JPS642933Y2 - - Google Patents

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JPS642933Y2
JPS642933Y2 JP1982018434U JP1843482U JPS642933Y2 JP S642933 Y2 JPS642933 Y2 JP S642933Y2 JP 1982018434 U JP1982018434 U JP 1982018434U JP 1843482 U JP1843482 U JP 1843482U JP S642933 Y2 JPS642933 Y2 JP S642933Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screen
door
winding
winding case
mesh screen
Prior art date
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Expired
Application number
JP1982018434U
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English (en)
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JPS58123190U (ja
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Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1843482U priority Critical patent/JPS58123190U/ja
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  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、夏には網戸として使用することが出
来、かつ冬には光取入戸或は防寒戸として使用す
ることが出来る巻上式戸に関するものである。
〔従来の技術〕
従来より知られている網戸は、スクリーンが網
のみによつて形成されているため、夏には防虫用
として有効であつても、冬には無用であり、夏冬
共通に使用することができなかつた。
そこで、例えば特公昭55−45717号公報には、
遮蔽シートと網シートとからなる被いシートを使
用し、この被いシートの両端をそれぞれ上巻きロ
ール及び下巻きロールに巻着して、これらの巻き
ロールにより被いシートを上下方向に交互に巻き
取ることにより、必要に応じて遮蔽シートと網シ
ートとを使に分けられるようにしたものが記載さ
れている。
しかしながら、かかる従来のものは、遮蔽シー
ト又は網シートのいずれかを使用する場合しか選
択することができず、それらを両方共に開放する
ことは出来ないという不便さがあつた。又、上巻
きロール及び下巻きロールを戸枠に組み付けた
り、補修に当つてそれらを戸枠に対して着脱する
場合等に、被いシートをピンと張つた状態、即ち
巻きロールにスプリングによるエネルギーを蓄え
た状態で作業を行わなければならないため、その
作業が面倒であるばかりでなく、一方の巻きロー
ルがフリーとなつたときに被いシートが急に巻き
取られて該巻きロールが他方の巻きロール側に急
に引き寄せられるなどの危険性も高かつた。
〔考案が解決しようとする課題〕
本考案の課題は、プラスチツクフイルムスクリ
ーン(遮蔽シート)と網スクリーン(網シート)
とを必要に応じて使い分けることができると共
に、それらを両方共に開放することもでき、かつ
戸枠に対する着脱が容易な巻上式戸を提供するこ
とにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するため、本考案は、スクリー
ンをコイルスプリングの作用によつて自動的に巻
取ることが出来る巻上ドラムを上框に有する巻上
式戸に於て、上記スクリーンをプラスチツクフイ
ルムスクリーンの下端に網スクリーンと連結する
ことにより形成し、網スクリーンの下端に該網ス
クリーンをコイルスプリングの作用によつて自動
的に巻取ることが出来る巻取ケースを取付けると
共に、該巻取ケースを左右の縦框に沿つて摺動自
在とし、上記プラスチツクフイルムスクリーンと
網スクリーンとの連結部を巻取ケースによる網ス
クリーンの巻取り状態において該巻取ケースに固
定可能としたことを特徴とするものである。
〔作用〕
上記構成を有する戸は、巻上ドラムによつてフ
イルムスクリーンを巻取り、かつ巻取ケースを縦
框に沿つて引下げた場合には、戸の全面に網スク
リーンが張設された網戸として使用することが出
来、又、網スクリーンを巻取ケース内に全部巻取
つて収納し、その状態で該スクリーンを巻取ケー
スに固定したまま該巻取ケースを縦框に沿つて下
方に引下げた場合には、戸の全面にフイルムスク
リーンが張設された防寒戸として使用することが
出来る。
更に、フイルムスクリーン及び網スクリーンを
いずれも使用しない場合には、巻取ケースを上昇
させることにより、戸を全開させることができ
る。この全開は、巻取ケース内に網スクリーンを
巻取つた状態(防寒戸としての使用状態)及びそ
れを巻取つていない状態(網戸としての使用状
態)のいずれにおいても、全く同様に行うことが
できる。
保守や点検に当つてスクリーンを戸枠に対して
着脱する作業は、巻取ケースを上昇端に位置させ
た状態で行うことにより、スクリーンをピンと張
つた状態で作業を行う場合に比べて、その作業を
簡単かつ安全に行うことができる。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて具体
的に説明する。
第1図乃至第6図に於て、1はコイルスプリン
グ2を有する自動式巻上ドラムであつて、カバー
3内に収容されている。4はポリカーボネートフ
イルム等からなるプラスチツクフイルムスクリー
ンであつて、戸とほゞ等しい寸法を持つて構成さ
れている。5はこのフイルムスクリーン4の下端
に連結された網スクリーンであつて、前記フイル
ムスクリーン4とほゞ等しい高さを有し、かつ巾
はフイルムスクリーン4よりもやゝ短かく構成さ
れている。
上記網スクリーン5の下端には、この網スクリ
ーン5を全部巻取ることが出来る巻取ケース6が
取付けられている。7は戸の縦框であつて、該縦
框7の内側面に開口する入口部の溝aは、前記巻
取ケース6の側端部を摺動自在に挿入し得る程度
に巾広に構成され、かつ該溝aに連なる奥部溝b
は、前記フイルムスクリーン4の両側部が挿入し
て摺動し得る程度に巾挟に構成され、これ等の溝
a,bには夫々モヘア8が植毛されている。
前記巻取ケース6内には、コイルスプリング9
を有する巻取ドラム10が、該コイルスプリング
9の作用により自動的に回動して前記網スクリー
ン5を自動的に巻取ることができるように配設さ
れている。又、前記カバー3の下端側部及び巻取
ケース6の上側部には、夫々ネジ孔11が穿孔さ
れ、このネジ孔11にネジを差込むことにより、
カバー3或は巻取ケース6内に夫々巻取られたフ
イルムスクリーン4或は網スクリーン5をそれら
の連結部13に設けたネジ穴14を利用して該カ
バー3又は巻取りケース6に固定し得る如く構成
されている。
なお、図中15はカバー3の両端部に取付けら
れて巻上ドラム1を回転自在に支持する軸受部
材、16は巻取ケース6の両端部に取付けられて
巻取ドラム10を回転自在に支持する軸受部材を
示している。
上記構成を有する戸は、フイルムスクリーン4
又は網スクリーン5を選択的に使用することによ
つて網戸又は防寒戸として使い分けることが出来
る。即ち、第3図及び第4図に示す如く、巻上ド
ラム1にフイルムスクリーン4及び網スクリーン
5を巻取つた状態から、網スクリーン5を巻取ケ
ース6と共に縦框7に沿つて徐々に引下げ、巻取
ケース6を下框12の一部に固定した場合には、
戸の全面に網スクリーン5が張設された網戸とし
て使用することが出来、又、第5図及び第6図に
示す如く、網スクリーン5を巻取ドラム10の巻
取作用によつて巻取ケース6内に全部巻取つて収
納し、かつ両スクリーン4,5の連結部13のネ
ジ穴14と巻取ケース6のネジ孔11とにネジを
螺合することによつて該網スクリーン5を巻取ケ
ース6内に巻取られた状態に固定し、この状態で
巻取ケース6を縦框7に沿つて下方に引下げて下
框12の一部に固定した場合には、戸の全面にフ
イルムスクリーン4が張設された防寒戸として使
用することが出来る。
更に、フイルムスクリーン4及び網スクリーン
5をいずれも使用しない場合には、第3図に示す
如く巻取ケース6を上昇させることにより、戸を
全開させることができる。この全開は、巻取ケー
ス6内に網スクリーン5を巻取つた状態(防寒戸
としての使用状態)においても、それを巻取つて
いない状態(網戸としての使用状態)において
も、全く同様に行うことができる。
〔考案の効果〕
このように、本考案によれば、プラスチツクフ
イルムスクリーンと網スクリーンとを連結してな
るスクリーンの両端部を巻上ドラムと巻取ケース
とに巻着し、該巻取ケースを縦框に沿つて摺動自
在としたので、これらの巻上ドラムと巻取ケース
とで交互にスクリーンを巻取ることによつてプラ
スチツクフイルムスクリーンと網スクリーンとを
必要に応じて使い分けることができるばかりでな
く、両スクリーンの不使用時には、巻取ケースを
縦框に沿つて摺動させることにより戸を全開する
こともできる。
また、上記巻取ケースによる網スクリーンの巻
取り時即ち防寒戸としての使用時に、プラスチツ
クフイルムスクリーンと網スクリーンとの連結部
を巻取ケースに固定することにより、スクリーン
に作用する風圧等の外力によつて該スクリーンが
巻き戻されて弛むのを簡単な構成によつて確実に
防止することができる。特に、このように防寒戸
としての使用状態においては、風を通しにくいプ
ラスチツクフイルムスクリーンが風圧によつて巻
き戻され易いが、上記構成によつてこのような不
都合を確実に排除することができる。
しかも、上記の如く防寒戸としての使用時にス
クリーンを巻取ケースに固定することにより、該
スクリーンをその状態に保持することができるた
め、その状態でスクリーンの全開操作を、巻取ケ
ース内に網スクリーンが巻取られていない場合
(網戸としての使用状態)と全く同様にして安定
的に行うことができ、巻取ケースの昇降に伴つて
網スクリーンが該巻取ケースから不必要に繰り出
されたりするようなことがない。
更に、保守や点検に当つてスクリーンを戸枠に
対して着脱する場合には、巻上ドラムにスクリー
ンを巻取ることによつて巻取ケースを上昇端に位
置させた状態で作業を行うことができ、巻上ドラ
ムと巻取ケースとが固定されている場合のように
スクリーンをピンと張つた状態、即ち巻上ドラム
と巻取ケースとにスプリングによるエネルギーを
蓄えた状態で作業を行う必要がないため、その作
業が簡単であると共に、スクリーンが急に巻取ら
れるような不測の事態も生じることがなく、非常
に安全である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る巻上式戸の一部を省略し
かつ部分的に破断して示す分解斜視図、第2図は
その組立て状態の部分省略斜視図、第3図はその
全開状態の正面図、第4図は網スクリーンの使用
状態を示す正面図、第5図は網スクリーンとフイ
ルムスクリーンとの切り換え状態を示す正面図、
第6図はフイルムスクリーンの使用状態を示す正
面図である。 1……巻上ドラム、29……コイルスプリン
グ、4……フイルムスクリーン、5……網スクリ
ーン、6……巻取ケース、7……縦框、13……
連結部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. スクリーンをコイルスプリングの作用によつて
    自動的に巻取ることが出来る巻上ドラムを上框に
    有する巻上式戸に於て、上記スクリーンをプラス
    チツクフイルムスクリーンの下端に網スクリーン
    を連結することにより形成し、網スクリーンの下
    端に該網スクリーンをコイルスプリングの作用に
    よつて自動的に巻取ることが出来る巻取ケースを
    取付けると共に、該巻取ケースを左右の縦框に沿
    つて摺動自在とし、上記プラスチツクフイルムス
    クリーンと網スクリーンとの連結部を巻取ケース
    による網スクリーンの巻取り状態において該巻取
    ケースに固定可能としたことを特徴とする巻上式
    戸。
JP1843482U 1982-02-15 1982-02-15 巻上式戸 Granted JPS58123190U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1843482U JPS58123190U (ja) 1982-02-15 1982-02-15 巻上式戸

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1843482U JPS58123190U (ja) 1982-02-15 1982-02-15 巻上式戸

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58123190U JPS58123190U (ja) 1983-08-22
JPS642933Y2 true JPS642933Y2 (ja) 1989-01-25

Family

ID=30030686

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1843482U Granted JPS58123190U (ja) 1982-02-15 1982-02-15 巻上式戸

Country Status (1)

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JP (1) JPS58123190U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49118254A (ja) * 1973-03-14 1974-11-12
JPS5545717A (en) * 1978-09-27 1980-03-31 Nippon Kayaku Co Ltd Pulverized sodium polyacrylate and its preparation

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49118254A (ja) * 1973-03-14 1974-11-12
JPS5545717A (en) * 1978-09-27 1980-03-31 Nippon Kayaku Co Ltd Pulverized sodium polyacrylate and its preparation

Also Published As

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JPS58123190U (ja) 1983-08-22

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