JPH10110543A - 球形タンクの解体方法 - Google Patents

球形タンクの解体方法

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JPH10110543A
JPH10110543A JP26757396A JP26757396A JPH10110543A JP H10110543 A JPH10110543 A JP H10110543A JP 26757396 A JP26757396 A JP 26757396A JP 26757396 A JP26757396 A JP 26757396A JP H10110543 A JPH10110543 A JP H10110543A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の球形タンクの解体方法では、高所作業
が大半を占めるので作業性に乏しいばかりでなく、解体
に先立って足場の組み立てや解体に多大な手間と費用を
要するといった問題があった。 【解決手段】 球形タンクTの上半球部Tuについて、
頭頂部足場Stと赤道部足場Seとの間に、タンクの表面
に沿ってガイドレールRuを架設し、このガイドレール
uに沿って自動切断機Cを作動させることにより天壁
部Pをそのまま残しつつ上半球部Tuを放射状に切断す
る工程と、複数に切り分けられた側壁部Wuのうち、天
壁部Pを支持させるものだけを残してその他の側壁部W
uを天壁部Pおよび下半球部Tdから切断分離しながらひ
とつずつ撤去していく工程と、残された側壁部Wuで支
持される天壁部Pを撤去する工程と、天壁部Pを支持し
ていた側壁部Wuを撤去する工程とを備える解体方法を
採用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、球形タンクを解体
する際に適用して好適な方法に関する。
【0002】
【従来の技術】球形タンクを解体するに当っては、球形
タンクの周囲に頭頂部へ達する仮設の足場を組み、作業
員がその足場に立って球形タンクの殻となっている壁面
をその頭頂部から細かく切断する作業を行い、切断した
部分をクレーンを用いて順次地上に吊り降ろすという方
法が一般的に行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の解
体方法では、高所作業が大半を占めるので作業性に乏し
いばかりでなく、解体に先立つ足場の組み立てや解体後
の足場の撤去に多大な手間と費用を要するといった問題
があった。
【0004】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
であり、高所作業を極力少なくし、かつ足場を必要とし
ない有効な解体方法を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの手段として、請求項1に記載された球形タンクの解
体方法は、球形タンクの解体に際し、赤道から上に位置
する上半球部と下に位置する下半球部とに分けて解体を
実施するものとし、上半球部について、頭頂付近に既設
の頭頂部足場と赤道付近に既設の赤道部足場との間に、
タンクの側面に沿ってガイドレールを架設し、該ガイド
レールに沿って自動切断機を作動させることにより当該
上半球部を切断する工程を備えることを特徴としてい
る。
【0006】さらに、請求項2に記載された球形タンク
の解体方法は、請求項1に記載された球形タンクの解体
方法において、頭頂部足場とこれが設置された天壁部を
そのまま残しつつ、上半球部を天壁部側から放射状に切
断する工程と、複数に切り分けられた側壁部のうち、天
壁部を支持させるものだけを残してその他の側壁部を天
壁部および下半球部から切断分離しながらひとつずつ撤
去していく工程と、残された側壁部で支持されている天
壁部を撤去する工程と、天壁部を支持していた側壁部を
撤去する工程とを備えることを特徴としている。
【0007】また、請求項3に記載された球形タンクの
解体方法は、球形タンクの解体に際し、赤道から上に位
置する上半球部と下に位置する下半球部とに分けて解体
を実施するものとし、上半球部解体後の下半球部につい
て、赤道付近に既設の赤道部足場と底壁部との間に、タ
ンクの側面に沿ってガイドレールを架設し、該ガイドレ
ールに沿って自動切断機を作動させることにより当該下
半球部を切断する工程を備えることを特徴としている。
【0008】さらに、請求項4に記載された球形タンク
の解体方法としては、請求項3に記載された球形タンク
の解体方法において、下半球部を底壁部側から放射状に
切断する工程と、複数に切り分けられた各側壁部を赤道
部足場から切断分離しながらひとつずつ撤去していく工
程とを備えることを特徴としている。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の球形タンクの解体方法の
実施の形態を図1ないし図6に示して説明する。図1
は、解体すべき球形タンクTと、この球形タンクTのう
ち赤道から上に位置する上半球部Tuに設置されてその
側壁部Wuを切断する自動切断機Cとを側方視したもの
である。球形タンクTは、地上Gに等間隔を空けて立設
された複数の支持脚Lに支持されており、これら支持脚
Lはタンク本体の赤道付近に接合されている。支持脚L
が接合された赤道付近には、この赤道に沿ってタンク本
体の周囲を取り囲むように赤道部足場Seが設置されて
いる。さらに、タンク本体の頭頂付近には、円を描くよ
うに頭頂部足場Stが設置されている。
【0010】自動切断機Cは、側壁部Wuの切断箇所に
沿って設置されたガイドレールRuに沿って走行しなが
ら切断を行うものであるが、上半球部Tuには、頭頂部
足場Stと赤道部足場Seとの間にガイドレールRuが架
設されており、このガイドレールRu上に自動切断機C
が装備されている。ガイドレールRuは頭頂部足場S
t側、赤道部足場Se側ともに固定、離脱が簡単に行える
構造を有しており、ある箇所の切断を終えたらこれを取
り外して次に切断すべき箇所に移動させて設置すること
が可能である。また、自動切断機Cには、切断手段とし
てガスバーナーを備えるガス切断機が採用されている。
【0011】図2は、球形タンクTのうち赤道から下に
位置する下半球部Tdと、この下半球部Tdに設置されて
その側壁部Wdを切断する自動切断機Cとを、上半球部
u解体後に上方から平面視したものである。下半球部
dは、赤道部足場Seから下に残されて支持脚Lに支持
されており、上半球部Tuが解体されたことでその内側
が開放されている。
【0012】自動切断機Cは、上半球部Tuの解体に使
用したものであり、下半球部Tdの内側に、赤道部足場
eと下半球部Tdの底壁部Bとの間にわたって架設され
たガイドレールRd上に装備されている。ガイドレール
dは、赤道足場Se側、底壁部B側ともに固定、離脱が
簡単に行える構造を有しており、ある箇所の切断を終え
たらこれを取り外して次に切断すべき箇所に移動させて
設置することが可能である。
【0013】上記のようにして上半球部Tuおよび下半
球部Tdにそれぞれ設置される自動切断機Cを使用し、
球形タンクTを解体する工程を説明する。なお、解体は
上半球部Tuと下半球部Tdとに分けて実施するものと
し、その順序としては、まず上半球部Tuを解体し続い
て下半球部Tdを解体する。
【0014】[1.上半球部Tuの解体] [1−1.側壁部Wuの切断]図1に示した自動切断機
Cを使用し、頭頂部足場Stとこれが設置された天壁部
Pをそのまま残しつつ上半球部Tuを図3のように放射
状に切断する。この段階では、上半球部Tuの切れ目は
頭頂部足場Stと赤道部足場Seとの間だけに形成され、
複数に切り分けられた各側壁部Wuは依然として天壁部
Pおよび下半球部Tdに繋がったままの状態となってい
る。
【0015】[1−2.側壁部Wuの撤去]分割された
側壁部Wuをひとつずつ撤去していく。このとき、撤去
する側壁部Wuを予めクレーンで吊り下げ支持してお
き、その側壁部Wuを天壁部Pおよび下半球部Tdから切
断分離してタンク本体から完全に切り離し、クレーンで
吊り降ろす。この切断分離作業を、タンク本体の重量バ
ランスを崩さないように規則的な順序を検討したうえ
で、この順序に従って実施し各側壁部Wuを撤去してい
く。なお、側壁部Wuと繋がった天壁部P側および下半
球部Td側の各部は、作業員が頭頂部足場Stおよび赤道
部足場Seに載って手動切断機を操作して切断する。
【0016】図4(a)に示した数字は、各側壁部Wu
および天壁部Pの撤去を行う順番を示している。まず、
1番から3枚の側壁部Wuを間に挟んで2、3番まで撤
去し、次に2枚の側壁部Wuを挟んで4番、3枚分(内
1枚は既に撤去済)の側壁部Wuを挟んで5、6番まで
撤去し、さらに2枚分(内1枚は既に撤去済)の側壁部
Wuを挟んで7番、3枚分(内2枚は既に撤去済)の側
壁部Wuを挟んで8、9番まで撤去し、図4(b)の状
態まで撤去を終える。
【0017】[1−3.天壁部Pの撤去]図4(b)の
状態から10番の天壁部Pを撤去する。このとき、側壁
部Wuのときと同様に天壁部Pをクレーンで予め吊り下
げ支持しておき、その天壁部Pを支持している11、1
2、13番の側壁部Wuから切断分離してタンク本体か
ら完全に切り離し、クレーンで吊り降ろして図4(c)
の状態まで撤去を終える。なお、側壁部Wuと繋がった
天壁部P側および下半球部Td側の各部は、作業員が頭
頂部足場Stおよび赤道部足場Seに載って手動切断機を
操作して切断するが、天壁部P側の切断には危険が伴う
ので、クレーンとは別に高所作業車を用意してこれに乗
って作業を行うのがよい。
【0018】[1−4.残された側壁部Wuの撤去]図
4(c)の状態から残された11、12、13番の側壁
部Wuを撤去する。このとき、撤去する各側壁部Wuを予
めクレーンで吊り下げ支持しておき、その側壁部Wu
下半球部Tdから切断分離してタンク本体から完全に切
り離し、クレーンで吊り降ろして上半球部Tuの解体を
完了する。
【0019】[2.下半球部Tdの解体] [2−1.側壁部Wdの切断]図2に示した自動切断機
Cを使用し、タンク本体の底壁部Bをそのまま残しつつ
下半球部Tdを図5のように放射状に切断する。この段
階では、下半球部Tdの切れ目は赤道部足場Seと底壁部
Bとの間だけに形成され、複数に切り分けられた各側壁
部Wdは依然として赤道部足場Seおよび底壁部Bに繋が
ったままの状態となっている。
【0020】[2−2.側壁部Wdの撤去]分割された
側壁部Wdをひとつずつ撤去していく。このとき、撤去
する側壁部Wdを予めクレーンで吊り下げ支持してお
き、その側壁部Wdを赤道部足場Seおよび底壁部Bから
切断分離してタンク本体から完全に切り離し、クレーン
で吊り降ろす。この作業を、タンク本体の重量バランス
を崩さないように規則的な順序を検討しこれに従って各
側壁部Wdを撤去していく。なお、側壁部Wdと繋がった
赤道部足場Se側および底壁部B側の各部は、作業員が
赤道部足場Seおよび地上Gから手動切断機を操作して
切断する。
【0021】図5に示した数字は、各側壁部Wdおよび
天壁部Pの撤去を行う順番を示しており、この順番に従
って側壁部Wdを撤去し、下半球部Tdの解体を完了す
る。
【0022】[3.支持脚Lおよび赤道部足場Seの撤
去]タンク本体の解体を完了した後、図6のように支持
脚Lを予めクレーンで吊り下げ支持しておき、その支持
脚Lを赤道部足場Seおよび基礎から切断分離してタン
クから完全に切り離し、クレーンで吊り降ろす。この作
業をすべての支持脚Lについて行って球形タンクTの解
体を完了する。
【0023】上記のようにして球形タンクTの解体を進
めれば、自動切断機Cの採用によって上半球部Tuおよ
び下半球部Tdの切断作業が自動的に行えるようにな
る。これによって、高所における切断作業の作業性を格
段に向上させることができるだけでなく、高所作業その
ものを減らしめて解体作業の安全性を高めることができ
る。
【0024】また、上半球部Tuの解体に際して、既設
の頭頂部足場Stおよび赤道部足場Seを、解体の際の足
場として自動切断機Cと併わせて有効に利用するととも
に、複数に切り分けられた側壁部Wuおよびその上の天
壁部Pの撤去の順番を工夫することで、上半球部Tu
周囲に足場を組み立てなくても解体が進められるように
なる。さらに、下半球部Tdの解体に際しても、既設の
赤道部足場Seを解体の際の足場として自動切断機Cと
併わせて有効に利用するとともに、複数に切り分けられ
た側壁部Wdおよびその下の底壁部Bの撤去の順番を工
夫することで、下半球部Tdの周囲に足場を組み立てな
くても解体が進められるようになる。これによって、足
場の組み立てや球形タンク解体後の足場の撤去に要して
いた手間と費用を削減することができ、球形タンクTの
解体にかかる総費用を大幅に圧縮することができる。
【0025】なお、上半球部Tuの解体に際して、複数
に切り分けられた側壁部Wuおよび天壁部Pの撤去作業
は、本実施の形態において説明した順番に厳密に従わな
くてもよい。例えば、天壁部Pを支持する側壁部Wu
残すことは必要であるが、それ以外の側壁部Wuの撤去
の順は解体を実施する球形タンクTの状態や設置場所等
の条件により適宜検討して決定してよい。これは、下半
球部Tdの解体に際して複数に切り分けられた側壁部Wd
および底壁部Bの撤去作業を実施するときも同様であ
る。
【0026】本実施の形態においては、切断手段として
ガスバーナーを備えるガス切断機を採用したが、これに
限らず他の切断手段を備える自動切断機Cを採用しても
よい。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載さ
れた球形タンクの解体方法によれば、タンクに既設の頭
頂部足場と同じく既設の赤道部足場との間にガイドレー
ルを架設し、このガイドレールに沿って自動切断機を作
動させることで、上半球部の側壁部の切断作業が自動的
に行えるようになる。これによって、上半球部の解体に
際して高所における切断作業の作業性を格段に向上させ
ることができるだけでなく、高所作業そのものを減らし
めて解体作業の安全性を高めることができる。
【0028】請求項2に記載された球形タンクの解体方
法によれば、既設の頭頂部足場および赤道部足場を、上
半球部解体の際の足場として自動切断機と併わせて有効
に利用するとともに、複数に切り分けられた側壁部およ
びその上の天壁部の撤去の順番を工夫することで、上半
球部の周囲に足場を組み立てなくても解体が進められる
ようになる。これによって、上半球部の解体に際して足
場の組み立てや球形タンク解体後の足場の撤去に要して
いた手間と費用を削減することができ、球形タンクの解
体にかかる総費用を大幅に圧縮することができる。
【0029】請求項3に記載された球形タンクの解体方
法によれば、タンクに既設の赤道部足場とタンクの底壁
部との間にガイドレールを架設し、このガイドレールに
沿って自動切断機を作動させることで、下半球部の側壁
部の切断作業が自動的に行えるようになる。これによっ
て、下半球部の解体に際して高所における切断作業の作
業性を格段に向上させることができるだけでなく、高所
作業そのものを減らしめて解体作業の安全性を高めるこ
とができる。
【0030】請求項4に記載された球形タンクの解体方
法によれば、既設の赤道部足場を、下半球部解体の際の
足場として自動切断機と併わせて有効に利用するととも
に、複数に切り分けられた側壁部およびその下の底壁部
の撤去の順番を工夫することで、下半球部の周囲に足場
を組み立てなくても解体が進められるようになる。これ
によって、下半球部の解体に際して足場の組み立てや球
形タンク解体後の足場の撤去に要していた手間と費用を
削減することができ、球形タンクの解体にかかる総費用
を大幅に圧縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 上半球部に自動切断装置を設置した状態を示
す側方図である。
【図2】 上半球部解体後の下半球部に自動切断装置を
設置した状態を示す平面図である。
【図3】 切断分離後の側壁部を撤去する工程を示す側
方図である。
【図4】 複数に切り分けられた側壁部および天壁部の
撤去の順番と、その順番に従って解体されていく上半球
部の状態を示す説明図である。
【図5】 複数に切り分けられた側壁部および底壁部の
撤去の順番を示す説明図である。
【図6】 最後に残った支持脚および赤道部足場を撤去
する工程を示す側方図である。
【符号の説明】
T 球形タンク Tu 上半球部 Td 下半球部 Wu、Wd 側壁部 P 天壁部 B 底壁部 C 自動切断機 Ru、Rd ガイドレール St 頭頂部足場 Se 赤道部足場

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 球形タンクの解体に際し、赤道から上に
    位置する上半球部と下に位置する下半球部とに分けて解
    体を実施するものとし、 上半球部について、頭頂付近に既設の頭頂部足場と赤道
    付近に既設の赤道部足場との間に、タンクの側面に沿っ
    てガイドレールを架設し、該ガイドレールに沿って自動
    切断機を作動させることにより当該上半球部を切断する
    工程を備えることを特徴とする球形タンクの解体方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された球形タンクの解体
    方法において、 前記頭頂部足場とこれが設置された天壁部をそのまま残
    しつつ、上半球部を天壁部側から放射状に切断する工程
    と、 複数に切り分けられた側壁部のうち、天壁部を支持させ
    るものだけを残してその他の側壁部を天壁部および下半
    球部から切断分離しながらひとつずつ撤去していく工程
    と、 残された側壁部で支持されている天壁部を撤去する工程
    と、 天壁部を支持していた側壁部を撤去する工程とを備える
    ことを特徴とする球形タンクの解体方法。
  3. 【請求項3】 球形タンクの解体に際し、赤道から上に
    位置する上半球部と下に位置する下半球部とに分けて解
    体を実施するものとし、 上半球部を解体後の下半球部について、赤道付近に既設
    の赤道部足場と底壁部との間に、タンクの側面に沿って
    ガイドレールを架設し、該ガイドレールに沿って自動切
    断機を作動させることにより当該下半球部を切断する工
    程を備えることを特徴とする球形タンクの解体方法。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載された球形タンクの解体
    方法において、 前記下半球部を底壁部側から放射状に切断する工程と、 複数に切り分けられた各側壁部を赤道部足場から切断分
    離しながらひとつずつ撤去していく工程とを備えること
    を特徴とする球形タンクの解体方法。
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