JPH10110693A - 排水ポンプ - Google Patents
排水ポンプInfo
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- JPH10110693A JPH10110693A JP26413596A JP26413596A JPH10110693A JP H10110693 A JPH10110693 A JP H10110693A JP 26413596 A JP26413596 A JP 26413596A JP 26413596 A JP26413596 A JP 26413596A JP H10110693 A JPH10110693 A JP H10110693A
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- Japan
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- shaft
- drive shaft
- bearing
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- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
ータの軸受オイルの受け部材を兼ねるカラーを装備す
る。 【解決手段】 排水ポンプ10は回転羽根30を有す
る。ハウジング20の上部に取り付けられる蓋22の中
央には、貫通穴24が設けられ、回転羽根30のシャフ
ト部32が蓋22の上部へ突出する。モータの駆動軸6
0は、モータのブラケット52から突出し、回転羽根3
0のシャフト32に設けられた有底穴34内に圧入さ
れ、回転羽根30を駆動する。カラー100は、円筒部
105と円板状のフランジ部110とを有するもので、
フランジ部110が貫通穴24の上部に位置する。この
フランジ部110は、排水ポンプの停止時に、蓋22の
貫通穴24から漏れ出すドレン水がモータ側へ飛散する
のを防止する。円筒部105の上面120と軸受80と
の間に潤滑オイルの油溜部が形成される。
Description
調機に装備される排水ポンプに関する。
熱交換器に空気中の水分が凝縮して付着し、熱交換器の
下方に設けられるドレンパン内に滴下する。このドレン
パン内に溜ったドレン水を排水するために排水ポンプが
装備される。この排水ポンプに関しては、従来各種のも
のが提案されており、この種のポンプとして次のものが
ある。即ち、下部に吸込口を形成し、上部を開口すると
共に、側方に吐出口を設けたハウジング内に羽根を回転
自在に設け、この羽根をハウジングの開口の上部にカバ
ーを介して固定したモータにより回転させている。その
モータの回転軸は、カバーを回転自在に貫通して羽根の
軸部に連結され、上記カバーには大気とハウジングとを
連通する貫通穴が設けられている。これにより、モータ
を駆動して、羽根が回転すると、ドレンパン内に貯溜し
たドレン水は、吸込口の羽根の下端から吸込まれ、遠心
力により、ハウジング内面に沿って揚水され、ケーシン
グの吐出口から外部に吐出される。
したこの種排水ポンプの構成を示す図である。ポンプ本
体1を略円錐形状に形成すると共に、回転羽根2のシャ
フト3が貫通するポンプ本体1の蓋4の穴を大きめとし
て空気導入用のスリット5を形成することにより、ドレ
ン発生量が少ないときは導入空気量が多くなり、またド
レン発生量が多いときは導入空気量が少なくなって、連
続的にドレンを排出することができるようにしている。
しかしこのようなポンプでは、ドレン発生量が多過ぎる
と空気導入用スリット5から飛沫が吹き出してモータ6
を濡らし、モータの腐食によるロックや電気絶縁性を損
ねることがあり、これを防ぐために回転羽根2のシャフ
ト3の上端などに水切り円板7を設けてある。また、モ
ータの軸受の油流出防止の目的で、軸受8に近接して駆
動軸10に油溜ワッシャ9を装着している。
スチックの薄板を円板状に加工し、中心にモータ駆動軸
10が嵌合する穴を設け、モータ駆動軸に貫通、保持さ
せる。しかしシャフト3に対して傾いて取り付けられた
りして、モータブラケットや蓋4に接触して騒音を発し
たり、風切り騒音等の発生原因となっていた。また、水
切り円板と油溜ワッシャの2部品を取り付けるため取付
が煩雑となり、特に油溜ワッシャは小径で軸受に近接し
て装着するため、装着忘れの確認がしにくかった。した
がって、組立性に問題が生じることがあった。
にて支持しているモータと、モータの駆動軸に連結され
る回転羽根と、回転羽根を収容するポンプハウジングと
を有する排水ポンプにおいて、ポンプハウジングはモー
タの駆動軸が貫通する貫通穴を有し、モータの駆動軸は
回転羽根に形成される穴に挿入されるとともに、回転羽
根のシャフトとモータの軸受との間の駆動軸外周にカラ
ーを設け、このカラーは円板状のフランジ部と円筒部を
有することを特徴としている。また、カラーのフランジ
部と反対側の円筒部端面は、モータの軸受から漏出され
る潤滑オイルの受け面を形成する。
タの駆動軸が貫通する貫通穴を有し、モータの駆動軸は
回転羽根のシャフトに形成される穴に挿入されるととも
に、回転羽根のシャフトとモータの軸受との間の駆動軸
外周にカラーを設け、カラーは貫通穴の上部に位置する
水切り部と、軸受に近接対向するオイル受け面とを有
し、オイル受け面と軸受との間に潤滑オイルの油溜部が
形成されることを特徴としている。
の駆動軸が貫通する貫通穴を有し、モータの駆動軸は回
転羽根のシャフトに形成される穴に挿入されるととも
に、回転羽根のシャフトとモータの軸受との間の駆動軸
外周に、軸受にその端面が近接対向する円筒部と貫通穴
上部に位置するフランジ部とを一体に形成したカラーを
設けたことを特徴としている。このカラーを設けたこと
により、ポンプハウジングの貫通穴からドレン水が飛散
するのを抑制できるとともに、モータの軸受部のオイル
の滴下を防止することができる。またカラーが水切り部
とオイル受け面とを有するため、別個の油溜ワッシャを
取付ける必要がなく、組立が簡単になる。
ータ部を含む要部の拡大図である。全体を符号10で示
す本発明の排水ポンプは、ハウジング20と蓋22とか
ら構成されるポンプハウジングと、ポンプハウジング内
に収容される回転羽根30を有する。ハウジング20の
上部に取り付けられる蓋22の中央には、貫通穴24が
設けられ、駆動軸60が貫通穴24を貫通し、回転羽根
30のシャフト部32がこの貫通穴24を貫通して蓋2
2の上部へ突出する。なお、シャフト部32が短い場
合、駆動軸60のみが貫通穴24を貫通する。
は、ロータ54が装備され、モータの駆動軸60を回転
駆動する。駆動軸60は、上下のモータブラケット52
に対して、上下の2個所に配設される軸受70,80に
よって支持される。
合金によりつくられるもので、多孔質の構造を有し、含
油性の良い軸受が形成される。この軸受70,80の外
側には、フェルト等の含油部材72,82が挿入され、
バネ75,85で押圧されるバネ受け74,84によっ
て上下のブラケット52のそれぞれに対し、回転可能に
支持される。モータの駆動軸60は、モータのブラケッ
ト52から突出し、回転羽根30のシャフト32に設け
られた有底穴34内に圧入され、回転羽根30を駆動す
る。なおシャフト32に有底穴34を設けたが、貫通穴
でもよい。
このモータの駆動軸60にプラスチック製のカラー10
0が圧入状態に取り付けられる。駆動軸60へのカラー
100の取付けは1部品のため容易に行える。このカラ
ー100は、円筒部105と円板状のフランジ部110
とを有するもので、フランジ部110が回転羽根30の
シャフト32の上端部に当接し、貫通穴24の上部に位
置している。このフランジ部110は、排水ポンプの停
止時に、蓋22の貫通穴24から漏れ出す吐出配管(図
示せず)から戻ってきたドレン水がモータ側へ飛散する
のを防止する。なお、カラー100と回転羽根30のシ
ャフト32とは当接せず、間隙を有して取付けてもよ
い。
体であるので、モータ駆動軸60の軸線に直交して配置
され、回転時の風切り騒音等の発生は、最小限に押えら
れるとともに、蓋22やモータブラケット52と接触す
ることはない。また、貫通穴24から飛び出してフラン
ジ部110に衝突するドレン水を確実に押えることがで
き、衝突によって変位することもない。
軸受80との間に潤滑オイルの油溜部130を形成し、
潤滑オイルの漏出を防止する機能を説明する図面であ
る。オイル受け面である上端面120と軸受80とは近
接対向し、その間隙は0.5mm程度に設定してある。
軸受80の外側には溝81が形成されている。モータの
駆動が開始され、駆動軸60が軸受80に支持されて回
転すると、オイル200は温度が上昇して粘度が低下
し、図2(1)に示すようにオイルが軸との間にしみ出
てくる。粘度が低下したオイル200は、円筒部105
の上端面120上に載るが、表面張力によって、図2
(2)に示すように上端面120上に保持され、油溜部
130を形成する。
られた軸受80は、毛細管現象によって円筒部の上端面
120上に溜ったオイルを軸受内に図2(3)に示すよ
うに吸収し、油溜部130はなくなる。この円筒部の作
用によって、モータの軸受を潤滑するオイルの漏出は防
止される。
ンプハウジングの蓋を貫通する駆動軸の外周に、円板状
のフランジ部と円筒部とを有するカラーを設けたもので
ある。このカラーのフランジ部は、ポンプの停止時にハ
ウジングの蓋の間の貫通穴から飛散しようとする吐出配
管から戻ってきたドレン水を抑制し、モータ部へ水滴が
かかるのを防止する。フランジ部は回転軸に垂直に配設
されるので、風切音等の発生を最小限に押えることがで
きるとともに、ハウジングの蓋やモータブラケットに接
触することもない。
の軸受の潤滑オイルの受け面を構成し軸受との間に油溜
部を形成し、オイルの表面張力を利用して、オイルを保
持する。軸受は、焼結合金等でつくられ、オイル受け面
に溜ったオイルを毛細管現象を利用して吸引する。さら
にカラーが水切り部とオイル受け面とを有するため、別
個の油溜ワッシャが不要となり、組立が容易となる。
図。
Claims (4)
- 【請求項1】 駆動軸を軸受にて支持しているモータ
と、モータの駆動軸に連結される回転羽根と、回転羽根
を収容するポンプハウジングとを有する排水ポンプにお
いて、 ポンプハウジングはモータの駆動軸が貫通する貫通穴を
有し、モータの駆動軸は回転羽根のシャフトに形成され
る穴に挿入されるとともに、回転羽根のシャフトと上記
軸受との間の駆動軸の外周にカラーを設け、このカラー
は円板状のフランジ部と円筒部とを有する排水ポンプ。 - 【請求項2】 上記カラーのフランジ部と反対側の円筒
部端面は、モータの軸受から漏出される潤滑オイルの受
け面を形成する請求項1記載の排水ポンプ。 - 【請求項3】 駆動軸を軸受にて支持しているモータ
と、このモータの駆動軸に連結される回転羽根と、この
回転羽根を収容するポンプハウジングとを有する排水ポ
ンプにおいて、 上記ポンプハウジングは上記モータの駆動軸が貫通する
貫通穴を有し、上記モータの駆動軸は上記回転羽根のシ
ャフトに形成される穴に挿入されるとともに、上記回転
羽根のシャフトと上記モータの軸受との間の上記駆動軸
外周にカラーを設け、上記カラーは上記貫通穴の上部に
位置する水切り部と上記軸受に近接対向するオイル受け
面とを有し、上記オイル受け面と上記軸受との間に潤滑
オイルの油溜部が形成されることを特徴とする排水ポン
プ。 - 【請求項4】 駆動軸を軸受にて支持しているモータ
と、このモータの駆動軸に連結される回転羽根と、この
回転羽根を収容するポンプハウジングとを有する排水ポ
ンプにおいて、 上記ポンプハウジングは上記モータの駆動軸が貫通する
貫通穴を有し、上記モータの駆動軸は上記回転羽根のシ
ャフトに形成される穴に挿入されるとともに、上記回転
羽根のシャフトと上記モータの軸受との間の上記駆動軸
の外周に、上記軸受にその端面が近接対向する円筒部と
上記貫通穴上部に位置するフランジ部とを一体に形成し
たカラーを設けたことを特徴とする排水ポンプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26413596A JP4024887B2 (ja) | 1996-10-04 | 1996-10-04 | 排水ポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26413596A JP4024887B2 (ja) | 1996-10-04 | 1996-10-04 | 排水ポンプ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10110693A true JPH10110693A (ja) | 1998-04-28 |
JP4024887B2 JP4024887B2 (ja) | 2007-12-19 |
Family
ID=17398953
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26413596A Expired - Lifetime JP4024887B2 (ja) | 1996-10-04 | 1996-10-04 | 排水ポンプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4024887B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008206362A (ja) * | 2007-02-22 | 2008-09-04 | Mitsubishi Electric Corp | モーター及び換気装置 |
WO2011043123A1 (ja) * | 2009-10-05 | 2011-04-14 | ダイキン工業株式会社 | 空気調和機の室内機 |
-
1996
- 1996-10-04 JP JP26413596A patent/JP4024887B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008206362A (ja) * | 2007-02-22 | 2008-09-04 | Mitsubishi Electric Corp | モーター及び換気装置 |
WO2011043123A1 (ja) * | 2009-10-05 | 2011-04-14 | ダイキン工業株式会社 | 空気調和機の室内機 |
JP2011099659A (ja) * | 2009-10-05 | 2011-05-19 | Daikin Industries Ltd | 空気調和機の室内機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4024887B2 (ja) | 2007-12-19 |
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