JPH10107597A - 半導体メモリ装置の可変遅延回路 - Google Patents
半導体メモリ装置の可変遅延回路Info
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- JPH10107597A JPH10107597A JP9211865A JP21186597A JPH10107597A JP H10107597 A JPH10107597 A JP H10107597A JP 9211865 A JP9211865 A JP 9211865A JP 21186597 A JP21186597 A JP 21186597A JP H10107597 A JPH10107597 A JP H10107597A
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Abstract
遅延を調整し、高集積メモリ素子に適用し得る半導体メ
モリ装置の可変遅延回路に関する。 【解決手段】ディジタル信号をアナログ信号に変換し、
該アナログ信号を所定時間遅延させてディジタル信号に
変換し、バッファーリングを行うようにして、寄生特性
を減らして高集積化を図り得るように半導体メモリ装置
の遅延回路を構成する。
Description
可変遅延回路(variable delay circuit)に関し、特にOT
A-C フィルタ(Operational Transconductor Amplifier-
Capacitor Filter) を利用して入力信号の遅延時間を調
整するようにした半導体メモリ装置の可変遅延回路に関
する。
いては、例えば、図4に示すように、N個の遅延素子1
〜N を直列に接続して構成されていた。それらN個の各
遅延素子は、図5に示すように、入力信号IN1 を反転し
て出力するインバータ10と、該インバータ10の出力が抵
抗15を介してドレイン端子に接続され、入力信号IN1 が
ゲート端子に印加され、ソース端子が接地されたNMOSト
ランジスタ20と、該NMOSトランジスタ20のドレイン端子
がゲート端子に接続され、ドレイン端子及びソース端子
に電源電圧Vcc が印加されるPMOSトランジスタ25と、NM
OSトランジスタ20のドレイン端子から出力される信号と
リセット信号RST との否定論理積を演算して出力信号OT
1 を発生するNANDゲート30と、入力信号IN1 をスイッチ
ングして直接出力信号OT1 として出力するスイッチSW1
と、を備えていた。
図6を用いて説明する。まず、図6(A) に示すように、
入力信号IN1 のレベルが上昇してローレベルからハイレ
ベルに遷移すると、インバータ10は入力信号IN1 を反転
し、ハイレベルからローレベルに遷移する信号を出力す
る。これと同時に、入力信号IN1 がNMOSトランジスタ20
のゲート端子に印加して該NMOSトランジスタ20がターン
オンされ、PMOSトランジスタ25に既に充電されていた以
前のデータ、即ち、電源電圧Vccが、NMOSトランジスタ2
0を通って接地電圧Vss に放電される。従って、ノードN
1はローレベルになり、NANDゲート30はノードN1の信号
によりハイレベルの出力信号OT1 を発生する。このよう
に入力信号IN1 の上昇時には、図6(B) に示すように、
PMOSトランジスタ25の放電がNMOSトランジスタ20を介し
て行われるため、その放電に要する所定の遅延時間D1だ
け入力信号IN1 が遅延される。
イレベルからローレベルに遷移すると、前述した上昇時
とは逆に、NMOSトランジスタ20はローレベルに遷移した
入力信号IN1 によりターンオフされ、インバータ10はロ
ーレベルからハイレベルに遷移する信号を出力する。こ
の場合、入力信号IN1 の遷移過程で、PMOSトランジスタ
25は、ノードN1の電圧がハイレベルになるまで充電す
る。そして、入力信号IN1 の遷移が終わってノードN1が
ハイレベルになると、NANDゲート30は、ノードN1のハイ
レベル信号とリセット端子から入力するハイレベルのリ
セット信号RST との否定論理績を演算してローレベルの
出力信号OT1 を発生する。このように、入力信号IN1 の
下降時には、出力信号OT1 のレベルが抵抗15及びPMOSト
ランジスタ25の2つの素子により左右されるようにな
り、図6(B) に示したように、遅延時間D2だけ入力信号
IN1 が遅延される。この入力信号IN1 の下降時の遅延時
間D2は、上昇時の遅延時間D1よりも長くなる。
には、入力端子とNANDゲート30の出力端子間に連結され
たスイッチSW1 をオン状態にすることで、入力信号IN1
が上記の遅延経路を経ずに直接出力される。
うな従来の半導体メモリ装置の遅延回路においては、電
源電圧Vcc の変化に敏感な抵抗15及びPMOSトランジスタ
25の作用により入力信号IN1 を遅延させるようになって
いるため、その遅延時間が不安定になるという欠点があ
る。特に、5ns以上の遅延時間を得る場合には、該遅延
時間が一層不正確になるという不都合な点があった。ま
た、より長い遅延時間を確保するためには、更に多くの
遅延素子を直列に接続しなければならず、本回路の高集
積化が難しくなるという問題点もあった。
で、調整可能な安定した遅延時間を実現すると共に、簡
略な構成により回路の高集積化を図ることのできる半導
体メモリ装置の可変遅延回路を提供することを目的とす
る。
を達成するため、請求項1に記載の発明は、ディジタル
入力信号をアナログ信号に変換しバッファーリングして
出力する入力バッファー部と、制御電圧に応じて相互コ
ンダクタンスが制御されることに基づいて、前記入力バ
ッファー部からの出力信号を所定の時間遅延して出力す
るアナログ遅延部と、該アナログ遅延部からの出力信号
をディジタル信号に変換しバッファーリングして出力す
る出力バッファー部と、を備えて構成される。
ファー部でディジタルからアナログに変換されバッファ
ーリングされてアナログ遅延部に出力される。アナログ
遅延部では、制御電圧に応じて相互コンダクタンスが制
御されることに基づいて、入力バッファー部からの信号
が所定の時間遅延され、この遅延されたアナログ信号
が、出力バッファー部でディジタル信号に変換されバッ
ファーリングされて出力されるようになる。
1に記載の発明において、前記アナログ遅延部は、前記
入力バッファー部から出力されたアナログ信号を反転し
て出力するCMOSインバータと、該CMOSインバータからの
出力信号を入力し、制御端子に印加される制御電圧に応
じて相互コンダクタンスが制御されることで出力電流を
可変にした第1相互コンダクタンス制御手段と、該第1
相互コンダクタンス制御手段からの出力信号を入力し、
制御端子に印加される前記制御電圧に応じて相互コンダ
クタンスが制御されることで出力電流を可変にした第2
相互コンダクタンス制御手段と、前記第1相互コンダク
タンス制御手段の出力端子に一端が接続され、他端が接
地された第1キャパシタと、前記第2相互コンダクタン
ス制御手段の出力端子に一端が接続され、他端が接地さ
れた第2キャパシタと、前記第1、2相互コンダクタン
ス制御手段及び前記第1、2キャパシタによって前記所
定の時間遅延された信号を反転して出力する第1インバ
ータと、を備えるものとする。
らの信号がCMOSインバータで反転されて第1相互コンダ
クタンス制御手段に出力される。第1、2相互コンダク
タンス制御手段では、各々の相互コンダクタンスが制御
電圧に応じて制御されることでそれぞれの出力電流が変
化し、各相互コンダクタンス制御手段からの出力電流に
従って第1、2キャパシタによる遅延時間が定まる。こ
のようにして遅延された信号が第1インバータで反転さ
れて出力されるようになる。
2に記載の発明の具体的な構成として、前記第1相互コ
ンダクタンス制御手段は、前記CMOSインバータの出力信
号が非反転端子に入力され、前記第2相互コンダクタン
ス制御手段の出力信号が反転端子に入力され、前記第2
相互コンダクタンス制御手段は、前記第1相互コンダク
タンス制御手段の出力信号が非反転端子に入力され、自
己の出力信号が反転端子にフィードバックされる構成と
するものとする。
項2又は3に記載の発明において、前記第1相互コンダ
クタンス制御手段と前記第2相互コンダクタンス制御手
段との間のノードに接続され、前記第1、2キャパシタ
の寄生特性を低減する第3相互コンダクタンス制御手段
及び第2インバータを備えて構成されるものとする。か
かる構成によれば、第3相互コンダクタンス制御手段及
び第2インバータによって、第1、2相互コンダクタン
ス制御手段の各出力ノードにおける静電容量の均衡がと
られるようになり、第1、2キャパシタの寄生特性が低
減される。
4に記載の発明の具体的な構成として、前記第3相互コ
ンダクタンス制御手段は、前記ノードに非反転端子が接
続され、制御端子に前記制御電圧が印加され、反転端子
及び出力端子が接地され、前記第2インバータは、前記
ノードに入力端子が接続され、出力端子が接地されるも
のとする。
図面を用いて説明する。図1は、第1の実施形態に係る
半導体メモリ装置の可変遅延回路の構成を示すブロック
である。図1において、本可変遅延回路は、ディジタル
入力信号をアナログ信号に変換してバッファーリングす
る入力バッファー部としての入力バッファー100 と、該
入力バッファー100 から出力したアナログ信号を所定の
時間遅延させるアナログ遅延部としてのアナログ遅延回
路200 と、該アナログ遅延回路200 から出力したアナロ
グ信号をディジタル信号に変換してバッファーリングす
る出力バッファー部としての出力バッファー300 と、か
ら構成される。
に、電源電圧VDD が抵抗40を介してソース端子に印加さ
れ、入力バッファー100 から出力したアナログ信号ADI
がゲート端子に印加されるPMOSトランジスタ45、及びPM
OSトランジスタ45のドレイン端子がノードN2を経てドレ
イン端子に接続され、PMOSトランジスタ45のゲート端子
と同様に入力バッファー100 から出力したアナログ信号
ADI がゲート端子に印加され、ソース端子が抵抗55を介
して接地されるNMOSトランジスタ50を備えたCMOSインバ
ータ400 と、該CMOSインバータ400 からの出力がノード
N2を通って非反転端子に入力され、制御電圧VCに応じて
相互コンダクタンスが制御される第1相互コンダクタン
ス制御手段としての回路(以下、第1トランスコンダク
ターとする)60と、該第1トランスコンダクター60の出
力信号がノードN3を介して入力され、制御電圧VCに応じ
て相互コンダクタンスが制御される第2相互コンダクタ
ンス制御手段としての回路(以下、第2トランスコンダ
クターとする)65と、それら第1、2トランスコンダク
ター60,65 間のノードN3に一端が接続され、他端が接地
された第1キャパシタ70と、第2トランスコンダクター
65の出力信号がノードN4を介して入力される第1インバ
ータ80と、第2トランスコンダクター65と第1インバー
タ80との間のノードN4に一端が接続され、他端が接地さ
れた第2キャパシタ75と、から構成される。
それぞれ制御端子であるゲート端子に制御電圧VCが印加
され、該制御電圧VCに応じて後述する相互コンダクタン
スGmが制御されて、該相互コンダクタンスGm及び入力端
子間の電圧差に比例した電流を出力する。更に、第2ト
ランスコンダクター65の出力はノードN4を通った後、第
1、2トランスコンダクター60,65 の各反転端子にそれ
ぞれフィードバックされる。
する。まず、ディジタル信号が外部から入力バッファー
100 に入力すると、入力されたディジタル信号は入力バ
ッファー100 によりアナログ信号に変換されバッファー
リングされてアナログ遅延回路200 に印加される。ここ
で、入力アッファー部100 でディジタル信号がアナログ
信号に変換されバッファーリングされるということは、
ディジタル信号の、例えば“0”から電源電圧Vcc レベ
ルまでのスウィング範囲が“0”から電源電圧Vcc レベ
ル間のアナログ信号のスウィングに変換されバッファー
リングされるということを意味する。
ッファー100 で変換されバッフアーリングされたアナロ
グ信号ADI を、外部から印加される制御電圧VCに基づい
て所定時間遅延した後、該遅延された信号ADO を出力バ
ッファー部300 に出力する。出力バッファー部300 は、
アナログ遅延回路200 で遅延された信号ADO をディジタ
ル信号に変換しバッファーリングして出力する。
を詳しく説明する。図2に示したように、アナログ遅延
回路200 はOTA-C フィルタを構成する。このOTA-C フィ
ルタは2次ベッセルMFD ローパスフィルタ(2nd oder Be
ssel Maximally Flat Dealy Low Pass Filter)の特性を
有するように構成された回路であって、周波数に関係な
く一定の遅延時間を確保することができるものである。
この2次ベッセルMFD ローパスフィルタの特性は、以下
に示す式(1) 〜式(3) で表示される。
表示される。 Hn(S) =b0/(Sn +b n-1Sn-1 …+b1S +b0) …(1) ここで、本実施形態の可変遅延回路は2次ベッセルMFD
ローパスフィルタに構成されたものであるため、OTA ー
C フィルタの伝達関数H(S)は、2次伝達関数の一般式で
ある次の式(2) で示される。
共振周波数とし、Q0をクォリティファクター(Quality f
actor)とする。ここで、各トランスコンダクター60,65
の相互コンダクタンスをGm、第1キャパシタ70の静電容
量をC1、第2キャパシタ75の静電容量をC2として、上記
の式(2) に共振周波数W0=Gm/(C1C2)1/2と、クォリティ
ファクターQ0=C1C2とを代入すると、次の式(3) のよう
になる。
は、トランスコンダクターの相互コンダクタンスGmと直
接に関連する。相互コンダクタンスGmは、抵抗の逆数で
あって、トランスコンダクターのゲインファクタ(gain
factor) β、ゲート電圧Vgs 、及びしきい電圧Vtを用い
て次の式(4) で示される。
電圧Vgs としきい電圧Vtとの差に比例し、本実施形態に
おいては、ゲート電圧Vgs が制御電圧VCであるため、ト
ランスコンダクター60,65 の各相互コンダクタンスGmは
制御電圧VCに比例する。
力電流は、非反転端子への入力電圧をVin + とし、反転
端子への入力電圧をVin - として、次の式(5) で示され
る。 I0=Gm(Vin+ −Vin - ) …(5) 式(5) に示すように、各トランスコンダクター60,65 の
出力電流は相互コンダクタンスGmの値に比例する。した
がって、制御電圧VCが高く印加されるに連れて相互コン
ダクタンスGmの値が大きくなり、各トランスコンダクタ
ー60,65 の出力電流も多く流れるため、キャパシタ70,7
5 の充電時間が短くなって、その分だけ出力信号ADO の
遅延時間が短くなる。ここでは、入力電圧Vin + と入力
電圧Vin - との差が正(+) である場合には、電流は正方
向に流れ、その差が負(-) である場合には、電流は逆方
向に流れる。
遅延回路200 をOTA-C フィルタの構成としたことによっ
て、制御電圧VCに応じて遅延時間が制御されるようにな
るため、入力信号の遅延時間を安定して正確に調整する
ことができる。また、従来のように長い遅延時間を確保
するのに多くの遅延素子を接続するような必要がないた
め、小さな回路面積にて比較的広範囲な遅延時間を実現
する回路を提供できる。
ードN3に連結された第1キャパシタ70とノードN4に連結
された第2キャパシタ75の静電容量が不均衡になって寄
生特性が発生し、この寄生特性により遅延特性が不正確
になる可能性が考えられる。上記の寄生特性を数式的に
説明すると、第1キャパシタ70の静電容量C1、第2キャ
パシタ75の静電容量C2を用い、また、各トランスコンダ
クターの非反転入力端子の静電容量をCvin+ 、反転入力
端子の静電容量をCvin- 、出力端子ADO の静電容量をCo
ut、インバータ80の静電容量をCinvとするとき、ノード
N3から見た全体の静電容量C3は、次の式(6) に示したよ
うになり、ノードN4から見た全体の静電容量C4は、式
(7) に示すようになる。
Cvinで表すと、式(6) 及び式(7) は、それぞれ次の式
(8) 及び式(9) のようになり、ノードN3とノードN4間の
静電容量間の値が不均衡になることがわかる。
た回路について説明する。図3は、第2の実施形態にお
けるアナログ遅延回路の一部分の構成を示す図である。
ただし、第1の実施形態の構成と同一の部分には同じ符
号を付して説明を省略する。なお、第2の実施形態に係
る回路全体の構成は、上記図1に示した第1の実施形態
の構成と同様であり、アナログ遅延回路200 に寄生特性
を低減させる対策を施したものである。
ログ遅延回路は、上記図2に示した第1の実施形態のア
ナログ遅延回路200 の構成に追加して、寄生特性を減ら
すため、第1キャパシタ70の一端がノードN3を介して非
反転端子に接続され、反転端子が接地され、ゲート端子
には制御電圧VCが印加され、出力端子が接地される第3
相互コンダクタンス制御手段としての回路(以下、第3
トランスコンダクターとする)90と、前記ノードN3に入
力端子が接続され、出力端子が接地された第2インバー
タ85と、が備えられる。なお、図3では、入力側のCMOS
インバータ400等の構成が省略されている。
N3での全体の静電容量C3がノードN4での全体の静電容量
C4と同様になる。したがって、第2の実施形態によれ
ば、寄生特性による影響が低減されるため、本遅延回路
の信頼性の向上を図ることができる。
求項1〜3のいずれか1つに記載した半導体メモリ装置
の可変遅延回路は、入力バッファー部からの信号をアナ
ログ遅延部で制御電圧に基づいて所定の時間遅延させ
て、出力バッファー部を介して出力させる構成としたこ
とによって、入力信号の遅延時間を安定して正確に調整
することができる。また、従来のように長い遅延時間を
確保するのに多くの遅延素子を接続するような必要がな
いため、小さな回路面積にて比較的広範囲な遅延時間を
実現でき、回路の高集積化を図ることもできる。
記の効果に加えて、アナログ遅延部に第3相互コンダク
タンス制御手段及び第2インバータを設けたことによっ
て、寄生特性の影響が低減されるため、本可変遅延回路
の信頼性の向上を図ることが可能である。
置の可変遅延回路の構成を示すブロック図である。
を示す図である。
路の一部の構成を示す図である。
図である。
す図で、(A) は入力信号波形図、(B) は出力信号波形図
である。
Claims (5)
- 【請求項1】ディジタル入力信号をアナログ信号に変換
しバッファーリングして出力する入力バッファー部と、 制御電圧に応じて相互コンダクタンスが制御されること
に基づいて、前記入力バッファー部からの出力信号を所
定の時間遅延して出力するアナログ遅延部と、 該アナログ遅延部からの出力信号をディジタル信号に変
換しバッファーリングして出力する出力バッファー部
と、 を備えて構成されたことを特徴とする半導体メモリ装置
の可変遅延回路。 - 【請求項2】前記アナログ遅延部は、前記入力バッファ
ー部から出力されたアナログ信号を反転して出力するCM
OSインバータと、 該CMOSインバータからの出力信号を入力し、制御端子に
印加される制御電圧に応じて相互コンダクタンスが制御
されることで出力電流を可変にした第1相互コンダクタ
ンス制御手段と、 該第1相互コンダクタンス制御手段からの出力信号を入
力し、制御端子に印加される前記制御電圧に応じて相互
コンダクタンスが制御されることで出力電流を可変にし
た第2相互コンダクタンス制御手段と、 前記第1相互コンダクタンス制御手段の出力端子に一端
が接続され、他端が接地された第1キャパシタと、 前記第2相互コンダクタンス制御手段の出力端子に一端
が接続され、他端が接地された第2キャパシタと、 前記第1、2相互コンダクタンス制御手段及び前記第
1、2キャパシタによって前記所定の時間遅延された信
号を反転して出力する第1インバータと、 を備えたことを特徴とする請求項1記載の半導体メモリ
装置の可変遅延回路。 - 【請求項3】前記第1相互コンダクタンス制御手段は、
前記CMOSインバータの出力信号が非反転端子に入力さ
れ、前記第2相互コンダクタンス制御手段の出力信号が
反転端子に入力され、前記第2相互コンダクタンス制御
手段は、前記第1相互コンダクタンス制御手段の出力信
号が非反転端子に入力され、自己の出力信号が反転端子
にフィードバックされる構成としたことを特徴とする請
求項2記載の半導体メモリ装置の可変遅延回路。 - 【請求項4】前記第1相互コンダクタンス制御手段と前
記第2相互コンダクタンス制御手段との間のノードに接
続され、前記第1、2キャパシタの寄生特性を低減する
第3相互コンダクタンス制御手段及び第2インバータを
備えて構成されたことを特徴とする請求項2又は3記載
の半導体メモリ装置の可変遅延回路。 - 【請求項5】前記第3相互コンダクタンス制御手段は、
前記ノードに非反転端子が接続され、制御端子に前記制
御電圧が印加され、反転端子及び出力端子が接地され、
前記第2インバータは、前記ノードに入力端子が接続さ
れ、出力端子が接地されたことを特徴とする請求項4記
載の半導体メモリ装置の可変遅延回路。
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