JPH10115162A - 建物の開口部シャッタ - Google Patents

建物の開口部シャッタ

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JPH10115162A
JPH10115162A JP27200596A JP27200596A JPH10115162A JP H10115162 A JPH10115162 A JP H10115162A JP 27200596 A JP27200596 A JP 27200596A JP 27200596 A JP27200596 A JP 27200596A JP H10115162 A JPH10115162 A JP H10115162A
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JP
Japan
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shutter
main body
frame
opening
side separation
Prior art date
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Pending
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JP27200596A
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English (en)
Inventor
Isao Ito
勲夫 伊藤
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Original Assignee
Individual
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  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のシャッタ本体及びその取付け構造を大
幅に変更することなく、シャッタを多目的に使用可能に
する。 【解決手段】 シャッタ本体1をスライドファスナ5に
より先端側分離部1aと本体側分離部1bとに切離し可
能としてあり、このシャッタ本体を案内するシャッタレ
ールを備えたシャッタフレームを設け、このシャッタフ
レームの上部にシャッタ本体の巻き取り装置を収納した
シャッタ本体の収納部3を配置してあり、シャッタ本体
を一番下までに降し、先端側分離部を残して、本体側分
離部を上昇させて、先端側分離部の部分を腰壁とするも
のである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、開口部を必要に
応じて部分的に開放すことができる建物の開口部シャッ
タに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の建物の開口部、例えば掃き出し窓
開口部のシャッタは、開放時にはそのフラットを巻き取
り装置によりシャッタボックス(シャッタケース)内に
収納しておき、閉鎖時にこれを下まで降ろし開口部を全
面閉鎖している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のシャッタは、盗
難防止、風害防止、プライバシーの保護、遮光を目的と
しているので、全面閉鎖するか、完全開放するか、時に
はシャッタを途中まで降ろしたままの状態にしておいて
下の部分を開放するかいずれかであった。ところで、本
発明者は、例えば下の部分を閉鎖したたま上の方を開放
することができるシャッタがあれば、全面閉鎖してなく
てもプライバシーの保護、幼児の危険防止等が図られる
ことに着目した。この発明の目的は、現在のシャッタ本
体及びその取付け構造を大幅に変更することなく、シャ
ッタを多目的に使用可能にすることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、建物の開口
部を通常は閉鎖する目的であるシャッタを必要に応じて
一部を切り離して部分的に開放可能とするものであり、
また庇を設けて住環境を高めるものである。このため
に、シャッタに先端側部分を長さ方向に分離可能である
シャッタ本体と、このシャッタ本体を案内するシャッタ
レールを備えたシャッタフレームと、このシャッタフレ
ームの上部に配置しているシャッタ本体の収納部と、こ
のシャッタ本体の収納部内に配置してあるシャッタ本体
の巻き取り装置とを設けている。上記シャッタ本体は、
先端側分離部と、本体側分離部と、上記先端側分離部と
本体側分離部とを互いに分離接続する連結手段とを備え
ている。先端側分離部の長さ方向の大きさは適宜であ
り、シャッタの用途に応じて異なるが、例えば掃き出し
窓開口部の場合には、その長さ方向が腰壁に対応する長
さに設定されていることが望ましい。連結手段として、
スライドファスナや掛け止め手段等が用いられる。例え
ばスライドファスナを用いる場合には、スライダがスラ
イドファスナ本体から取外し自在である。開口部シャッ
タに雨除け庇としても日除け庇としても利用できるよう
にシャッタフレームに外方へ持ち出した庇フレームを上
記シャッタ本体の収納部の下方に設ける。上記庇フレー
ムは上記シャッタレールに連通するガイドレールを形成
してあり、シャッタ本体が上記庇フレームのガイドレー
ルに沿って移動可能として、シャッタ本体又はシャッタ
本体側分離部のいずれかが庇の本体を構成するものであ
る。
【0005】
【作用】シャッタ本体をシャッタボックスから全部又は
一部引き出し、引出した部分を連結手段により任意の高
さで切り離し、切離した部分が例えば腰壁などとして、
上の部分は上方に巻上げることにより、下方に残った部
分により、プライバシーの保護、幼児の危険防止が図ら
れ、風通しを行なえ採光も得られる。そして上下に連結
手段で連結することによりシャッタとしての本来の目的
は達せられ、さらに庇フレームにシャッタ本体の一部を
引き出して雨除け庇としても、日除け庇としても利用で
きる。
【0006】
【発明の実施の形態】この発明のシャッタは、図1乃至
図3に示すように先端側部分が長手方向に分離可能であ
るシャッタ本体1、このシャッタ本体の案内をするシャ
ッタフレーム2と、シャッタ本体の収納部であるシャッ
タボックス3及びシャッタ本体の巻き取り装置4とを備
えているものである。シャッタ本体1は先端側分離部1
aと本体側分離部1bとからなり、両分離部の突合せ部
分が連結手段5によって長さ方向(図1上下方向)に分
離可能に連結されている。先端側分離部1aの長さ方向
の長さは、シャッタが例えば掃き出し窓開口部用のもの
であれば、腰壁の機能を果し得るものに設定する等、シ
ャッタの用途に応じて、その長さが適宜選択される。連
結手段5として種々のものが採用されるが、図4のよう
なスライドファスナを用いれば、全体の構造が簡単とな
り、その取付けや開閉操作が簡易となる。このスライド
ファスナは、先端側分離部1aと本体側分離部1bとの
突合せ部分の先端部(図示するように各分離部がスラッ
トで構成されていればスラットの先端部)に接着、かし
め等の固定方法で固定されており、スライダ5aを左右
にスライドさせて、止め部5bを係合離脱させる。スラ
イダ5aによりスライドファスナ5を閉めれば、両分離
部1a,1bは連結されて一体となり、開ければ両分離
部は離れる。スライダ5aは開放時にスライドファスナ
本体の一端から取り出すことができる。このようなスラ
イドファスナ5の構造として、スライダ5aを簡単に取
付け取外しできるものを用い、市販されているサイドオ
ープンファスナ(商品名)と同様の構造のものを用いれ
ば良い。スライドファスナ5にかかる引張力の負担を軽
減するために、止め具6と引き寄せ体7(図4参照)と
からなる引き寄せ手段を設けるのが良い。止め具6を用
いる場合、上下の止め具に例えばゴム紐のような弾性引
き寄せ体7を掛回して両止め具を接近する方向にばね力
を付勢することにより、スライドファスナ5にかかる負
荷を少なくすることができる。シャッタフレーム2は対
向して起立されており、シャッタレール2a内でシャッ
タ本体1の両側部を上下方向に案内する。シャッタボッ
クス3はシャッタフレーム2の上部に設けられている。
巻き取り装置4は、シャッタボックス3内に配置されて
おり、シャッタ本体1を巻き取り可能である。
【0007】次に使用方法について説明する。建物の開
口部シャッタ、例えば掃き出し窓開口部のシャッタの場
合、シャッタ本体1を上から一番下迄降ろし、好きな高
さから切り離す。この部分が腰になり腰窓となる。すな
わち、まず、シャッタ本体1の先端をシャッタボックス
3の中から引き出し一旦、一番下迄降ろす。次に、連結
手段であるスライドファスナ5を開放してシャッタ本体
1を先端側分離部1aと本体側分離部1bとに分離させ
る。分離の際、引き寄せ手段6,7のある場合には、予
め引き寄せ体7を止め体6から取り外しおく。その後、
本体側分離部1bを上方に上げて行き、巻取り装置4で
巻取り、本体側分離部の全体間たは主要部をシャッタボ
ックス3内に納めると、上部が開口8され、先端側分離
部1aの部分が腰壁として残ることになり、プライバシ
ーの保護、幼児の危険防止が図られ、風通しや採光も得
られる。なお、図2では本体側分離部1bを巻き取る途
中の状態を示している。使用後は、本体側分離部1bを
降ろして、この本体側分離部と先端側分離部1aとを再
び合体させる。また他の使用方法として、シャッタ本体
1の先端を一番下迄降ろさず、中途で止めて切り離し、
本体側分離部1bを上昇させ、先端側分離部1aの部分
を途中に残しておけば、風通しや採光を得るようにして
もよく、この場合には他人からの目線隠しとしても利用
できる。
【0008】またこの発明に係るシャッタに庇を設け
て、雨除けや日除けの機能を付加してもよい。そのため
に図5乃至図8に示すようにシャッタフレーム1の上部
であって、シャッタ本体の収納部3の下方に外方(前
方)に持ち出した(張り出した)庇フレーム9を設け
る。庇フレーム9はシャッタレール2aと連通するよう
にガイドレール9aを設け、このガイドレールに沿って
先端側分離部1aと本体側分離部1bとが一体となった
状態のシャッタ本体1又はシャッタ本体の本体側分離部
の両側部が移動自在であり、一体となっているシャッタ
本体1又はシャッタ本体の本体側分離部1bは、上記移
動の過程で庇フレームの本体を構成する(図6)。両側
の庇フレーム9間に図示するように横フレーム9bを渡
して補強を図ってもよく、そして各庇フレームの下端の
それぞれを庇フレーム9から伸した支え枠9cで補強す
ることが望ましい。このように庇フレーム9を備えた開
口部シャッタにおいて、その使用方法は前記したと同様
に先端側分離部1aの部分を残して本体側分離部1bを
上方に巻き上げて行き(図8参照)、やがて庇フレーム
9の位置で止めて、先端をシャッタレール2aからガイ
ドレール9aへ変更し、庇フレームの先端まで移動させ
れば、図6に示すように庇フレーム9間を覆うことにな
って、庇が構成される。この時,、庇フレーム9の下方
は開口8となっている。この結果、雨除け庇、日除け庇
になる。シャッタ本体1を先端側分離部1aと本体側分
離部1bとが一体となった状態で開閉するような場合に
は、その先端(先端側分離部1aの先端)を庇フレーム
9に移動させて庇を構成しても良い。
【0009】
【発明の効果】この発明のシャッタによれば、これまで
のシャッタ機構を大幅に変更することなく、シャッタ本
体を必要に応じて切り離し、切離した一方の部分を例え
ば腰壁等として利用でき、又は接続して一体にすること
ができるので、シャッタ機能(盗難防止、風害防止、プ
ライバシーの保護、遮光)を損なうことなく、プライバ
シーの保護、幼児等の屋外へ出て行る危険防止が図られ
つつ、良好な風通しが得られ、太陽の光を屋内に取り入
れられる。そして従来庇を施工することが困難な建物で
あっても、シャッタフレームに庇フレームを設けるだけ
で、簡単に雨除けが可能となり、雨の日でも開放でき、
日除の機能も果すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】シャッタ本体を中途まで下した状態を示す正面
図である。
【図2】シャッタ本体の先端側分離部を残し、上部が開
口になった状態を示す正面図である。
【図3】図2A−A線断面図である。
【図4】連結手段の取付け状態を拡大して示す斜視図で
ある。
【図5】他の実施の態様を示す正面図である。
【図6】図5B−B線断面図である。
【図7】シャッタフレーム、庇フレーム及び収納部を示
す正面図である。
【図8】先端側分離部を残して本体側分離部を上昇する
過程を示す図5の一側部の縦断面図である。
【符号の説明】
1 シャッタ本体 1a 先端側分離部 1b 本体側分離部 2 シャッタフレーム 2a シャッタレール 3 シャッタボックス(シャッタ本体の収納部) 4 シャッタ本体の巻き取り装置 5 スライドファスナ(連結手段) 6 止め具(引き寄せ手段) 7 引き寄せ体(引き寄せ手段) 8 開口 9 庇フレーム 9a ガイドレール

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端側部分を長さ方向に分離可能である
    シャッタ本体と、このシャッタ本体を案内するシャッタ
    レールを備えたシャッタフレームと、このシャッタフレ
    ームの上部に配置しているシャッタ本体の収納部と、こ
    のシャッタ本体の収納部内に配置してあるシャッタ本体
    の巻き取り装置とを具備しており、 上記シャッタ本体は、先端側分離部と、本体側分離部
    と、上記先端側分離部と本体側分離部とを互いに分離接
    続する連結手段とを備えていることを特徴とする建物の
    開口部シャッタ。
  2. 【請求項2】 連結手段は、スライドファスナであっ
    て、スライダがスライドファスナ本体から取外し自在で
    あることを特徴とする請求項1記載の建物の開口部シャ
    ッタ。
  3. 【請求項3】 先端側分離部は、その長さ方向が腰壁に
    対応する長さに設定されていることを特徴とする請求項
    1又は2記載の建物の開口部シャッタ。
  4. 【請求項4】 先端側分離部及び本体側分離部の突合せ
    端部側にそれぞれ対向的に設けてある止め体と、対向す
    る止め体間を結合する弾性材からなる引き寄せ体とから
    なる引き寄せ手段を設けてあることを特徴とする請求項
    1、2又は3記載の建物の開口部シャッタ。
  5. 【請求項5】 シャッタフレームは外方へ持ち出した庇
    フレームを上記シャッタ本体の収納部の下方に設けてあ
    り、上記庇フレームは上記シャッタレールに連通するガ
    イドレールを形成してあり、ガイドレールをシャッタ本
    体又はシャッタ本体側分離部のいずれかが移動可能であ
    ることを特徴とする請求項1記載の建物の開口部シャッ
    タ。
  6. 【請求項6】 シャッタフレームは外方へ持ち出した庇
    フレームを上記シャッタ本体の収納部の下方に設けてあ
    り、上記庇フレームは上記シャッタレールに連通するガ
    イドレールを形成してあり、ガイドレールをシャッタ本
    体又はシャッタ本体側分離部のいずれかが移動可能であ
    ることを特徴とする請求項2、3又は4項記載の建物の
    開口部シャッタ。
JP27200596A 1996-10-15 1996-10-15 建物の開口部シャッタ Pending JPH10115162A (ja)

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JP27200596A JPH10115162A (ja) 1996-10-15 1996-10-15 建物の開口部シャッタ

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JP (1) JPH10115162A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005325643A (ja) * 2004-05-17 2005-11-24 Sumitomo Mitsui Construction Co Ltd 免震構造用シャッター
JP2015078506A (ja) * 2013-10-16 2015-04-23 文化シヤッター株式会社 開閉装置
JP2017172215A (ja) * 2016-03-24 2017-09-28 旭化成ホームズ株式会社 庇を備えたシャッターケース及び当該シャッターケースを備えたシャッター装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005325643A (ja) * 2004-05-17 2005-11-24 Sumitomo Mitsui Construction Co Ltd 免震構造用シャッター
JP2015078506A (ja) * 2013-10-16 2015-04-23 文化シヤッター株式会社 開閉装置
JP2017172215A (ja) * 2016-03-24 2017-09-28 旭化成ホームズ株式会社 庇を備えたシャッターケース及び当該シャッターケースを備えたシャッター装置

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