JPH10112877A - 携帯電話装置 - Google Patents

携帯電話装置

Info

Publication number
JPH10112877A
JPH10112877A JP8281659A JP28165996A JPH10112877A JP H10112877 A JPH10112877 A JP H10112877A JP 8281659 A JP8281659 A JP 8281659A JP 28165996 A JP28165996 A JP 28165996A JP H10112877 A JPH10112877 A JP H10112877A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base station
user
electric field
speech
call
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8281659A
Other languages
English (en)
Inventor
Masashi Etsuno
正史 越野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Mobile Communications Ltd
Original Assignee
NEC Mobile Communications Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Mobile Communications Ltd filed Critical NEC Mobile Communications Ltd
Priority to JP8281659A priority Critical patent/JPH10112877A/ja
Publication of JPH10112877A publication Critical patent/JPH10112877A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 所謂ハンドオーバ処理と、通信可能なハンド
オーバ先の基地局が存在しない場合に、元の基地局へ接
続を復帰する所謂切り戻り処理が行われる従来の携帯電
話装置では、使用者が切り戻り処理が行われたことを知
ることができないため、そのまま移動して通話中に圏外
へ出て通話が突然遮断されるケースが多い。この問題を
解決する。 【解決手段】 切り戻り処理を行った場合、制御部23
でスピーカ27あるいはLED25を動作させ、アラー
ムを鳴動しあるいはLED25を点灯させて知らせる構
成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は携帯電話装置、特に
PHPS(Personal Handyphone System)方式における携
帯電話装置の通話断防止に関する。
【0002】
【従来の技術】PHPS方式は良く知られているよう
に、基地局のサービスエリアが半径約100mと小さい
ため、移動電話として使用する場合、多数の基地局が必
要になる。すなわち移動により接続中の基地局との受信
電界レベルが低下した場合、受信電界レベルの高い他の
基地局へハンドオーバしながら通話を継続させる必要が
あるが、上述のように基地局のサービスエリアは小さい
ため、移動方向に所定間隔で基地局が設置されている必
要がある。近年大都市においては基地局も必要数設置さ
れつつあるが、地方では基地局の設置が十分でない所も
多く、従ってハンドオーバを試みてもハンドオーバ先の
基地局が存在しない場合、所謂「圏外」となり通話中で
あればその通話が突然遮断されることになる。従って例
えば特開平6−86353号,特開平5−259980
号,特開平4−150627号等では、このような場合
の回線切れ(圏外)を使用者に通知する、あるいは事前
に通知する先行技術が存在する。
【0003】また、この種の携帯電話装置には、通話中
に受信電界レベルが一定以下に下がった場合、ハンドオ
ーバ処理が開始されるが、ハンドオーバ先の基地局が見
つからない場合には通話断を避けるために、元の基地局
へ接続を復帰する、所謂「切り戻り処理」が行われる装
置がある。すなわち受信電界レベルが低下した場合、通
信不可能になる前の段階でハンドオーバを試み、ハンド
オーバが不成功に終わった場合、元の基地局に接続を復
帰して、通話が行えなくなるまでこの接続状態を維持す
るようにし、出来るだけ通話を中断させないように動作
する。従ってこのような切り戻り処理が行われる装置で
は、通常受信電界レベルが弱くなった場合の使用者への
事前通知は行われない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の切
り戻り処理を行う携帯電話装置では、移動しながらの通
話において、移動先に基地局が存在しないため切り戻り
処理が行われた場合、使用者には切り戻り処理が行われ
たことが判らないため、そのまま移動し続けて結局圏外
へ出てしまい通話が中断してしまう場合が多い。
【0005】本発明はかかる問題点を解決するためにな
されたものであり、切り戻り処理を行う装置においてこ
の切り戻り処理と関連する通話断を事前に使用者に知ら
せることができる携帯電話装置を提供することを目的と
している。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係わる携帯電話
装置は、接続中の基地局からの受信電界レベルが低下し
た場合に受信電界レベルの強い他の基地局へ接続を切り
換える所謂ハンドオーバ処理が行われ、通信可能なハン
ドオーバ先の基地局が存在しない場合に、元の基地局へ
接続を復帰する所謂切り戻り処理が行われる携帯電話装
置において、前記切り戻り処理を行った場合に使用者に
切り戻り処理を行った旨を通知する手段を備えたことを
特徴とする。従って使用者は切り戻り処理が行われたこ
とを知り、移動中の通話であればそのまま移動を続ける
と通話断が生じることを予測でき、移動を停止する、移
動方向を変更する等の適切な処置が取れるようになる。
【0007】また、前記ハンドオーバ先の基地局の通話
チャネルに空きが無いためハンドオーバ先の基地局が存
在しない場合には、前記切り戻り処理を行った場合でも
その通知は行わないことを特徴とする。すなわち受信電
界レベルの強いハンドオーバ先の基地局は存在するが、
ハンドオーバ時に偶然この基地局の通話チャネルに空き
が無い場合にも切り戻り処理が行われるが、このような
場合にはその後に当該基地局へハンドオーバされること
になるため、切り戻り処理を行った旨を通知する必要は
ないので、この場合には通知を行わない構成とすること
もできる。
【0008】さらに、前記切り戻り処理を行った旨の通
知は、アラーム音を鳴動させて聴覚表示で、または(お
よび)筐体外部に設けられた発光手段を点灯させて視覚
表示で行うことを特徴とする。切り戻り処理を行った旨
の通知が必要なのは特に通話中であるので、通話中でも
使用者が直ぐに気が付くように、アラーム音を鳴動さ
せ、または(および)筐体外部の通話中でも使用者に見
え易い位置に設けらたLED等の発光手段を点灯させる
こととしたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
用いて説明する。図1は本発明を実施するための携帯電
話装置の装置構成の一実施形態を示すブロック図であ
り、図において、1は基地局、2は移動局である携帯電
話装置を示す。また携帯電話装置2は、アンテナ20を
使って基地局1と制御チャネルや通話チャネルを用いて
制御信号や通話信号を送受信する無線部21と、音声信
号を符号化すると共に符号化された音声データを音声信
号に複合化する音声処理部26と、電話番号をダイヤル
入力したり選択するモード設定を入力するためのキー入
力部22と、制御信号の受信状態や入力された電話番
号,モード設定等を表示する表示部24と、受話口に設
けられ受話音や着信時の呼び出し音を放音する他に後述
する切り戻り処理を行った場合にそれを知らせるアーム
音を鳴動させるスピーカ27と、送話口に設けられ会話
音声を電気信号に変換するマイクロホン28と、着信が
あったとき及び切り戻り処理が行われた時に点灯して使
用者にこれを知らせる発光手段であるLED25と、装
置全体を制御する制御部23とから構成されている。な
お、本発明を実施する携帯電話装置2は、制御部23で
行う制御動作が従来の携帯電話装置と異なるが、装置構
成としては従来の装置と特に異なる部分はない。
【0010】次に動作について図2のフローチャートを
用いて説明する。この携帯電話装置2は制御部23で通
話中の受信電界レベルを監視しており、例えば移動しな
がらの通話において受信電界レベルが一定レベル以下に
下がった場合、ハンドオーバ処理を開始する(ステップ
S201〜S203)。このハンドオーバ処理は各基地
局1との制御チャネルの交信によって行われるが、ステ
ップS203で新しい基地局が見つかった場合には新し
い基地局と無線回線を接続し通話を続行するが、ハンド
オーバ先の基地局が見つからない場合には通話断を避け
るために、ステップS204へ移り、元の基地局への接
続を復帰する、所謂「切り戻り処理」が行われる。
【0011】すなわち受信電界レベルが低下した場合、
通信不可能になる前の段階でハンドオーバを試み、ハン
ドオーバが不成功に終わった(失敗した)場合、元の基
地局に接続を復帰して、通話が行えなくなるまでこの接
続状態を維持するようにし、出来るだけ通話を中断させ
ないようにする切り戻り処理が行われる。なおこのハン
ドオーバ処理も切り戻り処理も制御部23で行われる
が、これらは公知の技術であるので、その詳細な説明は
省略する。
【0012】上述のように切り戻り処理を行う携帯電話
装置では、ハンドオーバ先の基地局が存在しない場合に
切り戻り処理が行われるが、従来の携帯電話装置では切
り戻り処理が行わても使用者には判らないため、使用者
はそのまま移動しながら通話を継続し、結局圏外へ出て
しまい通話が中断してしまう場合が多い。従って本実施
形態の携帯電話装置では、ステップS204で切り戻り
処理を行った場合、次のステップS205で制御部23
がスピーカ27を動作させてアラーム音を鳴動させ、ま
たは(および)LED25を点灯させ、使用者に切り戻
り処理を行った旨を通知することとした。従って使用者
は、アラーム音の鳴動やLED25の点灯によって切り
戻り処理が行われたことを知り、移動先にはハンドオー
バ可能な基地局がないことを知ることができ、立ち止ま
って通話を継続させる等、通話が途切れてしまう前に通
話継続手段が取れるようになる。
【0013】なお切り戻り処理は、ハンドオーバ可能な
基地局そのものが存在しない場合の他に、基地局は存在
してもこの基地局に現在通話チャネルの空きがない場合
にも行われる。このような場合には切り戻り処理が行わ
れてもその後再びハンドオーバが試みられ、新しい基地
局へのハンドオーバが成功することになり、結局使用者
は移動しながら通話を継続できるようになる場合が多
い。従って通話チャネルに空きが無い場合に行われた切
り戻り処理に対しては、アラーム音の鳴動やLEDの点
灯は行わないように構成しても良い。なお基地局そのも
のが存在しないのか、通話チャネルに空きが無いのかの
判断は、制御信号の交信により基地局からの応答信号を
一定の受信電界レベルで受信したか否かにより、制御部
23が容易に判断できることは言うまでもない。
【0014】なお上記実施形態では、PHPS方式の携
帯電話装置について説明しているが、ハンドオーバ処理
および切り戻り処理が行われる他の方式(例えばセルラ
ー方式等)の携帯電話装置でも同様に実施できることは
言うまでもない。また受信電界レベルが低下した場合に
ついてのみ説明しているが、他の電波の干渉等による通
信品質の劣化がこれに含まれることは言うまでもない。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明の携帯電話装
置は、所謂切り戻り処理を行った場合にアラームを鳴動
し、あるいはLEDを点灯してその旨を使用者に知らせ
る構成としたので、使用者はこれによりサービスエリア
外へ移動しつつあり、やがて通話断になることを認識で
き、立ち止まって通話を継続する、移動方向を変更して
通話を継続する等、事前に対処できるようになる等の効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施する装置構成の一実施形態を示す
ブロック図である。
【図2】本発明の動作の一実施形態を説明するためのフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1 基地局 2 携帯電話装置 20 アンテナ 21 無線部 22 キー入力部 23 制御部 24 表示部 25 LED 26 音声処理部 27 スピーカ 28 マイクロホン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接続中の基地局からの受信電界レベルが
    低下した場合に受信電界レベルの強い他の基地局へ接続
    を切り換える所謂ハンドオーバ処理が行われ、通信可能
    なハンドオーバ先の基地局が存在しない場合に、元の基
    地局へ接続を復帰する所謂切り戻り処理が行われる携帯
    電話装置において、 前記切り戻り処理を行った場合に使用者に切り戻り処理
    を行った旨を通知する手段を備えたことを特徴とする携
    帯電話装置。
  2. 【請求項2】 前記ハンドオーバ先の基地局の通話チャ
    ネルに空きが無いためハンドオーバ先の基地局が存在し
    ない場合には、前記切り戻り処理を行った場合でもその
    通知は行わないことを特徴とする請求項第1項記載の携
    帯電話装置。
  3. 【請求項3】 前記切り戻り処理を行った旨の通知は、
    アラーム音を鳴動させて聴覚表示で、または(および)
    筐体外部に設けられた発光手段を点灯させて視覚表示で
    行うことを特徴とする請求項第1項記載の携帯電話装
    置。
JP8281659A 1996-10-04 1996-10-04 携帯電話装置 Pending JPH10112877A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8281659A JPH10112877A (ja) 1996-10-04 1996-10-04 携帯電話装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8281659A JPH10112877A (ja) 1996-10-04 1996-10-04 携帯電話装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10112877A true JPH10112877A (ja) 1998-04-28

Family

ID=17642196

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8281659A Pending JPH10112877A (ja) 1996-10-04 1996-10-04 携帯電話装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10112877A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008199608A (ja) * 2000-12-05 2008-08-28 Qualcomm Inc 無線通信システムにおける呼復旧のための方法および装置
US7567781B2 (en) 2001-01-05 2009-07-28 Qualcomm, Incorporated Method and apparatus for power level adjustment in a wireless communication system
JP2019097106A (ja) * 2017-11-27 2019-06-20 キヤノン株式会社 通信装置、通信装置の制御方法、プログラム

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008199608A (ja) * 2000-12-05 2008-08-28 Qualcomm Inc 無線通信システムにおける呼復旧のための方法および装置
US7945266B2 (en) 2000-12-05 2011-05-17 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for call recovery in a wireless communication system
US7567781B2 (en) 2001-01-05 2009-07-28 Qualcomm, Incorporated Method and apparatus for power level adjustment in a wireless communication system
JP2019097106A (ja) * 2017-11-27 2019-06-20 キヤノン株式会社 通信装置、通信装置の制御方法、プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100384428B1 (ko) 통신단말장치및그제어방법
WO2006095652A1 (ja) 移動通信端末及びハンドオーバ動作の通知方法
JPH1169434A (ja) 移動体通信装置
US20070147316A1 (en) Method and apparatus for communicating with a multi-mode wireless device
JPH10112877A (ja) 携帯電話装置
JP2006217095A (ja) 移動通信システム、携帯通信端末、情報サーバ及びそれらに用いる感度悪化通知方法並びにそのプログラム
JP5143414B2 (ja) 無線通信端末
JP2976946B2 (ja) 携帯電話使用防止装置
JPH11215561A (ja) 無線移動通信端末の着信音鳴動制御方法、無線移動通信端末及び無線移動通信システム
JP2001267954A (ja) 携帯用移動端末装置、携帯用移動端末装置の制御システム及び携帯用移動端末装置の制御方法
JPH1117782A (ja) バイブレータ付コードレス電話機
JP3778658B2 (ja) 無線通信装置及びこれに用いられるハンドオーバー処理方法
JP5227225B2 (ja) 無線通信システムおよび無線通信端末
JP2788900B2 (ja) 無線電話機における移動中着信通知方式
JP2010206278A (ja) 防災無線システム
JPH11150760A (ja) 簡易型携帯電話陸上移動局
JP2000196715A (ja) 携帯電話端末装置および方法
JPH10294702A (ja) 列車内放送システム
JPH1118132A (ja) ハンドオーバー通知機能付移動機
KR20000019476U (ko) 휴대폰 수화 방법
JP2004072313A (ja) 移動携帯端末およびその着信報知手段切替方式
JP2772734B2 (ja) コードレス電話装置
JPH07212837A (ja) ページャー機能付き携帯無線電話装置
JP2004134903A (ja) 移動通信端末及びその着信制御方法並びにプログラム
JPH11259786A (ja) 緊急通報装置