JP3416097B2 - 生態安定化ブロック - Google Patents

生態安定化ブロック

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JP3416097B2 JP2000136315A JP2000136315A JP3416097B2 JP 3416097 B2 JP3416097 B2 JP 3416097B2 JP 2000136315 A JP2000136315 A JP 2000136315A JP 2000136315 A JP2000136315 A JP 2000136315A JP 3416097 B2 JP3416097 B2 JP 3416097B2
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    • E02D17/20Securing of slopes or inclines
    • E02D17/205Securing of slopes or inclines with modular blocks, e.g. pre-fabricated
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01GHORTICULTURE; CULTIVATION OF VEGETABLES, FLOWERS, RICE, FRUIT, VINES, HOPS OR SEAWEED; FORESTRY; WATERING
    • A01G24/00Growth substrates; Culture media; Apparatus or methods therefor
    • A01G24/20Growth substrates; Culture media; Apparatus or methods therefor based on or containing natural organic material
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02BHYDRAULIC ENGINEERING
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は公園などの擁壁或い
は堤防、河川の湖岸、道路の斜面などを安定させるため
の構造物を構築するのに使用されるブロックに係り、特
に植物が定着可能で生育できる空間を提供するブロック
と、魚類が安住できる空間を提供するブロックであっ
て、構造的な安全性が確保されるだけなく自然生態的な
安全性が確保され、環境に優しい土木構造物を実現する
ことができる生態安定化ブロックに関する。
【0002】
【従来の技術】最近、自然環境の再評価、特に自然の風
景と都会の景観の再検討が重要な問題として浮び上がっ
ている。今までは、大部分の場合、公園などの擁壁或い
は堤防、河川の湖岸、道路の斜面などを工事することに
おいて、土壌安定及び傾斜面保護という側面を最優先と
してきたため、コンクリート擁壁或いはコンクリートブ
ロックによる施工が主流をなしてきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなコンクリー
ト構造の斜面は周辺の自然環境と似合わない硬い外観を
提供して無味乾燥な感じを与えた。
【0004】これに伴い、最近は造形美を備えた造形ブ
ロックによる施工が増加している。しかし、このような
造形ブロックもコンクリートからなっているため、植物
が生存できないので、相変らずコンクリートが有する硬
い感じから離れることができず、元来の河川或いは道路
周辺の自然生態系とは異質的であるため、植物或いは微
生物、魚類、小動物などの自然生態環境を悪化させる要
因になっている。
【0005】また、コンクリートブロック自体には排水
機能がないため砂利等で後詰め工事を実施するが、排水
が円滑に行われずに水圧によって崩壊する危険性が常に
存在するなど構造的な安定性を確保することが難しかっ
た。
【0006】一方、一部ではブロックを利用して斜面を
安定化させることにおいて、斜面の中間部分を所々省略
したままでブロックを構築して、省略された部分に植物
が定着するように誘導する試みが行われている。
【0007】しかし、この方法も省略された部分により
斜面の安定に問題が発生するおそれがあるため、適用範
囲が極めて制限的であり、斜面全体の植生とは距離が遠
い。従ってこのような方法も自然生態系を安定化させる
のには充分な機能を提供できないでいる実情である。
【0008】また他の方法として、多孔質コンクリート
材料を現場で打設して擁壁を設置する場合があるが、擁
壁の角が高くなるほど植物が定着しにくい環境が形成さ
れ、土木的な安全性のために打設の厚さを高めなければ
ならないので、さらに植物が定着することが難しくな
る。
【0009】従って、本発明は公園などの擁壁或いは堤
防、河川の湖岸、道路の斜面などを安定させるための構
造物を構築することにおいて前記従来の技術が有する諸
般の問題点を解決するために案出したものであって、植
物の定着及び生育の可能な環境を造成することによっ
て、環境に優しい土木構造物を具現するための生態安定
化ブロックを提供することにその目的がある。
【0010】本発明の他の目的は、貯水部湖岸に設置さ
れ、魚類が出入りしながら泳いだり安住することができ
る空間を設けることによって、自然生態環境を確保する
ための生態安定化ブロックを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明の生態安定化ブロックは、孔隙率10%以上を
維持しながら圧縮強度150Kgf/cm2以上を有す
る多孔質コンクリート製品であって、ボディ部の中央部
に上下に突き抜ける土砂詰め込み部が形成され、ボディ
部の左右側の肉部分に縦列配列される多数の垂直ホール
が形成される構成からなり、上下にずれるように積層さ
れる時に土砂詰め込み部の前方側の一部分が外部に露出
して植物が定着できる場所が形成されるようにしたこと
を技術構成上の特徴とする。
【0012】前記他の目的を達成するための本発明の生
態安定化ブロックは、孔隙率10%以上を維持しながら
圧縮強度150Kgf/cm2以上を有する多孔質コン
クリート製品であって、ボディ部の中間部に上下面及び
前方面は開口されて左、右側及び後方側は閉鎖される魚
逍空間部が形成され、ボディ部の左右側の肉部分に縦列
配列される多数の垂直ホールが形成される構成からな
り、貯水部湖岸に積層して魚逍空間部に魚が出入りしな
がら泳いだり安住することができる空間が確保されるよ
うにしたことを技術構成上の基本的な特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の構成を添付図面に
基づいて詳しく説明する。
【0014】図1及び図2には本発明の一実施形態によ
って公園などの擁壁或いは堤防、河川の湖岸、道路の斜
面などを安定させるための構造物を構築するのに使用す
る造景ブロック10が図示されている。
【0015】この造景ブロック10は、全体的には平面
上がほぼ6角形状の外形をなしながら一定の高さの厚さ
を有する形状のボディ部11を有する。
【0016】このようなボディ部11は、5〜19mm
程度の大きさを有する砕石、高強度セメント(又はゴロ
スラグセメント又はポトランドセメント)、水、混和剤
などを混合して製造したものであって、孔隙率10%以
上を維持しながら圧縮強度150Kgf/cm2以上を
有する多孔質コンクリート製品である。
【0017】ここで、高強度セメントと砕石との重量比
は1:4、1:5程度の比率とし(ゴロスラグセメント
又はポトランドセメントの場合は1:3、1:4の比
率)、水とセメントの比率は25%以下とし、混和剤は
高強度AE減水剤を使用し、接着剤と流動化剤などを混
ぜたものを少量添加する。
【0018】ボディ部の中央部には上下に突き抜ける土
砂詰め込み部12が形成され、前記ボディ部の土砂詰め
込み部12の左右側の境界になる肉部分には前後側に一
定の間隔をおいて配列される多数の垂直ホール13が形
成される。
【0019】また、前記ボディ部11の上面には土砂詰
め込み部12の前方部下面の一定部分を閉鎖する閉鎖板
14が一体に形成されて、90°の垂直を維持して積層
される場合に土砂詰め込み部12に詰められた土砂が流
失するのを防止する。
【0020】以上のように斜面を安定させるのに使用さ
れるように設計されたブロックは、斜面の傾斜度に応じ
て上下にずれるように積層することで斜面を構造的に安
定させると同時に、土砂詰め込み部12の前方側の一部
分が外部に露出して植物が定着できる場所を提供するこ
とによって環境に優しい土木構造物を具現することがで
きる。
【0021】図9及び図10には本発明の他の実施形態
によって湖又は河川の湖岸に築造して魚が安住できる場
所を提供するための魚逍ブロック20が図示されてい
る。
【0022】この魚逍ブロックのボディ部21の中間部
には上下面及び前方面が開口されて左、右側及び後方側
は閉鎖される魚逍空間部22が形成されていることを特
徴とする。
【0023】この魚逍ブロック20は前述の造景ブロッ
ク10と同様に製造され、孔隙率10%以上を維持しな
がら圧縮強度150Kgf/cm2以上を有する多孔質
コンクリート製品であって、そのボディ部21の平面形
態もほぼ6角形をなしている。
【0024】このように魚が泳ぐ場所を提供するように
設計されたブロックは、貯水部湖岸に上下にずれるよう
に積層して湖岸構造物を構造的に安定させると同時に、
魚逍空間部22に魚が出入りしながら遊び泳ぐ空間を提
供する。
【0025】以下、本発明の実施形態による造景ブロッ
ク10及び魚逍ブロック20を利用して構造物を構築す
る施工例について説明する。
【0026】図3、図4、図5には本発明の造景ブロッ
ク10を利用して90°の垂直傾斜の擁壁を構築した例
が図示されている。
【0027】この施工例では基礎部を完成した後で、上
部構造物を築造する。基礎部には本発明による造景ブロ
ック10を一定部分定着させ、上部構造物を築造するこ
とにおいては基礎部に埋められた造景ブロック10上に
続けて造景ブロック10を垂直に積層する。
【0028】この時、上下層に位置するブロックを交差
するように積層し、上下層に位置するブロックの垂直ホ
ール13が同一垂直線上に位置するように合せて造積
し、全体としてブロックとブロックとが一つに連結され
るように垂直ホールに酸化防止処理が施された固定ピン
(金属棒)を差し込む。
【0029】ブロックの土砂詰め込み部12には土砂を
密に詰め、後面には不織布4をあてて密着させながら盛
土をする。この不織布は造景ブロックの孔隙に土砂が流
入してつまるのを防止するためのものである。ブロック
を積層しながら後面部の土砂を後詰めして押し固め機で
押し固めながら施工する。後面の土砂を押し固めてブロ
ック面と平らになるようにした後でグリッド1を布設
し、さらにこの上にブロックを設置して土砂を押し固め
て後面とブロックとが一体になるようにする。斜面の傾
斜、高さ、土砂の特性に応じて間隔を異にしてグリッド
1を設置する。
【0030】このように築造された90°の擁壁は土砂
詰め込み部12の前方部の一部分が外部に露出し、この
露出した部分に植物が着生して生育できる場所を提供し
て、構造物全体の緑化が可能になる。
【0031】また、本発明による造景ブロック10は多
孔質の材質であって透水性が良好なため、排水のための
別途の砂利後詰め工事が省略可能であるので、施工性及
び経済性が良いだけでなく、ブロック内部に詰められた
土砂が水分を含有し続けるために植物の生育環境が最適
の状態に維持される。
【0032】また、この90°の擁壁は構造物全体が一
つに連結されて堅固な構造力を確保する。即ち、土砂詰
め込み部12に詰められる土砂は上下層に連続して連結
され、固定ピン2がこれらのブロックを全体として一つ
に連結させ、グリッド1が後面の土層と連結させること
によって構造物全体と後面の土層とを一体化させるの
で、構造的な安定性が確保される。
【0033】図7a及び図7bには本発明の造景ブロッ
ク10を利用して60°の傾斜の斜面構造物を構築した
施工例が図示されている。
【0034】この施工例を構築することにおいては、一
般的には前述の90°の擁壁の築造とほとんど同一であ
る。ただし、本施工例では下層に位置する造景ブロック
の後方垂直ホール13cと中間層に位置するブロックの
中央垂直ホール13bと上層に位置するブロックの前方
垂直ホール13aとが1つのホールずつ後側にずらされ
て施工されるということが異なり、これによってブロッ
ク3層を1つの単位にして固定ピン2を利用して連結さ
せるようになる。
【0035】このような施工例による60°の傾斜の斜
面構造物は、90°の擁壁の構造物よりさらに大きな植
物生育空間が確保されるという利点がある。
【0036】図8a及び図8bには本発明の造景ブロッ
ク10を利用して45°の傾斜の斜面構造物を構築した
施工例が図示されている。
【0037】この施工例も一般的には前述の90°及び
60°の傾斜の斜面構造物の築造とほとんど同一であ
る。ただし、本施工例では下層の造景ブロック10の後
方垂直ホール13cと上層の造景ブロック10の前方垂
直ホール13aとが一致するように2つのホールずつ後
側にずらされて施工されるという点が異なる。
【0038】この構造物は、斜面の状態に応じてはグリ
ッド1の設置を省略し、固定ピン2だけで上下層を連結
させても安全性に問題がない。
【0039】このような施工例による45°の傾斜の斜
面構造物は、90°及び60°の傾斜の斜面構造物に比
べてさらに大きな植物生育空間が確保されるという利点
がある。
【0040】図11a及び図11bには本発明の魚逍ブ
ロック20及び造景ブロック10を利用して垂直な形態
の貯水部湖岸構造物を構築した施工例が図示されてい
る。
【0041】この施工例によれば、下部は造景ブロック
10を利用して築造し、上部は魚逍ブロック20を利用
して築造する。魚逍ブロック20を設置する地域は一般
に常時水面が確保される地域であって、水深が一定の深
さ以上を維持する。このような地域には一般に水生植物
が定着することが難しいので、下段に造景ブロック10
を築造して水生植物が定着できる空間及び水深を確保し
た後で、魚逍ブロック20を設置して魚などの活動空間
を確保するのが好ましい。このように施工されると、魚
逍ブロック20の入口が植物によって覆い隠され、植物
が水中に酸素を取り入れて魚などの食糧源を提供するの
で、生態的により豊富な環境を提供する。
【0042】このような湖岸も前述の施工例と同様に上
下層が交差するように造積しながら固定ピン2、グリッ
ド1及び不織布4などを使用し、その施工もほとんど同
一であるので、詳細な説明は省略する。
【0043】一方、本発明は前記例示した施工例以外に
多様な構造形態に変形された構造物を構築することがで
きるものであって、これに関する説明は本発明が属する
技術分野における通常の知識を有する者であれば容易に
実施できるので省略する。
【0044】
【発明の効果】上記のように製造されて築造される本発
明の生態安定化ブロックによれば、構造物全体を一体化
して築造することができるので、構造的な安全性が確保
されるだけでなく、植物の生育空間と魚の産卵、回避な
どの空間を提供するので自然生態環境を安定的に造成し
て環境に優しい土木構造物を具現することができ、工事
費用が節減され、施工を容易に行うことができるため、
非常に有用な発明である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態による造景ブロックの斜
視図である。
【図2】 図1のブロックの一側断面図である。
【図3】 本発明による造景ブロックを利用して90°
の擁壁を構築する施工例を示した斜視図である。
【図4】 本発明による造景ブロックを利用した90°
の擁壁の施工例の断面図である。
【図5】 図4による90°の擁壁のブロック積層状態
を示す平面図である。
【図6】 図4の屈曲面のブロック積層状態を示す平面
図である。
【図7】 図7aは本発明による造景ブロックを利用し
た60°の斜面構造物の施工例の断面図であり、図7b
は図7aによる60°の斜面構造物のブロック積層状態
を示す平面図である。
【図8】 図8aは本発明による造景ブロックを利用し
た45°の斜面構造物の施工例の断面図であり、図8b
は図8aによる45°の斜面構造物のブロック積層状態
を示す平面図である。
【図9】 本発明の他の実施形態による魚逍ブロックの
斜視図である。
【図10】 図9に示されたブロックの一側断面図であ
る。
【図11】 図11aは本発明による魚逍ブロックを利
用した貯水部湖岸構造物の施工例の断面図であり、図1
1bは図11aによる湖岸構造物のブロック積層状態を
示す平面図である。
【符号の説明】
1 グリッド 2 固定ピン 4 不織布 10 造景ブロック 11 ボディ部 12 土砂詰め込み部 13 垂直ホール 14 閉鎖板 20 魚逍ブロック 21 ボディ部 22 魚逍空間部 23 垂直ホール
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−256394(JP,A) 特開 平10−194799(JP,A) 特開2000−319908(JP,A) 特開 平11−217277(JP,A) 特公 昭63−40881(JP,B2) 実公 平7−21633(JP,Y2) 特許2778639(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E02D 29/02 311 E02B 3/14 301

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 全体的には平面上がほぼ6角形の外形を
    なしながら一定の高さの厚さを有する形状のボディ部か
    らなり、前記ボディ部の中央部には上下に突き抜ける土
    砂詰め込み部が形成され、前記ボディ部の土砂詰め込み
    部の左右側の境界となる肉部分の前後側に一定の間隔を
    おいて配列される多数の垂直ホールが形成される構成で
    あり、前記ボディ部は砕石、セメント、水、混和剤など
    を混合して製造したものであって、孔隙率10%以上を
    維持しながら圧縮強度150Kgf/cm2以上を有す
    る多孔質コンクリート製品であり、斜面の傾斜度に応じ
    て上下にずれるように積層して構造的に安定化させると
    共に、土砂詰め込み部の前方側の一部分が外部に露出し
    て植物が定着できる場所を提供し、 生態安定化ブロックの施工時に曲線部を処理するために
    中間部と後方部の垂直ホールを楕円形に細長く形成し、
    垂直ホールの配列を中心軸から方向を変えて内曲部又は
    外曲部の形成時に自然に垂直ホールが上下に連結される
    ようにした ことを特徴とする生態安定化ブロック。
  2. 【請求項2】 全体的には平面上がほぼ6角形の外形を
    なしながら一定の高さの厚さを有する形状のボディ部か
    らなり、前記ボディ部の中央部には上下に突き抜ける土
    砂詰め込み部が形成され、前記ボディ部の土砂詰め込み
    部の左右側の境界となる肉部分の前後側に一定の間隔を
    おいて配列される多数の垂直ホールが形成される構成で
    あり、前記ボディ部は砕石、セメント、水、混和剤など
    を混合して製造したものであって、孔隙率10%以上を
    維持しながら圧縮強度150Kgf/cm2以上を有す
    る多孔質コンクリート製品であり、斜面の傾斜度に応じ
    て上下にずれるように積層して構造的に安定化させると
    共に、土砂詰め込み部の前方側の一部分が外部に露出し
    て植物が定着できる場所を提供し、 前記ボディ部には、土砂詰め込み部の前方部下面の一定
    部分を閉鎖する閉鎖板が一体に形成され、90°の垂直
    を維持して積層される場合にも土砂詰め込み部に詰めら
    れた土砂の流失が防止され、閉鎖板のない後側の土砂詰
    め込み部は斜面の土層と連結されることで、植栽された
    植物の根がより安定して定着でき、 生態安定化ブロックの施工時に曲線部を処理するために
    中間部と後方部の垂直ホールを楕円形に細長く形成し、
    垂直ホールの配列を中心軸から方向を変えて内 曲部又は
    外曲部の形成時に自然に垂直ホールが上下に連結される
    ようにした ことを特徴とする生態安定化ブロック。
  3. 【請求項3】 全体的には平面上がほぼ6角形の外形を
    なしながら一定の高さの厚さを有する形状のボディ部か
    らなり、前記ボディ部の中間部には上下面及び前方面は
    開口されて左、右側及び後方側は閉鎖される魚逍空間部
    が形成され、前記ボディ部の魚逍空間部の左右側の境界
    となる肉部分の前後側に一定の間隔をおいて配列される
    多数の垂直ホールが形成される構成であり、前記ボディ
    部は砕石、セメント、水、混和剤などを混合して製造し
    たものであって、孔隙率10%以上を維持しながら圧縮
    強度150Kgf/cm2以上を有する多孔質コンクリ
    ート製品であり、貯水部湖岸に上下にずれるように積層
    して構造的に安定化させると共に、魚逍空間部に魚が出
    入りしながら泳ぐ空間を提供し、生態安定化ブロックの施工時に曲線部を処理するために
    中間部と後方部の垂直ホールを楕円形に細長く形成し、
    垂直ホールの配列を中心軸から方向を変えて内曲部又は
    外曲部の形成時に自然に垂直ホールが上下に連結される
    ようにした ことを特徴とする生態安定化ブロック。
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