JPH0868033A - 透水玉石連結ブロック - Google Patents
透水玉石連結ブロックInfo
- Publication number
- JPH0868033A JPH0868033A JP22897094A JP22897094A JPH0868033A JP H0868033 A JPH0868033 A JP H0868033A JP 22897094 A JP22897094 A JP 22897094A JP 22897094 A JP22897094 A JP 22897094A JP H0868033 A JPH0868033 A JP H0868033A
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- JP
- Japan
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- cobblestone
- water
- permeable
- block
- connection block
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は透水玉石連結ブロックに関し、土砂
の流出を最小限に止め、自然への復帰も従来の玉石連結
ブロック以上に期待できるようにすることを目的とす
る。 【構成】 多孔質の透水コンクリートで形成した球形の
玉石11の中心に貫通孔12を設け、この貫通孔12に
ワイヤー14を挿通して、複数個の玉石11を数珠状に
連結した。
の流出を最小限に止め、自然への復帰も従来の玉石連結
ブロック以上に期待できるようにすることを目的とす
る。 【構成】 多孔質の透水コンクリートで形成した球形の
玉石11の中心に貫通孔12を設け、この貫通孔12に
ワイヤー14を挿通して、複数個の玉石11を数珠状に
連結した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、堤防等の斜面を保護し
て堤防の崩壊を防ぐため、この斜面に敷設する透水玉石
連結ブロックに関する。
て堤防の崩壊を防ぐため、この斜面に敷設する透水玉石
連結ブロックに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から河川の堤防の斜面の土等が水で
流され、堤防の決壊や流出を防ぐ手段として、古来は
竹、近来は鉄で編んだ蛇籠に玉石等の石塊を詰め、これ
を並べて河川の川原や堤防、或いは海岸等に敷設し、河
川の大雨に伴う洪水、台風による海岸への大波で堤防が
流出するのを防いでいた。
流され、堤防の決壊や流出を防ぐ手段として、古来は
竹、近来は鉄で編んだ蛇籠に玉石等の石塊を詰め、これ
を並べて河川の川原や堤防、或いは海岸等に敷設し、河
川の大雨に伴う洪水、台風による海岸への大波で堤防が
流出するのを防いでいた。
【0003】この蛇籠による堤防の保護は、自然石を使
用するために石の間隙に小魚が住み着いたり、植物が生
えて、自然な環境が保護されると共に、植物の根がはび
こることによって蛇籠下の土が水で流出するのが防止さ
れる利点があった。
用するために石の間隙に小魚が住み着いたり、植物が生
えて、自然な環境が保護されると共に、植物の根がはび
こることによって蛇籠下の土が水で流出するのが防止さ
れる利点があった。
【0004】この蛇籠による河川の堤防の保護は従来技
術として最適なものであるが、近年になると玉石の不足
によって玉石の採掘が禁止され、又蛇籠の金網を編む職
人が減少し、蛇籠を製造することができなくなってしま
い、それに変わって張り石ブロックが用いられるように
なってきた。
術として最適なものであるが、近年になると玉石の不足
によって玉石の採掘が禁止され、又蛇籠の金網を編む職
人が減少し、蛇籠を製造することができなくなってしま
い、それに変わって張り石ブロックが用いられるように
なってきた。
【0005】この張り石ブロック1の敷設は図3に示す
ように、河川の堤防2に河水面3の上下の適宜の高さに
コンクリート柱4を寝かせて敷設した後、30〜50c
m角で厚さ10〜15cmのコンクリートの平板で形成
した張り石ブロック1を、各張り石ブロック1間にコン
クリートを充填しながらコンクリートで張りつけ、堤防
の表面が直接に波や河の流れで洗われないようにしたも
のである。
ように、河川の堤防2に河水面3の上下の適宜の高さに
コンクリート柱4を寝かせて敷設した後、30〜50c
m角で厚さ10〜15cmのコンクリートの平板で形成
した張り石ブロック1を、各張り石ブロック1間にコン
クリートを充填しながらコンクリートで張りつけ、堤防
の表面が直接に波や河の流れで洗われないようにしたも
のである。
【0006】しかし、張り石ブロック1や張り石ブロッ
ク1の接合部分に亀裂が入ると、その亀裂から水が浸入
して、図4のように張り石ブロック1の下側の土砂を洗
い流してしまって、張り石ブロック1の裏側に同図の斜
線域で示した空隙を作る。
ク1の接合部分に亀裂が入ると、その亀裂から水が浸入
して、図4のように張り石ブロック1の下側の土砂を洗
い流してしまって、張り石ブロック1の裏側に同図の斜
線域で示した空隙を作る。
【0007】この空隙は、河川の増水や海の荒れるのが
重なると次第に大きくなり、終には張り石ブロック1が
陥没して、堤防決壊の原因となる。又、この張り石ブロ
ック1による堤防の保護は、堤防の河川面全域をコンク
リートで覆うため美観を損なうと共に、小魚も住み着く
ことができず、且つ植物も生えないので、自然が失われ
てしまう欠点もある。
重なると次第に大きくなり、終には張り石ブロック1が
陥没して、堤防決壊の原因となる。又、この張り石ブロ
ック1による堤防の保護は、堤防の河川面全域をコンク
リートで覆うため美観を損なうと共に、小魚も住み着く
ことができず、且つ植物も生えないので、自然が失われ
てしまう欠点もある。
【0008】この欠点を解消するために、図5に示す玉
石連結ブロックが用いられるようになってきたが、この
玉石連結ブロックAは直径25〜30cmの球形のコン
クリートブロック6を形成し、その中心を貫通する貫通
孔7に鉄のワイヤー8を挿通することによって数珠状に
連結したものである。
石連結ブロックが用いられるようになってきたが、この
玉石連結ブロックAは直径25〜30cmの球形のコン
クリートブロック6を形成し、その中心を貫通する貫通
孔7に鉄のワイヤー8を挿通することによって数珠状に
連結したものである。
【0009】この玉石連結ブロックAの堤防への敷設
は、同図に示すように、堤防9の上面から河水面中に跨
がって堤防の斜面に並べてゆくもので、この玉石連結ブ
ロックAによる堤防の保護は、コンクリートブロック6
間の空隙に小魚が住み着いたり、植物が生えたりするの
で、自然な環境が守られる。
は、同図に示すように、堤防9の上面から河水面中に跨
がって堤防の斜面に並べてゆくもので、この玉石連結ブ
ロックAによる堤防の保護は、コンクリートブロック6
間の空隙に小魚が住み着いたり、植物が生えたりするの
で、自然な環境が守られる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このような玉石連結ブ
ロックAは球形のコンクリートブロック6が透水性を有
しないため、降雨の場合に、球形のコンクリートブロッ
ク6の全面の量がそのまま間隙から流入するので、間隙
から流入する雨水の量が多くなり、敷設された玉石連結
ブロックAの下側の土砂を洗い流してしまう恐れがあ
る。
ロックAは球形のコンクリートブロック6が透水性を有
しないため、降雨の場合に、球形のコンクリートブロッ
ク6の全面の量がそのまま間隙から流入するので、間隙
から流入する雨水の量が多くなり、敷設された玉石連結
ブロックAの下側の土砂を洗い流してしまう恐れがあ
る。
【0011】又、海岸等の波が打ち寄せる場所に敷設し
た場合には、球形のコンクリートブロック6が波の力を
和らげる作用を有しないので、球形のコンクリートブロ
ック6の間隙から波の力が弱められることなく堤防の土
砂に伝わり、図6のように敷設された玉石連結ブロック
Aの下側の土砂を洗い流してしまう恐れもある。
た場合には、球形のコンクリートブロック6が波の力を
和らげる作用を有しないので、球形のコンクリートブロ
ック6の間隙から波の力が弱められることなく堤防の土
砂に伝わり、図6のように敷設された玉石連結ブロック
Aの下側の土砂を洗い流してしまう恐れもある。
【0012】すると、玉石連結ブロックAが自重で洗い
流された空隙を埋めるべく沈下し、この空隙がそのまま
残ることはないが、この沈下した玉石連結ブロックAを
そのまま放置しておけば、前述のようにして更に土砂の
流出が進み、堤防決壊の原因となってしまう。
流された空隙を埋めるべく沈下し、この空隙がそのまま
残ることはないが、この沈下した玉石連結ブロックAを
そのまま放置しておけば、前述のようにして更に土砂の
流出が進み、堤防決壊の原因となってしまう。
【0013】そこで、この沈下した玉石連結ブロックA
の上に、新たな玉石連結ブロックAを積み重ねることに
よって、沈下した玉石連結ブロックAの沈下分を補うこ
とができるため、張り石ブロックのように空隙がそのま
ま残って、堤防決壊の原因となることはない。
の上に、新たな玉石連結ブロックAを積み重ねることに
よって、沈下した玉石連結ブロックAの沈下分を補うこ
とができるため、張り石ブロックのように空隙がそのま
ま残って、堤防決壊の原因となることはない。
【0014】しかし、玉石連結ブロックAの下側の土砂
の流出で生じた沈下を放置すると、堤防決壊を生じる恐
れがあり、更に沈下を補強するために、沈下した玉石連
結ブロックAの上に新たに沈下分を補う玉石連結ブロッ
クAを敷設しなければならない手数を要する等の問題点
がある。
の流出で生じた沈下を放置すると、堤防決壊を生じる恐
れがあり、更に沈下を補強するために、沈下した玉石連
結ブロックAの上に新たに沈下分を補う玉石連結ブロッ
クAを敷設しなければならない手数を要する等の問題点
がある。
【0015】本発明は、従来の玉石連結ブロックの前述
の問題点を解消し、土砂の流出を最小限に止め、しかも
自然への復帰も従来の玉石連結ブロック以上に期待でき
る透水玉石連結ブロックを提供することを目的とする。
の問題点を解消し、土砂の流出を最小限に止め、しかも
自然への復帰も従来の玉石連結ブロック以上に期待でき
る透水玉石連結ブロックを提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決する手段】本発明は、前述の目的を達成す
るための透水玉石連結ブロックの手段に関し、その手段
は、多孔質の透水コンクリートで形成した球形の玉石の
中心に貫通孔を設け、この貫通孔にワイヤーを挿通して
複数個の玉石を数珠状に連結したことを特徴とする。
るための透水玉石連結ブロックの手段に関し、その手段
は、多孔質の透水コンクリートで形成した球形の玉石の
中心に貫通孔を設け、この貫通孔にワイヤーを挿通して
複数個の玉石を数珠状に連結したことを特徴とする。
【0017】
【作用】本発明の透水玉石連結ブロックは、多孔質の透
水コンクリートで玉石を形成したので、その上に振った
雨水は、玉石内に吸い込まれて下面側から流出するの
で、従来の球形のコンクリートブロックのように、球形
のコンクリートブロックの間隙に全雨量が流れることに
起因して、その流れる速度、量が多くなるようなことが
なく、玉石連結ブロック敷設下面の土砂の流出がない。
水コンクリートで玉石を形成したので、その上に振った
雨水は、玉石内に吸い込まれて下面側から流出するの
で、従来の球形のコンクリートブロックのように、球形
のコンクリートブロックの間隙に全雨量が流れることに
起因して、その流れる速度、量が多くなるようなことが
なく、玉石連結ブロック敷設下面の土砂の流出がない。
【0018】又、波が打ち寄せる場所でも、波の力が玉
石の多孔質によって吸収され、波の力を分散させるの
で、下側の土砂の流出が防止され、更に多孔質であるた
めに孔の中に土砂が入り込み、植物がこの土砂に根を下
ろすことができるようになるので、自然環境への復帰も
従来と比較して、一段と早くなる。
石の多孔質によって吸収され、波の力を分散させるの
で、下側の土砂の流出が防止され、更に多孔質であるた
めに孔の中に土砂が入り込み、植物がこの土砂に根を下
ろすことができるようになるので、自然環境への復帰も
従来と比較して、一段と早くなる。
【0019】しかも玉石の材質として、鉄鉱石(ペレ)
のような酸性のもの、或いはアルカリ性を酸性に変化さ
せる薬物を使用すれば、魚介類、水草はアルカリ性を嫌
って酸性を好むので、玉石の間隙に魚貝類が住み着き、
漁礁と兼用することも可能となる。
のような酸性のもの、或いはアルカリ性を酸性に変化さ
せる薬物を使用すれば、魚介類、水草はアルカリ性を嫌
って酸性を好むので、玉石の間隙に魚貝類が住み着き、
漁礁と兼用することも可能となる。
【0020】
【実施例】次に、本発明の実施例を、図1、図2につい
て以下に説明する。この透水玉石連結ブロックに使用す
る玉石11は、図1に示すように、従来の玉石連結ブロ
ックの球形のコンクリートブロックと同様に、直径30
cmの大きさの球形とし、その中心を通る貫通孔12が
設けられるが、多孔質の透水コンクリートがその材質と
して用いられる。
て以下に説明する。この透水玉石連結ブロックに使用す
る玉石11は、図1に示すように、従来の玉石連結ブロ
ックの球形のコンクリートブロックと同様に、直径30
cmの大きさの球形とし、その中心を通る貫通孔12が
設けられるが、多孔質の透水コンクリートがその材質と
して用いられる。
【0021】そして、環状部13が両端に設けられてい
るワイヤー14を、この玉石11の貫通孔12に挿通
し、例えば10〜13個を連結して長さ30〜39mの
透水玉石連結ブロックとするもので、この透水玉石連結
ブロックは図2のように河川、若しくは海岸の堤防の水
面の上下に跨がって設置し、ワイヤー14の両端の環状
部13にワイヤーを挿通したり、杭15で固定するもの
である。
るワイヤー14を、この玉石11の貫通孔12に挿通
し、例えば10〜13個を連結して長さ30〜39mの
透水玉石連結ブロックとするもので、この透水玉石連結
ブロックは図2のように河川、若しくは海岸の堤防の水
面の上下に跨がって設置し、ワイヤー14の両端の環状
部13にワイヤーを挿通したり、杭15で固定するもの
である。
【0022】この透水玉石連結ブロックを敷設した下側
の土砂が、万一流出した場合でも従来の玉石連結ブロッ
クと同様に、土砂の流出によって沈下した透水玉石連結
ブロックの上に、新しい透水玉石連結ブロックを積み重
ね、その部分の堤防の補強を行うことができるのも従来
の玉石連結ブロックと同様である。
の土砂が、万一流出した場合でも従来の玉石連結ブロッ
クと同様に、土砂の流出によって沈下した透水玉石連結
ブロックの上に、新しい透水玉石連結ブロックを積み重
ね、その部分の堤防の補強を行うことができるのも従来
の玉石連結ブロックと同様である。
【0023】本実施例の透水玉石連結ブロックは、多孔
質の透水コンクリートで玉石を形成したので、その上に
振った雨水は、玉石内に吸い込まれて下面側から流出す
るので、下側の土砂に対する単位流量は降雨と変わら
ず、従来の球形のコンクリートブロックのように、間隙
に全雨量が流れてその流れる速度、量が多くなることが
ないため、玉石連結ブロック敷設下面の土砂が流出する
恐れは従来よりも著しく緩和される。
質の透水コンクリートで玉石を形成したので、その上に
振った雨水は、玉石内に吸い込まれて下面側から流出す
るので、下側の土砂に対する単位流量は降雨と変わら
ず、従来の球形のコンクリートブロックのように、間隙
に全雨量が流れてその流れる速度、量が多くなることが
ないため、玉石連結ブロック敷設下面の土砂が流出する
恐れは従来よりも著しく緩和される。
【0024】又、波が打ち寄せる場所に敷設した場合で
も、玉石が多孔質であるために、波の力が多孔質に吸い
込まれることによって吸収され、波の力が分散されるの
で、透水玉石連結ブロックを敷設した下側の土砂の流出
が防止される。
も、玉石が多孔質であるために、波の力が多孔質に吸い
込まれることによって吸収され、波の力が分散されるの
で、透水玉石連結ブロックを敷設した下側の土砂の流出
が防止される。
【0025】更に玉石は多孔質材料で形成されているた
めに、多孔質の孔の中に土砂が入り込み、この土砂に植
物が根を下ろすことができるので、この透水玉石連結ブ
ロックを敷設した堤防に植物を繁らせることが早期に可
能となり、自然環境への復帰も従来と比較して一段と早
くなる。
めに、多孔質の孔の中に土砂が入り込み、この土砂に植
物が根を下ろすことができるので、この透水玉石連結ブ
ロックを敷設した堤防に植物を繁らせることが早期に可
能となり、自然環境への復帰も従来と比較して一段と早
くなる。
【0026】しかも玉石の材質として、鉄鉱石(ペレ)
のような酸性のものを使用し、或いはアルカリ性を酸性
に変化させる薬物を混入すれば、魚介類、水草はアルカ
リ性を嫌って酸性を好むので、玉石の酸性によって魚貝
類が生息するようになり、漁礁としての兼用が可能とな
る。
のような酸性のものを使用し、或いはアルカリ性を酸性
に変化させる薬物を混入すれば、魚介類、水草はアルカ
リ性を嫌って酸性を好むので、玉石の酸性によって魚貝
類が生息するようになり、漁礁としての兼用が可能とな
る。
【0027】なお、前記した実施例の玉石11は表面が
平滑なものを示したが、正面に凹凸を形成し、この玉石
を河川や海岸の水中部分に入れることにより、水の流れ
がが変化(緩くなる)して漁礁的な役割をする。また、
大きさについても一定なものではなく、大小様々な大き
さの玉石を連結してもよい。
平滑なものを示したが、正面に凹凸を形成し、この玉石
を河川や海岸の水中部分に入れることにより、水の流れ
がが変化(緩くなる)して漁礁的な役割をする。また、
大きさについても一定なものではなく、大小様々な大き
さの玉石を連結してもよい。
【0028】
【発明の効果】本発明は叙上のように、玉石の材質が多
孔質の透水性の材料で形成されているため、この透水玉
石連結ブロックを敷設した堤防の透水玉石連結ブロック
下側の土砂が雨水で、或いは波で流出するのが防止さ
れ、しかも万一流出した場合でも、流出によって沈下し
た透水玉石連結ブロックの上に新しいものを積み重ねれ
ば、新たな補強を行うことができる。
孔質の透水性の材料で形成されているため、この透水玉
石連結ブロックを敷設した堤防の透水玉石連結ブロック
下側の土砂が雨水で、或いは波で流出するのが防止さ
れ、しかも万一流出した場合でも、流出によって沈下し
た透水玉石連結ブロックの上に新しいものを積み重ねれ
ば、新たな補強を行うことができる。
【0029】しかも、敷設された透水玉石連結ブロック
上に植物を繁らせて、早期に自然を取り戻したり、水中
における漁礁とすることができる等の効果を有するもの
である。
上に植物を繁らせて、早期に自然を取り戻したり、水中
における漁礁とすることができる等の効果を有するもの
である。
【図1】本発明の実施例の側面図である。
【図2】同上を敷設した河川の断面図である。
【図3】従来の張り石ブロックを敷設した河川の断面図
である。
である。
【図4】同上の土砂の流出状態を示す河川の断面図であ
る。
る。
【図5】従来の玉石連結ブロックを敷設した河川の断面
図である。
図である。
【図6】同上の玉石連結ブロックの下側土砂の流出状態
を示す河川の断面図である。
を示す河川の断面図である。
11 玉石 12 貫通孔 14 ワイヤー
Claims (1)
- 【請求項1】 多孔質の透水コンクリートで形成した球
形の玉石の中心に貫通孔を設け、この貫通孔にワイヤー
を挿通して複数個の玉石を数珠状に連結したことを特徴
とする透水玉石連結ブロック。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22897094A JPH0868033A (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | 透水玉石連結ブロック |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22897094A JPH0868033A (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | 透水玉石連結ブロック |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0868033A true JPH0868033A (ja) | 1996-03-12 |
Family
ID=16884727
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22897094A Pending JPH0868033A (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | 透水玉石連結ブロック |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0868033A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002194725A (ja) * | 2000-12-26 | 2002-07-10 | Kooseki Material:Kk | 護岸用ブロック及びその製法並びに護岸構造体 |
KR100521251B1 (ko) * | 2001-04-20 | 2005-10-20 | (주)삼오엔케이 | 다공질 콘크리트 자갈 집합체 및 그 제조방법 |
KR101019145B1 (ko) * | 2010-06-21 | 2011-03-04 | 주식회사동인건설 | 볼을 이용한 해안 침식 방지 장치 |
CN112195719A (zh) * | 2020-10-30 | 2021-01-08 | 华东师范大学 | 一种装配式生态格网汀步栈道及其制作、装配方法 |
-
1994
- 1994-08-31 JP JP22897094A patent/JPH0868033A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002194725A (ja) * | 2000-12-26 | 2002-07-10 | Kooseki Material:Kk | 護岸用ブロック及びその製法並びに護岸構造体 |
KR100521251B1 (ko) * | 2001-04-20 | 2005-10-20 | (주)삼오엔케이 | 다공질 콘크리트 자갈 집합체 및 그 제조방법 |
KR101019145B1 (ko) * | 2010-06-21 | 2011-03-04 | 주식회사동인건설 | 볼을 이용한 해안 침식 방지 장치 |
CN112195719A (zh) * | 2020-10-30 | 2021-01-08 | 华东师范大学 | 一种装配式生态格网汀步栈道及其制作、装配方法 |
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