JPH10110439A - アスファルトマスチックの施工方法 - Google Patents

アスファルトマスチックの施工方法

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JPH10110439A
JPH10110439A JP26713096A JP26713096A JPH10110439A JP H10110439 A JPH10110439 A JP H10110439A JP 26713096 A JP26713096 A JP 26713096A JP 26713096 A JP26713096 A JP 26713096A JP H10110439 A JPH10110439 A JP H10110439A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 強い水流が吹き付けられる岸壁のような構造
物において、構造物の支持基礎の表面にアスファルトマ
スチックによる止水層を構築する際に、被覆石層の表面
に深く入り込ませないようにして止水層を容易に構築で
きるようにする。 【解決手段】 捨石基礎10上にケーソン等を設置して構
築する岸壁1において、被覆石層11の上にネット状部材
20を配置して、アスファルトマスチックを流し込み管17
を用いて流下させ、アスファルトマスチックの流れをネ
ット状部材の目を通してマスチックの細流として分割さ
せて急激に冷却し、石の隙間に詰まらせる。そして、そ
の上にアスファルトマスチックを所定の厚さで打設し
て、ネット状部材を一体化した被覆層25を構築する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は海中構造物の基礎の
表面をアスファルトマスチック層により被覆する工法に
関し、特に、捨石基礎の表面に配置する被覆石層の表面
から深く浸透させない状態で、一定の厚さのアスファル
トマスチック被覆層を形成するアスファルトマスチック
の施工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】岸壁等のような港湾構造物を構築するに
際しては、ケーソン等を設置する海底地盤を平らに均
し、その海底地盤の上面に捨石基礎を構築してからケー
ソン等を設置し、前記ケーソンの陸側に土砂等を埋めて
埋立地を造成して、所定の広さの岸壁を構築するような
工法が用いられる。
【0003】前述したようにして構築された岸壁は、例
えば、図5に示されるような構造のもので、岸壁1をケ
ーソン等で構築する場合には、ケーソンの下面にアスフ
ァルトマット2を配置して、捨石基礎10の上面に対して
ケーソンの摩擦係数を増大させて、ケーソンの安定性を
向上させるようにしている。また、海底地盤3上には大
きな石を投下して捨石基礎10を所定の厚さで構築し、そ
の捨石基礎10の表面に1〜2mの厚さの比較的小さな石
による被覆石層11を構築している。
【0004】前記岸壁に接岸する船が、小型の船の場合
やタグボートの助けにより離接岸する形式の船の場合に
は、スクリューによる水流が直接岸壁に当たることは少
なく、捨石基礎や被覆石層に対してスクリューによる水
流の影響は比較的少ないものである。ところが、近年大
型のフェリーが多くなり、前記大型のフェリーではタグ
ボートの助けを借りずに、自力で離接岸できるようにす
るバウスラスターと呼ばれる推進機構を装備している。
【0005】例えば、図示されるように、船5の横から
水流6を噴出して、船体を横にも移動させることができ
るような構造となっている。そして、フェリーが離岸す
る際には、船体の横から水流6を岸壁1に噴出させて、
その反力を利用して岸壁から離れるようにし、その後に
船体後部のスクリューを用いて旋回または前進させて航
行するようにしている。
【0006】前記フェリーの横に噴出される水流は、大
型船ほど強い水流であるために、その強い水流により岸
壁の捨石基礎や被覆石層が影響を受けることの他に、強
い水流により海底地盤が洗掘されたりして、岸壁のケー
ソンの基礎が不安定となる等の問題が発生する。そこ
で、前記洗掘等の問題が生じることを防止するために、
被覆石層11の表面にアスファルトマスチックを所定の厚
さで打設して、アスファルトマスチック被覆層13を構築
することが行われている。
【0007】前記アスファルトマスチック被覆層を構築
する際には、例えば、特公昭53−35682号公報や
特公平7−42702号公報等に示されるように、バケ
ットを用いてアスファルトマスチックを施工すること
や、流し込み管を用いて施工する工法等が知られてお
り、陸上または船に設置したアスファルト供給装置か
ら、高温に加熱して流動性を向上させたアスファルトマ
スチックを打設している。
【0008】前述したようにして、被覆石層11に対して
直接アスファルトマスチックを流下させると、高温で流
動性の大きなマスチックは、石の隙間を通過してかなり
深い位置まで流れ込んでから固化するので、アスファル
トマスチックの量が多くなるという問題がある。また、
温度調整で流下低減を図ることにも限界があり、施工速
度の低下につながる。
【0009】そこで、アスファルトマスチック被覆層を
一定の厚さで構築するためには、図6に示すように、被
覆石層11の中間部に中詰め石層12を構築して、アスファ
ルトマスチックの流下を阻止する層を構築し、中詰め石
層12の上部に被覆石層11の石をアスファルトマスチック
により一体化したアスファルトマスチック被覆層13を構
築するような工法を用いている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記図6に
示すように、被覆石層の中間部に小さな石による中詰め
石層を構築する場合には、例えば、2mの厚さの被覆石
層に対して上面から30cm程度の深さの部分に、小さな
石を堆積させる作業を行うために、その中詰め石層構築
作業が非常に手間を要するという問題がある。そこで、
中詰め石層を別途構築する工法に代えて、被覆石層を所
定の厚さで構築した後で、小さな石を被覆石層の表面か
ら投棄して、被覆石層の大きな石の間に小さな石を詰め
込んで目潰しを行い、アスファルトマスチックが通過し
にくい層を構築することも考えられている。
【0011】しかしながら、いずれの工法を用いる場合
でも、被覆石層の構築と中詰め石層の構築の作業とを合
わせて行うことが必要であり、岸壁の下部の支持基礎の
構築が非常にコストと期間とを必要とするという問題が
残ることは避けられない。
【0012】本発明は、前述したような従来の岸壁の構
築工法の問題を解決するもので、被覆石層の表面にネッ
ト状部材を配置してアスファルトマットを流下させるこ
とにより、ネット状部材によりマスチックの細流として
分割されたアスファルトマスチックが海水により急激に
冷却されるようにし、マスチックの細流を被覆石層の石
の間に詰まらせてアスファルトマスチック被覆層の層を
構築するようなアスファルトマスチックの施工方法を提
供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、海底地盤上に
捨石基礎を構築し、前記捨石基礎上にケーソンのような
構造物を載置して構築する岸壁のような構造物に関す
る。本発明の請求項1に記載の発明においては、前記捨
石基礎表面の被覆石層の上面にネット状部材を配置し、
前記ネット状部材の上からアスファルトマスチックを打
設して、被覆石層表面部分に前記ネット状部材を埋め込
んだアスファルトマスチックによる固化層を構築するよ
うにしている。
【0014】また、本発明の請求項2に記載の発明にお
いて、前記被覆石層の表面に配置するネット状部材は、
打設されるアスファルトマスチックをマスチックの細流
として分割し、マスチックの細流を海水により急激に冷
却させて固化させる作用を行わせるとともに、前記アス
ファルトマスチックの固化層の内部で補強部材として作
用させるようにする。
【0015】前述したように、ネット状部材を被覆石層
上に配置してアスファルトマスチックを打設することに
より、本発明においては、流し込み管等から供給される
アスファルトマスチックの流れをネット状部材の網目を
通してマスチックの細流として分割し、海水により急激
に冷却させて固化させることができる。そして、固化し
た細流が石の隙間に容易に詰まるので、その詰まった部
分の上にマスチックの細流が次第に堆積される状態とす
ることができ、被覆石層の内部に流動体が深く流下する
ことを阻止できる。
【0016】また、本発明においては、ネット状部材の
上にもアスファルトマスチックを打設することにより、
固化層の内部にはネット状部材が一体に埋設される状態
で、一定の厚さの固化層を被覆石層の表面に形成し、前
記アスファルトマスチック層が止水層の作用を発揮し
て、岸壁の支持基礎の表面部材として構築される。した
がって、大型船の離接岸に際して、横方向の高速の水流
が船のスクリューにより吹き付けられた場合でも、岸壁
の支持基礎と海底地盤とを洗掘から保護することができ
る。
【0017】
【発明の実施の形態】図示される例にしたがって、本発
明のアスファルトマスチックの施工方法を説明する。図
1に示される例においては、従来の岸壁構築工法の場合
と同様に、海底地盤3の上面に所定の厚さの捨石基礎10
を構築し、その捨石基礎10の上にアスファルトマット2
を介してケーソンを設置して岸壁1を構築する。
【0018】また、前記捨石基礎10の先端部から所定の
範囲に亘って、海底地盤3上にアスファルトマット4を
敷設して、船のスクリューによる強い水流から海底地盤
を保護する手段を設けている。前記捨石基礎10は、例え
ば1個の石が150〜200kg程度の大きさの石を用い
て構築するものであり、捨石基礎10の表面に配置する被
覆石層11では、1個の石が30〜50kg程度のものが用
いられる。
【0019】図1に示される例においては、従来と同様
な工法を用いて捨石基礎10を施工してから、被覆石層11
を所定の厚さで施工し、その被覆石層11の表面にネット
状部材20を配置する。前記ネット状部材としては、アス
ファルトマスチックに含まれる石等の塊の最大サイズよ
りも大きな目を有するもので、そのネット状部材を構成
する針金の太さは、任意のものを用いることができる。
【0020】そして、前記ネット状部材の上から流し込
み装置15を用いてアスファルトマスチックを供給して、
ネット状部材の目を通してマスチックの細流として形成
される細い流れが、海水により急激に冷却されながら固
化して、被覆石層11の石の層の間に詰まるようにさせ
る。さらに、ネット状部材20の上の面に対しても、一定
の厚さでアスファルトマスチックを堆積させるようにし
て、アスファルト固化層としてのに被覆層25を構築す
る。
【0021】前記流し込み装置15においては、台船等に
搭載したアスファルト混合装置から、バケット等を用い
て上部収容部16に対して溶融したアスファルトマスチッ
クを供給し、上部収容部16に接続した流し込み管17の先
端部を、施工位置まで移動させてアスファルトマスチッ
クを流下させる。
【0022】また、前記流し込み装置15はクレーンのワ
イヤ18により吊り下げて任意の位置に移動可能に設ける
ことにより、施工範囲を任意に設定できるようにする。
そして、前述したようにして、ネット状部材を内部に埋
める状態でアスファルトマスチックを打設することによ
り、ネット状部材を内部補強部材として一体化した被覆
石層表面に対する被覆層25が構築されるので、被覆層の
強度を向上させることも可能になる。
【0023】前述したようにして、被覆石層11に対して
ネット状部材20を配置して、アスファルトマスチックを
打設する場合には、図2に示されるように、流し込み管
から供給されるアスファルトマスチックの太い流れ21
は、ネット状部材の目を通ってマスチックの細流22とし
て分割されるので、海水により急激に冷却される状態と
なる。
【0024】前記マスチックの細流に対する冷却の作用
は、アスファルトマスチックを流下させる最初の段階で
は、施工部分では海水の温度が低い状態にあるので、特
に冷却効果が大きく、アスファルトマスチックの流れが
供給されるにしたがって施工部分の石と海水とが加熱さ
れる状態が発生する。
【0025】したがって、アスファルトマスチックを打
設する最初の段階で、前記アスファルトマスチックの流
れはマスチックの細流22は被覆石層の石の間を通って流
下する際に、石に接触するとさらに冷却され、細くて流
動性が次第に低下する状態で下降するので、その細流が
石の隙間に係止されて、目詰まり部23を生じさせるよう
になる。
【0026】そして、その後に流下しながら供給される
アスファルトマスチックのマスチックの細流が、その目
詰まりを生じた部分の上に次第に堆積されるために、図
3に示されるように、被覆石層11の表面から一定の深さ
の位置まで、アスファルトマスチックと捨石基礎を構成
する石が一体化された充填層が構築される。
【0027】本発明においては、前述したようにして、
前記ネット状部材を介してアスファルトマスチックを打
設する工法を用いることにより、図4に示されるよう
に、捨石基礎10の表面に構築する被覆石層11に対して、
所定の厚さT1で被覆石層の石を包含するアスファルト
マスチック層を構築することが可能である。
【0028】さらに、前記被覆石層の表面にも、厚さが
T2のアスファルトマスチック層を形成し、全体の厚さ
がTの被覆層25を構築することにより、ケーソンの岸壁
を支持する捨石基礎10と、その上に配置する被覆石層11
とを止水層(不透水層)により保護する。そして、前記
被覆層25により捨石基礎の表面を覆うことにより、前記
捨石基礎の表面から潮流や、船のスクリューによる水流
が捨石基礎の内部に入り込まないように保護するととも
に、前記止水層を設けたことにより海底地盤を洗掘から
保護できるようにする。
【0029】前記本発明の工法を用いる場合に、例え
ば、ネット状部材20を10〜20mm程度の角型または六
角形状の網目を有する金網部材を用いると、アスファル
トマスチックの流れをマスチックの細流として分割する
作用を良好に発揮できる。また、金網を構成する針金
は、できるだけ太いものを用いると、被覆層に対する補
強の効果を増大させることが可能であるが、被覆石層上
にネット状部材を敷き込む際の作業性を考えると、例え
ば、1〜3mm程度の太さのものを用いることが適当であ
る。
【0030】そして、前述したような金網を用いて被覆
石層の表面を覆い、その上から流し込み管を用いてアス
ファルトマスチックを打設することにより、流し込み管
から排出される太いアスファルトマスチックの流れをマ
スチックの細流として分割し、前記マスチックの細流が
それぞれ海水により冷却されながら被覆石層の内部に深
く入り込まない状態で、被覆石層の石の間に侵入して、
図4に示すような厚さがT1の侵入アスファルトマスチ
ック層を構築する。さらに、その侵入アスファルトマス
チック層の上面に厚さがT2の上部層26を打設して、全
体の厚さがTの被覆層25を構築することが可能になる。
【0031】前記本発明の工法において、侵入アスファ
ルトマスチック層の厚さをT1に設定するためには、施
工海域の水温と、ネット状部材の目の大きさ等が重要な
要素である。そこで、本発明の工法を適用して岸壁の基
礎の止水工事を行う場合には、アスファルトマスチック
の配合と、ネット状部材の網目の大きさ条件とを、施工
海域の海水温度と、経験則にもとづいて設計する必要が
あるが、一般的には、前述したような網目の大きさのも
のを用い、従来より一般に用いられているような配合の
アスファルトマスチックを用いて施工しても、厚さTが
30〜50cm程度の被覆層を構築することができる。
【0032】また、前記ネット状部材は、針金を編んで
構成する金網の他に、任意の形状の網目を持つワイヤ製
のネットまたは、合成繊維製のネット等を使用すること
が可能であり、前記ネット状部材は被覆石層の表面に多
少の凹凸があっても、その被覆石層の表面に対して容易
に布設することが可能である。さらに、前記流し込み装
置としては、流し込み管を用いることの他に、バケット
等を使用してアスファルトマスチックの打設を行う装置
として構成することも可能である。
【0033】
【発明の効果】本発明のアスファルトマスチックの施工
方法においては、前述したように、ネット状部材を被覆
石層上に配置してアスファルトマスチックを打設するこ
とにより、流し込み管等から供給されるアスファルトマ
スチックの流れをネット状部材の網目を通してマスチッ
クの細流として分割し、海水により急激に冷却させて固
化させることができる。
【0034】そして、固化した細流が石の隙間に容易に
詰まるので、その詰まった部分の上にマスチックの細流
が次第に堆積される状態とすることができ、被覆石層の
内部に流動体が深く流下することを阻止できる。
【0035】また、本発明においては、ネット状部材の
上にもアスファルトマスチックを打設することにより、
被覆層の内部にはネット状部材が一体に埋設される状態
で、一定の厚さの被覆層を被覆石層の表面に形成され、
止水層が岸壁の支持基礎の表面部材として構築される。
したがって、大型船の離接岸に際して、横方向の高速の
水流が吹き付けられた場合でも、岸壁の支持基礎と海底
地盤とを洗掘から保護することができる。
【0036】そして、本発明においては、岸壁の支持基
礎の表面にネット状部材を配置して、アスファルトマス
チックの打設を行うのみで、海底地盤に対する止水層を
構築するとともに、支持基礎に対する保護層とを構築可
能であり、任意の厚さの被覆層を容易に施工可能で、工
事期間を短縮することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の被覆層施工の概要を示す説明図であ
る。
【図2】ネット状部材により分割されて流下するるアス
ファルトマスチックの流れの説明図である。
【図3】本発明の施工法により被覆石層に形成される充
填層の説明図である。
【図4】被覆層の形成状態の説明図である。
【図5】一般的なフェリー岸壁の説明図である。
【図6】従来のアスファルトマスチック被覆層施工法の
説明図である。
【符号の説明】
1…岸壁 2…アスファルトマット 3…海底地盤 4…アスファルトマット 5…船 6…水流 10…捨石基礎 11…被覆石層 12…中詰め石層 13…アスファルトマスチッ
ク被覆層 15…流し込み装置 16…上部収容部 17…流し込み管 18…クレーンのワイヤ 20…ネット状部材 21…アスファルトマスチックの太い流れ 22…マスチックの細流 23…目詰まり部 25…被覆層 26…上部層

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 海底地盤上に捨石基礎を構築し、前記捨
    石基礎上にケーソンのような構造物を載置して構築する
    岸壁のような構造物において、 前記捨石基礎表面の被覆石層の上面にネット状部材を配
    置し、 前記ネット状部材の上からアスファルトマスチックを打
    設して、被覆石層表面部分に前記ネット状部材を埋め込
    んだアスファルトマスチックによる固化層を構築するこ
    とを特徴とするアスファルトマスチックの施工方法。
  2. 【請求項2】 前記被覆石層の表面に配置するネット状
    部材は、打設されるアスファルトマスチックをマスチッ
    クの細流として分割し、マスチックの細流を海水により
    急激に冷却させて固化させる作用を行わせるとともに、 前記アスファルトマスチックの固化層の内部で補強部材
    として作用させることを特徴とする請求項1に記載のア
    スファルトマスチックの施工方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001295245A (ja) * 2000-04-17 2001-10-26 World Engineering Kk 構造物の保護工法
JP2016108732A (ja) * 2014-12-02 2016-06-20 日本海上工事株式会社 アスファルトマスチックの打設方法

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