JPH10107498A - 電子部品実装装置 - Google Patents

電子部品実装装置

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JPH10107498A
JPH10107498A JP8262215A JP26221596A JPH10107498A JP H10107498 A JPH10107498 A JP H10107498A JP 8262215 A JP8262215 A JP 8262215A JP 26221596 A JP26221596 A JP 26221596A JP H10107498 A JPH10107498 A JP H10107498A
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JP
Japan
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mounting
component
recognition camera
electronic component
circuit board
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Application number
JP8262215A
Other languages
English (en)
Inventor
Minoru Yamamoto
実 山本
Wataru Hirai
弥 平井
Kunio Sakurai
邦男 桜井
Seiichi Mogi
誠一 茂木
Yoichi Makino
洋一 牧野
Akiko Ida
明子 井田
Muneyoshi Fujiwara
宗良 藤原
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 認識カメラの相対位置計測を正確に行うこと
ができ、装着動作位置にて部品認識を行うことができる
電子部品実装装置を提供する。 【解決手段】 位置決めユニット11に搭載した実装位
置部品認識カメラ14に設けた位置計測治具15を、基
板認識カメラ13と実装位置部品認識カメラ14の両者
で計測し、それを媒介として基板認識カメラ13と実装
位置部品認識カメラ14の相対位置を計測し、実装動作
位置にて電子部品3の吸着位置を認識することにより電
子部品の実装を正確に行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回路基板の所定位
置に電子部品を自動的に装着する電子部品実装装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】以下、図7を参照しながら、従来の電子
部品実装装置について説明する。図7において、21は
多数の部品供給ユニット22を移動テーブル21a上に
その移動方向に並列させて配置した部品供給部で、任意
の部品供給ユニット22を所定の部品供給位置に位置決
めし得るように構成されている。部品供給ユニット22
には、多数の電子部品23を一列に揃えた状態で保持し
たテープ状部品集合体が装着されており、電子部品23
を所定の部品取り出し位置に順次送り出し可能に構成さ
れている。
【0003】24は旋回型の部品実装ユニットで、所定
の縦軸心回りに間欠的に回転される回転テーブル25に
複数の実装ヘッド26が等間隔に配置されている。回転
テーブル25は実装ヘッド26の配置間隔で間欠回転
し、その実装ヘッド26の2つの停止位置が部品供給部
21の部品供給位置と回路基板28の部品実装位置とに
設定されている。また、実装ヘッド26の停止位置であ
る部品供給位置と部品実装位置との間には、後述する部
品認識カメラ31にて電子部品23が認識される部品認
識位置が設けられている。
【0004】回路基板28は搬送部32により位置決め
ユニット29に搬送されて保持される。位置決めユニッ
ト29は、X方向に移動可能なXテーブル29aと、こ
のXテーブル29aをY方向に移動可能としたYテーブ
ル29bとからなり、Xテーブル29aには、回路基板
28を所定位置で固定支持する固定手段(図示せず)が
設けられている。また、回路基板28には、この回路基
板28の位置を示す基板マーク30a,30bが印刷さ
れ、位置決めユニット29の上方に配設されている基板
認識カメラ34により基板マーク30a,30bが認識
されて回路基板28の位置が計測されて実装すべき位置
が調べられるようになっている。
【0005】実装ヘッド26は上下移動可能に構成さ
れ、部品供給部21の部品供給位置で下降されて吸着ノ
ズル27にて電子部品23を吸着した後上昇され、実装
装置本体(図示せず)に固定された部品認識カメラ31
で電子部品23の吸着位置の位置ずれ量が前記部品認識
位置で認識される。そして、電子部品23が所定の実装
角度になるように位置ずれを考慮しながら吸着ノズル2
7を回転させ、位置決めユニット29により回路基板2
8を、基板認識カメラ34により認識された回路基板2
8の位置ずれ量と、吸着ノズル27の回転による位置ず
れ量とを補正する位置へ位置決めし、この回路基板28
の部品実装位置に電子部品23を下降させて吸着ノズル
27の吸着を解除し、電子部品23を回路基板28に実
装する。その後、実装ヘッド26を上昇させ、吸着ノズ
ル27を元の原点角度に戻して、次の実装作業に備え
る。このようにして、順次、実装ヘッド23が同様に電
子部品23の回路基板28への実装を行うようになって
いる。
【0006】なお、図7において、33は回路基板28
を搬出する搬出部である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来構成の電子部品実装装置においては、以下のような課
題を有する。
【0008】すなわち、このような構造の電子部品実装
装置においては、回路基板28の位置ずれ量と、吸着ノ
ズル27の回転による回路基板28の位置ずれ量とを正
確に認識し、正確な位置に実装位置しなければならない
ため、基板認識カメラ34と部品認識カメラ31との相
対位置、および部品認識カメラ31と実際に実装を行う
回転テーブル25により数回間欠回転した実装ヘッド2
6の相対位置とをそれぞれ正確に認識することが重要で
ある。
【0009】この場合、部品認識カメラ31で実装ヘッ
ド26の吸着ノズル27を認識することで、この箇所で
の吸着ノズル27と部品認識カメラ31との相対位置は
比較的容易に計測できる。しかし、回転テーブル25に
より間欠回転し実装位置へ移動した状態での吸着ノズル
27と部品認識カメラ31との相対位置、および吸着ノ
ズル27と基板認識カメラ34との相対位置を有効な計
測する手段を有しないため、従来は設計上の値をそのま
ま使用したり、電子部品23や位置認識用治具を別途に
設けて装着したものを基板認識カメラ34により認識し
て計測していた。しかし、間欠的に回転される回転テー
ブル25は停止して位置決めする際にばらつきを生じる
ため、部品認識位置で電子部品23や吸着ノズル27の
姿勢や位置を認識しても、回転テーブル25を間欠回転
して実装位置へ移動された吸着ノズル27と部品認識カ
メラ31と基板認識カメラ34との正確な相対位置を得
ることができず、さらに、回転テーブル25の回転によ
る振動で電子部品23が、吸着ノズル27とずれること
があり、高精度な実装ができなかった。
【0010】本発明は上記課題を解決するもので、実装
位置の吸着ノズルと部品認識カメラと基板認識カメラの
と相対位置を正確に計測することができて、電子部品の
実装を正確に行うことのできる電子部品実装装置を提供
するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、所定角度毎に間欠的に回転する回転テー
ブルの前記角度間隔毎に配設された複数の実装ヘッド
と、実装ヘッドの所定停止位置に電子部品を供給する部
品供給部と、前記実装ヘッドに設けられた吸着ノズル
と、回路基板を保持した状態で移動して位置決めする位
置決めユニットと、所定位置に固定され、前記位置決め
ユニットにより保持された回路基板を認識する基板認識
カメラとを備え、部品供給部により供給された電子部品
を吸着ノズルにより吸着し、位置決めユニットにより保
持された回路基板を基板認識カメラにより認識してこの
認識データから回路基板の位置情報を入力して部品実装
位置を補正しながら、部品実装の停止位置に移動された
吸着ノズルにて電子部品を回路基板に実装する電子部品
実装装置であって、部品実装の停止位置に停止された実
装ヘッドの吸着ノズルにより吸着された電子部品を認識
する実装位置部品認識カメラを前記位置決めユニットに
設け、実装位置部品認識カメラおよび基板認識カメラに
より認識されてこれらの実装位置部品認識カメラと基板
認識カメラとの相対位置を計測させる位置計測治具を位
置決めユニット側に設けたものである。
【0012】これにより、実装位置の吸着ノズルと実装
位置部品認識カメラと基板認識カメラのと相対位置を正
確に計測することができて、電子部品の実装を正確に行
うことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、所定角度毎に間欠的に回転する回転テーブルの前記
角度間隔毎に配設された複数の実装ヘッドと、実装ヘッ
ドの所定停止位置に電子部品を供給する部品供給部と、
前記実装ヘッドに設けられた吸着ノズルと、回路基板を
保持した状態で移動して位置決めする位置決めユニット
と、所定位置に固定され、前記位置決めユニットにより
保持された回路基板を認識する基板認識カメラとを備
え、部品供給部により供給された電子部品を吸着ノズル
により吸着し、位置決めユニットにより保持された回路
基板を基板認識カメラにより認識してこの認識データか
ら回路基板の位置情報を入力して部品実装位置を補正し
ながら、部品実装の停止位置に移動された吸着ノズルに
て電子部品を回路基板に実装する電子部品実装装置であ
って、部品実装の停止位置に停止された実装ヘッドの吸
着ノズルにより吸着された電子部品を認識する実装位置
部品認識カメラを前記位置決めユニットに設け、実装位
置部品認識カメラおよび基板認識カメラにより認識され
てこれらの実装位置部品認識カメラと基板認識カメラと
の相対位置を計測させる位置計測治具を位置決めユニッ
ト側に設けたものであり、基板認識カメラの視野に位置
計測治具が入るように位置決めユニットを移動させ、基
板認識カメラにてその視野に移動した位置計測治具を計
測し、さらに実装位置部品認識カメラにより前記位置計
測治具を計測することで、基板認識カメラと実装位置部
品認識カメラの相対位置を計測することができ、この
後、基板認識カメラにより電子基板を認識し、実装位置
へ間欠回転されてきた吸着ノズルに吸着されている電子
部品の位置を実装位置部品認識カメラにより計測するこ
とにより、実装位置の電子部品と回路基板の正確な相対
位置関係を計測することができる。
【0014】また、本発明の請求項2に記載の発明は、
電子部品を実装位置部品認識カメラにより分割して認識
可能に構成したものであり、これにより大型の電子部品
についても、実装位置の電子部品と回路基板の正確な相
対位置関係を計測することができる。
【0015】また、本発明の請求項3に記載の発明は、
実装ヘッドを、部品供給の停止位置と部品実装の停止位
置との間の認識用停止位置に停止させるように構成し、
この認識用停止位置に停止された実装ヘッドの吸着ノズ
ルにより吸着された電子部品を認識する認識位置部品認
識カメラを設けたものであり、これにより、電子部品が
実装位置まで移動されていない状態でも前以て電子部品
と回路基板の相対位置関係を計測することができる。
【0016】以下、本発明の実施の形態を図1〜図6を
参照しながら説明する。まず、図1〜図5により第1の
実施の形態を説明する。図1において、1は多数の部品
供給ユニット2を移動テーブル1a上にその移動方向に
並列させて配置した部品供給部で、任意の部品供給ユニ
ット2を所定の部品供給位置に位置決めし得るように構
成されている。部品供給ユニット2には、多数の電子部
品3を一列に揃えた状態で保持したテープ状部品集合体
が装着されており、電子部品3を所定の部品取り出し位
置に順次送り出し可能に構成されている。
【0017】4は旋回型の部品実装ユニットで、所定の
縦軸心回りに間欠的に回転される回転テーブル5に複数
の実装ヘッド6が等間隔で昇降自在に配置されている。
回転テーブル5は実装ヘッド6の配置間隔で間欠的に回
転され、その実装ヘッド6の2つの停止位置が部品供給
部1の部品供給位置と回路基板8の部品実装位置とに設
定されている。各実装ヘッド6には電子部品3を吸着す
る吸着ノズル7が備えられている。
【0018】また、実装装置本体(図示せず)には認識
位置部品認識カメラ9が固定されており、この認識位置
部品認識カメラ9は、部品供給位置と部品実装位置との
間の部品認識位置に停止された吸着ノズル7の電子部品
3を認識して、電子部品3の吸着位置の位置ずれ量を計
測するようになっている。
【0019】回路基板8は搬送部10により位置決めユ
ニット11に搬送されて保持される。位置決めユニット
11は、X方向に移動可能なXテーブル11aと、この
Xテーブル11aをY方向に移動可能としたYテーブル
11bとからなり、Xテーブル11aには、回路基板8
を所定位置で固定支持する固定手段(図示せず)が設け
られている。また、回路基板8には、この回路基板8の
位置を示す基板マーク12a,12bが印刷され、位置
決めユニット11の上方に配設されている基板認識カメ
ラ13により基板マーク12a,12bが認識されて回
路基板8の位置が計測されて実装すべき位置が調べられ
るようになっている。
【0020】また、位置決めユニット11には、部品実
装の停止位置に停止された実装ヘッド6の吸着ノズル7
により吸着された電子部品3を認識する実装位置部品認
識カメラ14が設けられているとともに、図2,図3に
示すように、実装位置部品認識カメラ14の認識経路x
上まで移動可能な位置計測治具15が設けられており、
位置計測治具15の中央には孔部15aが形成されてい
る。この位置計測治具15は図3,図4に示すように実
装位置部品認識カメラ14の視野19内となる位置から
視野19外となる位置までアクチュエータ(図示せず)
により移動自在とされている。そして、撮像された位置
計測治具15の面積中心を求めることにより、実装位置
部品認識カメラ14と位置計測治具15の相対位置を計
測できるようになっている。また、実装位置部品認識カ
メラ14は、図5に示すように、位置決めユニット10
とともに移動されて、基板認識カメラ11の視野19の
ほぼ中心に位置計測治具15がくるように位置決めさ
れ、基板認識カメラ11が位置計測治具の面積中心を計
測し、これらの計測データから演算されることにより、
実装位置部品認識カメラ14と基板認識カメラ11との
相対位置を計測して更新するようになっている。なお、
この実装位置部品認識カメラ14と基板認識カメラ11
との相対位置を計測する動作は例えば一定時間毎に行わ
れる。
【0021】また、図3において、14a,14bは実
装位置部品認識カメラ14の認識経路を覆う通路枠、1
4cはレンズ体、14dは反射体である。また、図1に
おける17は回路基板8を搬出する搬出部である。
【0022】電子部品3を実装する際には以下のような
動作が行われる。まず、搬送部10により回路基板8が
位置決めユニット11に保持されると、この位置決めユ
ニット11により回路基板8を基板認識カメラ13の下
方まで移動させ、基板認識カメラ13にて基板マーク1
2a,12bを計測し実装すべき位置が調べられる。そ
して、実装ヘッド6を部品供給部1の部品供給位置で下
降させて吸着ノズル7にて電子部品3を吸着した後上昇
させる。
【0023】次に、高精度な実装を求められない電子部
品3については、部品認識位置において電子部品3を認
識位置部品認識カメラ9により撮像して電子部品3の吸
着位置の位置ずれ量を認識し、ノズル回転部で回転手段
(図示せず)により電子部品3が所定の実装角度となる
ように位置ずれを考慮しながら吸着ノズル7を回転させ
る。そして、回路基板8を位置決めユニット10によ
り、回路基板8の位置ずれ量と、吸着位置の位置ずれ量
と、回転手段による位置ずれ量とを補正するように位置
決めし、この位置決めされた回転基板8の部品実装位置
で実装ヘッド6を下降させて吸着ノズル7による電子部
品3の吸着を解除し、電子部品3を回路基板8に実装す
る。この後、実装ヘッド6を上昇させるとともに、ノズ
ル回転戻し部(図示せず)で吸着ノズル7を元の原点角
度に戻し、再度、実装ヘッド6を部品供給部1の部品供
給位置まで移動させて次の電子部品3の実装動作を同様
に行う。
【0024】このようにして、順次複数の実装ヘッド4
にて電子部品3の回路基板8への実装を同様に高速に行
う。そして、この場合は、電子部品3の吸着位置の位置
ずれを部品認識位置において前以て行うため、1つの電
子部品3についての部品実装ユニットにおける実装工程
を短時間で行うことができて、電子部品3の実装を高速
で行える。
【0025】一方、高精度な実装を求められる電子部品
3については、回転テーブル5が回転されて電子部品3
が部品認識位置に移動された際でも認識位置部品認識カ
メラ9による認識動作を行わない。この後、さらに回転
テーブル5が回転されて電子部品3が実装位置に移動さ
れた際に、実装位置部品認識カメラ14を搭載した位置
決めテーブル11を実装位置部品認識カメラ14の視野
に電子部品3が映る位置へ移動させて、実装位置部品認
識カメラ14により電子部品3の吸着位置の位置ずれ量
を認識する。そして、ノズル回転部で回転手段に接合し
て電子部品3が所定の実装角度になるように位置ずれを
考慮しながら吸着ノズル7を回転させ、回路基板8を位
置決めユニット10により、回路基板8の位置ずれ量
と、吸着位置の位置ずれ量と、回転手段による位置ずれ
量とを補正するように位置決めし、この位置決めされた
回転基板8に対して実装ヘッド6を下降させて吸着ノズ
ル7による電子部品3の吸着を解除し、電子部品3を回
路基板8に実装する。この後、実装ヘッド6を上昇させ
るとともに、ノズル回転戻し部(図示せず)で吸着ノズ
ル7を元の原点角度に戻し、再度、実装ヘッド6を部品
供給部1の部品供給位置まで移動させて次の電子部品3
の実装動作を同様に行う。
【0026】この場合は、実装位置に移動された電子部
品3を認識するため、例え電子部品3の姿勢が部品認識
位置から部品実装位置に達するまでに変化するようなこ
とがあった場合でも、このようなことに影響されること
がない。また、吸着ノズル7と実装位置部品認識カメラ
14と基板認識カメラ13との相対位置を正確に計測す
ることができる。したがって、実装位置の電子部品3の
姿勢を正確に認識することができ、高精度に実装作業を
行うことができる。
【0027】なお、本実施の形態では、基板認識カメラ
13と実装位置部品認識カメラ14との相対位置の計測
を一定時間毎に行う場合を説明したが、これに限るもの
ではなく、温度変化、湿度変化などの環境変化を計測動
作を実施するのトリガーとしてもよく、これによれば、
相対位置が変化する可能性の高い、温度変化、湿度変化
などの環境変化が大きい場合でも、相対位置を適切に認
識することができて、電子部品実装装置としてさらに信
頼性が向上する。
【0028】次に、図6を参照しながら、大型の電子部
品3を実装する際の動作を説明する。高度な実装位置精
度を求められる電子部品3としては大型の電子部品3で
ある場合が多くあるが、電子部品3が実装位置部品認識
カメラ14の一視野範囲以上の大型の寸法である場合
は、実装位置部品認識カメラ14を搭載した位置決めユ
ニット10を複数箇所に位置決めして電子部品3を複数
の視野18a〜18dに分けて撮像する。これにより、
電子部品3が大型である場合でも吸着ノズル7との位置
ずれ量を正確に計測することができ、大型の電子部品3
についても実装作業を高精度で行うことができる。
【0029】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、回路基板
の位置決めユニットに実装位置部品認識カメラを搭載し
て、この実装位置部品認識カメラと基板認識カメラとの
相対位置を計測し、実装位置部品認識カメラにより電子
部品を実装位置において認識することにより、電子部品
の実装を正確に行うことができて、電子部品実装装置と
して信頼性が向上する。
【0030】また、電子部品を実装位置部品認識カメラ
により分割して認識可能に構成することにより、大型の
電子部品でも実装位置の電子部品を良好に認識すること
ができる。
【0031】また、部品供給の停止位置と部品実装の停
止位置との間の認識用停止位置でも認識位置部品認識カ
メラにより電子部品を認識することにより、実装精度の
必要性に応じて電子部品を認識できながら、実装作業を
高速に行うことも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子部品実装装置の一実施の形態にお
ける全体構成を示す斜視図
【図2】同電子部品実装装置の実装位置部品認識カメラ
の斜視図
【図3】同実装位置部品認識カメラの断面図
【図4】同実装位置部品認識カメラにより撮像している
画面を示す図
【図5】同電子部品実装装置の基板認識カメラが、位置
計測治具を撮像している概略図
【図6】同実装位置部品認識カメラにより大型の電子部
品を認識している様子を示す図
【図7】従来の電子部品実装装置の全体概略斜視図
【符号の説明】
1 部品供給部 3 電子部品 4 部品実装ユニット 5 回転テーブル 6 実装ヘッド 7 吸着ノズル 8 回路基板 9 認識位置部品認識カメラ 11 位置決めユニット 13 基板認識カメラ 14 実装位置部品認識カメラ 15 位置計測治具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 茂木 誠一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 牧野 洋一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 井田 明子 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 藤原 宗良 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定角度毎に間欠的に回転する回転テー
    ブルの前記角度間隔毎に配設された複数の実装ヘッド
    と、実装ヘッドの所定停止位置に電子部品を供給する部
    品供給部と、前記実装ヘッドに設けられた吸着ノズル
    と、回路基板を保持した状態で移動して位置決めする位
    置決めユニットと、所定位置に固定され、前記位置決め
    ユニットにより保持された回路基板を認識する基板認識
    カメラとを備え、部品供給部により供給された電子部品
    を吸着ノズルにより吸着し、位置決めユニットにより保
    持された回路基板を基板認識カメラにより認識してこの
    認識データから回路基板の位置情報を入力して部品実装
    位置を補正しながら、部品実装の停止位置に移動された
    吸着ノズルにて電子部品を回路基板に実装する電子部品
    実装装置であって、部品実装の停止位置に停止された実
    装ヘッドの吸着ノズルにより吸着された電子部品を認識
    する実装位置部品認識カメラを前記位置決めユニットに
    設け、実装位置部品認識カメラおよび基板認識カメラに
    より認識されてこれらの実装位置部品認識カメラと基板
    認識カメラとの相対位置を計測させる位置計測治具を位
    置決めユニット側に設けた電子部品実装装置。
  2. 【請求項2】 電子部品を実装位置部品認識カメラによ
    り分割して認識可能に構成した請求項1に記載の電子部
    品実装装置。
  3. 【請求項3】 実装ヘッドを、部品供給の停止位置と部
    品実装の停止位置との間の認識用停止位置に停止させる
    ように構成し、この認識用停止位置に停止された実装ヘ
    ッドの吸着ノズルにより吸着された電子部品を認識する
    認識位置部品認識カメラを設けた請求項1または2に記
    載の電子部品実装装置。
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