JPH10114308A - 袋結束機 - Google Patents
袋結束機Info
- Publication number
- JPH10114308A JPH10114308A JP26754296A JP26754296A JPH10114308A JP H10114308 A JPH10114308 A JP H10114308A JP 26754296 A JP26754296 A JP 26754296A JP 26754296 A JP26754296 A JP 26754296A JP H10114308 A JPH10114308 A JP H10114308A
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- Japan
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- bag
- slider
- banding
- legs
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- Package Closures (AREA)
Abstract
て、袋内で収容物が移動しないように緊縛状態で結束で
きる結束機を提供する。 【解決手段】 袋結束機の結束装置14は、前後スライ
ド自在な結束具ガイドスライダ42、カバースライダ4
3、結束スライダ44と各スライダを駆動するキャリヤ
25とを有し結束スライダ44によって結束アーム48
が開閉する。3段のスライダ42,43,44にはキャ
リア25に係合するスイングアーム45,46,47が
設けられており、キャリア25が前進する際にスイング
アームがキャリア25から順次離脱してスライダ42,
43,44が順に停止する。袋への結束具装着後に結束
スライダ44のみが前進し、結束アーム48が閉鎖方向
へ回動して結束具31aの両脚部を重ね合わせる。続い
て、結束装置に対向するかしめ装置が起動し、結束具の
両脚部を上下からかしめる。
Description
よって袋を結縛する袋結束機に関するものであり、特
に、結束機構を改良した袋結束機に関するものである。
物を収納したポリエチレン等の樹脂製袋の開口部を結縛
する結束機として、本願出願人は着脱が容易で反復使用
ができる樹脂板結束具を袋の開口部へ自動的に締着する
袋結束機(実願平5−49916号)を提案している。
状に連結成形された樹脂板結束具2は結束具マガジン3
へ収納され、結束具給送機構4のラチェット爪5によっ
て順次結束装置6へ送られる。そして、結束具給送機構
4の前進移動に連動するカッター(図示せず)によって
先頭の結束具2aと次列の結束具2bとの連結部位が切
断されるとともに、結束装置6の捩りアーム7が回転し
て先頭の結束具2aの両脚部を捩る。両脚部の先端は結
束装置6の固定フォーミング治具8によって回転を規制
され、捩りアーム7によって捩られた結束具2aは漏斗
状に撓み、先端のフック部が交差してたすき掛けされ
る。
の間に設けられた案内溝9へ上方から樹脂製袋の開口部
位を挿入して収束すれば、上述した一連の動作によって
先ず袋の収束部位に結束具2が外嵌され、次に結束具2
が捩られて、図10に示すように袋Bに結束具2が結縛
される。
アーム7により結束具2を捩って袋に締結するので、捩
りアーム7並びに結束具2の回転スペースの関係上、図
10に示すように、袋Bを緊張状態で結束することがで
きず、袋の収容物から離れた上方位置に結束具が装着さ
れる。したがって、収容物が袋内で移動可能な余裕が生
じ、例えば青果物を包装した場合は、青果物相互の摩擦
により青果物に擦過傷や変形等の傷害が発生することが
ある。
収容物を緊縛状態で結束でき、青果物等の包装に適した
袋結束機を提供するために解決すべき技術的課題が生じ
てくるのであり、本発明は上記課題を解決することを目
的とする。
達成するために提案するものであり、合成樹脂製門形平
板の両脚部の先端部に外側へ反転するフック部を形成し
た結束具を使用する袋結束機において、結束具をその両
脚部を先頭にして給送する結束具給送機構と、前記結束
具の両脚部を外側から押圧して交差させるための一対の
結束アームと、スライダとリンク等の動力伝達機構によ
る結束アーム開閉機構を設けるとともに、結束アームに
より交差状態にした結束具の両脚部をかしめあるいは加
熱溶着等の手段にて接着する接着装置を設け、前記結束
具給送機構により袋の収束部位へ結束具の両脚部を外嵌
し、前記結束アームにて前記結束具の両脚部を交差状態
に保持し、前記接着装置にて前記両脚部を接着すること
を特徴とする袋結束機を提供するものである。
1乃至図8に従って詳述する。図1は袋結束機11を示
し、外筐12の前部の上面から下方へ向けて設けられた
案内溝13を挟んで結束装置14とかしめ装置15とが
外筐12内で対向している。結束装置14とかしめ装置
15はモータ16及び減速ギヤ機構17によって駆動さ
れ、かしめ装置15は減速ギヤ機構17からカム18と
スライダ19とレバー20を介して駆動される。
挿入すると、トリガアーム21が袋に押圧されて下方へ
回動し、トリガスイッチ22がオンしてモータ16が起
動し、モータ16は減速ギヤ機構17を介して主ギヤ2
3を回転させる。主ギヤ23の側面に設けた偏心ピン2
4は、結束装置14のキャリア25の長穴25aに係合
しており、キャリア25は主ギヤ23が一回転する際に
キャリアガイド26に沿って前後に一往復駆動される。
そして、結束動作終了後にキャリア25が初期位置に復
帰してキャリア25の後端部がストップスイッチ27を
押し、1サイクルの動作を終了する。
の樹脂製平板であり、左右の脚部32の内側基部には内
歯ギヤ状に抜け止め爪部33が設けられている。両脚部
32には、後述する結束装置14のピンを係合させるた
めの穴34が形成され、先端部位外側には溝が設けられ
てフック部35が形成されている。そして、多数の結束
具31が両脚部32を先頭にベルト状に一列に連結した
状態に成形され、ロール状に巻回されて袋結束機11の
マガジン(図示せず)に装填される。
た解説図である。同図に示すように、結束装置14は、
袋結束機11のベース(図示せず)に固定されるスライ
ドガイド41と、スライドガイド41に装着された結束
具ガイドスライダ42、結束具ガイドスライダ42の上
面に装着されたカバースライダ43、カバースライダ4
3上に装着された結束スライダ44と、キャリヤ25に
よって構成されている。
はそれぞれ左右一対のスイングアーム45,46,47
が水平方向回動自在に枢着されて前方を向いている。ス
イングアーム45,46,47の前端部には左右へ突出
する爪部が形成され、これらの爪部の後縁部はそれぞれ
外側が前進した傾斜面となっている。また、キャリア2
5には各スイングアーム45,46,47の爪部が係合
可能な爪部25b,25c,25dが設けられている。
イドスライダ42の両側のスイングアーム45はスライ
ドガイド41の内側面に接して外側への回動を規制さ
れ、内側爪部がキャリア25の爪部25bに係合してい
る。また、スライドガイド41には初期位置にある結束
具ガイドスライダ42のスイングアーム45よりも前方
に逃げ穴41aが設けられている。そして、キャリア2
5の爪部25bへスイングアーム45が係合した状態で
結束具ガイドスライダ42がキャリア25と一体的に前
進して、スイングアーム45の外側爪部がスライドガイ
ド41の逃げ穴41aの位置に達すると、キャリア25
の爪部25bに係合しているスイングアーム45は、ス
イングアーム45の爪部の斜面の作用によって外側へ回
転して外側爪部が逃げ穴41aに陥入し、結束具ガイド
スライダ42とキャリア25との係合が解除される。
グアーム46は、内側爪部が結束具ガイドスライダ42
の外側面に接して内側への回動を規制され、外側爪部が
キャリア25の爪部25cに係合している。結束具ガイ
ドスライダ42の外側面にはカバースライダ43のスイ
ングアーム46よりも前方位置に逃げ穴42aが設けら
れており、カバースライダ43が結束具ガイドスライダ
42に対して一定距離前進するとスイングアーム46の
内側爪部が結束具ガイドスライダ42の逃げ穴42aに
陥入してカバースライダ43とキャリア25との係合が
解除される。
スイングアーム47がカバースライダ43の外側面に接
して内側への回動を規制され、外側爪部がキャリアの爪
部25dに係合しており、結束スライダ44がカバース
ライダ43に対して一定距離前進するとスイングアーム
47の内側爪部がカバースライダ43の外側面の逃げ穴
43aに陥入して結束スライダ44とキャリア25との
係合が解除される。
イドスライダ42と同一平面上に結束具31と相似形状
の結束具テーブル部43bが形成され、その後部に左右
一対の結束アーム48の基部が枢着されている。結束ア
ーム48は結束スライダ44へリンク49によって連結
されており、結束スライダ44がカバースライダ43に
対して相対的に前進すると左右の結束アーム48の先端
部は閉鎖方向へ回動する。結束アーム48の先端部には
垂直方向のピン50が突設され、ピン50は図2に示し
た結束具31の両側の穴34に係合する。
具カッタ51が上下回動自在に軸着されている。結束具
カッタ51の前部上面は前方へ向かって下降する傾斜面
51aとなっており、左右前端部には下向きのカッタ刃
51bが形成されている。
具カッタ51の下方でカッタ刃51bに対峙する位置に
あり、結束具切断時にはカッタ刃51bの切断応力を受
ける受け台となる。
前述した袋結束機11への袋挿入操作によってモータ1
6が起動すると、結束具ガイドスライダ42、カバース
ライダ43、及び結束スライダ44は、図3に示す初期
位置からキャリア25の爪部25b,25c,25dに
よって前方へ押され、一体的に前進する。
34には結束アーム48のピン50が係合しており、ベ
ルト状の結束具は結束具ガイドスライダ42とともに前
進し、カバースライダ43の結束具テーブル部43b上
の先頭の結束具が案内溝内の袋の収束部に嵌着される。
これと同時に、結束具カッタ51の上方(図3において
紙面の手前側)に架設されている固定バー52へ結束具
カッタ51の上部傾斜面51aが当接して結束具カッタ
51の前部が下方へ回動し、カッタ刃51bと結束具ガ
イドスライダ42の上面前端部位とによって先頭の結束
具31aと次列の結束具31bとの連結部分を押し切
る。
グアーム45がスライドガイド41の逃げ穴41aに陥
入して結束具ガイドスライダ42とキャリア25との係
合が解除され、一定の前進ストロークで結束具ガイドス
ライダ42は停止する。
ライダ44がキャリア25に押されてさらに前進し、カ
バースライダ43のスイングアーム46が結束具ガイド
スライダ42の逃げ穴42aに陥入してカバースライダ
43とキャリア25との係合が解除され、カバースライ
ダ43が停止する。ここでは、結束具ガイドスライダ4
2が停止後にカバースライダ43が前進した結果、カバ
ースライダ43の結束具テーブル部43bと結束具ガイ
ドスライダ42の前端部との間に空隙が生じ、袋の収束
部に嵌着された結束具31aの後部は結束具ガイドスラ
イダ42によって支持されない状態となる。
25によってさらに前進駆動され、図4に示すように、
リンク49を介して結束アーム48を閉鎖方向へ回動す
る。結束具31の穴34には結束アーム48の先端のピ
ン50が係合しているので、結束具31の両脚部が閉鎖
方向へ捩じられ、両脚部32が重ね合わされて結束具3
1は漏斗状に弾性変形する。前述したように、結束具3
1の後部は無支持状態となっているので、結束具31は
変形を妨げられることがなく、漏斗状に撓められた結束
具31の後部は下方に突出する。
44のスイングアーム47がカバースライダ43の逃げ
穴43aに陥入してキャリア25と結束スライダ44と
の係合が解除され、結束具31の両脚部を重ね合わせた
状態で結束スライダ44が停止する。結束スライダ44
が停止すると同時に、図1に示したカム18の回転によ
ってかしめ装置15が起動し、結束具31の両脚部32
を上下からかしめる。
に向けてかしめピン61を設けたかしめプレート62
と、ダボ成形穴63,64を設けた上下2枚の押さえプ
レート65,66と、ロックプレート67と、上方に向
けてプレスピン68を設けたプレスプレート69と、シ
フタ70とからなり、4層のプレート62,65,6
6,69とシフタ70の側面にはそれぞれカム溝が設け
られている。
後端部をピン71によって同軸に連結され、ピン71に
シフタ70の長穴70aが係合している。各プレート6
2,65,66,69のカム溝にはシフタ70に架設し
た前後2本の駆動ピン72,73が挿通され、シフタ7
0の前後動作により各プレート62,65,66,69
はそれぞれのカム溝形状に応じて上下に回動する。
部を重ね合わせた状態の結束具が2枚の押さえプレート
65,66の間に挿入され、シフタ70が前方へ駆動さ
れると、図5(b)に示すように、下側押さえプレート
66が上昇して上下の押さえプレート65,66により
結束具の両脚部を挟圧固定する。続いて、図5(c)に
示すように、プレスプレート69が上昇してプレスピン
68により両脚部にダボをプレス成形する。
プレート67が前方へ押されて上側押さえプレート65
のロックを解除し、図6(e)に示すように、上下の押
さえプレート65,66による挟圧を解除して上側押さ
えプレート65が上昇する。そして、図6(f)に示す
ように、かしめプレート62のかしめピン61がプレス
ピン68により成形されたダボを上側押さえプレート6
5の穴63を通じて押しつぶしてかしめる。
れたダボDの形状を示し、同図(b)はかしめピン61
によりダボDにかしめ加工Cを行った最終形状を示す。
また、図8は袋Bに結束具31が締着された状態を示
す。
に示す初期状態に復帰し、結束装置14のキャリア25
が後退して結束具ガイドスライダ42、カバースライダ
43、結束スライダ44を図3に示す初期位置に戻し、
キャリア25の後端部がストップスイッチ27を押して
1サイクルの動作を終了する。
にて左右から挟圧して結束具の両脚部を重ね合わせて両
脚部をかしめるので、図8に示すように、結束具31を
袋B内の収容物に近接して装着することができ、袋Bを
緊張状態で結束することができる。
31の両脚部32を引き剥がせば、かしめられたダボD
が変形して両脚部が離れ、結束具を取り外して開封する
ことができる。また、袋から取り外した結束具を再度袋
結束に使用する場合は、結束具31の両脚部32を交差
させてフック部35を掛け合わせればよい。また、一旦
開封した後は結束具31のダボDのかしめ部Cが変形
し、ダボを利用して開封前の状態に再結束することがで
きない。したがって、袋の開封履歴の有無を容易に視認
でき、商品流通段階における安全管理や衛生管理にも有
効である。
ではなく、本発明の技術的範囲内において種々の改変が
でき、本発明がそれらの改変されたものに及ぶことは当
然である。
は結束具の両脚部を外側から押圧して袋の収束部位に装
着するので、結束具の両脚部を捩じって装着する従来の
袋結束機とは異なり、結束具を袋内の収容物に近接して
装着して袋を緊張状態で結束することができる。よっ
て、袋内における収容物相互の摩擦による損傷を防止で
き、商品を収納した袋の取扱いも容易になり、青果物等
の傷みやすい商品の袋包装に好適である。
図。
解説図である。
るかしめ工程の解説図である。
め工程の解説図である。
状を示す断面図であり、(b)は(a)のダボをかしめ
た最終形状を示す断面図である。
面図。
面図。
Claims (1)
- 【請求項1】 合成樹脂製門形平板の両脚部の先端部に
外側へ反転するフック部を形成した結束具を使用する袋
結束機において、 結束具をその両脚部を先頭にして給送する結束具給送機
構と、前記結束具の両脚部を外側から押圧して交差させ
るための一対の結束アームと、スライダとリンク等の動
力伝達機構による結束アーム開閉機構を設けるととも
に、結束アームにより交差状態にした結束具の両脚部を
かしめあるいは加熱溶着等の手段にて接着する接着装置
を設け、前記結束具給送機構により袋の収束部位へ結束
具の両脚部を外嵌し、前記結束アームにて前記結束具の
両脚部を交差状態に保持し、前記接着装置にて前記両脚
部を接着することを特徴とする袋結束機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26754296A JP3147006B2 (ja) | 1996-10-08 | 1996-10-08 | 袋結束機及び袋を結縛する結束方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26754296A JP3147006B2 (ja) | 1996-10-08 | 1996-10-08 | 袋結束機及び袋を結縛する結束方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10114308A true JPH10114308A (ja) | 1998-05-06 |
JP3147006B2 JP3147006B2 (ja) | 2001-03-19 |
Family
ID=17446274
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26754296A Expired - Lifetime JP3147006B2 (ja) | 1996-10-08 | 1996-10-08 | 袋結束機及び袋を結縛する結束方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3147006B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1099635A2 (en) | 1999-11-09 | 2001-05-16 | Max Co., Ltd. | Bag binding machine |
US6591460B1 (en) | 1999-07-13 | 2003-07-15 | Max Co., Ltd. | Binding clip |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101800216B1 (ko) | 2017-09-05 | 2017-12-20 | 주식회사 스탠더드시험연구소 | 플랜트 시설 내에서 정전기에 의한 수소화재 시험장치 |
-
1996
- 1996-10-08 JP JP26754296A patent/JP3147006B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6591460B1 (en) | 1999-07-13 | 2003-07-15 | Max Co., Ltd. | Binding clip |
EP1099635A2 (en) | 1999-11-09 | 2001-05-16 | Max Co., Ltd. | Bag binding machine |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3147006B2 (ja) | 2001-03-19 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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