JPH10112176A - 記録再生装置 - Google Patents
記録再生装置Info
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- JPH10112176A JPH10112176A JP26394596A JP26394596A JPH10112176A JP H10112176 A JPH10112176 A JP H10112176A JP 26394596 A JP26394596 A JP 26394596A JP 26394596 A JP26394596 A JP 26394596A JP H10112176 A JPH10112176 A JP H10112176A
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- hard disk
- disk drive
- damper
- recording
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 キャディや電源交換時の衝撃振動加速度を緩
衝,減衰させる。 【解決手段】 ハードディスクアレイ装置の装置本体内
に、ハードディスクドライブ10を収納のキャディ20
を出し入れ自在にしてある。キャディ20内には一対の
ダンパ30,30によりハードディスクドライブ10を
懸架してある。この各ダンパ30を、断面コ字状の金属
板31と、この金属板31に固着された防振ゴム32
と、この防振ゴム32の前後一対の振動減衰部32a,
32aに固着された一対の取付板33,33で構成して
ある。各ダンパ30の防振ゴム32には上下及び左右方
向の各振動減衰部32b〜32eがそれぞれ一体突出形
成され、キャディ20の内壁にそれぞれ当接している。
この状態で、各ダンパ30の金属板31はハードディス
クドライブ10に各ビス34で締結固定され、その一対
の取付板33,33はキャディ20に各ビス25Bで締
結固定されている。
衝,減衰させる。 【解決手段】 ハードディスクアレイ装置の装置本体内
に、ハードディスクドライブ10を収納のキャディ20
を出し入れ自在にしてある。キャディ20内には一対の
ダンパ30,30によりハードディスクドライブ10を
懸架してある。この各ダンパ30を、断面コ字状の金属
板31と、この金属板31に固着された防振ゴム32
と、この防振ゴム32の前後一対の振動減衰部32a,
32aに固着された一対の取付板33,33で構成して
ある。各ダンパ30の防振ゴム32には上下及び左右方
向の各振動減衰部32b〜32eがそれぞれ一体突出形
成され、キャディ20の内壁にそれぞれ当接している。
この状態で、各ダンパ30の金属板31はハードディス
クドライブ10に各ビス34で締結固定され、その一対
の取付板33,33はキャディ20に各ビス25Bで締
結固定されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、装置本体の動作
中にも電流供給を停止させることなく電源交換等が可能
な、いわゆるハードディスクアレイ装置(複数のハード
ディスクドライブを備えたデータ記録再生装置)等の記
録再生装置に関し、特に、複数台のハードディスクドラ
イブを並列運転して記録再生時の転送レートを高速化し
た映像音声データ等の記録再生装置に係わるものであ
る。
中にも電流供給を停止させることなく電源交換等が可能
な、いわゆるハードディスクアレイ装置(複数のハード
ディスクドライブを備えたデータ記録再生装置)等の記
録再生装置に関し、特に、複数台のハードディスクドラ
イブを並列運転して記録再生時の転送レートを高速化し
た映像音声データ等の記録再生装置に係わるものであ
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、8台のデータ用のハードディス
クドライブを備えたハードディスクアレイ装置が知られ
ている。このハードディスクアレイ装置のブロック図を
図15によって、また、全体概略構成図を図16によっ
て、具体的に説明する。即ち、図15に示すように、ハ
ードディスクアレイ装置(記録再生装置)1′は、第1
〜第8までの8台のデータ用のハードディスクドライブ
(記録再生手段)10,10,…を使用して、映像・音
声等の入力データを上記各ハードディスクドライブ1
0,10,…の図示しないハードディスクに振り分けて
記録し、それらのデータから演算されるパリティだけを
記録するパリティ用のハードディスクドライブ10′と
組み合わせることにより冗長性を確保するものであり、
上記8台のデータ用のハードディスクドライブ10,1
0,…に対して1台のパリティ用のハードディスクドラ
イブ10′を割り当てる構造を採用する装置全体の概略
構成を図16に示す。
クドライブを備えたハードディスクアレイ装置が知られ
ている。このハードディスクアレイ装置のブロック図を
図15によって、また、全体概略構成図を図16によっ
て、具体的に説明する。即ち、図15に示すように、ハ
ードディスクアレイ装置(記録再生装置)1′は、第1
〜第8までの8台のデータ用のハードディスクドライブ
(記録再生手段)10,10,…を使用して、映像・音
声等の入力データを上記各ハードディスクドライブ1
0,10,…の図示しないハードディスクに振り分けて
記録し、それらのデータから演算されるパリティだけを
記録するパリティ用のハードディスクドライブ10′と
組み合わせることにより冗長性を確保するものであり、
上記8台のデータ用のハードディスクドライブ10,1
0,…に対して1台のパリティ用のハードディスクドラ
イブ10′を割り当てる構造を採用する装置全体の概略
構成を図16に示す。
【0003】図16に示すように、ハードディスクアレ
イ装置1′は、筐型の装置本体2を有している。この装
置本体2のフロントパネル2aには、キャディ挿入用の
開口部2Aを設けてある。このキャディ挿入用の開口部
2Aよりハードディスクドライブ10を収納したキャデ
ィ20をそれぞれ挿入、取り出し自在にしてあり、この
キャディ20の挿入時に該キャディ20の図示しないコ
ネクタと装置本体2内の図示しないコネクタが接続され
るようになっている。また、装置本体2のリアパネル2
bには、図示しない一対の電源挿入用の開口部を設けて
あり、この各電源挿入用の開口部よりバックアップ電源
としての電源ユニット3を挿入、取り出し自在にしてあ
り、電源ユニット3の挿入時に該電源ユニット3の図示
しないコネクタと装置本体2内の図示しないコネクタが
接続され、いずれか一方の電源ユニット3から装置本体
2側に電流が供給されるようになっている。
イ装置1′は、筐型の装置本体2を有している。この装
置本体2のフロントパネル2aには、キャディ挿入用の
開口部2Aを設けてある。このキャディ挿入用の開口部
2Aよりハードディスクドライブ10を収納したキャデ
ィ20をそれぞれ挿入、取り出し自在にしてあり、この
キャディ20の挿入時に該キャディ20の図示しないコ
ネクタと装置本体2内の図示しないコネクタが接続され
るようになっている。また、装置本体2のリアパネル2
bには、図示しない一対の電源挿入用の開口部を設けて
あり、この各電源挿入用の開口部よりバックアップ電源
としての電源ユニット3を挿入、取り出し自在にしてあ
り、電源ユニット3の挿入時に該電源ユニット3の図示
しないコネクタと装置本体2内の図示しないコネクタが
接続され、いずれか一方の電源ユニット3から装置本体
2側に電流が供給されるようになっている。
【0004】さらに、装置本体2内のシャーシ2c上に
は、スカジー(SCSI)の入出力を行うコネクタ5
A,5Bと、スカジーインターフェース回路基板6と、
ディスクアレイコントローラ(CPU)やバッファメモ
リ用の回路基板7及び各ハードディスクドライブ10の
メモリやスカジー・プロトコル・コントローラ用の回路
基板8をそれぞれ配置してある。また、各電源ユニット
3の背面には、AC(交流)コードのプラグが挿脱され
るインレット(いずれも図示省略)をネジ止めしてある
と共に、冷却ファン4をネジ止めしてある。この各電源
ユニット3は、片方の電源ユニット3が故障した時に残
りの電源ユニット3の1台で全消費電力をまかなえるよ
うな容量がある。さらに、装置本体2のリヤパネル2b
の中央及び左端側には一対の回路用の冷却ファン9,9
をネジ止めしてある。
は、スカジー(SCSI)の入出力を行うコネクタ5
A,5Bと、スカジーインターフェース回路基板6と、
ディスクアレイコントローラ(CPU)やバッファメモ
リ用の回路基板7及び各ハードディスクドライブ10の
メモリやスカジー・プロトコル・コントローラ用の回路
基板8をそれぞれ配置してある。また、各電源ユニット
3の背面には、AC(交流)コードのプラグが挿脱され
るインレット(いずれも図示省略)をネジ止めしてある
と共に、冷却ファン4をネジ止めしてある。この各電源
ユニット3は、片方の電源ユニット3が故障した時に残
りの電源ユニット3の1台で全消費電力をまかなえるよ
うな容量がある。さらに、装置本体2のリヤパネル2b
の中央及び左端側には一対の回路用の冷却ファン9,9
をネジ止めしてある。
【0005】そして、ハードディスクドライブ10の図
示しないハードディスクにデータを記録する場合には、
スカジーインターフェース基板6を通して得た信号を回
路基板7にて分配し、回路基板8を通して上記ハードデ
ィスクに記録するようになっている。また、外部への再
生は上記の逆の手順となる。このようにデータをそれぞ
れのハードディスクに振り分けて記録し、それらのデー
タから演算されるパリティだけを記録するハードディス
クと組み合わせることにより冗長性を確保できるように
なっている。さらに、電源ユニット3はリタンダント対
応のため2台使用され、1台が故障してもバックアップ
用の他の1台により動作可能になっており、装置本体2
の機能を止めることなく装置の動作中に電源ユニット3
の交換ができるようになっている。
示しないハードディスクにデータを記録する場合には、
スカジーインターフェース基板6を通して得た信号を回
路基板7にて分配し、回路基板8を通して上記ハードデ
ィスクに記録するようになっている。また、外部への再
生は上記の逆の手順となる。このようにデータをそれぞ
れのハードディスクに振り分けて記録し、それらのデー
タから演算されるパリティだけを記録するハードディス
クと組み合わせることにより冗長性を確保できるように
なっている。さらに、電源ユニット3はリタンダント対
応のため2台使用され、1台が故障してもバックアップ
用の他の1台により動作可能になっており、装置本体2
の機能を止めることなく装置の動作中に電源ユニット3
の交換ができるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のハードディスクアレイ装置1′では、電源ユニット
3やハードディスクドライブ10の動作が異常となって
装置本体2の動作中にそれらの交換を行う場合に、キャ
ディ20や電源ユニット3が図16中矢印A方向やB方
向に押し込まれる時、装置本体2の内壁に当たったり、
電源ユニット3やハードディスクドライブ10の図示し
ないコネクタと装置本体2内の図示しないコネクタの接
続時に各コネクタ同士が当たること等で衝撃振動加速度
が発生し、キャディ20とハードディスクドライブ10
が図17,図18に示すようにキャディ20のホールド
面35にビス36等により強固に固定されているため、
上記衝撃振動加速度の減衰が無いままキャディ20を通
してハードディスクドライブ10に伝わり加速度(図1
6に符号Cで示す)を与えてしまう。
来のハードディスクアレイ装置1′では、電源ユニット
3やハードディスクドライブ10の動作が異常となって
装置本体2の動作中にそれらの交換を行う場合に、キャ
ディ20や電源ユニット3が図16中矢印A方向やB方
向に押し込まれる時、装置本体2の内壁に当たったり、
電源ユニット3やハードディスクドライブ10の図示し
ないコネクタと装置本体2内の図示しないコネクタの接
続時に各コネクタ同士が当たること等で衝撃振動加速度
が発生し、キャディ20とハードディスクドライブ10
が図17,図18に示すようにキャディ20のホールド
面35にビス36等により強固に固定されているため、
上記衝撃振動加速度の減衰が無いままキャディ20を通
してハードディスクドライブ10に伝わり加速度(図1
6に符号Cで示す)を与えてしまう。
【0007】また、ハードディスクドライブ10自体も
ヘッドのアクセス等で加速度(図16に符号Dで示す)
を発生させ、この加速度がキャディ20や装置本体2の
シャーシ2cを伝わり、隣接のハードディスクドライブ
10に加速度を与える場合がある。この時、ハードディ
スクドライブ10の許容加速度値は、例えば動作時のノ
ーマル動作で2G、アブノーマル動作で10Gと小さ
く、キャディ20や電源ユニット3の交換による衝撃加
速度がノーマル許容値を越えると、データの記録再生が
エラーとなり、アブノーマル許容値を越えるとハードデ
ィスクドライブ10自体が壊れ、ハードディスクアレイ
装置1′に重大な欠陥を生じさせる虞れがあった。
ヘッドのアクセス等で加速度(図16に符号Dで示す)
を発生させ、この加速度がキャディ20や装置本体2の
シャーシ2cを伝わり、隣接のハードディスクドライブ
10に加速度を与える場合がある。この時、ハードディ
スクドライブ10の許容加速度値は、例えば動作時のノ
ーマル動作で2G、アブノーマル動作で10Gと小さ
く、キャディ20や電源ユニット3の交換による衝撃加
速度がノーマル許容値を越えると、データの記録再生が
エラーとなり、アブノーマル許容値を越えるとハードデ
ィスクドライブ10自体が壊れ、ハードディスクアレイ
装置1′に重大な欠陥を生じさせる虞れがあった。
【0008】また、キャディ20の振動が自身のハード
ディスクドライブ10や隣接のハードディスクドライブ
10に伝達し加振する場合では、ハードディスクドライ
ブ10のヘッドの動き制御系が振動により狂ってオフト
ラックを生じる場合があり、これがシークエラーや、記
録/再生エラー等の原因となり、ハードディスクアレイ
装置1′に重大な欠陥を生じさせる虞れがあった。
ディスクドライブ10や隣接のハードディスクドライブ
10に伝達し加振する場合では、ハードディスクドライ
ブ10のヘッドの動き制御系が振動により狂ってオフト
ラックを生じる場合があり、これがシークエラーや、記
録/再生エラー等の原因となり、ハードディスクアレイ
装置1′に重大な欠陥を生じさせる虞れがあった。
【0009】尚、上記の対策として、図19及び図20
に示すように、ハードディスクドライブ10の上下,前
後面とキャディ20との間に上下一対の防振ゴム37,
37を配置させて防振する構造も考えられるが、このハ
ードディスクドライブ10の略全周をホールドするタイ
プの防振ゴム37の構造では、ハードディスクドライブ
の仕様により、図19のE,E′に示すようにその全長
が違う場合には充分に対処することができなかった。ま
た、図17,図18に示すように、ハードディスクドラ
イブ10の外筐の止めビス36がキャディ20のホール
ド面35にかかる場合には、該ホールド面35と防振ゴ
ム37との間に隙間が生じてしまい防振効果を充分に発
揮させることが難しかった。
に示すように、ハードディスクドライブ10の上下,前
後面とキャディ20との間に上下一対の防振ゴム37,
37を配置させて防振する構造も考えられるが、このハ
ードディスクドライブ10の略全周をホールドするタイ
プの防振ゴム37の構造では、ハードディスクドライブ
の仕様により、図19のE,E′に示すようにその全長
が違う場合には充分に対処することができなかった。ま
た、図17,図18に示すように、ハードディスクドラ
イブ10の外筐の止めビス36がキャディ20のホール
ド面35にかかる場合には、該ホールド面35と防振ゴ
ム37との間に隙間が生じてしまい防振効果を充分に発
揮させることが難しかった。
【0010】そこで、この発明は、キャディ等の交換作
業時の衝撃振動加速度を緩衝させ、装置本体の動作の信
頼性をより一段と向上させることができる記録再生装置
を提供するものである。
業時の衝撃振動加速度を緩衝させ、装置本体の動作の信
頼性をより一段と向上させることができる記録再生装置
を提供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】筐型の装置本体にキャデ
ィ挿入用の開口部を設け、このキャディ挿入用の開口部
より記録再生手段を収納した筐型のキャディを出し入れ
して、該キャディのコネクタと上記装置本体内のコネク
タとを接続,離反自在にした記録再生装置において、上
記筐型のキャディ内にダンパを介して上記記録再生手段
を懸架し、上記ダンパの振動減衰部を上記キャディに当
接させるように構成してある。
ィ挿入用の開口部を設け、このキャディ挿入用の開口部
より記録再生手段を収納した筐型のキャディを出し入れ
して、該キャディのコネクタと上記装置本体内のコネク
タとを接続,離反自在にした記録再生装置において、上
記筐型のキャディ内にダンパを介して上記記録再生手段
を懸架し、上記ダンパの振動減衰部を上記キャディに当
接させるように構成してある。
【0012】装置本体の動作中にキャディ等を交換する
時に、記録再生手段に衝撃振動加速度が伝わろうとする
が、記録再生手段はキャディ内にダンパを介して懸架さ
れているので、記録再生手段への上記衝撃振動加速度は
緩衝される。これにより、装置本体の動作中においてキ
ャディ等の交換を行っても、交換時の衝撃振動加速度に
よる記録再生手段の記録/再生エラー等の要因が無くな
り、装置本体の動作の信頼性がより一層高められる。
時に、記録再生手段に衝撃振動加速度が伝わろうとする
が、記録再生手段はキャディ内にダンパを介して懸架さ
れているので、記録再生手段への上記衝撃振動加速度は
緩衝される。これにより、装置本体の動作中においてキ
ャディ等の交換を行っても、交換時の衝撃振動加速度に
よる記録再生手段の記録/再生エラー等の要因が無くな
り、装置本体の動作の信頼性がより一層高められる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の具体的な実施形
態例について図面を参照して説明する。尚、図15に示
す装置のブロック図は援用する。
態例について図面を参照して説明する。尚、図15に示
す装置のブロック図は援用する。
【0014】〔第1の実施形態例〕図1は、この発明の
第1の実施形態例のハードディスクアレイ装置(記録再
生装置)1を示す。このハードディスクアレイ装置1
は、図15に示すように、例えば、第1〜第8までの8
台のデータ用のハードディスクドライブ(記録再生手
段)10,10,…を使用して、映像・音声等の入力デ
ータを上記各ハードディスクドライブ10,10,…の
図示しないハードディスクに振り分けて記録し、それら
のデータから演算されるパリティだけを記録するパリテ
ィ用のハードディスクドライブ10′と組み合わせるこ
とにより冗長性を確保するものであり、上記8台のデー
タ用のハードディスクドライブ10,10,…に対して
1台のパリティ用のハードディスクドライブ10′を割
り当てる構造を採用している。
第1の実施形態例のハードディスクアレイ装置(記録再
生装置)1を示す。このハードディスクアレイ装置1
は、図15に示すように、例えば、第1〜第8までの8
台のデータ用のハードディスクドライブ(記録再生手
段)10,10,…を使用して、映像・音声等の入力デ
ータを上記各ハードディスクドライブ10,10,…の
図示しないハードディスクに振り分けて記録し、それら
のデータから演算されるパリティだけを記録するパリテ
ィ用のハードディスクドライブ10′と組み合わせるこ
とにより冗長性を確保するものであり、上記8台のデー
タ用のハードディスクドライブ10,10,…に対して
1台のパリティ用のハードディスクドライブ10′を割
り当てる構造を採用している。
【0015】図1に示すように、ハードディスクアレイ
装置1は、筐型の装置本体2を有している。この装置本
体2のフロントパネル2aには、キャディ挿入用の開口
部2Aを設けてある。このキャディ挿入用の開口部2A
よりハードディスクドライブ10を収納したキャディ2
0をそれぞれ出し入れ自在にしてあり、このキャディ2
0の出し入れ時に該キャディ20の後述する接続コネク
タ29と装置本体2内の後述する接続コネクタ5とが接
続,離反自在になっている。さらに、装置本体2のリア
パネル2bには、図示しない一対の電源挿入用の開口部
を設けてあり、この各電源挿入用の開口部よりバックア
ップ電源としての電源ユニット(電源)3を出し入れ自
在にしてある。そして、電源ユニット3の挿入時に該電
源ユニット3の図示しないコネクタと装置本体2内の図
示しないコネクタが接続され、いずれか一方の電源ユニ
ット3から装置本体2側に電流が供給されるようになっ
ている。
装置1は、筐型の装置本体2を有している。この装置本
体2のフロントパネル2aには、キャディ挿入用の開口
部2Aを設けてある。このキャディ挿入用の開口部2A
よりハードディスクドライブ10を収納したキャディ2
0をそれぞれ出し入れ自在にしてあり、このキャディ2
0の出し入れ時に該キャディ20の後述する接続コネク
タ29と装置本体2内の後述する接続コネクタ5とが接
続,離反自在になっている。さらに、装置本体2のリア
パネル2bには、図示しない一対の電源挿入用の開口部
を設けてあり、この各電源挿入用の開口部よりバックア
ップ電源としての電源ユニット(電源)3を出し入れ自
在にしてある。そして、電源ユニット3の挿入時に該電
源ユニット3の図示しないコネクタと装置本体2内の図
示しないコネクタが接続され、いずれか一方の電源ユニ
ット3から装置本体2側に電流が供給されるようになっ
ている。
【0016】また、図1に示すように、装置本体2内の
シャーシ2c上には、スカジー(SCSI)の入出力を
行うコネクタ5A,5Bと、スカジーインターフェース
回路基板6と、ディスクアレイコントローラ(CPU)
やバッファメモリ用の回路基板7及び各ハードディスク
ドライブ10のメモリやスカジー・プロトコル・コント
ローラ用の回路基板8をそれぞれ配置してある。さら
に、各電源ユニット3の背面には、AC(交流)コード
のプラグが挿脱されるインレット(いずれも図示省略)
をネジ止めしてあると共に、冷却ファン4をネジ止めし
てある。この各電源ユニット3は、片方の電源ユニット
3が故障した時に残りの電源ユニット3の1台で全消費
電力をまかなえるような容量がある。さらにまた、装置
本体2のリヤパネル2bの中央及び左端側には回路用の
一対の冷却ファン9,9をネジ止めしてある。
シャーシ2c上には、スカジー(SCSI)の入出力を
行うコネクタ5A,5Bと、スカジーインターフェース
回路基板6と、ディスクアレイコントローラ(CPU)
やバッファメモリ用の回路基板7及び各ハードディスク
ドライブ10のメモリやスカジー・プロトコル・コント
ローラ用の回路基板8をそれぞれ配置してある。さら
に、各電源ユニット3の背面には、AC(交流)コード
のプラグが挿脱されるインレット(いずれも図示省略)
をネジ止めしてあると共に、冷却ファン4をネジ止めし
てある。この各電源ユニット3は、片方の電源ユニット
3が故障した時に残りの電源ユニット3の1台で全消費
電力をまかなえるような容量がある。さらにまた、装置
本体2のリヤパネル2bの中央及び左端側には回路用の
一対の冷却ファン9,9をネジ止めしてある。
【0017】図4,図8に示すように、装置本体2のフ
ロントパネル2aのキャディ挿入用の開口部2Aは、
上,下一対のサブフロントパネル2B,2C間に形成さ
れている。この各サブフロントパネル2B,2Cには、
隣接するキャディ20との位置出しとなる仕切り2Dを
等間隔毎に複数設けてあると共に、該各サブフロントパ
ネル2B,2Cの相隣接する各仕切り2D,2D間の中
央にはビス逃げ用のスティ2Eを設けてある。そして、
キャディ20が各サブフロントパネル2B,2Cの各仕
切り2Dに沿って挿入されることにより、キャディ挿入
用の開口部2A内の位置出しが行われ、上下一対のサブ
フロントパネル2B,2Cにキャディ20がビス(締結
手段)25A,25Aにより締結固定されるようになっ
ている。この締結固定時に、図8,図9に示すように、
キャディ20の接続コネクタ29と装置本体2内の起立
した基板2dの接続コネクタ5とが接続されるようにな
っている。
ロントパネル2aのキャディ挿入用の開口部2Aは、
上,下一対のサブフロントパネル2B,2C間に形成さ
れている。この各サブフロントパネル2B,2Cには、
隣接するキャディ20との位置出しとなる仕切り2Dを
等間隔毎に複数設けてあると共に、該各サブフロントパ
ネル2B,2Cの相隣接する各仕切り2D,2D間の中
央にはビス逃げ用のスティ2Eを設けてある。そして、
キャディ20が各サブフロントパネル2B,2Cの各仕
切り2Dに沿って挿入されることにより、キャディ挿入
用の開口部2A内の位置出しが行われ、上下一対のサブ
フロントパネル2B,2Cにキャディ20がビス(締結
手段)25A,25Aにより締結固定されるようになっ
ている。この締結固定時に、図8,図9に示すように、
キャディ20の接続コネクタ29と装置本体2内の起立
した基板2dの接続コネクタ5とが接続されるようにな
っている。
【0018】図2〜図9に示すように、ハードディスク
ドライブ10を収納する筐型のキャディ20内と該ハー
ドディスクドライブ10の上,下面10a,10bとの
間には、いわゆるフローティングサスペンションとして
の一対のダンパ30,30をそれぞれ介在してあり、上
記筐型のキャディ20内に一対のダンパ30,30を介
してハードディスクドライブ10を懸架してある。この
ハードディスクドライブ10のドライブ本体内には、記
録媒体としてのハードディスクや磁気抵抗ヘッド(いず
れも図示省略)等を収納してある。また、図8,図9に
示すように、ハードディスクドライブ10のドライブ本
体内の背面10c側の一側面寄りの上,下には、電源コ
ネクタ11及びスカジー(SCSI)コネクタ12をそ
れぞれ配置してある。この電源コネクタ11は、コネク
タ11aとフレキシブルなハーネス13を介してキャデ
ィ20側の後述する中継基板28に結線されて接続コネ
クタ29に中継されるようになっている。即ち、ハーネ
ス13の一端側は、電源コネクタ11に着脱されるコネ
クタ11aに結線されており、該ハーネス13の他端側
は、中継基板28のランドに半田付けされている。ま
た、スカジーコネクタ12は、小基板14にマウントさ
れたコネクタ15からフレキシブル基板16を介して上
記キャディ20側の中継基板28に結線されて接続コネ
クタ29に中継されるようになっている。
ドライブ10を収納する筐型のキャディ20内と該ハー
ドディスクドライブ10の上,下面10a,10bとの
間には、いわゆるフローティングサスペンションとして
の一対のダンパ30,30をそれぞれ介在してあり、上
記筐型のキャディ20内に一対のダンパ30,30を介
してハードディスクドライブ10を懸架してある。この
ハードディスクドライブ10のドライブ本体内には、記
録媒体としてのハードディスクや磁気抵抗ヘッド(いず
れも図示省略)等を収納してある。また、図8,図9に
示すように、ハードディスクドライブ10のドライブ本
体内の背面10c側の一側面寄りの上,下には、電源コ
ネクタ11及びスカジー(SCSI)コネクタ12をそ
れぞれ配置してある。この電源コネクタ11は、コネク
タ11aとフレキシブルなハーネス13を介してキャデ
ィ20側の後述する中継基板28に結線されて接続コネ
クタ29に中継されるようになっている。即ち、ハーネ
ス13の一端側は、電源コネクタ11に着脱されるコネ
クタ11aに結線されており、該ハーネス13の他端側
は、中継基板28のランドに半田付けされている。ま
た、スカジーコネクタ12は、小基板14にマウントさ
れたコネクタ15からフレキシブル基板16を介して上
記キャディ20側の中継基板28に結線されて接続コネ
クタ29に中継されるようになっている。
【0019】尚、図4,図9に示すように、ハードディ
スクドライブ10のドライブ本体内の一側面(左側面)
寄りには、ドライブ用の基板17を配置してあると共
に、隣接する他のハードディスクドライブ10のドライ
ブ本体内の他側面(右側面)寄りには、ドライブ用の基
板17′を配置してある。
スクドライブ10のドライブ本体内の一側面(左側面)
寄りには、ドライブ用の基板17を配置してあると共
に、隣接する他のハードディスクドライブ10のドライ
ブ本体内の他側面(右側面)寄りには、ドライブ用の基
板17′を配置してある。
【0020】図2,図3,図8に示すように、キャディ
20は金属板の折り曲げ成形により前片部21と上,下
片部22,23と左側片部24a及び上下右側片部24
b,24cとで右側面の一部と背面の全部が開口した略
筐型になっていて、ハードディスクドライブ10よりも
一回り大きく形成してある。このキャディ20の前片部
21の右側中央には把手21aをL字状に折り曲げ形成
してある。また、キャディ20の上,下片部22,23
の前端縁の中央には取付部22a,23aを折り曲げ形
成してあり、図4,図8に示すように、該取付部22
a,23aを上下一対のサブフロントパネル2B,2C
に当ててビス25A,25Aにより締結固定することに
より、キャディ20は装置本体2内に位置決めされた状
態で取り付けられるようになっている。さらに、キャデ
ィ20の上,下片部22,23の前後部には左右,前後
各一対の小孔22b,22b及び23b,23bをそれ
ぞれ形成してあると共に、該上,下片部22,23の後
端部には左右一対の小孔22c,22c及び23c,2
3cをそれぞれ形成してある。さらにまた、キャディ2
0の上,下片部22,23の左側片部24a側の前後部
には前後一対の逃げ孔22d,22d及び23d,23
dをそれぞれ形成してある。
20は金属板の折り曲げ成形により前片部21と上,下
片部22,23と左側片部24a及び上下右側片部24
b,24cとで右側面の一部と背面の全部が開口した略
筐型になっていて、ハードディスクドライブ10よりも
一回り大きく形成してある。このキャディ20の前片部
21の右側中央には把手21aをL字状に折り曲げ形成
してある。また、キャディ20の上,下片部22,23
の前端縁の中央には取付部22a,23aを折り曲げ形
成してあり、図4,図8に示すように、該取付部22
a,23aを上下一対のサブフロントパネル2B,2C
に当ててビス25A,25Aにより締結固定することに
より、キャディ20は装置本体2内に位置決めされた状
態で取り付けられるようになっている。さらに、キャデ
ィ20の上,下片部22,23の前後部には左右,前後
各一対の小孔22b,22b及び23b,23bをそれ
ぞれ形成してあると共に、該上,下片部22,23の後
端部には左右一対の小孔22c,22c及び23c,2
3cをそれぞれ形成してある。さらにまた、キャディ2
0の上,下片部22,23の左側片部24a側の前後部
には前後一対の逃げ孔22d,22d及び23d,23
dをそれぞれ形成してある。
【0021】図2,図3に示すように、キャディ20の
上,下片部22,23の各一対の小孔22b,22b及
び23b,23bを介して該上,下片部22,23に、
後述する各ダンパ30の一対の取付板33,33を各ビ
ス(締結手段)25Bによりそれぞれ締結固定するよう
になっていると共に、該上,下片部22,23の各一対
の小孔22c,22c及び23c,23cを介して上,
下片部22,23の後部間にコネクタ支持スティ26を
各ビス(締結手段)25Cにより締結固定するようにな
っている。このコネクタ支持スティ26には段付きネジ
状のビス27を介して中継基板28を締結固定してあ
り、該中継基板28に接続コネクタ29を取り付けてあ
る。
上,下片部22,23の各一対の小孔22b,22b及
び23b,23bを介して該上,下片部22,23に、
後述する各ダンパ30の一対の取付板33,33を各ビ
ス(締結手段)25Bによりそれぞれ締結固定するよう
になっていると共に、該上,下片部22,23の各一対
の小孔22c,22c及び23c,23cを介して上,
下片部22,23の後部間にコネクタ支持スティ26を
各ビス(締結手段)25Cにより締結固定するようにな
っている。このコネクタ支持スティ26には段付きネジ
状のビス27を介して中継基板28を締結固定してあ
り、該中継基板28に接続コネクタ29を取り付けてあ
る。
【0022】図2〜図7に示すように、各ダンパ30
は、断面コ字状の金属板31と、この金属板31の表面
側にいわゆるアウトサート成形により一体的に固着され
た防振ゴム32と、この防振ゴム32の前後部の剪断型
で一対の振動減衰部32a,32aに固着された金属製
で一対の取付板33,33とで構成されている。この各
ダンパ30の金属板31は、例えば厚さ0.8〜1mm
の鉄製(アルミニウム,真鍮等でもよい)の金属板を使
用している。この金属板31により、図4に示すよう
に、ハードディスクドライブ10のどちらの側面(ホー
ルド面)側にドライブ用の基板17,17′がきても、
各ダンパ30の強度は金属板31と防振ゴム32との間
で決まるので、数種類のハードディスクドライブにも対
応することができるようになっている。また、各ダンパ
30の金属板31の中央には矩形の孔部31aを3箇所
それぞれ形成してある。
は、断面コ字状の金属板31と、この金属板31の表面
側にいわゆるアウトサート成形により一体的に固着され
た防振ゴム32と、この防振ゴム32の前後部の剪断型
で一対の振動減衰部32a,32aに固着された金属製
で一対の取付板33,33とで構成されている。この各
ダンパ30の金属板31は、例えば厚さ0.8〜1mm
の鉄製(アルミニウム,真鍮等でもよい)の金属板を使
用している。この金属板31により、図4に示すよう
に、ハードディスクドライブ10のどちらの側面(ホー
ルド面)側にドライブ用の基板17,17′がきても、
各ダンパ30の強度は金属板31と防振ゴム32との間
で決まるので、数種類のハードディスクドライブにも対
応することができるようになっている。また、各ダンパ
30の金属板31の中央には矩形の孔部31aを3箇所
それぞれ形成してある。
【0023】そして、上側のダンパ30の金属板31は
前後一対のビス(締結手段)34,34によりハードデ
ィスクドライブ10の上面10aに締結固定されると共
に、下側のダンパ30の金属板31は前後一対のビス
(締結手段)34,34によりハードディスクドライブ
10の下面10bに締結固定されるようになっている。
これにより、ハードディスクドライブ10とキャディ2
0との間に各ダンパ30が実装され、上記各ビス34の
頭部はハードディスクドライブ10の上,下面10a,
10bより飛び出すようになっているが、該各ビス34
の頭部の位置が上記キャディ20の上,下片部22,2
3の左側片部24a側の各一対の逃げ孔22d,23d
内にあるので、キャディ20の内壁と各ビス34との当
たりをそれぞれ防ぐようになっている。また、ハードデ
ィスクアレイ装置1に衝撃振動が加わると、当該衝撃振
動によりハードディスクドライブ10がキャディ20内
で動くが、この振幅はハードディスクドライブ10側の
各コネクタ11,12とキャディ20側の接続コネクタ
29がハーネス13とフレキシブル基板16で中継され
ているので、当該ハーネス13とフレキシブル基板16
の屈曲により吸収できるようになっている。
前後一対のビス(締結手段)34,34によりハードデ
ィスクドライブ10の上面10aに締結固定されると共
に、下側のダンパ30の金属板31は前後一対のビス
(締結手段)34,34によりハードディスクドライブ
10の下面10bに締結固定されるようになっている。
これにより、ハードディスクドライブ10とキャディ2
0との間に各ダンパ30が実装され、上記各ビス34の
頭部はハードディスクドライブ10の上,下面10a,
10bより飛び出すようになっているが、該各ビス34
の頭部の位置が上記キャディ20の上,下片部22,2
3の左側片部24a側の各一対の逃げ孔22d,23d
内にあるので、キャディ20の内壁と各ビス34との当
たりをそれぞれ防ぐようになっている。また、ハードデ
ィスクアレイ装置1に衝撃振動が加わると、当該衝撃振
動によりハードディスクドライブ10がキャディ20内
で動くが、この振幅はハードディスクドライブ10側の
各コネクタ11,12とキャディ20側の接続コネクタ
29がハーネス13とフレキシブル基板16で中継され
ているので、当該ハーネス13とフレキシブル基板16
の屈曲により吸収できるようになっている。
【0024】また、防振ゴム32のゴムの材質は、ハー
ドディスクドライブ10(重量が例えば1kgのもの)
に対して振動吸収性の良いブチルゴム(IIR)を使用
し、接続コネクタ5,29等の接点の信頼性のために硫
黄で加硫しないタイプで、硬度Hsが30°の物を使用
している。防振ゴム32のゴムの材質の硬度Hsは、ハ
ードディスクドライブ10の重量が例えば0.5kg位
の場合は20°の物を使用するなどハードディスクドラ
イブ10の重量と各ダンパ30の大きさにより所定値に
設定する。また、図2,図3に示すように、防振ゴム3
2の両側部(断面コ字状の金属板31の両側部側に対向
する部分)の前後には、圧縮型で左右方向の振動減衰部
32bを一対(合計4箇所)それぞれ一体突出形成して
あると共に、防振ゴム32の中央部(断面コ字状の金属
板31の上部側に対向する部分)の両側前後には、圧縮
型で上下方向の振動減衰部32cを各一対(合計4箇
所)それぞれ一体突出形成してある。さらに、防振ゴム
32の両側部の中央には圧縮型で突起状の振動減衰部3
2dを各一対(合計4箇所)それぞれ一体突出形成して
あると共に、該防振ゴム32の中央部の両側には圧縮型
で突起状の振動減衰部32eを各一対(合計4箇所)そ
れぞれ一体突出形成してある。
ドディスクドライブ10(重量が例えば1kgのもの)
に対して振動吸収性の良いブチルゴム(IIR)を使用
し、接続コネクタ5,29等の接点の信頼性のために硫
黄で加硫しないタイプで、硬度Hsが30°の物を使用
している。防振ゴム32のゴムの材質の硬度Hsは、ハ
ードディスクドライブ10の重量が例えば0.5kg位
の場合は20°の物を使用するなどハードディスクドラ
イブ10の重量と各ダンパ30の大きさにより所定値に
設定する。また、図2,図3に示すように、防振ゴム3
2の両側部(断面コ字状の金属板31の両側部側に対向
する部分)の前後には、圧縮型で左右方向の振動減衰部
32bを一対(合計4箇所)それぞれ一体突出形成して
あると共に、防振ゴム32の中央部(断面コ字状の金属
板31の上部側に対向する部分)の両側前後には、圧縮
型で上下方向の振動減衰部32cを各一対(合計4箇
所)それぞれ一体突出形成してある。さらに、防振ゴム
32の両側部の中央には圧縮型で突起状の振動減衰部3
2dを各一対(合計4箇所)それぞれ一体突出形成して
あると共に、該防振ゴム32の中央部の両側には圧縮型
で突起状の振動減衰部32eを各一対(合計4箇所)そ
れぞれ一体突出形成してある。
【0025】そして、各ダンパ30の防振ゴム32の上
側及び両側の圧縮型の各振動減衰部32c,32bは、
所定値以上の圧縮を防ぐ上下方向及び左右方向のストッ
パとして機能して、キャディ20の内壁にそれぞれ当接
するようになっている。この各ダンパ30の防振ゴム3
2のバネ定数と減衰率により、キャディ20からハード
ディスクドライブ10側に伝達される左右及び上下方向
の衝撃振動を該ハードディスクドライブ10に対して緩
衝するようになっている。また、前後方向の衝撃振動は
剪断型の各振動減衰部32aにより緩衝するようになっ
ている。さらに、左右方向の突起状の振動減衰部32d
と上下方向の突起状の振動減衰部32eが常にキャディ
20の内壁にあたりその反発力で、常にハードディスク
ドライブ10の偏りを修正させる作用を持たせることが
できるようになっている。これらにより、上下、左右、
前後の3方向に対して、各ダンパ30,30の各振動減
衰部32a〜32eによりバラツキの少ない防振特性が
常に得られるようになっている。
側及び両側の圧縮型の各振動減衰部32c,32bは、
所定値以上の圧縮を防ぐ上下方向及び左右方向のストッ
パとして機能して、キャディ20の内壁にそれぞれ当接
するようになっている。この各ダンパ30の防振ゴム3
2のバネ定数と減衰率により、キャディ20からハード
ディスクドライブ10側に伝達される左右及び上下方向
の衝撃振動を該ハードディスクドライブ10に対して緩
衝するようになっている。また、前後方向の衝撃振動は
剪断型の各振動減衰部32aにより緩衝するようになっ
ている。さらに、左右方向の突起状の振動減衰部32d
と上下方向の突起状の振動減衰部32eが常にキャディ
20の内壁にあたりその反発力で、常にハードディスク
ドライブ10の偏りを修正させる作用を持たせることが
できるようになっている。これらにより、上下、左右、
前後の3方向に対して、各ダンパ30,30の各振動減
衰部32a〜32eによりバラツキの少ない防振特性が
常に得られるようになっている。
【0026】また、図6に示すように、各取付板33
は、例えば厚さ0.8〜1mmの金属板31より肉厚の
矩形の金属板を使用している。そして、図2,図3に示
すように、各ダンパ30の一対の取付板33,33はビ
ス(締結手段)25Bを介してキャディ20の上,下片
部22,23にそれぞれ締結固定されている。
は、例えば厚さ0.8〜1mmの金属板31より肉厚の
矩形の金属板を使用している。そして、図2,図3に示
すように、各ダンパ30の一対の取付板33,33はビ
ス(締結手段)25Bを介してキャディ20の上,下片
部22,23にそれぞれ締結固定されている。
【0027】以上の実施形態例のハードディスクアレイ
装置1によれば、ハードディスクドライブ10の図示し
ないハードディスクにデータを記録する場合には、スカ
ジーインターフェース基板6を通して得た信号を回路基
板7にて分配し、回路基板8を通して上記ハードディス
クに記録する。また、外部への再生は上記の逆の手順と
なる。このようにデータをそれぞれのハードディスクに
振り分けて記録し、それらのデータから演算されるパリ
ティだけを記録するハードディスクと組み合わせること
により冗長性を確保する。さらに、電源ユニット3はリ
タンダント対応のため2台使用され、1台が故障しても
バックアップ用の他の1台により動作可能になってお
り、装置本体2の機能を止めることなくハードディスク
アレイ装置1の動作中に電源ユニット3の交換(いわゆ
るホットスワップ)が容易且つ確実に行われる。
装置1によれば、ハードディスクドライブ10の図示し
ないハードディスクにデータを記録する場合には、スカ
ジーインターフェース基板6を通して得た信号を回路基
板7にて分配し、回路基板8を通して上記ハードディス
クに記録する。また、外部への再生は上記の逆の手順と
なる。このようにデータをそれぞれのハードディスクに
振り分けて記録し、それらのデータから演算されるパリ
ティだけを記録するハードディスクと組み合わせること
により冗長性を確保する。さらに、電源ユニット3はリ
タンダント対応のため2台使用され、1台が故障しても
バックアップ用の他の1台により動作可能になってお
り、装置本体2の機能を止めることなくハードディスク
アレイ装置1の動作中に電源ユニット3の交換(いわゆ
るホットスワップ)が容易且つ確実に行われる。
【0028】図1に示すように、ハードディスクアレイ
装置1のハードディスクドライブ10や電源ユニット3
の動作が異常となって、該ハードディスクアレイ装置1
の動作中にハードディスクドライブ10や電源ユニット
3の交換を行う場合に、ハードディスクドライブ10を
収納したキャディ20や電源ユニット3が図1中矢印A
及びBの方向に押し込まれる時、装置本体2の内壁に当
たったり、装置本体2内の接続コネクタ5とキャディ2
0の接続コネクタ29同士が当たること等でハードディ
スクドライブ10に伝わる加速度Cや、ハードディスク
ドライブ10自体もヘッドのアクセス等で加速度Dを発
生させ、この加速度がキャディ20や装置本体2のシャ
ーシ2c等を伝わり、隣接のハードディスクドライブ1
0に衝撃振動加速度を与える影響を、ハードディスクド
ライブ10とキャディ20との間に実装された上下一対
のダンパ30,30の防振ゴム32の各振動減衰部32
a〜32eにより軽減することができる。
装置1のハードディスクドライブ10や電源ユニット3
の動作が異常となって、該ハードディスクアレイ装置1
の動作中にハードディスクドライブ10や電源ユニット
3の交換を行う場合に、ハードディスクドライブ10を
収納したキャディ20や電源ユニット3が図1中矢印A
及びBの方向に押し込まれる時、装置本体2の内壁に当
たったり、装置本体2内の接続コネクタ5とキャディ2
0の接続コネクタ29同士が当たること等でハードディ
スクドライブ10に伝わる加速度Cや、ハードディスク
ドライブ10自体もヘッドのアクセス等で加速度Dを発
生させ、この加速度がキャディ20や装置本体2のシャ
ーシ2c等を伝わり、隣接のハードディスクドライブ1
0に衝撃振動加速度を与える影響を、ハードディスクド
ライブ10とキャディ20との間に実装された上下一対
のダンパ30,30の防振ゴム32の各振動減衰部32
a〜32eにより軽減することができる。
【0029】この際、図8に示すように、ハードディス
クドライブ10とキャディ20の上下の隙間Oが小さ
く、実装寸法Nやハードディスクドライブ10の全長M
が変化しても、図6に示すように、各ダンパ30の防振
ゴム32の剪断型の前後一対の振動減衰部32a,32
aに角度を付けて上下方向に隙間Vを付ければ、上下方
向の動きに対して隙間Vだけ可動でき、バネ定数の影響
を小さくして、上記剪断型の前後一対の振動減衰部32
a,32aにより前後方向のダンパー構造が形成でき
る。さらに、図8で示すように、上下一対のダンパ3
0,30は、一対の取付板33,33を各ビス25Bに
よりキャディ20に締結固定できるので、取付条件のバ
ラ付きを減らし、キャディ20の前後方向の実装寸法N
がハードディスクドライブ10の全長Mに対して小さく
できることで、キャディ20の小型化が可能となり、ハ
ードディスクドライブ10の全長Mが変わっても対応で
き、数種類のハードディスクドライブの使用が可能とな
る。
クドライブ10とキャディ20の上下の隙間Oが小さ
く、実装寸法Nやハードディスクドライブ10の全長M
が変化しても、図6に示すように、各ダンパ30の防振
ゴム32の剪断型の前後一対の振動減衰部32a,32
aに角度を付けて上下方向に隙間Vを付ければ、上下方
向の動きに対して隙間Vだけ可動でき、バネ定数の影響
を小さくして、上記剪断型の前後一対の振動減衰部32
a,32aにより前後方向のダンパー構造が形成でき
る。さらに、図8で示すように、上下一対のダンパ3
0,30は、一対の取付板33,33を各ビス25Bに
よりキャディ20に締結固定できるので、取付条件のバ
ラ付きを減らし、キャディ20の前後方向の実装寸法N
がハードディスクドライブ10の全長Mに対して小さく
できることで、キャディ20の小型化が可能となり、ハ
ードディスクドライブ10の全長Mが変わっても対応で
き、数種類のハードディスクドライブの使用が可能とな
る。
【0030】また、図2に示すように、ビス25B及び
ビス25Cを外すことで、キャディ20内より図2中矢
印Yで示す前後方向にハードディスクドライブ10を引
き出すことができ、キャディ20の内壁が各片部21〜
24cの一体折曲げの構造となっている。これにより、
キャディ20の軽量化及び低コスト化を図ることができ
る。また、組み立てもハードディスクドライブ10に各
ダンパ30をビス34で固定した後でキャディ20内に
入れられるので、各ダンパ30をハードディスクドライ
ブ10に取り付けた後は、各ダンパ30の防振ゴム32
によりハードディスクドライブ10への緩衝が期待でき
る。さらに、図5に示すように、上下一対のダンパ3
0,30の各防振ゴム32の振動減衰部32cの上下寸
法Uとキャディ20内の上下寸法Tとの間には公差が発
生し、特に上記振動減衰部32cの上下寸法Uがキャデ
ィ20内の上下寸法Tより小さい場合、振動減衰部32
cが初期状態から圧縮されバネ定数が上があるので、キ
ャディ20内の上下寸法Tより小さくするが、その場合
キャディ20とダンパ30間に隙間が発生して該隙間分
キャディ20内でハードディスクドライブ10の偏りが
発生する。そのため、上記防振ゴム32の左右方向の振
動減衰部32dと上下方向の振動減衰部32eが常にキ
ャディ20の内壁に当たりその反発力で、常にハードデ
ィスクドライブ10の偏りを修正させる作用を持たせて
いる。これらにより、上下方向Z、左右方向X、前後方
向Yの3方向に対して、防振ゴム32の各振動減衰部3
2a〜32eによりバラ付きの少ない防振特性を得るこ
とができる。
ビス25Cを外すことで、キャディ20内より図2中矢
印Yで示す前後方向にハードディスクドライブ10を引
き出すことができ、キャディ20の内壁が各片部21〜
24cの一体折曲げの構造となっている。これにより、
キャディ20の軽量化及び低コスト化を図ることができ
る。また、組み立てもハードディスクドライブ10に各
ダンパ30をビス34で固定した後でキャディ20内に
入れられるので、各ダンパ30をハードディスクドライ
ブ10に取り付けた後は、各ダンパ30の防振ゴム32
によりハードディスクドライブ10への緩衝が期待でき
る。さらに、図5に示すように、上下一対のダンパ3
0,30の各防振ゴム32の振動減衰部32cの上下寸
法Uとキャディ20内の上下寸法Tとの間には公差が発
生し、特に上記振動減衰部32cの上下寸法Uがキャデ
ィ20内の上下寸法Tより小さい場合、振動減衰部32
cが初期状態から圧縮されバネ定数が上があるので、キ
ャディ20内の上下寸法Tより小さくするが、その場合
キャディ20とダンパ30間に隙間が発生して該隙間分
キャディ20内でハードディスクドライブ10の偏りが
発生する。そのため、上記防振ゴム32の左右方向の振
動減衰部32dと上下方向の振動減衰部32eが常にキ
ャディ20の内壁に当たりその反発力で、常にハードデ
ィスクドライブ10の偏りを修正させる作用を持たせて
いる。これらにより、上下方向Z、左右方向X、前後方
向Yの3方向に対して、防振ゴム32の各振動減衰部3
2a〜32eによりバラ付きの少ない防振特性を得るこ
とができる。
【0031】このように、上記第1の実施形態例のハー
ドディスクアレイ装置1では、ハードディスクドライブ
10とキャディ20との間にフローティングサスペンシ
ョンとしての上下一対のダンパ30,30を設けること
で、ホットスワップ等でキャディ20や電源ユニット3
の交換により発生する衝撃振動加速度を減衰させ、ハー
ドディスクアレイ装置1の信頼性をより一段と向上させ
ることができる。また、上記一対のダンパ30,30の
形状を左右対称にすることで、上下のダンパ構造の共有
が可能となり、ゴム金型代や部品の種類の削減等により
低コスト化をより一段と図ることができる。さらに、各
ダンパ30は金属板31に防振ゴム32を融着し、各ダ
ンパ30とハードディスクドライブ10はビス34によ
り固定し、支持は各ダンパ30の金属板31により行う
ことで、ハードディスクドライブ10の支持面に基板1
7,17′やビス等があっても使用できる。また、キャ
ディ20内へのフローティング(懸架)支持はキャディ
20側に固定される各ダンパ30の一対の取付板33,
33とこれら各取付板33を融着した前後一対の減衰振
動部32a,32aで行うので、ハードディスクドライ
ブ10の全長に関係なく前後方向Yの緩衝ができ、数種
類のハードディスクドライブが使用でき、ハードディス
クアレイ装置1の汎用性(拡張性)を高めることができ
る。
ドディスクアレイ装置1では、ハードディスクドライブ
10とキャディ20との間にフローティングサスペンシ
ョンとしての上下一対のダンパ30,30を設けること
で、ホットスワップ等でキャディ20や電源ユニット3
の交換により発生する衝撃振動加速度を減衰させ、ハー
ドディスクアレイ装置1の信頼性をより一段と向上させ
ることができる。また、上記一対のダンパ30,30の
形状を左右対称にすることで、上下のダンパ構造の共有
が可能となり、ゴム金型代や部品の種類の削減等により
低コスト化をより一段と図ることができる。さらに、各
ダンパ30は金属板31に防振ゴム32を融着し、各ダ
ンパ30とハードディスクドライブ10はビス34によ
り固定し、支持は各ダンパ30の金属板31により行う
ことで、ハードディスクドライブ10の支持面に基板1
7,17′やビス等があっても使用できる。また、キャ
ディ20内へのフローティング(懸架)支持はキャディ
20側に固定される各ダンパ30の一対の取付板33,
33とこれら各取付板33を融着した前後一対の減衰振
動部32a,32aで行うので、ハードディスクドライ
ブ10の全長に関係なく前後方向Yの緩衝ができ、数種
類のハードディスクドライブが使用でき、ハードディス
クアレイ装置1の汎用性(拡張性)を高めることができ
る。
【0032】また、組み立て時に、ハードディスクドラ
イブ10に各ダンパ30をビス34で固定し、ハードデ
ィスクドライブ10に各ダンパ30を取り付けた状態で
図2に示すように前後方向Yにスライドさせてキャディ
20に対して出し入れできるので、キャディ20を一部
品である金属板の折り曲げ加工により構成でき、キャデ
ィ20の構造の簡素化及びコストダウンを図ることがで
き、さらに、組み立て時にハードディスクドライブ10
と各ダンパ30を一体で取り扱えるので、ハードディス
クドライブ10を各ダンパ30の防振ゴム32により保
護することができ、ハンドリングが容易となる。また、
各ダンパ30の防振ゴム32にキャディ20内に常に当
たる左右及び上下方向に突出する突起状の振動減衰部3
2d,32eを設けることで、キャディ20に対して防
振ゴム32の他の振動減衰部32b,32cが小さいと
きにその公差の分偏りを修正することができる。
イブ10に各ダンパ30をビス34で固定し、ハードデ
ィスクドライブ10に各ダンパ30を取り付けた状態で
図2に示すように前後方向Yにスライドさせてキャディ
20に対して出し入れできるので、キャディ20を一部
品である金属板の折り曲げ加工により構成でき、キャデ
ィ20の構造の簡素化及びコストダウンを図ることがで
き、さらに、組み立て時にハードディスクドライブ10
と各ダンパ30を一体で取り扱えるので、ハードディス
クドライブ10を各ダンパ30の防振ゴム32により保
護することができ、ハンドリングが容易となる。また、
各ダンパ30の防振ゴム32にキャディ20内に常に当
たる左右及び上下方向に突出する突起状の振動減衰部3
2d,32eを設けることで、キャディ20に対して防
振ゴム32の他の振動減衰部32b,32cが小さいと
きにその公差の分偏りを修正することができる。
【0033】尚、キャディ20や電源ユニット3の交換
時に、隣接する動作中のハードディスクドライブ10側
にも衝撃振動が伝わってハードディスクドライブ10が
キャディ20内で動くが、この防振時の振幅をハードデ
ィスクドライブ10側の各コネクタ11,12とキャデ
ィ20側の接続コネクタ29を中継するハーネス13と
フレキシブル基板16により吸収することができるの
で、良好な緩衝特性が可能となる。
時に、隣接する動作中のハードディスクドライブ10側
にも衝撃振動が伝わってハードディスクドライブ10が
キャディ20内で動くが、この防振時の振幅をハードデ
ィスクドライブ10側の各コネクタ11,12とキャデ
ィ20側の接続コネクタ29を中継するハーネス13と
フレキシブル基板16により吸収することができるの
で、良好な緩衝特性が可能となる。
【0034】〔第2の実施形態例〕図10〜図12と図
13(A),図14(A)は、この発明の第2の実施形
態例を示す。この第2の実施形態例は、一対のダンパ3
0,30の各防振ゴム32の上側の各振動減衰部32c
の把手21a側の一部32c′(前後一対)を各取付板
33に突き当て自在に配置して前後方向のストッパとし
てあると共に、各防振ゴム32の他の上側の各振動減衰
部32eの回りの部分32e′及び両側の各振動減衰部
32bを所定値以上の圧縮を防ぐ上下方向及び左右方向
のストッパとしてある点のみが前記第1の実施形態例と
異なり、他の構成は第1の実施形態例と同様であるの
で、同一構成部分は同一符号を付して詳細な説明は省略
する。
13(A),図14(A)は、この発明の第2の実施形
態例を示す。この第2の実施形態例は、一対のダンパ3
0,30の各防振ゴム32の上側の各振動減衰部32c
の把手21a側の一部32c′(前後一対)を各取付板
33に突き当て自在に配置して前後方向のストッパとし
てあると共に、各防振ゴム32の他の上側の各振動減衰
部32eの回りの部分32e′及び両側の各振動減衰部
32bを所定値以上の圧縮を防ぐ上下方向及び左右方向
のストッパとしてある点のみが前記第1の実施形態例と
異なり、他の構成は第1の実施形態例と同様であるの
で、同一構成部分は同一符号を付して詳細な説明は省略
する。
【0035】以上第2の実施形態例によれば、ハードデ
ィスクアレイ装置1の動作の信頼性を向上させるため
に、ハードディスクドライブ10とキャディ20との間
にフローティングサスペンションとしての一対のダンパ
30,30を設けることで、前記第1の実施形態例の場
合と同様に、ホットスワップ等でキャディ20や電源ユ
ニット3の交換により発生する衝撃加速度を減衰させる
ことができる。即ち、図13(A)に示すように、ハー
ドディスクドライブ10が前後方向Yに大きく変位しよ
うとしてもストロークG以上変位すると、各取付板33
の背面33aの箇所で防振ゴム32の振動減衰部32
c′と取付板33が当たることにより、該振動減衰部3
2c′がストッパとなり、ハードディスクドライブ10
の変位を止めることができ、剪断型で前後一対の振動減
衰部32a,32aの破壊等を防止することができる。
ィスクアレイ装置1の動作の信頼性を向上させるため
に、ハードディスクドライブ10とキャディ20との間
にフローティングサスペンションとしての一対のダンパ
30,30を設けることで、前記第1の実施形態例の場
合と同様に、ホットスワップ等でキャディ20や電源ユ
ニット3の交換により発生する衝撃加速度を減衰させる
ことができる。即ち、図13(A)に示すように、ハー
ドディスクドライブ10が前後方向Yに大きく変位しよ
うとしてもストロークG以上変位すると、各取付板33
の背面33aの箇所で防振ゴム32の振動減衰部32
c′と取付板33が当たることにより、該振動減衰部3
2c′がストッパとなり、ハードディスクドライブ10
の変位を止めることができ、剪断型で前後一対の振動減
衰部32a,32aの破壊等を防止することができる。
【0036】この防振構造を有するハードディスクアレ
イ装置1の輸送や運搬中などにおいて、該ハードディス
クアレイ装置1を誤って落下させたり、他の物にぶつけ
たりすると、装置本体2に例えば11msを越え、ピー
ク加速度値が50G以上の大きな衝撃加速度や、2Gを
越える振動がかかると、ハードディスクドライブ10が
前後方向Yに大きく変位するが、図13(B)に示すよ
うに、前記第1の実施形態例の場合には、ハードディス
クドライブ10の変位を止めるストッパがないため、ハ
ードディスクドライブ10側の各ダンパ30の金属板3
1が変形許容量Gよりも取付板33から前後方向YにH
だけ変形してしまい、剪断型で前後一対の振動減衰部3
2a,32aが破壊される虞れがあるが、図13(A)
に示すように、前記第2の実施形態例の場合には、振動
減衰部32c′がストッパとなり、ハードディスクドラ
イブ10の変位を止めることができ、剪断型で前後一対
の振動減衰部32a,32aの破壊等を確実に防止する
ことができる。
イ装置1の輸送や運搬中などにおいて、該ハードディス
クアレイ装置1を誤って落下させたり、他の物にぶつけ
たりすると、装置本体2に例えば11msを越え、ピー
ク加速度値が50G以上の大きな衝撃加速度や、2Gを
越える振動がかかると、ハードディスクドライブ10が
前後方向Yに大きく変位するが、図13(B)に示すよ
うに、前記第1の実施形態例の場合には、ハードディス
クドライブ10の変位を止めるストッパがないため、ハ
ードディスクドライブ10側の各ダンパ30の金属板3
1が変形許容量Gよりも取付板33から前後方向YにH
だけ変形してしまい、剪断型で前後一対の振動減衰部3
2a,32aが破壊される虞れがあるが、図13(A)
に示すように、前記第2の実施形態例の場合には、振動
減衰部32c′がストッパとなり、ハードディスクドラ
イブ10の変位を止めることができ、剪断型で前後一対
の振動減衰部32a,32aの破壊等を確実に防止する
ことができる。
【0037】さらに、上下方向にハードディスクドライ
ブ10が大きく変位すると、図14(B)に示す第1の
実施形態例の場合には、上下方向の振動減衰部32eの
回りにストッパが無いため、他の上下方向の振動減衰部
32cが大きく変形してしまう。一般に圧縮ゴムの変形
は例えば20%を越えると過大な応力のため、ゴムが引
き裂きを起こしたりするので、上下方向のバネ定数は変
わり、防振できなくなる虞れがある。そこで、図14
(B)に示す第1の実施形態例の場合の上下方向の振動
減衰部32cの有効長Kに対して、図14(A)に示す
ように、上下方向のストッパとしての振動減衰部32
e′を設け、ストッパまでのストロークLをダンパ有効
長Kの20%以下にすることで、振動減衰部32cの過
大変形を防ぎ、各ダンパ30の劣化を確実に防止するこ
とができる。ストッパは既存の振動減衰部32cの位置
を変えたり、ストッパ32e′を加える構造なので、こ
れによりバネ定数などの防振効果に影響を与えることな
く対策ができる。さらに、左右方向も上下方向と同様の
ストッパ32bを設けておくことで同様の効果を出すこ
とができる。
ブ10が大きく変位すると、図14(B)に示す第1の
実施形態例の場合には、上下方向の振動減衰部32eの
回りにストッパが無いため、他の上下方向の振動減衰部
32cが大きく変形してしまう。一般に圧縮ゴムの変形
は例えば20%を越えると過大な応力のため、ゴムが引
き裂きを起こしたりするので、上下方向のバネ定数は変
わり、防振できなくなる虞れがある。そこで、図14
(B)に示す第1の実施形態例の場合の上下方向の振動
減衰部32cの有効長Kに対して、図14(A)に示す
ように、上下方向のストッパとしての振動減衰部32
e′を設け、ストッパまでのストロークLをダンパ有効
長Kの20%以下にすることで、振動減衰部32cの過
大変形を防ぎ、各ダンパ30の劣化を確実に防止するこ
とができる。ストッパは既存の振動減衰部32cの位置
を変えたり、ストッパ32e′を加える構造なので、こ
れによりバネ定数などの防振効果に影響を与えることな
く対策ができる。さらに、左右方向も上下方向と同様の
ストッパ32bを設けておくことで同様の効果を出すこ
とができる。
【0038】このように、前後方向の振動に対しては、
上下方向の振動減衰部の一部の振動減衰部32c′をス
トッパとし、前後左右は圧縮率が20%を越えないよう
にすることにより、ハードディスクアレイ装置1の輸送
衝撃や、ハードディスクドライブ10を収納したキャデ
ィ20の単体時の取扱時に他の物とぶつけて、大きな衝
撃加速度を与えてハードディスクドライブ10が大きく
変位しても、各ダンパ30の防振ゴム32の破壊等を確
実に防ぐことができ、ハードディスクアレイ装置1の機
械的な信頼性をより一層向上させることができる。ま
た、防振ゴム32の振動減衰部等の位置を変えること等
の簡単な構造によりストッパを一体形成することがで
き、部品点数の増加がないので、コストを上げることが
なく、また、防振性能を変えることなく実現することが
できる。
上下方向の振動減衰部の一部の振動減衰部32c′をス
トッパとし、前後左右は圧縮率が20%を越えないよう
にすることにより、ハードディスクアレイ装置1の輸送
衝撃や、ハードディスクドライブ10を収納したキャデ
ィ20の単体時の取扱時に他の物とぶつけて、大きな衝
撃加速度を与えてハードディスクドライブ10が大きく
変位しても、各ダンパ30の防振ゴム32の破壊等を確
実に防ぐことができ、ハードディスクアレイ装置1の機
械的な信頼性をより一層向上させることができる。ま
た、防振ゴム32の振動減衰部等の位置を変えること等
の簡単な構造によりストッパを一体形成することがで
き、部品点数の増加がないので、コストを上げることが
なく、また、防振性能を変えることなく実現することが
できる。
【0039】尚、前記各実施形態例によれば、記録再生
装置としてハードディスクアレイ装置について説明した
が、光ディスクドライブ装置やVTR(ビデオテープレ
コーダ)等の他の記録再生装置に適用できることは勿論
であり、その記録再生手段もハードディスクドライブに
限られるものではない。また、締結手段としてビスを用
いたが、ボルトとナット等の他の締結手段を用いてもよ
い。さらに、前記第2の実施形態例では、上下方向の振
動減衰部の一部の振動減衰部32c′を取付板33の背
面33aに当たるストッパとしてが、全部の振動減衰部
を取付板33の背面33aに当てるストッパとしてもよ
い。
装置としてハードディスクアレイ装置について説明した
が、光ディスクドライブ装置やVTR(ビデオテープレ
コーダ)等の他の記録再生装置に適用できることは勿論
であり、その記録再生手段もハードディスクドライブに
限られるものではない。また、締結手段としてビスを用
いたが、ボルトとナット等の他の締結手段を用いてもよ
い。さらに、前記第2の実施形態例では、上下方向の振
動減衰部の一部の振動減衰部32c′を取付板33の背
面33aに当たるストッパとしてが、全部の振動減衰部
を取付板33の背面33aに当てるストッパとしてもよ
い。
【0040】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、筐型
の装置本体にキャディ挿入用の開口部を設け、このキャ
ディ挿入用の開口部より記録再生手段を収納した筐型の
キャディを出し入れして、該キャディのコネクタと上記
装置本体内のコネクタとを接続,離反自在にした記録再
生装置において、上記筐型のキャディ内にダンパを介し
て上記記録再生手段を懸架し、上記ダンパの振動減衰部
を上記キャディに当接させるように構成したので、上記
装置本体の動作中にキャディ等を交換する際に発生する
衝撃加速度を減衰させることができる。これにより、上
記装置本体の動作中においてキャディ等の交換を行って
も、交換時の衝撃加速度による記録再生手段の記録/再
生エラー等の要因を無くすことができ、記録再生装置の
信頼性をより一段と向上させることができる。
の装置本体にキャディ挿入用の開口部を設け、このキャ
ディ挿入用の開口部より記録再生手段を収納した筐型の
キャディを出し入れして、該キャディのコネクタと上記
装置本体内のコネクタとを接続,離反自在にした記録再
生装置において、上記筐型のキャディ内にダンパを介し
て上記記録再生手段を懸架し、上記ダンパの振動減衰部
を上記キャディに当接させるように構成したので、上記
装置本体の動作中にキャディ等を交換する際に発生する
衝撃加速度を減衰させることができる。これにより、上
記装置本体の動作中においてキャディ等の交換を行って
も、交換時の衝撃加速度による記録再生手段の記録/再
生エラー等の要因を無くすことができ、記録再生装置の
信頼性をより一段と向上させることができる。
【図1】この発明の第1の実施形態例のハードディスク
アレイ装置の構成の概略を示す透視斜視図。
アレイ装置の構成の概略を示す透視斜視図。
【図2】上記ハードディスクアレイ装置に用いられるキ
ャディと該キャディに収納されるハードディスクドライ
ブの関係を示す斜視説明図。
ャディと該キャディに収納されるハードディスクドライ
ブの関係を示す斜視説明図。
【図3】上記キャディ内に、上下一対のダンパを介して
ハードディスクドライブを懸架(フローティング)した
状態を示す斜視図。
ハードディスクドライブを懸架(フローティング)した
状態を示す斜視図。
【図4】上記ハードディスクドライブを収納したキャデ
ィを、装置本体のキャディ挿入用の開口部より挿入して
複数並べた状態を示す正面図。
ィを、装置本体のキャディ挿入用の開口部より挿入して
複数並べた状態を示す正面図。
【図5】上記キャディとハードディスクドライブをダン
パを介してフローティング支持する状態を示す拡大断面
図。
パを介してフローティング支持する状態を示す拡大断面
図。
【図6】図9のQ−Q線に沿う拡大断面図。
【図7】図4のP部分の拡大断面図。
【図8】上記ハードディスクドライブを収納したキャデ
ィを、装置本体のキャディ挿入用の開口部より挿入して
装着した状態を示す側面図。
ィを、装置本体のキャディ挿入用の開口部より挿入して
装着した状態を示す側面図。
【図9】上記ハードディスクドライブを収納したキャデ
ィを、装置本体のキャディ挿入用の開口部より挿入,装
着して複数並べた状態を示す平面図。
ィを、装置本体のキャディ挿入用の開口部より挿入,装
着して複数並べた状態を示す平面図。
【図10】この発明の第2の実施形態例のハードディス
クアレイ装置に用いられるキャディ内に、上下一対のダ
ンパを介してハードディスクドライブを懸架した状態を
示す斜視図。
クアレイ装置に用いられるキャディ内に、上下一対のダ
ンパを介してハードディスクドライブを懸架した状態を
示す斜視図。
【図11】上記第2の実施形態例のハードディスクドラ
イブを収納したキャディを、装置本体のキャディ挿入用
の開口部より挿入して装着した状態を示す側面図。
イブを収納したキャディを、装置本体のキャディ挿入用
の開口部より挿入して装着した状態を示す側面図。
【図12】上記第2の実施形態例の上記キャディを、装
置本体のキャディ挿入用の開口部より挿入,装着して複
数並べた状態を示す平面図。
置本体のキャディ挿入用の開口部より挿入,装着して複
数並べた状態を示す平面図。
【図13】(A)は上記第2の実施形態例の前後方向の
緩衝状態を示す説明図、(B)は上記第1の実施形態例
の前後方向の緩衝状態を示す説明図。
緩衝状態を示す説明図、(B)は上記第1の実施形態例
の前後方向の緩衝状態を示す説明図。
【図14】(A)は上記第2の実施形態例の上下方向の
緩衝状態を示す説明図、(B)は上記第1の実施形態例
の上下方向の緩衝状態を示す説明図。
緩衝状態を示す説明図、(B)は上記第1の実施形態例
の上下方向の緩衝状態を示す説明図。
【図15】従来例のハードディスクアレイ装置のブロッ
ク図。
ク図。
【図16】上記従来例のハードディスクアレイ装置の構
成の概略を示す透視斜視図。
成の概略を示す透視斜視図。
【図17】上記従来例のハードディスクアレイ装置のキ
ャディのホールド面に、ハードディスクドライブを取り
付けた状態を示す側面図。
ャディのホールド面に、ハードディスクドライブを取り
付けた状態を示す側面図。
【図18】上記従来例のハードディスクアレイ装置の装
置本体内に、ハードディスクドライブを収納したキャデ
ィを挿入,装着して複数並べた状態を示す正面図。
置本体内に、ハードディスクドライブを収納したキャデ
ィを挿入,装着して複数並べた状態を示す正面図。
【図19】従来例のハードディスクドライブを収納した
キャディの防振構造を一部断面で示す側面図。
キャディの防振構造を一部断面で示す側面図。
【図20】上記従来例のハードディスクドライブを収納
したキャディの防振構造を一部断面で示す正面図。
したキャディの防振構造を一部断面で示す正面図。
1…ハードディスクアレイ装置(記録再生装置)、2…
装置本体、2A…キャディ挿入用の開口部、5…コネク
タ、10…ハードディスクドライブ(記録再生手段)、
10a…上面、10b…下面、20…キャディ、29…
コネクタ、30…ダンパ、31…金属板、32…防振ゴ
ム、32a〜32e…振動減衰部。
装置本体、2A…キャディ挿入用の開口部、5…コネク
タ、10…ハードディスクドライブ(記録再生手段)、
10a…上面、10b…下面、20…キャディ、29…
コネクタ、30…ダンパ、31…金属板、32…防振ゴ
ム、32a〜32e…振動減衰部。
Claims (3)
- 【請求項1】 筐型の装置本体にキャディ挿入用の開口
部を設け、 このキャディ挿入用の開口部より記録再生手段を収納し
た筐型のキャディを出し入れして、該キャディのコネク
タと上記装置本体内のコネクタとを接続,離反自在にし
た記録再生装置において、 上記筐型のキャディ内にダンパを介して上記記録再生手
段を懸架し、 上記ダンパの振動減衰部を上記キャディに当接させるよ
うに構成したことを特徴とする記録再生装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の記録再生装置において、 上記ダンパを、断面コ字状の金属板と、この金属板に固
着された防振ゴムとで構成し、 上記防振ゴムに上記振動減衰部を一体突出形成し、 上記キャディと上記記録再生手段との間に上記ダンパを
介在させたことを特徴とする記録再生装置。 - 【請求項3】 請求項2記載の記録再生装置において、 上記ダンパを一対用い、この各ダンパを上記記録再生手
段の上,下面側にそれぞれ配設したことを特徴とする記
録再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26394596A JPH10112176A (ja) | 1996-10-04 | 1996-10-04 | 記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26394596A JPH10112176A (ja) | 1996-10-04 | 1996-10-04 | 記録再生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10112176A true JPH10112176A (ja) | 1998-04-28 |
Family
ID=17396445
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26394596A Pending JPH10112176A (ja) | 1996-10-04 | 1996-10-04 | 記録再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10112176A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003015100A1 (fr) * | 2001-08-07 | 2003-02-20 | Maxell Seiki, Ltd. | Cartouche de disque dur |
JP3621349B2 (ja) * | 1998-09-29 | 2005-02-16 | 三菱電機株式会社 | ディスク装置用シャーシの角部補強装置 |
KR100840941B1 (ko) * | 2002-12-11 | 2008-06-24 | 삼성전자주식회사 | 휴대용 컴퓨터 |
JP2010287261A (ja) * | 2009-06-09 | 2010-12-24 | Nec Corp | ハードディスク装置 |
JP2012501510A (ja) * | 2008-09-02 | 2012-01-19 | エルエスアイ コーポレーション | 顧客交換可能ユニット・ドライブ・アイソレータ |
JP2012113815A (ja) * | 2004-09-17 | 2012-06-14 | Xyratex Technology Ltd | ディスクドライブ用筐体および装置 |
-
1996
- 1996-10-04 JP JP26394596A patent/JPH10112176A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3621349B2 (ja) * | 1998-09-29 | 2005-02-16 | 三菱電機株式会社 | ディスク装置用シャーシの角部補強装置 |
WO2003015100A1 (fr) * | 2001-08-07 | 2003-02-20 | Maxell Seiki, Ltd. | Cartouche de disque dur |
KR100840941B1 (ko) * | 2002-12-11 | 2008-06-24 | 삼성전자주식회사 | 휴대용 컴퓨터 |
JP2012113815A (ja) * | 2004-09-17 | 2012-06-14 | Xyratex Technology Ltd | ディスクドライブ用筐体および装置 |
JP2012501510A (ja) * | 2008-09-02 | 2012-01-19 | エルエスアイ コーポレーション | 顧客交換可能ユニット・ドライブ・アイソレータ |
JP2010287261A (ja) * | 2009-06-09 | 2010-12-24 | Nec Corp | ハードディスク装置 |
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