JPH10108413A - 車両用モーター - Google Patents

車両用モーター

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JPH10108413A
JPH10108413A JP8347383A JP34738396A JPH10108413A JP H10108413 A JPH10108413 A JP H10108413A JP 8347383 A JP8347383 A JP 8347383A JP 34738396 A JP34738396 A JP 34738396A JP H10108413 A JPH10108413 A JP H10108413A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両用モーター組立工数の削減と、ブラシノ
イズの減少を図るための改良に関する発明である。 【解決手段】 アーマチュアシャフトの振動部にフリク
ションワッシャーを装着することによって、部品数およ
び組立工数の削減を図り、またモーター駆動時のスリッ
プ現象を防止し、スラストギャップが一定に維持され得
るようにするとともに、ブラシホルダステーをラバーダ
ンパを利用してハウジングに組み込むことによって、ブ
ラシホルダと焼結ベアリングによる支持部の共振を緩和
し、ブラシノイズの減少を図り、モーター品質の向上を
図ることができるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両用モーターに関
するもので、部品数の節減、およびモーター駆動時のス
リップ現象を防止して、スラストギャップを一定に維持
できるようにするとともに、ブラシホルダステーをラバ
ーダンパーを利用してハウジングに組み込むことによっ
て、ブラシホルダと支持部との共振を緩和し、ブラシノ
イズを防止してモーターの信頼性向上を図ることができ
るようにした車両用モーターを提供することにある。
【0002】
【従来の技術】図5は一般的な車両用モーターの断面図
である。内側に永久磁石10を固定したハウジング1に
アーマチュア2が装着されている。このアーマチュア2
は燒結ベアリング5a,5bからなる燒結ベアリングユ
ニットに支持され、シャフトSとブラシ3に連結して一
緒に回転する整流子4とによって電流を誘起するように
構成される。前記シャフトSは好ましくはナイロン等で
つくられたストッパ310、ゴムワッシャー320、ス
リップワッシャー330および燒結ベアリング5bを支
持するホルダプレート340等を含み、これによって衝
撃や振動を吸収し、オイルの飛散を防止している。
【0003】このように構成されている従来の車両用モ
ーターには次のような問題点があった。第1に、モータ
ーのスラストギャップの調整作業は、ハウジング1にア
ーマチュア2とエンドシールド6を組立ててから、スラ
ストギャップを調整するから、このスラストギャップが
正確に調整されない時は、複数のギャップ調整用ワッシ
ャー350を追加したり取り外したりしなければならな
い。このようにワッシャーを追加または取り外すための
工数が増加するから、全体として組立工数が増加すると
いう問題がある。また、モーターのスラストギャップの
調整を、別途に用意した複数のギャップ調整用ワッシャ
ー350を用いて行うのであるから、ギャップが一定し
ないばかりか、このようなワッシャーの使用によりワッ
シャーノイズが発生する問題がある。
【0004】第2に、ブラシホルダ30を固定するブラ
シホルダステー31は、コーキング作業を通じてエンド
シールド6と一体的に固定されるから、モーターの駆動
によって発生するブラシノイズが、前記ハウジング1お
よびエンドシールド6に伝達される問題がある。
【0005】第3に、アーマチュアシャフトSと燒結ベ
アリングユニット5bの摺動部にストッパ310、ゴム
ワッシャー320、スリップワッシャー330および衝
撃の吸収のためのダンパなど、多数の部品を一緒に組み
立てるため構成が複雑で組立工程の自動化を阻害してい
る。また、前記シャフトSに取り付けられたナイロンな
どのストッパ310はシャフトSと同一回転しないので
摩擦が発生し、この摩擦のためスラストギャップが増加
し、モーター駆動時にノイズを発生させる原因になる。
【0006】第4に、ブラシ3が固定される前記ブラシ
ホルダ30の片面は開放されているので、前記ブラシホ
ルダ30をブラシホルダステー31に装着した後は一定
の寸法を維持することはできない。さらに、前記ブラシ
3とブラシホルダ30のギャップが一定しないので、ブ
ラシノイズを誘発する問題がある。
【0007】第5に、モーターを固定するフランジ7は
ハウジング1の外周面に挿嵌圧入された後はエンドカバ
ーで保持するだけなので、モーターとフランジ7が分離
しないようにするため、エンドシールドにフランジを固
定するようにボルトを追加締結する煩雑さがある。そし
て、前記フランジ7をハウジング1の外周面に挿嵌圧入
して組み立てる際に、前記ハウジング1の外周面が、前
記フランジ7の内側を引っ掻きながら組み立てられるた
め、掻粉が発生しモーター内部に落ち込む問題があっ
た。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述の如き従
来の問題点を解消するために、モータのアーマチュアシ
ャフトに焼結ベアリングを支持するフリクションワッシ
ャーを装着し、前記フリクションワッシャーがインシュ
レーティングディスクに固定され一緒に回転するように
構成することによって、前記フリクションワッシャーの
片面だけが前記焼結ベアリングと摺動するようにしてモ
ーター駆動時のスリップ現象を防止するようにした。さ
らに、本発明はブラシホルダステーにラバーダンパーを
付属せしめ、モーターの駆動により発生するブラシの騒
音が、前記ハウジングおよびエンドシールド側に直接伝
達されないように構成した。
【0009】また、本発明はブラシの騒音を減少せしめ
ることができるように、ブラシホルダをボックス型に形
成して形状の安定化を図り、前記ブラシホルダステーか
ら発生するブラシの騒音が、ハウジングおよびエンドシ
ールドなどの支持部材に伝わることを防止するように構
成した。そして、フランジがハウジングの両面をボルト
締めしなくてもフランジを固定できるようにして生産性
の向上を図った。
【0010】
【課題を解決するための手段】本願は、永久磁石が固定
されるハウジングにアーマチュアが固定されており、ア
ーマチュアシャフトSの整流子と摺動するブラシを有す
る車両用モーターにおいて、アーマチュアシャフトSに
複数のフリクションワッシャーを装着して、フリクショ
ンワッシャーがアーマチュアシャフトSを支持する焼結
ベアリングの振動およびオイルの飛散を防止するように
構成した。フリクションワッシャーはゴムまたはプラス
チック製とし、片面は焼結ベアリングを囲繞する構造と
し、他の片面は一対の突起を形成してアーマチュアのイ
ンシュレーティングディスクおよび整流子に突起が嵌入
されるように組立て、フリクションワッシャーが焼結ベ
アリングと対面する片面においてのみ摺動するように構
成した。
【0011】ブラシの騒音を減少せしめるブラシホルダ
をボックス型に形成し、ブラシホルダが装着されるブラ
シホルダステーにラバーダンパーを装着し、ブラシホル
ダステーがラバーダンパーに支持された浮動式の状態で
ハウジングに装着されるような構成とした。モーターを
固定するためにハウジングに装着するフランジには、ハ
ウジングに固定する固定部および突起を形成し、フラン
ジカバーには突起に対応する溝部を形成し、フランジカ
バーがフランジに対して着脱されるように構成した。そ
してフリクションワッシャーがスラストギャップを調整
し、所定のスラストギャップを維持するようにした。
【0012】スラストギャップは、アーマチュアシャフ
トSの一側の端部にブラシおよび整流子が装着されるア
ーマチュアアセンブリを、永久磁石が固定されたハウジ
ングの内側に装着し、次にアーマチュアシャフトSのハ
ウジング端側とエンドシールド端側の両側に装着された
焼結ベアリングに対し、片面がこれら両側の焼結ベアリ
ングを、それぞれ囲繞するように構成された2つのフリ
クションワッシャーを、それぞれの該片面がそれぞれの
焼結ベアリングに当接する位置まで圧入し、焼結ベアリ
ングに当接してそれ以上移動しないとき、アーマチュア
アセンブリを組み立ての反対方向に僅かに引いて所定の
スラストギャップを得るようにし、エンドシールドが遊
動しないようにコーキングする方法を通じてスラストギ
ャップを調整するように構成した。
【0013】
【発明の実施の形態】図1に示す如く内側に永久磁石が
固定されるハウジング1にアーマチュア2が装着され、
アーマチュアシャフトSの整流子4と摺動するブラシ3
を有する車両用モーターにおいて、前記アーマチュアシ
ャフトSに一対のフリクションワッシャー8a,8bを
装着し、アーマチュアシャフトSを支持するように装着
された焼結ベアリング5a,5bの振動を吸収するよう
に構成した。図2に示す前記フリクションワッシャー8
a,8bはゴムまたはプラスチック素材によって形成さ
れる。
【0014】前記フリクションワッシャー8a,8bの
一側面は前記焼結ベアリング5a,5bを囲繞するよう
に構成され、前記焼結ベアリング5a,5bにオイルが
飛散するのを防止する従来のホルダプレートと同じ役割
とし、その反対面には一対の突起80、80を形成し
て、アーマチュア2に嵌め込まれた樹脂製のインシュレ
ーティングディスク22および整流子4に前記突起8
0、80が嵌入される構造とした。前記インシュレーテ
ィングディスク22と整流子4には前記フリクションワ
ッシャー8a,8bの突起80、80が受容される溝が
形成され、前記フリクションワッシャー8a,8bの突
起80が前記溝に嵌入されることによって、前記アーマ
チュアシャフトSとフリクションワッシャー8a,8b
が一緒に回転駆動するようになる。
【0015】それ故、前記フリクションワッシャー8
a,8bが前記インシュレーティングディスク22およ
び整流子4に固定されて、前記アマチュアシャフトが回
転しても、前記フリクションワッシャー8a,8bは両
面すべてが摺動されず、前記焼結ベアリング5a,5b
側の面のみが摺動されるだけであるから、スリップ現象
に因る異常摩擦を減少させることができる。したがっ
て、従来のようなモーターの振動を吸収し、焼結ベアリ
ング5a,5bからオイルの飛散を防止するためのゴム
ワッシャーやホルダープレートのような部品は不必要と
なり、組立工程が単純化され製造コストが削減される。
したがって自動ラインが適用可能となり生産性が向上す
る。さらに、本発明は、アーマチュアシャフトSに装着
されたフリクションワッシャー8a,8bによって、ス
ラストギャップの調整を次のように行う構成となってい
る。
【0016】前記スラストギャップの調整は、まずアー
マチュアシャフトSの一側の端部にブラシ3および整流
子4が装着されるアーマチュアアセンブリを永久磁石が
固定されたハウジング1の内側に装着する。次に前記ア
ーマチュアアセンブリを押して前記アーマチュアシャフ
トSに装着されたフリクションワッシャー8a、8bの
一方の面が、それぞれエンドシールド6とハウジング1
とに装着された焼結ベアリング5a、5bに当接される
まで押す。
【0017】フリクションワッシャー8aが焼結ベアリ
ング5aに当接し、それ以上移動できなくなったら、前
記アーマチュアアセンブリを反対方向に僅かに引く。同
様に、フリクションワッシャー8bが焼結ベアリング5
bに当接し、それ以上移動できなくなったら、前記アー
マチュアアセンブリを反対方向に僅かに引く。前記アー
マチュアアセンブリを反対方向に僅かに引くことによ
り、接触していたフリクションワッシャー8aと焼結ベ
アリング5aとは僅かに離隔する。同様の操作でフリク
ションワッシャー8bと焼結ベアリング5bも僅かに離
隔する。このときその離隔距離を測定し、所定のスラス
トギャップが得られたら、エンドシールド6が遊動しな
いように前記ハウジング1とエンドシールド6をコーキ
ング作業によって一体となるように固定する。
【0018】このようにしてスラストギャップの調整作
業がモーター組立時に一緒に行われることによって、従
来の組立のようにモーターギャップの調整のためにギャ
ップ調整用ワッシャーを別途に追加するとか、また取り
外すとかしてギャップを調整する煩雑性や不便性が消失
した。従来のように別途にスラストギャップ調整用ワッ
シャーを用意する必要がないから、部品数が減り、費用
の節減およびワッシャーノイズの発生の問題も解消され
た。
【0019】さらに、ブラシホルダ30がボックス型に
形成され、寸法の安定化およびブラシの騒音を減少させ
ることができる。ブラシホルダ30が装着固定されるブ
ラシホルダステー31とエンドシールド6が相互に離隔
形成され、ブラシホルダステー31がラバーダンパ9に
支持された状態でハウジング1に装着されることによっ
て、ブラシノイズがハウジング1に伝わることを防止し
ている。図3に示す如く、ラバーダンパ9にはブラシホ
ルダステー31を固定する組立部91とハウジング1の
内側面に部分的に当接する固定部92が具備されて、ブ
ラシホルダステー31がハウジング1に浮動式に設けら
れる。このように本発明はブラシホルダステー31をハ
ウジング1に直接固定せず、ラバーダンパ9に支持され
た状態でハウジング1に装着することによって、モータ
ーの駆動時に発生するブラシの騒音がラバーダンパ9に
よってブラシホルダーステー31に伝達されるのを遮断
し、ハウジング1およびエンドシールド6側に伝達され
ないという利点がある。
【0020】図4は本発明のフランジの係合状態を説明
する断面図である。図4のごとく車両にモーターが装着
固定されるように前記フランジは前記ハウジング1の両
端部を固定する固定部71、71aを形成し、またフラ
ンジカバー70(図示されていない)が組付けられる他
方の側に向かって、フランジ7をハウジング1に対して
外嵌圧入するようにしてハウジング1にフランジ7を組
付ける構成となっている。前記フランジ7に形成される
固定部71、71aは中空体となるフランジ7の本体の
端部が内側に折曲される折曲部71aと逆止突起71と
が構成されており、フランジ7の外周面には車体に固定
される組立部76が具備されており、フランジカバー7
0が組付けられる他方の終端には突起73とターミナル
Tが引き出されるターミナル引出部77が形成され、カ
バー70の凹部74が前記突起73と係合してエンドシ
ールド6を覆い囲むように構成されている。(図1を参
照されたい。)このように構成されているフランジ7
は、フランジカバー70が組付けられる側に向かってハ
ウジング1に外側から嵌合するように圧入しながら徐々
に組み立てられ、一方、ハウジング1に組み立てられる
フランジ7の反対側に形成されている固定部71はハウ
ジング1の段顎15に当接する一方、ハウジングカバー
70側のハウジング1の終端を逆止突起状の固定部72
で固定することにより、ハウジング1の前後端の両方が
固定される。このようにハウジング1に組付けられてい
るフランジ7にカバー70を組み立てると、前記カバー
70がエンドシールド6を両側から挟持して固定するよ
うになり、モーターからフランジ7が分離・離脱するこ
とがない。
【0021】
【発明の効果】したがって、従来のようにフランジの離
脱を防止するため、別途にボルトを用意し、このボルト
でフランジを締結する手間がなくなり、フランジカバー
を組み立てる方向にフランジが嵌入されることによって
組立て時にハウジングがフランジの内面を傷つけない利
点がある。以上のように本発明は車両用モーターの構造
を簡単化させることによって組立および作業性が大幅に
向上し、不必要な部品の省略によるコスト節減が得られ
る利点がある。
【0022】また、シャフトの摺動部にオイルの飛散を
防止するフリクションワッシャーを介在させて、モータ
ー駆動時に焼結ベアリング部側の片面のみを摺動させる
ように構成することによって、スラストギャップが一定
し、さらにブラシホルダステーにラバーダンパを介在せ
しめることによって、支持部の共振の緩和、およびブラ
シノイズが支持部に伝達されることを防止する利点があ
る。モーターの組み立てとスラストギャップの調整を同
時に実施することによって工程の簡略化が達成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による車両用モーターの組立断面図。
【図2】図2Aは本発明によるフリクションワッシャー
の正面図、図2Bは側面図。
【図3】図3Aおよび図3Bは本発明によるブラシホル
ダステーに固定されるラバーダンパの説明図。
【図4】本発明によるフランジの断面図。
【図5】従来の車両用モーターの組立断面図。
【符号の説明】
1.ハウジング 2.アーマチュア 3.ブラシ 4.整流子 5a,5b.焼結ベアリング 6.エンドシールド 7.フランジ 8a,8b.フリク
ションワッシャー 9.ラバーダンパ 22.インシュレーテ
ィングディスク

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 永久磁石が固定されるハウジング1にア
    ーマチュア2が組立てられ、アーマチュアシャフトSの
    整流子4と摺動するブラシ3を具備した車両用モーター
    において、前記アーマチュアシャフトSに複数のフリク
    ションワッシャー8a,8bを装着し、前記フリクショ
    ンワッシャー8a,8bが前記アーマチュアシャフトS
    を支持する焼結ベアリング5a,5bの、振動およびオ
    イルの飛散を防止するように構成したことを特徴とする
    車両用モーター。
  2. 【請求項2】 前記フリクションワッシャー8a,8b
    はゴムまたはプラスチックを素材として形成され、片面
    が前記焼結ベアリング5a,5bを囲繞する円形皿状の
    構造を呈し、他の片面には一対の突起80、80が形成
    され、前記アーマチュア2のインシュレーティングディ
    スク22および前記整流子4に前記突起80、80が嵌
    入されるように組立て、各フリクションワッシャーの前
    記片面が、前記焼結ベアリング5a,5bの装着された
    側においてのみ摺動するように構成したことを特徴とす
    る請求項第1項記載の車両用モーター。
  3. 【請求項3】 ブラシ3の騒音を減少せしめるブラシホ
    ルダ30を、ボックス型に形成し、前記ブラシホルダ3
    0が装着されるブラシホルダステー31に、ラバーダン
    パー9が装着された状態で、前記ブラシホルダステー3
    1が前記ハウジング1に組込まれるように構成したこと
    を特徴とする請求項第1項記載の車両用モーター。
  4. 【請求項4】 モーターを固定せしめるために、前記ハ
    ウジング1に装着されるフランジ7に、前記ハウジング
    1に固定される固定部71、72および突起73を形成
    し、フランジカバー70には前記突起73に対応する溝
    部74を形成し、前記フランジカバー70が前記フラン
    ジ7に対して着脱されるように構成したことを特徴とす
    る請求項第1項記載の車両用モーター。
  5. 【請求項5】 前記フリクションワッシャー8a,8b
    が、スラストギャップを所定のギャップに調整し維持す
    るように構成したことを特徴とする請求項第2項記載の
    車両用モーター。
  6. 【請求項6】 前記スラストギャップは、前記アーマチ
    ュアシャフトSの一側の端部に、前記ブラシ3および整
    流子4が装着されているアーマチュアアセンブリを、永
    久磁石を内蔵する前記ハウジング1の内側に装着し、フ
    リクションワッシャー8a,8bの片面が、エンドシー
    ルド6とハウジング1にそれぞれ装着された焼結ベアリ
    ング5a,5bに当接する位置まで押し込み、フリクシ
    ョンワッシャー8a,8bが前記焼結ベアリング5a,
    5bに当接し、それ以上は移動しないとき、前記アーマ
    チュアアセンブリを反対の方向に僅かに引いて所定のス
    ラストギャップを形成し、前記エンドシールド6が遊動
    しないように前記ハウジング1にコーキングするように
    して、スラストギャップを調整するように構成したこと
    を特徴とする請求項第5項記載の車両用モーター。
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