JP2003272371A - 情報記憶装置 - Google Patents

情報記憶装置

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JP2003272371A
JP2003272371A JP2002070823A JP2002070823A JP2003272371A JP 2003272371 A JP2003272371 A JP 2003272371A JP 2002070823 A JP2002070823 A JP 2002070823A JP 2002070823 A JP2002070823 A JP 2002070823A JP 2003272371 A JP2003272371 A JP 2003272371A
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storage device
information storage
hard disk
vibration
drive mechanism
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JP2002070823A
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English (en)
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Koji Funato
孝次 船渡
Yasuyuki Kudo
泰之 工藤
Masahiro Makino
雅弘 牧野
Chihiro Kikuchi
千尋 菊池
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B33/00Constructional parts, details or accessories not provided for in the other groups of this subclass
    • G11B33/02Cabinets; Cases; Stands; Disposition of apparatus therein or thereon
    • G11B33/08Insulation or absorption of undesired vibrations or sounds
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B25/00Apparatus characterised by the shape of record carrier employed but not specific to the method of recording or reproducing, e.g. dictating apparatus; Combinations of such apparatus
    • G11B25/04Apparatus characterised by the shape of record carrier employed but not specific to the method of recording or reproducing, e.g. dictating apparatus; Combinations of such apparatus using flat record carriers, e.g. disc, card
    • G11B25/043Apparatus characterised by the shape of record carrier employed but not specific to the method of recording or reproducing, e.g. dictating apparatus; Combinations of such apparatus using flat record carriers, e.g. disc, card using rotating discs

Abstract

(57)【要約】 【課題】 筐体外部からの振動や衝撃に対する耐振動
性、耐衝撃性を大きく向上させる。 【解決手段】 機器本体に対してケーブル等を介して直
接情報記憶装置1自体がコネクタ4によって着脱自在と
されるものであり、ハードディスク駆動機構部2と、こ
のハードディスク駆動機構部2を内部に収容する筐体3
とを備える。ハードディスク駆動機構部2は、振動用緩
衝材14により筐体3から離間して支持され、このハー
ドディスク駆動機構部2と筐体3との間に、定常状態に
おいて筐体3にのみ接する衝撃用緩衝材15が配されて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、いわゆる外付け型
の情報記憶装置に関し、特に耐振動性及び耐衝撃性に優
れた情報記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ハードディスクドライブ装置(以下、H
DDと称して説明する。)は、パーソナルコンピュータ
等の情報処理装置において、データやプログラムの書き
込みや、記録されているデータ等の読み込みが行われる
記録再生装置として重要な役割を果たしている。そし
て、このHDDは、情報処理装置の本体ばかりでなく、
情報処理装置本体に対してケーブル等を介して着脱自在
とされる、いわゆる外付けの拡張機器である小型の情報
記憶装置にも使用されている。このような外付けの情報
記憶装置は、情報処理装置本体から外されて使用されな
いときには、それ自体携帯されたり、情報処理装置本体
とは別個に保管されたりする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】HDDは、例えば情報
処理装置に取り付けられた際に、この情報処理装置を経
由して加わる振動や衝撃の影響で読み込み、書き込みの
時間が長くなったり、また上述したような携帯等の際
に、情報記憶装置を誤って落下させ、この落下時の衝撃
によりHDDが壊れてしまう等することがある。上述し
た外付けの情報記憶装置においては、通常、HDDが筐
体内に収容されて提供されており、この筐体内に上述し
た衝撃、振動から保護する目的でスポンジ等の緩衝材を
入れているものもあるが、防振と衝撃吸収の両方に高い
効果を発揮する緩衝材を得ることができなかったこと
や、例えば配線基板部分やトップカバーの中央部分など
のHDDの強度が弱い部分に緩衝材を取り付けることが
できず、このため緩衝材配置設計の自由度が制限される
ことなどから、HDDの耐振動性、耐衝撃性を大きく向
上させるものは今までに提供されていない。
【0004】そこで、本発明は、筐体外部からの振動や
衝撃に対する耐振動性、耐衝撃性を大きく向上させた外
付け型の情報記憶装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
本発明に係る情報記憶装置は、機器本体に対してケーブ
ル等を介して直接装置自体が着脱自在とされるものであ
り、ハードディスク駆動機構部と、このハードディスク
駆動機構部を内部に収容する筐体と、コネクタ部とを備
え、上記ハードディスク駆動機構部が、第1の緩衝材に
より筐体から離間して支持される。そして、定常状態に
おいてハードディスク駆動機構部又は筐体のうちのいず
れか一方にのみ接する第2の緩衝材が、ハードディスク
駆動機構部と筐体との間に配されている。
【0006】上述した構成を有する本発明に係る情報記
憶装置は、第1の緩衝材と第2の緩衝材という2種の緩
衝材を設け、それぞれに振動吸収、衝撃吸収という別個
の役割が与えられている。本発明では、このように異な
る役割毎に別個の緩衝材を使用することで、その役割に
最適な大きさや材料、配置位置を選択して使用可能とさ
れる。したがって、本発明によれば、振動吸収、衝撃吸
収のそれぞれについて高い効果を得ることができ、耐衝
撃性と耐振動性の両方が大きく向上する。
【0007】また、本発明に係る情報記憶装置は、機器
本体に対してケーブル等を介して直接装置自体が着脱自
在とされるものであり、ハードディスク駆動機構部と、
このハードディスク駆動機構部を内部に収容する第1の
筐体と、この第1の筐体を内部に収容する第2の筐体
と、コネクタ部とを備え、第1の筐体は、第1の緩衝材
により第2の筐体から離間して支持される。
【0008】上述した構成を有する本発明に係る情報記
憶装置は、ハードディスク駆動機構部自体ではなく、こ
のハードディスク駆動機構部を収容した第1の筐体を第
2の筐体に支持するよう構成することで、ハードディス
ク駆動機構部に不当な外力を与えることなくハードディ
スク駆動機構部を第2の筐体から離間して支持すること
が可能とされる。したがって、本発明によれば、第1の
緩衝材の配置設計の自由度が向上するため、緩衝材の配
置位置の最適化が容易になり、この緩衝材配置の最適化
によって耐衝撃性と耐振動性の向上が図られる。
【0009】また、第1の筐体と第2の筐体との間に
は、定常状態において第1の筐体又は第2の筐体のうち
のいずれか一方にのみ接する第2の緩衝材が配されてい
る。
【0010】これら第1の緩衝材と第2の緩衝材とに
は、それぞれに振動吸収、衝撃吸収という別個の役割が
与えられており、本発明においては、このように異なる
役割毎に別個の緩衝材を使用することで、その役割に最
適な大きさや材料、配置位置を選択して使用可能とされ
る。したがって、本発明によれば、振動吸収、衝撃吸収
のそれぞれについて高い効果を得ることができ、更なる
耐衝撃性と耐振動性の向上が可能とされる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る情報記憶装置
の具体的な実施の形態について図面を参照しながら詳細
に説明する。
【0012】情報記憶装置1は、図1に示すように、ハ
ードディスク駆動機構部2と、このハードディスク駆動
機構部2を収容する筐体3と、コネクタ4とを有してな
る。この情報記憶装置1は、容量拡張用の拡張機器とし
て、又は大量の画像、映像等のデータやプログラムを記
録する記録媒体として、パーソナルコンピュータやビデ
オカメラ等(以下、情報記憶装置1が接続される電子機
器を単に機器本体と称して説明する。)に対して、ケー
ブル等を介さずに、上記コネクタ4によって直接情報記
憶装置1自体が着脱自在に接続されるものである。
【0013】ハードディスク駆動機構部2は、図2
(a)及び(b)に示すシャーシ5とトップカバー6と
からなる空間内に、同図(c)に示すように回転スピン
ドル7に装着された磁気ディスク8と、この磁気ディス
ク8に対する情報の記録・再生を行う磁気ヘッド9をヘ
ッドアーム10を介して支持するヘッド位置決め用のア
クチュエータ11とが配設されている。また、ハードデ
ィスク駆動機構部2には、シャーシ5の裏面側に、上述
した各部品の駆動制御や磁気ディスク7への記録・再生
を制御する電子回路が搭載された配線基板12が取り付
けられている。そして、この配線基板12には、磁気ヘ
ッド9に対する記録・再生信号の入出力用とスピンドル
モータ(図示は省略する。)及びアクチュエータ11等
に対する駆動電源接続用のコネクタピン13が、シャー
シ5の一の側面に位置するよう取り付けられる。
【0014】筐体3は、上ハーフ3aと下ハーフ3bと
からなり、これら上ハーフ3aと下ハーフ3bとは、例
えばプラスチック等の合成樹脂によって形成されてい
る。下ハーフ3bは、一の側壁、本例では短辺側の一の
側壁が切り欠かれ、この切り欠き部分にコネクタ4が取
り付けられる。このコネクタ4には、電源ラインや信号
ラインが形成されたフレキシブルケーブル(図示は省略
する。)を介して上述したハードディスク駆動機構部2
のコネクタピン13が接続される。情報記憶装置1にお
いては、このコネクタ4が直接機器本体の接続端子に接
続されて機器本体からの電源供給や信号授受のインタフ
ェィスとなり、筐体3内のハードディスク駆動機構部2
に対する駆動電源の供給及び信号の授受が行われる。
【0015】そして、情報記憶装置1においては、図
1、図3及び図4示すように、ハードディスク駆動機構
部2と筐体3との間に、外部からの振動や衝撃から筐体
3内部のハードディスク駆動機構部2を保護するため
に、振動吸収用の第1の緩衝材(以下、振動用緩衝材と
称して説明する。)14と、衝撃吸収用の第2の緩衝材
(以下、衝撃用緩衝材と称して説明する。)15とが配
設されている。このように、情報記憶装置1において
は、振動用緩衝材14と衝撃用緩衝材15という2種の
緩衝材が筐体3とハードディスク駆動機構部2との間に
それぞれ配設されるが、これは以下のような理由によ
る。
【0016】すなわち、振動吸収においては、より防振
の効果を得て情報記憶装置1の耐振動性を向上させるた
めに、振動用緩衝材14の固有振動数をより低い周波数
帯域まで下げていく必要がある。振動用緩衝材14の固
有振動数は、防振の効果を与えたい対象物であるハード
ディスク駆動機構部2の重量の平方根に反比例するた
め、ハードディスク駆動機構部2自体の重量を重くする
か、又は振動用緩衝材14の大きさを小さくすることに
よってハードディスク駆動機構部2の見かけの重さ、す
なわち振動用緩衝材14の大きさに対するハードディス
ク駆動機構部2の重さの割合を大きくするかのいずれか
の方法によって、より低い周波数帯域に下げることがで
きる。実際には、ハードディスク駆動機構部2の重量を
重くするということは、製品重量の増加につながり好ま
しくなく実用的でないため、振動用緩衝材14の大きさ
を小さくすることによって、振動用緩衝材14の固有振
動数をより低い周波数帯域まで下げることとなる。
【0017】一方、衝撃吸収においては、あまりに小さ
い緩衝材を衝撃用緩衝材15として使用すると、筐体3
外部から衝撃を受けたときに衝撃用緩衝材15が潰れき
ってしまい、衝撃用緩衝材15のバネ定数が剛体のバネ
定数とほぼ同じになってしまう。このため、あまりに小
さい衝撃用緩衝材15では、極論すると筐体3に接触す
るのと同様の衝撃がハードディスク駆動機構部2に伝わ
ることとなる。これでは緩衝材としての意味が無くなっ
てしまうため、衝撃用緩衝材15では、高い衝撃吸収効
果を得て情報記憶装置1の耐衝撃性を向上させるため
に、より大きな緩衝材を使用することが必要となる。
【0018】また、振動吸収のために使用する緩衝材と
衝撃吸収のために使用する緩衝材とでは、防振や衝撃吸
収の効果を得るのに最適なバネ定数も異なる。振動吸収
においては、最適なバネ定数を以下のようにして判断し
た。まず、図5に示すように、加振テーブルT上に振動
用緩衝材14を配置し、その上に防振の効果を得たい対
象物Xを乗せて、加振テーブルTに振動を加えつつ対象
物Xの振動を測定する。この測定結果を図6に示す。
【0019】図6に示す特性図においては、振動を無次
元化して表示しており、縦軸が対象物Xの加速度(出力
加速度振幅:Gout)と加振テーブルTの入力加速度
(入力加速度振幅:Gin)の比であり、横軸が加振振動
数(入力振動数:ω)/振動用緩衝材14の1次固有振
動数(固有振動数:ωc)の比である。この図からわか
るように、加振振動数が固有振動数よりも低い振動数に
おいてはGout/Ginの比は1であり、加振振動数が固
有振動数に近づくにつれ、すなわち横軸における値が1
に近づくにつれてGout/Ginの比が高くなり、横軸に
おける値が1に、すなわち加振振動数と固有振動数が同
じになる点でピークを迎える。そして、加振振動数が固
有振動数より高くなるにつれて、Gout/Ginの比が低
下していく。この現象は、一般的な防振材全てに当ては
まるものであり、防振材においては、Gout/Ginの比
が1以下となる場合に、防振の効果を得ることができ
る。このことから、振動用緩衝材14の固有振動数ωc
をできるだけ小さくし、加振振動数ωと固有振動数ωc
とが同じになる振動数を小さく設定することによって、
より広い範囲の振動数域で防振の効果を得ることができ
ることがわかる。
【0020】上述した固有振動数ωcは、図7に示すよ
うな重り(対象物X)の質量をm、振動用緩衝材14の
バネ定数をkとした物理モデルを考えた場合、下記の式
1にてあらわされる。
【0021】
【数1】
【0022】上記式1より、固有振動数ωcは、バネ定
数kが小さい方が、小さな値となることがわかり、よっ
て、振動用緩衝材14においては、バネ定数kが小さい
方がそれだけ広い振動数域で防振効果を得ることができ
ることになる。
【0023】一方、衝撃吸収においては、ある対象物が
落下衝撃を受けた際にそれが壊れるかどうかの基準とな
るバウンダリーカーブを使用して最適なバネ定数を判断
した。図8に示すバウンダリーカーブでは、横軸が対象
物の受ける速度変化(Velocity Change)であり、縦軸
が対象物の受ける加速度(Acceleration)であり、図中
領域Aにて示す範囲が、対象物が壊れる落下衝撃の速度
変化及び加速度の範囲である。同図からわかるように、
ある対象物が落下衝撃を受けた際に壊れないようにする
ためには、落下衝撃による速度変化及び加速度を同図中
領域Bの範囲に、具体的には速度変化を小さくするか、
加速度を小さくすることが必要である。
【0024】一般的に緩衝材は、そのクッション性を利
用して対象物の受ける衝撃加速度を低くすることで対象
物が壊れないようにするものである。このため、大きな
衝撃吸収効果を得るためには、上述した振動用緩衝材1
4における物理モデル(図7)を再度使用して得られる
衝撃用緩衝材15のバネ定数kがどのような値をとると
きが最も小さな加速度とし得るかが問題となる。そこ
で、複数のバネ定数k(k1〜k4)を横軸に、横軸の
バネ定数を有する緩衝材に落下させた際に対象物が受け
る最大加速度を縦軸とする特性図を図9に示す。衝撃用
緩衝材15のバネ定数kが最も小さい場合(k1)に
は、受けた衝撃に対して柔らかすぎて衝撃用緩衝材15
が潰れきってしまい、最大加速度が大きくなる。また、
逆に衝撃用緩衝材15のバネ定数kが最も大きい場合
(k4)には、緩衝材が硬すぎてクッション性がなく、
やはり最大加速度が大きくなってしまう。同図からわか
るように、最も小さいバネ定数k1と最も大きいバネ定
数k4との間に、最も加速度を小さくする最適なk、同
図においてはバネ定数k3が存在し、このバネ定数k3
の緩衝材が最も高い衝撃吸収効果を得ることができるこ
とになる。
【0025】このようなことから防振用の緩衝材と衝撃
吸収用の緩衝材とでは、最も高い効果を得ることができ
る緩衝材の大きさやバネ定数がそれぞれ異なり、一の緩
衝材で防振用と衝撃吸収用とを両立させることは困難で
ある。このため、情報記憶装置1においては、異なる大
きさとバネ定数を有し、振動吸収に適した振動用緩衝材
14と、衝撃吸収に適した衝撃用緩衝材15という2種
の緩衝材がそれぞれ筐体3内に配されている。このよう
に、情報記憶装置1においては、防振用の緩衝材と衝撃
吸収用の緩衝材とを別個に設けることで、振動吸収、衝
撃吸収のそれぞれにおいて最適な大きさやバネ定数の緩
衝材を選択して使用することができ、防振、衝撃吸収の
それぞれにおいて高い効果を得て、耐振動性、耐衝撃性
を向上させることができる。
【0026】上述した振動用緩衝材14は、図3及び図
4に示すように、略円錐台形状を呈し、ハードディスク
駆動機構部2と筐体3との間に、小径部側の端面が筐体
3に、大径部側の端面がハードディスク駆動機構部2に
それぞれ接するよう配されている。この振動用緩衝材1
4は、ハードディスク駆動機構部2の全ての面、すなわ
ちトップカバー6側の上面と配線基板11側の下面、及
びこれらに隣接する4つの側面に配され、上面及び下面
には四隅近傍に、側面には両端部近傍にそれぞれ配設さ
れている。すなわち、情報記憶装置1においては、ハー
ドディスク駆動機構部2が、複数の振動用緩衝材14に
よって筐体3から離間して宙吊り状態に支持されてい
る。
【0027】衝撃用緩衝材15は、振動用緩衝材14で
筐体3から離間して宙吊り状態で支持されているハード
ディスク駆動機構部2と筐体3との間の空間に、定常状
態、すなわち情報記憶装置1に対して振動も衝撃も加わ
っていない状態において、ハードディスク駆動機構部2
又は筐体3のうちのいずれか一方にのみ接するよう配設
されている。なお、本実施の形態においては、衝撃用緩
衝材15を筐体3にのみ接し、ハードディスク駆動機構
部2から所定の間隔を隔てて配設している。なお、衝撃
用緩衝材15は、これとは逆にハードディスク駆動機構
部2にのみ接し、筐体3から所定の間隔を隔てて配設さ
れるものであってもよい。
【0028】衝撃用緩衝材15は、平板状を呈し振動用
緩衝材14よりも大きな体積を有するものであり、後述
するように情報記憶装置1が衝撃を受けた際におけるハ
ードディスク駆動機構部2との接触面積も、振動用緩衝
材14のハードディスク駆動機構部2に対する接触面積
に比して大きな面積とされている。また、衝撃用緩衝材
15は、ハードディスク駆動機構部2の全ての面と対向
する位置、例えばハードディスク駆動機構部2の上面及
び下面に対してはこれらの各辺近傍に対向する位置にそ
れぞれ配設され、ハードディスク駆動機構部2の側面に
対しては略中央部に対向する位置に少なくとも1枚配設
される。なお、振動用緩衝材14と衝撃用緩衝材15の
ハードディスク駆動機構部2に対する接触面積は、本実
施の形態では両者に同一材料を使用しているため上述し
たような、すなわち衝撃用緩衝材15の接触面積が振動
用緩衝材14の接触面積に比して大きくなっている。し
かしながら、後述するように振動用緩衝材14と衝撃用
緩衝材15とに異なる材料を使用する場合には、接触面
積の大きさが上述したような関係を有するとは限らず、
使用される材料との関係において適した接触面積とされ
る。
【0029】振動用緩衝材14と衝撃用緩衝材15とを
上述したような配置とした情報記憶装置1における衝撃
吸収の作用について図10を用いて説明する。図10
(a)は、情報記憶装置1におけるハードディスク駆動
機構部2、筐体3、振動用緩衝材14及び衝撃用緩衝材
15の、静的な状態、例えば情報記憶装置1が設置さ
れ、微弱な振動のみが加わっている状態でのそれぞれの
位置関係を示す図である。このような静的な状態におい
ては、振動用緩衝材14のみがハードディスク駆動機構
部2に接して緩衝材として作用しているため、高い防振
の効果を得ることができる
【0030】これに対し、情報記憶装置1が落下して衝
撃を受けた、いわゆる動的な場合には、図10(b)に
示すように、振動用緩衝材14が衝撃用緩衝材15とハ
ードディスク駆動機構部2との間隔t以上潰れ、ハード
ディスク駆動機構部2が衝撃用緩衝材15と接触する。
その結果、今度は衝撃用緩衝材15が緩衝材として作用
し、ハードディスク駆動機構部2に加わる加速度を十分
に低下させ、高い衝撃吸収効果を得ることができる。そ
して、落下後に十分に時間が経過すると、再び筐体3内
は静的な状態、すなわち衝撃用緩衝材15がハードディ
スク駆動機構部2から離間した状態に戻され、振動用緩
衝材14のみによる振動の吸収が行われるようになる。
【0031】情報記憶装置1においては、このような仕
組みが上述したように縦方向、横方向及び厚み方向の全
方向にそれぞれ設けられ、ハードディスク駆動機構が筐
体3から離間して宙吊り状態で支持されているため、3
次元全方向に対して防振、耐緩衝の効果を高いレベルで
得て、耐振動性、耐衝撃性を向上させることができる。
【0032】振動用緩衝材14には、弾性を有する部
材、例えばゴムやゲル状物質等の粘弾性体やバネ等を使
用することができる。ゴムは、例えば天然ゴム(N
R)、イソプレンゴム(IR)、スチレンゴム(SB
R)、ブチルゴム(IIR)、ブタジエンゴム(B
R)、ニトリルゴム(NBR)、シリコンゴム、フッ素
ゴム等の種々のゴムを使用することができ、例えば内外
ゴム社製のハネナイト(商品名)、イノアックコーポレ
ーション製のポロン(商品名)等が挙げられる。一方、
ゲル状物質は、シリコーンゲルのようにシリコーンを主
成分としたゲル状素材を使用することができ、例えばジ
ェルテック社製のαゲル、βゲル、θゲル(いずれも商
品名)等が挙げられる。バネは、コイルバネや板バネ等
の金属バネを使用することができる。
【0033】なお、図11に示すように、ゴムは、一般
的に物性の温度依存性のために、温度変化による反発弾
性率の変動が激しく、また−10℃程度の低温になると
固くなり振動吸収能力が低下する。これに対し、ゲル状
物質は、同図に示すように、およそ−50℃乃至200
℃くらいの間で機械的な性質(ヤング率:柔らかさとも
置き換えることができる。)がほぼ一定であり、寒冷地
でかつ屋外での環境下や、また暑い日に直射日光を浴び
るような環境下でも、ほぼ同じような良好な振動特性を
保つことができる。また、ゴムは、圧縮永久歪(圧縮残
留歪)が大きく、長期間にわたって負荷が加えられる場
合には、ゴムがへたってきて良好な振動特性を維持でき
なくなる場合がある。これに対し、ゲル状物質は、圧縮
残留歪が小さいため、長期間にわたって良好な振動特性
を維持することができる。さらに、ゴムは、同一形状の
ゲル状物質と比較すると、低周波数帯域における振動吸
収能力が低い。このため、振動用緩衝材14には、ゲル
状物質を使用することが好ましく、特に広範囲な温度変
化にも緩衝効果が変化しにくいシリコーンゲルを使用す
ることが好ましい。本実施の形態においては、振動用緩
衝材14にシリコーンゲルを使用した。
【0034】また、衝撃用緩衝材15には、適度な柔ら
かさがあり、加速度を低下させることができれば良く、
基本的には振動用緩衝材14と同様の部材、すなわち弾
性を有する部材、例えばゴムやゲル状物質等の粘弾性体
やバネ等を使用することができる。衝撃用緩衝材15に
おいても、やはり温度依存性が少なく、特性が一定な材
料が適するため、ゴムよりもゲル状物質を使用すること
が好ましく、特に広範囲な温度変化にも緩衝効果が変化
しにくいシリコーンゲルを使用することが好ましい。本
実施の形態においては、衝撃用緩衝材15にシリコーン
ゲルを使用した。
【0035】なお、上述したように本実施の形態におい
ては、振動用緩衝材14と衝撃用緩衝材15とにシリコ
ーンゲルを使用しているが、本発明はこれに限定される
ものではなく、双方にゴムを使用したり、またゲルとゴ
ム、ゲルと金属バネ等のように異なる弾性部材を組み合
わせて使用するものであってもよい。なお、振動用緩衝
材14と衝撃用緩衝材15とに異なる材料を使用する場
合には、ハードディスク駆動機構部2との接触面積が、
使用される材料との関係において適した大きさになるよ
うに振動用緩衝材14と衝撃用緩衝材15とが形成され
る。
【0036】次に、他の構成を有する情報記憶装置21
について以下に説明する。なお、上述した情報記憶装置
1と同様の部品については同一符号を付し、詳細な説明
は省略する。
【0037】情報記憶装置21は、図12に示すよう
に、ハードディスク駆動機構部2と、このハードディス
ク駆動機構部2を収容する内筐体22と、この内筐体2
2をさらに収容する外筐体23とを有してなる。すなわ
ち、情報記憶装置1は、ハードディスク駆動機構部2を
内筐体22及び外筐体23にて保護する二重筐体構造を
有するものである。
【0038】ハードディスク駆動機構部2は、上述した
情報記憶装置1におけるものと同様の構成を有するもの
である。すなわち、シャーシ5とトップカバー6とから
なる空間内に、図12においては図示を省略する回転ス
ピンドルに装着された磁気ディスクと、この磁気ディス
クに対して情報を記録・再生する磁気ヘッドをヘッドア
ームを介して支持するヘッド位置決め用のアクチュエー
タとが配設されている。また、ハードディスク駆動機構
部2には、シャーシ5の裏面側に、上述した各部品の駆
動制御や磁気ディスクへの記録・再生を制御する電子回
路が搭載された配線基板が取り付けられている。そし
て、この配線基板には、磁気ヘッドに対する記録・再生
信号の入出力用とスピンドルモータ及びアクチュエータ
等に対する駆動電源接続用のコネクタピン13が、シャ
ーシ5の一の側面から外方を臨むように設けられてい
る。
【0039】内筐体22は、上述したハードディスク駆
動機構部2を収容するものであり、上ハーフ22aと、
下ハーフ22bとからなる。下ハーフ22bは、一の側
壁、本例では短辺側の一の側壁が切り欠かれ、この切り
欠きからハードディスク駆動機構部2に設けられたコネ
クタピン13が露出する。
【0040】内筐体22は、アルミニウムやマグネシウ
ム等の強度が強くかつ軽い軽金属材料を使用することが
好ましいが、PC(ポリカーボネート)やABS樹脂と
いった汎用の比較的強度の強い合成樹脂でももちろん良
く、さらには上述した合成樹脂にカーボンやガラス繊維
を混合した繊維強化プラスチックでもよい。
【0041】内筐体22は、上述した上ハーフ22aと
下ハーフ22bとが、例えばガスケットを介して接合さ
れた密閉構造とされる。情報記憶装置21においては、
内筐体22を密閉構造とすることで、内部に収容された
ハードディスク駆動機構部2の周囲の気圧を一定に保つ
ことができる。ハードディスク駆動機構部2において
は、上述した磁気ヘッド9が磁気ディスク8の回転時に
約十数ナノメートルから数十ナノメートル程度浮上する
が、この磁気ヘッド9の浮上量は、周囲の気圧の低下に
比例して小さくなる。磁気ヘッド9の浮上量が小さくな
ると、磁気ヘッド9が磁気ディスク8の表面に接触しや
すくなり、データの読み取りや書き込みに支障をきたし
て、記録・再生時のエラーの増加につながるという問題
がある。したがって、情報記憶装置の信頼性という観点
からは、いかなる環境下においても、ハードディスク駆
動機構部2の周囲の気圧は一定であることが好ましい。
情報記憶装置21においては、上述したように内筐体2
2を密閉構造としてハードディスク駆動機構部2の周囲
の気圧を一定に保つことで、周囲の気圧が低下した場
合、例えば山頂等の高地で情報記憶装置21を使用する
場合であっても、ハードディスク駆動機構部2を正常に
動作させることができ、装置自体の信頼性を大幅に向上
させることができる。また、上述したようにハードディ
スク駆動機構部2内部への気圧変化の影響が無くなるた
め、ハードディスク駆動機構部2内部の機械的部品の取
付精度をも保つことができる。
【0042】また、情報記憶装置21においては、例え
ば、磁気ディスク8表面にHS、NO、Cl、S
といった金属腐食性ガスが付着することによって、
ディスク表面が錆びて記録されていたデータが失われて
しまったり、またLi、Na、K、Ca等のイオンが付
着することによって、データの記録・再生に支障をきた
したりする場合がある。これは、磁気ヘッド8の浮上量
が、上述したように数十ナノメートル程度と非常に小さ
いことに起因している。したがって、ハードディスク駆
動機構部2の中には、なるべくガスやイオンを侵入させ
ない構造が望ましく、このためハードディスク駆動機構
部2には呼吸フィルタが設けられ、この呼吸フィルタを
通過した空気だけがハードディスク駆動機構部2内部に
入るような構成とされている。しかしながら、この呼吸
フィルタは、主に家庭やオフィスでの使用を前提に作ら
れたものであり、強力なガスろ過機構というわけではな
く、特殊環境下、例えば温泉等で情報記憶装置21を使
用する場合には、硫黄成分等を侵入させてしまう可能性
がある。情報記憶装置21においては、上述したように
内筐体22を密閉構造としてハードディスク駆動機構部
2の周囲の気圧を一定に保つことで、外部の空気の内筐
体22内への侵入が完全に遮断されるため、金属腐食性
ガスやイオンの磁気ディスク8への付着を防止すること
ができ、装置自体の信頼性を大幅に向上させることがで
きる。
【0043】外筐体23は、上ハーフ23aと、下ハー
フ23bとからなり、上述した情報記憶装置1における
筐体3と同様の構成を有するものである。すなわち、外
筐体23は、例えばプラスチック等の合成樹脂によって
形成され、下ハーフ23bの一の側壁が切り欠かれ、こ
の切り欠き部分にコネクタ4が取り付けられる。このコ
ネクタ4には、上述した内筐体22の切り欠きから露出
するハードディスク駆動機構部2のコネクタピン13が
フレキシブルケーブル(図示は省略する。)を介して接
続される。
【0044】なお、情報記憶装置21においては、内筐
体22をアルミニウム、マグネシウムといった軽金属に
よって形成することにより、内筐体22の密閉性をさら
に高めることができる。
【0045】そして、情報記憶装置21には、図13に
示すように、内筐体22と外筐体23との間に、振動用
緩衝材14と衝撃用緩衝材15とが配設されている。こ
の振動用緩衝材14は、内筐体22を外筐体23から離
間して宙吊り状態で支持している。この振動用緩衝材1
4には、弾性を有する部材、例えばゴム、ゲル状物質等
の粘弾性体や金属バネ等を使用することができ、特にシ
リコーンゲルを使用することが好ましい。本実施の形態
においては、振動用緩衝材14にシリコーンゲルを使用
している。
【0046】ところで、ハードディスク駆動機構部2に
は、直接振動用緩衝材14で支持する場合に、上述した
振動用緩衝材14を接触させるのに適当な場所と不適当
な場所がある。振動用緩衝材14を接触させるのに適す
る場所とは、押されても変形しないような固い部分、例
えばシャーシ4であり、適さない場所とは、柔らかい部
分、例えばトップカバー5の中央付近や配線基板上であ
る。このような振動用緩衝材14を接触させるのに適さ
ない場所に振動用緩衝材14を接触させてハードディス
ク駆動機構部2を支持した場合、例えばトップカバー5
に衝撃を受けたハードディスク駆動機構部2は、トップ
カバー5が変形してしまって、ハードディスク駆動機構
部2内部のディスクがうまく回転できない等の故障が生
じる虞があり、またディスク上の大切なデータを読み書
きできない致命的な欠陥に発展してしまう虞もある。さ
らに、配線基板に衝撃を受けたハードディスク駆動機構
部2は、配線基板上に実装されているICやメモリが脱
落してしまったり、ハンダがとれて接触不良を起こした
りして、記録再生が不可能な状態となってしまう虞があ
る。
【0047】しかしながら、情報記憶装置21において
は、ハードディスク駆動機構部2を内筐体22に収容
し、ハードディスク駆動機構部2自体ではなく、内筐体
22を振動用緩衝材14によって外筐体23に支持する
よう構成されている。この内筐体22は、上述したよう
に軽金属や合成樹脂等により形成される剛性を有するも
のであり、どの箇所に振動用緩衝材14を配設しても、
ハードディスク駆動機構2に不当な外力を与えることな
く外筐体23に対して支持することができる。このた
め、情報記憶装置21では、振動用緩衝材14の配置設
計の自由度が増し、緩衝材の配置位置の最適化を容易に
行うことができる。そして、情報記憶装置21は、この
緩衝材の配置位置の最適化によって、耐衝撃性と耐振動
性の向上を図ることができる。
【0048】また、情報記憶装置21においては、内筐
体22にハードディスク駆動機構2を収容することで、
コイルバネを振動用緩衝材14として使用することが容
易となる。具体的には、情報記憶装置21は、図14に
示すように、内筐体22にコイルバネ取付のため位置決
め部として突起24を設けることで、振動用緩衝材14
であるコイルバネの取付を容易かつ確実に行うことがで
きるようになる。このような金属バネであるコイルバネ
は、永久変形が非常に少ないため経時的に見ても常に安
定した緩衝特性を再現でき、また安定した品質の割には
コストが非常に安価で、なおかつ突起24を設けること
で組み立て性も良好となる。したがって、情報記憶装置
21においては、内筐体22を有することによってこの
ようなコイルバネの取付が容易となるため、振動用緩衝
材14の配置位置の自由度ばかりでなく、緩衝材に使用
する物質の選択の自由度も増し、耐振動性、耐衝撃性を
向上させることができる。なお、内筐体22に上述した
コイルバネ用の位置決め部として突起24を設けた場合
に、この突起24と対応する位置の外筐体23の内面側
にコイルバネを受ける凹部を設けても良く、また外筐体
23側にのみ取付用の位置決め部として凹部を設けるも
のであってもよい。
【0049】衝撃用緩衝材15は、振動用緩衝材14で
外筐体23から離間して宙吊り状態で支持されている内
筐体22と外筐体23との間の空間に、定常状態におい
て内筐体22又は外筐体23のうちのいずれか、本実施
の形態においては外筐体23にのみ接触するように配設
されている。また、衝撃用緩衝材15には、振動用緩衝
材14と同様に、弾性を有する部材、例えばゴム、ゲル
状物質等の粘弾性体や金属バネ等を使用することがで
き、特にシリコーンゲルを使用することが好ましい本実
施の形態においては、衝撃用緩衝材15にシリコーンゲ
ルを使用している。なお、衝撃用緩衝材15は、これと
は逆に内筐体22にのみ接触し、外筐体23から所定の
間隔を隔てて配設されるものであっても良いことは情報
記憶装置1と同様である。このように、振動用緩衝材1
4や衝撃用緩衝材15にゴムやゲル状物質を用いた場合
には、これらからディスクに有害な様々なガスが生じる
虞があるが、上述したように密閉構造とされた内筐体2
2内にハードディスク駆動機構部2を収容することで、
このようなガスがハードディスク駆動機構部2のディス
クの表面に付着して、データの記録・再生に支障をきた
すという弊害を防止することができる。
【0050】情報記憶装置21は、上述したように防振
用の緩衝材と衝撃吸収用の緩衝材とを別個に設けること
で、振動吸収、衝撃吸収のそれぞれにおいて最適な大き
さやバネ定数の緩衝材を選択して使用し、高い防振、衝
撃吸収の効果を得て、更に耐振動性、耐衝撃性を向上さ
せることができる。また、情報記憶装置21において
は、内筐体22を繊維強化プラスチックやアルミニウ
ム、マグネシウムといった軽金属によって形成すること
により、より防振、衝撃吸収の効果を発揮し、耐振動
性、耐衝撃性を向上させることができる。
【0051】さらに、情報記憶装置21は、高い防振、
衝撃吸収の効果を得るとともに、ハードディスク駆動機
構部2が密閉構造を有する内筐体22内に収容され、気
圧の低い山頂等の高地や、イオン成分が大気中に含まれ
る温泉地等の特殊環境下においてもハードディスク駆動
機構部2を正常に動作さえることができるため、いろい
ろな環境での使用が想定される電子機器、例えば高地や
温泉等での撮影も考えられるビデオカメラにおいて、撮
影した映像データを記録する記録媒体として好適に使用
することができる。
【0052】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように本発明に係
る情報記憶装置は、上述した構成を有する本発明に係る
情報記憶装置は、第1の緩衝材と第2の緩衝材という2
種の緩衝材を設けることで、それぞれに振動吸収、衝撃
吸収という別個の役割を与え、その役割に最適な大きさ
や材料、配置位置を選択して使用することができる。こ
のため、本発明によれば、振動吸収、衝撃吸収のそれぞ
れについて高い効果を得ることができ、耐衝撃性と耐振
動性の両方の向上を図ることができる。
【0053】また、本発明によれば、ハードディスク駆
動機構部自体ではなく、このハードディスク駆動機構部
を収容した剛性を有する第1の筐体を第2の筐体に支持
するよう構成することで、ハードディスク駆動機構部に
不当な外力を与えることなく第1の緩衝材の配置設計の
自由度が向上して緩衝材の配置位置の最適化が容易にな
り、この緩衝材配置の最適化によって耐衝撃性と耐振動
性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る情報記憶装置の分解斜視図であ
る。
【図2】ハードディスク駆動機構部の構成を示す図であ
り、(a)はトップカバー側から見た斜視図、(b)は
配線基板側から見た斜視図、(c)は内部の概略構成を
示す図である。
【図3】同情報記憶装置において、筐体の上ハーフを外
した状態の斜視図である。
【図4】同情報記憶装置の縦断面図である。
【図5】最適なバネ定数測定のために防振対象物の振動
を測定する装置を示す図である。
【図6】同測定装置における測定結果を示す特性図であ
る。
【図7】固有振動数をあらわすための物理モデルを示す
図である。
【図8】落下衝撃を受けた対象物が壊れるかどうかの基
準となるバウンダリーカーブを示す特性図である。
【図9】バネ定数と、緩衝材に落下させた際に対象物が
受ける最大加速度との関係を示す特性図である。
【図10】衝撃吸収時における筐体内の緩衝材の状態を
説明するための模式図である。
【図11】ゲル状物質とゴムとの温度依存性を示す特性
図である。
【図12】他の構成を有する情報記憶装置の分解斜視図
である。
【図13】同情報記憶装置において、筐体の上ハーフを
外した状態の斜視図である。
【図14】同情報記憶装置における他の構成を有する内
筐体の斜視図である。
【符号の説明】
1、21 情報記憶装置,2 ハードディス駆動機構,
3 筐体,4 シャーシ,5 トップカバー,6 回転
スピンドル,7 磁気ディスク,8 磁気ヘッド,9
ヘッドアーム,10 アクチュエータ,11 配線基
板,12 コネクタピン,13 コネクタ,14 振動
用緩衝材,15 衝撃用緩衝材,22 内筐体,23
外筐体,24 突起
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 牧野 雅弘 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 菊池 千尋 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機器本体に対して着脱自在とされる情報
    記憶装置において、 ハードディスク駆動機構部と、 上記ハードディスク駆動機構部を内部に収容する筐体
    と、 コネクタ部とを備え、 上記ハードディスク駆動機構部は、第1の緩衝材により
    上記筐体から離間して支持されるとともに、定常状態に
    おいて上記ハードディスク駆動機構部又は上記筐体のう
    ちのいずれか一方にのみ接する第2の緩衝材が上記ハー
    ドディスク駆動機構部と上記筐体との間に配されている
    ことを特徴とする情報記憶装置。
  2. 【請求項2】 上記第1の緩衝材及び第2の緩衝材は、
    弾性部材であることを特徴とする請求項1に記載の情報
    記憶装置。
  3. 【請求項3】 上記第1の緩衝材及び第2の緩衝材は、
    ゲル状物質であることを特徴とする請求項2に記載の情
    報記憶装置。
  4. 【請求項4】 上記ゲル状物質は、シリコーンゲルであ
    ることを特徴とする請求項3に記載の情報記憶装置。
  5. 【請求項5】 機器本体に対して着脱自在とされる情報
    記憶装置において、 ハードディスク駆動機構部と、 上記ハードディスク駆動機構部を内部に収容する第1の
    筐体と、 上記第1の筐体を内部に収容する第2の筐体と、 コネクタ部とを備え、 上記第1の筐体は、第1の緩衝材により第2の筐体から
    離間して支持されることを特徴とする情報記憶装置。
  6. 【請求項6】 定常状態において上記第1の筐体又は上
    記第2の筐体のうちのいずれか一方にのみ接する第2の
    緩衝材が、上記第1の筐体と上記第2の筐体との間に配
    されていることを特徴とする請求項5に記載の情報記憶
    装置。
  7. 【請求項7】 上記第2の筐体は、軽金属により形成さ
    れることを特徴とする請求項5に記載の情報記憶装置。
  8. 【請求項8】 上記第1の緩衝材及び第2の緩衝材は、
    弾性部材であることを特徴とする請求項6に記載の情報
    記憶装置。
  9. 【請求項9】 上記弾性部材は、ゲル状物質であること
    を特徴とする請求項8に記載の情報記憶装置。
  10. 【請求項10】 上記ゲル状物質は、シリコーンゲルで
    あることを特徴とする請求項9に記載の情報記憶装置。
  11. 【請求項11】 上記第1の緩衝材は、コイルバネであ
    ることを特徴とする請求項8に記載の情報記憶装置。
  12. 【請求項12】 上記第2の筐体に上記コイルバネの位
    置決め部が設けられることを特徴とする請求項11に記
    載の情報記憶装置。
  13. 【請求項13】 上記第1の筐体に上記コイルバネの位
    置決め部が設けられることを特徴とする請求項11に記
    載の情報記憶装置。
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