JPH10110380A - 繊維構造物 - Google Patents

繊維構造物

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JPH10110380A
JPH10110380A JP26486696A JP26486696A JPH10110380A JP H10110380 A JPH10110380 A JP H10110380A JP 26486696 A JP26486696 A JP 26486696A JP 26486696 A JP26486696 A JP 26486696A JP H10110380 A JPH10110380 A JP H10110380A
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JP
Japan
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cotton
fiber
free sulfur
elastic
pref
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JP26486696A
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English (en)
Inventor
Mari Shibata
麻里 柴田
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 綿と弾性繊維とを含有する、抗菌性に優れた
繊維構造物の提供。 【解決手段】 20〜98重量%の綿と2〜30重量%
の弾性繊維とを含有する繊維構造物であって、該繊維構
造物の残留塩素量が50ppm以下であり、かつコロイ
ド状の遊離硫黄を0.01〜10重量%含有することを
特徴とする繊維構造物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は抗菌性に優れた綿混
の繊維構造物に関する。
【0002】
【従来の技術】アトピー性皮膚炎に代表される皮膚疾患
は年々増加の一途をたどっており、抗菌性を有する繊維
を含有させた肌着が多く市場に出回っている。本出願人
が先に提案した特開平3−19964号公報に開示され
たコロイド状の遊離硫黄を0.2〜20重量%含有する
セルロース系繊維は、黄色ブドウ球菌、ニキビの原因と
なるアクネ菌、水虫の原因となる白せん菌等に対してそ
の増殖を抑制する抗菌性があり、皮膚疾患等に顕著な効
果を有することから各種繊維製品に利用されている。
【0003】上記のようなコロイド状の遊離硫黄を含有
するセルロース系繊維は、綿と弾性繊維とを混用したイ
ンナーウエア等に用いる場合には、綿カス除去や綿の白
度向上のため晒処理すると、コロイド状の遊離硫黄がセ
ルロース系繊維から脱落したり、弾性繊維の強度低下が
発生したりする。今まで、コロイド状の遊離硫黄を含有
した繊維構造物であって、実用上問題のない強度を保持
した弾性繊維と綿とが混用されており、しかも後加工で
晒処理されたものは得られていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、抗菌
性を有する、綿と弾性繊維とが混用された繊維構造物を
提供しようとする点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記課題を
解決するため晒処理による、コロイド状の遊離硫黄の脱
落並びに弾性繊維の強度低下メカニズムについて検討し
た結果、晒処理条件によってこれらが大きく変化するこ
とを見出し、本発明に至った。即ち、本発明は、20〜
98重量%の綿と2〜30重量%の弾性繊維とを含有す
る繊維構造物であって、上記弾性繊維の残留塩素量が3
00ppm以下であり、かつ上記繊維構造物中のコロイ
ド状の遊離硫黄が0.01〜10重量%であることを特
徴とする繊維構造物、である。
【0006】本発明において繊維構造物とは、綿と弾性
繊維とを含有する糸、編織物、不織布並びにこれらを一
部又は全部で構成する複合体等をいう。本発明において
繊維構造物は、綿の含有量が20〜98重量%、好まし
くは40〜90重量%、さらに好ましくは60〜80重
量%である。本発明に用いる弾性繊維は、エステル系や
エーテル系のポリウレタン系弾性繊維でもポリエーテル
エステル系の弾性繊維でもよいが、耐塩素性の弾性繊維
が好ましい。又、弾性繊維は、ベア糸でもシングルカバ
リング糸、ダブルカバリング糸や噴射加工によって得ら
れる被覆弾性糸として用いてもよい。弾性繊維のデニー
ルは希望に応じて適宜選定すればよく、例えば15〜4
0デニールのものが好ましい。弾性繊維の含有量は、2
〜30重量%、好ましくは5〜10重量%である。
【0007】本発明の繊維構造物は、コロイド状の遊離
硫黄を0.01〜10重量%含有しているものである。
好ましくは0.03〜5重量%である。0.01重量%
未満では抗菌性の効果が発揮されず、10重量%を超え
て含有させることは困難である。本発明においてコロイ
ド状の遊離硫黄を0.01〜10重量%含有させるに
は、本出願人が先に提案した特開平3−19964号公
報に開示されているようなコロイド状の遊離硫黄を含有
するセルロース系繊維を利用することが好ましい。
【0008】上記のセルロース系繊維のコロイド状の遊
離硫黄の含有量は、0.2〜20重量%であることが好
ましく、さらに好ましくは1〜10重量%である。0.
2重 量%未満では効果が発揮されにくく、20重量%
を超えるものでは臭気の発生や 糸切れ等の問題があ
る。又、本発明に用いるのが好ましい、上記のコロイド
状の遊離硫黄を含有するセルロース系繊維のコロイド状
の遊離硫黄の分布は、繊維断面の中心部に集まってお
り、断面の中心から1/2の部分に全硫黄量の70%以
上が分散状態で含有されているのが好ましく、繊維の劣
化が生じにくく、効果の持続性に優れている。
【0009】上記の特開平3−19964号公報に開示
されているセルロース系繊維とは、麻、綿、キュプラ、
ビスコースレーヨン、ポリノジックレーヨンをいうが、
特に好ましくはビスコースレーヨン、ポリノジックレー
ヨンである。短繊維でも長繊維でもよく、短繊維の繊維
長も単繊維デニールも特に限定されない。本発明の繊維
構造物は、コロイド状の遊離硫黄を含有するセルロース
系繊維を用いる場合、繊維構造物を構成する繊維の5〜
95重量%であることが好ましく、さらに好ましくは5
〜50重量%、特に好ましくは10〜30重量%であ
る。
【0010】また、コロイド状の遊離硫黄を含有するセ
ルロース系繊維を用いないで繊維構造物にコロイド状の
遊離硫黄を含有させる方法には、紡糸原液中に硫黄生成
物を含有させて紡糸した繊維を用いる方法のほか、後加
工において、例えば、硫黄を溶解した硫化ソーダ水溶液
やチオ硫酸ソーダ水溶液にセルロース系繊維の糸又は
布帛を浸漬し、酸溶液中で分解させる方法が挙げられ
る。
【0011】本発明の繊維構造物は、綿カス除去や綿の
白度向上のために晒処理されていることが好ましい。晒
処理は、塩素晒が好ましい。塩素晒であると、コロイド
状の遊離硫黄の含有量が0.01〜10重量%にするこ
とを容易にできる。塩素晒以外、例えば過酸化水素等に
よる晒処理では、コロイド状の遊離硫黄が脱落してしま
い抗菌性が得られなくなる。
【0012】塩素晒は、亜塩素酸ソーダよりも次亜塩素
酸ソーダを用いた方がコロイド状の遊離硫黄の脱落が少
なく、又、使用可能な濃度範囲が広く管理しやすいので
好ましい。次亜塩素酸ソーダを用いる場合、pHが10
〜13であることが好ましく、さらに好ましくは10.
5〜11.5である。pHが10〜13でないと弾性繊
維中の残留塩素量が300ppmを大きくオーバーし、
弾性繊維の強度低下が大きくなることがある。好ましい
濃度範囲は5〜50g/リットルが好ましく、温度は2
0〜60℃が好ましく、さらに好ましくは20〜40℃
であり、時間は30〜120分が好ましく、コロイド状
の遊離硫黄が脱落しにくい。
【0013】又、脱塩素は、ハイドロサルファイトでも
過酸化水素でもチオ硫酸ソーダでもよいが、好ましくは
チオ硫酸ソーダを用いた方がコロイド状の遊離硫黄の脱
落が少なく、濃度は1〜5g/リットルが好ましく、さ
らに好ましくは1.5〜3g/リットル、温度は20〜
80℃が好ましく、さらに好ましくは40〜80℃、時
間は15〜30分が好ましく、コロイド状の遊離硫黄が
脱落しにくい。
【0014】晒処理以外の条件は、特に制限されること
はなく、例えば、非イオン界面活性剤等による前精練の
後、塩素晒を行い、水洗後、脱塩素、さらに水洗後、蛍
光染料等による染色を行い、乾燥、ファイナルセットす
ればよい。本発明において、綿と弾性繊維との混用形態
は、特に制限されず、希望に応じて従来から公知の各種
混用形態を採用すればよく、紡績、交撚、混繊等による
糸での混用や、交編織並びにこれらの組合わせが挙げら
れる。
【0015】本発明の繊維構造物は、希望に応じて、綿
と弾性繊維以外の他繊維が混用されていてもよい。他繊
維としては、例えば、麻、ウール、シルク、キュプラ、
ビスコースレーヨン、ポリノジックレーヨン、特に好ま
しくは平均重合度500〜600のポリノジックレーヨ
ン等の再生セルロース繊維、アセテート、エステル、ナ
イロン、アクリル、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、
ポリ塩化ビニリデン、抗ピル性等を改質した改質繊維等
の一種以上と混紡(スライバーミックス等による混
紡)、精紡交撚等の複合紡績、交撚、混繊、交編織等に
よって混用されているものが挙げられる。
【0016】本発明の繊維構造物の用途は、肌着等の肌
に直接接触して着用するものが好ましく、例えば、ショ
ーツ、ブラジャー、ボディスーツ、アンダーシャツ、ブ
リーフ、トランクスパンツ等の下着、靴下、帽子、手
袋、マフラー、ブラウス、ワイシャツ、スラックス等が
挙げられるが、肌に直接接触しないで着用するようなセ
ーター、ジャケット、スーツ、産業用衛生着等のいわゆ
るアウターウエアも挙げられる。さらには、衣料以外の
タオル、敷物、シーツ、シーツカバー、白衣、包帯、毛
布、椅子張り等の非衣料が挙げられ、希望に応じて適宜
用いることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施例で具体的に
説明するが、本発明は実施例のみに限定されるものでは
ない。なお、物性の測定方法は下記のとおりに行った。 (1)コロイド状の遊離硫黄の含有量 コロイド状の遊離硫黄の含有量は以下の方法で測定し
た。
【0018】500mlのガス発生器に200mlの水
と20gのホウ酸と10gの糸を入れ、窒素ガスを通し
ながら1時間煮沸し、冷却後フェノールフタレインを指
示薬として6Nの苛性ソーダ溶液で中和する。次にこれ
を200g/リットルの亜硫酸ソーダ20mlと1g/
リットルのステアリン酸石鹸5mlを加え、窒素ガスを
通しながら3時間煮沸し、冷却後別の500mlのビー
カに液を移す。100mlの水で糸を洗浄し、40%ホ
ルマリン10mlと酢酸、酢酸ナトリウムの緩衝液20
mlを加える。次にpHが4.6になるまで濃酢酸を加
え、0.1Nのヨウ素水を一定量加えて、0.1Nのチ
オ硫酸ソーダでスターチを指示薬に逆滴定する。ブラン
クとして糸を入れないで以上の処理を同様に行う。
【0019】遊離硫黄の含有量(%)=(A−B)×
0.0032×100/g A;0.1N−Na223滴定量(ブランク) (m
l) B;0.1N−Na223滴定量(サンプル) (m
l) g;糸採取量(絶乾) (g) (2)抗菌性 JISーLー1902に準拠。菌接種後6日後に、白せ
ん菌・ 発育阻止帯の幅(mm)で評価した。
【0020】使用菌種;白せん菌・Trichophy
ton mentagrophytes(IFO 62
02) 使用培地;PDA寒天培地。 (3)繊維中の残留塩素量 濾紙に50mgの試料糸を包み込み、シュニガーフラス
コの栓より繋がっている白金バスケットに差し込む。シ
ュニガーフラスコに吸収液(蒸留水)を20ml入れ、
フラスコ内を酸素で1分間置換する。次に、アルコール
ランプにて濾紙の端の部分に火をつけて素早くフラスコ
のセットする。フラスコ内のサンプルが完全に燃焼しき
ったのを確認したら、吸収液をフラスコ内で静かに攪拌
させる。これを約50分間放置し、吸収液をイオンクロ
マトグラフィーにて測定する。ブランクは、濾紙につい
て同様の操作を行う。 (4)弾性繊維の人工汗−耐光脆化テスト 繊維構造物をL−ヒスチジン塩酸塩(1水和物)0.5
g、塩化ナトリウム5.0g、燐酸一ナトリウム2.2
gを蒸留水に溶かし、これに0.1N水酸化ナトリウム
溶液約15mlと蒸留水を加えてpHが5.5で全容が
1リットルになるように調整した人工汗液に30分浸漬
する。
【0021】繊維構造物から弾性繊維のみを取り出し、
白厚紙に16cm長で貼り付ける。これを真ん中の2c
mを残し、上下7cmずつを白厚紙で覆い、耐光試験機
(JIS−B−7754に準ずる)で、15時間露光す
る。露光した真ん中の2cmを含めた試料長5cmで引
張強度を測定する。 強度保持率(%)=b/a×100 a;晒処理前の弾性繊維の強度(ブランク) b;晒処理、人工汗−耐光テスト後の弾性繊維の強度
(サンプル) (5)黄色度;JIS−K−7103に準拠
【0022】
【実施例1】100g/リットルの硫化ソーダ水溶液2
リットル中に硫黄35gを溶解し、常法により得られた
セルロース含有量9%のビスコース20リットル中に加
えて混合し、1時間撹拌した。0.05mm¢の200
孔の紡糸口金を用いて紡糸速度70m/分で300デニ
ール/200フィラメントのビスコースレーヨンフィラ
メント糸を紡糸し、次いで水洗し、熱風乾燥した。
【0023】得られたビスコースレーヨンフイラメント
糸は、コロイド状の遊離硫黄を1.3重量%含有してい
た。得られたビスコースレーヨンフィラメント糸の集合
体を38mmにカットしたものと綿とを混紡し、綿番手
で32'sの混紡糸を得た(綿含有量80%)。得られた
混紡糸と40デニールのポリエーテル系弾性繊維(破断
強度1.5g/d;旭化成工業(株)製、商品名ロイカ
SCR)を用いて、28GGのベア天竺組織の丸編地
(弾性繊維の含有率5%)を編み、下記条件で晒処理し
た。丸編地としてのコロイド状の遊離硫黄は、0.6重
量%含有のセルロース系繊維を20%含有し得るので
0.12重量%となる。
【0024】漂白条件 (1).前精練;非イオン界面活性剤2g/リットル、
80℃、20分 (2).漂白;次亜塩素酸ナトリウム25g/リット
ル、30℃、60分 漂白開始時pH11.5、漂白終了時10.5 (3).水洗 (4).脱塩素;チオ硫酸ナトリウム2g/リットル、
75℃、15分 (5).水洗 (6).乾燥;130℃、3分 晒処理された丸編地の黄色度は3〜5であり、漂白され
た丸編地に含有されているコロイド状の遊離硫黄の含有
量は0.1重量%であり、実質的にコロイド状の遊離硫
黄は殆ど脱落していなかった。
【0025】又、抗菌性(10.6mm)もあり、人工
汗ー耐光脆化テスト後の弾性繊維の強度保持率も97%
を示した。弾性繊維の残留塩素量は、100ppmであ
った。
【0026】
【実施例2】実施例1において、用いた弾性繊維を40
デニールの耐塩素性ポリエーテル系弾性繊維(破断強度
1.5g/d;旭化成工業(株)製、商品名ロイカB)
に変更した以外は実施例1同様に処理し、漂白した。晒
処理された丸編地の黄色度は3〜5であり、漂白された
丸編地に含有されているコロイド状の遊離硫黄の含有量
は0.1重量%であり、実質的にコロイド状の遊離硫黄
は殆ど脱落していなかった。
【0027】又、抗菌性(10.8mm)もあり、人工
汗ー耐光脆化テスト後の弾性繊維の強度保持率も98%
を示した。弾性繊維の残留塩素量は、20ppm以下で
あった。
【0028】
【比較例1】実施例1において、漂白開始時をpH8.
5、漂白終了時をpH9.5に変更した以外は実施例1
同様にして漂白した。漂白された丸編地中の弾性繊維の
強度保持率は6%であった。又、弾性繊維の残留塩素量
は、6500ppmであった。
【0029】
【比較例2】実施例1において、塩素晒に代えて過酸化
水素による晒処理(H225g/リットル、Na2CO3
5g/リットル、60℃、30分、浴比1:20)に変
更した以外は実施例1と同様に晒処理した。晒処理され
た丸編地の黄色度は3〜5であったが、丸編地からはコ
ロイド状の遊離硫黄は検出できなかったし、抗菌性も無
かった。
【0030】
【比較例3】実施例2において、漂白開始時をpH8.
5、漂白終了時をpH9.5に変更した以外は実施例2
同様に漂白した。漂白された丸編地中の弾性繊維の強度
保持率は32%であった。又、弾性繊維の残留塩素量
は、4000ppmであった。
【0031】
【発明の効果】本発明の綿と弾性繊維とを含有する繊維
構造物は、弾性繊維の強度が実用上問題のないものであ
り、従来のものに較べて、抗菌性に優れたものである。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI D02G 3/04 D02G 3/04

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 20〜98重量%の綿と2〜30重量%
    の弾性繊維とを含有する繊維構造物であって、上記弾性
    繊維の残留塩素量が300ppm以下であり、かつ上記
    繊維構造物中のコロイド状の遊離硫黄が0.01〜10
    重量%であることを特徴とする繊維構造物。
JP26486696A 1996-10-04 1996-10-04 繊維構造物 Pending JPH10110380A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006008916A1 (ja) * 2004-07-02 2006-01-26 Kuraray Co., Ltd. アトピー性皮膚炎患者用布帛及び衣類
CN102154722A (zh) * 2011-05-16 2011-08-17 武汉纺织大学 一种弹性复合粘胶纤维及其制备方法

Cited By (3)

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WO2006008916A1 (ja) * 2004-07-02 2006-01-26 Kuraray Co., Ltd. アトピー性皮膚炎患者用布帛及び衣類
JPWO2006008916A1 (ja) * 2004-07-02 2008-05-01 株式会社クラレ アトピー性皮膚炎患者用布帛及び衣類
CN102154722A (zh) * 2011-05-16 2011-08-17 武汉纺织大学 一种弹性复合粘胶纤维及其制备方法

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