JPH10105607A - チャート表示方法 - Google Patents

チャート表示方法

Info

Publication number
JPH10105607A
JPH10105607A JP25494396A JP25494396A JPH10105607A JP H10105607 A JPH10105607 A JP H10105607A JP 25494396 A JP25494396 A JP 25494396A JP 25494396 A JP25494396 A JP 25494396A JP H10105607 A JPH10105607 A JP H10105607A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
value
display
scale
chart
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP25494396A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideto Shimizu
英人 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kokusai Electric Corp
Original Assignee
Kokusai Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kokusai Electric Corp filed Critical Kokusai Electric Corp
Priority to JP25494396A priority Critical patent/JPH10105607A/ja
Publication of JPH10105607A publication Critical patent/JPH10105607A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 固定スケールで表示すると、表示できなかっ
たり、変化が分かり難い場合があるという問題点を解決
し、表示データの値に応じて、全てのデータを読み取り
易く表示できるチャート表示方法を提供する。 【解決手段】 表示データの最大値と最小値の平均値に
最も近い単位値の倍数をスケール表示値の中心値とし、
表示データの最大値及び最小値が、スケール表示値の最
大値からスケール表示値の最小値の範囲内になるよう
に、且つ各スケール表示値が単位値の倍数になるように
Y軸方向のスケール表示値を設定して表示データを表示
するチャート表示方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、証券・金融・商品
関連の相場情報の表示等に用いられるチャート表示方法
に係り、特に表示データ全体を見易く表示できるチャー
ト表示方法に関する。
【0002】
【従来の技術】まず、従来のチャート表示(プリントア
ウトを含む)方法について説明する。従来のチャート表
示方法は、事前に設定された固定的な縦軸(Y軸)方向
のスケールに基づいて表示データを編集してチャートを
表示する方法であった。
【0003】従来のチャート表示における縦軸(Y軸)
方向のスケールの設定方法としては、次の3つがあっ
た。第1の設定方法としては、例えば前日終値を基準値
としてY軸の中心値に設定し、データ種別毎に、予め予
想されるデータの変動幅を鑑みてスケールを決定し、そ
のスケールに従ってチャート表示のスケール表示値を算
出して設定する方法である。
【0004】また、第2の設定方法としては、例えば前
日終値を基準値としてY軸の中心値に設定し、予め設定
された固定のスケールで、上下幅からスケール表示値を
決定して上下に設定する方法である。
【0005】また、第3の設定方法としては、チャート
表示を行う情報端末を操作するユーザがスケール表示値
設定機能等によりスケール表示値を入力する方法であ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のチャート表示方法では、何れの方法もスケール及び
スケール表示値が固定されるので、長期間のデータを表
示する場合や、リアルタイムデータの表示で急激な変動
が発生した場合に、データが設定されたスケール範囲を
超えてしまい、図5に示すように全てのデータをチャー
ト表示できない事態(図5の点線部分が表示できない箇
所)が発生するという問題点があった。
【0007】また、設定されたスケールに対してデータ
の変動幅が小さかった場合に、図6に示すように、描画
範囲に比べてチャートの変化も小さくなり、チャートの
動きが読みとりにくいという問題点があった。
【0008】また、第2のチャート表示方法を用いた場
合、基準値と上下幅の関係によっては、必ずしも情報端
末ユーザにとって感覚的に読み取り易いスケール表示値
(例えば10や100の倍数)にならず、図7に示すよ
うにスケール表示値に端数がでて見難いという問題点が
あった。図5、図6、図7は、従来のチャート表示方法
の表示例を示す説明図である。
【0009】本発明は上記実情に鑑みて為されたもの
で、全ての表示データが表示範囲に含まれるように、且
つ、感覚的に読み取り易いスケール表示値でチャート表
示することにより、全てのデータを読み取り易く表示で
きるチャート表示方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記従来例の問題点を解
決するための請求項1記載の発明は、チャート表示方法
において、表示データの最大値、最小値及び平均値に対
して、予め設定されている単位値の倍数の中で前記平均
値にもっとも近い値をスケール表示値の中心値とし、前
記最大値を上回る前記単位値の整数倍の値であって最小
の値をスケール表示値の最大値とし、前記最小値を下回
る前記単位値の整数倍の値であって最大の値をスケール
表示値の最小値として、前記各スケール表示値に基づく
スケールで前記表示データを編集して表示することを特
徴としており、表示データがチャート表示範囲を越える
ことなく、且つチャート表示範囲を最大限に使用してチ
ャートを表示し、更にスケール表示値を感覚的にとらえ
やすい値で表示できる。
【0011】上記従来例の問題点を解決するための請求
項2記載の発明は、チャート表示方法において、表示デ
ータの最大値と最小値とから平均値を求め、予め設定さ
れている単位値の倍数の中で前記平均値にもっとも近い
値を縦軸方向のスケール表示値の中心値とし、前記中心
値と前記最大値との上方向の差分と、前記中心値と前記
最小値との下方向の差分とを比較し、前記上方向の差分
が大きければ、前記最大値を上回る前記単位値の整数倍
の値であって最小の値をスケール表示値の最大値とし、
前記スケール表示値の中心値が中心となるようなスケー
ル表示値の最小値を求め、前記各スケール表示値に基づ
くスケールで前記表示データを編集して表示することを
特徴としており、表示データがチャート表示範囲を越え
ることなく、且つチャート表示範囲を最大限に使用して
チャートを表示し、更にスケール表示値を感覚的にとら
えやすい値で表示できる。
【0012】上記従来例の問題点を解決するための請求
項3記載の発明は、チャート表示方法において、表示デ
ータの最大値と最小値とから平均値を求め、予め設定さ
れている単位値の倍数の中で前記平均値にもっとも近い
値を縦軸方向のスケール表示値の中心値とし、前記中心
値と前記最大値との上方向の差分と、前記中心値と前記
最小値との下方向の差分とを比較し、前記下方向の差分
が大きければ、前記最小値を下回る前記単位値の整数倍
の値であって最大の値をスケール表示値の最小値とし、
前記スケール表示値の中心値が中心となるようなスケー
ル表示値の最大値を求め、前記各スケール表示値に基づ
くスケールで前記表示データを編集して表示することを
特徴としており、表示データがチャート表示範囲を越え
ることなく、且つチャート表示範囲を最大限に使用して
チャートを表示し、更にスケール表示値を感覚的にとら
えやすい値で表示できる。
【0013】上記従来例の問題点を解決するための請求
項4記載の発明は、チャート表示方法において、表示デ
ータの最大値と最小値とから平均値を求め、予め設定さ
れている単位値の倍数の中で前記平均値にもっとも近い
値を縦軸方向のスケール表示値の中心値とし、前記中心
値と前記最大値との上方向の差分と、前記中心値と前記
最小値との下方向の差分とを比較し、大きい方の差分を
求め、更に、予め定められた全体のスケール表示値の数
から前記中心値より上方向又は下方向に表示されるスケ
ール表示値の数を求め、前記大きい方の差分を前記単位
値と前記求めたスケール表示値の数との積で割った値よ
りも大きくてかつ最小の自然数を求め、前記単位値と前
記自然数の積をスケール間隔として前記中心値を中心に
配置してスケール表示値を表示し、前記各スケール表示
値に基づくスケールで前記表示データを編集して表示す
ることを特徴としており、表示データがチャート表示範
囲を越えることなく、且つチャート表示範囲を最大限に
使用してチャートを表示し、更にスケール表示値を感覚
的にとらえやすい値で表示できる。
【0014】上記従来例の問題点を解決するための請求
項5記載の発明は、リアルタイムで更新される表示デー
タを表示するチャート方法であって、更新するデータが
スケール表示値の最大値と同じか上回る場合、又は更新
するデータがスケール表示値の最小値と同じか下回る場
合に、請求項4記載のチャート表示方法を用いることを
特徴としており、リアルタイムな表示過程で表示データ
の値に対応した適切なスケール表示値が設定できる。
【0015】
【発明の実施の形態】請求項に係る発明について、その
実施の形態を図面を参照しながら説明する。本発明に係
るチャート表示方法は、予め設定されているスケール表
示値の単位とする単位値に基づいて、表示データの最大
値と最小値の平均値に最も近い単位値の倍数を縦軸(Y
軸)のスケール表示値の中心値とし、表示データの最大
値及び最小値が、スケール表示値の最大値からスケール
表示値の最小値の範囲内になるように、且つ各スケール
表示値が単位値の倍数になるようにY軸方向のスケール
表示値を設定して表示データを表示するものなので、全
ての表示データが表示範囲に含まれるように、且つ、感
覚的に読み取り易いスケール表示値でチャート表示する
ことにより、全てのデータを読み取り易く表示できるも
のである。
【0016】まず、本発明に係るチャート表示方法を実
現する情報表示装置のチャート表示に関連する部分の構
成について図1を使って説明する。図1は、本発明に係
るチャート表示方法を実現する情報表示装置のチャート
表示に関連する部分の構成ブロック図である。
【0017】本発明のチャート表示方法を実現する情報
表示装置(本装置)のチャート表示に関連する部分は、
表示制御部1と、記憶部2と、表示部3とから構成さ
れ、表示制御部1の内部は、スケール設定手段1aと、
チャート描画手段1bとから構成されている。
【0018】次に、本装置の各部について具体的に説明
する。表示部3は、表示データを横軸(X軸)方向の値
(例えば、時刻)に対する縦軸(Y軸)方向の値(例え
ば、金融情報)の関係をチャート形式で表示する表示部
である。
【0019】記憶部2は、表示部3に表示する表示デー
タを表示データエリア21に記憶し、予めユーザによっ
て設定された単位値を単位値エリア22に記憶する記憶
部である。
【0020】表示データエリア21は、X軸方向の値に
対するY軸方向の値というテーブル形式で表示データを
記憶するようになっている。ここでは説明を簡単にする
ために、装置のメイン記憶部(図示せず)に記憶されて
いる全データの中から、予め又はユーザによって入力部
(図示せず)から選択された期間の表示データが抽出さ
れて、記憶部2に格納されているものとして説明する。
【0021】そして、単位値エリア22は、スケール表
示値の単位とする単位値を記憶するエリアで、単位値と
は具体的に、例えば、1、10、100、1000…等
の人間が感覚的に数値の大小を判断しやすいような単位
数値である。そして、単位値は、予想される表示データ
の変動幅を鑑みて、予め情報端末ユーザによって入力部
(図示せず)から設定されるものである。
【0022】表示制御部1は、記憶部2に記憶された表
示データを編集して表示部3に表示する制御を行うもの
で、その制御処理がスケール設定処理を行うスケール設
定手段1aと、チャート描画処理を行うチャート描画手
段1bとに分かれている。
【0023】スケール設定手段1aは、記憶部2の表示
データエリア21に記憶されている表示データの値に応
じて、且つスケール表示値が単位値エリア22に記憶さ
れている単位値の倍数になるように、Y軸方向のスケー
ルを計算し、チャート図のY軸方向のスケール表示値を
設定するものである。
【0024】本発明のスケール設定手段1aにおける具
体的なスケール設定方法について、図2を参照しながら
説明する。図2は、図5の従来表示例に示した表示デー
タを、本発明のチャート表示方法を用いて表示した例を
示す説明図である。
【0025】本発明のスケール設定手段1aにおける具
体的なスケール設定方法は、表示データの中の最大値と
最小値から平均値を求め、平均値に最も近い単位値の倍
数をY軸のスケール表示値の中心値(単に、中心値と呼
ぶ)として設定する。
【0026】例えば、最大値が1060、最小値が98
0の場合は、平均値が1020であり、単位値が10で
あれば、中心値は1020となり、単位値が100であ
れば中心値は1000となる。
【0027】そして、データの最大値又は最小値で中心
値からの差が大きい方の値がチャート表示範囲内に含ま
れるように、また、各スケール表示値が何れも単位値の
倍数になるように、スケール表示値の数と単位値とから
スケール間隔を求め、中心値を中心にスケール間隔を加
減算することによって、スケール最大値及びスケール最
小値及びその間のスケール表示値を決める。
【0028】本発明のスケール設定手段1aにおけるス
ケール設定処理について、図3を使って説明する。図3
は、本発明のスケール設定手段1aにおけるスケール設
定処理の流れを示すフローチャート図である。尚、図3
では、スケール表示数が5この場合の例を示している。
【0029】本発明のスケール設定処理は、まず記憶部
2の表示データの中でデータ最大値とデータ最小値を求
め(108)、データ最大値とデータ最小値から平均値
(AVR)を求め(110)、平均値にもっとも近い単
位値の倍数である中心値(CTR)を求める(11
2)。
【0030】そして、データ最大値と中心値の差(GP
1)と、中心値とデータ最小値の差(GP2)を求め
(114)、GP1とGP2とを比較し(116)、G
P1とGP2が同じか又はGP1が大きい場合は、GP
1をGPCとし(118)、GP1が小さい場合は、G
P2をGPCとする(120)。
【0031】そして、GPCの値から、(単位値×k×
n)がGPCより大きくなるような最小のn(nは自然
数)を求める(122)。但し、ここでkは、予め定め
られた全体のスケール表示値の数から、中心値より上方
向又は下方向に表示されるスケール表示値の数で、実際
は(スケール表示数−1)/2で求めた値であり、図3
においてはスケール表示数が5であるので、kは2とな
る。そして、求めたnと単位値との積がスケール間隔で
ある。
【0032】そして、nを用いてスケール表示値を決定
し(124)、スケール設定処理を終了する。ここで、
処理124のスケール表示値の決定は、図3に示すよう
に、5つのスケール表示値を求める場合は、上から順に
CTR+(単位値×2×n)、CTR+(単位値×
n)、CTR、CTR−(単位値×n)、CTR−(単
位値×2×n)で求めることができる。
【0033】チャート描画手段1bは、スケール設定処
理1aで設定されたスケール表示値に基づくスケールに
従って記憶部2の表示データを編集して、スケール表示
値及び編集データを表示部3に出力して表示させるもの
である。
【0034】次に、本発明のチャート表示方法を用いた
表示例について図2を用いて説明する。図2の例では、
データの値動きの範囲が980円〜1060円であり、
スケール表示数が5、単位値が10円の場合とする。
【0035】データの値動きの範囲が980円〜106
0円であるので、データ最大値が1060円、データ最
小値が980円であり、平均値(AVR)が1020円
となり、単位値として10円が設定されているので、中
心値(CTR)は、1020円となる。
【0036】データ最大値及びデータ最小値と中心値と
の差(GP1、GP2)が何れも40円であることから
GPCは40円となり、スケール表示数が5であるか
ら、kは2となり、nは3となる。その結果、スケール
表示値は、上から順に1080、1050、1020、
990、960となり、チャート図は図2に示すように
なる。
【0037】また、本発明のチャート表示方法を例えば
刻々送信されてくるリアルタイムデータの表示に使用す
る場合は、スケール最大値とスケール最小値とを記憶
し、受け取った更新データがスケール最小値又はスケー
ル最大値と同じか、スケール最小値〜スケール最大値の
間のチャート表示範囲を超えている場合は、スケール設
定手段1aを行ってからチャート描画手段1bを行うよ
うにすれば、随時適切なスケールでチャート表示を行う
ことができる。
【0038】本発明のチャート表示方法をリアルタイム
データの表示に用いる際の処理の流れについて、図4を
使って説明する。図4は、本発明のチャート表示方法を
リアルタイムデータの表示に用いる際の処理の流れを示
すフローチャート図である。
【0039】本発明のチャート表示方法をリアルタイム
データの表示に用いる際の処理は、データ更新が発生す
ると、更新データの値とスケール最大値を比較し(20
0)、更新データ値がスケール最大値より小さい場合
は、更新データの値とスケール最小値を比較し(20
2)、更新データ値がスケール最小値より大きい場合
は、チャート描画手段1bのチャート描画処理を行う
(206)。
【0040】一方、処理200において、更新データ値
がスケール最大値より小さくない場合、又は処理202
において、更新データ値がスケール最小値より大きくな
い場合は、スケール設定手段1aのスケール設定処理を
行ってから(204)、チャート描画手段1bのチャー
ト描画処理を行う(206)。
【0041】尚、本発明のチャート表示方法と、従来の
スケール固定の表示方法とを、ユーザ入力により切り換
えられるようにしてもよい。また、上記説明では、表示
部3の表示エリアが固定で、スケール表示数が予め固定
されている場合で説明したが、例えばウインドウシステ
ムのように、表示部3の表示エリアのサイズが可変の場
合は、表示エリアのサイズに対するスケール表示数を記
憶し、記憶された表示エリアのサイズに応じてスケール
表示値を計算するようにしてもよい。
【0042】上記説明では、Y軸方向のスケール設定に
ついて説明したが、X軸方向についても同様の方法で、
記憶部2に記憶されている表示データの数又はX軸方向
の値(例えば時刻)と表示部3の表示エリアサイズとの
関係からスケールを設定してチャート表示を行う方法も
ある。
【0043】また、逆にスケール表示の文字サイズとの
関連からX軸方向のスケールは固定とし、記憶部2に表
示データを取り込む手段と関連付けることによって、
表示部3の表示エリアサイズに応じてX軸方向の表示範
囲(例えば、表示するデータの発生時刻範囲)を変動す
るようにしてもよい。
【0044】本発明のチャート表示方法によれば、Y軸
方向のスケールを表示データの最大値と最小値から決定
するものであるので、表示データがチャート表示範囲を
越えることなく、且つチャート表示範囲を最大限に使用
してチャートを表示でき、全てのデータをチャート表示
範囲内に表示できる効果がある。
【0045】また、本発明のチャート表示方法によれ
ば、全てのスケール表示値を予め設定された単位値の倍
数になるように設定するので、スケール表示値を感覚的
にとらえやすい値で表示でき、ユーザにとって見易く表
示できる効果がある。
【0046】また、本発明のチャート表示方法をリアル
タイムデータの表示に使用すれば、表示過程でスケール
表示値が表示データの値に対応して適切に設定されるの
で、全てのデータを読み取り易く、見易く表示できる効
果がある。
【0047】本発明のチャート表示方法と従来の固定ス
ケールの表示方法とを、ユーザ入力により切り換えるこ
とにより、必要に応じて本発明のチャート表示方法を採
用することができる効果がある。
【0048】また、本発明のチャート表示方法をウイン
ドウシステム下で使用すれば、ウインドウサイズに応じ
た適切なスケールでチャート表示を行うことができる効
果がある。
【0049】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、表示デー
タの最大値、最小値及び平均値に対して、予め設定され
ている単位値の倍数の中で平均値にもっとも近い値をス
ケール表示値の中心値とし、最大値を上回る単位値の整
数倍の値であって最小の値をスケール表示値の最大値と
し、最小値を下回る単位値の整数倍の値であって最大の
値をスケール表示値の最小値として、各スケール表示値
に基づくスケールで表示データを編集して表示するチャ
ート表示方法としているので、表示データがチャート表
示範囲を越えることなく、且つチャート表示範囲を最大
限に使用してチャートを表示し、更にスケール表示値を
感覚的にとらえやすい値で表示でき、全てのデータを読
み取り易く表示できる効果がある。
【0050】請求項2記載の発明によれば、表示データ
の最大値と最小値とから平均値を求め、予め設定されて
いる単位値の倍数の中で平均値にもっとも近い値を縦軸
方向のスケール表示値の中心値とし、中心値と最大値と
の上方向の差分のほうが中心値と最小値との下方向の差
分より大きければ、最大値を上回る単位値の整数倍の値
であって最小の値をスケール表示値の最大値とし、スケ
ール表示値の中心値が中心となるようなスケール表示値
の最小値を求め、各スケール表示値に基づくスケールで
表示データを編集して表示するチャート表示方法として
いるので、表示データがチャート表示範囲を越えること
なく、且つチャート表示範囲を最大限に使用してチャー
トを表示し、更にスケール表示値を感覚的にとらえやす
い値で表示でき、全てのデータを読み取り易く表示でき
る効果がある。
【0051】請求項3記載の発明によれば、表示データ
の最大値と最小値とから平均値を求め、予め設定されて
いる単位値の倍数の中で平均値にもっとも近い値を縦軸
方向のスケール表示値の中心値とし、中心値と最大値と
の上方向の差分より中心値と最小値との下方向の差分の
方が大きければ、最小値を下回る単位値の整数倍の値で
あって最大の値をスケール表示値の最小値とし、スケー
ル表示値の中心値が中心となるようなスケール表示値の
最大値を求め、各スケール表示値に基づくスケールで表
示データを編集して表示するチャート表示方法としてい
るので、表示データがチャート表示範囲を越えることな
く、且つチャート表示範囲を最大限に使用してチャート
を表示し、更にスケール表示値を感覚的にとらえやすい
値で表示でき、全てのデータを読み取り易く表示できる
効果がある。
【0052】請求項4記載の発明によれば、表示データ
の最大値と最小値とから平均値を求め、予め設定されて
いる単位値の倍数の中で平均値にもっとも近い値を縦軸
方向のスケール表示値の中心値とし、中心値と最大値と
の上方向の差分と、中心値と最小値との下方向の差分と
を比較し、大きい方の差分を求め、更に、予め定められ
た全体のスケール表示値の数から中心値より上方向又は
下方向に表示されるスケール表示値の数を求め、大きい
方の差分を単位値と求めたスケール表示値の数との積で
割った値よりも大きくてかつ最小の自然数を求め、単位
値と自然数の積をスケール間隔として中心値を中心に配
置してスケール表示値を表示し、各スケール表示値に基
づくスケールで表示データを編集して表示するチャート
表示方法としているので、表示データがチャート表示範
囲を越えることなく、且つチャート表示範囲を最大限に
使用してチャートを表示し、更にスケール表示値を感覚
的にとらえやすい値で表示でき、全てのデータを読み取
り易く表示できる効果がある。
【0053】請求項5記載の発明によれば、リアルタイ
ムで更新される表示データを表示するチャート方法であ
って、更新するデータがスケール表示値の最大値と同じ
か上回る場合、又は更新するデータがスケール表示値の
最小値と同じか下回る場合に、請求項4記載のチャート
表示方法を用いるチャート表示方法としているので、リ
アルタイムな表示過程で表示データの値に対応した適切
なスケール表示値が設定でき、全てのデータを読み取り
易く、見易く表示できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るチャート表示方法を実現する情報
表示装置のチャート表示に関連する部分の構成ブロック
図である。
【図2】図5の従来表示例に示した表示データを、本発
明のチャート表示方法を用いて表示した例を示す説明図
である。
【図3】本発明のスケール設定手段1aにおけるスケー
ル設定処理の流れを示すフローチャート図である。
【図4】本発明のチャート表示方法をリアルタイムデー
タの表示に用いる際の処理の流れを示すフローチャート
図である。
【図5】従来のチャート表示方法の表示例を示す説明図
である。
【図6】従来のチャート表示方法の表示例を示す説明図
である。
【図7】従来のチャート表示方法の表示例を示す説明図
である。
【符号の説明】
1…表示制御部、 1a…スケール設定手段、 1b…
チャート描画手段、2…記憶部、21…表示データエリ
ア、 22…単位値エリア、 3…表示部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示データの最大値、最小値及び平均値
    に対して、予め設定されている単位値の倍数の中で前記
    平均値にもっとも近い値をスケール表示値の中心値と
    し、前記最大値を上回る前記単位値の整数倍の値であっ
    て最小の値をスケール表示値の最大値とし、前記最小値
    を下回る前記単位値の整数倍の値であって最大の値をス
    ケール表示値の最小値として、前記各スケール表示値に
    基づくスケールで前記表示データを編集して表示するこ
    とを特徴とするチャート表示方法。
  2. 【請求項2】 表示データの最大値と最小値とから平均
    値を求め、予め設定されている単位値の倍数の中で前記
    平均値にもっとも近い値を縦軸方向のスケール表示値の
    中心値とし、前記中心値と前記最大値との上方向の差分
    と、前記中心値と前記最小値との下方向の差分とを比較
    し、前記上方向の差分が大きければ、前記最大値を上回
    る前記単位値の整数倍の値であって最小の値をスケール
    表示値の最大値とし、前記スケール表示値の中心値が中
    心となるようなスケール表示値の最小値を求め、前記各
    スケール表示値に基づくスケールで前記表示データを編
    集して表示することを特徴とするチャート表示方法。
  3. 【請求項3】 表示データの最大値と最小値とから平均
    値を求め、予め設定されている単位値の倍数の中で前記
    平均値にもっとも近い値を縦軸方向のスケール表示値の
    中心値とし、前記中心値と前記最大値との上方向の差分
    と、前記中心値と前記最小値との下方向の差分とを比較
    し、前記下方向の差分が大きければ、前記最小値を下回
    る前記単位値の整数倍の値であって最大の値をスケール
    表示値の最小値とし、前記スケール表示値の中心値が中
    心となるようなスケール表示値の最大値を求め、前記各
    スケール表示値に基づくスケールで前記表示データを編
    集して表示することを特徴とするチャート表示方法。
  4. 【請求項4】 表示データの最大値と最小値とから平均
    値を求め、予め設定されている単位値の倍数の中で前記
    平均値にもっとも近い値を縦軸方向のスケール表示値の
    中心値とし、前記中心値と前記最大値との上方向の差分
    と、前記中心値と前記最小値との下方向の差分とを比較
    し、大きい方の差分を求め、更に、予め定められた全体
    のスケール表示値の数から前記中心値より上方向又は下
    方向に表示されるスケール表示値の数を求め、前記大き
    い方の差分を前記単位値と前記求めたスケール表示値の
    数との積で割った値よりも大きくてかつ最小の自然数を
    求め、前記単位値と前記自然数の積をスケール間隔とし
    て前記中心値を中心に配置してスケール表示値を表示
    し、前記各スケール表示値に基づくスケールで前記表示
    データを編集して表示することを特徴とするチャート表
    示方法。
  5. 【請求項5】 リアルタイムで更新される表示データを
    表示するチャート方法であって、更新するデータがスケ
    ール表示値の最大値と同じか上回る場合、又は更新する
    データがスケール表示値の最小値と同じか下回る場合
    に、請求項4記載のチャート表示方法を用いることを特
    徴とするチャート表示方法。
JP25494396A 1996-09-26 1996-09-26 チャート表示方法 Pending JPH10105607A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25494396A JPH10105607A (ja) 1996-09-26 1996-09-26 チャート表示方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25494396A JPH10105607A (ja) 1996-09-26 1996-09-26 チャート表示方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10105607A true JPH10105607A (ja) 1998-04-24

Family

ID=17272020

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25494396A Pending JPH10105607A (ja) 1996-09-26 1996-09-26 チャート表示方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10105607A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5574206B1 (ja) * 2013-11-05 2014-08-20 株式会社イースティル チャート表示装置、チャート表示方法、プログラムおよびチャート表示システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5574206B1 (ja) * 2013-11-05 2014-08-20 株式会社イースティル チャート表示装置、チャート表示方法、プログラムおよびチャート表示システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10643357B2 (en) Graphical display with integrated recent period zoom and historical period context data
US8044959B2 (en) Graphical display with integrated recent period zoom and historical period context data
US20010050687A1 (en) Three-dimensional object display system, three-dimensional object display method and recording medium recording a three-dimensional object display program
JP2002215901A (ja) 情報表示装置
JPH10105607A (ja) チャート表示方法
US20100066729A1 (en) Digital photo frame capable of adjusting digital image and method thereof
JPH11282941A (ja) 色によるセルデータ強調表示方法
JPH0887550A (ja) グラフデータ編集方法及び情報表示端末装置
JP3648716B2 (ja) 情報端末装置
JP3160044B2 (ja) チッカーボード及びその制御方法
JPS63261462A (ja) 棚割管理システム
JPH11102389A (ja) 情報表示装置
JPH04251325A (ja) マルチウィンドウシステムの音量制御方式
JP3041526B2 (ja) プレゼンテーション支援システム
JP2002063343A (ja) 料理レシピ提供装置および方法
CN112000419A (zh) 一种节目编辑界面展示调整方法及系统
JPH04323721A (ja) ウィンドウ表示方式
JPH1049499A (ja) 表示データ作成装置
JPH04324494A (ja) 情報表示装置
JPH06348241A (ja) 情報処理装置
JPH04243423A (ja) メッセージ表示制御方式
JPH04165502A (ja) 制御機器の設定表示装置に於けるグラフ表示画面制御システム
JPH05181852A (ja) 可変倍率表示方式
JPH09160744A (ja) 施設管理用画面表示装置
JP2001242976A (ja) 画面表示領域の自動更新システムと方法

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060509

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060912