JPH10106160A - 光ディスク用の信号再生回路 - Google Patents

光ディスク用の信号再生回路

Info

Publication number
JPH10106160A
JPH10106160A JP25994996A JP25994996A JPH10106160A JP H10106160 A JPH10106160 A JP H10106160A JP 25994996 A JP25994996 A JP 25994996A JP 25994996 A JP25994996 A JP 25994996A JP H10106160 A JPH10106160 A JP H10106160A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
level
slice level
optical disk
slice
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP25994996A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoyuki Ogino
直幸 荻野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP25994996A priority Critical patent/JPH10106160A/ja
Publication of JPH10106160A publication Critical patent/JPH10106160A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ディスクの傷等により入力信号にドロップ
アウトが発生した場合、復帰時にデジタル変換処理部が
適切なスライスレベルで動作できるようにする。 【解決手段】 アナログRF信号のエンベロープ信号と
基準レベルとの比較により入力アナログRF信号のドロ
ップアウトを検出し、検出後、コンデンサC2に所定の
デューティ比のパルス信号を供給し、スライスレベルを
所定のレベルに変更し、このレベルを維持する。ドロッ
プアウト検出期間のスライスレベルを任意のレベルに制
御することにより、復帰時に適切かつ安定したスライス
レベルで入力信号をデジタル変換できる。なお、切換に
より、ドロップアウト直前のレベルにスライスレベルを
ホールドすることも可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CD(コンパクト
ディスク)等の光ディスクに記録された信号の再生回路
に係り、特に読み出されたアナログ信号をデジタル信号
に変換する際のスライスレベルコントロールの構成に関
する。
【0002】
【従来の技術】CD、CD−ROM等の光ディスクに記
録された信号の再生にあたっては、光ディスクから読み
出し、得られたアナログRF(Radio Frequency)信号
を所定のスライスレベルを基準として2値のRF信号、
即ちデジタルRF信号に変換する処理が行われている。
そして、光ディスクに記録された信号は、多くの場合、
EFM(Eight to Fourteen Modulation)信号であり、
信号の直流成分が基本的に0となるように設定されてい
る。このため、デジタル変換における上記スライスレベ
ルは、入力アナログRF信号の中心電圧レベルになるよ
うに制御されている。
【0003】図5は、このようなアナログRF信号から
デジタルRF信号へと変換するデジタル変換部及びスラ
イスレベルコントロール部の構成を示している。ピック
アップによって、光ディスクから読み出された信号は、
高周波(RF)増幅され、これがアナログRF信号とし
て、直流成分除去用の入力コンデンサC1を介して比較
器10の負入力端子に供給される。この比較器10は、
デジタル変換部であり、その正入力端子には、一定の基
準電圧Vref が供給されており、上記アナログRF信号
をこの基準電圧Vref と比較してデジタルRF信号に変
換して出力している。なお、この出力デジタルRF信号
は、インバータを介して図示しない後段の信号処理部に
供給され、ここでデジタルRF信号に基づいて音声信号
や映像信号が再生されている。
【0004】入力コンデンサC1と比較器10の負入力
端子との間には、抵抗R1の一端が接続され、この抵抗
R1の他端には、充放電によって入力アナログRF信号
の中心電圧レベルをシフトさせるためのコンデンサC2
の正側電極が接続されている。
【0005】また、比較器10の出力側とコンデンサC
2の正側電極と間には、チャージポンプ部12が設けら
れており、チャージポンプ部12は、比較器10から出
力されるデジタルRF信号の出力レベルに応じてコンデ
ンサC2の充放電を制御する。従って、コンデンサC2
の充電量が出力デジタルRF信号の平均直流レベルに応
じて制御されることとなる。このため、常時、抵抗R1
を介して、アナログRF信号の中心電圧レベルが、コン
デンサC2の正側電極の電圧レベル、即ち、デジタルR
F信号の平均直流レベルに応じて調整され、スライスレ
ベルがアナログRF信号の中心電圧レベルに追従して制
御される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、光ディスク
表面に傷が発生した場合、その傷領域より読み出された
信号に基づくアナログRF信号は、異常、即ちドロップ
アウトしており、その期間に得られる信号は、ほとんど
ノイズ成分のみとなっている。一方、光ディスク表面に
フィンガープリント等があった場合には、信号は得られ
るものの入力されてくるアナログRF信号の電圧レベル
が小さくなっている。
【0007】従来のスライスレベルコントロールでは、
チャージポンプ部12、コンデンサC2及び抵抗R1に
よって決定される時定数が一定であるので、入力アナロ
グRF信号のドロップアウトか、入力レベルの低下かの
いずれであるかに関わらず、常時、同じ速さでスライス
レベルが追従する。
【0008】アナログRF信号のドロップアウト等に対
してスライスレベルが反応しないように、時定数を大き
く設定すると、ドロップアウト等に対しては安定したス
ライスレベルが維持できる。しかし、フィンガープリン
ト等によって入力信号のレベルが低下した場合に、スラ
イスレベルが直ちに追従しないため、正確なデジタル変
換ができず、デジタルRF信号への変換誤りが発生して
しまう可能性がある。
【0009】反対に、このようなフィンガープリント等
による入力アナログRF信号のレベル低下に対応するた
めに、時定数を小さく設定すると、フィンガープリント
等には適切に追従できるものの、入力信号の僅かな変化
やドロップアウトに対してもスライスレベルが追従して
しまい、安定したスライスレベルが得られなかった。
【0010】以上のように、従来の構成では、入力アナ
ログRF信号のドロップアウト時と、フィンガープリン
ト等による入力電圧レベルの低下時のいずれに対しても
適切に反応してスライスレベルをコントロールすること
ができなかった。
【0011】また、光ディスクの傷発見後に、スライス
レベルをホールドすることも考えられるが、この手法で
は傷発見後からスライスレベルホールド動作に入るまで
にタイムラグが発生する。従って、スライスレベルが、
傷領域での入力信号レベルに追随してしまい、実際にス
ライスレベルホールド動作に移行した時には、すでにス
ライスレベルが傷発見時のレベルより低くなってしま
う。
【0012】本発明は、このような課題を解決するため
になされ、安定したスライスレベルを維持すると共に、
光ディスクの傷等によるアナログ信号の異常発生時に
は、スライスレベルを任意レベルに設定可能として、異
常からの復帰後に直ちに適切なレベルで入力信号のスラ
イスを実行可能な光ディスク用の信号再生回路を提供す
ることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、光ディスクよ
り読み出したアナログ信号をスライスレベルに基づいて
デジタル信号に変換するデジタル変換手段と、前記変換
されたデジタル信号の信号レベルに基づいて前記アナロ
グ信号に対するスライスレベルを調節するスライスレベ
ル調節手段と、前記アナログ信号が異常状態であること
を検出して異常検出信号を発生する異常検出手段と、前
記異常検出信号の発生に応じて、前記スライスレベル
を、予め定められた異常検出時保持レベルに変更してそ
のレベルを維持制御するスライスレベル制御手段と、を
有することを特徴とする。
【0014】また、前記スライスレベル制御手段は、パ
ルス信号を発生するパルス信号発生手段を備え、前記異
常検出保持レベルをこのパルス信号のデューティ比によ
り決定することを特徴とする。
【0015】本発明では、異常検出信号の発生に応じ
て、スライスレベルが所定の異常検出時保持レベルに維
持され、たとえ、アナログ信号に異常が発生してから、
実際に異常が検出されるまでの期間にアナログ信号の低
下にスライスレベルが追従して低下しても、その時点の
レベルに関わらず、異常検出後、適切な異常検出時保持
レベルに保持される。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を用いて説明する。なお、既に説明した図5と同一
部分には同一符号を付して説明を省略する。
【0017】「全体構成」図1は、本実施形態に係る光
ディスクに記録された信号の再生回路の一部、特にアナ
ログRF信号からデジタルRF信号への変換部及びスラ
イスレベルコントロール部の構成を示している。
【0018】スライスレベル制御回路30は、コンデン
サC2の充電量を制御するチャージポンプ部12に、ス
ライスレベルを制御するための信号を供給しており、チ
ャージポンプ制御部32と、パルス発生回路34および
セレクタ回路36を備えている。
【0019】ドロップアウト検出回路26は、アナログ
・デジタル(A/D)変換部20と、基準レベル発生部
24および比較器22を備えている。A/D変換部20
は、アナログRF信号をピークホールドして得られたエ
ンベロープ信号をデジタルデータに変換し、基準レベル
発生部24は、ドロップアウトの検出基準となる基準レ
ベル信号を発生する。また、比較器22は、上記デジタ
ルエンペロープ信号と基準レベル信号とを比較して、デ
ジタルエンベロープ信号が基準レベルより低くなるとド
ロップアウト発生と判断して、ドロップアウト検出信号
Cを発生し、これをチャージポンプ制御部32に供給す
る。
【0020】パルス発生回路34は、発振部と分周カウ
ンタなどより構成され、図示しないDSPなどによって
設定された任意のデューティ比(例えば1/16〜16
/16)のパルス信号を発生する。このパルス信号は、
スライスレベルを所定の異常検出時保持レベルにするた
めに用いられる。
【0021】また、チャージポンプ制御部32において
は、ドロップアウト検出信号Cおよびモード設定信号D
に応じて、切換信号Aをセレクタ回路36へ出力し、ま
たスライスレベルをホールドするためのレベルホールド
制御信号Bをチャージポンプ部12に出力する。
【0022】セレクタ回路36は、AND回路40、4
2、OR回路44を備え、切換信号Aに応じて、出力デ
ジタルRF信号と、パルス発生回路34からのパルス信
号とのいずれかを選択してチャージポンプ部12に出力
する。
【0023】また、チャージポンプ部12においては、
電源VccとGNDとの間にPチャンネルトランジスタ
Tr1とNチャンネルトランジスタTr2が直列に接続
され、2つのトランジスタTr1,Tr2の接続点が、
コンデンサC2と抵抗R1との間に接続されている。ト
ランジスタTr1のゲート電極にはナンド回路50の出
力側が接続され、トランジスタTr2のゲート電極には
ノア回路54が接続されている。ナンド回路50とノア
回路54の一方の入力端子には、それぞれ、セレクタ回
路36からの出力信号が入力されている。また、ノア回
路54の他方の入力端子にはチャージポンプ制御部32
からのレベルホールド制御信号Bが入力され、ナンド回
路50の他方の入力端子には、インバータ52で反転さ
れたレベルホールド制御信号Bが入力されている。
【0024】また、本実施形態では、上記チャージポン
プ部12と、コンデンサC2及び抵抗R1によって決ま
る時定数が、フィンガープリント等に迅速に追従するよ
うに小さく設定されている。このため、通常動作時にお
いて、入力信号レベルが低下すると、これに迅速に対応
してチャージポンプ部12がコンデンサC2の充電制御
する。
【0025】「動作」 (a)通常動作時 ドロップアウト検出信号が発生していない期間、つまり
通常動作時には、チャージポンプ制御部32は、切換信
号Aおよびレベルホールド制御信号Bを共にLレベルと
する。
【0026】従って、セレクタ回路36では、AND回
路42の非反転入力端に供給される比較器10からのデ
ジタルRF信号の出力レベルがそのままOR回路44を
介してチャージポンプ部12のナンド回路50およびノ
ア回路54の一方の入力端にそれぞれ供給される。一
方、AND回路40の出力はLレベルに固定され、パル
ス発生回路34からのパルス信号は出力されない。
【0027】また、レベルホールド制御信号BはLレベ
ルであるので、レベルホールド動作は行われない。従っ
て、従来と同様の動作を行う。
【0028】(b)ドロップアウト検出時 次に、光ディスク表面の傷等による入力信号のドロップ
アウトの場合の動作について説明する。
【0029】例えば図2に示されるように、光ディスク
のピックアップ位置が、トラックnの傷領域A点に到達
すると、光ディスクから読み出して得られるアナログR
F信号にドロップアウトが発生する。このドロップアウ
トによって、基準レベルよりエンベロープ信号の直流レ
ベルが低下すると、比較器22は、図3(a)に示すよ
うに、Lレベルのドロップアウト検出信号Cを発生し、
このドロップアウト検出信号は、チャージポンプ制御部
32に供給される。
【0030】ここで、チャージポンプ制御部32は、モ
ード設定信号Dにより、ドロップアウト検出時にスライ
スレベルをパルス信号により所定のレベルに設定するパ
ルス制御モードか、あるいはドロップアウト検出時のス
ライスレベルをホールドするレベルホールド制御モード
のいずれかが設定されている。
【0031】(パルス制御モード)パルス制御モードで
は、チャージポンプ制御部32は、ドロップアウト検出
信号Cの発生時に、切換信号AをHレベルとし、レベル
ホールド制御信号BをLレベルにする。
【0032】AND回路42は、切換信号AがHレベル
になることによりその出力がLレベルに固定され、比較
器10からのデジタルRF信号に基づいたチャージポン
プ部12の制御が禁止される。
【0033】また、Hレベルの切換信号AがAND回路
40の一方の入力端に供給されることにより、パルス発
生回路34からの所定のデューティ比のパルス信号がそ
のままAND回路40およびOR回路44を介してチャ
ージポンプ部12に供給される。
【0034】チャージポンプ部12のトランジスタTr
1は、このパルス信号のHレベル期間にオンし、Lレベ
ル期間にはオフする。また、トランジスタTr2は、H
レベル期間にオフして、Lレベル期間にオンする。これ
により、パルス信号のデューティ比に応じたレベルのチ
ャージポンプ出力が得られ、コンデンサC2の充電量が
制御される。よって、比較器10でのスライスレベル
は、図3、図4に点線(ii)で示すような所定の保持
レベルに制御される。
【0035】ところで、入力アナログRF信号にドロッ
プアウトが発生しても、そのエンベロープ信号のレベル
が基準レベルより低くなるまでは、ドロップアウト検出
信号は発生しない。このため、ドロップアウトが発生し
てから、実際にドロップアウト検出信号が発生するまで
の期間において、図3、図4に示されているようにスラ
イスレベルが低下する。
【0036】パルス制御モードが設定されている場合に
は、このようにドロップアウト検出信号の発生までにス
ライスレベルが低下していても、ドロップアウト検出期
間中、パルス信号のデューティ比に応じてコンデンサC
2の充電量を制御し、スライスレベルが所定のレベルに
設定される。
【0037】図3(b)の点線(ii)は、パルス発生
回路34がデューティ比1/2のパルス信号を発生した
場合における設定レベルを示しており、図4の点線(i
i)は、1/2より多少デューティ比の低いパルス信号
を発生した場合の設定レベルを示している。いずれの場
合においても、図示するように、ドロップアウト検出信
号の発生時のスライスレベルによらず、ドロップアウト
検出期間中にはそれぞれパルスのデューティ比に応じた
所定のスライスレベルを維持している。
【0038】図3(b)のように、正常時の入力RF信
号のスライスレベルを設定レベル(ii)と一致させる
と、ピックアップが図2に示すような傷領域から正常領
域に移行して、入力信号がドロップアウトより復帰し、
ドロップアウト検出信号がHレベルに変化した際に、直
ちに正常時の入力RF信号のスライスレベルでデジタル
変換することが可能となる。
【0039】また、入力信号がドロップアウトから復帰
してドロップアウト検出信号がHレベルに切り替わった
時点では、入力信号のエンベロープ信号レベルは、回路
の時定数により、正常時のレベルに比べて低いことも多
い。従って、図4に示すように、設定レベル(ii)を
正常の入力RF信号のスライスレベルよりも多少低く、
具体的には設定レベル(ii)をドロップアウト検出信
号がHレベルに立ち上がった時点の入力アナログRF信
号にとって適切なレベルに設定することにより、正常復
帰時に信頼性の高いデジタル変換を再開することが可能
となる。
【0040】また、光ディスクの傷領域が狭いとドロッ
プアウト期間が短くなることから、このような傷が想定
される場合には、ドロップアウト検出開始からより短時
間にスライスレベルを所定の設定レベル(ii)に維持
したいという要求も考えられる。この場合、設定を変え
てパルス信号のデューティ比を高くすれば、チャージポ
ンプ部12からの出力レベルが高くなるので、より急速
にコンデンサC2を充電してスライスレベルを所定値に
することが可能となる。
【0041】光ディスクのピックアップ位置がトラック
nの傷領域の外に出ると、得られるアナログRF信号は
ドロップアウトから復帰し、ドロップアウト検出信号C
はHレベルとなる。チャージポンプ制御部32は、これ
に応じて切換信号AをHレベルからLレベルに変更す
る。よって、チャージポンプ部12におけるスライスレ
ベル制御が上述した通常状態に復帰する。
【0042】(レベルホールド制御モード)次に、モー
ド設定信号により、チャージポンプ制御部32がレベル
ホールド制御モードに設定されている場合の動作につい
て説明する。
【0043】この場合に、ドロップアウト検出信号Cが
発生すると、チャージポンプ制御部32は、レベルホー
ルド制御信号BをHレベルとする。なお、切換信号Aは
LレベルでもHレベルでもよい。
【0044】このHレベルのレベルホールド制御信号B
により、チャージポンプ部12のナンド回路50の出力
はHレベルに固定され、ノア回路54の出力はLレベル
に固定される。従って、トランジスタTr1,Tr2が
共にオフしてコンデンサC2に対する充放電が停止し、
スライスレベルは、図3、図4の一点鎖線(iii)に
示すように、ドロップアウト検出直前のレベルにホール
ドされる。
【0045】また、光ディスクのピックアップ位置がト
ラックnの傷領域の外に出て、ドロップアウト検出信号
がHレベルになると、チャージポンプ制御部32がレベ
ルホールド制御信号BをHレベルからLレベルに変更す
る。従って、レベルホールドが解除され、チャージポン
プ部12におけるスライスレベル制御が通常状態に復帰
する。
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、異常検出期間が終了し
て入力信号が異常から復帰した直後から、適切かつ安定
したスライスレベルでデジタル変換を開始することが容
易となり、変換して得られるデータの信頼性を一層向上
させることができる。
【0047】また、異常検出期間におけるスライスレベ
ルの制御方法を、パルス制御とレベルホールドとで任意
に切り換えることが可能であり、信号再生回路毎に異な
る特性や使用状態などに対し、同一の構成で対応するこ
とができる。よって、回路の汎用性を高くすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態に係る光ディスク用の信号
再生回路のデジタル変換部及びスライスレベルコントロ
ール部の構成を示す図である。
【図2】 光ディスク表面に発生した傷の状態を示す図
である。
【図3】 本発明の実施形態に係るドロップアウト検出
時の動作を説明する図である。
【図4】 本発明の実施形態に係るパルス制御モードに
おける図3と異なる動作を説明する図である。
【図5】 従来の光ディスク用の信号再生回路のデジタ
ル変換部及びスライスレベルコントロール部の構成を示
す図である。
【符号の説明】
10 比較器、12 チャージポンプ部、20 A/D
変換部、22 比較器、24 基準レベル発生部、26
ドロップアウト検出回路、30 スライスレベル制御
回路、32 チャージポンプ制御部、34 パルス発生
回路、36 セレクタ回路。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ディスクより読み出したアナログ信号
    をスライスレベルに基づいてデジタル信号に変換するデ
    ジタル変換手段と、 前記変換されたデジタル信号の信号レベルに基づいて前
    記アナログ信号に対するスライスレベルを調節するスラ
    イスレベル調節手段と、 前記アナログ信号が異常状態であることを検出して異常
    検出信号を発生する異常検出手段と、 前記異常検出信号の発生に応じて、前記スライスレベル
    を、予め定められた異常検出時保持レベルに変更してそ
    のレベルを維持制御するスライスレベル制御手段と、 を有することを特徴とする光ディスク用の信号再生回
    路。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の光ディスク用の信号再
    生回路において、 前記スライスレベル制御手段は、パルス信号を発生する
    パルス信号発生手段を備え、前記異常検出保持レベルを
    このパルス信号のデューティ比により決定することを特
    徴とする光ディスク用の信号再生回路。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の光ディスク用の信号再
    生回路において、 さらに、前記異常検出信号の発生に応じて前記スライス
    レベルを前記異常検出信号の発生時のレベルにホールド
    するためのレベルホールド制御手段を備え、 前記パルス信号による前記スライスレベルの制御と、前
    記レベルホールド制御信号による前記スライスレベルを
    ホールドの制御とを切換可能としたことを特徴とする光
    ディスク用の信号再生回路。
JP25994996A 1996-09-30 1996-09-30 光ディスク用の信号再生回路 Pending JPH10106160A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25994996A JPH10106160A (ja) 1996-09-30 1996-09-30 光ディスク用の信号再生回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25994996A JPH10106160A (ja) 1996-09-30 1996-09-30 光ディスク用の信号再生回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10106160A true JPH10106160A (ja) 1998-04-24

Family

ID=17341166

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25994996A Pending JPH10106160A (ja) 1996-09-30 1996-09-30 光ディスク用の信号再生回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10106160A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0997901A1 (en) * 1998-10-27 2000-05-03 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Wave-shaping apparatus and reproduction signal processing apparatus including the same
EP1017053A2 (en) * 1998-11-18 2000-07-05 Samsung Electronics Co., Ltd. Data reproduction apparatus for optical disc system
EP1096488A2 (en) * 1999-10-26 2001-05-02 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Reproduction signal processing apparatus
US6765855B1 (en) 2000-02-16 2004-07-20 Renesas Technology Corp. Signal detection circuit for optical disk
WO2006135181A1 (en) * 2005-06-13 2006-12-21 Samsung Electronics Co., Ltd. An information recording medium, a method of determining an optimal recording and/or reproducing condition thereof, and a recording and/or reproducing apparatus thereof
US7428195B2 (en) 2003-05-14 2008-09-23 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Information reproduction apparatus and information reproduction method
CN100440355C (zh) * 2002-08-30 2008-12-03 三星电子株式会社 光盘系统的数据限幅器和数据限幅方法

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0997901A1 (en) * 1998-10-27 2000-05-03 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Wave-shaping apparatus and reproduction signal processing apparatus including the same
EP1300844A1 (en) * 1998-10-27 2003-04-09 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Wave-shaping apparatus and reproduction singal processing apparatus including the same
US6798725B1 (en) 1998-10-27 2004-09-28 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Wave-shaping apparatus and reproduction signal processing apparatus including the same
EP1017053A2 (en) * 1998-11-18 2000-07-05 Samsung Electronics Co., Ltd. Data reproduction apparatus for optical disc system
EP1017053A3 (en) * 1998-11-18 2001-01-03 Samsung Electronics Co., Ltd. Data reproduction apparatus for optical disc system
EP1096488A2 (en) * 1999-10-26 2001-05-02 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Reproduction signal processing apparatus
EP1096488A3 (en) * 1999-10-26 2001-12-05 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Reproduction signal processing apparatus
US6765855B1 (en) 2000-02-16 2004-07-20 Renesas Technology Corp. Signal detection circuit for optical disk
CN100440355C (zh) * 2002-08-30 2008-12-03 三星电子株式会社 光盘系统的数据限幅器和数据限幅方法
US7428195B2 (en) 2003-05-14 2008-09-23 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Information reproduction apparatus and information reproduction method
WO2006135181A1 (en) * 2005-06-13 2006-12-21 Samsung Electronics Co., Ltd. An information recording medium, a method of determining an optimal recording and/or reproducing condition thereof, and a recording and/or reproducing apparatus thereof

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6611485B2 (en) Apparatus and method for correcting asymmetry of optical disk reproducing system
JPH10106160A (ja) 光ディスク用の信号再生回路
US6341113B1 (en) Servo device for recording medium player
US6608728B1 (en) Magnetic disk unit
US20020009029A1 (en) Signal processing circuit having a voltage controlled oscillator capable of continuously changing the center frequency in accordance with a control voltage
KR100331336B1 (ko) Dc 스핀들 모터 속도 검출장치 및 방법
US6794922B2 (en) Signal processing circuit integrating pulse widths of an input pulse signal according to polarities
JP3649282B2 (ja) ディスク装置及びフォーカシングサーボの起動方法
US5953305A (en) Method for detecting mirror signal and the same circuit
US20050024998A1 (en) Servo control method and servo control circuit, and optical disk device having the same servo control circuit
US6560191B1 (en) Laser output control in optical disk recording/reproducing device
US6765855B1 (en) Signal detection circuit for optical disk
JPH09237459A (ja) 光ディスク用の信号再生回路
US7046592B2 (en) Optical disk reproducing apparatus
JP3235504B2 (ja) 光ディスク装置
US7352665B2 (en) Tracking gain control method and tracking control circuit
JPH09161423A (ja) スライダーサーボ制御方法及びスライダーサーボ装置
KR940002502Y1 (ko) 테이프 공란 자동검지 고속전진 제어회로
JP4054654B2 (ja) 記録媒体再生装置
US6594097B1 (en) Reproduction amplifier circuit of hard disk drive
JP2000235771A (ja) ディジタルデータスライス回路
JP2000285487A (ja) 光ディスク再生装置およびそのトラッキング制御方法
JPH035922A (ja) アクチュエータの駆動回路
JPH02884B2 (ja)
JP4377046B2 (ja) ミラー検出回路