JPS6346633Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6346633Y2 JPS6346633Y2 JP4389883U JP4389883U JPS6346633Y2 JP S6346633 Y2 JPS6346633 Y2 JP S6346633Y2 JP 4389883 U JP4389883 U JP 4389883U JP 4389883 U JP4389883 U JP 4389883U JP S6346633 Y2 JPS6346633 Y2 JP S6346633Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screen
- short fibers
- locking edge
- guide groove
- guide rail
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000835 fiber Substances 0.000 claims description 18
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 9
- 241000238631 Hexapoda Species 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
- 230000008961 swelling Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、防虫網戸、窓や冷凍シヨーケース等
の断熱遮蔽装置などに適用される巻取式スクリー
ンに関するものである。
の断熱遮蔽装置などに適用される巻取式スクリー
ンに関するものである。
例えば、自由に開閉できる防虫網戸として巻取
式のものが知られているが、ネツト状スクリーン
に風圧などの外力が作用した場合に、該スクリー
ンが撓んでその両端がガイドレールから外れ、隙
間の形成によつて遮蔽効果を著しく損ねるという
欠点があつた。
式のものが知られているが、ネツト状スクリーン
に風圧などの外力が作用した場合に、該スクリー
ンが撓んでその両端がガイドレールから外れ、隙
間の形成によつて遮蔽効果を著しく損ねるという
欠点があつた。
上記欠点を解消するため、スクリーンの端部に
適宜な間隔で錘りとしての球体を取付けたものが
あるが、該球体の取付けが面倒で構造が複雑化す
るばかりでなく、スクリーンを巻取つたときにそ
の両端が球体によつて極端に膨れ、スクリーンを
円滑に開閉することができないという実用上の問
題を有していた。
適宜な間隔で錘りとしての球体を取付けたものが
あるが、該球体の取付けが面倒で構造が複雑化す
るばかりでなく、スクリーンを巻取つたときにそ
の両端が球体によつて極端に膨れ、スクリーンを
円滑に開閉することができないという実用上の問
題を有していた。
叙上に鑑み本考案は、スクリーンの端部がガイ
ドレールから外れるのを防止すると共に、その巻
取り時にスクリーンの端部が極端に膨れないよう
にすることを目的とするもので、巻取ボツクスの
内部に回転自在に支承させた巻取軸にスクリーン
の一端を巻付け、該スクリーンの端部をガイドレ
ールに設けた案内溝内に移動自在に挿入し、該ス
クリーンの端部に多数の短繊維を植設してなる係
止縁を設けると共に、上記案内溝の内壁に上記短
繊維が係合する多数の小溝を設けたことを特徴と
するものである。
ドレールから外れるのを防止すると共に、その巻
取り時にスクリーンの端部が極端に膨れないよう
にすることを目的とするもので、巻取ボツクスの
内部に回転自在に支承させた巻取軸にスクリーン
の一端を巻付け、該スクリーンの端部をガイドレ
ールに設けた案内溝内に移動自在に挿入し、該ス
クリーンの端部に多数の短繊維を植設してなる係
止縁を設けると共に、上記案内溝の内壁に上記短
繊維が係合する多数の小溝を設けたことを特徴と
するものである。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。
説明する。
第1図〜第3図は本考案の巻取式スクリーンを
上下方向に開閉する防虫網戸に適用した場合を例
示するもので、1は建物開口部の上枠3に取付け
られる巻取ボツクス、2,2は建物開口部の左右
の立枠4,4に取付けられるガイドレールであつ
て、上記巻取ボツクス1の内部には水平方向を向
く巻取軸5を回転自在に支承させ、該巻取軸5に
ネット状スクリーン6の一端を巻付けており、こ
れによつて該スクリーン6を上下方向に開閉でき
るように構成している。
上下方向に開閉する防虫網戸に適用した場合を例
示するもので、1は建物開口部の上枠3に取付け
られる巻取ボツクス、2,2は建物開口部の左右
の立枠4,4に取付けられるガイドレールであつ
て、上記巻取ボツクス1の内部には水平方向を向
く巻取軸5を回転自在に支承させ、該巻取軸5に
ネット状スクリーン6の一端を巻付けており、こ
れによつて該スクリーン6を上下方向に開閉でき
るように構成している。
上記巻取軸5は、その内部に図示しないコイル
ばねを内蔵し、このコイルばねの捩りに伴う弾性
復元力を駆動源としてスクリーン6を自動的に巻
取るように構成しているが、第3図に鎖線で示す
ように、スプロケツト7の巻掛けた操作紐8を介
して手動でスクリーンを巻取るように構成したも
のでもよい。
ばねを内蔵し、このコイルばねの捩りに伴う弾性
復元力を駆動源としてスクリーン6を自動的に巻
取るように構成しているが、第3図に鎖線で示す
ように、スプロケツト7の巻掛けた操作紐8を介
して手動でスクリーンを巻取るように構成したも
のでもよい。
また、ガイドレール2に設けた案内溝9内に移
動自在に挿入した上記スクリーン6の両端部に
は、多数の短繊維11を起立状態に植設してなる
係止縁10を設け、これに対して上記ガイドレー
ル2における案内溝9の内壁には、上記短繊維1
1が係合する多数の小溝12をガイドレールの軸
線方向に切設している。上記係止縁10は起毛布
をスクリーン6の端部に取付けることによつて形
成することができ、また、上記小溝12は、係止
縁10との摺動抵抗を軽減するため短繊維11の
長さより若干深く形成しておくのが望ましい。
動自在に挿入した上記スクリーン6の両端部に
は、多数の短繊維11を起立状態に植設してなる
係止縁10を設け、これに対して上記ガイドレー
ル2における案内溝9の内壁には、上記短繊維1
1が係合する多数の小溝12をガイドレールの軸
線方向に切設している。上記係止縁10は起毛布
をスクリーン6の端部に取付けることによつて形
成することができ、また、上記小溝12は、係止
縁10との摺動抵抗を軽減するため短繊維11の
長さより若干深く形成しておくのが望ましい。
なお、上記係止縁10及び小溝12はそれぞれ
スクリーン6及び案内溝9の一面のみに設けても
よい。
スクリーン6及び案内溝9の一面のみに設けても
よい。
なお、図中13はスクリーン6の下端に取付け
たウエイト兼用の引手、14はガラス障子等の建
具である。
たウエイト兼用の引手、14はガラス障子等の建
具である。
上記構成を有する防虫網戸において、ネツト状
スクリーン6を開閉する場合には、スクリーン6
の左右両端部に設けた係止縁10がガイドレール
2の案内溝9内を移動する。この際、係止縁10
における短繊維11が小溝12に係合してその横
移動が防止される。従つて、上記スクリーン6を
下した状態でスクリーンに風圧やその他の比較的
弱い外力が作用しても、該スクリーン6の端部が
ガイドレール2から外れるようなことがなく、ま
た、スクリーン6に大きな外力が作用した場合に
は、短繊維11が撓んで小溝12から外れ、これ
によりスクリーンの端部が案内溝9から抜脱して
その破損が防止される。
スクリーン6を開閉する場合には、スクリーン6
の左右両端部に設けた係止縁10がガイドレール
2の案内溝9内を移動する。この際、係止縁10
における短繊維11が小溝12に係合してその横
移動が防止される。従つて、上記スクリーン6を
下した状態でスクリーンに風圧やその他の比較的
弱い外力が作用しても、該スクリーン6の端部が
ガイドレール2から外れるようなことがなく、ま
た、スクリーン6に大きな外力が作用した場合に
は、短繊維11が撓んで小溝12から外れ、これ
によりスクリーンの端部が案内溝9から抜脱して
その破損が防止される。
さらに、上記スクリーン6の巻取り時には、短
繊維11が傾倒した状態で巻取られるため、スク
リーン端部の嵩張りがほとんど生じない。なお、
上記嵩張りが生じる虞れがある場合には、必要に
応じて巻取軸5の端部に凹段部を設け、凹段部の
位置で上記係止縁10を巻取ることによつてその
嵩張りを吸収させるようにすることもできる。
繊維11が傾倒した状態で巻取られるため、スク
リーン端部の嵩張りがほとんど生じない。なお、
上記嵩張りが生じる虞れがある場合には、必要に
応じて巻取軸5の端部に凹段部を設け、凹段部の
位置で上記係止縁10を巻取ることによつてその
嵩張りを吸収させるようにすることもできる。
第4図に示す実施例は、係止縁10における短
繊維11をスクリーン6の内側に向けて傾斜させ
た場合を示している。このように短繊維を傾斜さ
せることによつて、小溝12との係止力を一層高
めることができ、しかも、その巻取り時における
短繊維の傾倒を容易にすることができる。
繊維11をスクリーン6の内側に向けて傾斜させ
た場合を示している。このように短繊維を傾斜さ
せることによつて、小溝12との係止力を一層高
めることができ、しかも、その巻取り時における
短繊維の傾倒を容易にすることができる。
さらに、第5図の実施例では、短繊維11を傾
斜させると同時に、小溝12を鋸歯状に形成して
いる。
斜させると同時に、小溝12を鋸歯状に形成して
いる。
なお、本考案の巻取式スクリーンは、上述した
ように縦方向に開閉する方式のものだけでなく、
横方向に開閉する方式のものにも適用することが
でき、また、断熱窓やシヨーケースなどを開閉す
るスクリーン装置としても適用できることはいう
までもない。
ように縦方向に開閉する方式のものだけでなく、
横方向に開閉する方式のものにも適用することが
でき、また、断熱窓やシヨーケースなどを開閉す
るスクリーン装置としても適用できることはいう
までもない。
上記構成を有する本考案の巻取式スクリーンに
よれば、スクリーンの端部に短繊維を植設してな
る係止縁を設け、この係止縁における短繊維を案
内溝内壁の小溝に係合させるようにしたので、ス
クリーンの端部が風圧等によつてガイドレールか
ら外れるのを確実に防止することができ、しか
も、スクリーンに大きな外力が作用した場合に
は、短繊維の撓みによりスクリーンがガイドレー
ルから外れ、その破損が確実に防止される。
よれば、スクリーンの端部に短繊維を植設してな
る係止縁を設け、この係止縁における短繊維を案
内溝内壁の小溝に係合させるようにしたので、ス
クリーンの端部が風圧等によつてガイドレールか
ら外れるのを確実に防止することができ、しか
も、スクリーンに大きな外力が作用した場合に
は、短繊維の撓みによりスクリーンがガイドレー
ルから外れ、その破損が確実に防止される。
第1図は本考案の一実施例を示す部分破断正面
図、第2図はそのA−A線での拡大断面図、第3
図は同B−B線での拡大断面図、第4図及び第5
図はそれぞれ本考案の別実施例を示す要部断面図
である。 1…巻取ボツクス、2…ガイドレール、5…巻
取軸、6…スクリーン、9…案内溝、10…係止
縁、11…短繊維、12…小溝。
図、第2図はそのA−A線での拡大断面図、第3
図は同B−B線での拡大断面図、第4図及び第5
図はそれぞれ本考案の別実施例を示す要部断面図
である。 1…巻取ボツクス、2…ガイドレール、5…巻
取軸、6…スクリーン、9…案内溝、10…係止
縁、11…短繊維、12…小溝。
Claims (1)
- 巻取ボツクスの内部に回転自在に支承させた巻
取軸にスクリーンの一端を巻付け、該スクリーン
の端部をガイドレールに設けた案内溝内に移動自
在に挿入し、該スクリーンの端部に多数の短繊維
を植設してなる係止縁を設けると共に、上記案内
溝の内壁に上記短繊維が係合する多数の小溝を設
けたことを特徴とする巻取式スクリーン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4389883U JPS59148895U (ja) | 1983-03-26 | 1983-03-26 | 巻取式スクリ−ン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4389883U JPS59148895U (ja) | 1983-03-26 | 1983-03-26 | 巻取式スクリ−ン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59148895U JPS59148895U (ja) | 1984-10-04 |
JPS6346633Y2 true JPS6346633Y2 (ja) | 1988-12-02 |
Family
ID=30174433
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4389883U Granted JPS59148895U (ja) | 1983-03-26 | 1983-03-26 | 巻取式スクリ−ン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59148895U (ja) |
-
1983
- 1983-03-26 JP JP4389883U patent/JPS59148895U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59148895U (ja) | 1984-10-04 |
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