JPH1011452A - データベース装置、データベースカスタマイズ方法、文書検索装置および検索情報登録方法 - Google Patents

データベース装置、データベースカスタマイズ方法、文書検索装置および検索情報登録方法

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JPH1011452A
JPH1011452A JP8158546A JP15854696A JPH1011452A JP H1011452 A JPH1011452 A JP H1011452A JP 8158546 A JP8158546 A JP 8158546A JP 15854696 A JP15854696 A JP 15854696A JP H1011452 A JPH1011452 A JP H1011452A
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Application number
JP8158546A
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English (en)
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Osamu Asai
治 浅井
Kiyoshi Yamamoto
潔 山本
Kohei Seki
光平 関
Shinya Seto
伸哉 瀬戸
Kazuhiko Kobayashi
和彦 小林
Nobuhiko Sugano
伸彦 菅野
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Hitachi Ltd
Hitachi Information and Control Systems Inc
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Process Computer Engineering Inc
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Publication date
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Publication of JPH1011452A publication Critical patent/JPH1011452A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カスタマイズの容易なデータベースを提供す
ること。 【解決手段】 データベースシステムをユーザに非依存
な共通部分13,15と、ユーザに依存した個別部分(例え
ば、データベースを検索するためのオリジナル画面5
等)に分離する。両者を関連づける情報を関連情報テー
ブル14に格納する。データベースのカスタマイズは、関
連情報テーブル14を定義、登録するだけでよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カスタマイズの容
易なデータベース装置および検索情報の入力が容易な文
書検索装置等に関する。
【0002】
【従来の技術】データベースは、各種情報を対応づけて
蓄積し、必要に応じて所望の情報を検索・出力するもの
である。このようなデータベースは、従来、図14に示
すように、ユーザインタフェースに相当するオリジナル
画面5と、各種データを整理して蓄えたデータ記憶部1
3と、両者の関係を記憶した個別データベース12と、
で構成されているのが一般的である。
【0003】オリジナル画面5はユーザの使用目的にあ
わせてその都度設計されたものである。該オリジナル画
面5としては、例えば、データベース登録情報、データ
ベース登録画面、データベース検索画面、検索結果の印
刷書式が有る。
【0004】個別データベース12には、オリジナル画
面5におけるデータ表示領域に関する情報(例えば、当
該データ表示領域の位置、大きさ、当該データ表示領域
に表示させるデータの型)と、当該データ表示領域に表
示させるデータがデータ記憶部13のどこに格納されて
いるかを示す情報とが対応づけて格納されている。
【0005】このようなデータベースは、様々な分野で
利用されている。例えば、文献や図面等の情報をスキャ
ナー入力して電子ファイル化しておき、必要に応じて検
索参照する文献検索装置に利用されている。このような
装置を実際に運用する際には、本来のデータとは別に、
検索を容易とするための検索情報(検索キー)を指定す
ることが多い。この検索情報は手作業により入力してい
るのが一般的である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】データベースシステム
は、様々な用途に使用されるため、多様なデータ種別構
造(あるいは、機能)に柔軟に拡張変更等できるのが好
ましい。しかし、データベースの構成にはユーザ個別の
情報(例えば、検索画面)を多く必要とし、既成のデー
タベースそのままでは十分にユーザの要求に応えること
ができない。そのため、データベースは用途に応じて、
その都度、オーダーメードで新規に開発し直す必要があ
った。
【0007】データベースの構築は多大な開発工数を要
するものであり、これをユーザ毎にオーダーメイドで構
築することは開発コストの高騰、納期の遅れ等につなが
っていた。例えば、データベースをカスタマイズする作
業の大半は、このユーザーインタフェース部分を再設計
することであるが、このユーザインタフェースはデータ
の蓄積構造と密接に関連しており、そのカスタマイズは
困難であった。例えば、図14に示した構造のデータベ
ースでは、オリジナル画面5等を、拡張(あるいは、改
変)する場合、個別データベース12はもちろん、個別
データベース12に強く依存したデータ記憶部13まで
も、見直し改造が必要になる。
【0008】そこで、ユーザのニーズを吸収するに十分
な自由度をもって容易にカスタマイズができるデータベ
ースが望まれていた。
【0009】また、検索情報(キーワード)を手作業で
入力することは多大な労力を要する。そのため、この入
力作業を容易にすることが求められていた。
【0010】本発明は、カスタマイズが容易なデータベ
ース装置及びデータベースカスタマイズ方法を提供する
ことを目的とする。
【0011】本発明は、検索情報(例えば、文献名、著
者名、目次情報)の入力が容易な文書検索装置及び検索
情報入力方法を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するためになされたもので、その第1の態様としては、
データを記憶するとともに、該記憶したデータの中から
所望のデータを検索し、画面上の所定のフィールドに対
して出力するデータベース装置において、当該データベ
ースの目的とする所望のデータを記憶するデータ記憶手
段と、データの名称と上記データ記憶手段上における当
該データの格納位置を示す情報とを対応づけた共通デー
タテーブルを記憶した共通データテーブル記憶手段と、
データを出力させる上記フィールドの識別子と当該フィ
ールドに表示させるデータの名称とを対応づけた関連情
報テーブルを記憶した管理情報記憶手段と、上記管理情
報テーブル及び上記共通データテーブルを参照すること
で、当該フィールドに表示させるべきデータを上記デー
タ記憶手段上から読み出して当該フィールドに表示させ
るとともに、逆に、フィールドそれぞれに入力されたデ
ータを上データ記憶手段上の所定の位置に格納する管理
手段と、を有することを特徴とするデータベース装置が
提供される。
【0013】上記管理情報記憶手段は、さらに、データ
の型,長さ,属性の具体的な値の組み合わせである雛型
と、当該雛型の名称とを対応づけた雛型登録テーブルを
備え、上記管理情報テーブルにおいては、さらに、上記
フィールドの識別子に対して、当該フィールドに適用す
る雛型の名称が対応づけられていることが好ましい。
【0014】上記フィールドの識別子の表示と、当該フ
ィールドに表示させるデータの名称の入力を受け付ける
入力欄とを備えた管理情報設定画面を表示させ、該管理
情報設定画面上において入力された内容に従って、上記
管理情報テーブルを設定する管理情報テーブル設定手段
を有することが好ましい。
【0015】上記管理情報設定画面は、さらに、当該フ
ィールドに対して適用する雛型の名称の指定を受け付け
る雛型名称指定欄を備えたものであり、上記管理情報テ
ーブル設定手段は、上記雛型名称指定欄において指定さ
れた内容に従って上記管理情報テーブルを設定するもの
であることが好ましい。
【0016】雛型の名称の入力を受け付ける雛型名称入
力欄と、当該雛型のデータの型,長さ,属性の指定を受
け付ける属性指定欄とを備えた雛型登録画面を表示さ
せ、該雛型登録画面上において指定された内容に従っ
て、上記雛型登録テーブルを設定する雛型登録テーブル
設定手段を有することが好ましい。
【0017】上記管理手段は、データを表示するための
画像を、上記管理情報テーブルに格納されている情報の
みに基づいて生成するものであることが好ましい。
【0018】本発明の第2の態様としては、データの入
力,検索及び表示に必要な情報を、ユーザ毎に固有な情
報と、ユーザに依存しない共通のデータとに分離し、両
者の関係を別途用意した関連情報テーブルにおいて定義
しておき、ユーザの要求に応じて関連情報テーブルの内
容を変更することを特徴とするデータベースカスタマイ
ズ方法が提供される。
【0019】本発明の第3の態様としては、画像データ
を解析することで、当該画像に含まれている文字情報を
抽出する抽出手段と、上記抽出された情報を検索情報と
して記憶するデータベース手段と、を有することを特徴
とする文書検索装置が提供される。
【0020】上記所望の情報は、本の題名、著者、発行
所、目次、章・節のタイトル、頁のうちの少なくとも一
つであることが好ましい。
【0021】本発明の第4の態様としては、画像データ
を解析することで、本の題名、著者、発行所、目次、章
・節のタイトル、頁のうちのいずれかを抽出し、当該抽
出した情報を検索情報として画像データと対応づけて登
録すること特徴とする検索情報登録方法が提供される。
【0022】作用を説明する。
【0023】第1及び第2の態様の作用を説明する。
【0024】データの入力,検索及び表示に必要な情報
を、ユーザ毎に固有な情報と、ユーザに依存しない共通
のデータとに分離しておく。ユーザに依存しない共通の
データは、データ記憶手段及び共通データテーブルに格
納しておく。このうち、データ記憶手段には、当該デー
タベースの目的とする所望のデータを記憶する。共通デ
ータテーブル記憶手段には、共通データテーブルを格納
する。一方、ユーザ毎に固有な情報(例えば、検索画面
などに関する情報)は、別途格納しておく。該ユーザ毎
に固有な情報と上述のユーザに依存しない共通のデータ
との関係は、管理情報記憶手段に関連情報テーブル等と
して格納しておく。このような構成を採用することで、
データベースのカスタマイズは、管理情報テーブル等を
修正するだけで可能になる。該カスタマイズの際には、
上述のデータ記憶手段、共通データテーブルにおけるデ
ータの構造等について気にする必要がない。
【0025】この関連情報テーブルの内容はユーザの要
求する仕様に応じて変更する。管理情報記憶手段には、
具体的には、管理情報テーブル、さらには、雛型登録テ
ーブルを格納する。
【0026】管理情報テーブルの内容は、管理情報テー
ブル設定手段によって設定される。つまり、管理情報テ
ーブル設定手段は、フィールドの識別子の表示と、当該
フィールドに表示させるデータの名称の入力を受け付け
る入力欄、さらには、雛型名称指定欄を備えた管理情報
設定画面を画面上に表示させる。そして、該管理情報設
定画面上においてユーザによって入力された内容に従っ
て、上記管理情報テーブルを設定する。
【0027】雛型登録テーブルの内容は、雛型登録テー
ブル設定手段によって設定される。つまり、雛型登録テ
ーブル設定手段は、雛型の名称の入力を受け付ける雛型
名称入力欄と、当該雛型のデータの型,長さ,属性の指
定を受け付ける属性指定欄とを備えた雛型登録画面を表
示させる。そして、該雛型登録画面上において指定され
た内容に従って、上記雛型登録テーブルを設定する。
【0028】管理手段は、管理情報テーブル及び上記共
通データテーブルを参照することで、当該フィールドに
表示させるべきデータを上記データ記憶手段上から読み
出して当該フィールドに表示させる。また、フィールド
それぞれに入力されたデータを上データ記憶手段上の所
定の位置に格納する。
【0029】第3、第4の態様の作用を説明する。
【0030】抽出手段は、スキャナなどによって得た画
像データを画像処理・解析することで、所望の文字情報
を抽出する。データベース手段は、当該抽出した情報
(例えば、本の題名、著者、発行所、目次、章・節のタ
イトル、頁)を検索情報として登録する。表紙の画像か
ら読み取った複数の文章群の中から本のタイトルを抽出
するアルゴリズムの一つとしては、最も文字サイズの大
きなものを選択する方式が考えられる。また、著者を認
識するには、表紙上には著者が表示されていることを情
報として与えておくとともに、国内の文筆活動を行って
いる人のデータベースをあらかじめ備えておくことで可
能である。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照しながら詳細に説明する。
【0032】本実施形態の文献等検索装置は、図1に示
すとおり、スキャナ2によって文献1を画像として取り
込み、この画像を検索装置サーバー4に保存するように
なっている。
【0033】サーバ4は、画像を所定のアルゴリズムに
よって解析処理することで、所望の情報を抽出しこれを
検索情報として記憶装置9に登録する。本実施形態で
は、文献名、著者名、出版社、登録年月日、目次等を検
索情報として登録するようになっている。この検索情報
は、キーボードを用いて手作業によっても入力できるよ
うにもなっている。図中、符号“3”を付した部分は、
検索情報をイメージしたものである。登録された検索情
報、文献の画像は、LAN10を経由して所望のクライ
アント11において参照できる。
【0034】次に、本実施形態におけるデータベースシ
ステムの内部構造を図2を用いて説明する。
【0035】本実施形態ではデータベース(あるいは、
ユーザの仕様)毎に個別な情報(例えば、オリジナル画
面5に関する情報)と、データベース(あるいは、ユー
ザ毎の仕様)に非依存な情報(例えば、後述する共通デ
ータテーブル15、データ記憶部13)とを分け、両者
の対応関係を関連情報テーブル14で定義することによ
り、データベース毎の差異(極言すれば、オリジナル画
面5毎の差異)を吸収した構造となっている。
【0036】データ記憶部13は、実際のデータを格納
した部分である。ここに格納されているデータは、各ユ
ーザにとって共通の資源であり共用が可能なものであ
る。該データ記憶部13には、登録レコード毎に数値、
文字列等種々のデータ実体が蓄積される。
【0037】共通データテーブル15は、データの名称
と、当該名称のデータがデータ記憶部13中において格
納されている場所と、を対応づけた情報を備えている。
該共通データベース15には、特定のデータベースシス
テム(具体的には、オリジナル画面5)に依存しないよ
うにするため、オリジナル画面5等に関する情報は含ま
れていない。
【0038】オリジナル画面5は、ユーザ毎に設定され
る個別な情報であり、データベース毎に独立した存在で
ある。該オリジナル画面5は、具体的には、データベー
ス登録情報、データベース登録画面、データベース検索
画面、検索結果の印刷書式等で構成される。該オリジナ
ル画面5に関する情報は、この図には示していないが、
共通データベース、15、管理情報テーブル14とは別
に、別途独立して保存されるようになっている。
【0039】関連情報テーブル14には、オリジナル画
面5上におけるデータを表示させる領域(フィールド)
の識別子と、当該フィールドに表示させるデータの名称
とを対応づけた関連情報が格納されている。このように
データ記憶部13に格納されているデータと、当該デー
タを表示させるフィールドとの対応づけを、共通データ
ベース15および関連情報テーブル14によってデータ
の名称を介して行う構成を採った結果、データのカスタ
マイズが容易になっている。この関連情報の内容を変更
するだけで、各フィールドに表示させるデータを変更で
きる。この時、データ記憶部13内において当該データ
がどこに格納されているかについては意識する必要はな
い。
【0040】さらに該関連情報テーブル14において
は、各フィールドに対して雛型が対応づけられている。
雛型とは、データの属性(例えば、データの型、データ
長)の具体値の組み合わせを指す。実際には、別途、雛
型の名称(あるいは、タイプ)と、当該雛型におけるデ
ータの属性の内容と、を対応づけた雛型登録テーブルが
用意されており(図11、図13参照)、該関連情報テ
ーブル14においては雛型の名称のみがフィールドに対
応づけられている。本実施形態ではこのような雛型を採
用したことで、データベースのカスタマイズ(特に、関
連情報テーブル14の作成)が容易になっている。つま
り、関連情報テーブル14を作成する際には、当該フィ
ールドに表示させるデータに適した雛型を指定するだけ
で、当該フィールドには当該データを表示させるのに適
した属性が指定できるようになっている。例えば、住所
のデータを表示させるフィールドには住所用の雛型を指
定しておくだけで、当該フィールドに対して、住所のデ
ータを表示するに適した属性(データの長さ、型)が指
定できるようになっている。この場合、住所のデータを
表示させるフィールドには属性としてどのような値を指
定すべきかという知識は、カスタマイズ作業を行うオペ
レータには必要ない。
【0041】このような雛型を採用したのは、殆どの場
合、データの名称(すなわち、データの種別、目的)に
応じて、当該データを表示,格納させるのに必要な属性
(データの型、データ長)を一義に限定することができ
るという経験則に基づくものである。例えば、一般にデ
ータベースに登録するデータは、人名、住所、生年月日
等特定の目的で登録/検索される場合が多い。このよう
なデータは、あらかじめその型を予め限定することがで
きる。また、各市町村の住民票管理用のデータベースま
たは、法人団体等の人事管理用のデータベースでは、人
名(氏名)の項目は不可欠な項目であるが、この人名を格
納するためのエリアには、事実上想定できる最大文字長
として256バイト程度のエリアを定義してはいるもの
の、実際には10数文字程度しか格納していない場合が多
い。同様に、電話帳等のデータによれば、住所について
も最大文字長は30文字程度あれば十分であることが統計
的に確認できている。従って“住所”という名称のデー
タには、30文字分のデータエリアを準備すれば十分であ
ることになる。
【0042】この関連情報テーブル14の内容は、ユー
ザ毎に(つまり、オリジナル画面5毎に)定義できるよ
うになっている。一般的な雛型は、あらかじめ用意して
おくほか、ユーザが必要に応じて新規な雛型を定義でき
るようになっている。
【0043】関連情報テーブル14、共通データテーブ
ル15、データ記憶部13の関係をよりわかりやすく示
したのが図3である。
【0044】上述した共通データテーブル15、関連情
報テーブル14、雛型登録テーブル等は、すべてサーバ
4の備える記憶装置9に格納されている。そして、サー
バのプロセッサは、これらのテーブル、情報を適宜参照
等することで、データ記憶部13から所望のデータを読
み出して、オリジナル画面5の所定のフィールドにデー
タを表示させるようになっている。また、逆に、フィー
ルドそれぞれに入力されたデータを、データ記憶部13
上の所定の位置に格納するようになっている。
【0045】次にデータベースをカスタマイズする際の
手順を説明する。
【0046】データベースのカスタマイズは、図4に示
すとおり、画面、登録データ検討(処理A)、関連情報
テーブル14の作成(処理B)、カスタムデータベース
の生成(処理C)の順に行われる。以下、各処理につい
て詳細に説明する。
【0047】図4における処理A、つまり、画面、登録
データの検討について説明する。
【0048】画面の検討においては、具体的には構築す
るデータベースの画面データを吟味する。この場合に
は、登録、検索時の項目の数、指定方法等がポイントで
ある。一方、登録データの検討では、登録しようとして
いるデータに対応する雛型が用意されているか否かを確
認する。
【0049】次に、図4における処理B、つまり、関連
情報テーブル14の作成について図5を用いて詳細に説
明する。
【0050】該関連情報テーブル14の作成は、画面上
に適宜必要な画面を表示させるとともに、ユーザからの
入力を受け付ける対話形式で行う。
【0051】まず必要なデータすべてについて定義し終
わったか否かを確認する(ステップB100)。定義し
終わっていない場合には、次のデータについて、既成の
雛型を使用するか否かを確認する(ステップB20
0)。既成の雛型を使用できない場合にはステップB3
00に進み、新たな雛型を登録する。該雛型の新規登録
の様子については、この後、図8を用いて詳細に説明す
る。この後は、ステップB400に進む。
【0052】ステップB200において既成の雛型を使
用できる場合には、直接、ステップB400に進む。な
お、使用頻度の高い項目を予め登録しておけば、殆どの
場合、既成の雛型を用いて定義ができる。
【0053】ステップB400においては、各フィール
ド毎に、当該フィールドに表示させるデータの属性(デ
ータ型、データ長)を定義する。既に述べたとおり本実
施形態では、所望の雛型を選択するだけで、該定義を行
えるようになっている。なお、該定義の様子について
は、この後図7を用いて説明する。
【0054】以上の操作で、すべてのデータ項目につい
ての関連情報テーブル14を作成できる。
【0055】次に、図4における処理C、つまり、カス
タムDBの生成について図6を用いて詳細に説明する。
【0056】まず、関連情報テーブル14を参照し(ス
テップC100)、共通データテーブル15から個別デ
ータテーブルを抽出する。そして、獲得したデータに基
づいてオリジナル画面を生成、表示する(ステップC2
00)。なお、この処理は、データベースの登録、参照
等、実行時に行われる。
【0057】次に、関連情報テーブル14の設定および
雛型の新規登録について、図7、図8、図9、図10を
用いて説明する。
【0058】関連情報テーブル14を定義する際には、
図7の定義画面が表示される。
【0059】該定義画面上には、フィールドの識別子3
0が表示されている。そして、各識別子毎に(つまり、
フィールド毎に)、データ名称欄17、雛型指定欄31
が設けられている。
【0060】データ名称欄17には、当該フィールドに
出力させるデータの名称を定義する。雛型指定欄31に
は、当該フィールドに対応づける雛型を指定する。該指
定は、必要に応じて表示される候補18のなかからいず
れかをマウス等を用いて選択することで行うようになっ
ている。該当する雛型が存在しない場合には、雛型登録
ボタン19を押すことで、新規に雛型を作成し登録する
ことができる。なお、適用する雛型の名称を、そのまま
フィールドの名称としても構わない。
【0061】雛型の新規登録ボタン19を押すと図8に
示す新規登録画面20が表示され、該画面上において各
種属性(名称、型、長さ、共用)を設定するようになっ
ている。
【0062】該新規登録画面20においては、雛型の名
称21、データ型22及び共用23を設定する欄が設け
られている。
【0063】雛型名称欄21には、雛型の名称を入力す
る。エンドユーザが容易にその目的を知ることができる
ように、一般的な名称とするのが好ましい。
【0064】データ型欄21には、データの型、データ
長を指定する。この場合には、雛型名称欄21に記した
名前のデータに見合う最適なデータ長、型を指定する。
【0065】共用設定欄23は、当該データのエリアを
共用するか否か(言い換えれば、他のデータベースある
いは他のユーザに、当該フイールドを開示するか否か)
を設定する欄である。この欄23で“共有”を選定して
いる場合には、複数のユーザにデータが開示されること
になる。この場合には、フイールドが共用されるため、
その分だけ共通データテーブル15の物理的な占有容量
を削減し、メモリ容量を効率よく指定できる。
【0066】関連情報テーブル14および雛型設定の具
体例を2つ説明する。
【0067】図9に示したのは、某大学の講義資料デー
タベースについてのものである。ここでは、大学という
分野特有の雛型(例えば、“学部名”や“学科名”)が
準備されている。該図9に示した雛型において指定され
ている属性の内容を図10に示した。既に述べたとおり
各フィールドに対して適当な雛型を選択することで、最
適な属性値が設定できる。例えば、雛型“学部名”が選
択された第1フィールドには、データ型:文字型、デー
タ長:8文字が設定される。
【0068】図11に示したのは、某市町村の住民票管
理システムについてのものである。ここでは、市町村役
所という分野特有のフィールド名称(例えば、氏名、住
所)が準備されている。該図11に示した雛型において
指定されている属性の内容を図12に示した。既に述べ
たとおり各フィールドに対して適当な雛型を選択するこ
とで、最適な属性値が設定できる。
【0069】最後に、スキャナ2によって取り込んだ画
像から、検索情報を抽出する手順について図13を用い
て説明する。
【0070】まず、文献の表紙の画像をスキャナによっ
て取り込む(ステップ1000)。そして、この画像中
のすべての文字群を読み取る(ステップ1100)。さ
らに、読み取った文字群の中から必要な情報を抽出して
登録する(ステップ1200〜1500)。例えば、最
大サイズの文字を、書名として選定する。著者名は、説
明があり容易に抽出できるであろう。また、目次の処理
も同様にして処理できる。以上述べた処理における画像
データからの情報の抽出、登録は、サーバ4のプロセッ
サが行うようになっている。
【0071】以上説明した実施形態によれば、ユーザ個
別の情報(例えば、オリジナル画面5の設定)について
は、関連情報テーブル14によって管理、吸収させてい
るため、データベースのカスタマイズが容易である。例
えば、関連情報テーブル14の内容を定義し直すだけ
で、オリジナル画面5及びデータ記憶部13には影響を
与えることなくデータベースの拡張等が可能である。従
って、従来方式のデータベースをカスタマイズする場合
に較べて(あるいは、新規にデータベースを作成する場
合に較べて)、カスタマイズに要する作業量、費用が少
なく、納期の短縮も可能である。
【0072】また、雛型を用いたことで、各フィールド
に表示させるデータの型、データ長などを容易且つ確実
に設定できる。これらの雛型の内容は、あらかじめ統計
的な手法で求めた最適値を選定しておけば、これらの具
体的な値についてオペレータは特に気にする必要がな
い。オペレータは単に適当な雛型を選択するだけで、最
適な値が設定できる。つまり、オペレータは、対話形
式、ノンプログラミングでカスタマイズができる。
【0073】本発明のデータベースは、文献検索装置の
みならず、図面検索装置等様々に適用可能である。図面
検索装置として使用する場合には、例えば、データタイ
トルを検索情報として使用できる。
【0074】
【発明の効果】以上説明した通り本発明のデータベース
装置はカスタマイズが容易である。また、検索情報の入
力に要する作業量が少ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態である文書検索装置の全体構
成を示す図である。
【図2】本実施形態におけるデータベースの基本構造を
示す図である。
【図3】関連情報テーブル14と、共通データテーブル
15と、データ記憶部13と、の関係を示す図である。
【図4】データベースカスタマイズの概要を示すフロー
チャートである。
【図5】関連情報テーブル14の定義の手順を示すフロ
ーチャートである。
【図6】カスタムデータベースの生成手順を示すフロー
チャートである。
【図7】関連情報テーブル14の内容を定義する画面を
示す図である。
【図8】雛型の登録画面を示す図である。
【図9】講義資料データベースでのフィールド定義例を
示す図である。
【図10】講義資料データベースでの雛型の登録例を示
す図である。
【図11】住民票管理システムでのフィールド定義例を
示す図である。
【図12】住民票管理システムでの雛型の登録例を示す
図である。
【図13】画像を解析して検索情報を抽出・登録する手
順を示すフローチャートである。
【図14】従来のデータベースシステムの概要を示す図
である。
【符号の説明】
1…読み込み原稿 2…スキャナ 3…登録情報 4…サーバ 5…オリジナル画面 6…データベースカスタマイズ機構 7…管理テーブル 8…文書ファイル 9…記憶装置 10…ネットワーク 11…クライアント 12…個別データテーブル 13…データ記憶部 14…関連情報テーブル 15…共通データテーブル 16…フィールド定義画面 17…データ名称欄 18…雛型候補 19…雛型登録ボタン 20…雛型登録画面 21…雛型名称欄 22…データ型欄 23…共用設定欄 30…フィールド識別子 31…雛型指定欄
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 潔 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立製作所大みか工場内 (72)発明者 関 光平 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 日 立プロセスコンピュータエンジニアリング 株式会社内 (72)発明者 瀬戸 伸哉 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 日 立プロセスコンピュータエンジニアリング 株式会社内 (72)発明者 小林 和彦 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 日 立プロセスコンピュータエンジニアリング 株式会社内 (72)発明者 菅野 伸彦 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 日 立プロセスコンピュータエンジニアリング 株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データを記憶するとともに、該記憶したデ
    ータの中から所望のデータを検索し、画面上の所定のフ
    ィールドに対して出力するデータベース装置において、 当該データベースの目的とする所望のデータを記憶する
    データ記憶手段と、 データの名称と上記データ記憶手段上における当該デー
    タの格納位置を示す情報とを対応づけた共通データテー
    ブルを記憶した共通データテーブル記憶手段と、 データを出力させる上記フィールドの識別子と当該フィ
    ールドに表示させるデータの名称とを対応づけた関連情
    報テーブルを記憶した管理情報記憶手段と、 上記管理情報テーブル及び上記共通データテーブルを参
    照することで、当該フィールドに表示させるべきデータ
    を上記データ記憶手段上から読み出して当該フィールド
    に表示させるとともに、逆に、フィールドそれぞれに入
    力されたデータを上データ記憶手段上の所定の位置に格
    納する管理手段と、 を有することを特徴とするデータベース装置。
  2. 【請求項2】上記管理情報記憶手段は、さらに、データ
    の型,長さ,属性の具体的な値の組み合わせである雛型
    と、当該雛型の名称とを対応づけた雛型登録テーブルを
    備え、 上記管理情報テーブルにおいては、さらに、上記フィー
    ルドの識別子に対して、当該フィールドに適用する雛型
    の名称が対応づけられていること、 を特徴とする請求項1記載のデータベース装置。
  3. 【請求項3】上記フィールドの識別子の表示と、当該フ
    ィールドに表示させるデータの名称の入力を受け付ける
    入力欄とを備えた管理情報設定画面を表示させ、該管理
    情報設定画面上において入力された内容に従って、上記
    管理情報テーブルを設定する管理情報テーブル設定手段
    を有すること、 を特徴とする請求項2記載のデータベース装置。
  4. 【請求項4】上記管理情報設定画面は、さらに、当該フ
    ィールドに対して適用する雛型の名称の指定を受け付け
    る雛型名称指定欄を備えたものであり、 上記管理情報テーブル設定手段は、上記雛型名称指定欄
    において指定された内容に従って上記管理情報テーブル
    を設定するものであること、 を特徴とする請求項3記載のデータベース装置。
  5. 【請求項5】雛型の名称の入力を受け付ける雛型名称入
    力欄と、当該雛型のデータの型,長さ,属性の指定を受
    け付ける属性指定欄とを備えた雛型登録画面を表示さ
    せ、該雛型登録画面上において指定された内容に従っ
    て、上記雛型登録テーブルを設定する雛型登録テーブル
    設定手段を有すること、 を特徴とする請求項4記載のデータベース装置。
  6. 【請求項6】上記管理手段は、データを表示するための
    画像を、上記管理情報テーブルに格納されている情報の
    みに基づいて生成するものであること、 を特徴とする請求項1記載のデータベース装置。
  7. 【請求項7】データの入力,検索及び表示に必要な情報
    を、ユーザ毎に固有な情報と、ユーザに依存しない共通
    のデータとに分離し、両者の関係を別途用意した関連情
    報テーブルにおいて定義しておき、ユーザの要求に応じ
    て関連情報テーブルの内容を変更すること、 を特徴とするデータベースカスタマイズ方法。
  8. 【請求項8】画像データを解析することで、当該画像に
    含まれている文字情報を抽出する抽出手段と、 上記抽出された情報を検索情報として記憶するデータベ
    ース手段と、 を有することを特徴とする文書検索装置。
  9. 【請求項9】上記所望の情報は、本の題名、著者、発行
    所、目次、章・節のタイトル、頁のうちの少なくとも一
    つであること、 を特徴とする請求項8記載の文書検索装置。
  10. 【請求項10】画像データを解析することで、本の題
    名、著者、発行所、目次、章・節のタイトル、頁のうち
    のいずれかを抽出し、当該抽出した情報を検索情報とし
    て画像データと対応づけて登録すること、 を特徴とする検索情報登録方法。
JP8158546A 1996-06-19 1996-06-19 データベース装置、データベースカスタマイズ方法、文書検索装置および検索情報登録方法 Pending JPH1011452A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001056810A (ja) * 1999-06-07 2001-02-27 Kawasaki Steel Systems R & D Corp データベースアクセスシステム
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JP2006260206A (ja) * 2005-03-17 2006-09-28 Fujitsu Ltd 検索装置および検索プログラム
JP2013097717A (ja) * 2011-11-04 2013-05-20 Stnet Co Ltd データベース作成管理システム
JP2020201435A (ja) * 2019-06-12 2020-12-17 株式会社ポニーキャニオン 情報処理端末及び情報処理方法

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