺動レバー12
との間の係合が外れかつバルブ隙間補償要素16が揺動
レバー12に対して移動しうるようになる。揺動レバー
12のそれぞれの位置に関係なくバルブ隙間補償要素1
6は、バルブ4と、カムシャフト6の円形基部円または
基部面10間の接触を保持する。バルブ4は止められ
る。
【0030】バルブ4を作動状態に戻すには、ピストン
またはプランジャ部品48の下の空間あるいは室から圧
力を抜き、以て、結合軸24が係合条件の方へ付勢され
かつ図1に示している開口28が例えば下から上に向か
って結合軸24を通過すると直ぐに係合条件の方に回転
し、そして、結合軸24の断面部26が、結合軸24が
適切に回転運動することによってスナップあるいはラッ
チ動作で開口28に入る。開口28の断面に対する結合
軸24の断面26の形態によっては、このラッチあるい
はスナップ係合は、揺動レバー12が回転の最頂位置に
到達する前に起こってしまうこともある。共同する断面
が少し異なる形態であることにより、いかなる許容誤差
に対しても信頼性のある補償をともなう線形接触が達成
される。以上概説した機構によって、確実に、長期の耐
久性を持ちながら非常に高いレベルの動作信頼性が保証
される。揺動レバー12とスリーブ18間のような結合
は、休息条件(カムの基部円の上の)になる以前に達成
できており、これは、いかなる許容誤差や隙間に関して
も有利である。
またはプランジャ部品48の下の空間あるいは室から圧
力を抜き、以て、結合軸24が係合条件の方へ付勢され
かつ図1に示している開口28が例えば下から上に向か
って結合軸24を通過すると直ぐに係合条件の方に回転
し、そして、結合軸24の断面部26が、結合軸24が
適切に回転運動することによってスナップあるいはラッ
チ動作で開口28に入る。開口28の断面に対する結合
軸24の断面26の形態によっては、このラッチあるい
はスナップ係合は、揺動レバー12が回転の最頂位置に
到達する前に起こってしまうこともある。共同する断面
が少し異なる形態であることにより、いかなる許容誤差
に対しても信頼性のある補償をともなう線形接触が達成
される。以上概説した機構によって、確実に、長期の耐
久性を持ちながら非常に高いレベルの動作信頼性が保証
される。揺動レバー12とスリーブ18間のような結合
は、休息条件(カムの基部円の上の)になる以前に達成
できており、これは、いかなる許容誤差や隙間に関して
も有利である。
【0031】上記の構成には多数の変形が可能であるこ
とを認識されたい。
とを認識されたい。
【0032】バルブ隙間保証要素は、バルブの作動部材
として単純なスラスト部材またはタペットで置き換えて
もよいし、あるいは、それ自身を揺動レバーに揺動自在
に取り付けてもよいが、この場合、揺動運動は結合部品
によって阻止しうる。説明している実施態様では結合軸
である結合部品は、電気や、油圧などで作動させてもよ
い。この構成は、図2に示している揺動レバーの3本の
アームと、その中に設けられたバルブ隙間保証要素との
ための、対応する特定の結合軸を持つことができ、以
て、バルブが個別に作動しないようにさせてもよい。開
口と係合する結合軸の断面はいろいろ異なる形態にして
もよいなどである。
として単純なスラスト部材またはタペットで置き換えて
もよいし、あるいは、それ自身を揺動レバーに揺動自在
に取り付けてもよいが、この場合、揺動運動は結合部品
によって阻止しうる。説明している実施態様では結合軸
である結合部品は、電気や、油圧などで作動させてもよ
い。この構成は、図2に示している揺動レバーの3本の
アームと、その中に設けられたバルブ隙間保証要素との
ための、対応する特定の結合軸を持つことができ、以
て、バルブが個別に作動しないようにさせてもよい。開
口と係合する結合軸の断面はいろいろ異なる形態にして
もよいなどである。
【0033】図4に、図1に示している構成に関して変
更を加えた構成の実施態様を示しているが、ここでは、
バルブ4の戻しばね2と揺動レバー12の戻しばね17
が互いに同心の関係にされており、例えば、バルブがた
った1個の場合のように複数アームの揺動レバーを使わ
ない場合は有利なのである。戻しばね17の支持板また
はコレットが、揺動レバー12上の適切に配置された球
状突起に対して直接押し付けられ、この揺動レバーを通
じてバルブ隙間保証要素のスラスト部材が移動できる。
更を加えた構成の実施態様を示しているが、ここでは、
バルブ4の戻しばね2と揺動レバー12の戻しばね17
が互いに同心の関係にされており、例えば、バルブがた
った1個の場合のように複数アームの揺動レバーを使わ
ない場合は有利なのである。戻しばね17の支持板また
はコレットが、揺動レバー12上の適切に配置された球
状突起に対して直接押し付けられ、この揺動レバーを通
じてバルブ隙間保証要素のスラスト部材が移動できる。
【0034】図5に、揺動レバー12の図2のものに変
更を加えた、たった2本のアーム32とローラ30とを
持つ実施態様を示しているが、これらは、例えば、同時
に阻止する2個の吸入バルブのために使用される。
更を加えた、たった2本のアーム32とローラ30とを
持つ実施態様を示しているが、これらは、例えば、同時
に阻止する2個の吸入バルブのために使用される。
【0035】図6に、図4に関して2点の変更を行った
実施態様を示している。1つは、結合軸24は揺動レバ
ー12に直接取り付けられるのではなく、ブッシュ60
を介して取り付けられている。ブッシュ60は、スリー
ブ18側のそれがある領域で、図1を参照して説明した
ように結合軸24の断面部分26がスリーブ18に係合
できるように引っ込んでいる。
実施態様を示している。1つは、結合軸24は揺動レバ
ー12に直接取り付けられるのではなく、ブッシュ60
を介して取り付けられている。ブッシュ60は、スリー
ブ18側のそれがある領域で、図1を参照して説明した
ように結合軸24の断面部分26がスリーブ18に係合
できるように引っ込んでいる。
【0036】1または複数のローラ30(図2を参照)
は、結合軸24ではなくブッシュ60に取り付けられて
いる。
は、結合軸24ではなくブッシュ60に取り付けられて
いる。
【0037】ブッシュ60によって、結合軸24ではな
くブッシュ60のためにカム8またはローラ30からの
力が揺動レバー12に伝わらないようになされ、以て、
それが作動あるいは回転してスリーブ18と係合する条
件になるように、結合軸24がカム8からの力が掛かっ
てもフリーな状態に保持し、容易に回転できるようにす
るのである。
くブッシュ60のためにカム8またはローラ30からの
力が揺動レバー12に伝わらないようになされ、以て、
それが作動あるいは回転してスリーブ18と係合する条
件になるように、結合軸24がカム8からの力が掛かっ
てもフリーな状態に保持し、容易に回転できるようにす
るのである。
【0038】図4に示している実施態様との比較におい
て、図6に示している構造のもう1つの変更点は、揺動
レバー12が、エンジン・ケーシングに対して固定され
た関係にある軸14に揺動レバー12が取り付けられて
いる領域62に軸方向スロット64を備えていることで
ある。図2に示しているように、揺動レバー12がそれ
自身でねじれることが必要ならば、ローラ30がこれに
関連しているカムによって作動させられ、そしてその状
況で異なる運動力を生じさせられるときに、許容誤差を
補償するように設計されることを軸方向スロット64が
提供する。
て、図6に示している構造のもう1つの変更点は、揺動
レバー12が、エンジン・ケーシングに対して固定され
た関係にある軸14に揺動レバー12が取り付けられて
いる領域62に軸方向スロット64を備えていることで
ある。図2に示しているように、揺動レバー12がそれ
自身でねじれることが必要ならば、ローラ30がこれに
関連しているカムによって作動させられ、そしてその状
況で異なる運動力を生じさせられるときに、許容誤差を
補償するように設計されることを軸方向スロット64が
提供する。
【0039】図7および図8は、図2に対して変更を行
った実施例を示しているが、これらには結合軸24のた
めの作動装置が描かれていない。
った実施例を示しているが、これらには結合軸24のた
めの作動装置が描かれていない。
【0040】揺動レバー12の取付領域70、すなわ
ち、軸14またはエンジン・ケーシングに対して固定さ
れている取付管に取付けられた領域は、2つのアーム7
2で揺動レバー12の作動領域74に結合され、これ
は、ブッシュ60(図6)、これに取り付けられている
結合軸24およびブッシュ60に取り付けられているロ
ーラ30を支持している。
ち、軸14またはエンジン・ケーシングに対して固定さ
れている取付管に取付けられた領域は、2つのアーム7
2で揺動レバー12の作動領域74に結合され、これ
は、ブッシュ60(図6)、これに取り付けられている
結合軸24およびブッシュ60に取り付けられているロ
ーラ30を支持している。
【0041】図8から解るように、オイル供給ダクト7
8が設けられているアーム72の断面は、取り付け軸に
直交するようにのびた板高およびこれよりもかなり小さ
くて、取り付け軸に平行にのびた板幅をもった板のよう
な形状をしており、以て、アーム72が板ばねのように
捩れたりあるいは曲がったりできるようにし、しかも、
作動領域74が取り付け軸に平行な軸の回りに回り難い
ように曲げ剛性をも同時に保持している。このアーム7
2の断面の構成は、このアームの取り付け軸に直交する
慣性モーメントが小さくなるようにする方法の例であ
る。更に、作動領域74は、ローラ30のための切り込
みあるいは開口によって変形することができ、以て、こ
のシステムがそこに許容誤差を持っていたとしても、関
連するカム(図示せず)とローラとの間で一様で信頼性
の高い共同動作をするようになり、あるいは2本のロー
ラの撓みによって3個のバルブ(図示せず)が信頼性の
高い明確な作動をするようになる。
8が設けられているアーム72の断面は、取り付け軸に
直交するようにのびた板高およびこれよりもかなり小さ
くて、取り付け軸に平行にのびた板幅をもった板のよう
な形状をしており、以て、アーム72が板ばねのように
捩れたりあるいは曲がったりできるようにし、しかも、
作動領域74が取り付け軸に平行な軸の回りに回り難い
ように曲げ剛性をも同時に保持している。このアーム7
2の断面の構成は、このアームの取り付け軸に直交する
慣性モーメントが小さくなるようにする方法の例であ
る。更に、作動領域74は、ローラ30のための切り込
みあるいは開口によって変形することができ、以て、こ
のシステムがそこに許容誤差を持っていたとしても、関
連するカム(図示せず)とローラとの間で一様で信頼性
の高い共同動作をするようになり、あるいは2本のロー
ラの撓みによって3個のバルブ(図示せず)が信頼性の
高い明確な作動をするようになる。
【0042】揺動レバー12にとってのねじれ柔構造に
関連して図6に示している特徴は、図7および8の特徴
と組み合わせて、あるいはそれだけで利用してもよい。
関連して図6に示している特徴は、図7および8の特徴
と組み合わせて、あるいはそれだけで利用してもよい。
【0043】説明した構成を更にかなり単純化した実施
態様(図示せず)においては、結合軸が揺動レバーと1
または複数のバルブ間の結合が、ある位置ではバルブス
テムの端面と係合し、別の位置ではそのような係合をし
ないような形で直接形成される。この実施態様において
は、スラスト部材を持つスリーブ全体が省略できる。こ
の場合、同時に作動部材ともなる回転可能な結合軸も、
直線上を移動可能な部品に置き換えることができること
が認識されうるであろう。
態様(図示せず)においては、結合軸が揺動レバーと1
または複数のバルブ間の結合が、ある位置ではバルブス
テムの端面と係合し、別の位置ではそのような係合をし
ないような形で直接形成される。この実施態様において
は、スラスト部材を持つスリーブ全体が省略できる。こ
の場合、同時に作動部材ともなる回転可能な結合軸も、
直線上を移動可能な部品に置き換えることができること
が認識されうるであろう。
【図1】この発明による構成の作動部材を通る断面の断
面図である。
面図である。
【図2】図1に示している構成の揺動レバーの平面図で
ある。
ある。
【図3】図1に示している構成の作動装置を通る断面の
断面図である。
断面図である。
【図4】作動装置の付いた図1に示している構成の断面
図である。
図である。
【図5】図1と比較すると変更されている揺動レバーの
実施態様の平面図である。
実施態様の平面図である。
【図6】変更された実施態様の図4と同様の断面図であ
る。
る。
【図7】変更された実施態様の図2と同様の平面図であ
る。
る。
【図8】図7の平面VIII−VIIIで切った断面図
である。
である。
4 バルブ 6 カムシャフト 8 カム 12 揺動レバー 16 作動部材 24 結合部材 40 レバー 42 ピン 46 プランジャ 48 プランジャ
Claims (11)
- 【請求項1】 特に内燃ピストン・エンジンのバルブ・
ギヤにおけるカムシャフト(6)とバルブ(4)間の力
の流れを遮断する構成であって、 カム(8)をもつカムシャフト(6)と、 エンジン・ケーシングに取り付けられかつカムによって
揺動させられる揺動レバー(12)と、 バルブを作動させる作動部材(16)と、 揺動レバーに取り付けられかつ作動装置(40、42、
46、48)によって第1位置および第2位置に移動さ
せられる可動結合部材(24)であって、第1位置では
結合部材がバルブを作動させるために揺動レバーと作動
要素間を固定的に結合し、第2位置ではバルブの作動を
遮断するように作動部材が揺動レバーに対して移動しう
る結合部材と、 を備えている構成において、 作動部材(16)が、揺動レバー(12)に取り付けら
れかつ揺動レバー上を相対的に移動しうるように案内さ
れることを特徴とする構成。 - 【請求項2】 結合部材が、結合軸(24)であり、結
合軸は、揺動レバー(12)に回転可能に取り付けられ
かつ作動要素と係合する領域に断面(26)を有してお
り、第1位置において、揺動レバー上で直線運動のため
に案内される作動部材(16)の周面に設けられた開口
(28)に断面が係合し、第2位置において、その係合
から解除されることを特徴とする請求項1に記載の構
成。 - 【請求項3】 第1位置において、結合軸(24)の部
分的円筒面(26)におけるバルブ(4)を向いた端部
領域が、開口(28)の対応する表面に対して押し付け
られていることを特徴とする請求項2に記載の構成。 - 【請求項4】 揺動レバー(12)が、カム(8)に対
して接触させられるように絶え間なく付勢され、 結合部材(24)を第1位置に絶え間なく付勢する付勢
手段(50、52)があり、 作動装置(40、42、46、48)が、その作動に基
づいて、付勢手段の力に打ち勝って結合部材を第2位置
に付勢している、 ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の
構成。 - 【請求項5】 作動部材が、バルブが閉じている状態
で、バルブ(4)とカムシャフト(6)の円筒形基部円
(10)の間に支持されている油圧式バルブ隙間補償要
素(16)であることを特徴とする請求項1〜4のいず
れか1つに記載の構成。 - 【請求項6】 結合部材を形成する結合軸(24)がカ
ムシャフト(6)および揺動レバー(12)の揺動軸と
実質的に平行に取り付けられ、カム(8)に追従する少
なくとも1つのローラ(30)が結合軸に取り付けられ
ていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに
記載の構成。 - 【請求項7】 結合部材を形成する結合軸(24)が、
ブッシュ(60)に取り付けられており、ブッシュは、
カムシャフト(6)および揺動レバー(12)の揺動軸
に実質的に平行に揺動レバー(12)に設けられかつカ
ム(8)と共同する少なくとも1つのローラ(30)を
支持していることを特徴とする請求項1〜5のいずれか
1つに記載の構成。 - 【請求項8】 揺動レバー(12)が、複数の作動要素
(16)を含んでおり、これらの作動要素は、揺動レバ
ーの中で案内されかつそれぞれが対応するバルブ(4)
と共同しており、作動要素の結合のために共通の結合軸
(24)が揺動レバーに備えられていることを特徴とす
る請求項6または7に記載の構成。 - 【請求項9】 カムシャフト(6)のカム(8)のそれ
ぞれ関連するカムと共同する複数のローラ(30)が備
えられていることを特徴とする請求項8に記載の構成。 - 【請求項10】 エンジンのケーシングに対して固定さ
れた関係にある取付領域(62)において、揺動レバー
(12)がその縦軸方向にのびた縦方向スロット(6
4)を有していることを特徴とする請求項9に記載の構
成。 - 【請求項11】 エンジンのケーシングに対して固定さ
れた関係で揺動レバー(12)を取り付けた揺動レバー
の取り付け領域(70)が、少なくとも2つのローラ
(30)、結合軸(24)および少なくとも2つの作動
部材(16)を含む作動領域(74)に2つのアーム
(72)によって結合され、アームの断面が、アームが
取付軸に直交する小さい慣性モーメントとなるようにな
されていることを特徴とする請求項9または10に記載
の構成。
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19627390 | 1996-07-06 | ||
DE19630309A DE19630309C2 (de) | 1996-07-06 | 1996-07-26 | Vorrichtung zum Unterbrechen des Kraftflusses zwischen einer Nockenwelle und mindestens einem Ventil |
DE19627390.0 | 1996-07-26 | ||
DE19630309.5 | 1996-07-26 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10115206A true JPH10115206A (ja) | 1998-05-06 |
Family
ID=26027293
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9180951A Withdrawn JPH10115206A (ja) | 1996-07-06 | 1997-07-07 | カムシャフトとバルブ間の力の流れを遮断する構成 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5908015A (ja) |
JP (1) | JPH10115206A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10316189A1 (de) * | 2003-04-09 | 2004-10-28 | Ina-Schaeffler Kg | Schlepphebel eines Ventiltriebs einer Brennkraftmaschine |
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JP3523134B2 (ja) * | 1999-12-27 | 2004-04-26 | 本田技研工業株式会社 | 内燃機関の動弁装置 |
TW475961B (en) * | 1999-12-27 | 2002-02-11 | Honda Motor Co Ltd | Valve operating system in internal combustion engine |
JP3523133B2 (ja) * | 1999-12-27 | 2004-04-26 | 本田技研工業株式会社 | 内燃機関の動弁装置 |
US6418904B2 (en) | 2000-04-03 | 2002-07-16 | Daimlerchrysler Corporation | Pulse drive valve deactivator |
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DE10311069B3 (de) * | 2003-03-13 | 2004-06-24 | Meta Motoren- Und Energie-Technik Gmbh | Vorrichtung zum Verstellen der Hubfunktion eines Ladungswechselventils einer Kolbenbrennkraftmaschine |
US7040265B2 (en) * | 2003-06-03 | 2006-05-09 | Daimlerchrysler Corporation | Multiple displacement system for an engine |
US20040244751A1 (en) * | 2003-06-03 | 2004-12-09 | Falkowski Alan G. | Deactivating valve lifter |
FR2989427B1 (fr) * | 2012-04-11 | 2016-01-01 | Valeo Sys Controle Moteur Sas | Systeme d'actionnement de soupape |
CN106762013B (zh) * | 2016-12-30 | 2020-05-22 | 中国第一汽车股份有限公司 | 一种齿轮齿杆式发动机制动器机构 |
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JPS61201807A (ja) * | 1985-03-04 | 1986-09-06 | Honda Motor Co Ltd | 内燃機関のバルブ休止装置 |
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JPS62203913A (ja) * | 1986-02-28 | 1987-09-08 | Fuji Heavy Ind Ltd | 自動車用エンジンの動弁装置 |
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-
1997
- 1997-07-03 US US08/887,562 patent/US5908015A/en not_active Expired - Fee Related
- 1997-07-07 JP JP9180951A patent/JPH10115206A/ja not_active Withdrawn
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---|---|---|---|---|
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5908015A (en) | 1999-06-01 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040907 |