JPH10109195A - サーボモータ駆動プレス機 - Google Patents
サーボモータ駆動プレス機Info
- Publication number
- JPH10109195A JPH10109195A JP28320596A JP28320596A JPH10109195A JP H10109195 A JPH10109195 A JP H10109195A JP 28320596 A JP28320596 A JP 28320596A JP 28320596 A JP28320596 A JP 28320596A JP H10109195 A JPH10109195 A JP H10109195A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- servomotor
- upper frame
- frame
- servo motor
- press
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B30—PRESSES
- B30B—PRESSES IN GENERAL
- B30B1/00—Presses, using a press ram, characterised by the features of the drive therefor, pressure being transmitted directly, or through simple thrust or tension members only, to the press ram or platen
- B30B1/26—Presses, using a press ram, characterised by the features of the drive therefor, pressure being transmitted directly, or through simple thrust or tension members only, to the press ram or platen by cams, eccentrics, or cranks
- B30B1/266—Drive systems for the cam, eccentric or crank axis
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D—WORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D28/00—Shaping by press-cutting; Perforating
- B21D28/02—Punching blanks or articles with or without obtaining scrap; Notching
- B21D28/12—Punching using rotatable carriers
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D—WORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D28/00—Shaping by press-cutting; Perforating
- B21D28/02—Punching blanks or articles with or without obtaining scrap; Notching
- B21D28/20—Applications of drives for reducing noise or wear
Abstract
(57)【要約】
【課題】 サーボモータによる直接駆動のプレス機にお
いて、比較的大型となるサーボモータを、細型のフレー
ム内に外部へ突出させることなく収めることができるよ
うにする。 【解決手段】 長手形状を成すサーボモータ６と、その
回転を伝達する回転軸１４と、回転と直線往復動の変換
機構７とを直列的に配置する。これらの部材６，１４，
７は、Ｃ形フレーム１の上フレーム１Ａ内に収める。変
換機構７は、偏心カム式のものとする。
いて、比較的大型となるサーボモータを、細型のフレー
ム内に外部へ突出させることなく収めることができるよ
うにする。 【解決手段】 長手形状を成すサーボモータ６と、その
回転を伝達する回転軸１４と、回転と直線往復動の変換
機構７とを直列的に配置する。これらの部材６，１４，
７は、Ｃ形フレーム１の上フレーム１Ａ内に収める。変
換機構７は、偏心カム式のものとする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、タレットパンチ
プレス機や、その他のサーボモータ駆動によるプレス機
に関する。
プレス機や、その他のサーボモータ駆動によるプレス機
に関する。
【０００２】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】従来、モ
ータ駆動のパンチプレス機では、クランク機構、フライ
ホイール、およびクラッチブレーキを用い、パンチ金型
の駆動およびその制御を行っている。しかし、このよう
にフライホイールを用いるものでは、ストローク途中で
パンチ速度を制御することが難しく、静音化等が難し
い。そのため、ストローク途中でのパンチ速度を可変と
することが必要な加工には一般に油圧パンチプレスを用
いている。油圧式のパンチ駆動装置は、油圧サーボバル
ブ等を使用することで、ストローク速度が自在に変えら
れるが、その反面、油圧ユニットが必要で、設備が高価
になるうえ、油圧ユニットの設置スペースも必要とな
る。また、油圧サーボバルブを用いても、応答の遅れ等
があり、サーボモータによる直接駆動の場合のような応
答性を得ることは難しい。
ータ駆動のパンチプレス機では、クランク機構、フライ
ホイール、およびクラッチブレーキを用い、パンチ金型
の駆動およびその制御を行っている。しかし、このよう
にフライホイールを用いるものでは、ストローク途中で
パンチ速度を制御することが難しく、静音化等が難し
い。そのため、ストローク途中でのパンチ速度を可変と
することが必要な加工には一般に油圧パンチプレスを用
いている。油圧式のパンチ駆動装置は、油圧サーボバル
ブ等を使用することで、ストローク速度が自在に変えら
れるが、その反面、油圧ユニットが必要で、設備が高価
になるうえ、油圧ユニットの設置スペースも必要とな
る。また、油圧サーボバルブを用いても、応答の遅れ等
があり、サーボモータによる直接駆動の場合のような応
答性を得ることは難しい。
【０００３】このような課題を解消するため、サーボモ
ータでトグル機構による倍力機構を介してパンチ金型を
駆動するものを提案したが、トグル機構はトグル角度に
よるパンチ金型の速度差が大きく、制御が難しい。そこ
で、さらに、サーボモータで直接にパンチ金型を駆動す
るものを試みた。この場合、大きなパンチ力を得ること
は難しいが、一般的なパンチ加工に必要なパンチ力は、
ある程度大出力のサーボモータを用いることで得られ
る。しかし、このような大出力のサーボモータを用いる
と、モータの外形が大型化するため、細型でコンパクト
な形状のプレスフレームに設置すると、プレスフレーム
からサーボモータの一部が突出し、外観を損なったり、
ローディング装置等の周辺機器の配置に支障が生じるこ
とがある。一方、このようなサーボモータの直接駆動に
よるパンチプレス機は、通常のモータ駆動や油圧駆動の
パンチプレス機に比べるとパンチ力が小さいため、装置
全体も小型のものとすることが望まれる。そのため、サ
ーボモータの突出の問題解消が難しい。このような問題
はパンチプレス機に限らず、サーボモータ駆動のプレス
機一般に生じる。
ータでトグル機構による倍力機構を介してパンチ金型を
駆動するものを提案したが、トグル機構はトグル角度に
よるパンチ金型の速度差が大きく、制御が難しい。そこ
で、さらに、サーボモータで直接にパンチ金型を駆動す
るものを試みた。この場合、大きなパンチ力を得ること
は難しいが、一般的なパンチ加工に必要なパンチ力は、
ある程度大出力のサーボモータを用いることで得られ
る。しかし、このような大出力のサーボモータを用いる
と、モータの外形が大型化するため、細型でコンパクト
な形状のプレスフレームに設置すると、プレスフレーム
からサーボモータの一部が突出し、外観を損なったり、
ローディング装置等の周辺機器の配置に支障が生じるこ
とがある。一方、このようなサーボモータの直接駆動に
よるパンチプレス機は、通常のモータ駆動や油圧駆動の
パンチプレス機に比べるとパンチ力が小さいため、装置
全体も小型のものとすることが望まれる。そのため、サ
ーボモータの突出の問題解消が難しい。このような問題
はパンチプレス機に限らず、サーボモータ駆動のプレス
機一般に生じる。
【０００４】この発明は、上記の課題を解消するもので
あり、細型のフレーム内に、サーボモータを外部へ突出
させることなく収めることのできるサーボモータ駆動プ
レス機を提供することを目的とする。
あり、細型のフレーム内に、サーボモータを外部へ突出
させることなく収めることのできるサーボモータ駆動プ
レス機を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この発明のサーボモータ
駆動プレス機は、長手形状を成すサーボモータと、この
サーボモータの回転を伝達する回転軸と、この回転軸の
回転運動を直線往復動に変換する変換機構とを直列的に
配置し、これらの部材をフレームで覆ったことを特徴と
する。この構成によると、長手形状を成すサーボモータ
と、その回転を伝達する回転軸と、この回転軸の回転運
動を直線往復動に変換する変換機構とを直列的に配置し
たため、細型のフレーム内に比較的大型のサーボモータ
を、外部に突出することなく収めることができる。ま
た、フレーム内には、駆動伝達系として、サーボモータ
の他には回転軸と前記変換機構しか配置しないため、前
記のように細型のフレーム内に長手形状のサーボモータ
を配置しても、駆動伝達系の配置の障害とならない。
駆動プレス機は、長手形状を成すサーボモータと、この
サーボモータの回転を伝達する回転軸と、この回転軸の
回転運動を直線往復動に変換する変換機構とを直列的に
配置し、これらの部材をフレームで覆ったことを特徴と
する。この構成によると、長手形状を成すサーボモータ
と、その回転を伝達する回転軸と、この回転軸の回転運
動を直線往復動に変換する変換機構とを直列的に配置し
たため、細型のフレーム内に比較的大型のサーボモータ
を、外部に突出することなく収めることができる。ま
た、フレーム内には、駆動伝達系として、サーボモータ
の他には回転軸と前記変換機構しか配置しないため、前
記のように細型のフレーム内に長手形状のサーボモータ
を配置しても、駆動伝達系の配置の障害とならない。
【０００６】上記構成において、前記変換機構は偏心カ
ム機構からなるものであっても良い。このように偏心カ
ム機構を用いると、コンパクトな構成でモータの回転を
直線往復動に変換することができ、装置全体が一層コン
パクトにできる。また、これらを具体化した構成とし
て、次の構成とすることができる。すなわち、Ｃ字状ま
たは門型を成すフレームを有するタレットパンチプレス
機において、このフレームの上フレーム部と下フレーム
部との間の空間にタレットを配置し、前記上フレーム部
内に、この上フレーム部の長手方向に沿ってサーボモー
タを収容する。前記変換機構は、前記上フレーム部の先
端に、直線往復動の方向が上下方向となるように配置す
る。タレットパンチプレス機の場合、上フレーム部は細
型でコンパクトなものとすることが望まれるが、このよ
うな場合にも、この発明によれば、その細型のフレーム
内に効率良くサーボモータを収めることができる。
ム機構からなるものであっても良い。このように偏心カ
ム機構を用いると、コンパクトな構成でモータの回転を
直線往復動に変換することができ、装置全体が一層コン
パクトにできる。また、これらを具体化した構成とし
て、次の構成とすることができる。すなわち、Ｃ字状ま
たは門型を成すフレームを有するタレットパンチプレス
機において、このフレームの上フレーム部と下フレーム
部との間の空間にタレットを配置し、前記上フレーム部
内に、この上フレーム部の長手方向に沿ってサーボモー
タを収容する。前記変換機構は、前記上フレーム部の先
端に、直線往復動の方向が上下方向となるように配置す
る。タレットパンチプレス機の場合、上フレーム部は細
型でコンパクトなものとすることが望まれるが、このよ
うな場合にも、この発明によれば、その細型のフレーム
内に効率良くサーボモータを収めることができる。
【０００７】
【発明の実施の形態】この発明の一実施形態を図１ない
し図４と共に説明する。このサーボモータ駆動プレス機
は、タレットパンチプレス機に適用したものであり、フ
レーム１は、各々箱形の断面形状とされた上フレーム部
１Ａと、下フレーム部１Ｂと、柱部１Ｃとで、側面形状
がＣ字状に形成されている。このフレーム１の上下フレ
ーム部１Ａ，１Ｂ間の空間に上下のタレット２Ａ，２Ｂ
が配置され、各々上下フレーム部１Ａ，１Ｂに回転自在
に支持されている。上タレット２Ａにはパンチ金型とな
るプレス金型３が円周上に複数個設置され、下タレット
２Ｂにはダイ金型４が円周上に複数個設置されている。
上下のタレット２Ａ，２Ｂは、フレーム１に設置したタ
レット駆動装置（図示せず）により、割出回転させられ
る。
し図４と共に説明する。このサーボモータ駆動プレス機
は、タレットパンチプレス機に適用したものであり、フ
レーム１は、各々箱形の断面形状とされた上フレーム部
１Ａと、下フレーム部１Ｂと、柱部１Ｃとで、側面形状
がＣ字状に形成されている。このフレーム１の上下フレ
ーム部１Ａ，１Ｂ間の空間に上下のタレット２Ａ，２Ｂ
が配置され、各々上下フレーム部１Ａ，１Ｂに回転自在
に支持されている。上タレット２Ａにはパンチ金型とな
るプレス金型３が円周上に複数個設置され、下タレット
２Ｂにはダイ金型４が円周上に複数個設置されている。
上下のタレット２Ａ，２Ｂは、フレーム１に設置したタ
レット駆動装置（図示せず）により、割出回転させられ
る。
【０００８】プレス金型３のパンチ駆動装置５は、上フ
レーム部１Ａ内に設置したサーボモータ６と、このサー
ボモータ６の回転を上下方向の直線往復動に変換する変
換機構７とで構成される。サーボモータ６は、モータ軸
方向に沿って長く延びる長手形状の外形を有していて、
先端に減速機８を内蔵しており、上フレーム部１Ａ内
に、この上フレーム部１Ａの長手方向Ｙに沿って収容さ
れている。上フレーム部１Ａの長手方向Ｙは、フレーム
１の全体の長手方向と一致する。また、サーボモータ６
は、先端を上フレーム部１Ａの先端側に向けて、先端近
傍でモータ台９を介して上フレーム部１Ａに設置されて
いる。サーボモータ６の減速機８を含む長さは、上フレ
ーム部１Ａの柱部１Ｃから片持ち状に突出する部分の長
さの半分程度となっている。
レーム部１Ａ内に設置したサーボモータ６と、このサー
ボモータ６の回転を上下方向の直線往復動に変換する変
換機構７とで構成される。サーボモータ６は、モータ軸
方向に沿って長く延びる長手形状の外形を有していて、
先端に減速機８を内蔵しており、上フレーム部１Ａ内
に、この上フレーム部１Ａの長手方向Ｙに沿って収容さ
れている。上フレーム部１Ａの長手方向Ｙは、フレーム
１の全体の長手方向と一致する。また、サーボモータ６
は、先端を上フレーム部１Ａの先端側に向けて、先端近
傍でモータ台９を介して上フレーム部１Ａに設置されて
いる。サーボモータ６の減速機８を含む長さは、上フレ
ーム部１Ａの柱部１Ｃから片持ち状に突出する部分の長
さの半分程度となっている。
【０００９】変換機構７は偏心カム機構からなるもので
あり、偏心カム１２が、サーボモータ６のモータ軸６ａ
と同一回転中心Ｏ上で、上フレーム部１の先端の一対の
軸受１０，１１により回転自在に支持されている。偏心
カム１２とサーボモータ６のモータ軸６ａとは両端に軸
継手１４ａを有する回転軸１４を介して接続されてい
る。すなわち、サーボモータ６と、回転軸１４と、変換
機構７の偏心カム１２とが、上フレーム部１Ａ内にその
長手方向に並んで直列的に配置されている。偏心カム１
２は、その偏心軸部１２ａがクランクアーム１３の上端
の孔に軸受（図示せず）を介して回転自在に嵌合してい
る。クランクアーム１３の下端には、ピン１５を介して
ラム１６が連結され、ラム１６は上フレーム部１Ａの先
端下面に設けられたラムガイド１７に昇降自在に支持さ
れている。ラム１６の先端には、上タレット２Ａに保持
されたプレス金型３の頭部と連結されるＴ溝状の頭部連
結部を有している。図２に示すように、フレーム１は、
前後端の両側へ突出した脚部１８を介して工場の床面上
に設置される。また、図３，図４に示すように、フレー
ム１の前方に続いて、テーブル装置１９が設けられてい
る。テーブル装置１９は、ベッド２０上に設けられた中
央の固定テーブル２１ａと、その両側の可動テーブル２
１ｂとを備え、可動テーブル２１ｂはベッド２０のレー
ル２２上をキャリッジ２３と共に前後（Ｙ方向）に進退
駆動される。キャリッジ２３には、ワークホルダ２４を
有するクロススライド２５が左右方向（Ｘ方向）に進退
自在に設置され、ワークホルダ２４に把持された板材ワ
ークＷが、前記キャリッジ２３およびクロススライド２
５の移動により、ラム位置Ｐに対してＸ，Ｙ方向に送ら
れる。
あり、偏心カム１２が、サーボモータ６のモータ軸６ａ
と同一回転中心Ｏ上で、上フレーム部１の先端の一対の
軸受１０，１１により回転自在に支持されている。偏心
カム１２とサーボモータ６のモータ軸６ａとは両端に軸
継手１４ａを有する回転軸１４を介して接続されてい
る。すなわち、サーボモータ６と、回転軸１４と、変換
機構７の偏心カム１２とが、上フレーム部１Ａ内にその
長手方向に並んで直列的に配置されている。偏心カム１
２は、その偏心軸部１２ａがクランクアーム１３の上端
の孔に軸受（図示せず）を介して回転自在に嵌合してい
る。クランクアーム１３の下端には、ピン１５を介して
ラム１６が連結され、ラム１６は上フレーム部１Ａの先
端下面に設けられたラムガイド１７に昇降自在に支持さ
れている。ラム１６の先端には、上タレット２Ａに保持
されたプレス金型３の頭部と連結されるＴ溝状の頭部連
結部を有している。図２に示すように、フレーム１は、
前後端の両側へ突出した脚部１８を介して工場の床面上
に設置される。また、図３，図４に示すように、フレー
ム１の前方に続いて、テーブル装置１９が設けられてい
る。テーブル装置１９は、ベッド２０上に設けられた中
央の固定テーブル２１ａと、その両側の可動テーブル２
１ｂとを備え、可動テーブル２１ｂはベッド２０のレー
ル２２上をキャリッジ２３と共に前後（Ｙ方向）に進退
駆動される。キャリッジ２３には、ワークホルダ２４を
有するクロススライド２５が左右方向（Ｘ方向）に進退
自在に設置され、ワークホルダ２４に把持された板材ワ
ークＷが、前記キャリッジ２３およびクロススライド２
５の移動により、ラム位置Ｐに対してＸ，Ｙ方向に送ら
れる。
【００１０】この構成のサーボモータ駆動プレス機によ
ると、サーボモータ６に付属の減速機８および偏心カム
機構からなる減速機構７のみを介してサーボモータ６で
直接にプレス金型３を駆動するため、プレス金型３のス
トローク速度や位置の制御が、簡単な制御で精度良く行
われる。フライホイールや倍力機構等を用いずにサーボ
モータ６で駆動しているが、サーボモータ６にある程度
大きな出力のものを用いることにより、通常に必要とさ
れるパンチ加工の大部分は、パンチ力の不足とならずに
加工できる。このようにサーボモータ６で直接に駆動す
るため、図１からもわかるようにフレーム１の上フレー
ム１Ａに対して、その半分程度の長さとなる大形状のサ
ーボモータ６が設置されることになる。しかし、サーボ
モータ６は上フレーム部１Ａの長手方向に沿って上フレ
ーム部１Ａ内に収容しているため、細型の上フレーム部
１Ａ内に比較的大型のサーボモータ６を、外部に突出す
ることなく収めることができる。また、上フレーム部１
Ａ内には、駆動伝達系として、サーボモータ６の他には
モータ付設の減速機８と偏心カム式の変換機構７しか配
置しないので、図示のような細型の上フレーム部１Ａ内
にその長手方向に沿って長手形状のサーボモータ６を配
置しても、駆動伝達系の各構成部品の配置の障害となら
ない。このように、長手形状を成すサーボモータ６と、
回転軸１４と、変換機構７の偏心カム１２とを直列的に
配置してフレーム１内に納めたため、フレーム１内に各
部材６，１４，７を納まり良く配置でき、装置全体がコ
ンパクトになる。また、変換機構７は偏心カム式のもの
であるため、コンパクトに構成でき、装置全体のコンパ
クト化が一層図り易い。なお、前記実施形態はタレット
パンチプレス機に適用した場合につき説明したが、この
発明はサーボモータで駆動するプレス機一般に適用する
ことができる。また、フレーム１は、図示のようなＣ字
状のものに限らず、門型としても良い。
ると、サーボモータ６に付属の減速機８および偏心カム
機構からなる減速機構７のみを介してサーボモータ６で
直接にプレス金型３を駆動するため、プレス金型３のス
トローク速度や位置の制御が、簡単な制御で精度良く行
われる。フライホイールや倍力機構等を用いずにサーボ
モータ６で駆動しているが、サーボモータ６にある程度
大きな出力のものを用いることにより、通常に必要とさ
れるパンチ加工の大部分は、パンチ力の不足とならずに
加工できる。このようにサーボモータ６で直接に駆動す
るため、図１からもわかるようにフレーム１の上フレー
ム１Ａに対して、その半分程度の長さとなる大形状のサ
ーボモータ６が設置されることになる。しかし、サーボ
モータ６は上フレーム部１Ａの長手方向に沿って上フレ
ーム部１Ａ内に収容しているため、細型の上フレーム部
１Ａ内に比較的大型のサーボモータ６を、外部に突出す
ることなく収めることができる。また、上フレーム部１
Ａ内には、駆動伝達系として、サーボモータ６の他には
モータ付設の減速機８と偏心カム式の変換機構７しか配
置しないので、図示のような細型の上フレーム部１Ａ内
にその長手方向に沿って長手形状のサーボモータ６を配
置しても、駆動伝達系の各構成部品の配置の障害となら
ない。このように、長手形状を成すサーボモータ６と、
回転軸１４と、変換機構７の偏心カム１２とを直列的に
配置してフレーム１内に納めたため、フレーム１内に各
部材６，１４，７を納まり良く配置でき、装置全体がコ
ンパクトになる。また、変換機構７は偏心カム式のもの
であるため、コンパクトに構成でき、装置全体のコンパ
クト化が一層図り易い。なお、前記実施形態はタレット
パンチプレス機に適用した場合につき説明したが、この
発明はサーボモータで駆動するプレス機一般に適用する
ことができる。また、フレーム１は、図示のようなＣ字
状のものに限らず、門型としても良い。
【００１１】
【発明の効果】この発明のサーボモータ駆動プレス機
は、長手形状を成すサーボモータと、このサーボモータ
の回転を伝達する回転軸と、この回転軸の回転運動を直
線往復動に変換する変換機構とを直列的に配置し、これ
らの部材をフレームで覆ったため、細型のフレーム内
に、サーボモータを外部へ突出させることなく収めるこ
とができる。前記変換機構を偏心カム機構とした場合
は、装置全体を一層コンパクトに構成できる。この発明
の請求項３記載のプレス機は、Ｃ字状または門型を成す
フレームを有するタレットパンチプレス機において、前
記フレームの上フレーム部と下フレーム部との間の空間
にタレットを配置し、前記上フレーム部内にこの上フレ
ーム部の長手方向に沿ってサーボモータを収容し、前記
上フレーム部の先端に、直線往復動の方向が上下方向と
なるように前記変換機構を設置したため、このようなタ
レットパンチプレス機においても、細型化が必要な上フ
レーム部内に比較的大出力のサーボモータを外部に突出
することなく収めることができる。
は、長手形状を成すサーボモータと、このサーボモータ
の回転を伝達する回転軸と、この回転軸の回転運動を直
線往復動に変換する変換機構とを直列的に配置し、これ
らの部材をフレームで覆ったため、細型のフレーム内
に、サーボモータを外部へ突出させることなく収めるこ
とができる。前記変換機構を偏心カム機構とした場合
は、装置全体を一層コンパクトに構成できる。この発明
の請求項３記載のプレス機は、Ｃ字状または門型を成す
フレームを有するタレットパンチプレス機において、前
記フレームの上フレーム部と下フレーム部との間の空間
にタレットを配置し、前記上フレーム部内にこの上フレ
ーム部の長手方向に沿ってサーボモータを収容し、前記
上フレーム部の先端に、直線往復動の方向が上下方向と
なるように前記変換機構を設置したため、このようなタ
レットパンチプレス機においても、細型化が必要な上フ
レーム部内に比較的大出力のサーボモータを外部に突出
することなく収めることができる。
【図１】この発明の一実施形態にかかるサーボモータ駆
動プレス機の本体部分を示す破断側面図である。
動プレス機の本体部分を示す破断側面図である。
【図２】（Ａ）は同部分の平面図、（Ｂ）は同部分の正
面図、（Ｃ）は同部分における変換機構の拡大正面図で
ある。
面図、（Ｃ）は同部分における変換機構の拡大正面図で
ある。
【図３】同サーボモータ駆動プレス機の全体の側面図で
ある。
ある。
【図４】同サーボモータ駆動プレス機の全体の平面図で
ある。
ある。
１…フレーム １２…偏心カム １Ａ…上フレーム部 １２ａ…偏心軸部 ２Ａ，２Ｂ…タレット １３…クランクアーム ３…プレス金型 １４…回転軸 ６…サーボモータ １６…ラム ７…変換機構 Ｙ…長手方向 ８…減速機構
Claims (3)
- 【請求項１】 長手形状を成すサーボモータと、このサ
ーボモータの回転を伝達する回転軸と、この回転軸の回
転運動を直線往復動に変換する変換機構とを直列的に配
置し、これらの部材をフレームで覆ったことを特徴とす
るサーボモータ駆動プレス機。 - 【請求項２】 前記変換機構が偏心カム機構からなる請
求項１記載のサーボモータ駆動プレス機。 - 【請求項３】 Ｃ字状または門型を成すフレームを有す
るタレットパンチプレス機であって、前記フレームの上
フレーム部と下フレーム部との間の空間にタレットを配
置し、前記上フレーム部内にこの上フレーム部の長手方
向に沿ってサーボモータを収容し、上フレーム部の先端
に、直線往復動の方向が上下方向となるように前記変換
機構を設置した請求項１または請求項２記載のサーボモ
ータ駆動プレス機。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28320596A JPH10109195A (ja) | 1996-10-03 | 1996-10-03 | サーボモータ駆動プレス機 |
| EP97116496A EP0834394A1 (en) | 1996-10-03 | 1997-09-22 | Servo-motor driven press device |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28320596A JPH10109195A (ja) | 1996-10-03 | 1996-10-03 | サーボモータ駆動プレス機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10109195A true JPH10109195A (ja) | 1998-04-28 |
Family
ID=17662490
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
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