JPH10114482A - 能動ガイド装置 - Google Patents

能動ガイド装置

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JPH10114482A
JPH10114482A JP9230894A JP23089497A JPH10114482A JP H10114482 A JPH10114482 A JP H10114482A JP 9230894 A JP9230894 A JP 9230894A JP 23089497 A JP23089497 A JP 23089497A JP H10114482 A JPH10114482 A JP H10114482A
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ラジャマーニ ラジェシュ
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エム.レマーズ ティモシィ
K Roberts Randall
ケイ.ロバーツ ランダル
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    • B66B7/02Guideways; Guides
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    • B66B7/041Riding means, e.g. Shoes, Rollers, between car and guiding means, e.g. rails, ropes including active attenuation system for shocks, vibrations
    • B66B7/044Riding means, e.g. Shoes, Rollers, between car and guiding means, e.g. rails, ropes including active attenuation system for shocks, vibrations with magnetic or electromagnetic means
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    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エレベータが昇降路を移動するに従って、エ
レベータが移動するガイドレールに対するそのエレベー
タの位置及び運動を効率的に制御する。 【解決手段】 エレベータの能動ガイド装置では、一方
のアクチュエータ23が他方のアクチュエータの作動に
干渉することを避けるために、制御装置21が提供され
る。この制御装置は、エレベータ40のモデルに基づく
力学法則を使用し、全てのセンサ22からの情報を総合
して、力学法則に従って各アクチュエータ23が提供す
べき力を決定する。エレベータ40のモデルは、エレベ
ータ40がアクチュエータ23によって出力される力に
どのように対応するのかを判断するために使用される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレベータに関
し、特にエレベータが昇降路内でレールに沿って垂直方
向に移動する際の水平方向の能動制御に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の水平方向の能動的なガイド制御装
置は、ローカルな間隙に関する情報のみを利用する単純
な制御戦略を使用してエレベータを予め定義された作動
エンベロープ内に保っている。作動エンベロープとは、
予め定義された実質的に許容範囲のエレベータの位置、
速度、及び加速度の値である。能動磁気ガイド(AM
G)制御装置と呼ばれる電磁石を用いた制御装置では、
特定のガイドヘッドで特定の方向へ力を発生させる電磁
石アクチュエータは、上記ガイドヘッドの上記方向での
間隙に関する情報をのみを使用する。制御装置がアクチ
ュエータのローカルな情報のみを考慮した場合、アクチ
ュエータによって一つのガイドヘッドで一方向へ発生す
る力は、異なるアクチュエータの運動又は同じガイドヘ
ッドで横方向の運動を引き起こすことがあるので、一方
のアクチュエータは、他方のアクチュエータに干渉する
可能性がある。
【0003】これらの制御装置は、一般的に比例積分偏
差(PID)タイプである。これらの制御装置では、ア
クチュエータの出力を決定するために制御装置によって
利用される制御情報は、間隙(レールに対するガイドヘ
ッドの位置によって検出)、ガイドヘッドの絶対速度、
及び積分により得られるギャップ・オーバータイム(gap
over time)である。このような制御装置は、ガイドヘ
ッドの加速度及び間隙を直接計測するためにセンサを使
用し、時間単位の加速度を積分することによってガイド
ヘッドの速度を求める。各ガイドヘッドでは、加速度及
び間隙は、ここでx方向及びy方向として示している二
方向で検出され、これらの方向は、相互に垂直である。
また、これら二方向は、z方向として示している昇降路
の方向とも垂直である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ローカルでない情報を
利用するように設計された衛星制御装置の一つの実施例
に関して、関連する特許出願(1994年8月18日出
願の米国出願第08/292,660号、名称“エレベ
ータ用の能動磁気ガイド”)は、座標制御装置の使用を
提案している。この装置では、間隙に関する情報を一組
の座標によって表しており、この座標は、問題であった
エレベータかごの運動を示すのに特に適している。
【0005】しかし、この発明では、エレベータの動力
学に基づいてエレベータの制御を行なっておらず、その
制御法則は、モデルベースではない。また、アクチュエ
ータ間の干渉を回避するような設計にはなっていない。
【0006】本発明の目的は、エレベータが昇降路を移
動するに従って、エレベータが移動するガイドレールに
対するそのエレベータの位置及び運動を制御することで
あり、この制御を一組のアクチュエータにエレベータを
ガイドレールの方向へ引っ張るように指令を出す力学法
則によって行うことである。この力は、一組のアクチュ
エータに対応する一組のエレベータポイントの位置及び
加速度に基づいており、また、エレベータ全体がアクチ
ュエータによって出力される引っ張り力に対してどのよ
うに反応するかという認識に基づいている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によると、対向す
る壁に二つのガイドレールを有する昇降路内のエレベー
タ用のアクティブガイダンス即ち能動ガイド装置であっ
て、ガイドレールは昇降路の軸に平行な方向で昇降路の
全長に渡って伸びており、エレベータには、ガイドレー
ルに沿ってエレベータを案内するための四つのガイドヘ
ッドが取り付けられている能動ガイド装置は、 a)センサを有し、このセンサは、エレベータの絶対加
速度と、昇降路軸に対して横向きの第一感知方向におけ
る四つの位置及び昇降路軸に対して横向きの第二感知方
向における二つの位置でのガイドレールに対するエレベ
ータの位置と、に応答して、これらを表すエレベータの
制御情報信号を供給し、 b)制御装置を有し、この制御装置は、力学法則に従っ
て複数の力指令信号を提供するために上記制御情報信号
に応答し、 c)複数のアクチュエータを有し、各アクチュエータ
は、対応する力指令信号に応答し、対応するセンサの位
置及び感知方向に対応する位置及び方向で正及び負の力
を出力するために設けられており、上記力学法則によっ
て、エレベータの幾何学的形状及び慣性と、アクチュエ
ータによって出力される力によって生じるエレベータの
運動と、を関連づけるモデルに従って、各アクチュエー
タによって出力される力の値が決定される。
【0008】ここでは、このようなシステムのための制
御装置は、モデルベースマルチインプットマルチアウト
プット(MIMO)制御装置と呼んでおり、本発明によ
ると、PIDタイプの制御装置であってもよい。この制
御装置は、エレベータの位置及び運動を予め定義された
許容範囲の値以内に保持する。この制御装置がモデルベ
ースである点は、アクチュエータがどのような力を出力
すべきかを判断するにあたり、エレベータかご室の力学
的運動に関するいくつかの単純化に結び付く仮定に基づ
いて決定する点であり、更に、計測及び実験を通してモ
デルの全ての媒介変数の値を決定することに基づく点で
ある。上記仮定とは、例えば、かご室の本体は、剛性で
あると見なし、その制動は、昇降路に対して横向きの運
動に対して速度に基づいて行われること等である。制御
装置は、エレベータかご室の位置及び運動を許容範囲の
作動エンベロープ内に戻すために、どの程度の力をアク
チュエータによって出力する必要があるかを計算するた
めにモデルを使用する。また、マルチインプットである
点は、制御装置が複数のアクチュエータ位置からの間隙
情報を使用する点であり、マルチアウトプットである点
は、同じ制御装置が各センサと接続した各アクチュエー
タへ指令を提供する点である。
【0009】この方法の結果、各アクチュエータは、ロ
ーカルな間隙情報だけでなく、全体的な間隙情報に基づ
いて出力することができ、各アクチュエータが提供すべ
き力の正確な値を決定するために、全体的な情報を動力
学的モデルで使用することができる。この方法では、各
アクチュエータはそれぞれユニゾンでつまり同時に働
く。
【0010】
【発明の実施の形態】従来の技術を示す図1は、長方形
のフレーム38内に保持されたエレベータかご室40を
示している。かご室は、スチールケーブル39によっ
て、ガイドレール(図示省略)に沿って昇降する。この
従来技術では、エレベータかご室は、ガイドホイール3
7によってガイドレールに沿って案内され、このガイド
ホイールは、トラック外の方向へ移動するエレベータか
ご室に機械的に対応する。ガイドレールは、昇降路内の
互いに対向する壁面に設置されており、ビルの屋上の機
械室にあるモータは、ケーブルが懸架されている綱車を
駆動する。つり合重りがケーブルの他方端に設けられて
いる。
【0011】図2は、好適実施例のモデルで用いた座標
を示したエレベータ装置である。フレーム38には、四
つのガイドヘッド31が固定されている。好適実施例に
おけるアクチュエータは、電磁石を用いており、ガイド
ヘッド上に設けられている。これらのアクチュエータ
は、本発明に係る制御装置からの指示に従って、各ガイ
ドヘッドで側面方向の運動に対抗するためにx方向の力
を発生させ、前後運動に対抗するためにy方向の力を発
生させる。
【0012】次に図3を参照すると、本発明に係る制御
装置21は、それぞれ対応するアクチュエータ23を有
する複数のローカルセンサ22からの間隙情報に対応す
る。制御装置は、全てのローカルセンサからの情報に基
づいて、エレベータかご室のモデルを使用してそれぞれ
のアクチュエータが出力すべき力を計算する。これによ
り、エレベータの運動は、予め定義された許容範囲の位
置及び運動の作動エンベロープ内に保持される。
【0013】図4は、二つのトランバース方向、即ち、
前後方向(x方向)及び側面方向(y方向)の二方向で
ガイドレール36から離れるように、または近づくよう
に、電磁石アクチュエータをガイドヘッド31に固定す
る方法を示している。一つのガイドヘッドに設けられる
二つの前後電磁石33は、x方向アクチュエータを提供
するために使用される。一方、一つのガイドヘッドに設
けられる電磁石32と、昇降路に沿って、その電磁石に
対向するように同じ高さで設けられている他方のガイド
レールの他方のガイドヘッドに設けられた電磁石は、単
一のy方向アクチュエータを形成するために使用され
る。従って、八つの電磁石は、四つのx方向アクチュエ
ータを形成し、四つの電磁石は、二つのy方向アクチュ
エータを形成する。上記の各アクチュエータは、アクチ
ュエータを形成する対となった電磁石の一方又は他方を
単に作動させるだけで正及び負の力を出力することがで
きる。
【0014】側面方向(x方向)の間隙34と、前後方
向(y方向)の間隙35は、空隙センサによって計測さ
れることが多いが、他の都合のよい方法を使用すること
もできる。各ガイドヘッドの側面方向及び前後方向の加
速度は、加速度計で計測されることが多い。
【0015】図5を参照すると、かご室に側面方向の運
動を引き起こす二つのy方向アクチュエータが示されて
いる。この図では、それぞれのy方向アクチュエータ
は、図2の添字1及び2を含む座標を有するガイドヘッ
ドのセンサと連結している。従って、この制御装置で
は、いずれが正であっても負であってもよいFY1及びF
Y2の二つの力のみによって側面方向の運動に対抗してい
る。
【0016】図6は、ここでは一般化座標(φ1,φ2
と呼ぶエレベータかご室の側面方向の運動を表すために
使用される座標を示している。これらの座標は、(直接
計測される)デカルト座標(y1,y2)に対応付けられ
る。側面方向の運動を表すのに、デカルト座標を使用す
ることもできるが、運動の方程式はより複雑になる。
【0017】図7を参照すると、第二タイプの運動は、
前後方向つまりx方向の運動である。この運動は、図2
で1〜4の添字を含む座標を有するガイドヘッドにおい
てx方向アクチュエータによって出力される力FX1,F
X2,FX3,FX4によって対抗される。図7もまた、三つ
の一般化座標(θ1,θ2,ψ)を示しており、これらの
座標は、エレベータかご室本体が堅いことを前提とする
場合の前後運動を表すために必要とされる。
【0018】次に、図5、図6、及び図7を参照する
と、制動を無視した側面方向及び前後の運動の運動方程
式のための幾何学的形状及び力の図が示されている。こ
れらの方程式では、重力によって生じる加速度はgで表
され、鋼線の伸びに関するヤング係数はEで表され、各
鋼線の横断面はAで表される。更にIX,IY,IZはそ
れぞれエレベータかご室の質量中心を通過するx,y,
z軸周りの回転に関するエレベータかご室の慣性モーメ
ントである。長さlABS及びlABFは、それぞれヒッチ4
1(図5参照)と、上部の側面方向アクチュエータ、及
びヒッチと、上部の前後方向アクチュエータとの間の距
離である。同様に、長さlBCS及びlBCFは、それぞれヒ
ッチ41と、底部側面方向アクチュエータ、及びヒッチ
と、底部前後方向アクチュエータとの間の距離である。
【0019】従って、側面方向運動即ちy方向運動の方
程式は、以下の通りである。
【0020】
【数4】
【0021】ここでは、センサによって計測された間隙
1及びy2は、以下の方程式で示すように、φ1及びφ2
と対応している。
【0022】
【数5】
【0023】これらの方程式は、側面方向の運動の一般
化座標とデカルト座標との間の変換を定義している。
【0024】前後運動即ちx方向運動の全体的な動力学
は以下の方程式によって表される。
【0025】
【数6】
【0026】ここでは、四つのセンサによる計測値
1,x2,x3,及びx4は、以下の方程式で示すように
それぞれ(一般化座標である)角度θ1,θ2及びψと対
応している。
【0027】
【数7】
【0028】これらの方程式は、前後運動の一般化座標
とデカルト座標との間の変換を定義している。
【0029】前後及び側面方向の運動に関する動力学的
方程式は、一つの行列方程式で表すことができる。以下
のように、一列の行列Qで一般化座標を全て表し、一列
の行列Hを制御装置によって計算される全てのアクチュ
エータの力を表した場合、
【0030】
【数8】
【0031】力学的方程式は、以下のような行列で表す
ことができる。
【0032】
【数9】
【0033】ここでは、行列M,K,及びBは、力学的
モデルによって定義されており、上記の行列でない式に
よって表した前後及び側面方向の運動の力学的方程式に
おける適切な項に等しくなるように要素が設定されてい
る。更に行列Cは、横方向の速度に比例する、かご室の
横方向の運動(前後及び側面方向の運動)の制動を表す
要素係数を有する。これらの係数は、実験的な計測より
求められる。一列の行列Hは、空気力学的な風力等、エ
レベータに働く直接的なディスターバンス・フォース即
ち外乱を表すために使用することもできる。
【0034】計測される間隙を表すのに、記法G=(y
1−yr1,y2−yr2,x1−xr1,x2−xr2,x3−x
r3,x4−xr4)を使用し、ここでの計算には、レール
の不規則性R=(yr1,yr2,xr1,xr2,xr3
r4)を用い、行列Rの各成分がエレベータ装置のzに
よって決まる定数である場合において、間隙の計測値G
と、一般化座標Qとの間の座標変換の方程式は、以下の
ような行列として表すことができる。
【0035】
【数10】
【0036】ここでは、Tは、前後及び側面方向の運動
の両方に関するデカルト間隙と一般化座標との対応を表
した上記の方程式によって定義された六行五列の変換行
列である。
【0037】本発明に係る好適実施例のモデルベースM
IMO制御装置において、各アクチュエータによって提
供されることが必要な力は、この記法では、以下の方程
式によって表される。
【0038】
【数11】
【0039】ここでは、KP,KD,及びKIは、対角成
分が以下のように求められる五行五列の対角行列であ
る。
【0040】このような制御法則を選択することによっ
て、力学的方程式は、以下のような行列として表され
る。
【0041】
【数12】
【0042】また、共通因数である行列Mを除くと、力
学的方程式は、五つの非連成非斉次(uncoupled non-hom
ogeneous)微分積分方程式となる。
【0043】この力学法則を使用するためには、KP
D,及びKIの(対角)成分の値を求める必要がある。
これらの成分の値は、方程式の右側を0にすることで求
めることができる。この結果、以下の行列の形式では装
置より独立した制御方程式である五つの非連成斉次微分
積分方程式が求められる。
【0044】
【数13】
【0045】ここでは、Q(t)は未知数であり、レー
ルの不規則性が存在しない場合において、エレベータの
運動を一般化座標として表している。例えば、φ1の方
程式は、以下の通りである。
【0046】
【数14】
【0047】ここでは、変数kd1,kp1,及びki1は、
それぞれKD,KP,及びKIのl−l(対角)成分であ
り、一般化座標φ1に関して予め定義された作動エンベ
ロープ内にエレベータを保持するために選択される。
【0048】本文において、作動エンベロープとは、各
一般化座標におけるエレベータの位置、速度、及び加速
度の許容範囲であり、各一般化座標は、使用されるモデ
ルによって異なる程度のエレベータの自由度に対応す
る。各ガイドヘッドに設けられたセンサの観点からは、
制御装置は、各ガイドヘッドにおいて基準となる間隙を
保持し、エレベータを傾ける乗車時の不釣り合い等の釣
り合いを崩す力に対してアクチュエータからの最低限の
力で対応し、エレベータの内部が非剛性(弾性)振動モ
ードで振動しないで、基準となる間隙に戻るように対応
する必要がある。
【0049】実際の使用においては、行列KD,KP,及
びK1の(対角)成分の値は、システムから独立した制
御方程式によって表される個々の微分積分方程式を、ラ
プラス変換等を使用して代数的方程式に変換することに
よって選択される。また、エレベータを作動エンベロー
プ内に保つためには、KD,KP,及びKIの(対角)成
分の値は、本発明に係る教示に従って、代数的方程式の
極が左半分の複素平面上に最初に位置するように選択さ
れる。続いて、KP成分の値は、必要最小減のばね率を
得ることができるように選択され、また、KI成分は、
積載物の不釣り合いによってエレベータの中心がずれた
場合にどの程度の速さで制御装置がエレベータを中心地
点に戻るようにしたらよいかを設定するように選択され
る。最後に、KD成分は、できる限り大きな値が選択さ
れるが、かご室本体が弾性的に変形可能に振動しない程
度の値が選択される。剛性体であるかご室の振動よりも
周波数が高いこれらの振動のモードの励振を避けるため
に、KDの成分をそのエレベータによって決まる感度限
界以下に保持する必要がある。KDに関する上記の制約
と一貫して、KP及びKIの成分は、各一般化座標の微分
積分方程式のラプラス変換によって求められる方程式の
極が可能な限り負の実部を有するように、使用者によっ
て予め設定された最低値以上になるように選択される。
【0050】図8及び図9は、本発明に係るモデルベー
スMIMO制御装置に比較して一入力一出力(SIS
O)制御装置がどのように機能するかの予測を示してい
る。図8に示すように、この比較における二種類の制御
装置は、特定のレールの外乱インプットに対してほぼ同
じレベルの性能を発揮するように調整されている。レー
ルの単位あたりのエレベータの外乱は、全ての周波数に
おいて双方の制御装置で同様であることが分かる。一
方、風による外乱が加わった場合には、同様の周波数の
増加に対してモデルベースMIMO制御装置がかなり優
れた性能を発揮することが図9よりわかる。モデルベー
スMIMO制御装置での風力の単位あたりの外乱は、S
ISO制御装置に比較してほぼ一マグニチュード程度も
少ない。ここで使用しているMIMO制御装置は、6d
bのゲイン余裕と、40°の位相余裕と、を有する。
【0051】本発明を好適実施例に沿って開示及び説明
してきたが、その構成及び詳細に関する上記及びその他
の改良、省略、及び追加は、本発明の趣旨及び範囲から
離れない範囲で行うことができることは、当業者によっ
て理解されるであろう。
【0052】本発明を要約すると、エレベータの能動ガ
イド装置では、一方のアクチュエータ23が他方のアク
チュエータの作動に干渉することを避けるために、制御
装置21が提供される。この制御装置は、エレベータ4
0のモデルに基づく力学法則を使用し、全てのセンサ2
2からの情報を総合して、力学法則に従って各アクチュ
エータ23が提供すべき力を決定する。エレベータ40
のモデルは、エレベータ40がアクチュエータ23によ
って出力される力にどのように対応するのかを判断する
ために使用される。好適実施例では、エレベータ40は
剛性体としてアクチュエータの力に対応すると仮定され
る。モデル全体がこの基本的な仮定に基づいて確立さ
れ、アクチュエータ23の力に対応するエレベータの剛
性体運動を説明するために必要となるエレベータの全て
の幾何学的及び慣性の属性が最終的に含まれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のローラガイドエレベータ装置である。
【図2】従来技術及び本発明に係る能動磁気ガイド制御
のエレベータ装置である。
【図3】アクチュエータが力を出力するように該アクチ
ュエータに指令信号を提供するために、かご室に関連す
る感知可能なローカル信号に応答する本発明に係る制御
装置である。
【図4】従来技術及び本発明に係る一般的な能動磁気ガ
イド装置ガイドヘッドと、対応するガイドレールの平面
図である。
【図5】本発明に係るモデルで使用されるいくつかの座
標を示したエレベータかご室の側面方向の運動即ちy方
向の運動の概略図である。
【図6】側面方向の運動を説明するためにデカルト座標
(y1,y2)と一般化座標(φ1,φ2)を示したエレベ
ータかご室の側面方向の運動の概略図である。
【図7】本発明に係るモデルで使用したデカルト座標
(x1,x2,x3,x4)と一般化座標(φ1,φ2,ψ)
を示したエレベータかご室の前後運動即ちx方向の運動
の概略図である。
【図8】従来の単一インプット単一アウトプット制御装
置と、本発明に係るモデルベースMIMO制御装置と、
の間でのレールによる外乱に対する性能の予測比較図で
ある。
【図9】従来の単一インプット単一アウトプット制御装
置と、本発明に係るモデルベースMIMO制御装置と、
の間での風による外乱に対する性能の予測比較図であ
る。
【符号の説明】
31…ガイドヘッド 38…フレーム 39…スチールケーブル 40…かご室 41…ヒッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ティモシィ エム.レマーズ アメリカ合衆国,コネチカット,ニュー ハートフォード,ブルーニング ロード 132 (72)発明者 ランダル ケイ.ロバーツ アメリカ合衆国,コネチカット,アムスト ン,セテルメント ロード 48

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対向する壁に二つガイドレールを有する
    昇降路内にあるエレベータ用の能動ガイド装置であっ
    て、前記ガイドレールは、昇降路軸に平行な方向で昇降
    路の全長に渡って伸びており、前記エレベータには、該
    エレベータを前記ガイドレールに沿って案内するための
    四つのガイドヘッドが取り付けられており、 a)センサを有し、前記センサは、前記エレベータの絶
    対加速度と、前記昇降路軸に対して横向きの第一感知方
    向における四つの位置及び前記昇降路軸に対して横向き
    の第二感知方向における二つの位置での前記ガイドレー
    ルに対する前記エレベータの位置と、に応答してこれら
    を表す前記エレベータの制御情報信号を供給し、 b)制御装置を有し、前記制御装置は、力学法則に従っ
    て複数の力指令信号を提供するために前記制御情報信号
    に応答し、 c)複数のアクチュエータを有し、前記各アクチュエー
    タは、対応する前記力指令信号に応答し、対応する前記
    センサの位置及び感知方向に対応する位置及び方向で正
    及び負の力を出力するために設けられており、 前記力学法則によって、前記エレベータの幾何学的形状
    及び慣性と、前記アクチュエータによって出力される力
    によって生じるエレベータの運動と、を関連づけるモデ
    ルに従って、前記各アクチュエータによって出力される
    力の値が決定されることを特徴とする能動ガイド装置。
  2. 【請求項2】 前記モデルは、前記昇降路軸の横方向の
    運動に対する制動を行う剛性体に関し、エレベータの昇
    降路軸に対して横方向の運動を予測するために、 【数1】 の動力学的方程式を使用し、 この方程式において、Qは、一般化座標の五行1列の行
    列であり、これらの成分の組合せによってエレベータの
    前記昇降路軸に対する横方向の運動が表わされ、転換方
    程式G=TQ−Rによってセンサで感知された間隙の値
    である6行一列の行列Gに対応しており、前記転換方程
    式において、Tは、エレベータの幾何学的形状より決定
    された六行五列の行列であり、Rは、前記各センサに対
    応するレールの不規則性を表す六行一列の行列であり、 Hは、六行一列の行列であり、前記各アクチュエータに
    一つの成分が対応しており、各成分は、前記各アクチュ
    エータが提供すべき力の大きさ及び方向の値を表してお
    り、 Bは、五行六列の行列であり、エレベータの幾何学的形
    状よりその成分が計算され、前記成分は、前記アクチュ
    エータによって加えられた力と、一般化座標で表される
    エレベータの運動とを関連づけており、 M及びKは、五行五列の行列であり、Mは、エレベータ
    の慣性によって定まる計算された成分を有し、Kは、エ
    レベータに働く復原トルクによって定まる計算された成
    分を有し、 Cは、五行五列の行列であり、昇降路軸に対して横方向
    の第一及び第二感知方向でのエレベータ運動の制動を表
    す成分を有することを特徴とする請求項1記載の能動ガ
    イド装置。
  3. 【請求項3】 前記力学法則は、 【数2】 であり、この方程式におけるKP,KD,及びKIは、そ
    れぞれ五行五列の行列であり、それらの成分は、システ
    ムから独立した制御方程式である 【数3】 の解Qがエレベータの前記昇降路軸に対する横向きの前
    記第一及び前記第二感知方向での運動を表すように選択
    されており、前記運動は、予め定義された作動エンベロ
    ープの範囲内であることを特徴とする請求項2記載の能
    動ガイド装置。
  4. 【請求項4】 前記各アクチュエータは、二つの電磁石
    を有し、各前記電磁石は、エレベータを同じ線上の反対
    方向に引っ張るための方向及び位置に配置されているこ
    とを特徴とする請求項3記載の能動ガイド装置。
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