JPH10105808A - チェックアウトシステム - Google Patents

チェックアウトシステム

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JPH10105808A
JPH10105808A JP27523796A JP27523796A JPH10105808A JP H10105808 A JPH10105808 A JP H10105808A JP 27523796 A JP27523796 A JP 27523796A JP 27523796 A JP27523796 A JP 27523796A JP H10105808 A JPH10105808 A JP H10105808A
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room key
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checkout system
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JP27523796A
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Taeko Inoue
多恵子 井上
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ルームキーを用いるチェックアウトシステムを
提供する。 【解決手段】非接触でデータ通信を行う非接触ICコン
ポーネントを埋め込んだタグを付属するル─ムキーと、
前記非接触ICコンポーネントが記憶するデータを非接
触で読み取る非接触通信手段と、前記読み取ったデータ
に基づいて利用金額の精算を行う精算処理手段と、を有
するチェックアウトシステム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は使用料等の精算に関
するシステムの技術に属する。特に、ホテルの宿泊料金
やレストラン等の付帯施設の使用料金を、チェックアウ
トの際に、利用客自身によって自動精算することができ
るチェックアウトシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】チェックアウトシステムとは、宿泊およ
びホテル内の有料施設使用に関する情報をホストコンピ
ュータで管理し、チェックアウトの際に自動決済ターミ
ナルにおいて一括精算するシステムである。従来のチェ
ックアウトシステムにおいては、まず、ホテルへのチェ
ックインの際に宿泊者データと客室番号をホストコンピ
ュータに登録しておく。宿泊者はカード型ルームキーを
手渡され、それを携帯してホテル内の有料施設を使用す
る。その使用の度に使用料金とともにカード型ルームキ
ーにより宿泊者を特定するデータが登録される。そして
チェックアウトの際に、ホストコンピュターに通信回線
を介して接続された自動決済ターミナルにおいて、カー
ド型ルームキーにより宿泊者を特定した上で、現金また
はクレジットカードにより宿泊費等の利用料金を精算す
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のチェックアウト
システムは、ルームキーがカード型のルームキーでない
場合には自動決済ターミナルにおいて、宿泊費等の利用
料金を精算することができない。ところが、既存のホテ
ルではほとんどが機械的方式の施錠器具が使用されてい
るため、チェックアウトシステムを導入することができ
ない。また、ホテルの全室のルームキーをカード型のル
ームキーに変更することは、ルームキーの取り替え、全
室のドアの既存施錠設備を除去し、そのドアにドア端末
を新設する等により、大きな設備投資を必要とする。さ
らに、新建設されるホテルにおいても、カード型のキー
(電子式キー)は見栄えが悪く高級感に乏しくホテルイ
メージを損なうため採用が敬遠される。
【0004】そこで、本発明の目的は、一般に広く使用
されているルームキーを用いることのできるチェックア
ウトシステムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的は下記の本発
明によって達成される。すなわち、本発明は「非接触で
データ通信を行う非接触ICコンポーネントを埋め込ん
だタグを付属するルームキーと、前記ルームキーの非接
触ICコンポーネントが記憶するデータを非接触で読み
取る非接触通信手段と、前記読み取ったデータに基づい
て利用金額の精算を行う精算処理手段と、を有するチェ
ックアウトシステム」である。本発明のチェックアウト
システムによれば、タグには非接触でデータ通信を行う
非接触ICコンポーネントが埋め込まれているからタグ
は非接触ICコンポーネントの機能を有し、そのタグは
通常のルームキーに付属させることができる。すなわ
ち、タグを付属するルームキーは非接触ICコンポーネ
ント機能を有する。また、非接触通信手段によりそのル
ームキーの非接触ICコンポーネントが記憶するデータ
が非接触で読み取られ、精算処理手段によりその読み取
ったデータに基づいて利用金額の精算が行われる。した
がって、一般に広く使用されているルームキーを用いる
ことができ、ルームキーの取り替えおよび全室のドアの
既存設備の除去とドア端末の新設という大きな設備投資
を必要としないチェックアウトシステムが提供される。
【0006】また本発明は「前記ルームキーは機械的に
適否を判定する錠の開閉を行う鍵であるチェックアウト
システム」である。本発明によれば、シリンダー錠の開
閉を行う鍵のように見栄えの良い鍵(図1参照)を使用
したチェックアウトシステムが提供される。また本発明
は「前記ルームキーの非接触ICコンポーネントが記憶
するデータは、前記ルームキーを特定するデータを含む
チェックアウトシステム」である。本発明によれば、ル
ームキーを特定するデータにより宿泊者(利用者)を特
定するデータを精算処理手段に与えることができる。ま
た本発明は「前記利用金額は施設を利用する際に前記ル
ームキーを特定するデータとともに集計する金額である
チェックアウトシステム」である。本発明によれば、ル
ームキーの非接触ICコンポーネントに利用金額を集計
記憶する等の必要がなくなり、ルームキーを特定するデ
ータごとに集計した利用金額を精算処理手段により精算
することができる。また本発明は「前記精算処理手段は
前記施設の利用データを収集するホストコンピュータ
と、そのホストコンピュータに通信回線を介して接続す
る自動決済端末とから成るチェックアウトシステム」で
ある。本発明によれば、精算処理手段はホストコンピュ
ータと自動決済端末とから成り、ホストコンピュータに
より施設の利用データが収集され、自動決済端末はその
ホストコンピュータに通信回線を介して接続されている
から、自動決済端末を利便性を有する適正な位置に設け
ることができる。
【0007】また本発明は「前記自動決済端末は前記非
接触通信手段と前記ルームキーを決済後に回収し保管す
る回収保管手段とを内蔵し一体化するチェックアウトシ
ステム」である。本発明によれば、前記自動決済端末に
おいて非接触通信手段によりルームキーの非接触ICコ
ンポーネントが記憶するデータが読み取られ、決済後そ
のまま回収保管手段によりルームキーが回収され保管さ
れる。したがって、決済後のルームキーの紛失や悪用を
回避することができる。また本発明は「前記自動決済端
末は前記利用金額の精算にクレジットカードを使用する
クレジットカード精算手段を有するチェックアウトシス
テム」である。本発明によれば、クレジットカード精算
手段を有するから利用金額の精算にクレジットカードを
使用することができる。また本発明は「前記自動決済端
末は前記利用金額の精算に現金を使用する現金精算手段
を有するチェックアウトシステム」である。本発明によ
れば、現金精算手段を有するから利用金額の精算に現金
を使用することができる。また本発明は「前記自動決済
端末は前記利用金額の精算後に利用控を発行する利用控
発行手段を有するチェックアウトシステム」である。本
発明によれば、利用控発行手段を有するから利用金額を
精算すると利用控の発行を行うことができる。
【0008】
【発明の実施の態様】次に、実施の態様により本発明に
ついて説明する。図1は本発明のチェックアウトシステ
ムの構成の一例を示す図である。図1において、1はル
ームキー、2は鍵、3はタグ、4は非接触ICコンポー
ネント、5はホストコンピュータ、6はLAN(local
erea network)、7は自動決済端末、8はクレジットカ
ード精算手段、9は現金精算手段、10は非接触通信手
段、11は利用控発行手段、12は回収保管手段であ
る。
【0009】図1に示すように、ルームキー1は、鍵2
と、その鍵2に付属するタグ3と、そのタグ3に埋め込
まれた非接触ICコンポーネント4とから構成される。
ルームキー1の鍵2は、たとえば機械的に適否を判定す
る錠の開閉を行う鍵である。また、タグ3は、ホテルの
名称や客室番号が記載されている通常のタグである。非
接触ICコンポーネント4は、非接触ICカード等で用
いられる周知の非接触ICコンポーネントを使用するこ
とができる。非接触ICコンポーネント4は、たとえ
ば、ワンチップマイクロコンピュータ(one-chip micro
computer)と、電磁波や電磁誘導による非接触の信号伝
達手段とによって構成され、電力は内蔵電池または外部
から非接触で供給される。
【0010】ホストコンピュータ5は、ホテルおよび関
連する施設において情報処理の中心となるコンピュータ
であり、LAN、その他の通信回線によって他のシステ
ムとの間でデータの送信受信を行う。たとえば、宿泊者
がテニスコートでテニスを行いレストランで食事をした
場合の利用料金は施設のシステムからホストコンピュー
タ5にデータ転送され、ホストコンピュータ5において
宿泊者(客室番号)ごとに集計される。LAN6は、ホ
テルの内部(特に、フロントの業務部門)におけるイー
サーネット等のローカルエリアネットワークである。
【0011】自動決済端末7は、宿泊者自身による自動
チェックアウトのための端末であり、ホテルのフロント
の業務を代行することができる。自動決済端末7によ
り、フロント業務の事務処理の負荷が軽減する。図1に
示すように、この例では、自動決済端末7は、クレジッ
トカード精算手段8、現金精算手段9、非接触通信手段
10、利用控発行手段11、回収保管手段12から構成
される。クレジットカード精算手段8は、利用金額の精
算にクレジットカードが使われる場合の精算処理を行
う。現金精算手段9は、利用金額の精算に現金が使われ
る場合の精算処理を行う。
【0012】非接触通信手段10は、ルームキー1の非
接触ICコンポーネント4が記憶するデータを非接触で
読み取る。非接触ICコンポーネント4が記憶するデー
タには、ルームキー1を特定するデータ、たとえば客室
番号を含む。非接触ICコンポーネント4がマイクロコ
ンピュータを内蔵する場合には、ルームキー1を特定す
るデータだけでなく、マイクロコンピュータの記憶手段
の記憶容量に応じて施設の利用履歴や利用金額を記憶さ
せることもできる。また、予納金額(プリペイド金額)
を記憶手段に記憶させておき、利用する度に引き落とす
プリペイド機能を付与させることもできる。また、ルー
ムキー1と非接触通信手段10の間で、非接触ICカー
ドや通常のICカードの間で行われる相互認証処理等の
処理によりセキュリティを向上させ不正使用を防止する
ことができる。
【0013】非接触通信手段10がルームキー1を特定
するデータを読み取ると、その特定するデータはホスト
コンピュータ5に転送される。ホストコンピュータ5か
らは、その特定するデータに対応する利用明細(日付、
項目、料金等)が自動決済端末7に返送される。自動決
済端末7は、その利用明細をリストとしてディスプレイ
に表示する。そして、自動決済端末7を利用する宿泊者
がその利用明細に確認を与えると精算処理がクレジット
カード精算手段8または現金精算手段9において行われ
る。利用控発行手段11は、利用金額の精算後に利用控
を発行する。ここで利用控は、クレジットカードの利用
明細(日付、項目、金額等)だけでなく、現金で精算さ
れた場合の領収証、次回利用の際の優待割引券等を含
む。
【0014】回収保管手段12は、自動決済端末7によ
り決済が行われた後に、すなわち利用料金等の精算が完
了した後に、ルームキー1を回収して保存する。たとえ
ば、非接触通信手段10はルームキー1の投入容器を有
し、その投入容器の底の部分は開閉底となっており、開
閉底の下には保管容器があるものとする。投入されたル
ームキー1と非接触通信手段10は、その投入容器の部
分において非接触で通信を行う構造となっている。そし
て、決済が行われた後に自動で投入容器の開閉底が開い
てルームキー1は保管容器に収容される。その後、投入
容器の開閉底が閉じて、次のルームキー1の投入を待機
する状態となる。
【0015】次に、本発明のチェックアウトシステムに
ついて、関連するシステムを含めてシステム構成の説明
を行う。図2は本発明のチェックアウトシステムと関連
するシステムを含めた構成の一例を示す図である。図2
において、図1と同一部分には同一番号を付してある。
図2において、5はホストコンピュータ、6はLAN、
7a,7bは自動決済端末、14a,14b,14cは
施設システム、15は通信サーバ、16は決済センタシ
ステム、17はカード会社システム、18a,18b,
18c,18d,18eは通信回線(公衆通信回線、専
用通信回線)である。
【0016】図2に示す例では、ホテルのフロント端末
13はLAN6に接続されており、チェックアウトシス
テムはそのフロント業務部門のLAN6に設けられてい
る。LAN6に接続されたチェックアウトシステムの自
動決済端末7a,7bは、同じLAN6に接続された通
信サーバ15を中継し、クレジットカードの決済センタ
システム16と通信回線18dによって接続されてい
る。また、その決済センタシステム16は通信回線18
eによってカード会社17と接続されている。ホストコ
ンピュータ5はホテルの他の関連業務部門、すなわち、
施設システム14a,14b,15cとは通信回線18
a,18b,18cによって接続されている。
【0017】宿泊者がチェックインを行うとそのチェッ
クイン情報はホテルのフロント端末13からLAN6を
介してホストコンピュータ5に登録される。宿泊者がホ
テルの関連施設を利用すると、その施設利用情報はその
度に、施設システム14a,14b,15cから通信回
線18a,18b,18cを介してホストコンピュータ
5に登録される。
【0018】宿泊者がチェックアウトを行う場合には自
動決済端末7a(または7b)を使用する。チェックア
ウトする宿泊者はルームキー1を自動決済端末7aに投
入し、非接触ICコンポーネント4が記憶するデータを
読み取らせる。自動決済端末7aはホストコンピュータ
5からLAN6を介してそこに登録されているその宿泊
者のデータを入力し、宿泊料、施設利用料等のホテルの
利用金額をディスプレイに表示する。宿泊者が確認入力
を行うと、自動決済端末7aは精算処理を行う。クレジ
ットカードによる精算処理の場合には、通信サーバ15
の中継により通信回線18dを介して決済センタ16と
決済の承認に関する処理が行われる。決済センタ16は
その処理のために通信回線18eを介してカード会社1
7と通信を行う。
【0019】図3はホテルが行う宿泊者へのサービスに
対する本発明のチェックアウトシステムの役割に関する
説明図である。図3(および図1、図2)に示すよう
に、まず、宿泊者はホテルのフロントにおいてチェック
インを行い、ルームキー1を受け取る()。その宿泊
者に関する情報やフロントにおいて渡したルームキー1
の情報はホテルシステムのホストコンピュータ5に格納
される()。また宿泊者がレストランを利用すると、
そのルームキー1によってその宿泊者が特定され、その
利用情報がホストコンピュータ5に格納される()。
同様に、宿泊者がゴルフ場やスキー場、テニスコート、
プール等のアミューズメント施設を利用すると、そのル
ームキー1によってその宿泊者が特定され、その利用情
報がホストコンピュータ5に格納される。その場合、ル
ームキー1から記憶情報の直接読取が可能な(図1と同
様の)非接触通信手段を有するその施設の自動券売機か
ら通信回線を介してホストコンピュータ5に利用情報を
自動で転送することができる()。
【0020】宿泊者はチェックアウトを自動決済端末7
a,7bにおいて行う。そのルームキー1によってその
宿泊者が特定され、自動決済端末7a,7bはホストコ
ンピュータ5に格納されている利用情報を入力し、それ
に基づいて利用料金の精算処理を行う()。一方、例
外的事項が含まれ自動決済端末7a,7bにおいて全処
理を行うことができないような場合には、宿泊者はチェ
ックアウトを従来のようにフロントで行うこともでき
る。その宿泊者を特定するとホストコンピュータ5に格
納されている利用情報をフロント端末13に入力し、そ
れに基づいてフロントが利用料金の精算処理を行う。な
お、フロントで宿泊者を特定する場合に、その情報をル
ームキー1から非接触通信手段によって読み取ることが
でき、フロントでもタグ3に記された客室番号を入力す
る手間を省くことができる()。
【0021】図4はチェックアウトシステムの処理過程
の一例を示すフロー図である。次に、本発明のチェック
アウトシステムにおける処理の過程について図1〜図4
に基づいて説明する。まず、ステップS1において、ル
ームキーを非接触通信手段10の投入容器に投入する。
非接触通信手段10はルームキー1の非接触ICコンポ
ーネントが記憶するデータを非接触で読み取る。そのデ
ータにはルームキー1を特定するデータ(たとえば客室
番号)が含まれている。自動決済端末7はそのルームキ
ー1を特定するデータをホストコンピュータ5にLAN
6を介して転送し、そのデータに対応する利用明細のデ
ータ返送を要求する。
【0022】次に、ステップS2において、ホストコン
ピュータ5からそのデータに対応する利用明細データが
返送されると、自動決済端末7はその利用明細データを
受信する。自動決済端末7はその利用明細データをリス
ト形式に変換して自動決済端末7のディスプレイに表示
する。自動決済端末7を利用する宿泊者は、ディスプレ
イに表示された利用明細の確認を行って、自動決済端末
7に対して承認の入力を行う(承認できない場合には中
止とし、自動決済端末7を利用する前の状態に戻す)。
次に、ステップS3において、自動決済端末7を利用す
る宿泊者は、自動決済端末7に対して現金で精算するか
クレジットカードで精算するかの選択入力を行い、自動
決済端末7はその選択入力を受け付ける。
【0023】選択入力が現金精算の場合には、ステップ
S4に進み、自動決済端末7を利用する宿泊者は自動決
済端末7に対して現金を投入し、自動決済端末7はその
現金を受け付ける。自動決済端末7は投入された現金の
総額をディスプレイに表示する。投入された現金の総額
が精算額(利用金額)以上となった場合には、精算処理
の実行の確認要求をディスプレイに表示する。自動決済
端末7を利用する宿泊者が確認の入力を行うと、現金精
算手段9は精算処理を実行する。次に、ステップS5に
おいて、利用控発行手段11は利用金額の精算後に利用
控(利用明細と領収証)を発行する。次に、ステップS
6において、自動決済端末7はつり銭の返却を行い、ス
テップS12に進む。
【0024】一方、ステップS3における選択入力がク
レジットカード精算の場合には、ステップS7に進み、
自動決済端末7を利用する宿泊者は自動決済端末7に対
してクレジットカードを挿入し、自動決済端末7はその
クレジットカードの記録データを読み取る。自動決済端
末7は必要ならば暗唱番号(ID番号)のデータ入力要
求を行い入力されるデータの処理を行う。
【0025】次に、ステップS8において、それらのデ
ータに基づいて自動決済端末7は決済実行の可否につい
て照会を行う。この自動決済端末7が行う照会のデータ
は、LAN6に接続された通信サーバ15によって通信
回線(たとえば公衆回線)を介して決済センタシステム
16に転送される。さらに、決済センタシステム16は
通信回線を介してカード会社システム17にそのデータ
を転送する。そしてカード会社システム17において決
済実行の可否が判定される。判定のデータは、逆の経路
を辿って、自動決済端末7に返送される。決済実行の可
能の判定の場合には、自動決済端末7は精算処理の実行
の確認要求をディスプレイに表示する。自動決済端末7
を利用する宿泊者が確認の入力を行うと、クレジットカ
ード精算手段8は精算処理を実行する。決済実行の不可
の判定の場合には中止とし、自動決済端末7を利用する
前の状態に戻す。
【0026】次に、ステップS9において、利用控発行
手段11は利用金額の精算後に利用控を発行する。次
に、ステップS10において、自動決済端末7はクレジ
ットカードの返却を行う。次に、ステップS11におい
て、自動決済端末7は売上データを定期的に集計してカ
ード会社に転送する。この転送は上記の照会の場合と同
様のルートで行われる。次に、ステップS12におい
て、自動決済端末7は非接触通信手段10のルームキー
1の投入容器の底の開閉底を開いてルームキー1をその
下に設けられた保管容器に収容する。次に、ステップS
13において、自動決済端末7は売上データを定期的に
集計し、LAN6を介してホストコンピュータ5に転送
する。
【0027】
【発明の効果】以上のとおりであるから本発明によれ
ば、一般に広く使用されている機械方式等のルームキー
を用いることのできるチェックアウトシステムが提供さ
れる。また、ルームキーが機械的に適否を判定する錠の
開閉を行う鍵である本発明によれば、シリンダー錠の開
閉を行う鍵のように見栄えのよい鍵を使用したチェック
アウトシステムが提供される。また、ルームキーの非接
触ICコンポーネントが記憶するデータが、ルームキー
を特定するデータを含む本発明によれば、ルームキーを
特定するデータにより宿泊者(利用者)を特定するデー
タを精算処理手段に与えることができる。また、利用金
額が、施設を利用する際に前記ルームキーを特定するデ
ータとともに集計する金額である本発明によれば、ルー
ムキーの非接触ICコンポーネントに利用金額を集計記
憶する等の必要がなくなり、ルームキーを特定するデー
タごとに集計した利用金額を精算処理手段により精算す
ることができる。また、精算処理手段が、施設の利用デ
ータを収集するホストコンピュータと、そのホストコン
ピュータに通信回線を介して接続する自動決済端末とか
ら成る本発明によれば、精算処理手段はホストコンピュ
ータと自動決済端末とから成り、ホストコンピュータに
より施設の利用データが収集され、自動決済端末はその
ホストコンピュータに通信回線を介して接続されている
から、自動決済端末を利便性を有する適正な位置に設け
ることができる。
【0028】また、自動決済端末が非接触通信手段とル
ームキーを決済後に回収し保管する回収保管手段とを内
蔵し一体化する本発明によれば、自動決済端末において
非接触通信手段によりルームキーの非接触ICコンポー
ネントが記憶するデータが読み取られ、決済後そのまま
回収保管手段によりルームキーが回収され保管される。
したがって、決済後のルームキーの紛失や悪用を回避す
ることができる。また、自動決済端末が、利用金額の精
算にクレジットカードを使用するクレジットカード精算
手段を有する本発明によれば、利用金額の精算にクレジ
ットカードを使用することができる。また、自動決済端
末が、利用金額の精算に現金を使用する現金精算手段を
有する本発明によれば、利用金額の精算に現金を使用す
ることができる。また、自動決済端末が、利用金額の精
算後に利用控を発行する利用控発行手段を有する本発明
によれば、利用金額を精算すると利用控の発行を行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のチェックアウトシステムの構成の一例
を示す図である。
【図2】本発明のチェックアウトシステムと関連するシ
ステムを含めた構成の一例を示す図である。
【図3】ホテルが行う宿泊者へのサービスに対する本発
明のチェックアウトシステムの役割に関する説明図であ
る。
【図4】チェックアウトシステムの処理過程の一例を示
すフロー図である。
【符号の説明】
1 ルームキー 2 鍵 3 タグ 4 非接触ICコンポーネント 5 ホストコンピュータ 6 LAN 7 自動決済端末 8 クレジットカード精算手段 9 現金精算手段 10 非接触通信手段 11 利用控発行手段 12 回収保管手段 13 フロント端末 14a,14b,14c 施設システム 15 通信サーバ 16 決済センタ 17 カード会社 18a,18b,18c,18d,18e 通信回線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G06F 15/21 340A

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】非接触でデータ通信を行う非接触ICコン
    ポーネントを埋め込んだタグを付属するルームキーと、 前記ルームキーの非接触ICコンポーネントが記憶する
    データを非接触で読み取る非接触通信手段と、 前記読み取ったデータに基づいて利用金額の精算を行う
    精算処理手段と、 を有することを特徴とするチェックアウトシステム。
  2. 【請求項2】前記ルームキーは機械的に適否を判定する
    錠の開閉を行う鍵であることを特徴とする請求項1記載
    のチェックアウトシステム。
  3. 【請求項3】前記ルームキーの非接触ICコンポーネン
    トが記憶するデータは、前記ルームキーを特定するデー
    タを含むことを特徴とする請求項1または2記載のチェ
    ックアウトシステム。
  4. 【請求項4】前記利用金額は施設を利用する際に前記ル
    ームキーを特定するデータとともに集計する金額である
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか記載のチェッ
    クアウトシステム。
  5. 【請求項5】前記精算処理手段は前記施設の利用データ
    を収集するホストコンピュータと、そのホストコンピュ
    ータに通信回線を介して接続する自動決済端末とから成
    ることを特徴とする請求項1〜4記載のチェックアウト
    システム。
  6. 【請求項6】前記自動決済端末は前記非接触通信手段と
    前記ルームキーを決済後に回収し保管する回収保管手段
    とを内蔵し一体化することを特徴とする請求項5記載の
    チェックアウトシステム。
  7. 【請求項7】前記自動決済端末は前記利用金額の精算に
    クレジットカードを使用するクレジットカード精算手段
    を有することを特徴とする請求項5または6記載のチェ
    ックアウトシステム。
  8. 【請求項8】前記自動決済端末は前記利用金額の精算に
    現金を使用する現金精算手段を有することを特徴とする
    請求項5〜7記載のチェックアウトシステム。
  9. 【請求項9】前記自動決済端末は前記利用金額の精算後
    に利用控を発行する利用控発行手段を有することを特徴
    とする請求項5〜8記載のチェックアウトシステム。
JP27523796A 1996-09-27 1996-09-27 チェックアウトシステム Pending JPH10105808A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27523796A JPH10105808A (ja) 1996-09-27 1996-09-27 チェックアウトシステム

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