JP2001111419A - チャージポンプ回路 - Google Patents

チャージポンプ回路

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JP2001111419A
JP2001111419A JP29202899A JP29202899A JP2001111419A JP 2001111419 A JP2001111419 A JP 2001111419A JP 29202899 A JP29202899 A JP 29202899A JP 29202899 A JP29202899 A JP 29202899A JP 2001111419 A JP2001111419 A JP 2001111419A
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JP
Japan
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circuit
current mirror
charge pump
input terminal
output
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Application number
JP29202899A
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English (en)
Inventor
Keijiro Umehara
啓二朗 梅原
Shiro Michimasa
志郎 道正
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回路規模を小さく保ちつつ、チャージポンプ
回路の電流精度を向上させる。 【解決手段】 ループフィルタの入力をチャージポンプ
回路の出力に接続し、ループフィルタを構成する演算増
幅器15の基準電圧入力端子に接続し、チャージポンプ
回路を構成するカレントミラー回路の参照入力端子に接
続し、チャージポンプ回路の出力とカレントミラー回路
の参照入力端子を仮想短絡させ、カレントミラー回路の
参照入力端子と出力端子の電位を等しくすることによっ
て、カレントミラー回路のミラー精度を向上させ、チャ
ージポンプの出力精度を向上させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、回路規模が小さ
く、かつ電荷の充電・放電精度が高いチャージポンプ回
路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のチャージポンプ回路は、PLL回
路などでパルス信号をアナログ信号へ変換する機能を担
っている。以下、従来のチャージポンプ回路について説
明する。
【0003】図5は従来のチャージポンプとループフィ
ルタの回路図である。図中51と52はそれぞれ充電・
放電の極性が逆になっているカレントミラー回路であ
り、このカレントミラー回路の出力端子の間に半導体ス
イッチ53と54が直列に接続され、この半導体スイッ
チ53と54を制御する制御入力信号線を有している。
【0004】半導体スイッチ51と52が接続されたノ
ードをチャージポンプ回路の出力とし、このノードから
ローパスフィルタを介して演算増幅器の逆相入力端子に
接続され、演算増幅器の出力からインピーダンスを介し
てローパスフィルタと演算増幅器の逆相入力端子が接続
されたノードに接続され、演算増幅器の正相入力端子は
バイアスされている。
【0005】以上のように構成されたチャージポンプ回
路とループフィルタについて、以下その動作について説
明する。
【0006】チャージポンプ回路は、制御入力信号を相
反的に切替えることにより半導体スイッチ53と54を
相反的にオン・オフ動作をさせ、電荷の充電と放電を行
なうことができる。
【0007】このチャージポンプ回路の出力に対し、演
算増幅器とインピーダンスで構成されるループフィルタ
55で高周波ノイズの除去を行なっている。
【0008】この回路の充電・放電特性は、カレントミ
ラー回路51及び52のミラー比に依存する構成となっ
ている。
【0009】このため、ミラー比を向上させるためにカ
スコード型のカレントミラー回路を用いてカレントミラ
ー回路構成し、カレントミラー回路自身を高精度化する
手法や、カレントミラー回路51と52の参照入力端子
の間に常時オン状態の半導体スイッチ56,57を直列
に接続し、カレントミラー回路の入出力の負荷を等しく
することによりチャージポンプ回路の高精度化を計る手
法などが知られている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成ではチャージポンプの充電・放電精度に誤差が
あり、問題となっていた。
【0011】本発明は上記従来の問題点を解決するため
のもので、回路規模が小さく、かつ電荷の充放電の精度
を向上することができるチャージポンプ回路を提供する
ことを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明のチャージポンプ回路は、ループフィルタを
構成している演算増幅器の正相入力端子にカレントミラ
ー回路の参照入力端子を接続することにより、他に回路
を追加することなく、カレントミラー回路のミラー比を
向上させる構成を有している。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て、図面を参照しながら説明する。
【0014】(第1実施形態)図1は、第1実施形態に
おけるチャージポンプ回路の充放電精度の向上を示す回
路図である。
【0015】図中3と4はPMOSからなる第一の極性
のトランジスタ(以下PMOSという)であり、このP
MOS3のゲートとドレインとPMOS4のゲートを接
続することによって第1カレントミラー回路を構成して
いる。
【0016】一方、8と9と10はNMOSからなる第
二の極性のトランジスタ(以下NMOSという)であ
り、このNMOS8のドレインとゲートとNMOS9の
ゲートとNMOS10のドレインと電流源11を接続す
ることによって第2カレントミラー回路を構成してい
る。
【0017】12と13は半導体スイッチであり、この
半導体スイッチ12と半導体スイッチ13のそれぞれの
制御入力信号を有している。
【0018】このチャージポンプ回路の出力は、ローパ
スフィルタ14を介して演算増幅器15の逆相入力端子
に接続され、演算増幅器15の出力端子はインピーダン
ス16を介してローパスフィルタ14と演算増幅器15
の逆相入力端子が接続されているノードに接続されてい
る。
【0019】この演算増幅器15の正相入力端子は、P
MOS3とNMOS9のドレイン端子に接続されてい
る。尚、1、2は第一の極性の電源、5、6は第二の極
性の電源である。
【0020】以上のように構成された本実施例のチャー
ジポンプ回路について、以下、その動作を説明する。
【0021】半導体スイッチ12と13の制御入力信号
は、それぞれ相反的に切替え、半導体スイッチ12と1
3をそれぞれ相反的にオン・オフ動作させることによ
り、チャージポンプ回路の出力の極性を切替えることが
できる。
【0022】このチャージポンプ回路に対し、ローパス
フィルタ14と演算増幅器15とインピーダンス16で
構成されるループフィルタで高周波ノイズを除去してい
る。
【0023】チャージポンプ回路の出力の精度を良くす
るためには、第1カレントミラー回路と第2カレントミ
ラー回路のミラー比を向上させる必要がある。
【0024】一般にカレントミラー回路のミラー比を向
上させるには、カレントミラー回路の参照入力端子と出
力端子の電位を等しくすることが知られている。
【0025】この第1カレントミラー回路と第2カレン
トミラー回路の参照入力端子を、演算増幅器15の正相
入力端子に接続し、第1カレントミラー回路と第2カレ
ントミラー回路の参照入力と出力を仮想短絡することに
より、この参照入力と出力の電位が等しくなり、カレン
トミラー回路のミラー比が向上する。
【0026】図1の回路はこのような条件を満足するも
ので、チャージポンプ回路の出力電流の精度が向上し、
さらにこの効果を得るために追加した半導体素子もな
い。
【0027】以上のように本実施形態によれば、半導体
素子を追加せず、ループフィルタ用の演算増幅器15を
応用する簡易な構成で、第1,第2カレントミラー回路
のミラー比を向上させ、チャージポンプ回路の出力精度
も向上する効果をもたらす。
【0028】(第2実施形態)以下、本発明の第2の実
施形態について図面を参照しながら説明する。図2は第
2の実施形態に係るチャージポンプ回路の構成を示す回
路図である。
【0029】本実施形態の回路は、図1の第1,第2カ
レントミラー回路のどちらか一方をカスコード型のカレ
ントミラー回路21に置き換えた回路構成としたもので
ある。
【0030】この構成によれば、さらにカレントミラー
回路の精度を向上させることができる。
【0031】(第3実施形態)以下、本発明の第3の実
施形態について図面を参照しながら説明する。図3は第
3の実施形態に係るチャージポンプ回路の構成を示す図
である。
【0032】本実施形態の回路は、図1の第1,第2カ
レントミラー回路の参照入力端子の間に、常時オン状態
の半導体スイッチ31,32を2個直列に接続する構成
としたものである。
【0033】この構成によれば、第1,第2カンレント
ミラー回路の出力につながる負荷と、参照入力端子につ
ながる負荷を等しくし、さらにカレントミラー回路の精
度を向上させることができる。
【0034】(第4実施形態)以下、本発明の第4の実
施形態について図面を参照しながら説明する。図4は第
4の実施形態に係るチャージポンプ回路の構成を示す図
である。
【0035】本実施形態の回路は、図3のカレントミラ
ー回路の参照入力端子側の半導体スイッチが接続された
ノードの間に、制御端子がバイアスされたMOSトラン
ジスタ41を直列に接続した構成としたものである。
【0036】この構成によれば、参照入力電圧のダイナ
ミックレンジを小さくすることにより、さらにカレント
ミラー回路の精度を向上させることができる。
【0037】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ループフ
ィルタ用の演算増幅器の基準電位にカンレトミラーの参
照入力を使うことにより、回路規模を小さく保ちつつ、
高精度なカレントミラー回路を構成でき、チャージポン
プ回路の電流出力の精度向上に大きな効果をもたらす。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態におけるチャージポン
プとループフィルタを示す回路図
【図2】本発明の第2の実施形態におけるチャージポン
プとループフィルタを示す回路図
【図3】本発明の第3の実施形態におけるチャージポン
プとループフィルタを示す回路図
【図4】本発明の第4の実施形態におけるチャージポン
プとループフィルタを示す回路図
【図5】従来のチャージポンプとループフィルタを示す
回路図
【符号の説明】 1 第一の極性の電源 2 第一の極性の電源 3 第一の極性のトランジスタ 4 第一の極性のトランジスタ 5 第二の極性の電源 6 第二の極性の電源 7 第二の極性の電源 8 第二の極性のトランジスタ 9 第二の極性のトランジスタ 10 第二の極性のトランジスタ 11 定電流源 12 半導体スイッチ 13 半導体スイッチ 14 ローパスフィルタ 15 演算増幅器 16 インピーダンス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5J091 AA01 CA88 CA92 FA10 HA10 HA17 HA25 HA29 HA39 KA01 KA05 KA09 KA41 KA42 MA17 MA21 5J106 AA04 CC41 DD05 DD08 DD32 JJ04 JJ08 KK05 KK39

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】参照入力端子と第1と第2の出力端子を有
    し、上記参照入力端子に定電流源が接続された第1極性
    の第1カレントミラー回路と、参照入力端子と出力端子
    を有する第2極性の第2カレントミラー回路と、 上記第1カレントミラー回路の第1の出力端子と第2カ
    レントミラー回路の参照入力端子とを接続し、上記第1
    カレントミラー回路の上記出力端子とは別の出力端子と
    上記第2カレントミラー回路の出力端子の間に相反的に
    オン・オフ動作する第1と第2の半導体スイッチが直列
    に接続することにより構成されるチャージポンプ回路
    と、 上記チャージポンプ回路の上記第1と第2の半導体スイ
    ッチが相互に接続されているノードを上記チャージポン
    プ回路の出力とし、上記チャージポンプ回路の出力がロ
    ーパスフィルタを介して演算増幅器の逆相入力端子に接
    続され、上記演算増幅器の出力からインピーダンスを介
    して上記演算増幅器の逆相入力端子に接続することによ
    り構成されるループフィルタを具備し、 上記ループフィルタ内の演算増幅器の正相入力端子を、
    上記第1カレントミラー回路の第1の出力端子と第2カ
    レントミラー回路の参照入力端子が接続されたノードに
    接続した構成を有することを特徴とするチャージポンプ
    回路。
  2. 【請求項2】ループフィルタを構成する演算増幅器の基
    準電圧入力端子を、カレントミラー回路の参照入力端子
    に接続した構成を少なくとも有することを特徴とするチ
    ャージポンプ回路。
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